JPH10200386A - クロック検出装置及びクロック周波数弁別装置 - Google Patents

クロック検出装置及びクロック周波数弁別装置

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Publication number
JPH10200386A
JPH10200386A JP9003184A JP318497A JPH10200386A JP H10200386 A JPH10200386 A JP H10200386A JP 9003184 A JP9003184 A JP 9003184A JP 318497 A JP318497 A JP 318497A JP H10200386 A JPH10200386 A JP H10200386A
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JP
Japan
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clock
frequency
input
reference clock
circuit
Prior art date
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JP9003184A
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Inventor
Yoshiki Yamamoto
芳樹 山本
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同期式通信おいて、入力クロックの検出及び
入力クロックの周波数の弁別を簡易な回路構成で実現す
ること。 【解決手段】 入力クロックfcを入力クロック分周部
11aで分周し、カウント部14aのリセットパルスと
する。また基準クロック発振部12aの基準クロックf
o(fo>fc)を基準クロック分周部13aで分周
し、カウント部14aのクロックパルスとする。カウン
ト部14aの計数結果は出力デコード部15aでデコー
ドされる。計数結果が一定値を越えれば入力クロックが
無しか、別の周波数のものと判定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像、音声、デー
タ等の通信や放送等に使用する受信装置において、入力
クロックの有無の検出するクロック検出装置と、入力ク
ロックの周波数を弁別するクロック周波数弁別装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】データ通信等において、データを他の装
置又は自装置の回路から入力する場合、データと共にデ
ータに同期した入力クロックを受信することにより、デ
ータを正しく受信する同期方式のデータ転送方法があ
る。この方法では受信側の装置等で、入力クロックに基
づいてデータを処理するので、クロックがノイズ等で正
しく伝送されなかったり、又はデータのみが入力された
場合、受信側の装置等ではデータを正しく処理すること
ができない。特に変調器のように、入力されたデータを
基に変調処理を施して出力する装置では、クロックが入
力されないと無変調波を出力することになり、実効送信
電力が規定値が越えることから、電波法にも違反となる
恐れがある。そこで入力クロックの状態を検出するクロ
ック検出装置が必要となる。
【0003】従来のクロック検出装置の一例を図5に簡
単に示す。クロック検出装置40は積分回路部41と電
圧感知部42とを含んで構成される。まず入力クロック
を積分回路部41で積分し、クロックの波形を平滑化す
る。電圧感知部42は積分回路部41で平滑化された信
号のレベルを検出する。もし、デューティー比50%の
入力クロックが入力されていれば、平滑化された信号は
入力クロックのハイレベル(H)の電圧とローレベル
(L)の電圧の中間値を示す。この電圧レベルを電圧感
知部42が検出することにより、入力クロックの有無を
検出する。
【0004】また、同期式のデータ転送においては転送
レートが複数存在する、即ち入力クロックの周波数が複
数種類存在するので、転送レートに応じてデータを受信
又は送信する場合、クロックの周波数を知る必要があ
る。この場合、予めどの周波数のクロックが入力される
か知っておくか、又は入力クロックの周波数を測定する
必要がある。
【0005】このような入力クロックの周波数を測定す
る従来のクロック周波数弁別装置50の一例を図6に示
す。クロック周波数弁別装置50は入力クロックカウン
ト部51、CPU52、基準クロック発振部53を含ん
で構成される。
【0006】まず、入力クロックを入力クロックカウン
ト部51で計数し、一定回数毎にCPU52に対して計
数値と割り込み信号を発行する。一方、CPU52では
基準クロック発振部53で生成された基準クロックで内
部カウンタをカウントアップしていく。CPU52では
入力クロックカウント部21からの割り込み信号を認識
する度に、内部カウンタの値と入力クロックカウント部
51の計数値を取り込む。CPU52では、既知の周波
数である基準クロックでカウントアップした内部カウン
タの計数値と、入力クロックカウント部51の計数値
(増加分)を比較し、入力クロックの周波数を計算す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
クロック検出装置40では、入力クロックを積分するよ
うにしているため、同じ周波数のクロックでもデューテ
ィ比が50%でないと、感知する電圧レベルが異なり、
入力クロックの有無を正しく検出できない場合があっ
た。
【0008】また、入力クロックの電圧レベルが規定値
より低い場合、受信側の装置等では正しくクロックが受
信できないにも関わらず、デューティ比や、感知する電
圧レベルの設定により、正しくクロックが入力されてい
ると誤って認識することがあった。
【0009】また複数の伝送レートのうち、どの伝送レ
ートかを認識するにはおおよその周波数の値がわかれば
よい。それにも係わらず従来のクロック周波数弁別装置
では計数値を把握するためCPUを用いて信号を処理し
ていた。
【0010】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、入力クロックを分周したクロ
ックと、基準クロックを分周したクロックとを簡単な構
成のカウンタを用いて比較することより、入力クロック
のデューティ比に影響を受けないで入力クロックの有無
を正しく確認できるクロック検出装置を実現することを
第1の目的とする。
【0011】また、入力クロックと基準クロックの周波
数を定量的に比較することにより、CPUを用いないで
入力クロックの周波数を計数し、データの転送レートを
弁別するクロック周波数弁別装置を実現することを第2
の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような課題を達成す
るために本願の請求項1記載の発明は、入力クロックを
分周するクロック分周回路と、基準クロックを発振する
基準クロック発振回路と、前記基準クロックを分周する
基準クロック分周回路と、前記クロック分周回路の出力
する分周クロックと前記基準クロック分周回路の出力す
る分周基準クロックとを入力し、前記入力クロックの周
波数が所定範囲内か否かを判定する判定回路と、を具備
することを特徴とするものである。
【0013】また本願の請求項2記載の発明は、入力ク
ロックを分周する第1のクロック分周回路、基準クロッ
クを発振する第1の基準クロック発振回路、前記基準ク
ロックを分周する第1の基準クロック分周回路、前記第
1のクロック分周回路の出力する分周クロックと前記第
1の基準クロック分周回路の出力する分周基準クロック
とを入力し、前記入力クロックの周波数が所定範囲内か
否かを判定する第1の判定回路を有する第1の入力クロ
ック検出部と、前記入力クロックの極性を反転する反転
回路、前記反転回路から出力された反転入力クロックを
分周する第2のクロック分周回路、基準クロックを発振
する第2の基準クロック発振回路、前記基準クロックを
分周する第2の基準クロック分周回路、前記第2のクロ
ック分周回路の出力する分周クロックと前記第2の基準
クロック分周回路の出力する分周基準クロックとを入力
し、前記反転入力クロックの周波数が所定範囲内か否か
を判定する第2の判定回路を有する第2の入力クロック
検出部と、前記第1の入力クロック検出部の検出結果と
前記第2の入力クロック検出部の検出結果とを入力し、
それらの論理和を演算する論理和部と、を具備すること
を特徴とするものである。
【0014】また本願の請求項3記載の発明は、入力ク
ロックを分周するクロック分周回路と、基準クロックを
入力する基準クロック入力回路と、前記基準クロック入
力回路で得られた基準クロックを分周する基準クロック
分周回路と、前記クロック分周回路の出力する分周クロ
ックと前記基準クロック分周回路の出力する分周基準ク
ロックとを入力し、前記入力クロックの周波数が所定範
囲内か否かを判定する判定回路と、を具備することを特
徴とするものである。
【0015】また本願の請求項4記載の発明は、入力ク
ロックを分周する第1のクロック分周回路、基準クロッ
クを入力する第1の基準クロック入力回路、前記基準ク
ロックを分周する第1の基準クロック分周回路、前記第
1のクロック分周回路の出力する分周クロックと前記第
1の基準クロック分周回路の出力する分周基準クロック
とを入力し、前記入力クロックの周波数が所定範囲内か
否かを判定する第1の判定回路を有する第1の入力クロ
ック検出部と、前記入力クロックの極性を反転する反転
回路、前記反転回路から出力された反転入力クロックを
分周する第2のクロック分周回路、基準クロックを入力
する第2の基準クロック入力回路、前記第2の基準クロ
ックを分周する第2の基準クロック分周回路、前記第2
のクロック分周回路の出力する分周クロックと前記第2
の基準クロック分周回路の出力する分周基準クロックと
を入力し、前記反転入力クロックの周波数が所定範囲内
か否かを判定する第2の判定回路を有する第2の入力ク
ロック検出部と、前記第1の入力クロック検出部の検出
結果と前記第2の入力クロック検出部の検出結果とを入
力し、それらの論理和を演算する論理和部と、を具備す
ることを特徴とするものである。
【0016】また本願の請求項5記載の発明では、前記
基準クロック入力回路は、内部基準クロックを発振する
基準クロック発振回路と、外部から入力される外部基準
クロック、又は前記基準クロック発振回路の出力する内
部基準クロックのうち、一方の基準クロックを選択する
基準クロック選択回路とを有することを特徴とするもの
である。
【0017】また本願の請求項6記載の発明は、入力ク
ロックを分周するクロック分周回路と、基準クロックを
発振する基準クロック発振回路と、前記基準クロックを
分周する基準クロック分周回路と、前記クロック分周回
路の出力する分周クロックと前記基準クロック分周回路
の出力する分周基準クロックとを入力し、前記分周クロ
ックに対する前記分周基準クロックの周波数の比により
前記入力クロックの周波数を検出する検出回路と、を具
備することを特徴とするものである。
【0018】また本願の請求項7記載の発明は、入力ク
ロックを分周する第1のクロック分周回路、基準クロッ
クを発振する第1の基準クロック発振回路、前記基準ク
ロックを分周する第1の基準クロック分周回路、前記第
1のクロック分周回路の出力する分周クロックと前記第
1の基準クロック分周回路の出力する分周基準クロック
とを入力し、前記分周クロックに対する前記分周基準ク
ロックの周波数の比により前記入力クロックの一部のパ
ルス数を検出する第1の検出回路を有する第1の入力ク
ロック検出部と、前記入力クロックの極性を反転する反
転回路、前記反転回路から出力された反転入力クロック
を分周する第2のクロック分周回路、基準クロックを発
振する第2の基準クロック発振回路、前記基準クロック
を分周する第2の基準クロック分周回路、前記第2のク
ロック分周回路の出力する分周クロックと前記第2の基
準クロック分周回路の出力する分周基準クロックとを入
力し、前記分周クロックに対する前記分周基準クロック
の周波数の比により前記入力クロックの残りのパルス数
を検出する第2の検出回路を有する第2の入力クロック
検出部と、前記第1の入力クロック検出部の検出結果と
前記第2の入力クロック検出部の検出結果とを入力し、
それらの加算値を入力クロックの周波数として出力する
加算部と、を具備することを特徴とするものである。
【0019】また本願の請求項8記載の発明は、入力ク
ロックを分周するクロック分周回路と、基準クロックを
入力する基準クロック入力回路と、前記基準クロック入
力回路で得られた基準クロックを分周する基準クロック
分周回路と、前記クロック分周回路の出力する分周クロ
ックと前記基準クロック分周回路の出力する分周基準ク
ロックとを入力し、前記分周クロックに対する前記分周
基準クロックの周波数の比により前記入力クロックの周
波数を検出する検出回路と、を具備することを特徴とす
るものである。
【0020】また本願の請求項9記載の発明は、入力ク
ロックを分周する第1のクロック分周回路、基準クロッ
クを入力する第1の基準クロック入力回路、前記基準ク
ロックを分周する第1の基準クロック分周回路、前記第
1のクロック分周回路の出力する分周クロックと前記第
1の基準クロック分周回路の出力する分周基準クロック
とを入力し、前記分周クロックに対する前記分周基準ク
ロックの周波数の比により前記入力クロックのパルス幅
を検出する第1の検出回路を有する第1の入力クロック
検出部と、前記入力クロックの極性を反転する反転回
路、前記反転回路から出力された反転入力クロックを分
周する第2のクロック分周回路、基準クロックを入力す
る第2の基準クロック入力回路、前記第2の基準クロッ
クを分周する第2の基準クロック分周回路、前記第2の
クロック分周回路の出力する分周クロックと前記第2の
基準クロック分周回路の出力する分周基準クロックとを
入力し、前記分周クロックに対する前記分周基準クロッ
クの周波数の比により前記入力クロックの残りのパルス
数を検出する第2の検出回路を有する第2の入力クロッ
ク検出部と、前記第1の入力クロック検出部の検出結果
と前記第2の入力クロック検出部の検出結果とを入力
し、それらの加算値を入力クロックの周波数として出力
する加算部と、を具備することを特徴とするものであ
る。
【0021】また本願の請求項10記載の発明では、前
記基準クロック入力回路は、内部基準クロックを発振す
る基準クロック発振回路と、外部から入力される外部基
準クロック、又は前記基準クロック発振回路の出力する
内部基準クロックのうち、一方の基準クロックを選択す
る基準クロック選択回路とを有することを特徴とするも
のである。
【0022】このような構成によれば、入力クロックの
デューティー比に関わらず、クロックの有無を確実に検
出することができる。また、入力クロックの電圧レベル
が規定値に達していない場合にも、入力クロックの有無
を判定することができる。更に、複数又は単一の転送デ
ータのクロック周波数の概略値を測定する場合、小規模
な回路で測定装置が実現できる。また入力されたデータ
がどの転送レートのデータであるかを容易に認識でき
る。
【0023】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)本発明の第1の実施の形態におけるク
ロック検出装置とクロック周波数弁別装置とについて図
1と図2を参照しながら説明する。図1は本実施の形態
のクロック検出装置の構成を示すブロック図であ、図2
は本実施の形態のクロック周波数弁別装置の構成を示す
ブロック図である。クロック検出装置とクロック周波数
弁別装置との機能区分は、以下に説明するカウント部以
降の信号処理方法によって区別される。各装置を構成す
る入力クロック分周部からカウント部までのハードウェ
アは同一であるので、図1及び図2において同一部分は
同一の符号を付け、図1を中心に説明する。
【0024】図1に示すように本実施の形態のクロック
検出装置は、2系統の入力クロック検出部10a,10
bと、論理和部17とにより構成される。第1の入力ク
ロック検出部10aには、入力クロック分周部11a、
基準クロック発振部12a、基準クロック分周部13
a、カウント部14a、出力デコード部15aが設けら
れている。同様に第2の入力クロック検出部10bに
は、入力クロック分周部11b、基準クロック発振部1
2b、基準クロック分周部13b、カウント部14b、
出力デコード部15bに加えて、反転回路16が設けら
れている。
【0025】入力ロック分周部11aは、入力クロック
fcを1/nに分周して分周パルスprを生成する回路
である。基準クロック発振部12aは入力クロックfc
より高い周波数の基準クロックfoを生成する回路であ
る。基準クロック分周部13aは基準クロックfoを1
/mに分周してパルスpcを生成する回路である。カウ
ント部14aはリセット入力端Rとクロック入力端CL
を有するカウンタで、クロック入力端CLにパルスpc
を入力してその数を計数し、リセット入力端Rのパルス
prで計数値をリセットするものである。
【0026】出力デコード部15aはカウント部14a
の計数値をデコードする回路である。出力デコード部1
5aは例えばデジタルコンパレータで構成され、カウン
ト部14aの計数値が所定範囲内か否かを判定する回路
である。特に計数値が所定数以上であれば入力クロック
fcが入力クロック検出部10aに入力されないと判定
する。
【0027】入力クロック検出部10bにおいて、反転
回路16は入力クロックfcの極性を反転する回路であ
り、その出力は入力クロック分周部11bに与えられ
る。入力クロック検出部10b内の入力クロック分周部
11b、基準クロック発振部12b、基準クロック分周
部13b、カウント部14b、出力デコード部15bの
機能は、夫々入力クロック検出部10aのものと同一で
ある。論理和部17は出力デコード部15aのデコード
結果と出力デコード部15bのデコード結果の論理和を
演算する回路である。ここでカウント部と出力デコード
部は、入力クロックの周波数が所定範囲内か否かを判定
する判定回路を構成している。
【0028】次に図2に示すクロック周波数弁別装置に
ついて、図1と異なる部分を説明する。入力クロック検
出部10c内のカウント部14aの計数値は出力デコー
ド部15aと加算部18に与えられる。また、入力クロ
ック検出部10d内のカウント部14bの計数値は出力
デコード部15bと加算部18に与えられる。カウント
部14a、14bの計数値は、BCD又は他の数値表現
形式のいずれでもよい。加算部18はカウント部14a
の出力する第1計数値とカウント部14bの出力する第
2計数値とを加算する回路である。
【0029】先ずクロック検出装置の動作について図1
を用いて説明する。一例として入力クロックfcの繰り
返し周波数を1MHz、基準クロックfoの繰り返し周
波数を10MHzとする。
【0030】まず入力クロックfcは入力クロック分周
部11aに与えられる。ここでn=2とすると、入力ク
ロック分周部11aから500KHzのパルスprが出
力される。またm=1とすると、基準クロック発振部1
2aで発振した基準クロックfoは分周されず、10M
Hzのパルスpcが基準クロック分周部13aから出力
される。そしてパルスprはカウント部14aのリセッ
ト入力端子Rに与えられ、パルスpcはカウント部14
aのクロック入力端子CLに与えられる。
【0031】もし、入力クロックfcが予定通り1MH
zで入力されているならば、入力クロック分周部11a
で1/2に分周したパルスprにおいて、その電圧レベ
ルが=1μsのL期間が発生する。基準クロック分周部
13aの出力パルスpcの周波数は10MHzであるの
で、1μsという時間は基準クロック分周部13aの出
力の10パルス分に相当する。カウント部14aのリセ
ット入力端RがHレベルのとき有効であるとすれば、カ
ウント部14aのクロック入力端CLに入力されるパル
スpcに対して、10パルス毎にリセットが有効とな
る。即ち、このよな入力条件が満たされている限り、カ
ウント部14aの出力計数値は10を越えることはな
い。
【0032】もし、入力クロックfcが入力されなけれ
ば、カウント部14aはカウントアップを続け、計数値
は10を越える。よって、出力デコード部15aでの比
較演算が「入力数≦10」で真と設定されている場合、
カウント部14aの出力する計数値が10を越えれば、
出力デコード部15aは入力クロックなしと判定する擬
の信号を出力する。これにより入力クロック検出部10
aだけで入力クロックの有無を検出できる。
【0033】次に入力クロックfcが全く入力されなけ
れば、基準クロックfoの周波数に関係なく入力クロッ
ク分周部11aの出力がH又はLレベルに保持され、カ
ウント部14aが常にリセットがかかった状態か、常時
カウントイネーブルの状態となる。カウントイネーブル
の場合、入力部にノイズが加わっただけでカウント部1
4aの出力計数値が1以上になり、その時点で入力クロ
ックが入力されたと判断される。このように一方の入力
クロック検出部10aだけの構成では、入力クロックが
入力されなくても、クロックありと判断されてしまう恐
れがある。
【0034】なお、入力クロックfcの周波数及び基準
クロックfoの周波数が、前記の仮定と異なる場合で
も、入力クロック分周部11a及び基準クロック分周部
13aの分周比の設定、及び出力デコード部15aのデ
コード方法を変更することにより、入力クロックの有無
を検出することができる。しかし、入力クロックfcの
電圧値が規定値から外れている場合は、入力クロック分
周部11aが動作不可能となるので、結果的に入力クロ
ックなしと判断される恐れがある。
【0035】次に、入力クロック分周部11aの分周比
が1/1の場合を考える。カウント部14aのリセット
入力端RがHレベルで有効の場合、入力クロックfcの
波形において、Hレベルの期間がLレベルの期間に比較
して十分長い場合では、カウント部14aの計数値は0
のままとなる。このため計数値が規定値(前記の仮定で
は10)を越えないため、入力クロックfcが入力され
ていると誤って判断される恐れがある。
【0036】このような不都合を防ぐために入力クロッ
ク検出部10aと同じ構成の入力クロック検出部10b
を設けている。この入力クロック検出部10bでは、入
力クロックfcを反転回路16を用いて反転し、もう一
つの入力クロック分周部11bに入力する。出力デコー
ド部15bにおいて入力クロックの有無を判定するため
の判定基準値を、出力デコード部15aの判定基準値と
同じに設定する。そして出力デコード部15aの出力値
と出力デコード部15bの出力値の論理和をとる。
【0037】このような二重構成にすることにより、入
力クロックfcが入力されている限りでは、カウント部
15a及びカウント部15bのいずれも入力クロックが
入力される毎にリセットがかかるので、入力クロック検
出部10aと入力クロック検出部10bとが一体になっ
て入力クロックの有無を正確に検出することができる。
【0038】入力クロックfcがない場合は、カウント
部14aかカウント部14bのいずれかが所定範囲を越
えるので、入力クロック検出部10aか入力クロック検
出部10bのいずれかが入力クロックが無いことを判定
できる。
【0039】なお、基準クロック発振部12aと基準ク
ロック発振部12b、及び基準クロック分周部13aと
基準クロック分周部13bは、基準クロックの周波数が
同一である限り、夫々共用可能である。
【0040】また、入力クロックの周波数が基準クロッ
クの周波数より低い場合は、入力クロック分周部11a
と入力クロック分周部11bは省略可能となる場合があ
る。また、入力クロックの周波数が基準クロックの周波
数より高い場合は、基準クロック分周部13aと基準ク
ロック分周部13bは省略可能となる場合がある。
【0041】次に、図2を用いて入力クロックの周波数
を弁別するクロック周波数弁別装置の動作例を説明す
る。入力クロック分周部11a、11bの分周比1/n
が1/2以下の場合は、入力クロック分周部11a、1
1bで分周されたクロックは、一般的にはデューティ比
が0.5になる場合が多い。この場合は入力クロックの
周波数fcを測定又は弁別するには、入力クロック検出
部10c又は10dの一方だけを用いればよい。ここで
は第1の入力クロック検出部10cを用いて動作を説明
する。
【0042】入力クロックfcの周波数が1MHz、2
MHz、3MHzの3種類あり、基準クロックfoの周
波数が10MHzとする。そして入力クロックが何MH
zのクロックであるかの検出を行うものとする。
【0043】入力クロック分周部11aの分周比1/n
を1/2とし、基準クロック分周部13aの分周比1/
mを1/1とする。入力クロックfcの周波数が1MH
zのときには、入力クロック分周部11aの出力パルス
prの周波数は500kHzとなる。従ってパルスpr
の電圧レベルが1μs毎にHレベルとLレベルに変化す
る。
【0044】また入力クロックfcの周波数が2MHz
のときには、パルスprの周波数が1MHzとなり、パ
ルスprの電圧レベルが0.5μs毎にHレベルとLレ
ベルに変化する。同様に入力クロックfcの周波数が3
MHzのときには、パルスprの周波数が1.5MHz
となり、パルスprの電圧レベルが約0.33μs毎に
HレベルとLレベルに変化する。
【0045】カウント部14aのリセット入力端RがH
レベルで有効である場合、入力クロックfcの周波数が
1MHzの場合は、最長で1μsに1回リセットが有効
になる。また入力クロックfcの周波数が2MHzの場
合は、0.5μsに1回リセットが有効になる。同様に
して、入力クロックfcの周波数が3MHzの場合は、
約0.33μsに1回リセットが有効になる。これら1
μs、0.5μs、0.33μsの値を、基準クロック
分周部13aから出力されるパルスpc、即ちカウント
部14aのクロック入力端の10MHzに換算すると、
夫々10パルス、5パルス、3.3パルスに相当する。
【0046】よって、出力デコード部15aにおいて、
デコード値が最大3であれば入力クロックfcの周波数
は3MHz、最大5であれば入力クロックfcの周波数
は2MHz、最大10であれば入力クロックfcの周波
数は1MHzと判定できる。更に、出力デコード部15
aのデコード値が10を越えた場合は、入力クロックは
無し、又は所定範囲外と判断できる。入力クロックfc
の種類が多い場合は、出力デコーダ部15aでのデコー
ドする値の種類を増加させれば、同様の弁別機能が得ら
れる。
【0047】次に入力クロック分周部11a、11bの
分周比1/nが夫々1/1(入力クロックが素通りす
る)の場合を考える。入力クロックfcの周期をTcと
し、入力クロックfcのLレベル期間がTcl、Hレベ
ル期間がTchとし、分周された基準クロックの周波数
をfomとすると、第1計数値の値はTcl*fomと
なり、第2計数値の値はTch*fomとなる。従って
加算部18の出力Fは、Tcl*fom+Tch*fo
m=Tc*fom=fom/fcとなる。fomの値は
既知であるので、Fの値が判れば入力クロックの周波数
fcが計測できる。
【0048】また、各入力クロックfcの周波数差が小
さい場合、即ち高精度な測定が必要な場合は、入力クロ
ック分周部11aの分周比1/nの値を小さくすること
により、高精度な周波数測定が可能となる。また、ま
た、入力クロックfcと基準クロックfoの周波数の比
率が整数倍でない場合は、入力クロック分周部11aと
基準クロック分周部13aの各分周比の設定を調整する
ことにより、同等の効果が得られる。
【0049】(実施の形態2)次に本発明の第2の実施
の形態におけるクロック検出装置とクロック周波数弁別
装置とについて図3及び図4を参照しながら説明する。
図3は本実施の形態のクロック検出装置の構成を示すブ
ロック図であり、図4は本実施の形態のクロック周波数
弁別装置の構成を示すブロック図である。クロック検出
装置とクロック周波数弁別装置との機能区分は、第1の
実施の形態の場合と同様にカウント部以降の信号処理方
法によって区別される。各装置を構成する入力クロック
分周部からカウント部までのハードウェアは同一である
ので、図3及び図4において同一部分は同一の符号を付
け、図3を中心に説明する。
【0050】図3のクロック検出装置は、図1に示すも
のと同様にして、第1の入力クロック検出部20a、第
2の入力クロック検出部20bと、論理和部28とによ
り構成される。入力クロック検出部20aには、入力ク
ロック分周部21a、基準クロック発振部22a、基準
クロック分周部23a、カウント部24a、出力デコー
ド部25aに加えて、基準クロック選択部26aが設け
られている。基準クロック選択部26aは外部クロック
fe又は基準クロック発振部22aの基準クロックfo
のいずれかを選択して基準クロック分周部23aに与え
る回路である。
【0051】同様に入力クロック検出部20bには、入
力クロック分周部21b、基準クロック発振部22b、
基準クロック選択部26b、基準クロック分周部23
b、カウント部24b、出力デコード部25bに加え
て、反転回路27が設けられている。論理和部28は出
力デコード部20aのデコード結果と出力デコード部2
0bのデコード結果の論理和を演算する回路である。以
上の構成要素において、第1の実施の形態と同一名称の
ブロックは、図1に示すものと同一の機能を有するもの
とし、それらの説明は省略する。
【0052】入力クロック検出部において、内部に基準
クロックをもたない場合は、図示しない基準クロック入
力回路を介して外部から入力された基準クロックを用い
ることにより、内部に基準クロックを持った場合と同等
の効果が得られる。本実施の形態のクロック検出装置で
は、図3に示すように第1の基準クロック入力回路とし
て、基準クロック発振部22a、基準クロック分周部2
3a、基準クロック選択部26aを設ける。また、第2
の基準クロック入力回路として、基準クロック発振部2
2b、基準クロック分周部23b、基準クロック選択部
26bを設ける。そして本装置の用途や入力クロックの
周波数に応じて内部の基準クロックを用いるか、外部の
基準クロックを用いるかを選択できる機能を持たせたも
のである。
【0053】次に図4に示すクロック周波数弁別装置に
ついて、図3と異なる部分を説明する。入力クロック検
出部20c内のカウント部24aの計数値は出力デコー
ド部25aと加算部29に与えられる。また、入力クロ
ック検出部20d内のカウント部24bの計数値は出力
デコード部25bと加算部29に与えられる。加算部2
9はカウント部24aの出力する第1計数値とカウント
部24bの出力する第2計数値とを加算する回路であ
る。ここでカウント部24a、出力デコード部25a
は、入力クロックの周波数を検出する第1の検出回路を
構成している。同様にカウント部24b、出力デコード
部25bは、反転入力クロックの周波数を検出する第2
の検出回路を構成している。
【0054】図3に示すクロック検出装置において、入
力クロック検出部20aで言えば、基準クロック選択部
26aは、基準クロックとして外部クロックfeか、又
は基準クロック発振部22aの出力する基準クロックf
oかを選択する。こうすると入力クロックが複数種類存
在しても、予想される入力クロッの周波数fcの値に応
じて入力クロック分周部21a,21bの分周比、基準
クロック分周部23a,23bの分周比を夫々変えるこ
とにより、同一範囲の計数値の弁別能力を持つ出力デコ
ード部25a,25bを用いて、入力クロックの有無を
検出することができる。その他の動作は第1の実施の形
態と同様であるのでクロック検出装置としての動作説明
は省略する。
【0055】図4に示すクロック周波数弁別装置におい
て、入力クロックfcの周期をTcとし、入力クロック
分周部21a、21bの分周比1/nの場合の動作を考
える。入力クロック分周部21a、21bの分周比1/
nが1/2以下の場合、入力クロック検出部20cのみ
で周波数が測定できる。入力クロック分周部21a、2
1bの分周比1/nが1/1の場合、入力クロック検出
部20cと入力クロック検出部20cの両方を用いて測
定すると入力クロックのデューティ比に左右されない。
【0056】入力クロック分周部21a、21bの分周
比を1/nとすると、入力クロックfcは入力クロック
分周部21a、21bで分周され、その周波数はfc/
nとなる。分周された基準クロックの周波数をfomと
すると、第1計数値の値は(Tc/2n)*fomとな
り、第2計数値の値も(Tc/2n)*fomとなる。
従って加算部29の出力Fは、(Tc/n)*fom=
fom/nfcとなる。fomの値とnの値は既知であ
るので、Fの値が判れば入力クロックの周波数fcが計
測できる。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、入力クロ
ックの有無を簡単な構成のデジタル回路でデューティ比
に関係なく検出することができるので、クロック検出回
路を安価に且つ小型化できる効果がある。また、異なる
周波数の入力クロックが存在する場合、どの周波数のク
ロックが入力されたかを簡単なデジタル回路で確実に測
定することが可能である。更に、入力クロックや基準ク
ロックの分周比及び周波数の設定数を変更することによ
り、測定の精度や測定可能なクロックの数も自由に設定
可能となる。
【0058】またその際の変更も普及しているロジック
回路の組み合わせ、追加、削除のみで可能となるので、
仕様の変更も容易に行うことができる。またデジタル回
路のみで構成されるので、入力クロックの電圧が規定値
以外の場合、クロックなしと容易に判断できる効果があ
る。以上のようなクロック検出装置及びクロック周波数
弁別装置を用いることにより、同期式のデータ通信装置
が安価に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるクロック検
出装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるクロック周
波数弁別装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるクロック検
出装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるクロック周
波数弁別装置の構成を示すブロック図である。
【図5】従来のクロック検出装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図6】従来のクロック周波数測定回路の構成例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
10a,10b,10c,10d,20a,20b,2
0c,20d 入力クロック検出部 11a,11b,21a,21b 入力クロック分周部 12a,12b,22a,22b 基準クロック発振部 13a,13b,23a,23b 基準クロック分周部 14a,14b,24a,24b カウント部 15a,15b,25a,25b 出力デコード部 16,27 反転回路 17,28 論理和部 18,29 加算部 26a,26b 基準クロック選択部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力クロックを分周するクロック分周回
    路と、 基準クロックを発振する基準クロック発振回路と、 前記基準クロックを分周する基準クロック分周回路と、 前記クロック分周回路の出力する分周クロックと前記基
    準クロック分周回路の出力する分周基準クロックとを入
    力し、前記入力クロックの周波数が所定範囲内か否かを
    判定する判定回路と、を具備することを特徴とするクロ
    ック検出装置。
  2. 【請求項2】 入力クロックを分周する第1のクロック
    分周回路、基準クロックを発振する第1の基準クロック
    発振回路、前記基準クロックを分周する第1の基準クロ
    ック分周回路、前記第1のクロック分周回路の出力する
    分周クロックと前記第1の基準クロック分周回路の出力
    する分周基準クロックとを入力し、前記入力クロックの
    周波数が所定範囲内か否かを判定する第1の判定回路を
    有する第1の入力クロック検出部と、 前記入力クロックの極性を反転する反転回路、前記反転
    回路から出力された反転入力クロックを分周する第2の
    クロック分周回路、基準クロックを発振する第2の基準
    クロック発振回路、前記基準クロックを分周する第2の
    基準クロック分周回路、前記第2のクロック分周回路の
    出力する分周クロックと前記第2の基準クロック分周回
    路の出力する分周基準クロックとを入力し、前記反転入
    力クロックの周波数が所定範囲内か否かを判定する第2
    の判定回路を有する第2の入力クロック検出部と、 前記第1の入力クロック検出部の検出結果と前記第2の
    入力クロック検出部の検出結果とを入力し、それらの論
    理和を演算する論理和部と、を具備することを特徴とす
    るクロック検出装置。
  3. 【請求項3】 入力クロックを分周するクロック分周回
    路と、 基準クロックを入力する基準クロック入力回路と、 前記基準クロック入力回路で得られた基準クロックを分
    周する基準クロック分周回路と、 前記クロック分周回路の出力する分周クロックと前記基
    準クロック分周回路の出力する分周基準クロックとを入
    力し、前記入力クロックの周波数が所定範囲内か否かを
    判定する判定回路と、を具備することを特徴とするクロ
    ック検出装置。
  4. 【請求項4】 入力クロックを分周する第1のクロック
    分周回路、基準クロックを入力する第1の基準クロック
    入力回路、前記基準クロックを分周する第1の基準クロ
    ック分周回路、前記第1のクロック分周回路の出力する
    分周クロックと前記第1の基準クロック分周回路の出力
    する分周基準クロックとを入力し、前記入力クロックの
    周波数が所定範囲内か否かを判定する第1の判定回路を
    有する第1の入力クロック検出部と、 前記入力クロックの極性を反転する反転回路、前記反転
    回路から出力された反転入力クロックを分周する第2の
    クロック分周回路、基準クロックを入力する第2の基準
    クロック入力回路、前記第2の基準クロックを分周する
    第2の基準クロック分周回路、前記第2のクロック分周
    回路の出力する分周クロックと前記第2の基準クロック
    分周回路の出力する分周基準クロックとを入力し、前記
    反転入力クロックの周波数が所定範囲内か否かを判定す
    る第2の判定回路を有する第2の入力クロック検出部
    と、 前記第1の入力クロック検出部の検出結果と前記第2の
    入力クロック検出部の検出結果とを入力し、それらの論
    理和を演算する論理和部と、を具備することを特徴とす
    るクロック検出装置。
  5. 【請求項5】 前記基準クロック入力回路は、 内部基準クロックを発振する基準クロック発振回路と、 外部から入力される外部基準クロック、又は前記基準ク
    ロック発振回路の出力する内部基準クロックのうち、一
    方の基準クロックを選択する基準クロック選択回路とを
    有するものであることを特徴とする請求項3又は4記載
    のクロック検出装置。
  6. 【請求項6】 入力クロックを分周するクロック分周回
    路と、 基準クロックを発振する基準クロック発振回路と、 前記基準クロックを分周する基準クロック分周回路と、 前記クロック分周回路の出力する分周クロックと前記基
    準クロック分周回路の出力する分周基準クロックとを入
    力し、前記分周クロックに対する前記分周基準クロック
    の周波数の比により前記入力クロックの周波数を検出す
    る検出回路と、を具備することを特徴とするクロック周
    波数弁別装置。
  7. 【請求項7】 入力クロックを分周する第1のクロック
    分周回路、基準クロックを発振する第1の基準クロック
    発振回路、前記基準クロックを分周する第1の基準クロ
    ック分周回路、前記第1のクロック分周回路の出力する
    分周クロックと前記第1の基準クロック分周回路の出力
    する分周基準クロックとを入力し、前記分周クロックに
    対する前記分周基準クロックの周波数の比により前記入
    力クロックの一部のパルス数を検出する第1の検出回路
    を有する第1の入力クロック検出部と、 前記入力クロックの極性を反転する反転回路、前記反転
    回路から出力された反転入力クロックを分周する第2の
    クロック分周回路、基準クロックを発振する第2の基準
    クロック発振回路、前記基準クロックを分周する第2の
    基準クロック分周回路、前記第2のクロック分周回路の
    出力する分周クロックと前記第2の基準クロック分周回
    路の出力する分周基準クロックとを入力し、前記分周ク
    ロックに対する前記分周基準クロックの周波数の比によ
    り前記入力クロックの残りのパルス数を検出する第2の
    検出回路を有する第2の入力クロック検出部と、 前記第1の入力クロック検出部の検出結果と前記第2の
    入力クロック検出部の検出結果とを入力し、それらの加
    算値を入力クロックの周波数として出力する加算部と、
    を具備することを特徴とするクロック周波数弁別装置。
  8. 【請求項8】 入力クロックを分周するクロック分周回
    路と、 基準クロックを入力する基準クロック入力回路と、 前記基準クロック入力回路で得られた基準クロックを分
    周する基準クロック分周回路と、 前記クロック分周回路の出力する分周クロックと前記基
    準クロック分周回路の出力する分周基準クロックとを入
    力し、前記分周クロックに対する前記分周基準クロック
    の周波数の比により前記入力クロックの周波数を検出す
    る検出回路と、を具備することを特徴とするクロック周
    波数弁別装置。
  9. 【請求項9】 入力クロックを分周する第1のクロック
    分周回路、基準クロックを入力する第1の基準クロック
    入力回路、前記基準クロックを分周する第1の基準クロ
    ック分周回路、前記第1のクロック分周回路の出力する
    分周クロックと前記第1の基準クロック分周回路の出力
    する分周基準クロックとを入力し、前記分周クロックに
    対する前記分周基準クロックの周波数の比により前記入
    力クロックの一部のパルス数を検出する第1の検出回路
    を有する第1の入力クロック検出部と、 前記入力クロックの極性を反転する反転回路、前記反転
    回路から出力された反転入力クロックを分周する第2の
    クロック分周回路、基準クロックを入力する第2の基準
    クロック入力回路、前記第2の基準クロックを分周する
    第2の基準クロック分周回路、前記第2のクロック分周
    回路の出力する分周クロックと前記第2の基準クロック
    分周回路の出力する分周基準クロックとを入力し、前記
    分周クロックに対する前記分周基準クロックの周波数の
    比により前記入力クロックの残りのパルス数を検出する
    第2の検出回路を有する第2の入力クロック検出部と、
    前記第1の入力クロック検出部の検出結果と前記第2の
    入力クロック検出部の検出結果とを入力し、それらの加
    算値をクロックの周波数として出力する加算部と、を具
    備することを特徴とするクロック周波数弁別装置。
  10. 【請求項10】 前記基準クロック入力回路は、 内部基準クロックを発振する基準クロック発振回路と、 外部から入力される外部基準クロック、又は前記基準ク
    ロック発振回路の出力する内部基準クロックのうち、一
    方の基準クロックを選択する基準クロック選択回路とを
    有するものであることを特徴とする請求項8又は9記載
    のクロック周波数弁別装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100642915B1 (ko) 2004-05-06 2006-11-03 주식회사 하이닉스반도체 오실레이터의 기준 클럭주기 측정/트리밍 방법 및 그오실레이터

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KR100642915B1 (ko) 2004-05-06 2006-11-03 주식회사 하이닉스반도체 오실레이터의 기준 클럭주기 측정/트리밍 방법 및 그오실레이터

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