JP3106283B2 - ラジアントチューブの炉内支持構造 - Google Patents

ラジアントチューブの炉内支持構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続焼鈍炉,連続亜鉛
メッキなどの加熱炉に用いられるW型のラジアントチュ
ーブの炉内支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の典型的なW型ラジアントチューブ
の構造を図6に示す。ラジアントチューブ1は、炉内に
酸素が侵入するのを防止するため、バーナー17側の端
部2,およびレキュペレータ18側の端部10はともに
バンク14に溶接され、さらにバンク14は、炉壁15
に溶接されそれぞれ固定されている。
【0003】また炉内においては、第3ベンド8の先端
の支持受け部13は、バーナーとは反対側の炉壁からの
支持治具16によって支えられており、さらに第1ベン
ド4あるいは第2直管5の下部と、第3ベンド8あるい
は第3直管7の上部との間にサドル11が、また第2ベ
ンド6あるいは第3直管7と第4直管9の間にサドル1
2が設けられている。
【0004】ところで、ラジアントチューブは高温加熱
により、熱膨張に対して上述した支持及び取り付け構造
による拘束を受け、熱応力と変形が発生し、長期間の使
用によるチューブ材質の強度劣化に伴い、亀裂や板に接
触するような変形が発生して使用不能となるので、その
都度取り替える必要がある。
【0005】この熱応力と変形について図7及び図8に
より詳しく説明する。ラジアントチューブへの熱負荷状
態として、炉昇温時と通常操業時の2つを考える。
【0006】図7は常温から通常操業状態までの炉昇温
時の状態を示す。バーナー17の燃焼により、第1直管
3の温度は急激に上昇し、第1ベンド4以降の部分との
温度差が大きく開く。この温度差は、第1直管3と第4
直管9では瞬時的には数100℃に達することがある。
【0007】この場合、第1直管3は急激に軸方向19
に熱膨張を始める。例えば、ラジアントチューブの第1
直管から第4直管に到る各直管の代表温度を600℃,
400℃,300℃,200℃,長さを2000mm,
1600mm,1600mm,2000mmとし、チュ
ーブの線膨張率を17×10-6と仮定すると、レキュペ
レータ側端部10が固定されている場合のバーナー側端
部2は、炉外側へ約11mm移動しようとする。
【0008】この熱膨張に対して、バーナー側端部2が
バンク14に固定されている場合、バンクと第1ベンド
4以降との間で熱膨張の拘束を受けるため、第1直管3
には大きな圧縮力21が発生し、ベンド部によって曲げ
モーメント22が発生する。この結果、第1直管に大き
な応力が発生する。
【0009】またサドル11による変形拘束により、第
1ベンド4には大きな曲げモーメント23が発生する。
これによってベンド部側面に応力集中が発生し、またサ
ドルの上部は大きな力を受ける。
【0010】通常炉修のため、定期的に炉の昇降温を繰
り返すが、材質の経年劣化や酸化減肉,さらに熱疲労の
蓄積や、スケールの発生等による温度偏差が加わり、前
述の大きな応力発生時に第1直管バーナー側に亀裂24
が、あるいは第1ベンド側面に亀裂25が発生する。
【0011】図8は通常の操業時の状態を示す。炉内の
温度は900℃付近に達し、またラジアントチューブ1
の温度は、それより数10℃以上高くなる。この時バン
ク14の温度は、通常100℃から200℃であるのに
対し、炉内のラジアントチューブ1は950℃を越える
高温であるため、第3ベンド8の先端の炉壁の支持治具
16を起点とし、第3ベンド8,サドル11,第1ベン
ド4に到る高さ方向20の熱膨張により、第1直管3の
先端部はかなり上向きの変形を余儀無くされる。
【0012】例えば、第1直管と第4直管の軸芯間距離
が900mmのラジアントチューブの場合、バンクの温
度を150℃,炉内のラジアントチューブの温度を95
0℃,ラジアントチューブの熱膨張率を17×10-6
仮定すると、バンク部分の垂直方向伸びは約2.3m
m,先端部分の垂直方向伸びは約14.5mmであり、
10mm以上の差がある。
【0013】以上の結果及びサドル11による変形拘束
のため、第1直管にきわめて大きな曲げモーメント26
が発生するとともに、第1ベンド3にも大きな曲げモー
メント27が発生する。これによりベンド部側面に応力
集中が発生し、またサドル上部は大きな力を受ける。
【0014】この時、各直管の軸方向19の熱膨張差は
小さく昇温時ほど問題にならない。ラジアントチューブ
は高温にさらされている時間が長く、前述の応力,さら
には自重の影響によりクリープ変形し、また材質の経年
劣化や酸化減肉、さらにはスケールの発生等による温度
偏差が加わり、図7の24と同様の第1直管の亀裂2
8,あるいは第1ベンド下の座屈29と、これによるチ
ューブの断面剛性の極端な低下が第2直管の座屈30に
つながり、ラジアントチューブの使用寿命末期に到る。
【0015】以上のように、ラジアントチューブ,特に
第1直管及び第1ベンドは、炉壁からの支持部,チュー
ブ間のサドル,チューブ自身の剛性によって拘束を受
け、昇温時には軸力と曲げモーメントの、また通常操業
時には曲げモーメントの作用を大きく受ける。従って拘
束力を緩和することが、ラジアントチューブの寿命を延
ばすことになる。
【0016】この変形や亀裂の発生を防止する手段とし
て、特開平05−272708号公報では、バーナー側
端部にバーナー側直管の軸方向伸びを吸収するベローズ
を取り付けた構造が開示され、また実開平01−384
15号公報では、バーナー側端部にチューブの軸方向に
ベローズを、さらに高さ方向にはバーナー及びチューブ
自重の一部を支持するバネを併設したベローズを有し、
熱膨張を自由にする構造が開示されている。また第1直
管あるいは第1及び第2直管の直径を他の部分より大き
くし、第1ベンド先端を炉壁から支持する方法が特開平
3−226519号公報に開示されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
05−272708号公報及び実開平01−38415
号公報に開示の構造では、ベローズが応力緩和に効果が
あるものの、ベローズの設置はコストを上げ、またベロ
ーズの耐久性にも問題があった。
【0018】さらに特開平3−226519号公報にお
いて、第1ベンド先端を炉壁から支持する方法は、既設
の炉に新たに設置する場合、炉壁の改造を伴うため、長
期間の炉休止や相当額の改造費を必要とするため現実的
ではない。
【0019】本発明は上記の課題を解決するために提案
されたものであり、昇温時ならびに通常操業時における
ラジアントチューブの熱応力と変形を大幅に緩和し、第
1ベンド下の座屈を阻止することによりチューブ全体の
座屈を防止して、ラジアントチューブの長寿命化に優れ
た効果を奏するとともに、低コストなラジアントチュー
ブの炉内支持構造を提供するものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、チューブのバ
ーナー側端部及び排ガス側端部が上下位置になるように
炉壁に取り付けられたラジアントチューブの、第1ベン
ドの先端中央部に支持受け部を有し、第1直管の長さを
第4直管の長さより短くすることにより前記支持受け部
を第3ベンド上部に位置させ、該支持受け部を第3ベン
ド上部に突設した支持部により支持する構造としたこと
を特徴とするラジアントチューブの炉内支持構造であ
る。
【0021】また上記ラジアントチューブの炉内支持構
造において、第1直管を第4直管に対して短くする長さ
をS,第1ベンド先端と第3ベンドから突設する支持部
との水平方向の初期隙間h,第1ベンド先端中央部の支
持受け部と第3ベンドから突設する支持治具との垂直方
向の初期隙間vが、それぞれ下記(1),(2),
(3)式を満足することを特徴とするものである。
【0022】
【数4】 0≦S≦R+h …………(1)
【0023】
【数5】 h≧δh-max …………(2)
【0024】
【数6】 v=δv-max …………(3)
【0025】ただし、R:第1ベンド外半径,
δh-max :第1ベンド先端の水平方向の最大熱膨張量,
δv-max :第3ベンドから突設する支持治具の垂直方向
の最大熱膨張量である。
【0026】
【作用】本発明の作用について、以下に説明する。
【0027】図1は、本発明の構造例とその作用を説明
する図面である。まずラジアントチューブ1の第1ベン
ド4の先端中央部に支持受け部31を有し、この支持受
け部が第3ベンド8上部に位置するように、第1直管の
長さを第4直管の長さよりSだけ短くし、この支持受け
部31を第3ベンド上部に突設した支持部32により支
持する構造とする。
【0028】この支持部32には大きな反力を発生する
可能性があり、第3ベンド8にこの支持部を設けたこと
により、充分な剛性を確保できる。また熱膨張を考慮し
て、支持受け部31と支持部32の間には垂直方向の間
隙vを、また支持部32と第1ベンド先端との水平方向
の間隙hを設ける。
【0029】本構造によれば、第1直管3の押し上げ量
が減少するため、第1直管3ならびに第1ベンド4に発
生する曲げモーメントも小さくなり、従って熱応力も低
くなる。また第1ベンド下を拘束する要因がなく、ラジ
アントチューブの昇温時、ならびに通常操業時において
も座屈を発生させることはない。さらに第1直管3及び
第2直管5が短い分自重によるクリープ垂れが少なくな
るとともに、材料コストを低減する利点もある。
【0030】第1直管3長さを、第4直管9の長さに対
して短くする長さSは、Sが短くなるに従って自重の減
少によるクリープ垂れが減少するが、変形に対する剛性
の上昇,通板材による第1ベンドの温度降下が大きくな
る傾向にあり、極力短い方がよい。そこで、本発明にお
ける支持構造が満足される以下の(4),(5)式の範
囲に止めるのが望ましい。
【0031】
【数7】 0≦S≦R+h …………(4)
【0032】
【数8】 h≧δh-max …………(5)
【0033】ただし、R:第1ベンド外半径,
δh-max :第1ベンド先端の水平方向の最大熱膨張量で
ある。
【0034】また第1ベンド先端と第3ベンドから突設
する支持部との水平方向の初期隙間hは、第1ベンド先
端の水平方向の最大熱膨張量δh-max 以上とし、第3ベ
ンド先端の伸びが何らかの原因で拘束された場合にも、
(6)式のように接触しない範囲とする。
【0035】
【数9】 h≧δh-max =(L−S+R)×αT ×TT-max ………(6)
【0036】ただし、αT :第1直管及び第1ベンドの
線膨張率,TT-max :第1直管及び第1ベンドの最高平
均温度である。
【0037】第1ベンド先端中央部の支持受け部31
と、第3ベンドから突設する支持部32との垂直方向の
初期隙間vは、通常操業の最大熱負荷時に、第1ベンド
先端の高さが昇温前の高さになるようにし、この支持部
自身の膨張により、第1ベンドを(7),(8)式に示
すように押し上げることのないようにする。
【0038】
【数10】 V0 +v=V …………(7)
【0039】
【数11】 v=δv-max =V0 ×αs ×Ts-max …………(8)
【0040】ただし、V0 :第3ベンドから突設する支
持治具上面の第4直管軸芯からの高さ,V:昇温前の第
1ベンド先端と第3ベンド先端間の垂直距離,αs :支
持部の線膨張率,Ts-max :炉内雰囲気の最高温度(ラ
ジアントチューブの炉内の支持部の温度はほぼ炉温に近
くなる)である。
【0041】
【実施例】図1に、本発明の実施例としての構造例を示
す。ラジアントチューブは連続焼鈍炉に使用するもの
で、第4直管の長さは2500mm,第1直管は200
mm短い2300mmとし,第2直管及び第3直管はそ
れぞれ1450mm、1650mmである。各直管の軸
芯間距離はそれぞれ300mmである。外径,内径はそ
れぞれ194mmと177mm,材質はJIS G51
22・SCH22である。
【0042】第1ベンド先端と第3ベンド先端との高さ
の差は600mmである。ここで炉温を900℃,線膨
張率を17×10-6/℃とすると、膨張後に600mm
となる第3ベンドから突設した支持部32の初期高さ、
即ち第4直管軸芯から該支持部上面までの高さは591
mmとなり、従って第1ベンド先端の支持受け部32と
の間隙vは9mmとした。また水平方向の伸びは、第1
直管の平均温度を950℃として35.5mmであるた
め、hは40mmとした。
【0043】本構造によるラジアントチューブを、図6
に示す従来構造のラジアントチューブとともに製作し、
燃焼テストを行った。その結果、図2に示すように両者
の温度分布には大差はなかった。しかし図3に示すよう
に、第1直管の垂直方向の変位は、本発明によるチュー
ブでは従来構造の1/2以下であり、曲げ変形が小さい
ことが判る。
【0044】また図4は、図2に示す温度分布に基づき
通常操業時の応力分布を試算したものである。これよ
り、本発明におけるラジアントチューブでは、最も熱的
に厳しい第1直管の応力が従来構造の約1/3に、また
ベンド部の応力も約1/2になっている。
【0045】図5は本発明の他の実施例を示す図面であ
る。本実施例の場合、第1直管の長さの第4直管に対す
る短縮量S′は、図1に示すSより小さい。この場合支
持部の剛性を上げるために、第3ベンド先端の炉壁から
の支持受け部13と一体化している。
【0046】また一般的に、第2ベンド下部のサドルで
の変形はあまり大きくないが、ベンド部の中央を支える
ことにより座屈を阻止することの意義を考慮すれば、図
5のように第2ベンド先端にも第1ベンド先端と同様の
支持受け部33を設け、第4直管から突設した支持治具
34で支えることが望ましい。また支持治具34は、バ
ンク14から突設させてもよい。
【0047】本発明によるラジアントチューブを実炉に
入れて6年を経過するが、異常なく稼働している。従来
構造は平均的に3〜4年であり、長寿命化が実現でき
た。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ラジアン
トチューブの第1ベンドの先端中央部に支持受け部を設
け、第1直管の長さを第4直管の長さより短くして、こ
の支持受け部を第3ベンド上部に設けた支持部により支
持する構造とすることにより、昇温時ならびに通常操業
時におけるラジアントチューブの熱応力と変形を大幅に
緩和し、さらに第1ベンド下の座屈を阻止することでチ
ューブ全体の座屈が防止され、ラジアントチューブ支持
の安定化と長寿命化を図ることができ、コストの上昇を
抑えて安定した操業が維持される等、優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構造例とその作用を説明する図面であ
る。
【図2】燃焼テストにおけるバーナー側端部からの温度
測定結果を示した図である。
【図3】燃焼テストにおける第1直管の変位測定結果を
示した図面である。
【図4】ラジアントチューブの応力分布の試算結果を示
す図面である。
【図5】本発明の他の実施例のラジアントチューブを示
す図面である。
【図6】従来の一般的なW型ラジアントチューブの構造
を示す側断面図である。
【図7】従来のラジアントチューブの通常操業時におけ
る変形及び損傷形態を説明する図面である。
【図8】従来のラジアントチューブの通常操業時におけ
る変形及び損傷形態を説明する図面である。
【符号の説明】
1 ラジアントチューブ 2 ラジアントチューブのバーナー側端部 3 第1直管 4 第1ベンド 5 第2直管 6 第2ベンド 7 第3直管 8 第3ベンド 9 第4直管 10 ラジアントチューブのレキュペレータ側端部 11 ラジアントチューブ間サドル 12 ラジアントチューブ間サドル 13 第3ベンド先端支持受け部 14 バンク 15 加熱炉炉壁 16 炉壁支持治具 17 バーナー 18 レキュペレータ 19 軸方向(水平方向) 20 高さ方向(垂直方向) 21 第1直管軸方向力 22 第1直管曲げモーメント(昇温時) 23 第1ベンド曲げモーメント(昇温時) 24 第1ベンド亀裂(例) 25 第1ベンド下部座屈(昇温時) 26 第1直管曲げモーメント(通常操業時) 27 第1ベンド曲げモーメント(通常操業時) 28 第1直管亀裂(通常操業時) 29 第1ベンド下部座屈(通常操業時) 30 第2直管座屈 31 第1ベンド先端支持受け部 32 第3ベンド上突設支持治具 33 第2ベンド先端支持受け部 34 第4直管上突設支持治具 35 バンク部の耐火物

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブのバーナー側端部及び排ガス側
    端部が上下位置になるように炉壁に取り付けられたラジ
    アントチューブの、第1ベンドの先端中央部に支持受け
    部を有し、第1直管の長さを第4直管の長さより短くす
    ることにより前記支持受け部を第3ベンド上部に位置さ
    せ、該支持受け部を第3ベンド上部に突設した支持部に
    より支持する構造としたことを特徴とするラジアントチ
    ューブの炉内支持構造。
  2. 【請求項2】 第1直管を第4直管に対して短くする長
    さをS,第1ベンド先端と第3ベンドから突設する支持
    部との水平方向の初期隙間h,第1ベンド先端中央部の
    支持受け部と第3ベンドから突設する支持治具との垂直
    方向の初期隙間vが、それぞれ下記数1,数2,数3を
    満足することを特徴とする請求項1記載のラジアントチ
    ューブの炉内支持構造。 【数1】0≦S≦R+h 【数2】h≧δh-max 【数3】v=δv-max ただし、R:第1ベンド外半径,δh-max :第1ベンド
    先端の水平方向の最大熱膨張量,δv-max :第3ベンド
    から突設する支持治具の垂直方向の最大熱膨張量であ
    る。
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