JPH10197535A - 免疫測定方法 - Google Patents

免疫測定方法

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JPH10197535A
JPH10197535A JP8356742A JP35674296A JPH10197535A JP H10197535 A JPH10197535 A JP H10197535A JP 8356742 A JP8356742 A JP 8356742A JP 35674296 A JP35674296 A JP 35674296A JP H10197535 A JPH10197535 A JP H10197535A
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光男 磯村
Chie Mizuhata
智恵 水畑
Yoshihiro Ashihara
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検体中に含まれる測定対象物のホルモン、酵
素、血清蛋白質、腫瘍抗原、DNA結合性蛋白質、サイ
トカイン、細菌、ウイルス、原虫等の抗原又はこれら抗
原に対する抗体を感度よく免疫測定する方法の提供。 【解決手段】 繊維状蛋白質と固相とをリンカー試薬を
用いて結合させた後、更にその繊維状蛋白質と抗原又は
抗体とを前記リンカー試薬とは異なるリンカー試薬を用
いて結合させ、そのものを検体及び標識された抗原又抗
体と反応させた後、繊維状蛋白質の分解酵素を反応さ
せ、固相から遊離した標識物質を測定して検体中の測定
対象物を免疫測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維状蛋白質と固
相とをリンカー試薬を用いて結合させた後、更にその繊
維状蛋白質と抗原又は抗体とを前記リンカー試薬とは異
なるリンカー試薬を用いて結合させ、そのものを検体及
び標識された抗原又は抗体と反応させた後、繊維状蛋白
質の分解酵素を反応させる免疫測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、生体内に含まれるホルモン、酵
素、血清蛋白質、腫瘍抗原、DNA結合性蛋白質、サイ
トカイン、細胞、ウイルス、原虫等又はこれらに対する
抗体を測定することが行われ、疾患の早期診断や治療の
モニター等に利用されている。この測定法では抗原又は
抗体が結合した固相と、標識された抗原又は抗体と、検
体とを混合して固相上に免疫複合体を形成させた後、固
相に結合した標識物質の測定から検体中の測定対象物を
検出する標識免疫測定法が広く行われている。固相を用
いる測定法は、バウンド/フリー(B/F)分離により
固相に結合した標識物質だけを選択的に測定を行うた
め、操作性がよく感度の高い測定法として知られてい
る。
【0003】しかしながら、この方法では固相を洗浄し
ても固相上に非特異的に吸着している標識物質は除去で
きず、免疫複合体を形成して結合した標識物質とは区別
することができない。その結果、非特異吸着による標識
物質は測定の際のバックグランドを上昇させることとな
り、S/N(シグナル/ノイズ)比が低下し、殊に低濃
度の測定対象物の測定では満足すべき結果が得られなか
った。そこで、固相上に免疫複合体を形成して結合され
た標識物質だけを選択的に測定するために、還元、酸化
又は交換反応で開裂する結合を免疫複合体中に形成させ
た試薬を用い、免疫複合体で結合した標識物質だけを固
相から遊離させて測定する方法が見出された。この測定
法としては、免疫複合体を形成させる試薬中にジスルフ
ィド結合(S−S結合)を設ける方法、デキストランを
ジスルフィド結合を利用して架橋する方法、ビオチン−
アビジン結合を設ける方法等である(特開昭53−13
0424号,特開平2−222837号参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】固相上の免疫複合体に
形成されたジスルフィド結合を開裂させる方法では、還
元反応により開裂を行うため選択的且つ完全に分解する
ことが難しく、試薬中の標識物質に対しても多大な影響
を与えることがあった。また、デキストランを糖分解酵
素で分解する方法では、修飾された糖残基の分解反応速
度が遅く完全に解離させるには長い反応時間を必要とし
た。また更にビオチン−アビジン結合を用いる方法は、
過剰のビオチン又はアビジンを免疫複合体を形成した溶
液中に添加し、平衡反応を一方に移動させてビオチン−
アビジン結合を解離させるため、開裂を完全に行うため
には長時間を要し、さらに完全には解離を行うことがで
きないなどの問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは鋭
意研究した結果、繊維状蛋白質と固相とをリンカー試薬
を用いて結合させた後、更にその繊維状蛋白質と抗原又
は抗体とを前記リンカー試薬とは異なるリンカー試薬を
用いて結合させ、そのものを検体及び標識された抗原又
は抗体と反応させた後、繊維状蛋白質の分解酵素を反応
させて固相から遊離する標識物を測定する免疫測定方法
を見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】本発明の測定には繊維状蛋白質と固相とを
リンカー試薬を用いて結合させた後、更にその繊維状蛋
白質と抗原又は抗体とを前記リンカー試薬とは異なるリ
ンカー試薬を用いて結合した固相を用いることができ
る。この繊維状蛋白質としては、動物の結合組織、骨、
歯、ジン帯、腱、真皮等に存在する例えばコラーゲン、
ゼラチン等を挙げることができる。このコラーゲンとゼ
ラチンとは酵素分解性のコラーゲン又はゼラチンであれ
ば分子量及び性状に限定はなく、いかなる動物(ホ乳
類、鳥類、魚類等)から取得したものであってもよい。
ゼラチンとしてはコラーゲンを加熱処理、酸又はアルカ
リによる化学処理して製造した例えば酸処理ゼラチン、
アルカリ処理ゼラチン等を挙げるとができる。さらにこ
のコラーゲン又はゼラチンをアミノ基、イミノ基、カル
ボキシル基、メルカプト基、水酸基等の官能基を周知の
方法を利用し導入し、化学的に修飾したコラーゲン誘導
体又はゼラチン誘導体を用いることもできる。
【0007】また、固相としては免疫測定用の各種固相
を挙げるとができ、例えばプラスチック製の試験管内
壁、マイクロプレートウエルの内壁、ガラスビーズ、ポ
リスチレン等から製造されたプラスチックビーズ、セル
ロース、ニトロセルロース等のメンブレン、フェライト
粒子(例えば特開平3−115862号、同7−921
68号参照)等を挙げることができる。
【0008】固相に結合させる抗原又は抗体は、測定対
象物に対する抗体、抗原又はこれらの誘導体を挙げるこ
とができる。本発明の測定対象物は、例えばテオフィリ
ン、フェニトイン、バルプロ酸等の薬剤、カルシトニ
ン、サイロキシン、エストロゲン、エラストラジオール
等の低分子抗原、CEA、AFP、フェリチン、CA1
9−9、CA125等の腫瘍関連抗原、HIV、ATL
A、HBV、HCV、TP等のウイルス抗原、TSH、
インスリン等の高分子ホルモン、IL−1、IL−2、
IL−6等のサイトカイン、EGF、PDGF等の各種
クロースファクター等の他、前記測定対象物に対する抗
体、ウイルスのDNA、RNAに対する抗体等である。
固相に結合させる抗体は、ポリクローナル抗体又はモノ
クローナル抗体の他、これらの抗体を酵素処理及び/又
は還元処理して製造したFab、Fab’、F(a
b’)2 等の抗体フラグメントであってもよい。
【0009】またリンカー試薬としては、免疫測定用の
試薬を製造するために使用される例えばマレイミド試
薬、グルタルアルデヒド、塩化シアヌリル、カルボジイ
ミド試薬等を挙げるとができる(ペプチド合成法,丸善
株式会社,(昭和50年);酵素免疫測定法,共立出版
(1987年);蛋白質核酸酵素 別冊第31号(19
87年)参照)。マレイミド試薬としては、例えばN−
サクシニミジルマレイミド酢酸、N−サクシニミジル
4−マレイミド酪酸(GMBS)、N−サクシニミジル
マレイミドヘキサン酸、N−サクシニミジル 4−(N
−マレイミドメチル)シクロヘキサン−1−カルボン
酸、N−スルホサクシニミジル 4−マレイミドメチル
−シクロヘキサン−1−カルボン酸等、カルボジイミド
試薬としては例えばジシクロヘキシルカルボジイミド
(DCC)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3
−エチルカルボジイミド(EDC)等を挙げることがで
きる。カルボジイミド試薬では官能基を縮合させて例え
ばアミド基、エステル基等を形成し、結合させることが
できる。
【0010】固相には、まず繊維状蛋白質と固相とをリ
ンカー試薬によって結合させる。次いで抗原又は抗体を
前記リンカー試薬とは異なるリンカー試薬を用いて反応
させることにより測定に用いる固相を製造することがで
きる。また、繊維状蛋白質を二価性官能基を有するリン
カー試薬と反応させ官能基を導入し、次にこの官能基と
は反応しないリンカー試薬により固相と反応させた後、
あらかじめ繊維状蛋白質に導入した官能基と抗原又は抗
体とを反応させて製造することができる。この方法によ
ると抗原又は抗体は繊維状蛋白質を介して選択的に固相
に結合することができる。この製造法は、例えばマレイ
ミド試薬と繊維状蛋白質とを反応させた後、繊維状蛋白
質に残存するアミノ基と固相のカルボキシル基とをカル
ボジイミド試薬によってアミド基を形成して結合し、次
に繊維状蛋白質に残るマレイミド基と抗体のチオール基
とを結合させる方法等である。この方法により得られた
固相は、固相上に特定の割合で抗原又は抗体が結合され
るため、繊維状蛋白質の分解酵素で切断されやすく、短
時間での分解が可能となりに測定時間を短縮することが
できる。
【0011】一方標識された抗原又は抗体は、標識免疫
測定法に用いられる標識試薬を挙げることができ、周知
の方法に従い標識物と抗原又は抗体とを結合させて製造
することができる。標識物としては、標識免疫測定法に
用いられる例えば酵素、放射性同位元素、蛍光物質、発
光物質等を挙げることができる。酵素としては例えばパ
ーオキシダーゼ(POD)、アルカリ性ホスファターゼ
(Alp)、β−ガラクトシダーゼ等を挙げることがで
きる。放射性同位元素としては、例えばヨウ素125、
トリチウム等、蛍光物質としては、例えばローダミン、
ウンベリフェロン等、発光物質としては、例えばルミノ
ール又はイソルミノール誘導体、アクリジニウムエステ
ル誘導体等を挙げることができる。またこの抗原又は抗
体としては、実施する測定法又は測定対象物に対応した
抗原、抗体又はこれらの誘導体を挙げることができる。
この標識された抗原又は抗体は前記抗原又は抗体結合固
相の製造法に従い、共有結合又は非共有結合を作る方法
を利用して製造することができる。放射性同位元素を標
識するにはボルトンハンター試薬を用いることができ
る。非共有結合の方法としては物理吸着法を挙げること
ができる。
【0012】本発明の免疫測定方法は、前記抗原又は抗
体結合固相及び標識された抗原又は抗体を用いて周知の
1ステップ法、ディレイ1ステップ法、2ステップ法等
のサンドイッチ法、競合法で行い、免疫反応により固相
上に形成される免疫複合体の標識物だけを測定すること
により実施することができる。例えば抗原を検出する2
ステップ法では固相と抗原を含む検体とを緩衝液中でイ
ンキュベーション(例えば5〜50℃、5分〜1日)し
た後、固相を洗浄液で洗浄する。次に標識抗体を含む緩
衝液中に固相を移し、さらにインキュベーション(例え
ば5〜50℃、5分〜1日)した後、固相を再び洗浄す
る。次いで、固相上に形成された免疫複合体に繊維状蛋
白質の分解酵素を作用させて固相を分離した後、溶液中
に遊離した標識物の測定を行う方法である。この分解反
応は酵素の反応条件下で、通常4℃から42℃で30秒
から10分間程度反応させることにより行うことができ
る。
【0013】本発明の繊維状蛋白質の分解酵素として
は、標識物に影響を及ぼさない分解酵素であれば使用す
ることができ、例えばコラゲナーゼ、ゼラチナーゼ等を
挙げることができる。この分解酵素は、単独又は混合し
て使用することができる。
【0014】標識物の測定には、その標識物質によって
放射性同位元素を放射線測定装置で測定する他、発光、
蛍光、発色等を目視又は比色計、蛍光光度計、フォトン
カウンター、感光フィルム等の測定機器により測定を行
うこともできる。さらに標識物がパーオキシダーゼ(P
OD)、アルカリホスファターゼ(Alp)、β−ガラ
クトシダーゼ(β−Gal)等の酵素の場合にはその酵
素活性を発光基質、蛍光基質、発色基質等を加えて反応
を行い前記測定機器により測定を行うことができる(例
えば石川栄治著「酵素免疫測定法」医学書院発行参
照)。本発明の免疫測定法に用いられる検体としては、
例えば全血、血清、血漿、尿、リンパ液等の体液を挙げ
ることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を参考例、実施例及び比較例に
よりさらに詳細に説明する。
【0016】参考例1 CT02抗体(IgG)結合粒
子の作製 20mMリン酸緩衝液(pH4.5)500μlに特開
平3−115862号実施例4に記載の方法に従い取得
した5%カルボキシル化フェライト粒子5mgを分散さ
せ、これに水溶性カルボジイミド5mgを加えた。室温
で20分間反応させた後、上清を除去し、抗カルシトニ
ン抗体であるCT−02抗体(1mg/ml,20mM
リン酸緩衝液,pH4.5)300μlを加え、攪拌し
た。2時間後、この粒子を2%BSA溶液(0.1Mト
リス−塩酸,1mM塩化マグネシウム,0.1mM塩化
亜鉛,pH7.5)で洗浄し、これをこのBSA溶液に
分散させCT02抗体(IgG)結合粒子を得た。
【0017】参考例2 マレイミド化ゼラチンの作製 6mg/mlのゼラチン溶液(宮城化学社製)(0.1
Mリン酸緩衝液,pH7.0)1.3mlにN−スクシ
ンイミジル−4−マレイミド酪酸(GMBS,同仁化学
製)溶液(20mg/ml)22μlを添加し、1時間
室温で反応させた後、0.1Mリン酸緩衝液(pH4.
5)にて平衡化したPD−10カラムを用いて未反応の
GMBSを除去し、マレイミド化ゼラチン溶液1.5m
lを得た。
【0018】参考例3 マレイミド化ゼラチン架橋粒子
の作製 参考例2で作製したマレイミド化ゼラチン溶液150μ
l中に前記カルボキシル化フェライト粒子5.0mgを
懸濁し、これに水溶性カルボジイミド(ナカライ社,1
50−22)水溶液(10mg/ml)107μlを添
加した。1時間攪拌した後、50mMリン酸緩衝液(p
H7.0)で3回洗浄し、これをマレイミド化ゼラチン
架橋粒子を得た。
【0019】参考例4 ゼラチン架橋CT02抗体(I
gG)結合粒子の作製 抗カルシトニン抗体(CT02抗体)1mgを50mM
炭酸水素ナトリウム緩衝液(pH8.0)に平衡化した
PD−10カラムを用いて緩衝液交換を行い、1.4m
g/mlのイミノチオラン溶液18μlを添加した。室
温にて30分間反応後、50mMリン酸緩衝液(pH
4.5)にて平衡化したPD−10を用いて緩衝液交換
を行い、未反応のイミノチオランを除きイミノチオラン
化CT02抗体とした。参考例3で作製したマレイミド
化ゼラチン架橋粒子5mgにイミノチオラン化CT02
抗体300μgを添加し攪拌した。2時間後、この粒子
を2%BSA溶液(0.1Mトリス−塩酸,1mM塩化
マグネシウム,0.1mM塩化亜鉛,pH7.5)で洗
浄し、これを前記BSA溶液に分散させゼラチン架橋C
T02抗体(IgG)結合粒子とした。
【0020】参考例5 CT02抗体(Fab’)の作
製 CT02抗体1mg/ml(0.2M酢酸ソーダ緩衝液
(pH4.2))、1mlに20μgのペプシン(ベー
リンガーマンハイム,108057)を加え37℃で1
0時間インキュベートした。pHを7.0に合わせてあ
らかじめ0.1Mリン酸ナトリウム、1mM EDT
A,2Na緩衝液(pH7.0)で平衡化したスパーデ
ックスG−200、ゲル濾過カラム(ファルマシア,1
6/60)で63mlから79mlに溶出された分画を
セントプレップ3000(アミコン)によって濃縮しF
(ab’)2 分画をそれぞれ300μg得た。この抗体
300μgに2−メルカプトエタノールアミンを加え1
0mMとして37℃、2時間インキュベートした。あら
かじめ0.1Mリン酸ナトリウム、1mM EDTA,
2Na緩衝液(pH7.0)で平衡化したPD−10カ
ラムにより2メルカプトエタノールアミンを除きCT0
2抗体のFab’分画を260μg得た。
【0021】参考例6 ゼラチン架橋CT02抗体(F
ab’)結合粒子の作製 参考例3で作製したマレイミド化ゼラチン架橋粒子5m
gに参考例5で調製したCT02−Fab’分画100
μgを添加し2時間攪拌した。その後、この粒子を2%
BSA溶液(0.1Mトリス−塩酸、1mM塩化マグネ
シウム、0.1mM塩化亜鉛、pH7.5)で洗浄し、
これを前記BSA溶液に分散させゼラチン架橋CT02
抗体(Fab’)結合粒子を得た。
【0022】参考例7 Alp標識CT08/0CT1
抗体の作製 ヒトカルシトニンと反応する抗カルシトニン抗体OCT
1又はCT08抗体1mg/ml(200mM酢酸ナト
リウム緩衝液(pH4.2),株式会社関西新技術研究
所)2mlをペプシン40μgで37℃、10時間反応
させた後、ゲル濾過カラムクロマトグラフィーで精製し
てOCT1又はCT08抗体のF(ab’)2 分画をそ
れぞれ730μgと670μgを得た。さらに、この分
画をそれぞれ参考例5と同様に2メルカプトエタノール
アミンで還元しOCT1又はCT−08抗体のFab’
分画を作製した。次にアルカリ性ホスファターゼ(Al
p)とGMBSとを反応させ、未反応のGMBSを除き
マレイミド化アルカリ性ホスファターゼを得た。このマ
レイミド化アルカリ性ホスファターゼを前記OCT1及
びCT−08抗体のFab’分画の混合液に加え反応を
行い、ゲル濾過カラムクロマトグラフィーで精製するこ
によりAlp標識CT08/OCT1抗体を得た。得ら
れたAlp標識CT08/OCT1抗体は分子量34万
でAlp:Fab’抗体=1:4の割合で結合している
ことがわかる。
【0023】実施例1 コラゲナーゼ分解によるカルシ
トニンの測定 参考例7で作製したAlp標識CT08/OCT1抗体
70μlと1ng/mlのカルシトニンを含むBSA溶
液70μlをカートリッジ中で混合し、37℃で10分
間インキュベートした。反応後にこの混合液のうち10
0μlをBSA溶液にて0.06%に懸濁した参考例4
のゼラチン架橋CT02抗体(IgG)結合粒子、参考
例6のゼラチン架橋CT02抗体(Fab’)結合粒子
62.5μl、又は参考例1で作製したCT02抗体
(IgG)結合粒子62.5μlと混合し37℃で10
分間インキュベートした。このカートリッジに磁石を接
して粒子を集磁させ上清を廃液し洗浄を行った。その
後、このカートリッジに20mMビストリス−塩酸、
0.05%アジ化ナトリウム、1mM塩化カルシウム
(pH8.0)緩衝液で希釈した120μg/mlのコ
ラゲナーゼ(和光純薬社製)40μlを添加して攪拌
後、室温2分間放置した。さらにこのカートリッジに磁
石を接して粒子を集磁させ、粒子と上清を分離し上清を
別カートリッジに移した。この粒子と別カートリッジに
移した上清のそれぞれに発光基質である3−(4−メト
キシスピロ〔1,2’−ジオキセタン−3,2’−
(5’−クロロ)トリシクロ〔3.3.1.13,7 〕デ
カン〕−4−イル)フェニルホスフェート 2ナトリウ
ム塩(CSPD)を200μg/mlを含む基質液
(0.1M DEA−塩酸,1mM塩化マグネシウム,
pH10.0)を250μl加え37℃、5分間反応さ
せ、フォトンカウンターにて測定した。ブランク値とS
/Nの結果とともに上清中又は粒子の標識物の測定結果
を図1〜3に示す。また、上記3種の粒子とコラゲナー
ゼとを反応させて溶液中へAlpが遊離する割合を測定
した結果を図4に示す。
【0024】参考例8 SPDP化デキストランの作製 0.2Mリン酸緩衝液(pH4.5)で希釈した20m
g/mlデキストラン溶液1mlに7.4mg/mlの
メタ過ヨウ素酸ナトリウム溶液125μlを添加し、遮
光して室温30分間反応させた。エチレングリコール1
25μlを添加しさらに室温で30分間反応させた後、
0.1M炭酸水素ナトリウム、5%エチレンジアミン緩
衝液(pH9.5)にて平衡化したPD−10を用いて
緩衝液交換を行った。次に1.2mg/mlの濃度にな
るように水素化ホウ素ナトリウムを添加し、4℃で一晩
反応させる。次いで酢酸を体積比1/65量を添加し攪
拌後、0.1Mリン酸緩衝液(pH7.0)にて平衡化
したPD−10を用いて緩衝液交換を行い、5.6mg
/mlのアミノデキストラン1.5mlを得た。このア
ミノデキストラン833μlにDMFに溶解した20m
g/mlのSPDP444μlを添加し室温1時間反応
後、0.1Mリン酸緩衝液(pH7.0)にて平衡化し
たPD−10を用いて緩衝液交換を行い未反応のSPD
Pを除去し、4mg/ml、SPDP化デキストラン
1.5mlを得た。
【0025】参考例9 SPDPデキストラン架橋粒子
の作製 0.1Mリン酸緩衝液(pH7.0)で0.5%に懸濁
した特開平3−115862号の実施例に記載された5
%アミノシラン化フェライト粒子1mlにDMFで溶解
した20mg/mlのSPDP溶液50μlを添加し室
温で2時間反応させた。エタノールと0.1Mリン酸緩
衝液(pH7.0)で2回ずつ洗浄後、0.1MDTT
を体積比1/5容量加え室温にて30分間反応した。
0.1Mリン酸緩衝液(pH7.0)にて洗浄後、参考
例6で調製したSPDP化デキストラン750μlを加
え、さらに室温30分間反応させSPDPデキストラン
架橋粒子を調製した。
【0026】参考例10 AFP抗体(Fab’)の作
製 抗AFP抗体1mg/ml(0.2M酢酸ナトリウム緩
衝液(pH4.2))、1mlに20μgのペプシン
(ベーリンガーマンハイム,108057)を加え37
℃で10時間インキュベートした。pHを7.0に合わ
せてあらかじめ0.1Mリン酸ナトリウム、1mM E
DTA,2Na緩衝液(pH7.0)で平衡化したスー
パーデックスG−200、ゲル濾過カラム(ファルマシ
ア,16/60)で63mlから79に溶出された分画
をセントプレップ3000(アミコン)によって濃縮し
た。抗AFP抗体のF(ab’)2 分画をそれぞれ30
0μg得た。さらに抗AFP抗体のF(ab’)2
画、300μgに2メルカプトエタノールアミンを加え
10mMとして37℃、2時間インキュベートした。あ
らかじめ0.1Mリン酸ナトリウム、1mM EDT
A,2Na緩衝液(pH7.0)で平衡化したPD−1
0により2メルカプトエタノールアミンを除きFab’
分画を260μg得た。
【0027】参考例11 デキストラン架橋抗AFP抗
体結合粒子の作製 参考例9で作製したSPDPデキストラン架橋粒子5m
gに参考例10で調製した抗AFP抗体のFab’分画
100μgを添加し室温で2時間攪拌し反応させた。こ
の粒子を2%BSA溶液(0.1Mトリス−塩酸,1m
M塩化マグネシウム,0.1mM塩化亜鉛,pH7.
5)で洗浄し、これを前記BSA溶液に分散させデキス
トラン架橋抗AFP抗体結合粒子を得た。
【0028】参考例12 ゼラチン架橋抗AFP抗体結
合粒子の調製 参考例3で作製したマレイミド化ゼラチン架橋粒子5m
gに参考例10で調製した抗AFP抗体のFab’分画
100μgを添加し、2時間攪拌した。その後、この粒
子を2%BSA溶液(0.1Mトリス−塩酸,1mM塩
化マグネシウム,0.1mM塩化亜鉛,pH7.5)で
洗浄し、これを前記BSA溶液に分散させゼラチン架橋
抗AFP抗体結合粒子を得た。
【0029】実施例2 AFPの測定 参考例12で作製した0.015%ゼラチン架橋抗AF
P抗体結合粒子250μlの30ng/mlのAFPを
含むサンプル10μlを混合し、カートリッジ中37℃
で10分間反応させた。この後、このカートリッジに磁
石を接して粒子を集磁させ上清を廃液し洗浄を行った。
次にBSA溶液で0.3μg/mlに希釈した参考例7
と同様の方法で作製したAlp標識抗AFP抗体250
μlを混合し、37℃で10分間インキュベーションし
た。このカートリッジに磁石を接して粒子を集磁させ上
清を廃液し洗浄を行った。その後、このカートリッジに
20mMビストリス−塩酸、0.05%アジ化ナトリウ
ム、1mM塩化カルシウム(pH8.0)緩衝液で希釈
した120μg/mlのコラゲナーゼ(和光)40μl
を添加し、攪拌後室温で2分間放置した。さらにこのカ
ートリッジに磁石を接して粒子を集磁させ、粒子と上清
を分離し上清を別のカートリッジに移した。この粒子と
別カートリッジに移した上清のそれぞれに発光基質であ
るCSPDを200μg/mlを含む基質液(0.1M
DEA−塩酸、1mM塩化マグネシウム、pH10.
0)を250μl加え37℃、5分間反応させ、フォト
ンカウンターにて測定した。その結果を図5〜7に示
す。さらにAlpの遊離割合を図8に示す。
【0030】参考例13 AFPの測定(従来法) 参考例11で作製した0.015%デキストラン架橋抗
AFP抗体結合粒子250μlに30ng/mlのAF
Pを含むサンプル10μlを混合し、カートリッジ中3
7℃で10分間反応させた。その後、このカートリッジ
に磁石を接して粒子を集磁させ上清を廃液し洗浄を行っ
た。次にBSA溶液で0.3μg/mlに希釈した前記
方法で作製したAlp標識AFP抗体250μlを混合
し、37℃、10分間インキュベートした。このカート
リッジに磁石を接して粒子を集磁させ上清を廃液し洗浄
を行った。その後、このカートリッジに20mMビスト
リス−塩酸、0.05%アジ化ナトリウム緩衝液(pH
6.5)で希釈した120μU/mlのデキストラナー
ゼ(和光純薬社製)40μlを添加し、攪拌後室温で2
分間放置した。さらにこのカートリッジに磁石を接して
粒子を集磁させ、粒子と上清を分離し上清を別カートリ
ッジに移した。この粒子と別カートリッジに移した上清
のそれぞれに発光基質であるCSPDを200μg/m
lを含む基質液(0.1MDEA−塩酸,1mM塩化マ
グネシウム,pH10.0)を250μl加え37℃、
5分間反応させ、フォトンカウンターで測定した。その
結果を図5〜7に示す。さらにAlpの遊離割合を図8
に示す。
【0031】
【発明の効果】本発明の免疫測定法は、従来の方法に比
べ低いブランクでの測定が可能となり、大幅なS/Nの
向上が達成できた。その結果、本発明では検体中に含ま
れる低濃度の測定対象物を感度よく測定することがで
き、各種疾患の早期診断や治療のモニター等に利用する
ことができる。また、従来のデキスランを用いて架橋す
る方法に比べ短い反応時間で酵素分解が行われるため、
短時間での測定が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゼラチン架橋CT02抗体(IgG)結合粒
子、ゼラチン架橋CT02抗体(Fab’)結合粒子及
びCT02抗体(IgG)結合粒子を用いてカルシトニ
ンを測定した時のシグナル値を示す図である。
【図2】ゼラチン架橋CT02抗体(IgG)結合粒
子、ゼラチン架橋CT02抗体(Fab’)結合粒子及
びCT02抗体(IgG)結合粒子を用いてカルシトニ
ンを測定した時のブランク値を示す図である。
【図3】ゼラチン架橋CT02抗体(IgG)結合粒
子、ゼラチン架橋CT02抗体(Fab’)結合粒子及
びCT02抗体(IgG)結合粒子を用いてカルシトニ
ンを測定した時S/N値を示す図である。
【図4】ゼラチン架橋CT02抗体(IgG)結合粒
子、ゼラチン架橋CT02抗体(Fab’)結合粒子及
びCT02抗体(IgG)結合粒子を用いてカルシトニ
ンを測定した時の標識物の遊離割合(リリース率)を示
す図である。
【図5】ゼラチン架橋抗AFP抗体結合粒子及びデキス
トラン架橋抗AFP抗体結合粒子を用いてAFPを測定
した時のシグナル値を示す図である。
【図6】ゼラチン架橋抗AFP抗体結合粒子及びデキス
トラン架橋抗AFP抗体結合粒子を用いてAFPを測定
した時のブランク値を示す図である。
【図7】ゼラチン架橋抗AFP抗体結合粒子及びデキス
トラン架橋抗AFP抗体結合粒子を用いてAFPを測定
した時のS/N値を示す図である。
【図8】ゼラチン架橋抗AFP抗体結合粒子及びデキス
トラン架橋抗AFP抗体結合粒子を用いてAFPを測定
した時の標識物の遊離割合(リリース率)を示す図であ
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維状蛋白質と固相とをリンカー試薬を
    用いて結合させた後、更にその繊維状蛋白質と抗原又は
    抗体とを前記リンカー試薬とは異なるリンカー試薬を用
    いて結合させ、そのものを検体及び標識された抗原又は
    抗体と反応させた後、繊維状蛋白質の分解酵素を反応さ
    せることからなる免疫測定方法。
  2. 【請求項2】 繊維状蛋白質が、コラーゲン又はゼラチ
    ンである請求項1記載の測定法。
  3. 【請求項3】 リンカー試薬が、マレイミド試薬、グル
    タルアルデヒド、塩化シアヌル又はカルボジイミド試薬
    である請求項1記載の測定方法。
  4. 【請求項4】 分解酵素が、ゼラチナーゼ又はコラゲナ
    ーゼである請求項1記載の測定方法。
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