JPH10194552A - 用紙収容装置 - Google Patents
用紙収容装置Info
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- JPH10194552A JPH10194552A JP9005256A JP525697A JPH10194552A JP H10194552 A JPH10194552 A JP H10194552A JP 9005256 A JP9005256 A JP 9005256A JP 525697 A JP525697 A JP 525697A JP H10194552 A JPH10194552 A JP H10194552A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、傾斜して排紙される用紙の傾斜を
修正することで、排紙順に積層収容することのできる用
紙収容装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 排紙ローラ17で排紙される印字済みの
用紙7の一方辺7aを下側とするように傾斜された用紙
載置板38に、用紙7の一方辺7aを中心から左右対称
に2点支持するように一対の支持部材40,41を設け
たものである。そして、傾斜姿勢で排紙されて一方の支
持部材40に支持されたる用紙7を重力(自重)により
傾斜を修正しつつ回転させることで、傾斜姿勢が修正さ
れた用紙7を両支持部材40と41で2点支持するよう
にした。
修正することで、排紙順に積層収容することのできる用
紙収容装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 排紙ローラ17で排紙される印字済みの
用紙7の一方辺7aを下側とするように傾斜された用紙
載置板38に、用紙7の一方辺7aを中心から左右対称
に2点支持するように一対の支持部材40,41を設け
たものである。そして、傾斜姿勢で排紙されて一方の支
持部材40に支持されたる用紙7を重力(自重)により
傾斜を修正しつつ回転させることで、傾斜姿勢が修正さ
れた用紙7を両支持部材40と41で2点支持するよう
にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、事務処理装置に備
えられた印字部で印字された用紙を積層するもので、特
に傾斜して排紙された用紙の傾斜を修正することで用紙
を排紙順に積層して収容する用紙収容装置に関するもの
である。
えられた印字部で印字された用紙を積層するもので、特
に傾斜して排紙された用紙の傾斜を修正することで用紙
を排紙順に積層して収容する用紙収容装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置などの事務処理
装置には、文書や図面などの情報を印字する印字部に搬
送する用紙を多数枚収容する用紙収容装置を備えるもの
がある。図6において、用紙収容装置59はファクシミ
リ装置58に設けられており、印字部60のプラテンロ
ーラ61と印字ヘッド62との間に搬送される用紙63
を多数枚収容する用紙収容体64と、印字済みの用紙6
3を多数枚積層して収容する用紙載置板65とで構成さ
れている。
装置には、文書や図面などの情報を印字する印字部に搬
送する用紙を多数枚収容する用紙収容装置を備えるもの
がある。図6において、用紙収容装置59はファクシミ
リ装置58に設けられており、印字部60のプラテンロ
ーラ61と印字ヘッド62との間に搬送される用紙63
を多数枚収容する用紙収容体64と、印字済みの用紙6
3を多数枚積層して収容する用紙載置板65とで構成さ
れている。
【0003】用紙収容体64の内部には、回転自在に設
けられた給紙ローラ67と多数枚の用紙63を支持する
用紙支持板68とが設けられている。用紙支持板68は
用紙63を給紙ローラ67に圧接するように付勢されて
おり、給紙ローラ67の回転により用紙63を1枚単位
で給紙口66bに繰り出すものである。この給紙口66
bは繰り出される用紙63をプラテンローラ61と印字
ヘッド62との間に案内するもので、これらプラテンロ
ーラ10と印字ヘッド11との間には用紙63とともに
インクリボン69が搬送される。インクリボン69は印
字ヘッド62の熱によりその表面に塗布されたインクが
用紙63に転写されるものであり、文書や図面などの情
報を用紙63に印字するために用いられる。用紙載置板
65は、各排紙ローラ70で排紙される印字済み用紙6
3の一方辺63aを下側とするように傾斜(図6の左下
がりに傾斜)されており、排紙ローラ70で排紙される
用紙63の一方辺63aをコ字状の底部65Aにより受
けることで多数枚を積層収容する。
けられた給紙ローラ67と多数枚の用紙63を支持する
用紙支持板68とが設けられている。用紙支持板68は
用紙63を給紙ローラ67に圧接するように付勢されて
おり、給紙ローラ67の回転により用紙63を1枚単位
で給紙口66bに繰り出すものである。この給紙口66
bは繰り出される用紙63をプラテンローラ61と印字
ヘッド62との間に案内するもので、これらプラテンロ
ーラ10と印字ヘッド11との間には用紙63とともに
インクリボン69が搬送される。インクリボン69は印
字ヘッド62の熱によりその表面に塗布されたインクが
用紙63に転写されるものであり、文書や図面などの情
報を用紙63に印字するために用いられる。用紙載置板
65は、各排紙ローラ70で排紙される印字済み用紙6
3の一方辺63aを下側とするように傾斜(図6の左下
がりに傾斜)されており、排紙ローラ70で排紙される
用紙63の一方辺63aをコ字状の底部65Aにより受
けることで多数枚を積層収容する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
用紙収容装置59では、図7および図8に示すように、
各排紙ローラ70により印字済みの用紙63が斜行(傾
斜)して用紙載置板65に排紙されると、次に排紙され
る用紙63の先端が先の傾斜した用紙63の一方辺63
aに当接してこの傾斜した用紙63を用紙載置板65か
ら押し出して、排紙順に用紙63を用紙載置板65上に
積層して収容できないという問題があった。
用紙収容装置59では、図7および図8に示すように、
各排紙ローラ70により印字済みの用紙63が斜行(傾
斜)して用紙載置板65に排紙されると、次に排紙され
る用紙63の先端が先の傾斜した用紙63の一方辺63
aに当接してこの傾斜した用紙63を用紙載置板65か
ら押し出して、排紙順に用紙63を用紙載置板65上に
積層して収容できないという問題があった。
【0005】本発明は、この問題を解決するためになさ
れたもので、傾斜して排紙される用紙の傾斜を修正する
ことで、用紙を排紙順に積層収容することのできる用紙
収容装置を提供することを目的とする。
れたもので、傾斜して排紙される用紙の傾斜を修正する
ことで、用紙を排紙順に積層収容することのできる用紙
収容装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明の用紙収容装置は、請求項1では、用紙の一
方辺を下側とするように傾斜された用紙載置板と、前記
用紙の一方辺を中心から左右対称に2点支持するよう
に、前記用紙載置板に設けられてた一対の支持部材とを
有しているものである。これにより、一対の支持部材が
用紙の一方辺を中心から左右対称に2点支持するように
配置されているため、用紙が用紙載置板に収容されたと
きに一方の支持部材でのみ支持されて傾斜していた場合
でも、重力(用紙の自重)の作用により両支持部材で支
持されるように傾斜を修正させることができる。従っ
て、排紙された用紙を、常に一定の方向で、次に排紙さ
れる用紙で押し出されることなく、排紙される順に積層
しながら収容することができる。
め、本発明の用紙収容装置は、請求項1では、用紙の一
方辺を下側とするように傾斜された用紙載置板と、前記
用紙の一方辺を中心から左右対称に2点支持するよう
に、前記用紙載置板に設けられてた一対の支持部材とを
有しているものである。これにより、一対の支持部材が
用紙の一方辺を中心から左右対称に2点支持するように
配置されているため、用紙が用紙載置板に収容されたと
きに一方の支持部材でのみ支持されて傾斜していた場合
でも、重力(用紙の自重)の作用により両支持部材で支
持されるように傾斜を修正させることができる。従っ
て、排紙された用紙を、常に一定の方向で、次に排紙さ
れる用紙で押し出されることなく、排紙される順に積層
しながら収容することができる。
【0007】請求項2では、請求項1のものに、前記用
紙載置板に用紙を搬送する搬送ローラが前記一対の支持
部材間に設けられているものである。これにより、搬送
ローラを支持部材間に設けて部品スペースを縮小するこ
とによって、用紙収容装置を小型化することができる。
紙載置板に用紙を搬送する搬送ローラが前記一対の支持
部材間に設けられているものである。これにより、搬送
ローラを支持部材間に設けて部品スペースを縮小するこ
とによって、用紙収容装置を小型化することができる。
【0008】請求項3では、請求項2のものに、前記搬
送ローラと前記支持部材とは一対一で、かつ隣接して配
置されているものである。これにより、搬送ローラおよ
び支持部材を用紙の中心側に配置することができるた
め、用紙の姿勢を安定させるように作用し、用紙の傾斜
の修正を一層確実に行なうことができる。
送ローラと前記支持部材とは一対一で、かつ隣接して配
置されているものである。これにより、搬送ローラおよ
び支持部材を用紙の中心側に配置することができるた
め、用紙の姿勢を安定させるように作用し、用紙の傾斜
の修正を一層確実に行なうことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態における
用紙収容装置について、図1乃至図5を参照して説明す
る。
用紙収容装置について、図1乃至図5を参照して説明す
る。
【0010】図1乃至図5において、本発明の実施形態
における用紙収容装置をファクシミリ装置1(事務処理
装置)に適用したものについて説明する。
における用紙収容装置をファクシミリ装置1(事務処理
装置)に適用したものについて説明する。
【0011】図1において、ファクシミリ装置1は、下
側の収納体2とこの収納体2に開閉自在に設けられたパ
ネルカバー3および原稿用カバー4とで構成される外枠
ケースYを有している。パネルカバー3には電話番号の
入力キーなどを備えた操作パネル5が設けられている。
原稿用カバー4には原稿を支持する原稿挿入ガイド4
a、印字済みの用紙を排出する用紙排出口4bと多数枚
の用紙を収容可能な用紙収容装置6とが設けられてい
る。
側の収納体2とこの収納体2に開閉自在に設けられたパ
ネルカバー3および原稿用カバー4とで構成される外枠
ケースYを有している。パネルカバー3には電話番号の
入力キーなどを備えた操作パネル5が設けられている。
原稿用カバー4には原稿を支持する原稿挿入ガイド4
a、印字済みの用紙を排出する用紙排出口4bと多数枚
の用紙を収容可能な用紙収容装置6とが設けられてい
る。
【0012】図2において、ファクシミリ装置1の外枠
ケースY内には、原稿に記載された文書や図面などを電
話回線を介して伝達できるように原稿画像を情報として
読み取る読取機能37と、情報を音声信号として電話回
線を介して送受信する送受信機能(図示しない)と、情
報を基にして元の原稿画像を印字する印字機能39とを
備えている。
ケースY内には、原稿に記載された文書や図面などを電
話回線を介して伝達できるように原稿画像を情報として
読み取る読取機能37と、情報を音声信号として電話回
線を介して送受信する送受信機能(図示しない)と、情
報を基にして元の原稿画像を印字する印字機能39とを
備えている。
【0013】外枠ケースY内に備えられた読取機能37
は、原稿挿入ガイド4aとパネルカバー3とで形成され
る原稿通路20aに設けられた送りローラ21、読取部
22及び排出ローラ23を備えている。送りローラ21
には分離片24が圧接されており、これら送りローラ2
1と分離片24とで原稿を1枚単位で読取部22に送給
する。読取部22は、CIS(contact image sensor)か
らなる読取センサ25と、基準色として使用される白色
の読取用プラテンローラ26とで構成されている。読取
センサ25は原稿画像を原稿の幅方向に1ライン単位で
読み取って情報とするもので、この情報を図示しない送
受信機能により電話回線を介して送受信し、又は原稿画
像を印字機能39により用紙7に印字する。
は、原稿挿入ガイド4aとパネルカバー3とで形成され
る原稿通路20aに設けられた送りローラ21、読取部
22及び排出ローラ23を備えている。送りローラ21
には分離片24が圧接されており、これら送りローラ2
1と分離片24とで原稿を1枚単位で読取部22に送給
する。読取部22は、CIS(contact image sensor)か
らなる読取センサ25と、基準色として使用される白色
の読取用プラテンローラ26とで構成されている。読取
センサ25は原稿画像を原稿の幅方向に1ライン単位で
読み取って情報とするもので、この情報を図示しない送
受信機能により電話回線を介して送受信し、又は原稿画
像を印字機能39により用紙7に印字する。
【0014】外枠ケースY内に備えられた印字機能39
は、用紙7を搬送する給排紙部35と、搬送される用紙
7に文書や図面などの情報を印字する印字部36とで構
成されている。この給排紙部35は、用紙収容装置6か
ら用紙7を印字部36に給紙する給紙ローラ8と、文書
や図面などの情報が印字された用紙7(印字済み用紙
7)を外枠ケースY外に排紙する一対の排紙ローラ17
(搬送ローラ)とからなっている。各排紙ローラ17は
用紙排出口4bに隣接して回転自在に設けられており、
用紙7の幅方向に所定間隔を隔てて配置されている。
は、用紙7を搬送する給排紙部35と、搬送される用紙
7に文書や図面などの情報を印字する印字部36とで構
成されている。この給排紙部35は、用紙収容装置6か
ら用紙7を印字部36に給紙する給紙ローラ8と、文書
や図面などの情報が印字された用紙7(印字済み用紙
7)を外枠ケースY外に排紙する一対の排紙ローラ17
(搬送ローラ)とからなっている。各排紙ローラ17は
用紙排出口4bに隣接して回転自在に設けられており、
用紙7の幅方向に所定間隔を隔てて配置されている。
【0015】印字部36はプラテンローラ10と印字ヘ
ッド11とからなり、これらプラテンローラ10と印字
ヘッド11とは用紙7の幅方向にわたって設けられてい
る。印字ヘッド11は用紙7の幅方向の全範囲にわたっ
て印字する印字面を備え、スプリングバネ12でプラテ
ンローラ10に圧接される。また、プラテンローラ10
と印字ヘッド11との間には、用紙収容装置6からの用
紙7とともにインクリボン13が搬送される。インクリ
ボン13は用紙7の幅と略同一幅を有して片面にのみイ
ンク層が形成されており、巻出ロール14aから繰り出
されてプラテンローラ10と印字ヘッド11との間を通
過したのちに、巻取ロール14bで巻き取られることで
搬送される。このインクリボン13は印字ヘッド11の
熱によりインクが用紙7に熱転写され、文書や図面など
の情報を用紙7に印字するために用いられる。
ッド11とからなり、これらプラテンローラ10と印字
ヘッド11とは用紙7の幅方向にわたって設けられてい
る。印字ヘッド11は用紙7の幅方向の全範囲にわたっ
て印字する印字面を備え、スプリングバネ12でプラテ
ンローラ10に圧接される。また、プラテンローラ10
と印字ヘッド11との間には、用紙収容装置6からの用
紙7とともにインクリボン13が搬送される。インクリ
ボン13は用紙7の幅と略同一幅を有して片面にのみイ
ンク層が形成されており、巻出ロール14aから繰り出
されてプラテンローラ10と印字ヘッド11との間を通
過したのちに、巻取ロール14bで巻き取られることで
搬送される。このインクリボン13は印字ヘッド11の
熱によりインクが用紙7に熱転写され、文書や図面など
の情報を用紙7に印字するために用いられる。
【0016】図2および図3において、用紙収容装置6
の構成について説明する。図2において、用紙収容装置
6は原稿用カバー4に設けられた用紙収容体6Aを備え
ている。この用紙収容体6Aは多数枚の用紙7を収容す
る空間を有しており、用紙収容体6Aには、この空間を
外枠ケースYの内外に連通する供給口6aと給紙口6b
とが形成されている。また、用紙収容体6Aの内部には
給紙口6bに近接して回転自在にされた給紙ローラ8
と、用紙7を支持する用紙支持板9が設けられている。
用紙支持板9は多数枚の用紙7を給紙ローラ8に圧接す
るよう傾斜されており、この給紙ローラ8の回転により
用紙7を1枚単位で給紙口6bに繰り出す(搬送する)
ものである。給紙口6bは繰り出された用紙7をプラテ
ンローラ10と印字ヘッド11との間に案内する。用紙
収容体6Aの外部には、各排紙ローラ17により順次排
紙される印字済みの用紙7を積層して収容する用紙載置
板38(図1にも示す)と、排紙される用紙7の傾斜を
修正する一対の支持部材40,41とが設けられてい
る。
の構成について説明する。図2において、用紙収容装置
6は原稿用カバー4に設けられた用紙収容体6Aを備え
ている。この用紙収容体6Aは多数枚の用紙7を収容す
る空間を有しており、用紙収容体6Aには、この空間を
外枠ケースYの内外に連通する供給口6aと給紙口6b
とが形成されている。また、用紙収容体6Aの内部には
給紙口6bに近接して回転自在にされた給紙ローラ8
と、用紙7を支持する用紙支持板9が設けられている。
用紙支持板9は多数枚の用紙7を給紙ローラ8に圧接す
るよう傾斜されており、この給紙ローラ8の回転により
用紙7を1枚単位で給紙口6bに繰り出す(搬送する)
ものである。給紙口6bは繰り出された用紙7をプラテ
ンローラ10と印字ヘッド11との間に案内する。用紙
収容体6Aの外部には、各排紙ローラ17により順次排
紙される印字済みの用紙7を積層して収容する用紙載置
板38(図1にも示す)と、排紙される用紙7の傾斜を
修正する一対の支持部材40,41とが設けられてい
る。
【0017】用紙載置板38は各排紙ローラ17で排紙
される印字済み用紙7の一方辺7a(下側辺)を下側と
するように傾斜(図2の左下がりに傾斜)されており、
原稿挿入ガイド4aとで用紙排出口4bを形成する保持
部42に連続している。保持部42は、図3に示すよう
に、排紙される印字済みの用紙7の幅方向に間隔を隔て
て各排紙ローラ17を回転自在に軸支している。各支持
部材40と41とは、図3に示すように、各排紙ローラ
17を間に介在しつつこれら各排紙ローラ17に隣接し
て配置されており、各排紙ローラ17で排紙される印字
済みの用紙7の一方辺7aをこの幅方向中心から左右対
称に2点支持できるように用紙載置板38の底部38A
に設けられている。各支持部材40と41の形状は、用
紙載置板38の傾斜面38Bに対して直交する平面40
a,41aを有する三角形状にされており、排紙される
印字済みの用紙7の一方辺7aを各平面40a,41a
で受ける(2点支持する)。
される印字済み用紙7の一方辺7a(下側辺)を下側と
するように傾斜(図2の左下がりに傾斜)されており、
原稿挿入ガイド4aとで用紙排出口4bを形成する保持
部42に連続している。保持部42は、図3に示すよう
に、排紙される印字済みの用紙7の幅方向に間隔を隔て
て各排紙ローラ17を回転自在に軸支している。各支持
部材40と41とは、図3に示すように、各排紙ローラ
17を間に介在しつつこれら各排紙ローラ17に隣接し
て配置されており、各排紙ローラ17で排紙される印字
済みの用紙7の一方辺7aをこの幅方向中心から左右対
称に2点支持できるように用紙載置板38の底部38A
に設けられている。各支持部材40と41の形状は、用
紙載置板38の傾斜面38Bに対して直交する平面40
a,41aを有する三角形状にされており、排紙される
印字済みの用紙7の一方辺7aを各平面40a,41a
で受ける(2点支持する)。
【0018】次に、用紙収容装置6により排紙される印
字済みの用紙7を積層して収容する手順について、図4
および図5に基づいて説明する。
字済みの用紙7を積層して収容する手順について、図4
および図5に基づいて説明する。
【0019】図4に示すように、印字済みの用紙7が傾
斜することなく直行して各排紙ローラ17で用紙載置板
38に排紙されると、傾斜しない姿勢状態で用紙7の一
方辺7aが各支持部材40,41の各平面40a,41
aで2点支持される。このように、各排紙ローラ17か
ら順次排紙される多数枚の用紙7は、傾斜されない姿勢
状態で各支持部材40,41の各平面40a,41aで
2点支持されながら排紙順に用紙載置板38上に積層収
容される。また、図5に示すように、印字済みの用紙7
が傾斜して各排紙ローラ17で用紙載置板38に排紙さ
れると、傾斜した姿勢状態で用紙7の一方辺7aが一方
の支持部材40のみで1点支持される。このように一方
の支持部材40で支持された傾斜姿勢の用紙7は、この
用紙7の重心Gから用紙載置板38の底部38A側に向
かう重力(自重)により支持部材40を支点として傾斜
姿勢を修正されつつ底部38A側に回転して、両支持部
材40と41とで2点支持されて用紙載置板38上に傾
斜姿勢が修正された状態で積層収容される。
斜することなく直行して各排紙ローラ17で用紙載置板
38に排紙されると、傾斜しない姿勢状態で用紙7の一
方辺7aが各支持部材40,41の各平面40a,41
aで2点支持される。このように、各排紙ローラ17か
ら順次排紙される多数枚の用紙7は、傾斜されない姿勢
状態で各支持部材40,41の各平面40a,41aで
2点支持されながら排紙順に用紙載置板38上に積層収
容される。また、図5に示すように、印字済みの用紙7
が傾斜して各排紙ローラ17で用紙載置板38に排紙さ
れると、傾斜した姿勢状態で用紙7の一方辺7aが一方
の支持部材40のみで1点支持される。このように一方
の支持部材40で支持された傾斜姿勢の用紙7は、この
用紙7の重心Gから用紙載置板38の底部38A側に向
かう重力(自重)により支持部材40を支点として傾斜
姿勢を修正されつつ底部38A側に回転して、両支持部
材40と41とで2点支持されて用紙載置板38上に傾
斜姿勢が修正された状態で積層収容される。
【0020】このように、本実施形態における用紙収容
装置6によれば、一対の支持部材40,41が用紙7の
一方辺7aを中心から左右対称に2点支持するように配
置されているため、印字済みの用紙7が用紙載置板38
に載置されたときに一方の支持部材40でのみ支持され
て傾斜していた場合でも、用紙7の自重(重力)により
両支持部材40,41で支持されるように傾斜を修正さ
せることができる。従って、印字済みの用紙7を次に排
紙される用紙7で押し出すことなく、排紙される用紙7
の順に積層しながら収容することができる。
装置6によれば、一対の支持部材40,41が用紙7の
一方辺7aを中心から左右対称に2点支持するように配
置されているため、印字済みの用紙7が用紙載置板38
に載置されたときに一方の支持部材40でのみ支持され
て傾斜していた場合でも、用紙7の自重(重力)により
両支持部材40,41で支持されるように傾斜を修正さ
せることができる。従って、印字済みの用紙7を次に排
紙される用紙7で押し出すことなく、排紙される用紙7
の順に積層しながら収容することができる。
【0021】また、各支持部材40,41を相互間に各
排紙ローラ17を配置するように用紙載置板38の底部
38Aに設けると、各支持部材40,41と各排紙ロー
ラ17の配置スペースを縮小することができるので、用
紙収容装置6を小型化することができる。更に、各排紙
ローラ17および支持部材40,41を隣接させて用紙
7の中心側に配置することができるので、用紙7の傾斜
の修正を一層確実に行える。
排紙ローラ17を配置するように用紙載置板38の底部
38Aに設けると、各支持部材40,41と各排紙ロー
ラ17の配置スペースを縮小することができるので、用
紙収容装置6を小型化することができる。更に、各排紙
ローラ17および支持部材40,41を隣接させて用紙
7の中心側に配置することができるので、用紙7の傾斜
の修正を一層確実に行える。
【0022】なお、本実施形態における用紙収容装置6
は、ファクシミリ装置1に適用した場合について説明し
たが、これに限定されるものでなく、印字部36を備え
て用紙7の給排紙を必要とする如何なる事務処理装置に
適用してもよい。また、本実施形態の用紙収容装置6に
おける各支持部材40と41の形状は、平面40a,4
1aを有する三角形状に限定されるのでなく、印字済み
の用紙7が傾斜したときに、用紙7の自重(重力)で傾
斜を修正させることのできる如何なる形状であってもよ
い。
は、ファクシミリ装置1に適用した場合について説明し
たが、これに限定されるものでなく、印字部36を備え
て用紙7の給排紙を必要とする如何なる事務処理装置に
適用してもよい。また、本実施形態の用紙収容装置6に
おける各支持部材40と41の形状は、平面40a,4
1aを有する三角形状に限定されるのでなく、印字済み
の用紙7が傾斜したときに、用紙7の自重(重力)で傾
斜を修正させることのできる如何なる形状であってもよ
い。
【0023】
【発明の効果】このように本発明の用紙収容装置によれ
ば、請求項1では、一対の支持部材が用紙の一方辺を中
心から左右対称に2点支持するように配置されているた
め、用紙が用紙載置板に収容されたときに一方の支持部
材でのみ支持されて傾斜していた場合でも、重力(用紙
の自重)の作用により両支持部材で支持されるように傾
斜を修正させることができる。従って、排紙される用紙
を、常に一定方向で、次に排紙される用紙で押し出され
ることなく、排紙される順に積層しながら収容すること
ができる。
ば、請求項1では、一対の支持部材が用紙の一方辺を中
心から左右対称に2点支持するように配置されているた
め、用紙が用紙載置板に収容されたときに一方の支持部
材でのみ支持されて傾斜していた場合でも、重力(用紙
の自重)の作用により両支持部材で支持されるように傾
斜を修正させることができる。従って、排紙される用紙
を、常に一定方向で、次に排紙される用紙で押し出され
ることなく、排紙される順に積層しながら収容すること
ができる。
【0024】請求項2では、請求項1の効果に加えて、
用紙載置板に用紙を搬送する搬送ローラが一対の支持部
材間に設けられているので、部品スペースを縮小するこ
とができ、用紙収容装置を小型化することができる。
用紙載置板に用紙を搬送する搬送ローラが一対の支持部
材間に設けられているので、部品スペースを縮小するこ
とができ、用紙収容装置を小型化することができる。
【0025】請求項3では、請求項2の効果に加えて、
搬送ローラと支持部材とが一対一で、かつ隣接して配置
されているので、搬送ローラおよび支持部材を用紙の中
心側に配置することができ、そのため、用紙の姿勢を安
定させるように作用し、用紙の傾斜の修正を一層確実に
行うことができる。
搬送ローラと支持部材とが一対一で、かつ隣接して配置
されているので、搬送ローラおよび支持部材を用紙の中
心側に配置することができ、そのため、用紙の姿勢を安
定させるように作用し、用紙の傾斜の修正を一層確実に
行うことができる。
【図1】本発明の用紙収容装置を適用したファクシミリ
装置の斜視図である。
装置の斜視図である。
【図2】図1の用紙収容装置を適用したファクシミリ装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図3】図1の用紙収容装置の支持部材と排紙ローラと
の構成を示す要部斜視図である。
の構成を示す要部斜視図である。
【図4】本発明の用紙収容装置における用紙が傾斜する
ことなく排紙された状態を示す拡大正面図である。
ことなく排紙された状態を示す拡大正面図である。
【図5】本発明の用紙収容装置における用紙が傾斜され
て排紙された状態を示す拡大正面図である。
て排紙された状態を示す拡大正面図である。
【図6】従来の用紙収容装置の構成を示す模式図であ
る。
る。
【図7】従来の用紙収容装置における用紙が傾斜して排
紙された状態を示す拡大正面図である。
紙された状態を示す拡大正面図である。
【図8】従来の用紙収容装置における用紙が傾斜して排
紙された状態を示す拡大側面図である。
紙された状態を示す拡大側面図である。
6 用紙収容装置 7 用紙 7a 用紙の一方辺 17 排紙ローラ(搬送ローラ) 38 用紙載置板 40,41 支持部材
Claims (3)
- 【請求項1】 用紙の一方辺を下側とするように傾斜さ
れた用紙載置板と、 前記用紙の一方辺を中心から左右対称に2点支持するよ
うに、前記用紙載置板に設けられた一対の支持部材と、 を有したことを特徴とする用紙収容装置。 - 【請求項2】 前記用紙載置板に用紙を搬送する搬送ロ
ーラが前記一対の支持部材間に設けられていることを特
徴とする請求項1に記載の用紙収容装置。 - 【請求項3】 前記搬送ローラと前記支持部材とは一対
一で、かつ隣接して配置されていることを特徴とする請
求項2に記載の用紙収容装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9005256A JPH10194552A (ja) | 1997-01-16 | 1997-01-16 | 用紙収容装置 |
US09/005,779 US5980137A (en) | 1997-01-13 | 1998-01-12 | Printer for facsimile machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9005256A JPH10194552A (ja) | 1997-01-16 | 1997-01-16 | 用紙収容装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10194552A true JPH10194552A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11606152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9005256A Pending JPH10194552A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-16 | 用紙収容装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10194552A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1630114A2 (en) | 2004-08-27 | 2006-03-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sheet feed device and image formation device |
JP2013063817A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Konica Minolta Business Technologies Inc | シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 |
-
1997
- 1997-01-16 JP JP9005256A patent/JPH10194552A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1630114A2 (en) | 2004-08-27 | 2006-03-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sheet feed device and image formation device |
EP1630114A3 (en) * | 2004-08-27 | 2006-04-12 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sheet feed device and image formation device |
US7451971B2 (en) | 2004-08-27 | 2008-11-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sheet feed device and image formation device |
JP2013063817A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Konica Minolta Business Technologies Inc | シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040113 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040921 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041109 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050125 |