JPH1019609A - 指針照明装置 - Google Patents

指針照明装置

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JPH1019609A
JPH1019609A JP17957196A JP17957196A JPH1019609A JP H1019609 A JPH1019609 A JP H1019609A JP 17957196 A JP17957196 A JP 17957196A JP 17957196 A JP17957196 A JP 17957196A JP H1019609 A JPH1019609 A JP H1019609A
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JP
Japan
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light
pointer
dial
guide plate
light guide
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Abandoned
Application number
JP17957196A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Takao
光一 高尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストを引き上げることなく指針回転域
全域において均一でむらのない輝度を保持する自己発光
式の指針照明装置を提供する。 【解決手段】 透明材料で形成された文字板と、この文
字板上に略平行に付設された透明材料よりなる指針と、
文字板の裏面に配設された導光板とを含む自己発光式の
指針照明装置において、導光板の発光部と指針の受光部
との間に配設された文字板に光透過部を設けると共に、
この光透過部の表面又は背面に均一でむらのない輝度を
保持するための網点印刷部を設けて指針照明装置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両、航空機、船
舶等の計器に取り付けられる指針照明装置に係り、特
に、計器の指針内部に、その回動指示範囲において、平
均的に光線を導き、均一でむらのない照明を行う自発光
式の指針照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両、航空機、船舶等において
は、速度、エンジン回転数、走行距離、残存燃料量等の
計測値を表示する計器が多数搭載されているが、これら
の計器としてアナログ式のものが多く使用されている。
アナログ式の計器に自発光式の指針照明装置が付設され
たものがあり、図4は、かかる自発光式の指針照明装置
の要部断面図である。
【0003】図4を用いて従来の自発光式の指針照明装
置を説明する。
【0004】図中引用符号5は、透光性基板の表面に目
盛、文字等が印刷された文字板である。この文字板5上
には、透明材料で形成された指針3が内機1から立設す
る指針軸2の先端に文字板5と略平行に付設され、この
指針3の基部には受光面(図示せず)から受光した光線
を指針先端側へ反射する反射面(図示せず)が形成され
ている。文字板5の中程には軸孔6が形成され、この軸
孔6は指針キャップ7により視認方向から隠蔽されるよ
うになっている。
【0005】文字板5の背後には、プリズムにより構成
される導光板4が配されている。導光板4には、導光板
4が軸孔6に接する面、即ち、軸孔6の内壁に円錐状を
した反射面4aが形成され、また、光源8から導入され
た光を反射面4a方向に反射させる反射面4bが形成さ
れている。
【0006】この従来の自発光式の指針照明装置では、
光源8から導入した光線を反射面4b及び反射面4aで
それぞれ反射し、導光板4の発光部4bを通じて指針の
受光面に反射する構造となっている。このように、導光
板4を介してバルブ等の光源8からの照明光が指針3の
受光部に導かれることにより、指針3が自発光させられ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の自発
光式の指針照明装置においては、光源としてのバルブの
位置や導光板のプリズムの形状の違いにより指針下部の
受光面全周にわたって同一輝度を確保することが困難と
なり、そのため、指針可動域全域に均一にむらなく発光
させることが困難になっている。
【0008】その対策として、従来の自発光式の指針照
明装置においては、指針下部の受光面にシボを施した
り、貫通孔側方の指針基部下方位置に第2の反射面を
形成したり、プリズムの発光面の形状を光源に向かっ
て同一方向に傾斜するよう複数個に分割した階段状のも
のにしたりして、光量の均一化を図っているが、にお
いては、シボの大きさ及び分布の調整が困難であり、ま
た、及びにおいては、第2の反射面及びプリズムを
成形するための金型の形成にコストがかかるために、全
体として、製造コストを引き上げることにつながる、と
いう問題があった。
【0009】本発明は、かかる問題を解決することを目
的としている。即ち、本発明は、製造コストを引き上げ
ることなく指針回転域全域において均一でむらのない輝
度を保持する自己発光式の指針照明装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、自己発光式
指針と共に設定される光透過性文字板の調光用として一
般に使用されている網点印刷(オフセット印刷又はスク
リーン印刷)に着目して、光透過性文字板に調光用の印
刷を施す際に、導光板の発光部と指針の受光部との間に
配設した光透過性文字板の背面に導光板発光部からの光
量に基づいて粗密の網点をつけた網点印刷を施して調べ
たところ、指針可動域全域において均一でむらのない輝
度を保持する自己発光式の指針照明装置を提供できるこ
とを発見して本発明に至った。
【0011】本発明は、上記目的を達成するために、透
明材料で形成された文字板と、この文字板上に略平行に
付設された透明材料よりなる指針と、文字版の裏面に配
設された導光板とを含む指針照明装置において、導光板
の発光部と指針の受光部との間に配設された文字板に光
透過部を設けると共に、この光透過部の上面又は背面に
均一でむらのない輝度を保持するための網点印刷部を設
けたことを特徴としている。
【0012】本発明における網点印刷による網点は、導
光板発光部からの光量に基づいて粗密につけられるので
あるが、具体的には、光量の多い部分(光の強い部分)
では、密につけられ、光量の少ない部分(光の弱い部
分)では、粗につけられるので、本発明の指針照明装置
は、指針回転域全域において均一でむらのない輝度が保
持される。
【0013】導光板発光部からの光量は、導光板の構
造、導光板の配置、光源の位置等により異なるので、指
針照明装置を設計する際には導光板発光部からの光量を
測定して、そのつど網点印刷による網点の粗密が決めら
れる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施の形態を示す指針
照明装置の要部断面図であり、図2は、その要部拡大断
面図であり、そして、図3は、文字版の光透過部の背面
に設けられた網点印刷部の説明図である。
【0016】本発明の指針照明装置は、透明材料で形成
された文字板5と、文字板5の上に略平行に付設された
透明材料で形成された指針3と、文字板5の背面に配設
された導光板4とを有している。文字板5は、光透過部
5a及び文字、目盛形成部5bよりなっている。導光板
4は、反射面4a及び発光部4cを有している。
【0017】文字板5には、導光板4の発光部4cと指
針3の受光部3aとの間の部分に光透過部5aが形成さ
れるように、その上面に光不透過部5−1が形成され
る。光不透過部5−1は、例えば、黒色インキを用いて
目盛、文字を除いた部分に形成される。即ち、光不透過
部の形成と同時に光を透過する文字、目盛が形成され
る。また、文字板の文字、目盛形成部5bの背面には、
色印刷部5−2が形成される。着色印刷部5−2は、光
透過性の着色インキを用いて形成される。
【0018】色印刷部5−2が形成された面には文字板
表面の文字や意匠を調光するための網点印刷が施され、
その際、光透過部5aの背面にも、均一でむらのない輝
度を保持するために、導光板4の発光部4cからの光量
の強弱に基づいて粗密をつけた網点印刷が同時に施され
る。ここで施される網点印刷は、その網点が、導光板発
光部からの光量の多い部分では密につけられ、光の少な
い部分では、粗につけられたものである。かかる網点印
刷による網点の粗密は、導光板発光部からの光量は、導
光板発光部からの光量を測定して決められる。このよう
な網点印刷が施されることによって、網点印刷部5−3
が形成される。
【0019】以上のようにして形成された指針照明装置
を計器枠に組み込んで自動車用の計器とする。
【0020】本発明によれば、光透過部5aの背面に形
成される網点印刷部5−3は、文字板調光印刷と同一工
程で対応が可能であるため、現状部品構成内でコストア
ップにつながるもとはならないし、また、指針3の形
状、導光板(プリズム)4の形状、光源8としてのバル
ブの位置等への制約条件が緩和され、指針3の回転域全
域にわたる微妙な輝度バランスの改善が容易となる。
【0021】
【発明の効果】製造コストを引き上げることなく指針回
転域全域において均一でむらのない輝度を保持する自己
発光式の指針照明装置を提供することができる。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す指針照明装置の要
部断面図である。
【図2】図1で示される指針照明装置の要部拡大断面図
である。
【図3】本発明の一実施の形態を示す指針照明装置にお
ける文字板の光透過部の背面に設けられた網点印刷部の
説明図である。
【図4】従来の自発光式の指針照明装置の要部断面図で
ある。
【符号の説明】
3 指針 3a 受光部 4 導光板 4c 発光部 5 文字板 5a 光透過部 5b 文字、目盛形成部 5−1 光不透過部 5−2 色印刷部 5−3 網点印刷部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明材料で形成された文字板と、文字板
    上に略平行に付設された透明材料よりなる指針と、文字
    板の裏面に配設された導光板とを含む指針照明装置にお
    いて、導光板の発光部と指針の受光部との間に配設され
    た文字板に光透過部を設けると共に、この光透過部の上
    面又は背面に均一でむらのない輝度を保持するための網
    点印刷部を設けたことを特徴とする指針照明装置。
  2. 【請求項2】 網点印刷部における網点が、導光板発光
    部からの光量の多い部分では密につけられ、光量の少な
    い部分では、粗につけられた請求項1記載の指針照明装
    置。
  3. 【請求項3】 導光板の発光部と指針の受光部との間の
    文字板に光透過部を形成するように、文字板の上面に光
    不透過部を形成した請求項1又は2記載の指針照明装
    置。
  4. 【請求項4】 文字板の背面に調光するための網点印刷
    を施した請求項1、2又は3記載の指針照明装置。
JP17957196A 1996-07-09 1996-07-09 指針照明装置 Abandoned JPH1019609A (ja)

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JP17957196A JPH1019609A (ja) 1996-07-09 1996-07-09 指針照明装置

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JP17957196A JPH1019609A (ja) 1996-07-09 1996-07-09 指針照明装置

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JPH1019609A true JPH1019609A (ja) 1998-01-23

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JP17957196A Abandoned JPH1019609A (ja) 1996-07-09 1996-07-09 指針照明装置

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JP (1) JPH1019609A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008008715A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Denso Corp 指針計器およびその製造方法
JP2010243292A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Denso Corp 指針計器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008008715A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Denso Corp 指針計器およびその製造方法
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