JPH10198876A - 車両用運転状況監視装置 - Google Patents

車両用運転状況監視装置

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JPH10198876A
JPH10198876A JP1327397A JP1327397A JPH10198876A JP H10198876 A JPH10198876 A JP H10198876A JP 1327397 A JP1327397 A JP 1327397A JP 1327397 A JP1327397 A JP 1327397A JP H10198876 A JPH10198876 A JP H10198876A
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JP
Japan
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warning
driver
driving
vehicle
value
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JP1327397A
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Inventor
Kenji Yoshikawa
賢治 吉川
Katsunao Tanaka
克尚 田中
Koichi Kojima
康一 小島
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煩わしさを与えることなく、異常な運転状況
における適切な警告を行うことができる車両用運転状況
監視装置を提供する。 【解決手段】 T1秒間のヨーレートYR及び車速Vに
基づき、基準線の算出、横変位微分量DYKの算出を経
て偏差量ΔDIF1を算出する(ステップS11〜S1
5)。次いで偏差量ΔDIF1が所定偏差量ΔDIFL
IM1以上であってウインカが作動中でないときは、運
転状況が異常であると判定して、前回の警報を発してか
ら所定時間TMが経過したか否かを判別し(ステップS
16〜S18)、所定時間Tが経過しているときは警告
を行う一方、所定時間TMが未だ経過していないときは
警告を禁止する(ステップS19)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の運転者の運
転状況を監視し、必要に応じて警告を発する車両用運転
状況監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のステアリングの操舵量及び車速に
基づいて、運転者の応答遅れ時間及び車両位置と走行車
線との偏差量を推定し、該推定した応答遅れ時間及び偏
差量と正常状態における応答遅れ時間及び偏差量とを比
較して、運転者の運転状況(例えば運転者の居眠りや疲
労による運転能力の低下による異常な操舵状態)を判定
するようにした運転状況監視装置が、従来より知られて
いる(特開平5−85221号公報)。
【0003】また、ヨーレート等の車両の挙動量の変化
から挙動基準を設定し、上記挙動量、挙動基準及び車速
から車両の横変位挙動量を演算して、この横変位挙動量
に基づいて運転者の運転状況の適否を判定すると共に、
この判定と車線変更操作等の運転者の運転操作や運転能
力等とから運転状況が異常であると判定したときは、所
定の警告を行うようにした運転状況監視装置も既に提案
されている(特願平7−211383号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の監視装置では、車両の挙動等から運転状況が異常で
あると判定されたときは、一律に警告が行われるため、
運転状況の異常状態が継続し、警告が連続的に行われる
場合には、煩わしさを与えてしまうという問題があっ
た。かかる場合は、警告に慣れ過ぎて警告の意義が薄れ
る可能性があるばかりでなく、運転者が警告装置のスイ
ッチをオフにしてしまう可能性もある。
【0005】本発明はこの点に着目してなされたもので
あり、煩わしさを与えることなく、異常な運転状況にお
ける適切な警告を行うことができる車両用運転状況監視
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の請求項1の車両用運転状況監視装置は、車両の
運転者の運転状況を監視する車両用運転状況監視装置に
おいて、前記車両の挙動、前記運転者の運転操作及び前
記運転者の状態の少なくとも1つの運転状況値を検出す
る運転状況値検出手段と、該運転状況値検出手段により
検出された運転状況値に基づいて前記運転者の運転状況
が適正か否かを判定する運転状況判定手段と、該運転状
況判定手段の判定結果に基づいて警告を行う警告手段
と、該警告手段により警告が行われた後所定時間内は前
記警告手段による警告を禁止する警告禁止手段とを備え
たことを特徴とする。
【0007】また、前記警告禁止手段により警告を禁止
する期間は、前記所定時間内に代えて、所定の処理期間
内としてもよい。
【0008】さらに、前記運転状況値検出手段により検
出された運転状況値に基づいて警告の緊急度合を示す警
告レベルを判定する警告レベル判定手段と、該警告レベ
ル判定手段により判定された警告レベルが所定レベルで
あるときは、前記警告手段による警告の禁止を解除する
禁止解除手段とを備えるようにすることが望ましい。
【0009】請求項1記載の車両用運転状況監視装置に
よれば、車両の挙動、運転者の運転操作及び運転者の状
態の少なくとも1つの運転状況値が検出され、該検出さ
れた運転状況値に基づいて前記運転者の運転状況が適正
か否かが判定され、該判定の結果に基づいて警告が行わ
れる。ただし該警告が行われた後所定時間内は前記警告
が禁止される。また、請求項2記載の車両用運転状況監
視装置によれば、車両の挙動、運転者の運転操作及び運
転者の状態の少なくとも1つの運転状況値が検出され、
該検出された運転状況値に基づいて前記運転者の運転状
況が適正か否かが判定され、該判定の結果に基づいて警
告が行われる。ただし該警告が行われた後所定の処理期
間内は前記警告が禁止される。これにより、煩わしさを
与えることなく、異常な運転状況における適切な警告を
行うことができる。
【0010】さらに、前記検出された運転状況値に基づ
いて警告の緊急度合を示す警告レベルが判定され、該判
定された警告レベルが所定レベル以上であるときは、前
記警告の禁止が解除される。これにより、警告の緊急度
合が高い場合には、前回の警報からの経過時間や処理期
間にかかわらず警告が行われるので、異常な状況を遅延
なく適切に知らせることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施の形態にかかる
車両用運転状況監視装置の構成を示すブロック図であ
り、本装置は内燃エンジンや電動モータ等の原動機で駆
動され、ステアリングを有する車両に搭載されている。
同図において、マイクロコンピュータ1の入力側には、
当該車両のヨーレートを検出するヨーレートセンサ10
と、当該車両の走行速度を検出する車速センサ12及び
当該車両の運転者の車線変更の意志を検出するためのウ
インカスイッチ11が接続されている。また、マイクロ
コンピュータ1の出力側には、運転者の運転状況の監視
中において必要に応じて警報を発する警報部24が接続
されている。この警報部24は、例えばランプ、ブザ
ー、音声発生器などで構成される。
【0013】マイクロコンピュータ1の信号メモリ部1
4、基準線推定部16、横変位量微分量算出部18、偏
差量算出部20及び判断部22は、マイクロコンピュー
タ1が有する機能をブロックとして示したものである。
【0014】信号メモリ部14は前記センサ10、12
及びスイッチ11からの入力信号を記憶し、現在から過
去T1秒間(例えば30秒間)のヨーレートデータ及び
車速データをT2秒(例えば10秒)毎に更新して、基
準線算出部16に出力する。
【0015】基準線算出部16は、入力されたヨーレー
トYR(図2(a)参照)を時間積分して、ヨー角YA
(同図(b)参照)に変換し、さらにこのヨー角YAの
データに基づいて基準線(同図(b)の破線参照)を算
出する。この算出は具体的には以下のように周知の最小
自乗法を用いて行う。
【0016】例えば、時刻t1,t2,t3においてヨ
ー角YA1,YA2,YA3というデータ得られたとす
ると、基準線を1次式で近似する場合は、 YA1=b1+b2t1+e1 YA2=b1+b2t2+e2 YA3=b1+b2t3+e3 とする。ここで、e1〜e3は残差であり、これら残差
の自乗和が最小となるように、b1,b2を決定する。
また、2次式で近似する場合は、
【0017】
【数1】 YA1=b1+b2t1+b3t12 +e1 YA2=b1+b2t2+b3t22 +e2 YA3=b1+b2t3+b3t32 +e3 として、残差の自乗和が最小となるようにb1〜b3を
決定する。また、3次式で近似する場合は、
【0018】
【数2】 YA1=b1+b2t1+b3t12 +b4t13
e1 YA2=b1+b2t2+b3t22 +b4t23
e2 YA3=b1+b2t3+b3t32 +b4t33
e3 として、残差の自乗和が最小となるようにb1〜b4を
決定する。
【0019】なお、データの数が多い場合には同様にし
てさらに次数を上げて近似を行う。
【0020】本実施の形態では、先ず1次式で基準線を
求め、ヨー角YAから基準線に対応する基準ヨー角を差
し引いて修正ヨー角YAM(図2(c)参照)を算出し
て、横変位微分量算出部18に出力する。
【0021】横変位量微分量算出部18は、修正ヨー角
YAM及び車速Vを下記式に適用して横変位微分量DY
K(図2(d)参照)を算出する。
【0022】DYK=V×sin(YAM) そしてこの横変位微分量DYKの最大値DYKMAXと
最小値DYKMINとの差が所定値α1以上のときは、
前記基準線の近似次数を上げて再度基準線を求めて、横
変位微分量DYKを算出し、これを(DYKMAX−D
YKMIN)<α1が成立するまで繰り返す。
【0023】なお、(DYKMAX−DYKMIN)≧
α1であっても、基準線の近似次数が所定次数に達した
ときに基準線の算出を終了するようにしてもよい。
【0024】偏差量算出部20は、横変位微分量DYK
に基づいて偏差量ΔDIF1を算出する。偏差量ΔDI
F1は、例えば図2(d)に斜線を付した部分の面積
(横変位微分量DYKの絶対値の時間積分値)として算
出するが、DYK値の標準偏差や最大値と最小値との差
を用いてもよい。
【0025】判断部22は、偏差量ΔDIF1が所定偏
差量ΔDIFLIM1以上であって、ウインカが操作さ
れていないときは、運転者が車線変更を意図していない
にも拘わらず、車両位置が基準線から大きくずれたこと
を意味するので運転状態が異常と判定し、警報部24に
警報を発するよう指令する信号を出力する。
【0026】ただし、前回の警報を発する指令の出力か
ら所定時間TM(例えば90秒間)内は、さらなる指令
の出力は行わない。なお、所定時間TMは、例えばマイ
クロコンピュータ1に備えた不図示のタイマにより計測
される。
【0027】図3はマイクロコンピュータ1における処
理の手順を示すフローチャートであり、上述した基準線
推定部16、横変位量微分量算出部18、偏差量算出部
20及び判断部22の機能は、具体的にはマイクロコン
ピュータ1のCPUにおける図3の処理により実現され
る。
【0028】先ずステップS11では、T1秒間のヨー
レートYR及び車速VをT2秒毎に取り込み、次いで基
準線の算出(ステップS12)及び横変位微分量DYK
の算出を行う(ステップS13)。そして、横変位微分
量DYKの最大値DYKMAXと最小値DYKMINと
の差が所定値α1より小さいか否かを判別し、(DYK
MAX−DYKMIN)≧α1であるときは、ステップ
S12に戻り、基準線の近似の次数を1次上げて再度基
準線の算出を行い、ステップS14の答が肯定(YE
S)となるまで繰り返す。
【0029】なお、上述したように近似次数が所定次数
に達したとき、基準線算出を終了するようにしてもよ
い。
【0030】ステップS14で(DYKMAX−DYK
MIN)<α1となると、ステップS15に進み偏差量
ΔDIF1を算出する。ここで、偏差量ΔDIF1は、
上述したように例えば図2(d)に斜線を付した部分の
面積(横変位微分量DYKの絶対値の時間積分値)とし
て算出するが、DYK値の標準偏差や最大値と最小値と
の差を用いてもよい。
【0031】次いでこの偏差量ΔDIF1が所定偏差量
ΔDIFLIM1以上か否かを判別し(ステップS1
6)、その判別の結果、ΔDIF1≧ΔDIFLIM1
であるときは、ウインカが操作されているか否かを判別
する(ステップS17)。その結果、ΔDIF1<ΔD
IFLIM1であるとき又はウインカが操作されている
ときは、直ちに本処理を終了する一方、ΔDIF1≧Δ
DIFLIM1であって、ウインカが操作されていない
ときは、運転状況が異常であると判定して、ステップS
18に進む。
【0032】ステップS18では、前回の警報を発して
から所定時間TMが経過したか否かを判別し、その判別
の結果、前回の警報を発してから所定時間TMが未だ経
過しているときは、警報を発するよう指令する信号を警
報部24に出力して(ステップS19)本処理を終了す
る一方、前回の警報を発してから所定時間TMが未だ経
過していないときは、警報を発することなく直ちに本処
理を終了する。これにより、警報が連続して発せられる
ことによる煩わしさを回避することができ、過剰な不快
感を与えずに済む。
【0033】以上のように本実施の形態では、検出した
ヨー角YAに基づいて基準線を算出し、この基準線から
のずれを表す横変位微分量DYKから算出した偏差量Δ
DIF1に基づいて運転状況を判定するので、路面の状
況や運転者の個人差に拘わらず正確に判定することがで
き、また、ウインカの作動状態も考慮して、運転状態が
異常であるときは警報を発するようにしたので、運転者
が意図した進路変更時に異常と誤判断することを防止し
つつ警告することができる。さらに、前回の警報を発し
てから所定時間TM内はさらなる警報の発生を禁止した
ので、警報が連続して鳴り続くことによる煩わしさを解
消することができる。従って、運転者に過剰な不快感を
与えることなく、異常な運転状況における適切な警告を
行うことができる。
【0034】(第2の実施の形態)図4は本発明の第2
の実施の形態にかかる車両用運転状況監視装置の構成を
示す図であり、本実施例の監視装置は、第1の実施の形
態の横変位微分量算出部18に代えて横変位量算出部1
9を備えており、偏差量算出部20は、横変位微分量で
はなく横変位量に基づいて偏差量を算出する。これ以外
の点は第1の実施の形態と同一である。
【0035】図5は、本実施の形態のマイクロコンピュ
ータ1で実行される処理の手順を示すフローチャートで
あり、これを参照して本実施例の監視装置の動作を説明
する。
【0036】先ずステップS21、S22では、図3の
ステップS11、S12と同様にデータを取り込み、基
準線の算出を行う。ステップS23では、修正ヨー角Y
AM及び車速Vから横変位微分量DYKを算出し、さら
にDYK値を時間積分することにより横変位量YKを算
出する(図2(e)参照)。
【0037】次に横変位量YKの最大値YKMAXと最
小値YKMINとの差が所定値α2より小さいか否かを
判別し(ステップS24)、(YKMAX−YKMI
N)≧α2であるときは、ステップS22に戻り、基準
線の近似の次数を1次上げて再度基準線の算出を行い、
ステップS24の答が肯定(YES)となるまで繰り返
す。
【0038】なお、(YKMAX−YKMIN)≧α2
であっても近似次数が所定次数に達したときは基準線の
算出を終了するようにしてもよい。
【0039】ステップS24で(YKMAX−YKMI
N)<α2となると、ステップS25に進み偏差量ΔD
IF2を算出する。この偏差量は、例えば図2(e)に
斜線を付した部分の面積(横変位量YKの絶対値の時間
積分値)として算出するが、YK値の標準偏差や最大値
と最小値との差を用いてもよい。
【0040】次いでこの偏差量ΔDIF2が所定偏差量
ΔDIFLIM2以上か否かを判別する(ステップS2
6)。そして、ΔDIF2≧ΔDIFLIM2であると
きは、ウインカが操作されているか否かを判別する(ス
テップS27)。その結果、ΔDIF2<ΔDIFLI
M2であるとき又はウインカが操作されているときは、
直ちに本処理を終了する一方、ΔDIF2≧ΔDIFL
IM2であってウインカが操作されていないときは、運
転状況が異常であると判定して、ステップS28に進
む。
【0041】ステップS28では、前回の警報を発して
から所定時間TMが経過したか否かを判別し、その判別
の結果、前回の警報を発してから所定時間TMが経過し
ているときは、警報を発するよう指令する信号を警報部
24に出力して(ステップS29)本処理を終了する一
方、前回の警報を発してから所定時間TMが未だ経過し
ていないときは、警報を発することなく直ちに本処理を
終了する。
【0042】以上のように本実施の形態では、検出した
ヨー角YAに基づいて基準線を算出し、この基準線から
のずれを表す横変位量YKから算出した偏差量ΔDIF
2に基づいて運転状況を判定し、また、ウインカの作動
状態も考慮して警報を発するようにし、さらに、前回の
警報を発してから所定時間TM内はさらなる警報の発生
を禁止したので、第1の実施の形態と同様の効果が得ら
れる。
【0043】(第3の実施の形態)図6は本発明の第3
の実施の形態にかかる車両用運転状況監視装置の構成を
示す図であり、本実施の形態の監視装置は、第2の実施
の形態の偏差量算出部20と判断部22との間に運転者
の運転能力を推定する運転能力推定部21が追加されて
いる。これ以外の点は第2の実施の形態と同一である。
【0044】図7は図6の機能ブロック図に対応する処
理のフローチャートであり、図7のステップS21〜S
25は、図5の処理と同一である。
【0045】ステップS31では、ステップS25で算
出した偏差量ΔDIF2に基づいて運転者の運転能力を
推定する。この推定は具体的には以下のようにして行
う。
【0046】先ず偏差量ΔDIF2の算出を、ヨーレー
トYR及び車速Vのサンプリング時期を変えてm回(例
えば4回)とn回(例えば8回)行い、m個のΔDIF
2値の平均値ΔDIFAVE及び標準偏差σDIF及び
n個のΔDIF値の平均値ΔDIFAVE3を算出す
る。そして、平均値ΔDIFAVEが所定偏差量ΔDI
FTHより大きいか否か、及び標準偏差σDIFが所定
閾値σTHより大きいか否かに応じて図8に示すように
運転能力レベルA〜Dを決定する。ここで、ΔDIFA
VE≦ΔDIFTH且つσDIF≦σTHであるとき
は、偏差量が平均して小さく且つそのばらつきも小さい
ので、最も運転能力が高い状態と推定する(レベル
A)。一方、ΔDIFAVE>ΔDIFTH且つσDI
F≦σTHであるときは、偏差量が平均して大きく且つ
そのばらつきが小さいので、最も運転能力が低い状態と
推定する(レベルD)。また、σDIF>σTHである
ときは、ΔDIFAVE値が小さい方が運転能力が高い
と推定し、ΔDIFAVE≦ΔDIFTHであるときを
レベルB、ΔDIFAVE>ΔDIFTHである時をレ
ベルCとする。
【0047】さらに、m個のΔDIF2値の中で所定値
を越えるものの数NOV(=0〜m)を求め、このNO
V値に応じて運転能力レベルE〜Iを決定する。すなわ
ち、m=4の場合には、NOV=0,1,2,3,4に
対応して運転能力をそれぞれE,F,G,H,Iとす
る。
【0048】そして、上記運転能力レベルA〜C及びE
〜Iに基づいて、、図9に示すように総合的な運転能力
の判定を行う。すなわちn個のΔDIF値の平均値ΔD
IFAVE3の所定閾値をΔDIF3THとすると、レ
ベルA,B且つE,またはΔDIFAVE3<ΔDIF
3THのときは「正常」と判定し、レベルA,B且つ
F,G且つΔDIFAVE3≧ΔDIF3THのときま
たはレベルC且つE,F,G且つΔDIFAVE3≧Δ
DIF3THのときは「警告レベル1」と判定し、レベ
ルA,B,C且つH,I且つΔDIFAVE3≧ΔDI
F3THのとき、またはレベルD且つΔDIFAVE3
≧ΔDIF3THのときは「警告レベル2」と判定す
る。
【0049】なお、n個のΔDIF値の平均値ΔDIF
AVE3を用いずに、レベルA,B且つEのときは「正
常」と判定し、レベルA,B且つF,Gのときまたはレ
ベルC且つE,F,Gのときは「警告レベル1」と判定
し、レベルA,B,C且つH,IのときまたはレベルD
のときは「警告レベル2」と判定するようにしてもよ
い。
【0050】このようにして、複数の偏差量ΔDIF2
の平均値及びばらつきに基づいて運転者の運転能力を判
定することにより、より正確に運転能力を判定(推定)
することができる。
【0051】図7に戻り、ステップS32では、運転能
力が低いか否か、すなわちステップS31で推定した運
転能力が警告レベル1又は2のいずれかであるか否かを
判別し、この答が肯定(YES)のときは、ウインカが
操作されているか否かを判別する(ステップS33)。
その結果、運転能力が警告レベル1又は2のいずれでも
ないとき又はウインカが操作されているときは、直ちに
本処理を終了する一方、運転能力が警告レベル1又は2
のいずれかであって、ウインカが操作されていないとき
は、運転状況が異常であると判定して、ステップS34
に進む。
【0052】ステップS34では、警告の緊急度合が高
いか否か、すなわち警告レベルが2であるか否かを判別
し、その判別の結果、警告レベルが2でないときは、前
回の警報を発してから所定時間TMが経過したか否かを
判別する(ステップS35)。その結果、警告レベルが
2であるときは、警報を発するよう指令する信号を警報
部24に出力して(ステップS36)、本処理を終了す
る。これにより、警告の緊急度合が高い場合には、前回
の警報からの経過時間にかかわらず警告が行われる。ま
た、警告レベルが2でなく(すなわち警告レベルが1)
且つ前回の警報を発してから所定時間TMが経過してい
るときも、前記ステップS36の処理を実行する。その
一方、警告レベルが2でなく(すなわち警告レベルが
1)且つ前回の警報を発してから所定時間TMが未だ経
過していないときは、警報を発することなく直ちに本処
理を終了する。これにより、前回の警報を発してから所
定時間TM内は、警告レベルが2にならない限り、さら
なる警告は行われない。
【0053】なお、前記ステップS36では、警告レベ
ル2のときは、警告レベル1のときより警告音を大きく
したり、ランプ点灯とブザー発音とを両方行うようにす
ること等が望ましい。さらに、警告レベル2のときは、
車速を減速させるといったフェールセーフアクションを
行うようにしてもよい。
【0054】以上のように第3の実施の形態によれば、
複数の偏差量ΔDIF2の平均値及びばらつきに基づい
て運転者の運転能力を判定することにより、より正確に
運転能力を判定(推定)することができるので、第1、
第2の実施の形態と同様の効果が得られるだけでなく、
さらにきめの細かい警告及びフェールセーフアクション
が可能となる。
【0055】また、運転能力を考慮して、警告の緊急度
合が高い場合には、前回の警報からの経過時間にかかわ
らず警告の禁止を解除するようにしたので、重大な危険
を適切に回避することができる。
【0056】(第4の実施の形態)次に本発明の第4の
実施の形態を図10を参照して説明する。
【0057】本実施の形態では、マイクロコンピュータ
1はタイマの代わりにカウンタを備える。その他の構成
要素については第3の実施の形態と同一である。
【0058】図10は、図6の機能ブロック図に対応す
る処理のフローチャートである。
【0059】まず、ステップS101〜ステップS10
6では、図7のステップS21〜ステップS31と同様
の処理を実行する。
【0060】次いで、ステップS107に進み、上記カ
ウンタのカウンタ値Nを「1」だけインクリメントし
て、運転能力が低いか否か、すなわちステップS106
で推定した運転能力が警告レベル1又は2のいずれかで
あるか否かを判別し(ステップS108)、この答が肯
定(YES)のときは、ウインカが操作されているか否
かを判別する(ステップS109)。その結果、運転能
力が警告レベル1又は2のいずれでもないとき又はウイ
ンカが操作されているときは、直ちに本処理を終了する
一方、運転能力が警告レベル1又は2のいずれかであっ
てウインカが操作されていないときは、運転状況が異常
であると判定して、ステップS110に進む。
【0061】ステップS110では、警告の緊急度合が
高いか否か、すなわち警告レベルが2であるか否かを判
別し、その判別の結果、警告レベルが2でないときは、
カウンタ値Nが所定値PN(例えば3)を越えたか否か
を判別する(ステップS111)。その結果、警告レベ
ルが2であるときは、警報を発するよう指令する信号を
警報部24に出力して(ステップS112)、カウンタ
値Nをリセットし(ステップS113)、本処理を終了
する。これにより、警告の緊急度合が高い場合には、前
回の警報からの処理期間にかかわらず警告が行われる。
また、警告レベルが2でなく(すなわち警告レベルが
1)且つカウンタ値Nが所定値PNより大きいときも、
前記ステップS112、ステップS113の処理を実行
する。その一方、警告レベルが2でなく(すなわち警告
レベルが1)且つカウンタ値Nが所定値PN以下である
ときは、警報を発することなく直ちに本処理を終了す
る。これにより、前記ステップS101〜前記ステップ
S109の処理が所定値PN回実行される期間内は、警
告レベルが2にならない限り、さらなる警告は行われな
い。
【0062】本実施の形態によれば、第3の実施の形態
と同様の効果が得られる。
【0063】(第5の実施の形態)次に本発明の第5の
実施の形態を図11及び図12を参照して説明する。
【0064】図11は図3のステップS17をステップ
S17aに変更したものであり、これ以外の点は第1の
実施の形態と同一である。
【0065】図11のステップS17aでは車線変更が
行われたか否かを判別する。そして、車線変更が行われ
たときは直ちに本処理を終了する一方、車線変更が行わ
れていないときは、運転状況が異常であると判定して、
前記ステップS18、S19の処理を実行する。
【0066】ここで車線変更が行われたか否かの判別
は、以下のように行う。すなわち、車線変更が行われた
場合には、ヨーレートYRは図12に示すような変化を
することがわかっているので、ヨーレートYRが一方向
(例えば右方向)のピークを示す時点から他方向(例え
ば左方向)のピークを示す時点までの時間Tと、それら
のピーク値の差(ヨーレートの振幅)aとを計測する。
そして、時間Tが所定時間T1,T2(T1>T2)範
囲内にあり、且つ振幅aが所定値Aより大きいとき、車
線変更が行われたと判定する。
【0067】本実施の形態によれば、第1の実施の形態
と同様の効果を得られるだけでなく、例えば運転者がウ
インカ操作せずに車線変更した場合でも、誤判定するこ
とがなく、判定精度を向上させることができる。
【0068】なお、図11のステップS17aでは車線
変更後所定時間TARC内か否かを判別し、所定時間T
ARC内であれば直ちに処理を終了し、所定時間TAR
C経過した後に、警報を発するようにしてもよい。
【0069】また、図5のステップS27(第2の実施
の形態)、図7のステップS33(第3の実施の形態)
または図10のステップS109(第4の実施の形態)
においても、上述したステップS17aと同様の判別を
行うようにしてもよい。
【0070】なお、上述した第1〜第3の実施の形態に
おいて、ウィンカが操作されたか否かの判別(図3のス
テップS17、図5のステップS27、図7のステップ
S33、図10のステップS109)は、ヨーレートY
R及び車速Vのデータ取得処理(図3のステップS1
1、図5、7のステップS21、図10のステップS1
01)の直後に行うようにし、ウィンカ操作がされたと
きは、基準線算出等の処理を行うことなく直ちに処理終
了するようにしてもよい。また、第5の実施の形態にお
いて、車線変更したか否かの判別(図11のステップS
17a)も同様にステップS11の直後に行うように
し、車線変更がなされたときは、基準線算出等の処理を
行うことなく直ちに処理を終了するようにしてもよい。
【0071】また、上述した第1〜第3、及び第5の実
施の形態において、前回の警報を発してから所定時間T
Mが経過したか否かの判別(図3のステップS18、図
5のステップS28、図7のステップS35、図11の
ステップS18)についても同様にヨーレートYR及び
車速Vのデータ取得処理(図3のステップS11、図
5、図7のステップS21、図11のステップS11)
の直後に行うようにし、前回の警報を発してから所定時
間TMが経過したときは、基準線算出等の処理を行うこ
となく直ちに処理を終了するようにしてもよい。なお、
第4の実施の形態におけるカウンタ値Nが所定値PNを
越えたか否かの判別についても同様に、図10のステッ
プS101の直後に行うようにしてもよい。
【0072】また、上述した実施の形態では、運転者へ
の警告は、運転者の視覚又は聴覚に訴えるものを使用し
たが、これに限るものではなく、運転者に直接作用する
方法、例えばシートを振動させたり、シートベルトに張
力を加えたり、あるいは特定の香りを車室内に放出した
り、空調装置の作動状態を変更したりするようにしても
よい。これにより、運転状況の悪化をより確実に運転者
に知らせることができる。
【0073】また、上述した実施の形態では、ヨーレー
トセンサ10によりヨーレートを検出したが、これに代
えて、車輪速センサ及び車速センサの出力、又はステア
リングの操舵角を検出する操舵角センサ及び横方向加速
度センサの出力等を用いてヨーレートを算出するように
してもよい。
【0074】また、上述した実施の形態では、ヨー角Y
Aに基づいて基準線を推定したが、ヨーレートYR、又
は横変位量YKに基づいて基準線を推定してもよい。
【0075】なお、第4の実施の形態では、警告レベル
が2にならない限りさらなる警告を禁止する期間を、所
定の処理期間内、すなわち前記ステップS101〜前記
ステップS109の処理が所定値PN回実行される期間
内としたが、所定の処理期間内に代えて、第1〜第3の
実施の形態と同様に所定時間TM内としてもよい。一
方、第1〜第3、及び第5の実施の形態で、警告レベル
が2にならない限りさらなる警告を禁止する期間を、所
定時間TM内とする代わりに、第4の実施の形態と同様
に所定の処理期間内としてもよい。
【0076】なお、第4の実施の形態において、警告レ
ベルが2にならない限り、さらなる警告を禁止する期間
は、前記ステップS101〜前記ステップS109の処
理期間に限ることなく、他の処理のための期間としても
よい。
【0077】なお、第3、第4の実施の形態において、
警告レベルによって警告の禁止を解除するようにした
が、この処理を省略し、第1、第2、第5の実施の形態
と同様に、所定時間TM内または所定処理期間内は警告
レベルにかかわらず警告を禁止するようにしてもよい。
【0078】なお、第3、第4の実施の形態では、警告
レベルを2段階に分け、警告レベル2を緊急度合の高い
状態として、この場合に警告禁止を解除するようにした
が、警告レベルをさらに細分化し、警告レベルが所定レ
ベル以上のときに警告禁止を解除するようにしてもよ
い。あるいは、警告レベルが高いほど(緊急性が高いほ
ど)所定時間TMをより小さい値に、または所定値PN
をより小さい値に設定するようにしてもよい。
【0079】なお、上述した第1〜第5の実施の形態で
は、当該車両の挙動を表わす運転状況値(ヨーレートΔ
DIF1、ΔDIF2等)に基づいて、運転状況が適正
か否かを判定するようにしたが、これに代えて、運転者
の運転操作を表す運転状況値及び運転者の状態を表す運
転状況値のいずれかまたは双方に基づいて判定するよう
にしてもよい。あるいは、運転者の運転操作を表す運転
状況値及び運転者の状態を表す運転状況値のいずれかま
たは双方と、車両の挙動を表わす運転状況値とに基づい
て判定するようにしてもよい。運転者の運転操作を表す
運転状況値としては、例えばステアリングとアクセルの
操作頻度(特公昭54−24569号公報)、操舵角等
が考えられる。また、運転者の状態を表す運転状況値と
しては、例えば運転者の脳波、顔の表情、体温等の生体
情報(特開平5−96971号公報)、カメラの検出に
よる運転者の上体位置の周期的変動、上半身の傾きや頭
部の傾き等の姿勢(特公平4−75560号公報等)、
運転者の皮膚電位の検出による緊張状態と覚醒度低下状
態(特開平5−24460号公報)、画像認識により顔
面の筋肉の動きを検出して得られるまばたきの状態、運
転者の心拍、体温、握力等が考えられる。
【0080】また、第3、第4の実施の形態の形態にお
いて、警告レベルは、偏差量ΔDIF2等に基づいて判
定したが、運転者の運転操作を表す運転状況値及び運転
者の状態を表す運転状況値のいずれかまたは双方に基づ
いて判定するようにしてもよい。あるいは、運転者の運
転操作を表す運転状況値及び運転者の状態を表す運転状
況値のいずれかまたは双方と、車両の挙動を表わす運転
状況値とに基づいて判定するようにしてもよい。
【0081】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の車両
用運転状況監視装置によれば、車両の挙動、運転者の運
転操作及び運転者の状態の少なくとも1つの運転状況値
が検出され、該検出された運転状況値に基づいて前記運
転者の運転状況が適正か否かが判定され、該判定の結果
に基づいて警告が行われる。ただし該警告が行われた後
所定時間内は前記警告が禁止される。また、請求項2記
載の車両用運転状況監視装置によれば、車両の挙動、運
転者の運転操作及び運転者の状態の少なくとも1つの運
転状況値が検出され、該検出された運転状況値に基づい
て前記運転者の運転状況が適正か否かが判定され、該判
定の結果に基づいて警告が行われる。ただし該警告が行
われた後所定の処理期間内は前記警告が禁止される。こ
れにより、警報が連続して鳴り続くことによる煩わしさ
を解消することができ、警告に慣れ過ぎることにより警
告の意義が薄れたり、運転者が警告装置のスイッチをオ
フにしたりするおそれを少なくすることができる。従っ
て、煩わしさを与えることなく、異常な運転状況におけ
る適切な警告を行うことができる。
【0082】さらに、前記検出された運転状況値に基づ
いて警告の緊急度合を示す警告レベルが判定され、該判
定された警告レベルが所定レベルであるときは、前記警
告の禁止が解除される。これにより、警告の緊急度合が
高い場合には、前回の警報からの経過時間や処理期間に
かかわらず警告が行われるので、異常な状況を遅延なく
適切に知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる車両用運転
状況監視装置の構成を示すブロック図である。
【図2】検出データ及び検出データに基づいて算出され
るパラメータの推移を示す図である。
【図3】図1のマイクロコンピュータで実行される処理
の手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態にかかる車両用運転
状況監視装置の構成を示すブロック図である。
【図5】図4のマイクロコンピュータで実行される処理
の手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第3の実施の形態にかかる車両用運転
状況監視装置の構成を示すブロック図である。
【図7】図6のマイクロコンピュータで実行される処理
の手順を示すフローチャートである。
【図8】運転者の運転能力レベルを決定するためのマッ
プを示す図である。
【図9】運転者の運転能力レベルを決定するためのマッ
プを示す図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態において、図6の
マイクロコンピュータで実行される処理の手順を示すフ
ローチャートである。
【図11】本発明の第5の実施の形態における、図3の
処理の一部を変更した処理のフローチャートである。
【図12】車線変更の判定手法を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ(運転状況判定手段、警告禁
止手段、禁止解除手段) 10 ヨーレートセンサ(運転状況値検出手段) 24 警報部(警告手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の運転者の運転状況を監視する車両
    用運転状況監視装置において、 前記車両の挙動、前記運転者の運転操作及び前記運転者
    の状態の少なくとも1つの運転状況値を検出する運転状
    況値検出手段と、 該運転状況値検出手段により検出された運転状況値に基
    づいて前記運転者の運転状況が適正か否かを判定する運
    転状況判定手段と、 該運転状況判定手段の判定結果に基づいて警告を行う警
    告手段と、 該警告手段により警告が行われた後所定時間内は前記警
    告手段による警告を禁止する警告禁止手段とを備えたこ
    とを特徴とする車両用運転状況監視装置。
  2. 【請求項2】 車両の運転者の運転状況を監視する車両
    用運転状況監視装置において、 前記車両の挙動、前記運転者の運転操作及び前記運転者
    の状態の少なくとも1つの運転状況値を検出する運転状
    況値検出手段と、 該運転状況値検出手段により検出された運転状況値に基
    づいて前記運転者の運転状況が適正か否かを判定する運
    転状況判定手段と、 該運転状況判定手段の判定結果に基づいて警告を行う警
    告手段と、 該警告手段により警告が行われた後所定の処理期間内は
    前記警告手段による警告を禁止する警告禁止手段とを備
    えたことを特徴とする車両用運転状況監視装置。
  3. 【請求項3】 前記運転状況値検出手段により検出され
    た運転状況値に基づいて警告の緊急度合を示す警告レベ
    ルを判定する警告レベル判定手段と、該警告レベル判定
    手段により判定された警告レベルが所定レベル以上であ
    るときは、前記警告手段による警告の禁止を解除する禁
    止解除手段とを備えたことを特徴とする請求項1または
    2記載の車両用運転状況監視装置。
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