JPH10196914A - 加熱炉用ラジアントチューブ - Google Patents
加熱炉用ラジアントチューブInfo
- Publication number
- JPH10196914A JPH10196914A JP441497A JP441497A JPH10196914A JP H10196914 A JPH10196914 A JP H10196914A JP 441497 A JP441497 A JP 441497A JP 441497 A JP441497 A JP 441497A JP H10196914 A JPH10196914 A JP H10196914A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱応力等による直管の割れや変形を抑制し
て、寿命を従来よりも大幅に向上させたラジアントチュ
ーブを提供する。 【解決手段】 2つ以上の直管1a、1b、1c、1d
を互いに曲管2a、2b、2cで接続してなるラジアン
トチューブにおいて、直管1a、1b、1c、1dの一
部又は全部を、軸線方向断面が波形で且つほぼ一定肉厚
の管状体6で構成する。
て、寿命を従来よりも大幅に向上させたラジアントチュ
ーブを提供する。 【解決手段】 2つ以上の直管1a、1b、1c、1d
を互いに曲管2a、2b、2cで接続してなるラジアン
トチューブにおいて、直管1a、1b、1c、1dの一
部又は全部を、軸線方向断面が波形で且つほぼ一定肉厚
の管状体6で構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続焼鈍炉等の熱
処理炉内に設置して使用されるラジアントチューブに関
する。
処理炉内に設置して使用されるラジアントチューブに関
する。
【0002】
【従来の技術】鉄鋼その他の熱処理炉において、炉内で
燃料を燃焼させることができない場合には、耐熱鋼管か
らなるラジアントチューブを炉内に設置し、炉外からバ
ーナー等で加熱された高温ガスをラジアントチューブ内
に供給することによって、炉内雰囲気を一定に保ちなが
ら、炉内におけるラジアントチューブ外周からの輻射熱
により炉内を加熱することが行われている。
燃料を燃焼させることができない場合には、耐熱鋼管か
らなるラジアントチューブを炉内に設置し、炉外からバ
ーナー等で加熱された高温ガスをラジアントチューブ内
に供給することによって、炉内雰囲気を一定に保ちなが
ら、炉内におけるラジアントチューブ外周からの輻射熱
により炉内を加熱することが行われている。
【0003】ラジアントチューブには、直管のみからな
るストレート形の外、2つ以上の直管を互いに曲管で接
続したU形又はW形、直管を2重に配置したシングルエ
ンド形等がある。例えば、図1はW形のラジアントチュ
ーブであって、長短2個ずつの直管1a、1b、1c、
1dを図示するごとく互いに間隔を置いて平行に配置
し、これらに180°湾曲した3個の曲管2a、2b、
2cを溶接してW形に接続したものである。
るストレート形の外、2つ以上の直管を互いに曲管で接
続したU形又はW形、直管を2重に配置したシングルエ
ンド形等がある。例えば、図1はW形のラジアントチュ
ーブであって、長短2個ずつの直管1a、1b、1c、
1dを図示するごとく互いに間隔を置いて平行に配置
し、これらに180°湾曲した3個の曲管2a、2b、
2cを溶接してW形に接続したものである。
【0004】これらのラジアントチューブを炉内に設置
する仕方にも縦置き式、横置き式、垂直懸垂式などがあ
る。例えば図1に示すように、W形のラジアントチュー
ブを炉内に縦置き式に設置する場合、第1直管1aと第
4直管1dの各端部を鉛直方向に揃えて片側の炉壁5a
に固定し、曲管2a、2b、2cに溶接した各サポート
3a、3b、3cを炉壁5a、5bから突出して設けた
各受金物4a、4b、4cでそれぞれ支持する。尚、U
形のラジアントチューブの場合も同様に設置され、又こ
れらのラジアントチューブを横置き式に設置する場合も
各直管の端部を水平方向に揃える以外は上記と同様にし
て炉壁に支持される。
する仕方にも縦置き式、横置き式、垂直懸垂式などがあ
る。例えば図1に示すように、W形のラジアントチュー
ブを炉内に縦置き式に設置する場合、第1直管1aと第
4直管1dの各端部を鉛直方向に揃えて片側の炉壁5a
に固定し、曲管2a、2b、2cに溶接した各サポート
3a、3b、3cを炉壁5a、5bから突出して設けた
各受金物4a、4b、4cでそれぞれ支持する。尚、U
形のラジアントチューブの場合も同様に設置され、又こ
れらのラジアントチューブを横置き式に設置する場合も
各直管の端部を水平方向に揃える以外は上記と同様にし
て炉壁に支持される。
【0005】このように炉内に設置されたラジアントチ
ューブは、通常使用時において1000〜1200℃の
高温となるため大きな熱負荷がかかり、加熱・冷却や温
度勾配による熱膨張が拘束されているため大きな熱応力
が発生し、また高温下での自重によるクリープ応力等が
作用するため、割れ或は曲り等の変形が生じて短期間に
寿命となる欠点があった。
ューブは、通常使用時において1000〜1200℃の
高温となるため大きな熱負荷がかかり、加熱・冷却や温
度勾配による熱膨張が拘束されているため大きな熱応力
が発生し、また高温下での自重によるクリープ応力等が
作用するため、割れ或は曲り等の変形が生じて短期間に
寿命となる欠点があった。
【0006】例えば、図1のW形ラジアントチューブの
第1直管1aと第2直管1bの温度分布は、図2に示す
ように、第1及び第2直管1a、1bと第1曲管2aと
の溶接線の部分が最も高温になり、溶接線から離れるほ
ど温度が低下している。特にバーナー炎の先端部に当た
る第2直管1bは、長さが短いうえに、第1曲管2a側
が高温で且つ反対側である第2曲管2b側が低温となる
ため、その温度差により大きな熱応力が発生する。
第1直管1aと第2直管1bの温度分布は、図2に示す
ように、第1及び第2直管1a、1bと第1曲管2aと
の溶接線の部分が最も高温になり、溶接線から離れるほ
ど温度が低下している。特にバーナー炎の先端部に当た
る第2直管1bは、長さが短いうえに、第1曲管2a側
が高温で且つ反対側である第2曲管2b側が低温となる
ため、その温度差により大きな熱応力が発生する。
【0007】また、図3に示すように、第2直管1bは
バーナー炎の先端部に当たるため管壁の減肉が激しく、
特に第1曲管2aとの溶接線側で減肉量が極端に大きく
なっている。このため、特に第2直管1bは、前記した
大きな熱応力の発生と相俟って、短期間で割れや変形が
発生して寿命となっていた。
バーナー炎の先端部に当たるため管壁の減肉が激しく、
特に第1曲管2aとの溶接線側で減肉量が極端に大きく
なっている。このため、特に第2直管1bは、前記した
大きな熱応力の発生と相俟って、短期間で割れや変形が
発生して寿命となっていた。
【0008】この欠点を解決するために、バーナー調整
の改良により軸線方向の温度分布を小さくしたり、或は
直管のうち高温となる部分の内径を大きくする(特開平
3−226519号公報参照)こと等により、ラジアン
トチューブの温度分布の均一化が行われているが、その
効果は十分ではない。
の改良により軸線方向の温度分布を小さくしたり、或は
直管のうち高温となる部分の内径を大きくする(特開平
3−226519号公報参照)こと等により、ラジアン
トチューブの温度分布の均一化が行われているが、その
効果は十分ではない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の事情に鑑み、熱応力や自重等による直管の割れや
変形を抑制して、寿命を従来よりも大幅に向上させたラ
ジアントチューブを提供することを目的とする。
従来の事情に鑑み、熱応力や自重等による直管の割れや
変形を抑制して、寿命を従来よりも大幅に向上させたラ
ジアントチューブを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明が提供するラジアントチューブは、2つ以上
の直管を互いに曲管で接続してなるラジアントチューブ
であって、前記直管の一部又は全部を、軸線方向断面が
波形で且つほぼ一定肉厚の管状体で構成したことを特徴
とする。
め、本発明が提供するラジアントチューブは、2つ以上
の直管を互いに曲管で接続してなるラジアントチューブ
であって、前記直管の一部又は全部を、軸線方向断面が
波形で且つほぼ一定肉厚の管状体で構成したことを特徴
とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のラジアントチューブは、
例えば図4に示すように、直管1a、1b、1c、1d
の一部又は全部を断面波形の管状体6で構成することに
よって、直管に生じる軸線方向の熱応力を効果的に吸収
すると共に、強度の向上により自重によるたわみ変形を
防止することができるので、従来のラジアントチューブ
に比べて寿命を大幅に向上させることができる。しか
も、この管状体の使用により、直管の材質のグレードア
ップによらず、通常の材質のままで、寿命の大幅な向上
を達成することができる。
例えば図4に示すように、直管1a、1b、1c、1d
の一部又は全部を断面波形の管状体6で構成することに
よって、直管に生じる軸線方向の熱応力を効果的に吸収
すると共に、強度の向上により自重によるたわみ変形を
防止することができるので、従来のラジアントチューブ
に比べて寿命を大幅に向上させることができる。しか
も、この管状体の使用により、直管の材質のグレードア
ップによらず、通常の材質のままで、寿命の大幅な向上
を達成することができる。
【0012】上記断面波形の管状体は、一定肉厚の管壁
が軸線方向に波形になるように形成してあり、波形をな
す山と谷の深さ及びピッチは任意に定めることができる
が、例えば通常の外径200mm程度の直管では、曲率
半径15mm及びピッチ50mm程度の波形とすること
が好ましい。また、波形を構成する山と谷は、個々には
円環状であることが一般的であるが、螺旋状であっても
良い。
が軸線方向に波形になるように形成してあり、波形をな
す山と谷の深さ及びピッチは任意に定めることができる
が、例えば通常の外径200mm程度の直管では、曲率
半径15mm及びピッチ50mm程度の波形とすること
が好ましい。また、波形を構成する山と谷は、個々には
円環状であることが一般的であるが、螺旋状であっても
良い。
【0013】直管の全部を断面波形の管状体で構成して
も良いが、特に大きな熱応力がかかり且つ減肉量の大き
な第2直管の全部、又は第2直管の第1曲管との溶接線
側の一部のみを断面波形の管状体で構成するだけでも、
熱応力の吸収や強度の向上並びに減肉の抑制ができ、従
来に比べてラジアントチューブの寿命を遥かに向上させ
ることができる。
も良いが、特に大きな熱応力がかかり且つ減肉量の大き
な第2直管の全部、又は第2直管の第1曲管との溶接線
側の一部のみを断面波形の管状体で構成するだけでも、
熱応力の吸収や強度の向上並びに減肉の抑制ができ、従
来に比べてラジアントチューブの寿命を遥かに向上させ
ることができる。
【0014】本発明のラジアントチューブにおいては、
上記のごとく断面波形の管状体を直管の一部に用いるこ
とによって、熱膨張による軸線方向の伸びが従来に比べ
て少なくなるので、軸線方向の熱応力を小さくすること
ができる。また、断面波形の管状体は、従来の断面平板
のものと比較して、軸線方向の応力(軸力)に対して強
度が向上する。
上記のごとく断面波形の管状体を直管の一部に用いるこ
とによって、熱膨張による軸線方向の伸びが従来に比べ
て少なくなるので、軸線方向の熱応力を小さくすること
ができる。また、断面波形の管状体は、従来の断面平板
のものと比較して、軸線方向の応力(軸力)に対して強
度が向上する。
【0015】例えば図5に示す2次元形状に単純化した
モデルにおいて、AB間の剛性DWは円環と平板との組
合せと考えれば、下記数式1で表すことができる;
モデルにおいて、AB間の剛性DWは円環と平板との組
合せと考えれば、下記数式1で表すことができる;
【数1】DW=2Pr/Ehk×{π/4−2/π+2k
/π(1+k)}+2P(l−2r)/2Eh ただし、k=−1+(r/h)×ln{(2r+h)/(2r
−h)} P:軸線方向の応力 h:肉厚 r:円環の曲率半径 l:AB間の長さ E:ヤング率
/π(1+k)}+2P(l−2r)/2Eh ただし、k=−1+(r/h)×ln{(2r+h)/(2r
−h)} P:軸線方向の応力 h:肉厚 r:円環の曲率半径 l:AB間の長さ E:ヤング率
【0016】一方、平板の剛性DFは、その長さと肉厚
を前記モデルと同一、即ち長さl及び肉厚hとすると、
下記数式2により表すことができる;
を前記モデルと同一、即ち長さl及び肉厚hとすると、
下記数式2により表すことができる;
【数2】DF=Pl/hE
【0017】従って、数式1と数式2とから、剛性比D
W/DFは下記数式3で表される;
W/DFは下記数式3で表される;
【数3】DW/DF=1/l×[2r/k×{π/4−2/
π+2k/π(1+k)}+(l−2r)]
π+2k/π(1+k)}+(l−2r)]
【0018】そこで具体的に、肉厚h=10mm、円環
の曲率半径r=15mm、長さl=50mmの場合につ
いて計算すると、剛性比DW/DF=2.81となり、断
面波形の管状体からなるチューブの剛性が大きいことが
分かる。
の曲率半径r=15mm、長さl=50mmの場合につ
いて計算すると、剛性比DW/DF=2.81となり、断
面波形の管状体からなるチューブの剛性が大きいことが
分かる。
【0019】更に、本発明のラジアントチューブにおい
ては、上記のごとく断面波形の管状体を直管の一部に用
いることにより、表面積が増加して放熱効果が増加し、
熱効率を向上させることができる。
ては、上記のごとく断面波形の管状体を直管の一部に用
いることにより、表面積が増加して放熱効果が増加し、
熱効率を向上させることができる。
【0020】
【実施例】図4に示すように、W形のラジアントチュー
ブの第2直管1bの一部を、軸線方向断面が波形で且つ
一定肉厚の管状体6で構成した。即ち、第2直管1b
は、本来の長さよりも短い第2直管1b’と、短い第2
直管1b’の第1曲管2a側に溶接した管状体6とで構
成され、短い第2直管1b’と管状体6とは同じ耐熱鋼
遠心鋳造管からなっている。図6はこの断面波形の管状
体6を拡大して示した断面図であり、7は溶接部であ
る。
ブの第2直管1bの一部を、軸線方向断面が波形で且つ
一定肉厚の管状体6で構成した。即ち、第2直管1b
は、本来の長さよりも短い第2直管1b’と、短い第2
直管1b’の第1曲管2a側に溶接した管状体6とで構
成され、短い第2直管1b’と管状体6とは同じ耐熱鋼
遠心鋳造管からなっている。図6はこの断面波形の管状
体6を拡大して示した断面図であり、7は溶接部であ
る。
【0021】この管状体6は、長さLが500mm、管
壁の肉厚が10mmであって、山部及び谷部の曲率半径
が15mm、そのピッチlがほぼ50mmとなるように
山部と谷部が軸線方向に沿って交互に設けてある。ま
た、この管状体6と接続された短い第2直管1b’は、
長さが1000mm、肉厚が10mmであって、外径は
200mmである。
壁の肉厚が10mmであって、山部及び谷部の曲率半径
が15mm、そのピッチlがほぼ50mmとなるように
山部と谷部が軸線方向に沿って交互に設けてある。ま
た、この管状体6と接続された短い第2直管1b’は、
長さが1000mm、肉厚が10mmであって、外径は
200mmである。
【0022】尚、第1直管1aと第4直管1dは、長さ
2500mm及び外径200mmであり、第3直管1c
は長さ1500mm及び外径200mmであって、いず
れも肉厚は10mmで、上記管状体6等と同じ耐熱鋼遠
心鋳造管で構成されている。本実施例では、これらの第
1直管1a、第2直管1b(短い第2直管1b’+管状
体6)、第3直管1c、第4直管1dを、図4及び図6
に示すように、曲管2a、2b、2cと溶接して、W形
ラジアントチューブを作製した。
2500mm及び外径200mmであり、第3直管1c
は長さ1500mm及び外径200mmであって、いず
れも肉厚は10mmで、上記管状体6等と同じ耐熱鋼遠
心鋳造管で構成されている。本実施例では、これらの第
1直管1a、第2直管1b(短い第2直管1b’+管状
体6)、第3直管1c、第4直管1dを、図4及び図6
に示すように、曲管2a、2b、2cと溶接して、W形
ラジアントチューブを作製した。
【0023】このW形のラジアントチューブの第1直管
1aと第4直管1dの解放された端部を図1と同様に片
側の炉壁5aに固定し、曲管2a、2b、2cには図1
と同様にサポート3a、3b、3cを溶接して、炉壁5
a、5bから突出して設けた各受金物4a、4b、4c
にそれぞれ支持することによって、加熱炉内に縦置き式
に設置した。
1aと第4直管1dの解放された端部を図1と同様に片
側の炉壁5aに固定し、曲管2a、2b、2cには図1
と同様にサポート3a、3b、3cを溶接して、炉壁5
a、5bから突出して設けた各受金物4a、4b、4c
にそれぞれ支持することによって、加熱炉内に縦置き式
に設置した。
【0024】このW形のラジアントチューブを設置した
加熱炉を用い、使用温度を1000℃に設定して鉄板の
熱処理を実施したところ、累積熱処理時間5,000時
間を経過しても何ら異常がなく、従来のラジアントチュ
ーブよりも長期にわたって使用し得ることが確認でき
た。
加熱炉を用い、使用温度を1000℃に設定して鉄板の
熱処理を実施したところ、累積熱処理時間5,000時
間を経過しても何ら異常がなく、従来のラジアントチュ
ーブよりも長期にわたって使用し得ることが確認でき
た。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、断面波形の管状体によ
って、温度差及び温度変動による熱応力の発生を効果的
に吸収すると共に、自重によるたわみ変形も防止し得る
ので、長期間の使用においても割れや曲り等の変形の発
生が少ない加熱炉用ラジアントチューブを提供すること
ができる。更に、表面積が増加するので、熱効率の高い
加熱炉用ラジアントチューブを提供することができる。
って、温度差及び温度変動による熱応力の発生を効果的
に吸収すると共に、自重によるたわみ変形も防止し得る
ので、長期間の使用においても割れや曲り等の変形の発
生が少ない加熱炉用ラジアントチューブを提供すること
ができる。更に、表面積が増加するので、熱効率の高い
加熱炉用ラジアントチューブを提供することができる。
【図1】加熱炉内に縦置き式に設置した従来のW形ラジ
アントチューブを示す概略の正面図である。
アントチューブを示す概略の正面図である。
【図2】従来のW形ラジアントチューブの第1直管と第
2直管の推定温度を示すグラフである。
2直管の推定温度を示すグラフである。
【図3】従来のW形ラジアントチューブの第1直管と第
2直管の減肉量を示すグラフである。
2直管の減肉量を示すグラフである。
【図4】本発明のW形ラジアントチューブの一具体例を
示す概略の正面図である。
示す概略の正面図である。
【図5】断面波形の管状体を2次元形状に単純化したモ
デルの説明図である。
デルの説明図である。
【図6】本発明のラジアントチューブの一具体例におけ
る断面波形の管状体を示す断面図である。
る断面波形の管状体を示す断面図である。
1a 第1直管 1b 第2直管 1b’ 短い第2直管 1c 第3直管 1d 第4直管 2a、2b、2c 曲管 3a、3b、3c サポート 4a、4b、4c 受金物 5a、5b 炉壁 6 管状体 7 溶接部
Claims (2)
- 【請求項1】 2つ以上の直管を互いに曲管で接続して
なるラジアントチューブにおいて、前記直管の一部又は
全部を、軸線方向断面が波形で且つほぼ一定肉厚の管状
体で構成したことを特徴とする加熱炉用ラジアントチュ
ーブ。 - 【請求項2】 第2直管の全部又は第2直管の第1曲管
との溶接線側の一部のみを前記管状体で構成したことを
特徴とする、請求項1に記載の加熱炉用ラジアントチュ
ーブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP441497A JPH10196914A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 加熱炉用ラジアントチューブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP441497A JPH10196914A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 加熱炉用ラジアントチューブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10196914A true JPH10196914A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=11583653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP441497A Pending JPH10196914A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 加熱炉用ラジアントチューブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10196914A (ja) |
-
1997
- 1997-01-14 JP JP441497A patent/JPH10196914A/ja active Pending
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