JPH1019823A - 熱型湿度センサの温度制御回路 - Google Patents

熱型湿度センサの温度制御回路

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JPH1019823A
JPH1019823A JP8170468A JP17046896A JPH1019823A JP H1019823 A JPH1019823 A JP H1019823A JP 8170468 A JP8170468 A JP 8170468A JP 17046896 A JP17046896 A JP 17046896A JP H1019823 A JPH1019823 A JP H1019823A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱型湿度センサの発熱部を周囲温度以上で、
かつ2つ以上の所定の一定温度に切り替えができるよう
にし、不確定で大きな内部抵抗を有する半導体スイッチ
などで回路切り替えを行っても、半導体スイッチなどの
内部抵抗が無視できるような回路であり、しかも小さな
電源電圧で有効に熱型湿度センサの発熱部を加熱できる
ような温度制御回路を提供すること。 【解決手段】 所定の設定温度の数の演算増幅回路A
1,A2を用意し、スイッチSl,Shで切り替えて、
この選択した回路の出力と他の1個の参照用演算増幅回
路Asの出力とを差動増幅器A0に入力し、その出力を
元の熱型湿度センサに帰還することにより、熱型湿度セ
ンサを所定の一定温度に制御すると共に、湿度を表現す
る演算回路Cを設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、熱型湿度センサ
の温度制御回路に関し、特に、湿度センサの発熱部を所
定の2つ以上の一定温度に切り替えて、これらの出力か
ら湿度を算出するようにした熱型湿度センサの温度制御
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本願発明者は、先に発熱部の湿度による
放熱状態の変化から湿度を算出する熱型湿度センサの発
熱部を周囲温度以上で、かつ、2つ以上の所定の一定温
度に切り替え、これらの各一定温度における回路出力情
報から湿度を算出するようにした湿度センサの温度制御
回路を開発している(「発熱抵抗体の温度制御回路」/
特願平7ー150440号)。
【0003】この技術にあっては、ホイートストンブリ
ッジの一辺に熱型湿度センサを挿入し、他の対応する比
例辺の一辺に熱型湿度センサの発熱部が所定の一定温度
になったときに示す発熱部の電気抵抗値に等しい抵抗を
挿入し、ホイートストンブリッジがブリッジバランスを
保持しているときには、熱型湿度センサの発熱部が所定
の一定温度になったことを意味するという性質を利用
し、上記ホイートストンブリッジのバランス検出用出力
端子からの信号を差動増幅器に入力して、その出力をホ
イートストンブリッジに帰還する温度制御回路を提案し
ている。
【0004】また、この温度制御回路では他の異なる所
定の一定温度に熱型湿度センサの発熱部を設定するため
には、先の比例辺とは別で所定の一定温度に設定できる
比例辺を新たに設けた、いわゆる二重のホイートストン
ブリッジを構築し、スイッチの切り替えにより選択でき
るようにも構成してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このホ
イートストンブリッジを用いた温度制御回路において、
ホイートストンブリッジの感度を上げるには、ホイート
ストンブリッジの辺で熱型湿度センサと直列に接続して
ある抵抗がほぼ熱型湿度センサの発熱部の抵抗値に等し
い方がよく、このためには、熱型湿度センサに印加され
る電圧のほぼ二倍の電圧をホイートストンブリッジに印
加する必要があり、その結果、乾電池駆動などの低電圧
化には問題があった。
【0006】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、発熱部の湿度による放熱状態の
変化から湿度を算出する熱型湿度センサの発熱部を周囲
温度以上で、かつ、2つ以上の所定の一定温度に切り替
えて、これらの各一定温度における回路出力情報から湿
度を算出するようにした熱型湿度センサの温度制御回路
において、小さな電源電圧で有効に熱型湿度センサの発
熱部を加熱でき、かつ、不確定で大きな内部抵抗を有す
る半導体スイッチなどで回路切り替えを行う際、半導体
スイッチなどの内部抵抗が無視できるような熱型湿度セ
ンサの温度制御回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る熱型湿度センサの温度制御回路
は、発熱部の湿度による放熱状態の変化から湿度を算出
する熱型湿度センサの発熱部を周囲温度以上で、かつ、
2つ以上の所定の一定温度に切り替え、これらの各一定
温度における回路出力情報から湿度を算出する熱型湿度
センサの温度制御回路において、前記熱型湿度センサを
接続した第1の演算増幅手段と、前記熱型湿度センサの
発熱部が、予め複数設定された所定の一定温度に達した
ときに前記第1の演算増幅手段が発生する、前記予め複
数設定された所定の一定温度毎の出力と等しい出力を発
生し、かつ、前記第1の演算増幅手段と並列に、前記予
め複数設定された所定の一定温度の数に対応して設けら
れた第2の演算増幅手段と、前記第2の演算増幅手段の
うち選択された1つの演算増幅手段からの出力と前記第
1の演算増幅手段からの出力とを入力する差動増幅手段
と、を具備し、前記差動増幅手段からの出力を帰還して
前記熱型湿度センサの発熱部が所定の一定温度となるよ
うに制御するものである。
【0008】また、請求項2に係る熱型湿度センサの温
度制御回路は、発熱部の湿度による放熱状態の変化から
湿度を算出する熱型湿度センサの発熱部を周囲温度以上
で、かつ、2つ以上の所定の一定温度に切り替えて、こ
れらの各一定温度における回路出力情報から湿度を算出
する熱型湿度センサの温度制御回路において、前記熱型
湿度センサを接続した演算増幅回路(As)と、前記熱
型湿度センサの発熱部がそれぞれ所定の一定温度(T
1,T2)に達したときに前記演算増幅回路(As)が
発生する、前記所定の一定温度(T1,T2)毎の出力
と等しい出力を発生し、かつ、前記演算増幅回路(A
s)と並列に、前記所定の一定温度(T1,T2)の数
に対応して設けられた演算増幅回路(A1,A2)と、
前記演算増幅回路(A1,A2)のうち選択した1つの
演算増幅回路からの出力と前記演算増幅回路(As)か
らの出力とを入力する差動増幅回路(A0)と、を具備
し、前記差動増幅回路(A0)からの出力を帰還して前
記熱型湿度センサの発熱部が所定の一定温度となるよう
に制御するものである。
【0009】すなわち、この発明に係る熱型湿度センサ
の温度制御回路は、演算増幅回路の差動入力端子間はイ
マージナリショートとなり、入力抵抗と帰還抵抗には同
一の電流が流れるという性質を利用したものであって、
上記請求項1、2に係る熱型湿度センサの温度制御回路
にあっては、熱型湿度センサを接続した1つの演算増幅
回路Asを設けておき、熱型湿度センサの発熱部が、例
えば、所定の2つの一定温度T1またはT2に達したと
きに、この演算増幅回路Asが発生するそれぞれの出力
と等しい出力を発生する演算増幅回路A1とA2とをこ
の演算増幅回路Asと並列に設けておき、熱型湿度セン
サを一定温度T1にしたい場合には、これに対応する演
算増幅回路A1をスイッチにより選択して、その出力と
演算増幅回路Asからの出力とを差動増幅回路に入力し
て比較し、その出力を帰還して熱型湿度センサの発熱部
を所定の一定温度T1になるように制御するものであ
る。
【0010】また、請求項3に係る熱型湿度センサの温
度制御回路は、発熱部の湿度による放熱状態の変化から
湿度を算出する熱型湿度センサの発熱部を周囲温度以上
で、かつ、2つ以上の所定の一定温度に切り替え、これ
らの各一定温度における回路出力情報から湿度を算出す
る熱型湿度センサの温度制御回路において、前記熱型湿
度センサの発熱部が、予め複数設定された所定の一定温
度に達したときのそれぞれの電気抵抗値のK倍に等しい
抵抗をそれぞれの帰還回路に持ち、それぞれの入力端子
に前記熱型湿度センサを共通に接続され、かつ、前記予
め複数設定された所定の一定温度の数だけ切り替えが可
能なように接続された演算増幅手段と、前記演算増幅手
段と並列に接続され、その増幅率がKとなるように設定
された参照用演算増幅手段と、前記演算増幅手段のうち
選択された演算増幅手段からの出力と前記参照用演算増
幅手段からの出力とを入力する差動増幅手段と、を具備
し、前記差動増幅手段からの出力を帰還して前記熱型湿
度センサの発熱部を所定の一定温度となるように制御す
るものである。
【0011】また、請求項4に係る熱型湿度センサの温
度制御回路は、発熱部の湿度による放熱状態の変化から
湿度を算出する熱型湿度センサの発熱部を周囲温度以上
で、かつ、2つ以上の所定の一定温度に切り替え、これ
らの各一定温度における回路出力情報から湿度を算出す
る熱型湿度センサの温度制御回路において、前記熱型湿
度センサの発熱部が、それぞれ所定の一定温度(T1,
T2)に達したときのそれぞれの電気抵抗値のK倍に等
しい抵抗をそれぞれの帰還回路に持ち、それぞれの入力
端子に前記熱型湿度センサを共通に接続され、かつ、前
記所定の一定温度(T1,T2)の数だけ切り替えが可
能なように接続された演算増幅回路(As1,As2)
と、前記演算増幅回路(As1,As2)と並列に接続
され、その増幅率がKとなるように設定された参照用演
算増幅回路(Ar)と、前記演算増幅回路(As1,A
s2)のうち選択された演算増幅回路からの出力(V
s)と前記参照用演算増幅回路(Ar)からの出力とを
入力する差動増幅回路(A0)と、を具備し、前記差動
増幅回路(A0)からの出力を帰還して前記熱型湿度セ
ンサの発熱部を所定の一定温度となるように制御するも
のである。
【0012】また、上記請求項3、4に係る熱型湿度セ
ンサの温度制御回路にあっては、2つ以上の演算増幅回
路As1、As2に熱型湿度センサを共通の入力抵抗と
してそれぞれの入力端子に接続し、熱型湿度センサの発
熱部が、例えば、所定の2つの一定温度T1またはT2
に達したとき、熱型湿度センサの発熱部のそれらの温度
での予想される電気抵抗値のK倍に等しい抵抗を対応す
るそれぞれの演算増幅回路As1、As2の帰還回路に
半導体スイッチなどで切り替えが可能なように接続する
と共に、これらのうちの一つの演算増幅回路が選択でき
るようにしておき、さらにこの演算増幅回路As1、A
s2と並列に増幅率がKとなるようにした参照用演算増
幅回路Arを接続しておき、熱型湿度センサの発熱部を
例えば一定温度T1にするときには、熱型湿度センサの
発熱部が温度T1に達したときに予想される電気抵抗値
のK倍に等しい抵抗を帰還抵抗とする演算増幅回路As
1を半導体スイッチなどで切り替え選択し、そのときの
演算増幅回路As1の出力Vsと参照用演算増幅回路A
rの出力Vrとを差動増幅回路に入力して比較し、その
出力Voの一部または全部を帰還して熱型湿度センサの
発熱部が所定の一定温度となるように制御するものであ
る。この場合、Kはもちろん1であってもよい。
【0013】また、請求項5に係る熱型湿度センサの温
度制御回路は、前記演算増幅手段あるいは演算増幅回路
の選択動作は、半導体スイッチにより実行するものであ
る。すなわち、スイッチを半導体スイッチとすることに
よって、回路自体の動作を高速にすることができる。
【0014】また、請求項6に係る熱型湿度センサの温
度制御回路は、前記熱型湿度センサの発熱部は、単結晶
シリコンにマイクロマシン技術で形成したものであり、
その寸法が厚み約3μm、面積175×175μm角、
橋の長さも含む全長が300μmで、この絶縁薄膜上に
ジグザグパターンのPt薄膜を発熱体とした薄膜ヒータ
である。
【0015】すなわち、単結晶シリコンにマイクロマシ
ン技術で形成した熱型湿度センサの発熱部の寸法が厚み
約3μm、面積175×175μm角、橋の長さも含む
全長が300μmで、この絶縁薄膜上にジグザグパター
ンのPt薄膜を発熱体とした薄膜ヒータの空気中におけ
る熱時定数は約35msecであり、例えば、1sec
間の間隔を空けて50msec間の電流を交互に流す
と、消費電力を極めて軽減できる。
【0016】また、請求項7に係る熱型湿度センサの温
度制御回路は、前記差動増幅手段あるいは差動増幅回路
の入力側や出力側に抵抗やキャパシタを挿入するもので
ある。すなわち、差動増幅器の入力側や出力側に抵抗や
キャパシタを挿入することにより、スイッチ切り替え時
における過度応答特性を和らげることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る熱型湿度セ
ンサの温度制御回路の実施の形態について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0018】(実施の形態1)図1は、この発明に係る
熱型湿度センサの温度制御回路の実施の形態1を示す回
路図である。この実施の形態1に係る温度制御回路は、
熱型湿度センサの発熱部の(電気)抵抗値がRsである
抵抗Rsを演算増幅回路Asの入力端子に接続し、所定
の2つの異なる一定温度T1,T2に維持させるため
に、演算増幅回路Asと並列に一定温度T1,T2にそ
れぞれ対応する演算増幅回路A1、A2を接続し、どち
らかをスイッチSlあるいはShにより選択して、これ
から出力VlあるいはVhを取り出し、演算増幅回路A
sの出力Vsと比較するため差動増幅器A0にこの出力
Vsと選択された出力VlあるいはVhとを入力し、そ
の出力Voを再び熱型湿度センサ側に帰還させて、所定
の一定温度T1またはT2になるように制御するもので
ある。
【0019】熱型湿度センサの発熱部の抵抗Rsは抵抗
温度係数を有するため、温度T依存性がある。一般には
熱型湿度センサの発熱部は白金(Pt)などの金属なの
で、正の抵抗温度係数を有している。従って、熱型湿度
センサによって湿度を測定する動作温度は400〜50
0℃では抵抗値は室温に比べて非常に高くなる。例え
ば、Pt薄膜抵抗の場合、25℃で200Ωの抵抗値が
120℃では約240Ωの抵抗値となり、450℃では
450Ω程度の抵抗値となる。逆に、熱型湿度センサの
発熱部の抵抗Rsの値を測定すれば、その発熱部の平均
温度を知ることができる。
【0020】従って、熱型湿度センサを入力端子に接続
した演算増幅回路Asと同等な演算増幅回路A1を用意
し、温度T1(例えば、120℃)になったときの熱型
湿度センサの発熱部の抵抗Rs=Rl(例えば、Rl=
240Ω)を演算増幅回路A1の入力端子に接続して、
演算増幅回路Asの出力Vsと演算増幅回路A1の出力
Vlとを差動増幅器A0に入力すれば、その出力Vo
は、Rs>Rlのときには小さくなり、逆に、Rs<R
lのときは大きくなるので、Rs=Rlになるように、
すなわち、熱型湿度センサの発熱部の温度Tが温度T1
に等しくなるように自動的に制御される。
【0021】また、同様に、演算増幅回路A1の代わり
に演算増幅回路A2を用意し、温度T2(例えば、45
0℃)になったときの熱型湿度センサの発熱部の抵抗R
s=Rh(例えば、Rh=450Ω)をこの演算増幅回
路A2の入力端子に接続して、その出力Vhと演算増幅
回路Asからの出力Vsとを差動増幅器A0に入力すれ
ば、熱型湿度センサの発熱部の温度Tが温度T2に等し
くなるように自動的に制御される。
【0022】演算増幅回路では、帰還抵抗値を入力抵抗
値で割り算した値が増幅率になるので、帰還抵抗値と入
力抵抗値とに同一の倍率を掛けた値の抵抗値を採用して
も増幅率は何ら変化しない。
【0023】例えば、演算増幅回路A1の入力抵抗とし
て、Rlの代わりにαRlを、帰還抵抗としてR0の代
わりにαR0を同時に採用しても良い。例えば、αとし
て10倍を採用すれば、αRlは2400Ωとなり、こ
の演算増幅回路A1での電力消費を小さくできるという
利点がある。同様に、演算増幅回路A2においても入力
抵抗としてRhの代わりに、βRhを採用し、帰還抵抗
としてβR0を採用することができる。この場合、もち
ろんβとして任意の値でよく、例えば、5でも10でも
よい。
【0024】この発明では、例えば、上述のように熱型
湿度センサの発熱部を所定の2つの一定温度T1とT2
にするには、半導体スイッチなどのスイッチSl、Sh
で演算増幅回路A1の出力Vlと演算増幅回路A2の出
力Vhとを切り替えられるようにしている。
【0025】また、上述の演算増幅回路は、演算増幅機
能を有する回路であれば良く、必ずしも単体の演算増幅
回路を組み合わせた回路とする必要はない。
【0026】つぎに、実施の形態1に係る熱型湿度セン
サの温度制御回路の動作について説明する。演算増幅回
路A1の出力側に設けたスイッチSlを閉じ、演算増幅
回路A2の出力側に設けたスイッチShを開放すると、
演算増幅回路A1が選択されたことになり、演算増幅回
路A1と演算増幅回路A2の出力側の差動増幅器A0の
入力端子に接続したスイッチSgを開放しておくと、出
力Vlと演算増幅回路Asの出力Vsとが差動増幅器A
0に入力され比較される。
【0027】このとき、熱型湿度センサの発熱部の温度
Tが、所定の設定された温度T=T1である120℃
(例えば、熱型湿度センサの発熱部の抵抗が120℃に
おいて240Ωになるとき、Rlとして240Ωを選
ぶ)より低ければ、差動増幅器A0の出力Voが大きく
なり、熱型湿度センサの発熱部に大きな電流が流れ、こ
れを加熱し、120℃に近づけるように動作する。
【0028】また、120℃以上になろうとすると差動
増幅器A0の出力Voが急速にゼロに近づき熱型湿度セ
ンサへの電流供給が減少するので、冷却される。このよ
うにして熱型湿度センサの発熱部の温度Tが120℃に
維持される。
【0029】この場合、熱型湿度センサを除く抵抗は抵
抗温度係数がゼロの方が望ましいが、熱容量が大きいも
のを選んであるので、たとえ抵抗温度係数がゼロでなく
とも温度上昇は無視することができる。
【0030】つぎに、演算増幅回路A1の出力側に設け
たスイッチSlを開放し、演算増幅回路A2の出力側に
設けたスイッチShを閉じると、同様にして演算増幅回
路A2が選択されたことになり、演算増幅回路A1と演
算増幅回路A2の出力側の差動増幅器A0の入力端子に
接続したスイッチSgを開放しておくと、出力Vhと演
算増幅回路Asからの出力Vsとが差動増幅器A0に入
力され比較される。例えば、熱型湿度センサの発熱部の
抵抗が450℃において450Ωになるとき、Rhとし
て450Ωを選ぶと、上述と同様な原理で、熱型湿度セ
ンサの発熱部の温度Tが450℃に維持される。
【0031】また、スイッチSlとスイッチShとを半
導体スイッチとすれば、高速に動作させることができ、
例えば、ある間隔を空けて50msec間づつ交互に演
算増幅回路A1と演算増幅回路A2とを選択し、熱型湿
度センサの発熱部の温度TをT1(この場合、120
℃)とT2(この場合、450℃)とに変化させること
ができる。
【0032】さらに、単結晶シリコンにマイクロマシン
技術で形成した熱型湿度センサの発熱部の寸法が厚み約
3μm、面積175×175μm角、橋の長さも含む全
長が300μmで、この絶縁薄膜上にジグザグパターン
のPt薄膜を発熱体とした薄膜ヒータの空気中における
熱時定数は約35msecであり、例えば、1sec間
の間隔を空けて50msec間の電流を交互に流すと、
消費電力が極めて軽減でき、約15msec間上記のT
1である120℃とT2である450℃とに維持される
ことになる。
【0033】なお、スイッチSlとスイッチShとを交
互に切り替えるときに、スイッチSlとスイッチShと
も開放にすると共に、スイッチSgを閉じれば、差動増
幅器A0の入力がゼロに等しくなり、熱型湿度センサに
は電流が流れなくなって、電力消費が少なくて済む。
【0034】また、差動増幅器A0の入力側や出力側に
抵抗やキャパシタを挿入することにより、スイッチ切り
替え時における過度応答特性を和らげることができる。
【0035】一個の熱型湿度センサを用いて、室温の影
響を取り除いた湿度の検出原理は以下のとおりである。
すなわち、湿潤した空気の熱伝導率の湿度依存性を調べ
てみると、温度が室温約100℃以下では、湿潤した空
気の熱伝導率は乾燥空気より小さく、温度約100℃か
ら150℃の間では、乾燥した空気の場合とほとんど変
わらず、これ以上の温度では、湿度が大きいほど大きく
なるという性質がある。従って、約100℃から150
℃の温度範囲では、湿潤した空気の熱伝導率の湿度依存
性に基づく熱型湿度センサは、湿度測定ができなくな
る。
【0036】この性質を利用して、約100℃から15
0℃の温度範囲の中の、例えば、T1=120℃を選
び、この熱伝導率の湿度に無関係な温度を基準として、
湿度依存性の非常に大きいT2=450℃において、絶
対湿度Hを計測する。これは150℃以上の温度では、
絶対湿度Hが大きいほど湿潤空気の熱伝導率が大きくな
るので、熱型湿度センサの発熱部は冷却され、ここをT
2=450℃に維持するには、その分、差動増幅器A0
の出力電圧V0を大きくして熱型湿度センサに流す電流
を大きくしなければならない。
【0037】本実施の形態に係る熱型湿度センサの温度
制御回路では、自動的のこの動作が達成される。従っ
て、差動増幅器A0の出力電圧V0を検出することによ
り、熱型湿度センサの発熱部をT2=450℃に維持す
るに必要な電流、すなわち、湿度に不感帯の温度である
T1=120℃を基準にして、公知の実験式を用いて対
応する絶対湿度Hを検出することができる。
【0038】そのためには、差動増幅器A0の出力電圧
V0を演算回路Cに入力し、温度情報等に基づいて絶対
湿度Hや相対湿度を算出し、演算回路Cから時時刻刻と
演算される絶対湿度Hや相対湿度、さらには温度情報な
どを表示装置やコンピュータ等に出力させることもでき
る。
【0039】ここでは、熱型湿度センサの発熱部は非常
に熱容量が小さいので、その付近の湿潤空気の水蒸気の
絶対量は、室温のときとほとんど変わらず、ただ湿潤空
気の温度だけは、局所的にT1=120℃やT2=45
0℃になって平衡しているという仮定をおいている。
【0040】この実施の形態1の回路にあっては、半導
体スイッチなどのため、そのスイッチを閉じても内部抵
抗が比較的大きく定まっていない場合、例えば、80Ω
程度の場合でも、差動増幅器A0の入力抵抗が比較的大
きいので、その効果が無視できるようになっている。
【0041】(実施の形態2)図2は、この発明の実施
の形態2に係る熱型湿度センサの温度制御回路を示す回
路図であり、熱型湿度センサの発熱部の抵抗Rsを演算
増幅回路Asの帰還回路に挿入した場合のものであっ
て、実施の形態1の図1に示した回路のRsとR0、R
lとR0およびRhとR0とを交換して接続した回路で
あり、実施の形態1と同様に所定の一定温度T1または
T2に成るように制御する回路である。動作原理と効果
は実施の形態1と同様のものとなる。
【0042】(実施の形態3)図3は、実施の形態3に
係る熱型湿度センサの温度制御回路を示す回路図であ
り、熱型湿度センサの発熱部の抵抗Rsを2つの演算増
幅回路As1とAs2の入力端子で共有する場合におけ
る熱型湿度センサの発熱部が所定の一定温度T1または
T2に成るように制御する回路である。
【0043】図3に示した回路は、熱型湿度センサの発
熱部の抵抗Rsに流す電流そのものを熱型湿度センサの
発熱部の温度がT=T1あるいはT=T2になったとき
に予想される抵抗であるRlまたはRhのそれぞれのK
倍の抵抗にスイッチ切り替えにより流すようにしたもの
で、これらの出力VsとK倍の増幅率を有する演算増幅
回路Arの出力(参照電圧)Vrとを差動増幅させるた
めの差動増幅器A0を用意し、他の部分は実施の形態1
と同様に熱型湿度センサの発熱部が所定の一定温度T1
またはT2に成るように制御する回路である。
【0044】この実施の形態3にあっては、熱型湿度セ
ンサの発熱部の抵抗Rsを共有する2つの演算増幅回路
As1とAs2の切り替えスイッチは、共有する抵抗R
sを流れる電流が同時に両方に分流して流れることを防
止するために、Sl1とSl2およびSh1とSh2い
うようにそれぞれ2個づつ必要で、それぞれを同時に閉
じるか、開放するかが求められる。
【0045】また、熱型湿度センサの抵抗Rsに電流を
流さないようにするには、演算増幅回路Arの出力部に
設けたスイッチSrを開放し、参照電圧Vrをゼロにす
るためスイッチSgを閉じればよい。
【0046】上述の実施の形態1〜3の演算増幅回路、
差動増幅器や熱型湿度センサを除く抵抗などの電子部品
をモノリシックに形成し、集積化することもできる。特
に抵抗は最後にレーザトリミングなどで微細な調整をす
ることもできる。もちろん、熱型湿度センサ自体も演算
増幅回路や差動増幅器と共に、例えば、同一のシリコン
基板上に形成することもできるし、他のセンサ、例え
ば、温度センサやフローセンサ等と共に集積化すること
もできる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜4に係
る熱型湿度センサの温度制御回路にあっては、熱型湿度
センサの発熱部を周囲温度以上で、かつ、2つ以上の所
定の一定温度に切り替えるのに、演算増幅回路には演算
増幅回路の差動入力端子間はイマージナリショートとな
り、入力抵抗と帰還抵抗には同一の電流が流れるという
性質があることを利用し、所定の設定温度の数の演算増
幅回路と他の1個の参照用の演算増幅回路とを用い、半
導体スイッチなどのスイッチを用いて差動増幅器に入力
しているので、従来のホイートストンブリッジを用いた
回路に比べ、熱型湿度センサの発熱部に小さな電圧で有
効に電力供給が可能となり、しかも差動増幅器の入力イ
ンピーダンスが大きいので、不確定で大きな内部抵抗を
有する半導体スイッチなどの内部抵抗が無視できるよう
な温度制御回路を得ることができる。
【0048】また、請求項5に係る熱型湿度センサの温
度制御回路にあっては、演算増幅手段あるいは演算増幅
回路の選択動作を、半導体スイッチにより実行するの
で、回路自体の動作を高速にすることができる。
【0049】また、請求項6に係る熱型湿度センサの温
度制御回路にあっては、熱型湿度センサの発熱部が、単
結晶シリコンにマイクロマシン技術で形成したものであ
り、その寸法が厚み約3μm、面積175×175μm
角、橋の長さも含む全長が300μmで、この絶縁薄膜
上にジグザグパターンのPt薄膜を発熱体とした薄膜ヒ
ータであるので、空気中における熱時定数は約35ms
ecであって、例えば、1sec間の間隔を空けて50
msec間の電流を交互に流すと、消費電力を極めて軽
減することができる。
【0050】また、請求項7に係る熱型湿度センサの温
度制御回路にあっては、差動増幅手段あるいは差動増幅
回路の入力側や出力側に抵抗やキャパシタを挿入するこ
とにより、スイッチ切り替え時における過度応答特性を
和らげることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る熱型湿度センサの温度制御
回路の概略構成を示す回路図である。
【図2】実施の形態2に係る熱型湿度センサの温度制御
回路の概略構成を示す回路図である。
【図3】実施の形態3に係る熱型湿度センサの温度制御
回路の概略構成を示す回路図である。
【符号の説明】
As,A1,A2,As1,As2,Ar 演算増幅器 A0 差動増幅器 Sl,Sh,Sg,Sr スイッチ Rs 抵抗 C 演算回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱部の湿度による放熱状態の変化から
    湿度を算出する熱型湿度センサの発熱部を周囲温度以上
    で、かつ、2つ以上の所定の一定温度に切り替え、これ
    らの各一定温度における回路出力情報から湿度を算出す
    る熱型湿度センサの温度制御回路において、 前記熱型湿度センサを接続した第1の演算増幅手段と、 前記熱型湿度センサの発熱部が、予め複数設定された所
    定の一定温度に達したときに前記第1の演算増幅手段が
    発生する、前記予め複数設定された所定の一定温度毎の
    出力と等しい出力を発生し、かつ、前記第1の演算増幅
    手段と並列に、前記予め複数設定された所定の一定温度
    の数に対応して設けられた第2の演算増幅手段と、 前記第2の演算増幅手段のうち選択された1つの演算増
    幅手段からの出力と前記第1の演算増幅手段からの出力
    とを入力する差動増幅手段と、 を具備し、 前記差動増幅手段からの出力を帰還して前記熱型湿度セ
    ンサの発熱部が所定の一定温度となるように制御するこ
    とを特徴とする熱型湿度センサの温度制御回路。
  2. 【請求項2】 発熱部の湿度による放熱状態の変化から
    湿度を算出する熱型湿度センサの発熱部を周囲温度以上
    で、かつ、2つ以上の所定の一定温度に切り替えて、こ
    れらの各一定温度における回路出力情報から湿度を算出
    する熱型湿度センサの温度制御回路において、 前記熱型湿度センサを接続した演算増幅回路(As)
    と、 前記熱型湿度センサの発熱部がそれぞれ所定の一定温度
    (T1,T2)に達したときに前記演算増幅回路(A
    s)が発生する、前記所定の一定温度(T1,T2)毎
    の出力と等しい出力を発生し、かつ、前記演算増幅回路
    (As)と並列に、前記所定の一定温度(T1,T2)
    の数に対応して設けられた演算増幅回路(A1,A2)
    と、 前記演算増幅回路(A1,A2)のうち選択した1つの
    演算増幅回路からの出力と前記演算増幅回路(As)か
    らの出力とを入力する差動増幅回路(A0)と、 を具備し、 前記差動増幅回路(A0)からの出力を帰還して前記熱
    型湿度センサの発熱部が所定の一定温度となるように制
    御することを特徴とする熱型湿度センサの温度制御回
    路。
  3. 【請求項3】 発熱部の湿度による放熱状態の変化から
    湿度を算出する熱型湿度センサの発熱部を周囲温度以上
    で、かつ、2つ以上の所定の一定温度に切り替え、これ
    らの各一定温度における回路出力情報から湿度を算出す
    る熱型湿度センサの温度制御回路において、 前記熱型湿度センサの発熱部が、予め複数設定された所
    定の一定温度に達したときのそれぞれの電気抵抗値のK
    倍に等しい抵抗をそれぞれの帰還回路に持ち、それぞれ
    の入力端子に前記熱型湿度センサを共通に接続され、か
    つ、前記予め複数設定された所定の一定温度の数だけ切
    り替えが可能なように接続された演算増幅手段と、 前記演算増幅手段と並列に接続され、その増幅率がKと
    なるように設定された参照用演算増幅手段と、 前記演算増幅手段のうち選択された演算増幅手段からの
    出力と前記参照用演算増幅手段からの出力とを入力する
    差動増幅手段と、 を具備し、 前記差動増幅手段からの出力を帰還して前記熱型湿度セ
    ンサの発熱部を所定の一定温度となるように制御するこ
    とを特徴とする熱型湿度センサの温度制御回路。
  4. 【請求項4】 発熱部の湿度による放熱状態の変化から
    湿度を算出する熱型湿度センサの発熱部を周囲温度以上
    で、かつ、2つ以上の所定の一定温度に切り替え、これ
    らの各一定温度における回路出力情報から湿度を算出す
    る熱型湿度センサの温度制御回路において、 前記熱型湿度センサの発熱部が、それぞれ所定の一定温
    度(T1,T2)に達したときのそれぞれの電気抵抗値
    のK倍に等しい抵抗をそれぞれの帰還回路に持ち、それ
    ぞれの入力端子に前記熱型湿度センサを共通に接続さ
    れ、かつ、前記所定の一定温度(T1,T2)の数だけ
    切り替えが可能なように接続された演算増幅回路(As
    1,As2)と、 前記演算増幅回路(As1,As2)と並列に接続さ
    れ、その増幅率がKとなるように設定された参照用演算
    増幅回路(Ar)と、 前記演算増幅回路(As1,As2)のうち選択された
    演算増幅回路からの出力(Vs)と前記演算増幅回路
    (Ar)からの出力とを入力する差動増幅回路(A0)
    と、 を具備し、 前記差動増幅回路(A0)からの出力を帰還して前記熱
    型湿度センサの発熱部を所定の一定温度となるように制
    御することを特徴とする熱型湿度センサの温度制御回
    路。
  5. 【請求項5】 前記演算増幅手段あるいは演算増幅回路
    の選択動作は、半導体スイッチにより実行することを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の熱型湿度
    センサの温度制御回路。
  6. 【請求項6】 前記熱型湿度センサの発熱部は、単結晶
    シリコンにマイクロマシン技術で形成したものであり、
    その寸法が厚み約3μm、面積175×175μm角、
    橋の長さも含む全長が300μmで、この絶縁薄膜上に
    ジグザグパターンのPt薄膜を発熱体とした薄膜ヒータ
    であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに
    記載の熱型湿度センサの温度制御回路。
  7. 【請求項7】 前記差動増幅手段あるいは差動増幅回路
    の入力側や出力側に抵抗やキャパシタを挿入することを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の熱型湿
    度センサの温度制御回路。
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