JPH10199833A - スライスベース剥離装置 - Google Patents

スライスベース剥離装置

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JPH10199833A
JPH10199833A JP38597A JP38597A JPH10199833A JP H10199833 A JPH10199833 A JP H10199833A JP 38597 A JP38597 A JP 38597A JP 38597 A JP38597 A JP 38597A JP H10199833 A JPH10199833 A JP H10199833A
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悟 南
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ウェーハ剥離後に、熱水槽内に残されたスライ
スベース付ワークブロックを自動で熱水槽内から取り出
し、搬出することができるスライスベース剥離装置の提
供。 【解決手段】剥離装置本体12によるウェーハWの剥離
作業が終了すると、熱水槽16内にはスライスベース付
きワークブロックBが残される。この熱水槽16内に残
されたスライスベース付きワークブロックBは、取出装
置100によって熱水槽16内から取り出され、該取出
装置100によってローラコンベア130上に移送され
る。そして、そのローラコンベア130上に載置された
スライスベース付きワークブロックBは、ローラコンベ
ア130によってスライスベース剥離装置10外に搬出
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスライスベース剥離
装置に係り、特にワイヤソーで切断されたウェーハをス
ライスベースから剥離するスライスベース剥離装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤソーでは、インゴットの切断に際
して、その切り終わり部分の欠損を防止するため、イン
ゴットにスライスベースを接着して切断している。この
ため、切り出されるウェーハは、全て1本のスライスベ
ースに接着された状態、いわゆるバッチ状態で切り出さ
れる。
【0003】一方、ワイヤソーによる切断後の工程であ
る面取り工程や、ラッピング工程等は、すべてウェーハ
を1枚ごと処理している。このため、前記ワイヤソーで
切断されたバッチ状態のウェーハは、スライスベースか
ら剥離して枚葉化する必要がある。一般に、ウェーハを
スライスベースから剥離する方法としては、ウェーハと
スライスベースとの接着部を熱水(約90℃)中に浸浸
させることにより、その接着部を熱軟化させ、ウェーハ
を剥離するようにしている。
【0004】しかし、この剥離方法では、全てのウェー
ハがスライスベースから剥離されると、熱水槽内にスラ
イスベースと、そのスライスベースが接着されたワーク
ブロックが残されることとなる。この熱水槽内に残され
たスライスベースとワークブロックは、次に行う剥離作
業のためにも、槽内から取り出さなければならないが、
従来、この取り出し作業は、作業者が手作業で行ってい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、スライスベースは熱水中に浸漬されているた
め、極めて高温となり、その取り出し作業は危険を伴う
ものであった。また、スライスベースは、ワークブロッ
クに接着された状態にあり比較的重量物となっているた
め、その取り出し作業は、極めて重労働であった。
【0006】本発明は、このような事情を鑑みてなされ
たもので、ウェーハ剥離後に、熱水槽内に残されたスラ
イスベース付ワークブロックを自動で搬出することがで
きるスライスベース剥離装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、切断の終了したウェーハを熱水中に浸漬
させ、該ウェーハをスライスベースから剥離するスライ
スベース剥離装置において、ウェーハ剥離後に、スライ
スベースが接着されたワークブロックを熱水槽から取り
出す取出手段と、前記取出手段によって前記熱水槽から
取り出したワークブロックを受け取るとともに、その受
け取ったワークブロックを前記スライスベース剥離装置
外に搬送する搬送手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】本発明によれば、熱水槽内に浸漬され、高
温となったワークブロックは、取出手段によって熱水槽
内から取り出される。そして、その取出手段によって取
り出されたワークブロックは、搬送手段に受け渡され、
該搬送手段によってスライスベース剥離装置外に搬出さ
れる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るスライスベース剥離装置の好ましい実施の形態につい
て詳説する。図1は、本発明に係るスライスベース剥離
装置の実施の形態の全体構成を示す平面図である。同図
に示すように、前記スライスベース剥離装置10は、ウ
ェーハW、W、…をスライスベースSから剥離する剥離
装置本体12と、その剥離装置本体12でウェーハW、
W、…が剥離されスライスベースSを装置本体12外に
搬出する搬出装置14とから構成されている。
【0010】まず、剥離装置本体12の構成について説
明する。図2は、剥離装置本体12の斜視図である。図
2に示すように、前記剥離装置本体12は、熱水槽16
を備えており、該熱水槽16内には熱水が貯留されてい
る。前記バッチ状態のウェーハW、W、…は、この熱水
槽16内の所定の位置にセットされ、そのスライスベー
スS部分が熱水中に浸漬される。
【0011】なお、このセッティングは、スライスベー
スSが接着されたワークブロックBを熱水槽16内の所
定の位置に載置し、図示しないロック手段で前記ワーク
ブロックBを固定することにより行う。また、前記スラ
イスベースSが接着されたワークブロックBは、ワイヤ
ソーのワークフィードテーブルに装着するための部材で
あり、スライスベースSは、このワークブロックBに前
記ウェーハW、W、…と同様の接着剤を用いて接着され
る。
【0012】前記熱水槽16の側部近傍には、長尺状に
形成されたベース18が配設されている。ベース18上
には一対のガイドレール20、20が敷設されており、
該ガイドレール20、20上を一対のスライドベース2
2A、22Bがスライド移動自在に支持されている。図
中左側に位置するスライドベース22Bは、モータ24
Bに駆動されてスライド移動し、その上部には、アーム
23を介して押板25が設けられている。運転時、この
押板25は、前記熱水槽16内にセットされたウェーハ
Wの端面に当接され、その後倒れを防止する。
【0013】一方、図中左側に位置するスライドベース
22Aは、モータ24Aに駆動されてスライド移動し、
その上面には、円弧状に形成されたLMガイド28が敷
設されている。このLMガイド28上には、旋回用スラ
イドベース30がスライド移動自在に支持されている。
前記LMガイド28の内側部近傍には、LMガイド28
と同じ曲率を有する円弧状のラック32が敷設されてい
る。このラック32にはピニオンギア34が噛合されて
おり、該ピニオンギア34は前記旋回用スライドベース
30に設けられた旋回用モータ36に連結されている。
したがって、この旋回用モータ36を駆動することによ
り、前記旋回用スライドベース30は、前記LMガイド
28上をスライド移動する。
【0014】前記旋回用スライドベース30上には、軸
受38が設けられている。軸受38にはシャフト40が
回動自在に支持されており、該シャフト40の基端部に
は、従動ギア42が固着されている。この従動ギア42
には、タイミングベルト44を介して駆動ギア46が連
結されており、該駆動ギア46は、前記旋回用スライド
ベース30に設けられた揺動用モータ48に連結されて
いる。前記シャフト40は、この揺動用モータ48を駆
動することにより回動する。
【0015】前記シャフト40の先端部には、コラム5
0が固着されている。コラム50の側面部には、ガイド
レール52を介して昇降用スライダ54がスライド移動
自在に支持されている。前記昇降用スライダ54は、モ
ータ56に駆動されて昇降移動し、その側面部には、ア
ーム60が水平に固着されている。このアーム60の先
端には、吸着パッド62が配置されており、前記熱水槽
16内にセットされたウェーハWは、この吸着パッド6
2に、その端面中央部を吸着保持される。
【0016】一方、前記コラム50の正面部には、倒止
板64が固着されている。この倒止板64は、運転時、
前記熱水槽16内にセットされたウェーハWの正面に位
置して、ウェーハWの前倒れを防止する。また、この倒
止板64には、ウェーハWと対向する面に3つのギャッ
プセンサ66A、66B、66Cが設置されている。こ
のギャップセンサ66A〜66Cは、前記ウェーハWの
端面までの距離を測定することにより、前記吸着パッド
62から前記ウェーハWまでの距離と、ウェーハWの姿
勢(傾き状態)を測定する。
【0017】前記吸着パッド62の上方には、吸着パッ
ド62で剥離したウェーハWを受け取る受取パッド68
が配置されている。この受取パッド68は、L字状に形
成されたアーム70の先端にスライド移動自在に支持さ
れたスライダ72に設けられている。スライダ72は、
受取用モータ74に駆動されることにより、前記アーム
70に沿って移動する。
【0018】前記アーム70は、前記旋回用スライドベ
ース30に軸受78を介して揺動自在に支持されてい
る。そして、軸受78に連結されたアーム揺動用モータ
80を駆動するこにより、揺動する。前記のごとく構成
された剥離装置本体12の作用は次の通りである。ま
ず、作業者又はロボットが、ワイヤソーで切断されたバ
ッチ状態にあるウェーハW、W、…を熱水槽16内にセ
ットする。
【0019】次に、図中右側に位置するスライドベース
22Bが移動し、ウェーハWの端面が、押板25によっ
て押さえられる。これと同時に、図中左側に位置するス
ライドベース22Aが、所定の測定位置まで移動し、ギ
ャップセンサ66A〜66CによってウェーハWの姿勢
(傾き状態)と、吸着パッド62からウェーハWまでの
距離が測定される。
【0020】ウェーハWの姿勢が測定されると、その測
定結果に基づき吸着パッド62の傾きが設定される。す
なわち、ウェーハWの端面と吸着パッド62とが平行に
なるように、吸着パッド62の傾きが設定される。吸着
パッド62の傾きが設定されると、次に、スライドベー
ス24Aが、ガイドレール20に沿って所定量送られ
る。このスライドベース24Aの送り量は、前記ギャッ
プセンサ64A〜64Cで測定された、吸着パッド62
からウェーハWの端面までの距離分だけ送られ、この結
果、吸着パッド62がウェーハWの端面に接触する。
【0021】吸着パッド62が、ウェーハWの端面に接
触すると、吸着パッド62が駆動され、ウェーハWの端
面が吸着パッド62によって吸着保持される。そして、
この状態で吸着パッド62が揺動駆動される。すなわ
ち、揺動用モータ48が駆動されてコラム50が揺動
し、この結果、吸着パッド62が揺動される。ここで、
前記ウェーハWとスライスベースSの接着部は、熱水中
に浸漬されているので、その接着部分は熱軟化してい
る。このため、前記スライスベースSとの接着部に揺動
が加えられると、ウェーハWは、スライスベースSから
剥離する。
【0022】前記ウェーハWがスライスベースSから剥
離されると、前記吸着パッド62は、剥離したウェーハ
Wを保持した状態で上昇する。上昇した吸着パッド62
は、上方に位置する受取パッド68と互いの軸心が一致
する位置まで上昇すると停止し、その吸着保持したウェ
ーハWを受取パッド68に受け渡す。
【0023】ウェーハWの受け渡しが終了すると、吸着
パッド62は、昇降用モータ56に駆動されて下降す
る。前記吸着パッド62が下降すると、アーム揺動用モ
ータ80が駆動され、アーム70が前方に向けて90°
回転する。この結果、受取パッド68に保持されたウェ
ーハWも前方に90°回転するが、このウェーハWが9
0°回転した先には、ウェーハWを次工程に搬送する搬
送台車(図示せず)が位置しており、この搬送台車にウ
ェーハWは受け渡される。
【0024】ウェーハWの受け渡しが終了したアーム7
0は、再びアーム揺動用モータ80が駆動されて、元の
直立状態に復帰する。以上の工程で1枚目のウェーハW
の剥離作業が終了し、以下同様の手順で2枚目以降の剥
離作業を行う。そして、すべてのウェーハW、W、…が
スライスベースSから剥離されたとことで作業は終了す
る。
【0025】前記剥離装置本体12による剥離作業が終
了すると、熱水槽16内には、スライスベースSと、そ
のスライスベースSが接着されたワークブロックBが残
されることとなる。一方、この剥離装置本体12では、
ワイヤソーで切断されたウェーハを順次処理していかな
ければならないので、前記熱水槽16内に残されたスラ
イスベース付きワークブロックBは、ウェーハW剥離
後、熱水槽16から取り出さなければならない。
【0026】この熱水槽16内に残されたスライスベー
ス付きワークブロックBを取り出して、スライスベース
剥離装置10外に搬出する装置が搬出装置14であり、
次のように構成される。図1に示すように、前記搬出装
置14は、前記熱水槽16内からスライスベース付きワ
ークブロックBを取り出す取出装置100と、その取出
装置100によって取り出されたスライスベース付きワ
ークブロックBを受け取り、スライスベース剥離装置1
0外に搬送するローラーコンベヤ130とから構成され
ている。
【0027】まず、取出装置100の構成について説明
する。図3、図4は、それぞれ取出装置100の正面図
と側面図である。同図に示すように、前記取出装置10
0は、垂直な支柱102を有しており、該支柱102
は、前記熱水槽16とローラコンベヤ130との略中間
位置に立設されている。この支柱102の上端部には、
断面コ字状に形成された本体フレーム104が固着され
ており、該本体フレーム104の先端部には、一対の回
転駒106A、106Bが、軸受108A、108Bを
介して回動自在に支持されている。
【0028】前記回転駒106A、106Bには、それ
ぞれ水平なアーム110A、110Bが固着されてお
り、該アーム110A、110Bの先端部には、同様に
回転駒112A、112Bが固着されている。このアー
ム110A、110Bの先端部に固着された回転駒11
2A、112Bは、断面コ字状に形成された揺動フレー
ム114に軸受116A、116Bを介して回動自在に
支持されており、該軸受116A、116Bは、前記本
体フレーム104に設けられた軸受108A、108B
と同じ間隔で設置されている。
【0029】以上のように配設されたアーム110A、
110Bは、平行リンク機構を構成し、この結果、前記
揺動フレーム114は、前記アーム110A、110B
を揺動させることにより、その姿勢を一定に維持した状
態で揺動する。なお、前記アーム110A、110Bの
揺動は、前記本体フレーム104に設けれた正逆回転可
能なモータ118を駆動することにより、次のように行
う。
【0030】図5に示すように、前記本体フレーム10
4に設けられたモータ118のスピンドル118Aに
は、駆動ギア120が固着されている。この駆動ギア1
20は、前記回転駒106Aに固着された従動ギア12
2に歯合されている。したがって、前記モータ18を駆
動することにより、前記回転駒106Aは回転する。こ
こで、前記アーム110Aは、前記回転駒106Aに固
着されているので、前記回転駒106Aが回転すると、
それに伴って回転する。したがって、前記回転駒106
Aを回動させれば、前記アーム110Aは揺動する。
【0031】一方、前記アーム110Aとアーム110
Bは、平行リンクを構成しているので、一方のアーム1
10Aが揺動することにより、他方のアーム106Bも
同時に揺動する。この結果、前記揺動フレーム114
は、その姿勢を一定に維持した状態で揺動する。以上の
ように駆動されて揺動する揺動フレーム114は、図1
に示すように、前記アーム110A、110Bを図中下
側に振ることにより、熱水槽16の上方(受取位置)に
位置し、図中上側に振ることにより、ローラコンベアA
AAの上方(受渡位置)に位置する。
【0032】前記揺動フレーム114の下部には、図3
及び図4に示すように、鉛直下向きにシリンダー124
が固定されている。このシリンダー124のロッド先端
部には、エアチャック126が設けられており、該エア
チャック126により前記スライスベース付きワークブ
ロックが把持される。なお、前記エアチャック126
は、図示しない駆動手段に駆動されて開閉する一対の爪
128、128を有しており、該爪128、128を開
閉することにより、前記スライスベース付きワークブロ
ックBを把持又は解放する。
【0033】取出装置100は、前記のごとく構成さ
れ、次に、ローラコンベア130の構成について説明す
る。図1に示すように、前記ローラコンベア130は、
前記熱水槽16と平行して配設されている。このローラ
コンベア130は、チェーン駆動方式のフリーローラコ
ンベアであり、無端状に連結された複数のローラ13
2、132、…を図示しないチェーンで搬送方向に走行
させることにより、該ローラ132、132、…上に載
置されたスライスベース付きワークブロックBを搬送す
る。
【0034】ところで、前記各ローラ132、132、
…は、回動自在に支持されており、このため、スライス
ベース付きワークブロックBは、前記ローラコンベア1
30によって、次のように搬送される。前記ローラコン
ベア130の搬送方向の終端部には、ストッパー134
が設けられている。したがって、前記ローラコンベア1
30上を搬送されてきたスライスベース付きワークブロ
ックBは、ローラコンベア130の終端部において、前
記ストッパー134に当接することとなる。
【0035】ここで、前記ローラ132、132、…
は、回動自在に支持されているので、そのローラ13
2、132、…の駆動を停止しなくても、ローラ13
2、132、…がスライスベース付きワークブロックB
の下面を滑り、ローラ132、132、…のみが走行し
することになる。この結果、スライスベース付きワーク
ブロックBは、ローラコンベア130の終端位置に停止
することとなる。
【0036】このため、前記ローラコンベア130で
は、搬送されてきたスライスベース付きワークブロック
Bを、該ローラーコンベア130上から除去しなくて
も、次に熱水槽16から取り出されたスライスベース付
きワークブロックBを搬送することができる。すなわ
ち、前記スライスベース付きワークブロックBが、ロー
ラコンベア130上に載置された状態でも、ローラ13
2、132、…は、走行することができるので、次に取
り出されたスライスベース付きワークブロックBの搬送
を行うことができる。そして、その次に取り出されたス
ライスベース付きワークブロックBは、前記ローラコン
ベア130に載置されることにより搬送され、ローラコ
ンベア130の終端部に位置している最初に取り出され
たスライスベース付きワークブロックBに当接し、その
位置で停止する。
【0037】このように、本実施の形態のローラコンベ
ア130では、取り出したスライスベース付きワークブ
ロックBの搬送と同時に、ストックもすることができ
る。前記ローラコンベア130は、前記のごとく構成さ
れる。そして、前述した取出装置100と合わせた搬出
装置14の作用は、次の通りである。前述したように、
剥離装置装置12によってウェーハW、W、…が剥離さ
れると、熱水層16内には、スライスベース付きワーク
ブロックBのみが残されることとなる。
【0038】そこで、前記ウェーハW、W、…の剥離作
業が終了すると、図1及び図3に二点破線で示すよう
に、取出装置100のアーム110A、110Bが熱水
槽16に向かって揺動し(図1では下方向、図3では右
方向に揺動)、揺動フレーム114が受取位置、すなわ
ち熱水槽16の上方に位置する。前記揺動フレーム11
4が受取位置に位置すると、シリンダー124が駆動さ
れ、そのロッドの先端に設けられたチャック126が下
降する。これと同時に、前記チャック126の爪12
8、128も駆動されて、爪128と爪128の間隔が
開く。
【0039】前記シリンダー124は、前記チャック1
26が所定の位置、すなわち、熱水槽16内のスライス
ベースSの位置まで下降すると、その駆動が停止され
る。この結果、前記チャック136の爪128と爪12
8との間に、前記熱水槽16内に浸漬されたワークブロ
ックBが位置する。前記チャック126の爪128、1
28は、この状態で駆動され、これにより、熱水槽16
内のワークブロックSが爪128、128に把持され
る。
【0040】前記ワークブロックBがチャック126の
爪128、128に把持されると、前記シリンダー12
4が再び駆動され、そのロッドが収縮する。この結果、
前記チャック126が上昇し、熱水槽16内からスライ
スベース付きワークブロックBが取り出される。前記シ
リンダー124は、前記チャック126が所定量上昇す
ると、その駆動が停止される。そして、このシリンダー
124の駆動が停止されると、前記アーム110A、1
10Bがローラコンベア130に向かって揺動する(図
1では上方向、図3では左方向に揺動する)。この結
果、前記揺動フレーム114が受取位置から受渡位置、
すなわちローラコンベア130上方に移動する。
【0041】前記揺動フレーム114が受渡位置に位置
すると、シリンダー124が駆動され、そのロッドの先
端に設けられたチャック126が下降する。シリンダー
124は、前記チャック126が所定の位置、すなわ
ち、前記チャック126で把持したスライスベース付き
ワークブロックBがローラコンベア130上に位置する
と、その駆動が停止される。この結果、前記チャック1
36に把持されたスライスベース付きワークブロックB
がローラコンベア130上に載置される。
【0042】前記スライスベース付きワークブロックB
がローラコンベア130上に載置されると、前記ワーク
ブロックBを把持していたチャック126の爪128、
128が駆動され、爪128と爪128の間隔が拡が
る。この結果、前記爪128、128に把持されていた
ワークブロックBは、チャック126から解放される。
前記チャック126がワークブロックBを解放すると、
これと同時に、前記シリンダー124が駆動され、チャ
ック126が上昇する。そして、そのチャック126
が、所定の位置まで上昇すると、前記シリンダー124
は、その駆動が停止される。これと同時に、前記アーム
110A、110Bが揺動し(図1では下方向、図3で
は右方向に揺動)、図1及び図3に実線で示す待機位
置、すなわち、熱水槽16とローラコンベア130の中
間位置に位置する。
【0043】一方、前記スライスベース付きワークブロ
ックBが載置されたローラコンベア130は、前記チャ
ック126の上昇とともに駆動され、これにより、前記
スライスベース付きワークブロックBSは、前記ローラ
コンベア130上を搬送される。そして、このローラコ
ンベア130に搬送されるスライスベース付きワークブ
ロックBは、前記ローラコンベア130の終端部まで搬
送されると、前記ローラコンベア130の終端部に位置
したストッパー134に当接し、これにより、その移動
が停止する。
【0044】前記スライスベース付きワークブロックB
の移動の停止とともに、前記ローラコンベア130の駆
動も停止され、これにより、一連の搬出作業が終了す
る。以上のようにして、熱水槽16内に残されたスライ
スベース付きワークブロックBの搬出作業は終了する
が、この搬出作業が終了次第、次にワイヤソーで切断さ
れたウェーハW、W、…の剥離作業が開始される。そし
て、その剥離作業が終了次第、前記同様の手順で、熱水
槽16内に残されたスライスベース付きワークブロック
Bの搬出が行われる。
【0045】このように、順次、ウェーハWの剥離とス
ライスベース付きワークブロックBの搬出を繰り返すこ
とにより、前記ローラコンベア130上には、取り出さ
れたスライスベース付きワークブロックBが溜まってく
る。このため、所定数量のスライスベース付きワークブ
ロックBが、ローラコンベア130上に溜まった段階
で、作業者が、そのローラコンベア130上に載置され
たスライスベース付きワークブロックBを取り除く必要
がある。
【0046】しかしながら、この作業者がローラコンベ
ア130からスライスベースS付きワークブロックBを
取り除く際には、スライスベース付きワークブロックB
を熱水槽16から取り出してから十分に時間が経過して
いるため、スライスベース付きワークブロックBは十分
に冷却されている。このため、作業者は、火傷等の危険
を伴うことなく除去作業を行うことができる。
【0047】なお、この作業者による、スライスベース
付きワークブロックBの除去作業は、前記搬出装置14
でスライスベース付きワークブロックを1本取り出すご
とに行ってもよいが、この場合においても、熱水槽16
から取り出して、ローラコンベア130上に載置してお
くことにより、十分冷却され、取り出しに危険を伴うこ
とはない。
【0048】このように、本実施の形態のスライスベー
ス剥離装置によれば、ウェーハW、W、…剥離後に熱水
槽16内に残されたスライスベース付きワークブロック
Bを自動的に取り出し、装置外に搬出することができ
る。これにより、効率的な剥離作業を行うことができ
る。また、熱水槽16から取り出したスライスベース付
きワークブロックBをローラコンベア130で搬送し、
そのローラコンベア130上に取り出したスライスベー
スを複数本まとめて溜めておくことができるようにした
ことにより、作業者によるローラコンベア130上から
のスライスベース付きワークブロックBの除去作業をま
とめて行うことができる。これにより、より効率的な剥
離作業を行うことができる。
【0049】また、このように複数本まとめて処理する
ことにより、そのスライスベース付きワークブロックB
を溜めておく過程で熱水槽16内から取り出されたスラ
イスベース付きワークブロックBが、十分に冷却される
ため、除去作業時に作業者が火傷する等の危険もない。
なお、本実施の形態では、熱水槽16内から取り出した
スライスベース付きワークブロックBをローラコンベア
130に移動させる手段としてアーム110A、110
Bで構成される平行リンク機構により行っていたが、図
5に示すようにしてもよい。
【0050】すなわち、熱水槽16及びローラコンベア
130の上方に水平なフレーム140を配設し、そのフ
レーム140に沿ってガイドレール142を敷設する。
そして、そのガイドレール142上に自走可能なスライ
ダー144を設け、該スライダー144にシリンダー1
24を設ける。これにより、チャック126は、前記熱
水槽16とローラコンベア130との間を往復走行で
き、熱水槽16からローラコンベア130へのスライス
ベース付きワークブロックBの移送が可能になる。
【0051】次に、本発明に係るスライスベース剥離装
置の第2の実施の形態について説明する。前述したよう
にスライスベースSは、ワークブロックBに接着剤を介
して取り付けられているが、このワークブロックBは、
前記熱水槽16から取り除いたのち、再利用するために
スライスベースSを分離する必要がある。
【0052】この分離作業は、前記スライスベースSか
らウェーハW、W、…を剥離した時と同様に、スライス
ベースSとワークブロックBを熱水中に浸漬させ、その
接着部を熱軟化させることにより行っている。ここで、
前記スライスベース付きワークブロックBは、前記熱水
槽16から取り出した直後は十分に熱せられているの
で、この段階で分離作業を行えば、容易にスライスベー
スSとワークブロックBとを分離することができる。
【0053】そこで、第2の実施の形態のスライスベー
ス剥離装置では、熱水槽16とローラコンベア130と
の間に、図7に示すような分離装置150を設け、ここ
でスライスベースSとワークブロックBとを分離したの
ち、ワークブロックBだけをローラコンベア130で搬
出するようにしている。図7に示すように、前記分離装
置150は、スライスベースSの分離を行う分離装置本
体152と、その分離装置152でワークブロックBか
ら分離されたスライスベースSを回収するスライスベー
ス回収ケース154とから構成されている。
【0054】前記分離装置本体152は、前記スライス
ベース付きワークブロックBが載置されるステージ15
6を有している。前記ステージ156上面には、ステー
ジ156の長手方向に沿って凸状の段部156Aが形成
されている。そして、この段部156Aと対抗する位置
には、段部156Aに向かって進退移動自在なロック部
材158が設けられている。
【0055】前記ロック部材158には、前記ステージ
156の下面に設けられたロックシリンダー160が連
結されている。したがって、前記ロック部材158は、
このロックシリンダー160を駆動することにより、前
記段部156Aに向かって進退移動する。前記取出装置
100で搬送されてきたスライスベース付きワークブロ
ックBは、前記ロック部材158と段部156Aとの間
に載置される。そして、載置されたスライスベース付き
ワークブロックBは、前記ロック部材158と段部15
6Aに挟持され、ステージ156上に固定される。
【0056】前記ステージ156の右側部には、ステー
ジ156に対して垂直な側壁156Bが形成されてい
る。この側壁156には、押圧シリンダー162が設け
られており、該押圧シリンダー162のロッドの先端部
には、押圧部材164が設けられている。前記押圧部材
164は、前記押圧シリンダー162を駆動することに
より、前記ステージ156の上面に対して平行に移動す
る。そして、前記押圧シリンダー162を駆動し、その
ロッドを伸張させることにより、前記押圧部材164
は、前記ステージ156上に固定されたスライスベース
Sの側面を押圧する。
【0057】一方、前記押圧部材164に押圧されたス
ライスベースSは、前記熱水槽16から取り出された直
後なので、前記ワークブロックBとの接着部が熱軟化し
ており、容易にワークブロックBから分離される。前記
ワークブロックBから分離されたスライスベースSは、
前記押圧部材164が押圧する方向に向かって移動する
が、その移動した先にスライスベース回収ケース154
が設けられている。したがって、前記押圧部材164に
押圧されて、前記ワークブロックBから剥離されたスラ
イスベースSは、そのまま前記押圧部材164に押圧さ
れて移動し、スライスベース回収ケース154に回収さ
れる。
【0058】また、この剥離されたスライスベースSが
前記スライスベース回収ケース154にスムーズに回収
されるように、前記ステージ156の左側部には、傾斜
面156Cが形成されている。前記のごとく構成された
本発明に係るスライスベース剥離装置の第2の実施の形
態の作用は次の通りである。
【0059】前記第1の実施の形態と同様に、ウェーハ
W、W、…の剥離が終了すると、取出装置100によっ
てスライスベース付きワークブロックBが熱水槽16か
ら取り出される。この取出装置100によって取り出さ
れたスライスベース付きワークブロックBは、まず、分
離装置150に運ばれ、ステージ156上のロック部材
158と段部156Aとの間に載置される。
【0060】次に、前記ステージ156上にスライスベ
ース付きワークブロックBが載置されると、ロックシリ
ンダー160が駆動され、そのロッドの先端部に設けら
れたロック部材158が、段部156Aに向かって移動
する。この結果、ステージ156上に載置されたスライ
スベース付きワークブロックBは、ロック部材158と
段部156Aとに挟持され、ステージ156上に固定さ
れる。
【0061】前記スライスベース付きワークブロックB
が固定されると、次に、押圧シリンダー162が駆動さ
れ、そのロッドの先端部に設けられた押圧部材164
が、前記ステージ156上に固定されたスライドベース
Sに向かって移動する。この結果、前記スライスベース
Sは、前記押圧部材164に押圧される。ここで、前記
スライスベース付きワークブロックBは、前記熱水槽1
6から取り出した直後であるので、加熱された状態にあ
り、その接着部は熱軟化している。このため、前記スラ
イスベースSは、前記押圧部材164に押圧されること
により、ワークブロックBから分離される。そして、前
記ワークブロックBから分離されたスライスベースS
は、前記押圧部材164に押圧された方向に移動し、ワ
ークブロックBから落下する。
【0062】前記ワークブロックBから落下したスライ
スベースSは、ステージ156の左側部に形成された傾
斜面を滑り落ち、スライスベース回収ケース154内に
回収される。前記スライスベースSが分離されると、前
記押圧部材164は、側壁156Bに向かって退避し、
これと同時に、ロック部材158によるワークブロック
Bのロックも解除される。
【0063】以上の工程でスライスベースSの分離作業
は終了し、このスライスベースSが分離されたワークブ
ロックBを、取出装置100が、分離装置150から取
り出し、ローラコンベア130に搬送する。ローラコン
ベア130は、このスライスベースSが分離されたワー
クブロックBをスライスベース剥離装置10外に搬出す
る。
【0064】このように、本実施の形態のスライスベー
ス剥離装置では、ワークブロックの搬出工程で、スライ
スベースSの分離を行っているため、熱水槽16から取
り出した後、別途、分離装置を用いて分離作業を行う必
要がないので、極めて効率的である。また、熱水槽16
から取り出した直後の加熱状態で、分離作業を行うた
め、効率的に分離作業を行うことができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ウェーハ剥離後に、熱水槽内に残されたスライスベース
付ワークブロックを自動で搬出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスライスベース剥離装置の実施の
形態の全体構成を示す平面図
【図2】剥離装置本体の斜視図
【図3】取出装置の正面図
【図4】取出装置の側面図
【図5】図4のA−A断面図
【図6】取出装置の他の実施の形態
【図7】分離装置の側面部分断面図
【符号の説明】
10…スライスベース剥離装置 12…剥離装置本体 14…搬出装置 16…熱水槽 100…取出装置 104…本体フレーム 110A、110B…アーム 114…揺動フレーム 124…シリンダ 125…チャック 130…ローラコンベア 150…分離装置 B…ワークブロック S…スライスベース W…ウェーハ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断の終了したウェーハを熱水中に浸漬
    させ、該ウェーハをスライスベースから剥離するスライ
    スベース剥離装置において、 ウェーハ剥離後に、スライスベースが接着されたワーク
    ブロックを熱水槽から取り出す取出手段と、 前記取出手段によって前記熱水槽から取り出したワーク
    ブロックを受け取るとともに、その受け取ったワークブ
    ロックを前記スライスベース剥離装置外に搬送する搬送
    手段と、を備えたことを特徴とするスライスベース剥離
    装置。
  2. 【請求項2】 切断の終了したウェーハを熱水中に浸漬
    させ、該ウェーハをスライスベースから剥離するスライ
    スベース剥離装置において、 ウェーハ剥離後に、スライスベースが接着されたワーク
    ブロックを熱水槽から取り出す取出手段と、 前記取出手段によって前記熱水槽から取り出したワーク
    ブロックからスライスベースを分離する分離手段と、 前記スライスベースが分離されたワークブロックを前記
    スライスベース剥離装置外に搬送する搬送手段と、を備
    えたことを特徴とするスライスベース剥離装置。
  3. 【請求項3】 前記取出手段は、 前記ワークブロックを把持する把持手段と、 前記把持手段を昇降させる昇降手段と、 前記昇降手段を、前記ワークブロックの取出位置と受渡
    位置に移動させる移動手段と、 からなることを特徴とする請求項1又は2記載のスライ
    スベース剥離装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送手段は、ローラーコンベヤであ
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のスライスベー
    ス剥離装置。
  5. 【請求項5】 前期分離手段は、 前記ワークブロックが載置されるステージと、 前記ステージに載置されたワークブロックを固定するロ
    ック手段と、 前記ワークブロックに接着されたスライスベースを押圧
    して分離する押圧手段と、 前記ワークブロックから分離されたスライスベースを回
    収するケースと、からなることを特徴とする請求項2記
    載のスライスベース剥離装置。
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JP2020163543A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 コマツNtc株式会社 ワイヤソー

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