JPH10194575A - 用紙後処理装置 - Google Patents

用紙後処理装置

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Publication number
JPH10194575A
JPH10194575A JP9002994A JP299497A JPH10194575A JP H10194575 A JPH10194575 A JP H10194575A JP 9002994 A JP9002994 A JP 9002994A JP 299497 A JP299497 A JP 299497A JP H10194575 A JPH10194575 A JP H10194575A
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stapler
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sheet
paper
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Application number
JP9002994A
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English (en)
Inventor
Junichi Iida
淳一 飯田
Yukitaka Nakazato
幸孝 中里
Masahiro Tamura
政博 田村
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム全体の待ち時間を短縮し、用紙後処
理の生産性を向上させることができる用紙後処理装置を
提供する。 【解決手段】 スティプラ13はステッピングモータ3
9によって用紙端面部に沿って平行に移動するようにな
っている。また、ステッピングモータ54によって回動
するウォームホィール50と共に回動して綴じ角度を変
更するようになっている。スティプラ13を平行移動さ
せ、かつ、回動させるとき、平行移動と同時に回動を行
い、待ち時間を短縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ、印刷機等に接続される用紙後処理装
置に係り、特にスティプルユニットを備えた用紙後処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置の排紙部から排紙される画
像形成済みの用紙を揃えて所定部数ごとにスティプルす
る用紙後処理装置が広く知られている。このような用紙
後処理装置において、用紙端面の複数個所にスティプル
(綴じ)を行うために、スティプラを用紙端面に沿って
平行に移動させる技術は公知となっている。またスティ
プラにより斜め綴じを行うことも提案されている。例え
ば特公平7−5211号公報には、選択手段によりステ
ィプラの作動位置方向を変更し得るように構成すること
で、スティプラにより斜め綴じを行う技術が示されてい
る。また、特開平5−155510号公報にも、スティ
プラをその綴じ位置付近を中心にして回動自在に設け、
スティプル針の綴じ角度を任意に変えられるようにした
技術が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、スティプ
ラを、用紙端面の複数個所を綴じるために平行移動可能
に設けると共に、綴じ角度を変更するために回転移動可
能に設ける機構の用紙後処理装置においては、平行移動
と回転移動を行う場合、まずスティプラを、用紙サイズ
に応じて平行に移動し、平行移動が終了した後、斜め綴
じのために例えば、約45度回転させるというような制
御が行われる(あるいはその逆の場合もある)。したが
って、スティプラが所定位置に落ち付くまでに時間が掛
かってしまい、システム全体の待ち時間が長くなり、生
産性が劣るという問題がある。
【0004】本発明の課題は、上記従来技術の欠点を解
消し、システム全体の待ち時間を短縮し、用紙後処理の
生産性を向上させることができる用紙後処理装置を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、用紙を揃え
た状態でスタックする用紙整合トレイ部と、揃えられた
用紙を綴じるスティプラと、前記用紙整合トレイ部にス
タックされた用紙の端面部に沿って前記スティプラを移
動させるスティプラ移動手段と、前記スティプラの綴じ
角度を変更するための綴じ角度変更手段とを有するステ
ィプルユニットを備えた用紙後処理装置において、前記
綴じ角度変更手段は前記スティプラ移動手段とは別個の
駆動手段を備えており、前記スティプラ移動手段と前記
綴じ角度変更手段により前記スティプラを用紙の端面部
に沿って所定距離移動させ、かつ、綴じ角度の変更を行
う場合、前記スティプラが所定位置に到達する前に、前
記綴じ角度変更手段による綴じ角度変更を開始する第1
の手段により解決される。また、上記課題は、第1の手
段において、前記スティプラがホームポジションにある
ときスティプラを用紙の端面部に沿って移動と角度変更
が必要な場合は一定に時間スティプラを用紙の端面部に
沿って移動後に前記綴じ角度変更手段により綴じ角度変
更を行い、前記動作をホームポジションに戻す場合は、
直ちに、前記綴じ角度変更手段により綴じ角度変更を開
始する第2の手段により解決される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の実施の形態に係る用紙後処理装置
の全体構成図である。
【0007】この用紙後処理装置は、画像形成装置1の
側部に取り付けられており、画像形成装置1より排出さ
れた用紙を偏向爪2により、直接、排紙トレイ3へ導く
搬送路A及びスティプル綴じするための搬送路Bヘ導く
ように構成され、スティプル綴じされた用紙も最終的に
は最下流側に位置する排紙トレイ3にスタックされるよ
うになっている。4は画像形成装置1より排出された用
紙を受け取る搬送ローラであり、その直前部分には入口
センサS1が設けられており、搬送される用紙の先端及
び後端が検知されるようになっている。搬送ローラ4の
下流側には前記偏向爪2が配されており、この偏向爪2
は図示しないソレノイド及びスプリング等により駆動さ
れるようになっている。ソート・スタック用搬送路Aに
は、複数の搬送ローラ5,6及びそれに従動する従動コ
ロ7,8が配されており、画像形成装置1より排出され
た用紙を直接、排紙トレイ3へ導く。また、スティプル
綴じするためのスティプル用搬送路Bにおいても、複数
の搬送ローラ9,10及び従動ローラ11,12が配さ
れており、用紙をスティプルユニットCへ導く。
【0008】次に、スティプルユニットCの概略につい
て、図2、図3及び前記図1を参照して説明する。図2
はスティプルユニットの第1の実施の形態を示す側面
図、図3は同、正面図である。なお、ここで、正面とは
図1に示すように、装置設置時の手前面を言い、側面と
はその左右側を言う。本スティプルユニットCは、用紙
サイズに応じて紙面垂直方向に移動可能となっているス
ティプラ13、排出された用紙の後端をガイド板14へ
寄せるためのブラシローラ15及び搬送方向に直交する
方向へ揃えるための一対のジョガーフェンス27、排出
された用紙をガイド板14へ寄せるためのたたきコロ1
6、スティプル綴じされた用紙を排紙トレイ3へ排出す
るための排紙ベルト17及びそれに固定された排紙爪1
8等で構成されている。なお、たたきコロ16は、破線
の位置まで移動が可能となっており、用紙の排出ごとに
移動、回転して、ガイド板14方向への寄せを行ってい
る。また、排紙ベルト17、排紙爪18、ジョガーフェ
ンス27等で用紙整合トレイ部が構成されている。
【0009】次に、排紙トレイ3への用紙排出部の構造
を図4及び前記図1を参照して説明する。図4は排紙ト
レイ近傍の拡大構成図である。排出口にはスティプル綴
じを行わない用紙とスティプル綴じされた用紙の両者を
排紙トレイ3に排出するための排紙ローラ19,21が
あり、その下方部には紙寄せ用スポンジコロ20が配さ
れ、排紙トレイ3に落下した用紙がその回転により突き
当てガイド板24に突き当てられ、これにより用紙の後
端が揃えられるようになっている。また、排紙トレイ3
は、上下ガイドコロ22により上下方向への移動が可能
となっており、図示しない駆動機構により駆動される。
排紙トレイ3はまた、シフトガイドコロ23により用紙
排出方向に対して直交した方向にも移動可能となってお
り、これも図示しない駆動機構によりシフト動作が行わ
れる。ここで、スポンジコロ20にはこれと連動して排
出された用紙の上面を検知するための上面検知レバー2
6及びセンサS4が設けられており、排出されスタック
された用紙の上面が常に排紙ローラ19に対して一定の
位置になるように排紙トレイ3の高さが調整される。c
は上面検知レバー26の回動中心である。また、排紙従
動ローラ21は、通常は排紙ローラ19に接触した位置
に入るが、必要に応じて支点aを中心として排紙ガイド
板25と共に一点鎖線の位置までの移動が可能となって
おり、図示しない駆動機構により移動を行う。
【0010】動作としては、スティプルを行わず1枚毎
に排紙トレイ3へ用紙を排紙するソート・スタックモー
ドと、スティプル綴じをした後排紙するスティプルモー
ドの2つに分けられる。
【0011】(1)ソート・スタックモードのとき 偏向爪2は図1において破線の位置となり、画像形成装
置1より排紙された用紙は、ソート・スタック用搬送路
Aへ送られ、搬送ローラ5,6により排出口へ送られ
る。このとき、常に排紙従動ローラ21は排紙ローラ1
9に対して自重またはスプリング等で加圧された状態で
接しており、用紙はこれにより排紙トレイ3に排出され
る。用紙は、排紙ローラ19からその後端が排出された
後、紙寄せ用スポンジコロ20の回転によりガイド板2
4に突き当てられ、後端が揃えられてスタックされる。
用紙は、所定枚数分だけ次々に排紙トレイ3に排出さ
れ、センサS4によりその上面が検知されることにより
積載された用紙の上面が常に一定の位置になるように積
載される。また、必要に応じて、排紙トレイ3は用紙排
出方向に対して直交する方向にシフト動作を行い、用紙
の仕分けを行う。
【0012】(2)スティプルモードのとき 偏向爪2は図1において実線の位置となり、画像形成装
置1より排出された用紙は、スティプル用搬送路Bへ導
かれ、スティプルユニットCへ搬送される。スティプル
ユニットC内では、所定の揃え動作が行われ、スティプ
ル綴じ動作が行われる。
【0013】次に、用紙の排出方向b(図1参照)に沿
って張設された排出ベルト17及び、それに固定された
排紙爪18の回転により用紙は排紙ローラ19方向へ搬
送される。このとき、排紙従動ローラ21は、図4の一
点鎖線の位置へ移動しており、排紙ローラ19より離間
した位置にある。この状態で綴じられた用紙は排紙ロー
ラ19,21を通過し、その後端が排紙ローラ19を通
過する前に排紙従動ローラ21及び排紙ガイド板25は
離間した位置から用紙を押さえ込む位置まで移動し、用
紙の排出を行う。
【0014】なお、本タイミングはセンサS3により検
出を行っている。スティプルされた用紙は排出された
後、自重及び紙寄せ用スポンジコロ20の回転によりガ
イド板24に突き当てられ、用紙の後端が揃えられてス
タックされる。排出された用紙束は、所定部数分だけ次
々に排紙トレイ3に排紙され、ソート・スタックモード
のときと同様に、用紙の上面が常に一定の位置になるよ
うに積載される。
【0015】図5はスティプラの移動・角度変更機構の
実施の形態を示す正面図、図6は同、用紙端面と平行な
状態の側面図、図7は同、用紙端面に対して傾いた状態
の側面図、図8は同、分解斜視図である。スティプラ1
3は固定台58に固定されている。固定台58のスティ
プラ中心線上にはピン56とピン57(ピン56が下
方)が固定されており、これはスティプラ回転台(ステ
ィプラ台)31に設けられた長穴31bと円弧形状部3
1aに嵌め込まれており、スティプラ13は前記形状に
沿ってスライド可能になっている(ピン56は円弧形状
部31aに、ピン57は長穴31bにそれぞれ嵌め込ま
れている)。なお、前記形状はスティプラ回転台31の
中心線に対して左右対称に形成されており、スティプラ
回転軌跡も左右対称の動きとなる。またスティプラ回転
台31にはピン66が固定されており、これは円弧状の
ウォームホイール50に設けられた丸穴50cに嵌め込
まれており、前記円弧状のウォームホイール50はその
丸穴50cを中心に左右に回転する。さらに円弧状のウ
ォームホイール50に設けられた長穴50bには、ステ
ィプラ固定台58に固定され、スティプラ回転台31に
設けられた円弧形状部31aに嵌め込まれているピン5
6が嵌め込まれている。
【0016】したがって、前記円弧状のウォームホィー
ル50の左右回転に伴って、長穴50bに嵌め込まれて
いるピン56が左右回転し、ピン56が固定されている
スティプラ固定台58、さらにはスティプラ13が左右
回転をする構成となっている。円弧状のウォームホィー
ル50に設けられたリブ50aの端が、スティプラ回転
台31に固定されているセンサ55を遮蔽する寸前、即
ち、センサ55の非検知状態をスティプラ13のホーム
ポジションとする。そして、スティプラ13をホームポ
ジションに固定するときは、センサ55が非検知の場
合、ステッピングモータ54にてリブ50aの端がセン
サ55を遮蔽する方向に回転し、一度遮蔽した後、つま
りセンサ55が検知を確認できた後、再度ステッピング
モータ54を逆転させ、非検知になった瞬間にステッピ
ングモータ54を固定する。また、センサ55がリブ5
0aを検知している場合には、非検知となる方向にステ
ッピングモータ54を回転し、非検知になった瞬間に固
定する。前記では、センサ55をリブ50aが遮蔽する
寸前をスティプラ13のホームポジションをとしている
が、リブ50aがセンサ55を遮蔽した時点をスティプ
ラ13のホームポジションにしてもよく、この場合はセ
ンサ55を遮蔽した瞬間にスティプラ13を固定する。
センサ55の固定位置は、リブ50aの端が検知できる
位置ならよく、センサ55もウォームホィール50の位
置が検知できるものならよい。
【0017】次に、ステッピングモータ綴じ角度変更方
法を説明する。前記円弧状のウォームホイール50はス
ティプラ回転台31に固定されたウォームホイール52
と噛み合っており、さらにウォームホイール52の同軸
上にはプーリ65が固定されている。プーリ65はステ
ッピングモータ54に固定されているプーリ53とタイ
ミングベルト59を介して駆動伝達をとっている。ステ
ッピングモータ54はスティプラ回転台31に固定され
ている。スティプラ13の回転軌跡は、スティプラ回転
台31に設けられた円弧形状部31aと同軌跡をとり、
その際のスティプラ13の回転中心は、ピン56とピン
57の2軸間距離によって決定されるため、ピン57は
嵌め込まれている長穴31b上を上下にスライドしなが
ら回転する。ピン57を固定の回転中心としてスティプ
ラ13を回転させると、斜め綴じ後の針の紙に対する位
置が良好でないため、上記のような2軸間距離によって
決定させている。したがって、ピン57を固定の回転中
心とした場合のスティプラ13の回転軌跡(円弧軌跡)
から外れた分の動きを吸収するために、ピン57は長穴
31b上を上下にスライドする。
【0018】図9(a)〜(d)はウォームホィールの
回転動作を示す説明図である。ステッピングモータ54
の回転方向(円弧状のウォームホィール50の回転方
向)はセンサ55の検知、非検知により決定しており、
回転方向はセンサ55がウォームホィール50のリブ5
0aを検知していたら非検知となる方向に設定する。ま
た、非検知ならば検知する方向に回転するように設定す
る。つまり、図9(a)は、センサ55が非検知状態に
てホームポジションなので、ステッピングモータ54
は、センサ55がウォームホィール50のリブ50aを
検知する方向、即ち、反時計方向に回転を開始する。イ
ニシャライズを行うときは、図9の(a),(d)に示
すような状態から、(c)に示すような状態になった
ら、ステッピングモータ54の回転方向の決定にしたが
い、ステッピングモータ54を回転させ、センサ55の
検出位置Pを過ぎたら、つまりセンサ55の検出信号に
変化があったら、ステッピングモータ54をストップさ
せる。また、図9の(b)に示す状態のときは、回転方
向の決定にしたがい、ステッピングモータ54を回転さ
せ、センサ55の検出位置Pを過ぎたら、つまりセンサ
55の検出信号に変化があったら、ステッピングモータ
54をストップさせる。
【0019】また、スティプラ13の綴じ角度変更を行
うときは、ステッピングモータ54の回転方向の決定に
したがい、ステッピングモータ54を回転させる。そし
て、綴じ角度変更方向と同一の方向にスティプラ13が
移動したら、センサ55が非検知から検知の状態に変わ
った時点から、図9の(b)に示すように、予め記憶さ
れた値を基に、ステッピングモータ54が綴じ角度にな
るまでパルス数を制御し、綴じ角度になったら、ステッ
ピングモータ54を停止させる。スティプラ13の綴じ
角度変更方向と逆方向にスティプラ13が移動したら、
図9の(c)に示すように、センサ55がウォームホィ
ール50のリブ50aを検知した時点で逆転させてや
り、非検知になった時点から図9の(d)に示すよう
に、予め記憶装置に記憶された値を基に、ステッピング
モータ54が綴じ角度になるまでパルス数を制御し、ス
テッピングモータ54を停止させる。
【0020】また、複写機操作部などの外部入力から綴
じ角度を制御するための値を入力することができるの
で、ユーザが任意の綴じ角度を好みで選択することがで
きる。前記のイニシャライズから綴じ角度変更などの一
連の動作の中で、一定のパルスまたは一定の時間内にセ
ンサ55の検出信号に変化が得られなかったら動作を中
止し、警告が出るようになっている。
【0021】次に、スティプラ平行移動について説明す
る。スティプラ回転台31は、スティプラスライダ30
のガイド穴30bにガイドピン32を介して、図5の矢
印方向に移動可能に係合されている。さらにスティプラ
回転台31の背面側に軸44が固定されており、その軸
44に対してガイドコロ34が回転可能に取り付けられ
ている。スティプラスライダ30の上方部分は両側板4
1,42の間に掛け渡されているガイドロッド36をガ
イドとして図1の紙面垂直方向にスライド可能に取り付
けられる共に、スティプラスライダ30の下方部分に取
り付けられているガイドコロ33が本体側のステー43
の面上に転動するように当接されており、これによっ
て、スティプラスライダ30が回転方向に係止されてい
る。また、ステー43にはガイドカム35が固定されて
いると共に、このガイドカム35の上端辺部に形成され
ているカム面にはガイドコロ34が転動するように当接
されており、これによって、スティプラスライダ30が
図2のK方向に往復移動されるようになっている。この
とき、ガイドカム35の中央部分は下方向に窪むように
形成されており、これによってスティプラスライダ30
が移動されるようになっている。スティプラスイダ30
には検知板30aが設けられており、この検知板30a
が本体側に設けられているホームポジションセンサ40
の検知部を遮蔽することによってスティプラ13のホー
ムポジションが検知されるようになっている。側板41
にはスティプラ移動用のステッピングモータ39が取り
付けられており、このステッピングモータ39により駆
動されるベルト38の途中部分が上記スティプラスライ
ダ30に固定されて、スティプラスライダ30が図2の
左右方向に往復移動されるようになっている。
【0022】図10は本発明の第1の制御例を示すフロ
ーチャートである。このフローチャートは請求項1記載
の発明に対応している。まず、スティプラ13を平行移
動させるジョブであるか否か判断する(S1)。平行移
動させるジョブでなければ(S1でN)、そのままこの
フローを抜ける。スティプラ13を平行移動させるジョ
ブであれば(S1でY)、次にスティプラ13を斜めに
するか、すなわち、綴じ角度を変更するか否か判断する
(S2)。綴じ角度の変更がなければ(S2でN)、そ
のままこのフローを抜ける。綴じ角度変更であれば(S
2でY)、次にスティプラ13が斜めになっているか否
か判断する(S3)。斜めになっていなければ(S3で
N)、そのままこのフローを抜ける。
【0023】スティプラ13が斜めになっていれば(S
3でY)、次に用紙サイズにより決定される規定値(平
行移動量)を設定する(S4)。そしてスティプラ13
の平行移動を開始する(S5)。スティプラ13が平行
移動開始されたとき(S6でY)、スティプラ13の斜
め移動動作(回転移動動作)を開始する(S7)。
【0024】このような前記実施の形態にあっては、用
紙を揃えた状態でスタックする用紙整合トレイ部(1
7,18,27)と、揃えられた用紙を綴じるスティプ
ラ13と、用紙整合トレイ部(17,18,27)にス
タックされた用紙の端面部に沿ってスティプラ13を移
動させるスティプラ移動手段(ステッピングモータ3
9)と、スティプラ13の綴じ角度を変更するための綴
じ角度変更手段(50,52,53)とを有するスティ
プルユニットを備えた用紙後処理装置において、綴じ角
度変更手段(50,52,53)はスティプラ移動手段
(ステッピングモータ39)とは別個の駆動手段(5
4)を備えており、スティプラ移動手段(ステッピング
モータ39)と綴じ角度変更手段(50,52,53)
によりスティプラ13を用紙の端面部に沿って所定距離
移動させ、かつ、綴じ角度の変更を行う場合、スティプ
ラ13が所定位置に到達する前に、綴じ角度変更手段
(50,52,53)による綴じ角度変更を開始するた
め、スティプラ13を端面部に沿って移動させる駆動
と、スティプラ13を斜めにする駆動が異なるので、ス
ティプラ13を端面部に沿って移動させながらスティプ
ラ13を斜めにすることができ、用紙後処理時間を短縮
し、システム全体としても時間を短縮でき、生産効率に
優れた用紙後処理装置を提供することができる。
【0025】図11は本発明の第2の制御例を示すフロ
ーチャートである。このフローチャートは請求項2記載
の発明に対応している。まず、スティプラ13をホーム
ポジションに戻す動作か否か判断する(S11)。ホー
ムポジションに戻す動作でなければ(S11でN)、そ
のままこのフローを抜ける。スティプラ13をホームポ
ジションに戻す動作であれば(S11でY)、次にステ
ィプラ13が斜めになっているか否か判断する(S1
2)。斜めになっていなければ(S12でN)、そのま
まこのフローを抜ける。スティプラ13が斜めになって
いれば(S12でY)、次にスティプラ13を斜めから
戻す動作を開始する(S13)。そして次にスティプラ
13をホームポジションに戻すべく(S14でY)、平
行移動を開始する(S15)。
【0026】このような前記実施の形態にあっては、ス
ティプラ13がホームポジションにあるときスティプラ
13を用紙の端面部に沿って移動と角度変更が必要な場
合は一定に時間スティプラ13を用紙の端面部に沿って
移動後に綴じ角度変更手段(50,52,53)により
綴じ角度変更を行い、前記動作をホームポジションに戻
す場合は、直ちに、綴じ角度変更手段(50,52,5
3)により綴じ角度変更を開始するため、ホームポジシ
ョンに戻す場合にもスティプラを端面部に沿って移動さ
せる駆動と、スティプラを斜めにする駆動が異なるの
で、斜めから戻す動作を開始し、スティプラ13をホー
ムポジションに戻すべく(S14でY)、平行移動を開
始することができ、用紙後処理時間を短縮し、システム
全体としても時間を短縮でき、生産効率に優れた用紙後
処理装置を提供することができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1および請求項2記載の発明によ
れば、スティプラを端面部に沿って移動させる駆動と、
スティプラを斜めにする駆動が異なるので、スティプラ
を端面部に沿って移動させながらスティプラを斜めにす
ることができ、用紙後処理時間を短縮し、システム全体
としても時間を短縮でき、生産効率に優れた用紙後処理
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る用紙後処理装置の全
体構成図である。
【図2】スティプルユニットの実施の形態を示す側面図
である。
【図3】同、正面図である。
【図4】排紙トレイ近傍の拡大構成図である。
【図5】スティプラの移動・角度変更機構の実施の形態
を示す正面図である。
【図6】同、用紙端面と平行な状態の側面図である。
【図7】同、用紙端面に対して傾いた状態の側面図であ
る。
【図8】同、分解斜視図である。
【図9】ウォームホイールの回転動作を示す説明図であ
る。
【図10】本発明の第1の制御例を示すフローチャート
である。
【図11】本発明の第2の制御例を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
A ソート・スタック用搬送路 B スティプル用搬送路 C スティプルユニット 13 スティプラ 14 ガイド板 15 ブラシローラ 16 たたきコロ 17 排紙ベルト(用紙整合トレイ部構成要素) 18 排紙爪(用紙整合トレイ部構成要素) 27 ジョガーフェンス(用紙整合トレイ部構成要素) 31 スティプラ回転台(受け台) 39 スティプラ移動手段としてのステッピングモータ 50 ウォームホイール(綴じ角度変更手段構成要素) 50a リブ 52,53 ギヤ列(綴じ角度変更手段構成要素) 54 綴じ角度変更手段の駆動手段としてのステッピン
グモータ 55 センサ 58 スティプラ固定台

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を揃えた状態でスタックする用紙整
    合トレイ部と、揃えられた用紙を綴じるスティプラと、
    前記用紙整合トレイ部にスタックされた用紙の端面部に
    沿って前記スティプラを移動させるスティプラ移動手段
    と、前記スティプラの綴じ角度を変更するための綴じ角
    度変更手段とを有するスティプルユニットを備えた用紙
    後処理装置において、 前記綴じ角度変更手段は前記スティプラ移動手段とは別
    個の駆動手段を備えており、前記スティプラ移動手段と
    前記綴じ角度変更手段により前記スティプラを用紙の端
    面部に沿って所定距離移動させ、かつ、綴じ角度の変更
    を行う場合、前記スティプラが所定位置に到達する前
    に、前記綴じ角度変更手段による綴じ角度変更を開始す
    ることを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の用紙後処理装置におい
    て、 前記スティプラがホームポジションにあるときスティプ
    ラを用紙の端面部に沿って移動と角度変更が必要な場合
    は一定に時間スティプラを用紙の端面部に沿って移動後
    に前記綴じ角度変更手段により綴じ角度変更を行い、前
    記動作をホームポジションに戻す場合は、直ちに、前記
    綴じ角度変更手段により綴じ角度変更を開始することを
    特徴とする用紙後処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7681873B2 (en) 2005-12-06 2010-03-23 Ricoh Co., Ltd. Sheet processing apparatus and image forming apparatus comprising same

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