JPH1019417A - 冷却器 - Google Patents
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- JPH1019417A JPH1019417A JP17474496A JP17474496A JPH1019417A JP H1019417 A JPH1019417 A JP H1019417A JP 17474496 A JP17474496 A JP 17474496A JP 17474496 A JP17474496 A JP 17474496A JP H1019417 A JPH1019417 A JP H1019417A
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- refrigerant passage
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- passage
- capillary tube
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B39/00—Evaporators; Condensers
- F25B39/02—Evaporators
- F25B39/022—Evaporators with plate-like or laminated elements
- F25B39/024—Evaporators with plate-like or laminated elements with elements constructed in the shape of a hollow panel
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2500/00—Problems to be solved
- F25B2500/12—Sound
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B43/00—Arrangements for separating or purifying gases or liquids; Arrangements for vaporising the residuum of liquid refrigerant, e.g. by heat
- F25B43/006—Accumulators
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷蔵庫等に備えられる冷却器において、冷媒
の噴射爆裂音を抑制し、また冷媒流音を抑制した低騒音
型冷却器を提供する。 【解決手段】 ８は冷却器で、熱伝導性に優れた２枚の
板の間に溶接防止用の剥離材を塗布して圧延後、流体に
より圧力をかけて冷媒通路９を形成し、前記冷媒通路９
の断面積を段階的に拡大する。冷媒１４はキャピラリー
チューブ１２より噴射され小径部１１以降で圧力低下に
より蒸発を開始するが、冷媒通路９に拡大冷媒通路９
ａ，９ｂ，９ｃと段階的に増加させていくため極端な圧
力変化（減少）はせず、蒸発も段階的に滑らかに行われ
る。爆発的な蒸発を抑制することで、冷媒１４の噴射爆
裂音を低減するという効果が得られる。
の噴射爆裂音を抑制し、また冷媒流音を抑制した低騒音
型冷却器を提供する。 【解決手段】 ８は冷却器で、熱伝導性に優れた２枚の
板の間に溶接防止用の剥離材を塗布して圧延後、流体に
より圧力をかけて冷媒通路９を形成し、前記冷媒通路９
の断面積を段階的に拡大する。冷媒１４はキャピラリー
チューブ１２より噴射され小径部１１以降で圧力低下に
より蒸発を開始するが、冷媒通路９に拡大冷媒通路９
ａ，９ｂ，９ｃと段階的に増加させていくため極端な圧
力変化（減少）はせず、蒸発も段階的に滑らかに行われ
る。爆発的な蒸発を抑制することで、冷媒１４の噴射爆
裂音を低減するという効果が得られる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫等に備えら
れる冷却器に関するものである。
れる冷却器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より家庭用の冷蔵庫に採用されてい
る冷却器について実公平２−４５７３２号公報にその一
例が示されており、図６および図７に従い説明する。
る冷却器について実公平２−４５７３２号公報にその一
例が示されており、図６および図７に従い説明する。
【０００３】図６，図７において、１は冷却器で、熱伝
導性の優れた２枚の板の間に溶接阻止用の剥離材を塗布
して圧延後、流体により圧力をかけて冷媒通路２を形成
したものである。
導性の優れた２枚の板の間に溶接阻止用の剥離材を塗布
して圧延後、流体により圧力をかけて冷媒通路２を形成
したものである。
【０００４】３は冷媒通路２の入口端で、近接して小径
部４を有し、キャピラリーチューブ５を熱交換的に内装
した吸入管６を入口端３に溶接するとともに、キャピラ
リーチューブ５の先端を小径部４により固持している。
部４を有し、キャピラリーチューブ５を熱交換的に内装
した吸入管６を入口端３に溶接するとともに、キャピラ
リーチューブ５の先端を小径部４により固持している。
【０００５】かかる構成において、冷媒７はキャピラリ
ーチューブ５より冷媒通路２を一巡して、吸入管６より
電動圧縮機（図示せず）に送り戻される。その間に冷媒
７は蒸発し、液体から気体に状態変化をしながら冷却器
１を冷却していくものである。
ーチューブ５より冷媒通路２を一巡して、吸入管６より
電動圧縮機（図示せず）に送り戻される。その間に冷媒
７は蒸発し、液体から気体に状態変化をしながら冷却器
１を冷却していくものである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな冷却器１ではキャピラリーチューブ５より噴射され
た冷媒７の圧力変化が大きく、爆発的な蒸発を発生させ
るため、冷媒７の噴射炸裂音が発生する。
うな冷却器１ではキャピラリーチューブ５より噴射され
た冷媒７の圧力変化が大きく、爆発的な蒸発を発生させ
るため、冷媒７の噴射炸裂音が発生する。
【０００７】また、温度調節装置（図示せず）によって
電動圧縮機が間欠運転し、冷媒７の冷却器１への供給も
間欠的になる。供給が停止している間に冷媒通路２内の
蒸発途中の冷媒７の内、気体冷媒は冷却器１の冷媒通路
２の下部より側面部および上部へと上昇し液体冷媒と撹
拌し、冷媒流音が発生するという欠点があった。
電動圧縮機が間欠運転し、冷媒７の冷却器１への供給も
間欠的になる。供給が停止している間に冷媒通路２内の
蒸発途中の冷媒７の内、気体冷媒は冷却器１の冷媒通路
２の下部より側面部および上部へと上昇し液体冷媒と撹
拌し、冷媒流音が発生するという欠点があった。
【０００８】本発明は上述した従来の欠点を解消するも
のであり、冷媒の噴射爆裂音を抑制し、また冷媒流音を
抑制した低騒音型冷却器を提供することを目的としてい
る。
のであり、冷媒の噴射爆裂音を抑制し、また冷媒流音を
抑制した低騒音型冷却器を提供することを目的としてい
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の冷却器は、冷媒通路の入口端から出口端に向
かって面積が段階的に拡がっていく複数個所を設けた冷
媒通路とを備えたものである。
に本発明の冷却器は、冷媒通路の入口端から出口端に向
かって面積が段階的に拡がっていく複数個所を設けた冷
媒通路とを備えたものである。
【００１０】また、複数個所に断面積が狭小となる絞り
部を設けた冷媒通路とを備えたものである。
部を設けた冷媒通路とを備えたものである。
【００１１】また、冷却器側面の冷媒通路は、殆どが横
方向になる蛇行する構成としたものである。
方向になる蛇行する構成としたものである。
【００１２】また、横方向に蛇行する冷媒通路の折り返
し湾曲部には、上方への突出部を設けたものである。
し湾曲部には、上方への突出部を設けたものである。
【００１３】また、冷却器側面の冷媒通路には、気化し
た冷媒が集中する傾斜バイパスを設けたものである。
た冷媒が集中する傾斜バイパスを設けたものである。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明は請求項１に記載のよう
に、良伝導性の板の間に形成された冷媒通路を有し、前
記冷媒通路にはキャピラリーチューブの先端から冷媒を
吐出する入口端と、前記冷媒通路から電動圧縮機に冷媒
を戻す出口端とを備えている冷却器において、前記冷媒
通路は、前記入口端から出口端方向に向かい複数個所に
わたって段階的に断面積が拡大するようにすることによ
り実施することができる。
に、良伝導性の板の間に形成された冷媒通路を有し、前
記冷媒通路にはキャピラリーチューブの先端から冷媒を
吐出する入口端と、前記冷媒通路から電動圧縮機に冷媒
を戻す出口端とを備えている冷却器において、前記冷媒
通路は、前記入口端から出口端方向に向かい複数個所に
わたって段階的に断面積が拡大するようにすることによ
り実施することができる。
【００１５】そして、前記する冷却器では、キャピラリ
ーチューブより噴射される冷媒の圧力は、断面積が段階
的に拡大している冷媒通路を通ることによって、段階的
に減少していくため爆発的な蒸発が発生せず、冷媒の噴
射爆裂音が低減する。
ーチューブより噴射される冷媒の圧力は、断面積が段階
的に拡大している冷媒通路を通ることによって、段階的
に減少していくため爆発的な蒸発が発生せず、冷媒の噴
射爆裂音が低減する。
【００１６】また、本発明は請求項２に記載のように、
良伝導性の板の間に形成された冷媒通路を有し、前記冷
媒通路にはキャピラリーチューブの先端から冷媒を吐出
する入口端と、前記冷媒通路から電動圧縮機に冷媒を戻
す出口端とを備えている冷却器において、前記冷媒通路
には、断面積が狭小となる絞り部を複数個所に設けるこ
とによって実施することができる。
良伝導性の板の間に形成された冷媒通路を有し、前記冷
媒通路にはキャピラリーチューブの先端から冷媒を吐出
する入口端と、前記冷媒通路から電動圧縮機に冷媒を戻
す出口端とを備えている冷却器において、前記冷媒通路
には、断面積が狭小となる絞り部を複数個所に設けるこ
とによって実施することができる。
【００１７】そして、前記する複数個所の絞り部によっ
てキャピラリーチューブから噴射される冷媒の圧力は、
段階的に減少していくため、爆発的な蒸発が発生せず、
冷媒の噴射爆裂音は低減する。
てキャピラリーチューブから噴射される冷媒の圧力は、
段階的に減少していくため、爆発的な蒸発が発生せず、
冷媒の噴射爆裂音は低減する。
【００１８】また、本発明は請求項３に記載のように、
良伝導性の板の間に冷媒通路を設け、かつ天面壁と底面
壁と両側面壁との４面壁を有する冷却器において、両側
面壁の冷媒通路は殆どが横方向になる蛇行する冷媒通路
とすることにより実施することができる。
良伝導性の板の間に冷媒通路を設け、かつ天面壁と底面
壁と両側面壁との４面壁を有する冷却器において、両側
面壁の冷媒通路は殆どが横方向になる蛇行する冷媒通路
とすることにより実施することができる。
【００１９】そして、前記する構成にすることにより、
電動圧縮機が停止して冷媒の供給が停止している間の気
体冷媒と液体冷媒との撹拌を削減し、冷媒流音の発生を
低減する。
電動圧縮機が停止して冷媒の供給が停止している間の気
体冷媒と液体冷媒との撹拌を削減し、冷媒流音の発生を
低減する。
【００２０】前記する、両側面壁の横方向に蛇行する冷
媒通路の折り返し湾曲部には、上方に突出する突出部を
設けることにより、より一層、気体冷媒と液体冷媒との
撹拌を削減して冷媒流音を低減し得る。
媒通路の折り返し湾曲部には、上方に突出する突出部を
設けることにより、より一層、気体冷媒と液体冷媒との
撹拌を削減して冷媒流音を低減し得る。
【００２１】また、本発明は請求項５に記載のように、
良伝導性の板の間に冷媒通路を設け、かつ天面壁と底面
壁と両側面壁との４面壁を有する冷却器において、両側
面壁には冷却器内で気化した冷媒が集中する傾斜バイパ
スを設け、前記バイパスを冷媒を電動圧縮機に戻す出口
端に向かう冷媒通路とすることにより実施することがで
きる。
良伝導性の板の間に冷媒通路を設け、かつ天面壁と底面
壁と両側面壁との４面壁を有する冷却器において、両側
面壁には冷却器内で気化した冷媒が集中する傾斜バイパ
スを設け、前記バイパスを冷媒を電動圧縮機に戻す出口
端に向かう冷媒通路とすることにより実施することがで
きる。
【００２２】そして、バイパス通路により冷媒が集中し
て、電動圧縮機が停止して冷媒の供給が停止している間
の気体冷媒と液体冷媒との撹拌を削減し、冷媒流音の発
生を低減する。
て、電動圧縮機が停止して冷媒の供給が停止している間
の気体冷媒と液体冷媒との撹拌を削減し、冷媒流音の発
生を低減する。
【００２３】以上、何れの場合においても請求項６記載
のように、電動圧縮機により圧縮された液状の冷媒をキ
ャピラリーチューブの先端から冷媒通路に吐出する部分
と、冷却器内で蒸発して気体となっている冷媒とを相互
に混入することなく熱交換的に流すことにより、効果的
に熱交換をしながら、冷媒の音を低減することができ
る。
のように、電動圧縮機により圧縮された液状の冷媒をキ
ャピラリーチューブの先端から冷媒通路に吐出する部分
と、冷却器内で蒸発して気体となっている冷媒とを相互
に混入することなく熱交換的に流すことにより、効果的
に熱交換をしながら、冷媒の音を低減することができ
る。
【００２４】以下、本発明の実施例について、図１から
図５を用いて説明する。 （実施例１）図１は請求項１に記載の冷却器を部分的に
示し、図１において、８は冷却器で、熱伝導性に優れた
２枚の板の間に溶接阻止用の剥離材を塗布して圧延後、
流体により圧力をかけて冷媒通路９を形成したものであ
り、冷媒通路９の断面積は段階的に拡がって拡大冷媒通
路９ａ，９ｂ，９ｃが形成されている。
図５を用いて説明する。 （実施例１）図１は請求項１に記載の冷却器を部分的に
示し、図１において、８は冷却器で、熱伝導性に優れた
２枚の板の間に溶接阻止用の剥離材を塗布して圧延後、
流体により圧力をかけて冷媒通路９を形成したものであ
り、冷媒通路９の断面積は段階的に拡がって拡大冷媒通
路９ａ，９ｂ，９ｃが形成されている。
【００２５】１０は冷媒通路９の入口端で、近接して小
径部１１を有し、キャピラリーチューブ１２を熱交換的
に内装した吸入管１３を入口端１０に溶接するととも
に、キャピラリーチューブ１２のみ小径部１１を通過し
て開口している。
径部１１を有し、キャピラリーチューブ１２を熱交換的
に内装した吸入管１３を入口端１０に溶接するととも
に、キャピラリーチューブ１２のみ小径部１１を通過し
て開口している。
【００２６】かかる構成において、冷媒１４はキャピラ
リーチューブ１２より噴射され小径部１１以降で圧力低
下により蒸発を開始するが、冷媒通路９の断面積を小径
部１１から順次、各拡大冷媒通路９ａ，９ｂ，９ｃで段
階的に増加させていくため極端な圧力変化（減少）はせ
ず、蒸発も段階的に滑らかに行われる。
リーチューブ１２より噴射され小径部１１以降で圧力低
下により蒸発を開始するが、冷媒通路９の断面積を小径
部１１から順次、各拡大冷媒通路９ａ，９ｂ，９ｃで段
階的に増加させていくため極端な圧力変化（減少）はせ
ず、蒸発も段階的に滑らかに行われる。
【００２７】爆発的な蒸発を抑制することで、冷媒１４
の噴射爆裂音を低減するという効果が得られる。
の噴射爆裂音を低減するという効果が得られる。
【００２８】（実施例２）図２は請求項２に記載の冷却
器を部分的に示し、図２において、１５は冷却器で、熱
伝導性に優れた２枚の板の間に溶接阻止用の剥離材を塗
布して圧延後、流体により圧力をかけて冷媒通路１６を
形成したものであり、冷媒通路１６には複数個所の絞り
部１７を設けている。
器を部分的に示し、図２において、１５は冷却器で、熱
伝導性に優れた２枚の板の間に溶接阻止用の剥離材を塗
布して圧延後、流体により圧力をかけて冷媒通路１６を
形成したものであり、冷媒通路１６には複数個所の絞り
部１７を設けている。
【００２９】１８は冷媒通路１６の入口端で、近接して
小径部１９を有し、キャピラリーチューブ２０を熱交換
的に内装した吸入管２１を入口端１８に溶接するととも
に、キャピラリーチューブ２０のみ小径部１９を通過し
て開口している。
小径部１９を有し、キャピラリーチューブ２０を熱交換
的に内装した吸入管２１を入口端１８に溶接するととも
に、キャピラリーチューブ２０のみ小径部１９を通過し
て開口している。
【００３０】かかる構成において、冷媒２２はキャピラ
リーチューブ２０より噴射され小径部１９以降で圧力低
下により蒸発を開始するが、冷媒通路１６に設けた小径
部１９から複数個所に絞り部１７によって冷媒通路１６
の圧力を段階的に減少させていくため極端な圧力変化
（減少）はせず、蒸発も段階的に滑らかに行われる。
リーチューブ２０より噴射され小径部１９以降で圧力低
下により蒸発を開始するが、冷媒通路１６に設けた小径
部１９から複数個所に絞り部１７によって冷媒通路１６
の圧力を段階的に減少させていくため極端な圧力変化
（減少）はせず、蒸発も段階的に滑らかに行われる。
【００３１】爆発的な蒸発を抑制することで、冷媒２２
の噴射爆裂音を低減するという効果が得られる。
の噴射爆裂音を低減するという効果が得られる。
【００３２】（実施例３）図３は請求項３に記載の冷却
器の斜視図を、図４は請求項４に示す冷却器側面の要部
詳細図を示し、図３において、２３は冷却器で、熱伝導
性に優れた２枚の板の間に溶接阻止用の剥離材を塗布し
て圧延後、流体により圧力をかけて冷媒通路２４を形成
したものであり、折り曲げて冷却コーナーを構成してい
る。
器の斜視図を、図４は請求項４に示す冷却器側面の要部
詳細図を示し、図３において、２３は冷却器で、熱伝導
性に優れた２枚の板の間に溶接阻止用の剥離材を塗布し
て圧延後、流体により圧力をかけて冷媒通路２４を形成
したものであり、折り曲げて冷却コーナーを構成してい
る。
【００３３】冷媒通路２４は冷却器２３の天面壁２３ａ
および底面壁２３ｂに集中し、側面壁２３ｃは殆どが横
方向に蛇行する蛇行通路２４ａと液体冷媒溜り形状の突
出部２４ｂで構成された単純な通路となっている。
および底面壁２３ｂに集中し、側面壁２３ｃは殆どが横
方向に蛇行する蛇行通路２４ａと液体冷媒溜り形状の突
出部２４ｂで構成された単純な通路となっている。
【００３４】２５は冷媒通路２４の入口端で、近接して
小径部２６を有し、キャピラリーチューブ２７を熱交換
的に内装した吸入管２８を入口端２５に溶接するととも
に、キャピラリーチューブ２７のみ小径部２６を通過し
て開口している。
小径部２６を有し、キャピラリーチューブ２７を熱交換
的に内装した吸入管２８を入口端２５に溶接するととも
に、キャピラリーチューブ２７のみ小径部２６を通過し
て開口している。
【００３５】かかる構成において、冷媒２９はキャピラ
リーチューブ２７より冷媒通路２４を一巡して、吸入管
２８より電動圧縮機に送り戻されるが、温度調節装置に
よって電動圧縮機は間欠運転を行うため、冷媒２９の冷
却器２３への供給も間欠的になる。
リーチューブ２７より冷媒通路２４を一巡して、吸入管
２８より電動圧縮機に送り戻されるが、温度調節装置に
よって電動圧縮機は間欠運転を行うため、冷媒２９の冷
却器２３への供給も間欠的になる。
【００３６】電動圧縮機が停止して冷媒の供給が停止し
ている間、冷媒通路２４内の冷媒２９は蒸発しながらも
気体冷媒２９ａと液体冷媒２９ｂとの混合状態にあるた
め、気体冷媒２９ａは上昇流を、液体冷媒２９ｂは下降
流を起こすが、冷却器２３の側面壁２３ｃには、垂直方
向に直線形状を殆ど含まない横方向の蛇行通路２４ａが
形成されており気液混合冷媒の撹拌をすることができ、
かつ液体冷媒溜り形状の突出部２４ｂが形成されている
ため液体冷媒２９ｂの下降流を抑制し、気体冷媒２９ａ
の上昇流を撹拌することなくスムーズに行うことができ
る。
ている間、冷媒通路２４内の冷媒２９は蒸発しながらも
気体冷媒２９ａと液体冷媒２９ｂとの混合状態にあるた
め、気体冷媒２９ａは上昇流を、液体冷媒２９ｂは下降
流を起こすが、冷却器２３の側面壁２３ｃには、垂直方
向に直線形状を殆ど含まない横方向の蛇行通路２４ａが
形成されており気液混合冷媒の撹拌をすることができ、
かつ液体冷媒溜り形状の突出部２４ｂが形成されている
ため液体冷媒２９ｂの下降流を抑制し、気体冷媒２９ａ
の上昇流を撹拌することなくスムーズに行うことができ
る。
【００３７】気液混合冷媒の撹拌を抑制することで、冷
媒流音の発生を低減するという効果が得られる。
媒流音の発生を低減するという効果が得られる。
【００３８】（実施例４）図５は請求項５に記載の冷却
器の斜視図を示し、図５において、３０は冷却器で、熱
伝導性に優れた２枚の板の間に溶接阻止用の剥離材を塗
布して圧延後、流体により圧力をかけて冷媒通路３１を
形成したものであり、折り曲げて冷却コーナーを構成し
ている。
器の斜視図を示し、図５において、３０は冷却器で、熱
伝導性に優れた２枚の板の間に溶接阻止用の剥離材を塗
布して圧延後、流体により圧力をかけて冷媒通路３１を
形成したものであり、折り曲げて冷却コーナーを構成し
ている。
【００３９】冷媒通路３１は冷却器３０の側面で気体冷
媒３２ａの上昇流用通路３１ａと液体冷媒３２ｂの下降
流用通路３１ｂに分かれており、上昇流用通路３１ａは
気体冷媒３２ａを集めながら入口端３３の近傍に戻るバ
イパス３１ｃが形成されている。入口端３３で、近接し
て小径部３４を有し、キャピラリーチューブ３５を熱交
換的に内装した吸入管３６を入口端３３に溶接するとと
もに、キャピラリーチューブ３５のみ小径部３４を通過
して開口している。
媒３２ａの上昇流用通路３１ａと液体冷媒３２ｂの下降
流用通路３１ｂに分かれており、上昇流用通路３１ａは
気体冷媒３２ａを集めながら入口端３３の近傍に戻るバ
イパス３１ｃが形成されている。入口端３３で、近接し
て小径部３４を有し、キャピラリーチューブ３５を熱交
換的に内装した吸入管３６を入口端３３に溶接するとと
もに、キャピラリーチューブ３５のみ小径部３４を通過
して開口している。
【００４０】かかる構成において、冷媒３２はキャピラ
リーチューブ３５より冷媒通路３１を一巡して、吸入管
３６より電動圧縮機に送り戻されるが、温度調節装置に
よって電動圧縮機は間欠運転を行うため、冷媒３２の冷
却器３０への供給も間欠的になる。
リーチューブ３５より冷媒通路３１を一巡して、吸入管
３６より電動圧縮機に送り戻されるが、温度調節装置に
よって電動圧縮機は間欠運転を行うため、冷媒３２の冷
却器３０への供給も間欠的になる。
【００４１】電動圧縮機が停止して冷媒の供給が停止し
ている間、冷媒通路３１内の冷媒３２は蒸発しながらも
気体冷媒３２ａと液体冷媒３２ｂとの混合状態にあるた
め、気体冷媒３２ａは上昇流を、液体冷媒３２ｂは下降
流を起こすが、冷却器３０の側面には気体冷媒３２ａの
上昇流用通路３１ａと液体冷媒３２ｂの下降用通路３１
ｂが分離して形成されているため、気体冷媒は上昇流用
通路３１ａに沿って集まりながら上昇し、入口端３３の
近傍に戻るバイパス３１ｃを通って蓄えられて電動圧縮
機起動時、再び循環を始めることができ、液体冷媒３２
ｂは下降流用通路３１ｂに沿って集まりながら下降し、
冷媒通路３１の底面部に蓄えられて電動圧縮機起動時、
再び循環を始めることができる。
ている間、冷媒通路３１内の冷媒３２は蒸発しながらも
気体冷媒３２ａと液体冷媒３２ｂとの混合状態にあるた
め、気体冷媒３２ａは上昇流を、液体冷媒３２ｂは下降
流を起こすが、冷却器３０の側面には気体冷媒３２ａの
上昇流用通路３１ａと液体冷媒３２ｂの下降用通路３１
ｂが分離して形成されているため、気体冷媒は上昇流用
通路３１ａに沿って集まりながら上昇し、入口端３３の
近傍に戻るバイパス３１ｃを通って蓄えられて電動圧縮
機起動時、再び循環を始めることができ、液体冷媒３２
ｂは下降流用通路３１ｂに沿って集まりながら下降し、
冷媒通路３１の底面部に蓄えられて電動圧縮機起動時、
再び循環を始めることができる。
【００４２】気液混合冷媒の撹拌を抑制することで、冷
媒流音の発生を低減するという効果が得られる。
媒流音の発生を低減するという効果が得られる。
【００４３】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、爆発的な
蒸発を抑制することで冷媒の噴射爆裂音を低減し、また
気液混合冷媒の撹拌を抑制することで冷媒流音の発生を
低減するという有利な効果が得られる。
蒸発を抑制することで冷媒の噴射爆裂音を低減し、また
気液混合冷媒の撹拌を抑制することで冷媒流音の発生を
低減するという有利な効果が得られる。
【図１】本発明の実施例１における冷却器の要部説明図
【図２】本発明の実施例２における冷却器の要部説明図
【図３】本発明の実施例３における冷却器の斜視図
【図４】同冷却器の要部説明図
【図５】本発明の実施例４における冷却器の斜視図
【図６】従来の冷却器の要部説明図
【図７】従来の冷却器の斜視図
１，８，１５，２３，３０ 冷却器 ２，９，１６，２４，３１ 冷媒通路 ３，１０，１８，２５，３３ 入口端 ４，１１，１９，２６，３４ 小径部 ５，１２，２０，２７，３５ キャピラリーチューブ ６，１３，２１，２８，３６ 吸入管 ７，１４，２２，２９，３２ 冷媒 ９ａ，９ｂ，９ｃ 拡大冷媒通路 １７ 絞り部 ２４ａ 蛇行通路 ２４ｂ 突出部 ２９ａ，３２ａ 気体冷媒 ２９ｂ，３２ｂ 液体冷媒 ３１ａ 上昇流用通路 ３１ｂ 下降流用通路 ３１ｃ バイパス
Claims (6)
- 【請求項１】 良伝導性の板の間に形成された冷媒通路
を有し、前記冷媒通路にはキャピラリーチューブの先端
から冷媒を吐出する入口端と、前記冷媒通路から電動圧
縮機に冷媒を戻す出口端とを備えている冷却器におい
て、前記冷媒通路は、前記入口端から出口端方向に向か
い複数個所にわたって段階的に断面積が拡大するように
したことを特徴とする冷却器。 - 【請求項２】 良伝導性の板の間に形成された冷媒通路
を有し、前記冷媒通路にはキャピラリーチューブの先端
から冷媒を吐出する入口端と、前記冷媒通路から電動圧
縮機に冷媒を戻す出口端とを備えている冷却器におい
て、前記冷媒通路には、断面積が狭小となる絞り部を複
数個所に設けたことを特徴とする冷却器。 - 【請求項３】 良伝導性の板の間に冷媒通路を設け、か
つ天面壁と底面壁と両側面壁との４面壁を有する冷却器
において、両側面壁の冷媒通路は殆どが横方向になる蛇
行する冷媒通路としたことを特徴とする請求項１または
２記載の冷却器。 - 【請求項４】 両側面壁の横方向に蛇行する冷媒通路の
両端に形成される折り返し湾曲部には、上方に突出する
突出部を設けた請求項３記載の冷却器。 - 【請求項５】 良伝導性の板の間に冷媒通路を設け、か
つ天面壁と底面壁と両側面壁との４面壁を有する冷却器
において、両側面壁には冷却器内で気化した冷媒が集中
する傾斜バイパスを設け、前記バイパスを冷媒を電動圧
縮機に戻す出口端に向かう冷媒通路とした請求項１ない
し４記載の冷却器。 - 【請求項６】 良伝導性の板の間に形成された冷媒通路
の端部には吸入管を設け、前記吸入管内に挿通して冷媒
通路に先端が臨むキャピラリーチューブの先端部を前記
吸入管の小径部により固着し、冷却器に形成した冷媒通
路の出口端は前記吸入管に接続してキャピラリーチュー
ブ内の冷媒と冷媒通路を通って出口端より電動圧縮機に
戻る冷媒とを混合しないように分離した請求項１ないし
５記載の冷却器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17474496A JPH1019417A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 冷却器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17474496A JPH1019417A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 冷却器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1019417A true JPH1019417A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=15983929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17474496A Pending JPH1019417A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 冷却器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1019417A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2867843A1 (fr) * | 2004-03-22 | 2005-09-23 | Pechiney Rhenalu | Panneau de refroidissement pour refrigerateur ou congelateur |
| WO2007115877A2 (de) * | 2006-04-05 | 2007-10-18 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kältegerät mit rohrverdampfer |
| WO2008059803A1 (fr) * | 2006-11-13 | 2008-05-22 | Daikin Industries, Ltd. | Système d'échange de chaleur |
| CN103134246A (zh) * | 2011-11-24 | 2013-06-05 | 杭州三花研究院有限公司 | 一种汽车空调系统 |
| WO2014166805A1 (de) * | 2013-04-09 | 2014-10-16 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kältegerät mit einem verdampfer |
-
1996
- 1996-07-04 JP JP17474496A patent/JPH1019417A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2867843A1 (fr) * | 2004-03-22 | 2005-09-23 | Pechiney Rhenalu | Panneau de refroidissement pour refrigerateur ou congelateur |
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| WO2007115877A3 (de) * | 2006-04-05 | 2007-11-29 | Bsh Bosch Siemens Hausgeraete | Kältegerät mit rohrverdampfer |
| US8122737B2 (en) | 2006-04-05 | 2012-02-28 | Bsh Bosch Und Siemens Hausgeraete Gmbh | Refrigerating device comprising tubular evaporators |
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| JP2008121985A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Daikin Ind Ltd | 熱交換システム |
| US10267541B2 (en) | 2006-11-13 | 2019-04-23 | Daikin Industries, Ltd. | Heat exchange system with fixed and variable expansion devices in series |
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| WO2014166805A1 (de) * | 2013-04-09 | 2014-10-16 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kältegerät mit einem verdampfer |
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