JPH0615458A - スポット溶接方法 - Google Patents

スポット溶接方法

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Publication number
JPH0615458A
JPH0615458A JP4175301A JP17530192A JPH0615458A JP H0615458 A JPH0615458 A JP H0615458A JP 4175301 A JP4175301 A JP 4175301A JP 17530192 A JP17530192 A JP 17530192A JP H0615458 A JPH0615458 A JP H0615458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
spot welding
station
spot
work
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4175301A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Higaki
通生 桧垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP4175301A priority Critical patent/JPH0615458A/ja
Publication of JPH0615458A publication Critical patent/JPH0615458A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品組付けステーションにおいて部品の組付
けと仮付けスポット溶接とを施したワークを増打ちステ
ーションに搬送して増打ちスポット溶接を施す場合に、
部品組付けステーションにおけるスペース的な自由度を
確保する。 【構成】 部品組付けステーション2においてスポット
溶接機5によって施されるワークWの仮付け溶接点に対
するスポット溶接を、増打ちステーション3において溶
接ロボット6によって施されるスポット溶接よりも低加
圧力および低電流をもって行ないしかる後に、増打ちス
テーション3において上記仮付け溶接点を含んで本溶接
を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークに対する仮付け
スポット溶接工程と、その後の増打ちスポッと溶接工程
とを含むスポット溶接方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車車体部品の組立ラインにおいて、
例えば、サイドフレームの溶接組立作業は、まず部品組
付けステーションにおいて、複数の部品を組付けて構成
したワークに対し、組付けられた部品が離れないように
最少限の仮付け溶接点を選択して仮付けスポット溶接を
施した後、溶接ロボットを配備した増打ちステーション
にワークを搬送して、増打ちスポット溶接を行なうよう
にしている(特開昭58-61076号公報参照)。
【0003】この場合、上記部品組付けステーションに
おける仮付けスポット溶接は、本溶接を行なうべき多数
のスポット溶接点のうち、ワークが部品組付けステーシ
ョンから増打ちステーションに搬送される際に部品間の
位置ずれが生じないように選択された少数の溶接点に対
して施されるものであり、増打ちステーションにおいて
は、仮付けスポット溶接点を除く残りの溶接点に対して
増打ちスポット溶接を行なうようになっている。
【0004】ところで、スポット溶接においては、所要
の溶接強度を確保するために、所定の加圧力と電流とを
必要とする。例えば、上記自動車のサイドフレームのス
ポット溶接では、200kg /cm2 もの加圧力と8000アンペ
アもの電流を必要とする。
【0005】したがって、従来は、仮付け溶接工程にお
いても、上記溶接条件を満足させるために、部品組付け
ステーションにおいても、上述のような溶接条件をもっ
てスポット溶接を行ないうるスポット溶接機を配備し
て、仮付けスポット溶接を行なっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な大加圧力、大電流を必要とするスポット溶接機は、単
に大型になるのみでなく、その溶接ガンに大電流を供給
するための太いケーブルが付随するため、このようなス
ポット溶接機を部品組付けステーションの溶接治具の中
に組込んだ場合、多大のスペースが必要となる。
【0007】一方、部品組付けステーションには、クラ
ンプ治具のような数多くの溶接治具が所狭しと設けられ
ているため、ここに大型のスポット溶接機を組込んだ場
合、ワーク仮付け工程が1工程のみでは成立しなくな
り、まして複数のモデルの混流ラインでは、さらに溶接
治具が輻湊するために、多数のワーク仮付け工程を必要
とする不都合があった。
【0008】さらに、予め設定された多数のスポット溶
接点のうちから、少数の溶接点を選択して、これに仮付
けスポット溶接を施そうと意図しても、大型の溶接ガン
およびケーブルが周囲の溶接治具と干渉して、その選択
された溶接点に溶接ガンを移動させることが不可能な場
合があり、その場合は、止むを得ず、本溶接を行なう必
要のない部位を仮付け溶接点に選択することなりに、そ
の結果、本溶接ステーションへの搬送時に、ワークを構
成している複数の部品間に位置ずれが生じるという不都
合もあった。
【0009】よって本発明は、上述のような不都合を生
じるおそれのないスポット溶接方法を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるスポット溶
接方法は、部品組付けステーションにおけるワークの仮
付け溶接点に対するスポット溶接を、増打ちステーショ
ンにおけるスポット溶接よりも低加圧力、低電流のもと
で行ない、しかる後に、増打ちステーションにおいて、
上記仮付け溶接点を含んで本溶接を行なうようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0011】すなわち、本発明によるスポット溶接方法
は、仮付け溶接工程においては、本来の溶接強度は得ら
れない加圧力および電流のレベルではあるが、ワークが
部品組付けステーションから増打ちステーションまで搬
送される際に部品間に位置ずれを生じさせないためには
充分なレベルの加圧力および電流をもってスポット溶接
を行なうことによって、部品組付けステーションでは小
型のスポット溶接機を用いることができる点に特徴があ
る。そして、増打ちステーションでは、上記仮付け溶接
点を含むすべての溶接点に対し、大加圧力、大電流をも
って本溶接を施すようにしたものである。
【0012】
【作用および効果】本発明によれば、部品組付けステー
ションに配置するスポット溶接機は従来用いられている
ものよりも小型のものでよいから、部品組付けステーシ
ョンにおけるスペース的な自由度が大きくなり、特に混
流ラインに採用すると著しい効果が得られる。
【0013】また、周囲の溶接治具との干渉の問題をさ
して考慮することなく、仮付け溶接点を最適位置に指定
することが可能になるから、仮付けスポット溶接を本来
の溶接強度が得られない低加圧力および低電流をもって
施したにもかかわらず、ワーク搬送に際して部品間に位
置ずれを生じるおそれも解消される。
【0014】さらに、増打ちステーションでは、仮付け
溶接点を含む全容接点に対して大加圧力、大電流をもっ
て本溶接を施すようにしているから、本来の溶接強度が
得られることになる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0016】図1は自動車のサイドパネルの溶接組立ラ
インの一部を示す概略的平面図である。
【0017】ワークWはパレット1上に載置されて、部
品組付けステーション2から増打ちステーション3へ搬
送されるようになっている。
【0018】部品組付けステーション2においては、部
品A〜Fがサイドフレーム4上の所定位置に組付けら
れ、かつ本溶接されるべき多数のスポット溶接点のうち
から選択された少数の仮付け溶接点に対し、小型のスポ
ット溶接機5によって仮付けスポット溶接が施される。
この仮付けのためのスポット溶接は、ワークWが部品組
付けステーション2から増打ちステーション3に搬送さ
れる際に部品間に位置ずれを生じさせないためにのみ必
要なレベルの加圧力および電流をもって行なわれ、例え
ば40kg/cm2 程度の加圧力と3000アンペア程度の電流を
もって行なわれる。ちなみに、次工程の増打ちステーシ
ョン2に配備されている本溶接用溶接ロボット6によっ
て行なわれる本溶接は、加圧力200kg /cm2 、電流8000
アンペアをもって行なわれる。
【0019】図2は部品組付けステーション2に配備さ
れているスポット溶接機5の一例を示す側面図である。
溶接ガン7は、位置決めクランプ用治具8と一体に組込
まれており、シリンダ9の作用で、仮想線で示されてい
る位置から実線で示されている位置の間で移動可能な移
動するアーム10の先端に設けられている。そして、溶接
ガン7によって低加圧力、低電流をもって仮付け溶接を
施されたワークWの仮付け溶接点には、図3(a) に示さ
れているように、比較的小面積の溶接スポットP1が形
成される。
【0020】部品組付けステーション2において仮付け
溶接されたワークWはパレット1とともに増打ちステー
ション3に搬送され、このステーション3で複数台の溶
接ロボット6によって本溶接が施される。
【0021】この本溶接は、仮付け溶接点を含むすべて
の溶接点に対して施され、その結果、すべての溶接点に
は、図3(b) に示されているような比較的大面積の溶接
スポットP2が形成され、本来の溶接強度が得られるこ
とになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスポット溶接方法を適用した自動
車のサイドパネルの溶接組立ラインの一部を示す概略的
平面図
【図2】部品組付けステーションに配備されるスポット
溶接機の一例構成を示す側面図
【図3】仮付け溶接および本溶接によってワークに溶接
スポットが形成された状態を示す説明図
【符号の説明】
1 パレット 2 部品組付けステーション 3 増打ちステーション 4 サイドフレーム 5 仮付け用スポット溶接機 6 本溶接用溶接ロボット 7 溶接ガン 8 位置決めクランプ用治具 9 シリンダ 10 アーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品組付けステーションにおいて部品の
    組付けと仮付けスポット溶接とを施したワークを増打ち
    ステーションに搬送して増打ちスポット溶接を行なうよ
    うにしたスポット溶接方法において、 前記部品組付けスーションにおける前記ワークの仮付け
    溶接点に対するスポット溶接を、前記増打ちステーショ
    ンにおけるスポット溶接よりも低加圧力、低電流のもと
    で行ない、しかる後に前記増打ちステーションにおい
    て、前記仮付け溶接点を含んで本溶接を行なうことを特
    徴とするスポット溶接方法。
JP4175301A 1992-07-02 1992-07-02 スポット溶接方法 Pending JPH0615458A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4175301A JPH0615458A (ja) 1992-07-02 1992-07-02 スポット溶接方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP4175301A JPH0615458A (ja) 1992-07-02 1992-07-02 スポット溶接方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0615458A true JPH0615458A (ja) 1994-01-25

Family

ID=15993707

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4175301A Pending JPH0615458A (ja) 1992-07-02 1992-07-02 スポット溶接方法

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JP (1) JPH0615458A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108067887A (zh) * 2018-01-31 2018-05-25 湖北航嘉麦格纳座椅系统有限公司 滑道组件装配线和座椅滑道装配线
CN108296764A (zh) * 2018-01-31 2018-07-20 湖北航嘉麦格纳座椅系统有限公司 滑道组件预处理线

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