JPH10193130A - 中空部材の溶接装置 - Google Patents

中空部材の溶接装置

Info

Publication number
JPH10193130A
JPH10193130A JP9006488A JP648897A JPH10193130A JP H10193130 A JPH10193130 A JP H10193130A JP 9006488 A JP9006488 A JP 9006488A JP 648897 A JP648897 A JP 648897A JP H10193130 A JPH10193130 A JP H10193130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
electrode
hollow member
bracket
lower electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9006488A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Nakagawa
英雄 中川
Kazu Kida
和 岐田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RINIARU KK
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
RINIARU KK
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RINIARU KK, Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical RINIARU KK
Priority to JP9006488A priority Critical patent/JPH10193130A/ja
Publication of JPH10193130A publication Critical patent/JPH10193130A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Resistance Welding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接によって中空部材内に形成される出っ張
りの発生を、防止部材を用いずに防止して、中空部材の
内径を確保することができる中空部材の溶接装置を提供
すること。 【解決手段】 本発明の中空部材の溶接装置1は、溶接
部材31の凹部31a(図5(A)参照)の反対面に当
接する下部電極12と、中空部材30内に嵌挿され、中
空部材30の両端より突出する突出部を備える中芯電極
11と、中芯電極11の両方の前記突出部に当接する上
部電極10とを有し、上部電極11または下部電極12
により溶接部材31及び中空部材30を押圧し、中芯電
極11を介して上部電極10と下部電極12との間に通
電して、溶接部材31と中空部材30とを溶接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属相互間の接触
電気抵抗と金属自体の電気抵抗を利用して溶接を行なう
抵抗溶接装置に関するものであり、特に詳細には、中空
部材を溶接する溶接装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、種々の産業における製品の組
立ラインでは、金属部品同士を接合する方法として、抵
抗溶接が同一作業を繰り返すのに適していること、溶接
温度が比較的低いのでひずみが少なく、かつ金属組織の
変化する範囲が狭いことから、抵抗溶接法の1つである
スポット溶接が行なわれている。
【0003】そこで、具体例として自動車用シートのヘ
ッドレスト用ブラケット(以下、単に「ブラケット」と
いう)と、シートバックフレーム(以下、単に「フレー
ム」という)とをスポット溶接する場合について図5、
図7を参照して説明する。図5は溶接部の構造を示した
もので、(B)は(A)に示すC−C方向の矢視断面図
であり、図7はブラケットの内径を確保するための方法
の説明図である。溶接部は、図5に示すように、上部電
極32と下部電極12と、この上下電極間に電流を流す
ための不図示のトランスとから構成されてる。上部電極
32は、ブラケット30と当接する面に円弧状の凹部3
2aを備え、他端は不図示のシリンダに連結されており
上下動する。一方、下部電極12には、フレーム31と
当接する面に円弧状の凹部12aが形成されている。ま
た、下部電極12はフレーム31の供給時に上下動し、
溶接時には上昇した状態にて固定される。
【0004】続いて、被溶接部材であるブラケット30
とフレーム31について説明する。ブラケット30は円
筒状の部材であり、ヘッドレストの上下動用のガイドに
なっている。よって、このブラケット30の内径は一定
値以上を確保する必要がある。このブラケット30は、
不図示のパーツフィーダから供給され、後述するフレー
ム31の凹部31aにセットされる。一方、フレーム3
1は中空部材であり、ブラケット30との当接部に凹部
31aが形成されている。このフレーム31は、不図示
の搬送装置により運ばれ、下部電極12の凹部12aに
セットされる。
【0005】上記のように被溶接部材であるブラケット
30とフレーム31がセットされると、上部電極32に
連結されたシリンダが駆動し上部電極32が下動して、
上部電極32の凹部32aとブラケット30が当接した
状態で、約1トンの力で押圧する。この押圧と同時に、
上下電極間に電流を流す。そうすると、電流が上部電極
32・ブラケット30・フレーム31・下部電極12の
順に流れる。そして、ブラケット30とフレーム31の
接点、すなわち図5中のa点で溶接される。このとき、
溶接点において図6に示すように、ブラケット30内側
に出っ張り部33が発生してしまう。特に、多数回溶接
を行なうときには、出っ張り量が多くなり、ブラケット
30の内径が小さくなってしまので、ヘッドレストの上
下動に悪影響を与えていた。このため、ブラケット30
の内径を確保するために、追加孔加工を必要としてい
た。このような追加孔加工は、余分な設備及び工数を要
するため、生産効率を悪化させていた。
【0006】そこで、図7及び図5に示すように、ブラ
ケット30の内壁に3枚の出っ張り防止用の銅板35を
折り込んで溶接によってできる出っ張り部33の発生を
防止していた。すなわち、図7に示すように、テーパ状
の銅板35をブラケット30の内壁に折り込み、銅板3
5に対して逆テーパ状の押圧部材36をシリンダ駆動に
て、ブラケット30内に挿入し銅板35をブラケット3
0の内壁に押圧することによって、出っ張り部33の発
生を防止している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、出っ張
り防止用の銅板を折り込んで溶接する方法にも次のよう
な問題があった。すなわち、銅の融点が低いために、溶
接点で発生する熱により、出っ張り防止用の銅板35は
すぐにへたってしまい、出っ張り防止の効果がすぐにな
くなってしまう。このため、場合によっては出っ張り部
33が発生してしまうため、ブラケット30の内径を確
保するために、追加孔加工を廃止することができなかっ
た。また、銅板35は毎日交換が必要であり設備維持費
がかかるという問題もあった。このような問題は、上記
したブラケット30をフレーム36に溶接する場合のみ
ならず、一定値以上の内径を確保する必要がある中空部
材をある部材に溶接するときには、必ず発生する問題で
ある。
【0008】そこで、本発明は上記した問題点を解決す
るためになされたものであり、溶接によって中空部材内
に形成される出っ張りの発生を、防止部材を用いずに防
止して、中空部材の内径を確保することができる中空部
材の溶接装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1の発明によれば、凹部を形成した溶接部
材に対して、一端または両端が開口した中空部材を前記
凹部に溶接する溶接装置において、前記溶接部材の凹部
の反対面に当接する下部電極と、前記中空部材内に嵌挿
され、前記中空部材の一端または両端より突出する中芯
電極と、前記中芯電極の一方または両方の突出する部分
に当接する上部電極とを有し、前記上部電極または前記
下部電極により前記溶接部材及び前記中空部材を押圧
し、前記中芯電極を介して前記上部電極と前記下部電極
との間に通電して、前記溶接部材と前記中空部材とを溶
接することを特徴とする。
【0010】中芯電極を設けて、中空部材内に嵌挿した
状態で被溶接部材同士を押圧し、中芯電極を介して上部
電極と下部電極との間に通電して溶接することにより、
中芯電極自体が中空部材の内壁を押圧するので出っ張り
防止部材となり、また、銅板のように溶接の熱による影
響もないので、確実に中空部材の内壁に発生していた出
っ張りを防止すことができる。さらに、銅板等の出っ張
り防止部材が不要となるため、設備維持費を低減するこ
とができる。なお、中芯電極の形状は溶接を行なう中空
部材の溶接点を押圧することができる形状であれば良
い。
【0011】請求項2の発明によれば上記問題点を解決
するために、凹部を形成した溶接部材に対して、一端ま
たは両端が開口した中空部材を前記凹部に溶接する溶接
装置において、前記溶接部材の凹部の反対面に当接する
下部電極と、前記中空部材内に嵌挿され、前記中空部材
の一端または両端より突出する中芯電極とを有し、前記
中芯電極または前記下部電極により前記溶接部材及び前
記中空部材を押圧し、前記中芯電極と前記下部電極との
間に通電して、前記溶接部材と前記中空部材とを溶接す
ることを特徴とする。
【0012】請求項2の発明によっても請求項1の発明
と同様の効果を得ることができる。さらに、請求項2の
発明では、上部電極を有していないので、溶接装置を小
型化することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の中空部材の溶接装
置について、具体化した実施の形態を挙げ、図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態であ
る中空部材の溶接装置、図2(A)は図1に示す溶接装
置における中芯電極の平面図、図2(B)は同断面図、
図3は溶接部の模式図である。
【0014】溶接装置1は、従来例として挙げた自動車
用シートのヘッドレスト用ブラケット(以下、単に「ブ
ラケット」という)と、シートバックフレーム(以下、
単に「フレーム」という)とをスポット溶接する溶接装
置である。従来の溶接装置と同様の部品については、同
符号を付している。溶接装置1は、図1に示すように、
大きく分けてパーツフィーダ部2と溶接部3とからな
り、溶接部3はさらに、上部電極部4、中芯電極部5、
下部電極部6、及びトランス7から構成されている。パ
ーツフィーダ部2は、ブラケット30を供給する装置で
あり、これによって、ブラケット30は中芯電極11に
セットされる。一方、フレーム31は、不図示の搬送装
置によって、下部電極12にセットされる。
【0015】続いて、本発明の特徴である溶接部につい
て説明する。まず、各電極部について説明する。上部電
極部4は、上部電極10と加圧シリンダ8とからなり、
上部電極10は加圧シリンダ8によって上下動する。ま
た、上部電極4は二股状の形状を有し(図3参照)、ト
ランス7と接続されている。なお、上部電極の形状は、
二股状に限られるわけではなく、中芯電極11を押圧で
きる形状であれば良い。下部電極部6は、下部電極12
と昇降シリンダ9とからなり、下部電極12は昇降シリ
ンダ9によって上下動する。この上下動は、フレーム3
1を搬送する不図示の搬送装置の動きと連動して行なわ
れる。そして、昇降シリンダ9と不図示の搬送装置によ
って、フレーム31は下部電極12に形成された凹部1
2aにセットされる。また、下部電極12もトランス7
と接続されている。
【0016】中芯電極部5は、中芯電極11と複数のシ
リンダとからなり、中芯電極11は図1において上下及
び左右方向に動く。この中芯電極部5とパーツフィーダ
部2によって、ブラケット30が中芯電極11にセット
される。ここで、中芯電極11について図2を参照し
て、さらに詳細に説明する。中芯電極11は、図2
(A)に示すように、円柱状の形状のもので、側面部1
1aが平面状になっている(図2(B)参照)。そし
て、中芯電極11には、ブラケット30が挿入される挿
入部20と、上部電極10と当接する当接部21が、ま
た、中心部には熱による電極の劣化を防ぐための冷却水
が流れる冷却水孔22が形成されている。当接部21が
挿入部20よりも少し大きめ(ブラケット30の肉厚程
度)になっているので、ブラケット30を中芯電極11
にセットするときに、ブラケット30が当接部21に当
接することを利用して、フレーム31に対する位置、す
なわち溶接点の位置決めを行なっている。なお、本実施
の形態では、中芯電極11はベリリウム銅で成形してい
る。また、中芯電極の形状については、本実施の形態に
例示した円柱形状に限られず、溶接点を押圧することが
できる形状であればどのような形状でも良い。
【0017】上記構成を有する溶接装置1の動作につい
て、図3を参照して説明する。まず、不図示の搬送装置
によって、フレーム31が搬送されてきて、この搬送装
置と昇降シリンダ9の動作によって、フレーム31が下
部電極12の凹部12aにセットされる。一方、フレー
ム31に溶接するブラケット30が、パーツフィーダ部
2によって供給され、不図示のチャックに挟持され水平
状態を保ち、中芯電極11と同軸上に保持される。そし
て、前記状態で保持されているブラケット30に向かっ
て、中芯電極11が図1中で右方向に移動し、ブラケッ
ト30の内部に挿入され、中芯電極11の当接部21が
ブラケット30の端部に当接したところでチャックによ
る挟持が開放されて、ブラケット30が中芯電極11に
セットされる。その後、中芯電極11が動き、フレーム
31に形成された凹部31aに当接し保持される。
【0018】続いて、上部電極10が下動し、中芯電極
11の当接部21及び電極部20のブラケット30の端
部から突出した部分に、上部電極10が当接して、さら
に力を加えて中芯電極11を押圧する。よって、ブラケ
ット30とフレーム31との当接点、すなわち溶接点a
が加圧される。そして、この加圧と同時に、上下電極間
に電流を流す。そうすると、電流が上部電極10・中芯
電極11・ブラケット30・フレーム31・下部電極1
2の順に流れて、ブラケット30とフレーム31とがa
点で溶接される。
【0019】ブラケット30とフレーム31とが溶接さ
れる際に、ブラケット30の内壁面と同形状を有する中
芯電極11が溶接点aをブラケット30の内側から押圧
しているので、図6に示すような出っ張り部33が形成
されなくなる。従って、ブラケット30の内径を確保す
ることが可能となる。さらに、銅板等の出っ張り防止部
材が不要となるため、設備維持費を低減することができ
る。
【0020】溶接が終了すると、上部電極10が上昇
し、続いて中芯電極11がブラケット30の内部から離
脱して、溶接後のブラケット30とフレーム31が下部
電極12に載置される。そして、溶接後のブラケット3
0とフレーム31は、下部電極12が下動して、不図示
の搬送装置により受渡され次工程へ搬送されていく。
【0021】上記説明した溶接装置1によって溶接され
たブラケット30の内径を発明者らが調べたので、その
結果を図4に示す。図4において、(1)はブラケット
30の原寸、(2)は従来の溶接装置の場合、(3)は
本発明の溶接装置の場合を示している。また、図中の点
線は内径の基準値であり、本実施の形態においては、原
寸16.3mmに対して基準値は15.9mmと設定されて
いる。図4から明らかなように、従来の溶接装置ではブ
ラケット30の内径は基準値を下回り、ブラケット30
の内径を基準値以上確保するために、追加孔加工を行い
内径を確保していた。しかし、本発明の溶接装置によれ
ば、ブラケット30の内径は基準値を上回り、ブラケッ
ト30の内径を基準値以上確保することができた。よっ
て、追加孔加工が不要となり、追加孔加工工程を廃止す
ることができた。これによって、設備費及び工数の低減
を図ることができた。さらに、出っ張り部33の発生防
止用の銅板35も不要となり、設備維持費及び取り替え
工数の低減を図ることもできた。
【0022】以上説明したように、本発明の中空部材の
溶接装置1によれば、中芯電極11を設けることによ
り、ブラケット30内に嵌挿した状態でブラケット30
とフレーム31とを押圧し、中芯電極11を介して上部
電極10と下部電極12との間に通電して溶接すること
により、中芯電極11自体がブラケット30の内壁を押
圧するので出っ張り防止部材となり、また、中芯電極1
1の中心部に冷却水を流すことにより、溶接の熱による
劣化を防ぐことができ、確実にブラケット30の内壁に
発生していた出っ張り部33を防止すことができる。さ
らに、銅板等の出っ張り防止部材が不要となるため、設
備維持費を低減することができる。
【0023】以上本発明の実施の形態について説明した
が、本発明は上記実施の形態に限ることなく、色々な応
用が可能である。例えば本実施の形態では、上部電極に
よって加圧しているが、上部電極を設けずに、直接中芯
電極を加圧することもできる。
【0024】
【発明の効果】本発明の中空部材の溶接装置によれば、
凹部を形成した溶接部材に対して、一端または両端が開
口した中空部材を前記凹部に溶接する溶接装置におい
て、前記溶接部材の凹部の反対面に当接する下部電極
と、前記中空部材内に嵌挿され、前記中空部材の一端ま
たは両端より突出する突出部を備える中芯電極と、前記
中芯電極の一方または両方の前記突出部に当接する上部
電極とを有し、前記上部電極または前記下部電極により
前記溶接部材及び前記中空部材を押圧し、前記中芯電極
を介して前記上部電極と前記下部電極との間に通電し
て、前記溶接部材と前記中空部材とを溶接するので、前
記中芯電極が溶接時に前記中空部材内に発生する出っ張
りを防止するための部材としても作用するため、出っ張
り防止用銅板を用いることなく、前記中空部材の内径を
確保して溶接することができる。また、出っ張り防止用
銅板が不要となることによって、設備維持費の低減を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る中空部材の溶接装
置の概略図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る中空部材の溶接装
置における中芯電極を示した図であり、(A)は平面
図、(B)は断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る中空部材の溶接装
置における溶接部の模式図である。
【図4】従来技術と本発明の溶接装置でパイプ部材を溶
接したときのパイプ内径の調査結果を表わしたグラフで
ある。
【図5】(A)は従来の中空部材の溶接装置における溶
接部の模式図であり、(B)は(A)に示すC−C方向
の矢視断面図である。
【図6】従来の中空部材の溶接装置によって溶接した部
材の断面図である。
【図7】従来の出っ張り部の発生防止方法を説明する模
式図である。
【符号の説明】
1 溶接装置 2 パーツフィーダ部 3 溶接部 4 上部電極部 5 中芯電極部 6 下部電極部 7 トランス 8 加圧シリンダ 9 昇降シリンダ 10 上部電極 11 中芯電極 12 下部電極 22 冷却水孔 30 ヘッドレスト用ブラケット 31 シートバックフレーム a 溶接点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹部を形成した溶接部材に対して、一端
    または両端が開口した中空部材を前記凹部に溶接する溶
    接装置において、 前記溶接部材の凹部の反対面に当接する下部電極と、 前記中空部材内に嵌挿され、前記中空部材の一端または
    両端より突出する中芯電極と、 前記中芯電極の一方または両方の突出する部分に当接す
    る上部電極とを有し、 前記上部電極または前記下部電極により前記溶接部材及
    び前記中空部材を押圧し、前記中芯電極を介して前記上
    部電極と前記下部電極との間に通電して、前記溶接部材
    と前記中空部材とを溶接することを特徴とする中空部材
    の溶接装置。
  2. 【請求項2】 凹部を形成した溶接部材に対して、一端
    または両端が開口した中空部材を前記凹部に溶接する溶
    接装置において、 前記溶接部材の凹部の反対面に当接する下部電極と、 前記中空部材内に嵌挿され、前記中空部材の一端または
    両端より突出する中芯電極とを有し、 前記中芯電極または前記下部電極により前記溶接部材及
    び前記中空部材を押圧し、前記中芯電極と前記下部電極
    との間に通電して、前記溶接部材と前記中空部材とを溶
    接することを特徴とする中空部材の溶接装置。
JP9006488A 1997-01-17 1997-01-17 中空部材の溶接装置 Pending JPH10193130A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9006488A JPH10193130A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 中空部材の溶接装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9006488A JPH10193130A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 中空部材の溶接装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10193130A true JPH10193130A (ja) 1998-07-28

Family

ID=11639870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9006488A Pending JPH10193130A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 中空部材の溶接装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10193130A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001232477A (ja) * 2000-02-21 2001-08-28 T S Tec Kk 車両用シートフレームの抵抗溶接方法および車両用シートフレーム構造
JP2008093683A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Nippon Steel Corp 中空管体と板材との抵抗溶接方法
CN105033429A (zh) * 2015-09-11 2015-11-11 苏州华源包装股份有限公司 一种焊耳机的上部焊接结构

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001232477A (ja) * 2000-02-21 2001-08-28 T S Tec Kk 車両用シートフレームの抵抗溶接方法および車両用シートフレーム構造
JP2008093683A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Nippon Steel Corp 中空管体と板材との抵抗溶接方法
JP4634990B2 (ja) * 2006-10-10 2011-02-16 新日本製鐵株式会社 中空管体と板材との抵抗溶接方法
CN105033429A (zh) * 2015-09-11 2015-11-11 苏州华源包装股份有限公司 一种焊耳机的上部焊接结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5613357B1 (ja) 圧入接合装置
JP2008246554A (ja) 溶接装置及び溶接方法
JPH11333569A (ja) シリーズスポット溶接方法及びシリーズスポット溶接装置
JPH10193130A (ja) 中空部材の溶接装置
JP2004243333A (ja) 溶接装置および溶接方法
CA2471353A1 (en) Welding material and method without carrier
US11351624B2 (en) Method for joining dissimtilar metal plates
WO2019098305A1 (ja) スポット溶接方法
JP3304488B2 (ja) プランジャーの製造方法
JP2882244B2 (ja) 溶接装置
JP7255119B2 (ja) インダイレクトスポット溶接装置及び溶接方法
JP3712918B2 (ja) スポット溶接方法およびスポット溶接装置
JPH0543989Y2 (ja)
JPH06226457A (ja) 溶接装置
CN114192950B (zh) 电阻点焊方法以及电阻点焊装置
KR100412664B1 (ko) 너트 용접용 프레스
JP2000117450A (ja) 突き合せ溶接方法および同装置
JP2002035945A (ja) 電池の導電接続部材の溶接装置および溶接方法
JP3747896B2 (ja) 車両外板パネルの接合構造
JP2005271050A (ja) 多点溶接方法
JP2559887Y2 (ja) 電極装置
JP7240135B2 (ja) インダイレクトスポット溶接方法
KR100452206B1 (ko) 차체 패널 용접장치
JP2000254785A (ja) 複数プレス品の重ね溶接方法と装置
JPH0615458A (ja) スポット溶接方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees