JPH10199393A - 電気機器用電子回路装置 - Google Patents

電気機器用電子回路装置

Info

Publication number
JPH10199393A
JPH10199393A JP40897A JP40897A JPH10199393A JP H10199393 A JPH10199393 A JP H10199393A JP 40897 A JP40897 A JP 40897A JP 40897 A JP40897 A JP 40897A JP H10199393 A JPH10199393 A JP H10199393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
circuit board
printed circuit
cover
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP40897A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadahiko Matsubara
禎彦 松原
Koji Hirotsune
弘二 広常
Junichi Kawakami
淳一 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP40897A priority Critical patent/JPH10199393A/ja
Publication of JPH10199393A publication Critical patent/JPH10199393A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Breakers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立作業が容易で、プリント回路板の実装面
積を拡大できる電気機器の電子回路装置を得る。 【解決手段】 コ字状の折曲げにより形成された一対の
側面部22aにそれぞれ嵌込孔22bが設けられたフレ
ーム22と、基板の両側に嵌込孔22bに嵌込まれる突
起部21aが形成され、嵌込孔22bに嵌込むことによ
りフレーム22の内部に設置されるプリント回路板21
と、両側に形成された突起部23aを嵌込孔22cに嵌
込むことによりフレーム22の開口部端縁に設置される
カバー23と、フレーム22とプリント回路板21とカ
バー23とを用いて構成されたプリント回路板組立体1
01が嵌装されるように形成され、嵌装されたときプリ
ント回路板組立体101のフレーム22の側面部22a
に当接してフレーム22を内側方向に押圧する斜面が設
けられた合成樹脂材料製のケース24とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】この発明は、例えば電子式配線用
遮断器あるいは電子式気中遮断器などの電気機器におい
て、回路電流の検出や引き外し特性の設定あるいは負荷
の状態の表示などを行うための電子回路装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】電子式配線用遮断器あるいは電子式気中
遮断器などの電気機器に内蔵される電子回路装置は、一
般に各種の電子部品が実装されたプリント回路板を合成
樹脂製のケースに嵌装したものが用いられている。例え
ば、図4は電子式気中遮断器における従来の電子回路装
置の一例を示す側断面図である。図において、1はプリ
ント基板に集積回路等の回路部品あるいはミニチュアリ
レー(図示せず)などが実装されたプリント回路板、2
は金属板製のフレームであり、プリント回路板1が基板
取付ねじ3により取付けられている。4はフレーム2の
開口部端縁を覆う金属板製のカバーである。このフレー
ム2及びカバー4は鉄板で形成して磁気シールドの作用
をさせることもある。5は合成樹脂材料で形成されたケ
ースであり、フレーム2にプリント回路板1及びカバー
4が設置されたプリント回路板組立体が嵌装されてい
る。6はカバー取付ねじ、7はケース取付ねじである。
【0003】このような従来の電気機器用電子回路装置
においては、プリント回路板1がフレーム2に基板取付
ねじ3により取付けられ、カバー4がフレーム2にカバ
ー取付ねじ6により取付けられてプリント回路板組立体
が構成されている。プリント回路板1及びカバー4が設
置されたプリント回路板組立体はケース5に嵌装され、
さらに、ケース取付ねじ7にてケース5に締付けして組
立てるように構成されている。このようにして構成され
た電子回路装置が電子式気中遮断器に内蔵されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
機器用電子回路装置では、その組立には全ての部品同志
の組み付けをねじ締めにて行っているために、組立作業
性が悪く、製造コストが高くなるという問題点があっ
た。また、プリント回路板1の基板において、基板取付
ねじ3の挿入孔と導体パターン(図示せず)との間、あ
るいは、基板取付ねじ3の挿入孔と実装部品(図示せ
ず)との間に所定の絶縁距離を設けなければならないた
めに、電子部品の実装面積が狭くなるという問題点があ
った。
【0005】この発明は上述のような問題点を解決する
ためになされたもので、組立作業が容易で、プリント配
線板の実装面積を拡大できる電気機器用電子回路装置を
得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電気機器
用電子回路装置においては、コ字状の折曲げにより対向
するように形成された一対の側面部にそれぞれ嵌込孔が
設けられた金属板製のフレームと、基板の両側に嵌込孔
に嵌込まれる突起部が形成され、この突起部を嵌込孔に
嵌込むことによりフレームの内部に設置されるプリント
回路板と、両側に形成された突起部を嵌込孔に嵌込むこ
とによりフレームの開口部端縁に設置される金属板製の
カバーと、フレームとプリント回路板とカバーとを用い
て構成されたプリント回路板組立体が嵌装されるように
形成され、かつ、プリント回路板組立体が嵌装されたと
きプリント回路板組立体のフレームの側面部に当接して
上記フレームを内側方向に押圧する斜面が設けられた合
成樹脂材料製のケースとを備えて構成したものである。
【0007】また、ケースの内面に、フレームの嵌込孔
に嵌め合わせされた基板の突起部が当らないように逃す
ための凹部を形成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、この発明の一実施の形態を示す
電気機器用電子回路装置の側断面図、図2は電子回路装
置の組立要領を示す分解斜視図、図3はフレームとプリ
ント回路板の嵌合部分の詳細を示す要部拡大斜視図であ
る。図において、21は周知のプリント基板に集積回路
等の回路部品あるいはミニチュアリレー(図示せず)な
どが実装されたプリント回路板である。このプリント回
路板21のプリント基板(以下基板という)には、図3
に示すように長手方向の両端部に複数の台形状の突起部
21aが形成されている。この突起部21aは後述する
フレーム22の第1の嵌込孔22bに嵌込みされるよう
に、先端部の幅L1は第1の嵌込孔22bの幅L3より
狭く、根元部の幅L2は第1の嵌込孔22bの幅L3よ
り僅かに広く形成されている。
【0009】22はプリント回路板21を支持するフレ
ームであり、例えば鉄板をコ字状に折り曲げ、折曲げに
より対向するように形成された一対の側面部22aにそ
れぞれ図2および図3に示すような複数の長方形の第1
の嵌込孔22bと、第2の嵌込孔22cが形成されてい
る。23はカバーであり、例えば鉄板を打抜き加工し
て、両側にフレーム22の第2の嵌込孔22cに嵌込ま
れるカバー突起部23aと、複数のねじ貫通孔23bが
形成されている。カバー突起部23aは、プリント回路
板21の突起部21aと同様の台形状に形成してもよ
い。上記の構成において、フレーム22及びカバー23
は、軽量化のためアルミニュウム合金板で形成してもよ
いが、電子式気中遮断器などにおいては磁気シールドを
兼ねるために鉄板で形成される。なお、プリント回路板
21と、フレーム22と、カバー23とによりプリント
回路板組立体101が構成されている。
【0010】24は合成樹脂材料製のケースであり、プ
リント回路板組立体101を覆うように断面がコ字状に
形成されている。このケース24の天板部24aには、
ケース取付ねじ25を挿通させるための複数の貫通孔2
4bと、カバー23が当接するケース突起部24cと、
フレーム22の一端部が挿入される溝部24dが形成さ
れている。また、ケース24の両側面部24eの内側の
壁面24fは、図1に示すように開口端の寸法L4がフ
レーム22の外形寸法L5より広く、奥の寸法L6がフ
レーム22の外形寸法L5より僅かに狭くなるような斜
面になっている。さらに、内側の壁面24fには、フレ
ーム22の第1の嵌込孔22bに嵌込まれたプリント回
路板21の複数の突起部21aの先端部が当らないよう
に逃す複数の凹部24g(図2に示す)が形成されてい
る。25はプリント回路板組立体101をケース24に
固定するケース取付ねじである。
【0011】このように構成された電気機器用電子回路
装置においては、図2に示すように、フレーム22の一
方の側面部22aの第1の嵌込孔22bにプリント配線
板21に形成された突起部21aの先端部を嵌込むに
は、先端部がフレーム22の第1の嵌込孔22bより狭
くすきまばめとなっており容易に位置決めできる。次
に、フレーム22を開口部が広がるように弾性変形させ
て、他方の第1の嵌込孔22bにプリント配線板21の
突起部21aの先端部を嵌込む。ここでもすきまばめと
なっており容易に位置決めされ、弾性変形していたフレ
ーム22側面部22aのスプリングバックによりプリン
ト配線板21が仮固定される。次に、フレーム22にカ
バー23を取り付けるには、プリント配線板21の組立
方法と同様に、カバー突起部23aをフレーム22の第
2の嵌込孔22cに嵌込むことにより取り付けされてプ
リント回路板組立体101が完成する。
【0012】次に、プリント回路板組立体101をケー
ス24に嵌装する場合には、ケース24の両側面部24
eの内側の壁面24fには奥に行くにしたがって狭くな
るような斜面がつけられており、プリント回路板組立体
101を奥に挿入するにしたがってフレーム22を内側
に押圧して、プリント回路板21を両側から挟み込むよ
うになる。さらに、図3に示すようにプリント回路板2
1の突起部21aの根元部はフレーム22の第1の嵌込
孔22bより幅が広いので、次第にしまりばめとなり、
フレーム22の第1の嵌込孔22bにプリント回路板2
1の突起部21aが隙間なく嵌込まれる。そして、プリ
ント回路板組立体101のフレーム22とケース24を
ケース取付ねじ25によりねじ締めすることで、プリン
ト回路板21はフレーム22に強固に固定され、耐振、
耐衝撃性が優れた、ユニット化された電子回路装置にな
る。
【0013】この実施の形態によれば、取付ねじを用い
ることなくフレーム22にプリント回路板21を強固に
組み付けできるので、組立作業性が向上するとともに、
プリント回路板21の実装面積を拡大できる。また、ケ
ース24の壁面24fに複数の凹部24gを形成するこ
とにより、プリント回路板組立体101をケース24に
嵌装する場合に、フレーム22の第1の嵌込孔22bに
挿通されたプリント回路板21の突起部21aの先端部
が当らないように逃すことができ、組立作業性が向上す
る。
【0014】上記構成において、基板の突起部21aの
形状が、図3に示すように先端部の幅L1は第1の嵌込
孔22bの幅L3より狭く、根元部の幅L2は第1の嵌
込孔22bの幅L3より僅かに広く形成されたものは、
フレーム22に強固に組み付けされ、耐振、耐衝撃性を
向上させるように働く。即ち、例えば、プリント回路板
21に搭載されたミニチュアリレーのチャタリング性能
を向上させるように働く。ただし、特に耐振、耐衝撃性
を必要としないプリント回路板21の場合には、基板の
突起部21aの根元部の幅L2を広くしなくても実用上
差支えない。なお、プリント回路板組立体101を電気
機器に内蔵するための機構及び端子装置などは説明を省
略してある。
【0015】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0016】取付ねじを用いることなくフレームにプリ
ント回路板を強固に組み付けできるので、組立作業性が
向上とあわせてプリント回路板の実装面積を拡大でき
る。
【0017】また、ケースの壁面に複数の凹部を形成す
ることにより、プリント回路板組立体をケースに嵌裝時
に、フレームの嵌込孔に嵌込まれたプリント回路板の突
起部の先端部が当らないように逃すことができ、組立作
業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す電子回路装置
の側断面図である。
【図2】 この発明の電子回路装置の組立要領を示す分
解斜視図である。
【図3】 この発明のフレームとプリント回路板の嵌込
部分を示す拡大斜視図である。
【図4】 従来の電子回路装置を示す側断面図である。
【符号の説明】
21 プリント回路板、21a 突起部、22 フレー
ム、22a 側面部、22b 第1の嵌込孔、22c
第2の嵌込孔、23 カバー、23a カバー突起部、
24 ケース、24f 壁面、24g 凹部、25 ケ
ース取付ねじ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コ字状の折曲げにより対向するように形
    成された一対の側面部にそれぞれ嵌込孔が設けられた金
    属板製のフレームと、基板の両側に上記嵌込孔に嵌込ま
    れる突起部が形成され、上記突起部を上記嵌込孔に嵌込
    むことにより上記フレームの内部に設置されるプリント
    回路板と、上記フレームの開口部端縁の嵌込孔に嵌込ま
    れるカバー突起部が両側に形成され、上記カバー突起部
    を上記嵌込孔に嵌込むことにより上記フレームの開口部
    端縁に設置される金属板製のカバーと、上記フレームと
    上記プリント回路板と上記カバーとを用いて構成された
    プリント回路板組立体が嵌装されるように形成され、か
    つ、上記プリント回路板組立体が嵌装されたとき上記プ
    リント回路板組立体のフレームの側面部に当接して上記
    フレームを内側方向に押圧する斜面が設けられた合成樹
    脂材料製のケースとを備えて成る電気機器用電子回路装
    置。
  2. 【請求項2】 ケースの内面に、フレームの嵌込孔に嵌
    込まれた基板の突起部が当らないように逃すための凹部
    を形成したことを特徴とする請求項1記載の電気機器用
    電子回路装置。
JP40897A 1997-01-06 1997-01-06 電気機器用電子回路装置 Pending JPH10199393A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40897A JPH10199393A (ja) 1997-01-06 1997-01-06 電気機器用電子回路装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40897A JPH10199393A (ja) 1997-01-06 1997-01-06 電気機器用電子回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10199393A true JPH10199393A (ja) 1998-07-31

Family

ID=11472985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP40897A Pending JPH10199393A (ja) 1997-01-06 1997-01-06 電気機器用電子回路装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10199393A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022067238A (ja) * 2020-10-20 2022-05-06 茂 小松 ブレーカー装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022067238A (ja) * 2020-10-20 2022-05-06 茂 小松 ブレーカー装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6572418B2 (en) Terminal device of electric apparatus
KR100800216B1 (ko) 커넥터
US6419501B1 (en) Connector for flexible printed circuit board
JPH10199393A (ja) 電気機器用電子回路装置
JPH08185754A (ja) スイッチ類の取付構造
JP3365937B2 (ja) 端子台
JP2548275Y2 (ja) プリント基板の取付構造
JP2007220491A (ja) 電極端子部材の位置決め構造
JP4044646B2 (ja) 電気コネクタ
JP2002010445A (ja) 電装品装着ブロック
JP4229362B2 (ja) 配線用遮断器
JP3357922B2 (ja) 電磁継電器
JPH07326271A (ja) プリント板搭載形電磁接触器の固定方法
JP2002078153A (ja) 電気接続箱への中継端子組付構造及び組付方法
JPH0751723Y2 (ja) 回路遮断器のアークホーン固定装置
JP2005327981A (ja) 電子機器装置の板金筐体構造
JPH10134907A (ja) コネクタ
JPH0574523A (ja) シールドケース付コネクタ
JP2848361B2 (ja) シールド構造及びシールド方法
JPH08293339A (ja) 電気機器の端子構造
JPH11163578A (ja) 電子機器のシールド構造
JP4787626B2 (ja) 高周波ユニット
JPH0635352Y2 (ja) 回路遮断器のアークホーン固定装置
JP2001284852A (ja) プリント基板の保持構造
JPH09172284A (ja) シールドケース