JPH10193222A - 送りねじ軸の研削加工装置 - Google Patents

送りねじ軸の研削加工装置

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JPH10193222A
JPH10193222A JP35883896A JP35883896A JPH10193222A JP H10193222 A JPH10193222 A JP H10193222A JP 35883896 A JP35883896 A JP 35883896A JP 35883896 A JP35883896 A JP 35883896A JP H10193222 A JPH10193222 A JP H10193222A
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grinding
wheel
grinding wheel
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thread groove
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Kazuto Nakajima
和人 中島
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浩 中林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ねじ溝の荒研削から仕上研削まで一工程で行な
う。 【解決手段】外周にねじ溝6を研削すべき山形突起7が
軸方向に所定間隔でもって複数設けられた研削砥石1
と、素材3を回転させつつ軸方向に螺旋状に送る螺旋送
り機構2と、を備え、螺旋送り機構2により素材3を螺
旋状に送ることにより、研削砥石1の前段の山形突起に
よって研削された螺旋溝部分を後段の山形突起によって
順次研削し、ねじ溝6の荒加工から仕上加工まで同軸で
行なうことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボールねじ軸等の
送りねじ軸の研削加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の送りねじ軸の研削加工は、素材の
両端を心出してチャックし、素材を回転させると共に研
削砥石と素材間を相対的に軸方向に送ることにより、素
材外周に螺旋状のねじ溝を研削するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このねじ溝研削は、荒
研削から仕上研削まで複数回の研削が行なわれるが、従
来は荒研削で一工程・仕上研削で一工程と、荒研削から
仕上研削まで複数工程必要であった。
【0004】本発明の目的は、ねじ溝の荒研削から仕上
研削まで一工程で行ない得る送りねじ軸の研削加工装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、外周にねじ溝を研削すべき山形
突起が軸方向に所定間隔でもって複数設けられた研削砥
石と、素材を回転させつつ軸方向に螺旋状に送る螺旋送
り機構と、を備え、前記螺旋送り機構により素材を螺旋
状に送ることにより、研削砥石の前段の山形突起によっ
て研削された螺旋溝部分を後段の山形突起によって順次
研削し、ねじ溝の荒加工から仕上加工まで同軸で行なう
ことを特徴とする。
【0006】本発明によれば、入口側の第1段の山形突
起で所定深さの螺旋溝が研削され、この螺旋溝部分が次
段の山形突起にてさらに研削され、最終的に出口側に位
置する山形突起によって正規の深さのねじ溝が研削され
る。すなわち、第1段の山形突起で荒加工された螺旋溝
部分が次段の山形突起によって段階的に研削され、一工
程で荒加工から仕上研削まで行なうことができる。
【0007】また、研削砥石が、加工度合に応じて組織
の異なる複数枚の砥石を貼り合わせて構成されているこ
とを特徴とする。
【0008】このように研削砥石として加工度合に応じ
た複数枚の合わせ砥石を用いれば、加工効率を上げるこ
とができる。
【0009】たとえば、荒加工領域の砥石は、とり代を
大きくする必要から切れ味が重視され、砥粒を大、空隙
を大にして破砕性の良い砥石が選択される。もちろん、
重研削に対応させるために結合度を上げる。
【0010】一方、仕上げ加工領域では、砥粒径を小さ
くし、集中度を上げて仕上面の精度を上げる。荒加工と
仕上加工の中間の領域では、砥粒径,集中度,結合度と
して中間的なものが使用される。
【0011】また、研削砥石が、直列に加工度合に応じ
て複数設けられ、該複数の研削砥石が互いに独立駆動さ
れることを特徴とする。
【0012】この場合、荒加工あるいは仕上加工の加工
段階で、最も効率的な研削砥石の周速が選択され、より
効率的な加工を実現できる。
【0013】研削砥石には、多条ねじの各条列のねじ溝
に対応する複数の山形突起が設けられた複数のねじ溝研
削領域が素材の送り方向に順番に設けられていることを
特徴とする。
【0014】このようにすれば、素材の外径部が各条列
のねじ溝研削領域を通過する際に、各ねじ溝研削領域に
設けられた山形突起によって順次各条列のねじ溝が効率
よく研削されていく。
【0015】このように一つの研削砥石に複数のねじ溝
研削領域を設ければ、各ねじ溝研削領域の山形突起間の
位相を正確に設定することができる。
【0016】また、多条ねじの各条列のねじ溝に対応す
る複数の山形突起が設けられた複数の研削砥石を素材の
送り方向に直列に配列したことを特徴とする。
【0017】このように複数の研削砥石を用いれば、研
削砥石間で前段の研削砥石によって研削された部分を冷
却することができ、研削熱による熱膨張の影響を小さく
することができる。
【0018】また、同一の螺旋送り機構によって素材を
螺旋条に送れば、各研削砥石により研削される各条列の
ねじ溝は同一リードに成形される。
【0019】螺旋送り機構は、研削砥石と所定の間隔を
隔ててほぼ平行に配置される調整車と、研削砥石と調整
車間に介装され、素材の送り方向に沿って延びる支持板
とを備えており、素材の外径部に接触する調整車と支持
板とによって素材を支持回転させつつ軸方向に送ること
を特徴とする。
【0020】この場合、研削砥石によって素材が調整車
に押付けられ、調整車と素材の摩擦力によって素材が回
転される。支持板は素材の送り方向を規定するもので、
素材と支持板間はすべり接触となっている。調整車は送
り方向に向って前下りとなるようにリード角分傾けられ
ており、素材はリード角方向に螺旋状に送られることに
なる。調整車の外周は素材が線接触するように単葉双曲
面形状に成形されている。
【0021】このようにすれば、素材は調整車と支持板
に接触しながら研削されることになり、真直度が維持さ
れる。
【0022】また、研削砥石の回転軸は素材の送り方向
に対して加工すべきねじ溝のリード角だけ傾けられ、研
削砥石の外周形状が素材が研削砥石の全幅にわたって全
ての山形突起と接触するように略単葉回転双曲面形状と
なっていることを特徴とする。
【0023】このようにすれば、研削砥石の全幅にわた
って研削に使うことができ効率よく研削できる。
【0024】さらに、研削砥石の山形突起間の外周部分
は素材の外径部には非接触で、山形突起によって素材の
外径部にねじ溝のみを部分的に加工することを特徴とす
る。
【0025】この場合、素材の外径部を基準にして、ね
じ溝が正確に成形される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。
【0027】[第1の実施の形態]図1は本発明の一実
施の形態に係る送りねじ軸の研削加工装置の概略構成が
示されている。
【0028】すなわち、この送りねじ軸の研削加工装置
は、研削砥石1と、この研削砥石1と対向して並設され
る調整車2と、研削砥石1と調整車2との間に設けられ
て素材3を支持する支持部材としてのブレード4と、こ
のブレード4の前後に素材3の送り方向に沿って設けら
れる案内板5と、を備えた構成となっている。
【0029】調整車2の回転軸C2はブレード4により
支持され素材3の中心軸C3に対して所定角度θだけ傾
けられ、この調整車2とブレード4によって素材3を回
転させつつ軸方向に送るように構成されている。この調
整車2とブレード4が螺旋送り機構を構成する。調整車
2の外周は素材3の外周に線接触させるために、単葉回
転双曲面で形成された鼓形状となっている。
【0030】この実施の形態では、研削される送りねじ
軸は1条ねじで、ねじ溝6がボールが転動するボール転
動溝となる。
【0031】研削砥石1の外周には、ねじ溝6を研削す
べき山形突起7が軸方向に所定間隔でもって複数設けら
れている。図示例ではねじ溝6のリード間隔で設けられ
ているが、リードの整数倍の間隔で設けられていればよ
い。多条ねじの場合にはリードの条列数分の1の間隔で
整数倍の間隔で設ければよい。
【0032】山形突起7はねじ溝6の断面形状に対応し
て成形される。山形突起7の断面形状は、ねじ溝6のリ
ード角方向に研削する場合には、ねじ溝6に対して直交
する断面形状に対応させて成形される。ねじ溝6のリー
ド角方向に研削する場合は、図2(a)に示すように、
研削砥石1の回転軸C1を素材3の中心軸C3に対して
リード角θ分だけ傾斜させて山形突起7の研削方向をね
じ溝6の方向に合わせておく。この場合、研削砥石1の
形状は単葉回転双曲面形状となる。
【0033】また、山形突起7によって、素材3の中心
軸C3に対して直交する方向に研削する場合には、図2
(b)に示すように、山形突起7の断面形状を、ねじ溝
6を素材3の中心軸C3を通る面で切断した断面形状に
対応させる。断面形状から、溝幅方向中央部8を残し、
溝幅方向中央部8に対して左右両側部の削り出されるべ
きねじ溝と溝幅方向に干渉する干渉部9,9を除いた形
状とする。
【0034】また、リード角が大きい場合には、研削砥
石1の回転軸C1をリード角θよりも小さい角度に傾斜
させ、山形突起7の研削すべきねじ溝と干渉する部分を
除いた形状としてもよい。
【0035】複数の山形突起7は、前段の山形突起によ
って研削された螺旋溝部分が後段の山形突起によって順
次研削して、ねじ溝6の荒加工から仕上加工まで同軸で
行なうことができるように、入口側から出口側に向け
て、各山形突起7の外径が徐々に大径となるように設定
されている。この実施の形態では最も出口側の山形突起
7aの外径は最も入口側の山形突起7bの外径よりも2
H分だけ大きくなっている。
【0036】そして、加工効率を上げるために、研削砥
石1が加工度合に応じて、組織の異なる複数枚の砥石1
0,11,12を貼り合わせた合わせ砥石によって構成
されている。
【0037】この実施の形態では、荒研削用砥石10
と、中仕上研削用砥石11と、最終の仕上研削用砥石1
2の三枚の砥石を貼り合わせた仕様としている。合わせ
砥石の枚数については、必要に応じて適宜選択される。
荒研削用砥石10ではとり代を大きくするので、切れ味
が重視され、砥粒を大、空隙を大、にして破砕性の良い
砥石が選択される。もちろん重研削に対応させるために
結合度を上げる。
【0038】一方、仕上研削用砥石12では、砥粒径を
小さくし、集中度を上げて仕上面の精度を上げる。中仕
上研削用砥石11は、上記荒研削用砥石10と仕上研削
用砥石12の中間的な特徴の砥石を選択する。
【0039】次にねじ溝6の研削工程について説明す
る。素材3の外径部31は予じめ円筒面に成形されてお
り、この素材3は調整車2のブレード4および研削砥石
1に3点で接触して位置決めされ、研削砥石1の切込み
方向の押圧力によって素材3の外径部31が調整車2に
押圧される。調整車2に押圧された素材3は調整車2と
の摩擦力によって調整車2の回転に伴って回転する。ブ
レード4との接触部はすべり接触である。
【0040】調整車2は出口側に向って下方にリード角
θ分だけ傾斜しているので、素材3は回転しつつ軸方向
に送られ、ねじ溝のリード角方向に合致した螺旋運動を
する。このように素材3が螺旋状に送られていくので、
研削砥石1の山形突起により素材3の外径部31が螺旋
状に削られてねじ溝が成形される。
【0041】まず、入口側の山形突起7bによって研削
された1巻分の螺旋溝が、次の山形突起7cで2回目の
研削がなされ、さらに次の山形突起7dで3回目の研削
がなされるというように、最終の山形突起7aで仕上研
削がされるまで、山形突起7の数だけの段階的に研削さ
れ、荒加工から仕上加工まで一工程で行なわれる。特に
削り代を大きくしたい荒加工用の砥石10の幅を広くし
て山形突起7の数を多くしており、加工効率をより一層
向上させている。
【0042】また、上記各実施の形態では、図3(a)
に示すように予じめ円筒状に成形した素材3の外径部3
1を基準にしてねじ溝6部分のみを研削するようにした
が、図3(b)に示すように外径部31まで研削するよ
うにしてもよい。
【0043】上記実施の形態では、1条ねじを例にとっ
て説明したが、2条ねじ等のねじ溝を複数条有する送り
ねじ軸についても、1条ねじの場合と全く同様に適用す
ることができることはもちろんである。
【0044】たとえば、2条ねじの場合には、図3(c)
に示すように、第1のねじ溝61に対応する第1の山形
突起71と第2のねじ溝62に対応する第2の山形突起
72を、交互にリードLの2分の1のピッチ(L/2)
でもって設ければよい。
【0045】3条ねじの場合には山形突起をねじ溝のリ
ードの3分の1のピッチで形成すればよく、要するに山
形突起をねじ溝の条数分の1のピッチで形成しておけば
よい。各条列のねじ溝は、2条ねじであれば1つおき、
3条ねじであれば2つ置きに研削砥石の山形突起に合致
して同時に研削されることになる。
【0046】[第2の実施の形態]図4には本発明の第
2の実施の形態が示されている。この実施の形態では荒
加工用の第1の研削砥石21と、仕上加工用の第2の研
削砥石22を直列に設けたものである。この第1,第2
の研削砥石21,22はそれぞれプーリ等の第1,第2
の駆動伝達機構23,24を介して第1,第2モータ2
5,26に作動連結され、互いに独立して駆動されるよ
うになっている。
【0047】この実施の形態は、荒加工から仕上加工ま
で同軸上で行なうという基本的な考えは第1の実施の形
態と同じであり、第1,第2の研削砥石21,22と略
平行に配設される1つの調整車2と、第1,第2の研削
砥石21,22と調整車2間に配設される支持板として
のブレード4とを備えており、第1,第2の研削砥石2
1,22に対して素材3が同一の回転速度と軸方向の送
り速度で螺旋状に送られる。
【0048】第1の研削砥石21外周には複数の第1の
山形突起27が設けられ、第2の研削砥石22外周には
第2の山形突起28が複数設けられている。第1,第2
の山形突起27,28は共にねじ溝6のリード間隔で設
けられ、かつ第1,第2の山形突起27,28が同一位
相に位置するように形成されている。
【0049】そして、第1の山形突起27と第2の山形
突起28の外径が入口側から出口側に向けて徐々に大径
となるように設定されている。第1の研削砥石21の出
口側に位置する第1の山形突起21aは荒加工の出口に
位置するので正規のねじ溝6を研削するものではなく中
間段階のねじ溝研削用である。
【0050】このように、荒加工用の仕上加工用の第
1,第2の研削砥石21,22を独立で駆動するように
したので、第1,第2の研削砥石21,22の砥石周速
(研削速度)を変化させることができる。
【0051】また、研削条件を変えても、素材3の送り
は同一の調整車2で行なうので、リード精度は安定して
いる。
【0052】また、第1,第2の研削砥石21,22間
にクーラントを設けて素材3を冷却すれば、素材3の熱
膨張が規制されリード精度を高精度に仕上研削すること
ができる。
【0053】また、この第1,第2の研削砥石21,2
2として種類の異なる砥石を用いることができる。この
例では、仕上げ加工用の第2の研削砥石22として高精
度のCBN砥石を用い、荒加工用の第1の研削砥石21
として一般砥石が用いられている。CBN砥石は高速用
で通常4〜5000rpm、一般砥石は通常2〜300
0rpmである。
【0054】CBN砥石の場合は砥粒が非常に硬いの
で、一般砥石に比べてドレッシングインターバルが長く
てよいし、ドレッシング量も少なくてこのようにドレッ
シング量が異なっていても、その分第1,第2の研削砥
石21,22を別々に出し入れして素材3に当接させる
ことができるし、ドレッシングインターバルにおいても
必要な軸側のみを修正することが可能である。
【0055】また、第1,第2の研削砥石21,22に
ついても、第1の実施の形態と同様に、図2(a)に示
すようにねじ溝6のリード角θだけ傾けて素材3が各砥
石21,22の全幅にわたって接触するように鼓形状と
してもよいし、円筒形状として山形突起27,28の形
状を図2(b)に示すような干渉部を除いた形状として
もよいし、リード角θより小さい角度傾けて、かつ山形
突起27,28を干渉部を考慮した形状とすることもで
きる。
【0056】尚、この第2の実施の形態では2つの研削
砥石の場合について説明したが、3つ以上の研削砥石を
使用してもよい。また、第1の実施の形態と第2の実施
の形態を複合して、独立した研削砥石の一部、または全
部を合わせ砥石とすることもできる。
【0057】[第3の実施の形態]図5は本発明の第3
の実施の形態に係る送りねじ軸の研削加工装置の概略構
成が示されている。
【0058】すなわち、この送りねじ軸の研削加工装置
は、研削砥石101と、この研削砥石101と対向して
並設される調整車102と、研削砥石101と調整車1
02との間に設けられて素材103を支持する支持部材
としてのブレード104と、このブレード104の前後
に素材103の送り方向に沿って設けられる案内板10
5と、を備えた構成となっている。
【0059】調整車102の回転軸C12は素材103
の中心軸C13に対して所定角度θだけ傾けられ、この
調整車102の回転によって素材103を回転させつつ
軸方向に送るように構成されている。
【0060】この調整車102は素材103に線接触さ
せるために、外周面が単葉回転双曲面で形成された鼓形
状となっている。
【0061】この実施の形態では、研削される送りねじ
軸は、第1,第2ねじ溝111,112を有する2条ね
じであり、研削砥石101には第1,第2ねじ溝研削領
域106,107が素材103の送り方向に順番に設け
られている。送りねじ軸はボールねじ軸で、第1,第2
ねじ溝111,112はボールが転動するボール転動溝
となる。
【0062】第1,第2ねじ溝研削領域106,107
には、複数の第1,第2山形突起108,109が設け
られている。
【0063】研削砥石101の第1,第2山形突起10
8,109は第1,第2ねじ溝111,112の断面形
状に対応して成形されている。この第1,第2山形突起
108,109の断面形状は、第1,第2ねじ溝11
1,112のリード角方向に研削する場合には、第1,
第2ねじ溝111,112に対して直交する断面形状に
成形される。
【0064】この場合には、図6(a)に示すように、
研削砥石101の回転軸C1を素材103の中心軸C1
3に対してリード角θ分だけ傾斜させて第1,第2山形
突起108,109の研削方向を第1,第2ねじ溝11
1,112の方向に合わせておく。この場合、研削砥石
101の形状は単葉双曲面形状となる。
【0065】また、第1,第2山形突起108,109
によって、素材103の中心軸C13に対して直交する
方向に研削する場合には、図6(b)に示すように、第
1,第2山形突起108,109の断面形状を、第1,
第2ねじ溝111,112を素材103の中心軸C3を
通る面で切断した断面形状に対応する。断面形状から、
溝幅方向中央部113を残し、溝幅方向中央部113に
対して左右両側部の削り出されるべきねじ溝と溝幅方向
に干渉する干渉部114,114を除いた形状とする。
【0066】また、多条ねじの場合にはリード角が大き
くなるので、研削砥石101の回転軸C11をリード角
θよりも小さい角度に傾斜させ、第1,第2山形突起1
08,109を研削すべき第1,第2ねじ溝111,1
12と干渉する部分を除いた形状としてもよい。
【0067】第1,第2ねじ溝研削領域106,107
に設けられる第1,第2山形突起108,109は、そ
れぞれ素材103の送り方向入口側から出口側に向け
て、荒研削から仕上研削用となっていて、最も出口側に
位置する山形突起108a,109aが、第1,第2ね
じ溝111,112の正規の深さまで研削するように、
各ねじ溝研削領域6,7の外径を入口側から出口側に向
けて徐々に大径となるようにテーパ形状としている。
【0068】この荒研削ではとり代を大きくし、仕上研
削ではとり代を小さくして加工効率を上げている。加工
効率をより上げるために、この実施の形態では、図7に
示すように、荒研削用砥石115と、中仕上研削用砥石
116と、最終の仕上研削用砥石117の三枚の砥石を
貼り合わせた仕様としている。各ねじ溝研削領域10
6,107について、それぞれ三枚の合わせ砥石として
いるので、この実施の形態では六枚の合わせ砥石とって
いる。合わせ砥石の枚数については、必要に応じて適宜
選択される。荒研削用砥石115ではとり代を大きくす
るので、切れ味が重視され、砥粒を大、空隙を大、にし
て破砕性の良い砥石が選択される。もちろん重研削に対
応させるために結合度を上げる。
【0069】一方、仕上研削用砥石117では、砥粒径
を小さくし、集中度を上げて仕上面の精度を上げる。中
仕上研削用砥石116は、上記荒研削用砥石115と仕
上研削用砥石117の中間的な特徴の砥石を選択する。
【0070】第1,第2ねじ溝研削領域106,10
7、第1,第2山形突起108,109は、ドレッサ1
18によって成形される。すなわち、第1,第2ねじ溝
研削領域106,107における第1,第2山形突起1
08,109は同一ピッチPで位相を半ピッチP/2分
だけずらして成形される。
【0071】次に第1,第2ねじ溝111,112の研
削工程について説明する。素材103の外径部131は
予じめ円筒面に成形されており、この素材103は調整
車102とブレード104および研削砥石101に3点
で接触して位置決めされ、研削砥石101の切込み方向
の押圧力によって素材103の外径部131が調整車1
02に押圧される。調整車102に押圧された素材10
3は調整車102との摩擦力によって調整車102の回
転に伴って回転する。ブレード104との接触部はすべ
り接触である。
【0072】調整車102は出口側に向って下方にリー
ド角θ分だけ傾斜しているので、素材103は回転しつ
つ軸方向に送られ、第1,第2ねじ溝111,112の
リード角方向に合致した螺旋運動をする。
【0073】このように素材103が螺旋状に送られて
いくので、研削砥石101の各ねじ溝研削領域106,
107の各山形突起108,109により素材103の
外径部131が螺旋状に削られて第1,第2ねじ溝11
1,112が成形される。
【0074】まず、第1のねじ溝研削領域106を通過
する際に、複数の第1の山形突起108によって素材1
03の外径部131が順次荒研削から仕上研削まで行な
われ螺旋状の第1ねじ溝111が成形される。
【0075】この第1ねじ溝111が研削された部分が
第2ねじ溝研削領域107に移動し、第1のねじ溝11
1の中間位置の素材103の外径部131が、第2山形
突起109によって、荒研削から仕上研削まで行なわ
れ、第2ねじ溝112が成形される。
【0076】第1,第2のねじ溝研削領域106,10
7の各第1,第2山形突起108,109に削られたね
じ溝部分は調整車102と接触せず、削られない第1,
第2ねじ溝111,112間の外径部131が調整車1
02と接触する。この接触幅は第1ねじ溝研削領域10
6では1条の第1ねじ溝111しか研削されないので第
2ねじ溝研削領域107よりも広い。したがって、第
1,第2ねじ溝111,112を同時に研削する場合に
比べて全体的な接触幅が大きくなるので、素材103と
調整車102間の摩擦力が大きくなり、安定したリード
精度が得られる。
【0077】また、一つの研削砥石101に第1,第2
ねじ溝研削領域106,107を設けているので、第
1,第2山形突起108,109の位相を、正確に第
1,第2ねじ溝111,112のリードの半分だけずら
して成形することができる。
【0078】尚、上記実施の形態では、図8に示すよう
に素材103の外径部131を基準にして第1,第2ね
じ溝111,112の部分のみを研削するようにしてい
るが、外径部131まで研削するようにしてもよい。
【0079】[第4の実施の形態]図9には、本発明の
第4の実施の形態に係る送りねじ軸の研削加工装置が示
されている。基本的な構成は上記第3の実施の形態と同
一なので、上記実施の形態と異なる点のみを説明するも
のとする。
【0080】この実施の形態は、ねじ溝の条列の数に対
応して2つの第1,第2の研削砥石126,127を同
一の調整車102に対向して素材103の送り方向に直
列に配列したものである。各第1,第2研削砥石12
6,127外周には各条列の第1,第2ねじ溝111,
112に対応する第1,第2山形突起128,129が
複数設けられている。第1,第2研削砥石126,12
7は互いに独立のモータ136,137によって独立し
て回転駆動される。
【0081】この実施の形態の場合には、素材3は調整
車102とブレード104によって回転しつつ軸方向に
送られ、まず、第1研削砥石126の第1山形突起12
8によって螺旋状に研削されて第1ねじ溝111が成形
される。次いで、素材103が第2研削砥石127側に
送られ、第2研削砥石127の第2山形突起129によ
って、素材外径部131の第1ねじ溝111の中間部分
が螺旋状に研削されて第2ねじ溝112が成形される。
【0082】このように複数の研削砥石126,127
を用いれば、第1,第2研削砥石126,127間で前
段の第1研削砥石126によって研削された部分を冷却
することができ、研削熱による熱膨張の影響を小さくす
ることができる。
【0083】また、同一の調整車102によって送られ
るので、各研削砥石126,127により研削される各
条列のねじ溝111,112は正確に同一リードに成形
される。
【0084】なお、上記各実施の形態では、送りねじ軸
として、ボールねじ軸を例にとって説明したが、ボール
ねじ軸に限定されず、台形ねじあるいは他の送りねじに
ついても適用することができる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
研削砥石の外周に複数の山形突起を設け、前段の山形突
起によって研削した螺旋溝部分を後段の山形突起によっ
て順次研削し、ねじ溝の荒加工から仕上加工まで同軸で
行なうようにしたので、ねじ溝の荒加工から仕上加工ま
で一工程で行なうことができ、工程数を大幅に削減する
ことができ、生産性が飛躍的に向上する。
【0086】また、荒加工,仕上加工等の加工度合な応
じて組織を最適にした砥石を複数枚貼り合わせた構成と
すれば、加工効率を向上させることができる。
【0087】また、複数枚の研削砥石を加工度合に応じ
て独立駆動させれば、最適の研削速度を選択することが
でき、加工効率を向上させることができる。
【0088】研削砥石に、多条ねじの各条列のねじ溝に
対応する複数の山形突起が設けられた複数のねじ溝研削
領域を設ければ、素材の外径部が各条列のねじ溝研削領
域を通過する際に、各ねじ溝研削領域に設けられた山形
突起によって順次各条列のねじ溝が1工程で効率よく研
削することができる。
【0089】また、一つの研削砥石に複数のねじ溝研削
領域を設けているので、各ねじ溝研削領域の山形突起間
の位相を正確に設定することができる。
【0090】また、各条列のねじ溝を複数の研削砥石に
よって研削すれば、研削砥石間で前段の研削砥石によっ
て研削された部分を冷却することができ、研削熱による
熱膨張の影響を小さくすることができ、リード精度を安
定させることができる。
【0091】また、螺旋送り機構として、調整車2と支
持板とを用いれば、ねじ軸の真直度を正確に加工するこ
とができる。
【0092】さらに研削砥石を単葉双曲面形状に成形す
れば、研削砥石の全幅にわたって効率よく研削できる。
【0093】素材の外径部のねじ溝のみを研削するよう
にすれば外径部を基準にして、ねじ溝を正確に加工する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施の形態に係る送りね
じ軸の研削加工装置を模式的に示すもので、同図(a)
は平面図、同図(b)は正面図、同図(c)は側面図で
ある。
【図2】図2(a)は図1(c)の研削砥石の回転軸を
リード角分傾けた状態の側面図、図2(b)は山形突起
の干渉部を除いた形状の説明図である。
【図3】図3(a)は素材を部分的に削ってねじ溝のみ
を加工する場合の説明図、同図(b)は素材の外径部と
ねじ溝部の両方を研削する場合の説明図、同図(c)は2
条ねじのねじ溝を加工する場合の研削砥石の説明図であ
る。
【図4】図4は本発明の第2の実施の形態に係る送りね
じ軸の研削加工装置の模式的平面図である。
【図5】図5は本発明の第3の実施の形態に係る送りね
じ軸の研削加工装置を概念的に示すもので、同図(a)
は模式図、同図(b)は正面図、同図(c)は側面図、
同図(d)は平面図である。
【図6】図6(a)は研削砥石を傾斜させた図、同図
(b)は干渉分を見込んだ山形突起を示す図である。
【図7】図7は複数枚の砥石を合わせた研削砥石を示す
図である。
【図8】図8(a)は素材を部分的に削ってねじ溝のみ
を加工する説明図、同図(b)は素材の外径部とねじ溝
部の両方を研削する場合の説明図である。
【図9】図9は本発明の第4の実施の形態に係る送りね
じ軸の研削加工装置を概念的に示す図である。
【符号の説明】
1 研削砥石 2 調整車 3 素材 4 ブレード(支持板) 6 ねじ溝 7 山形突起 10 荒研削用砥石 11 中仕上用砥石 12 仕上用砥石 21 第1の研削砥石 22 第2の研削砥石 27 第1の山形突起 28 第2の山形突起 101 研削砥石 102 調整車 103 素材 131 外径部 104 ブレード(支持部材) 106 第1ねじ溝研削領域 107 第2ねじ溝研削領域 108 第1山形突起 109 第2山形突起 111 第1ねじ溝 112 第2ねじ溝 115 荒研削用砥石 116 中研削用砥石 117 仕上研削用砥石 126 第1研削砥石 127 第2研削砥石 128 第1山形突起 129 第2山形突起

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周にねじ溝を研削すべき山形突起が軸方
    向に所定間隔でもって複数設けられた研削砥石と、 素材を回転させつつ軸方向に螺旋状に送る螺旋送り機構
    と、を備え、 前記螺旋送り機構により素材を螺旋状に送ることによ
    り、研削砥石の前段の山形突起によって研削された螺旋
    溝部分を後段の山形突起によって順次研削し、ねじ溝の
    荒加工から仕上加工まで同軸で行なうことを特徴とする
    送りねじ軸の研削加工装置。
  2. 【請求項2】 研削砥石が、加工度合に応じて組織の異
    なる複数状の砥石を貼り合わせて構成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の送りねじ軸の研削加工装
    置。
  3. 【請求項3】 研削砥石が、直列に加工度合に応じて複
    数設けられ、該複数の研削砥石が互いに独立駆動される
    ことを特徴とする請求項1に記載の送りねじ軸の研削加
    工装置。
  4. 【請求項4】 研削砥石には、多条ねじの各条列のねじ
    溝に対応する複数の山形突起が設けられた複数のねじ溝
    研削領域が素材の送り方向に順番に設けられていること
    を特徴とする請求項1に記載の送りねじ軸の研削加工装
    置。
  5. 【請求項5】 多条ねじの各条列のねじ溝に対応する複
    数の山形突起が設けられた複数の研削砥石を素材の送り
    方向に直列に配列したことを特徴とする請求項1に記載
    の送りねじ軸の研削加工装置。
  6. 【請求項6】 螺旋送り機構は、研削砥石と所定の間隔
    を隔ててほぼ平行に配置される調整車と、研削砥石と調
    整車間に介装され、素材の送り方向に沿って延びる支持
    板とを備えており、素材の外径部に接触する調整車と支
    持板とによって素材を支持回転させつつ軸方向に送るこ
    とを特徴とする請求項1,2,3,4または5に記載の
    送りねじ軸の研削加工装置。
  7. 【請求項7】 研削砥石の回転軸は素材の送り方向に対
    して加工すべきねじ溝のリード角だけ傾けられ、研削砥
    石の外周形状が略単葉回転双曲面形状となっていること
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれか一の項に記載の
    記載の送りねじ軸の研削加工装置。
  8. 【請求項8】 研削砥石の山形突起間の外周部分は素材
    の外径部には非接触で、山形突起によって素材の外径部
    にねじ溝のみを部分的に加工することを特徴とする請求
    項1乃至7のいずれか一の項に記載の送りねじ軸の研削
    加工装置。
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Cited By (5)

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