JPH10192524A - 遊技場管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、パチンコ遊技場におけるカードは、不特
定多数の各遊技場に共通して使用できるものであるため
に、遊技場毎の使用状況の管理は行われず、また、集計
はカードの使用時にカードに記録される使用残度数に基
づくために、偽造カードが行使されても、その正否の判
別は難かしく、売上管理に問題を生ずることがあった。
これを解決する。 【解決手段】プリペイドカードにより遊技を提供するパ
チンコ遊技場において、カードと、カード貸付機と、カ
ード式玉貸機と、カードに係る売上げを集計管理する端
末管理装置と、前記の各機器間を接続するローカルエリ
アネットワークとを備え、また、外部において、通信回
線により前記端末管理装置の売上げ情報を管理する中央
管理装置とを備えてなる。端末管理装置及び端末管理装
置の情報をローカルエリアネットワークにより集約する
中継装置あるいは中央管理装置はそれぞれ複数個であっ
てもよい。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、遊技場の管理装置
に係わり、特に各パチンコ遊技場におけるカードの売上
げ状況の管理に関する。

【０００２】

【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、パ
チンコ遊技場におけるカードは、不特定多数の各遊技場
に共通して使用できるものであるために、遊技場毎の使
用状況の管理は行われず、また、集計はカードの使用時
にカードに記録される使用残度数に基づくために、コピ
ーカードが行使されても、その正否の判別は難かしく、
売上管理に問題を生ずることがあった。

【０００３】

【課題を解決するための手段】本発明は、各遊技場毎の
特定カードの行使及び、そのカードの売上管理によって
上記の課題を以下の手段により解決するものである。 （１）プリペイドカードにより遊技を提供するパチンコ
遊技場において、カードと、カード貸付機と、カード式
玉貸機と、カードに係る売上げを集計管理する端末管理
装置と、前記の各機器間を接続するローカルエリアネッ
トワークとを備え、また、外部において、通信回線によ
り前記端末管理装置の売上げ情報を管理する中央管理装
置とを備えてなることを特徴とする遊技場管理装置。 （２）複数の端末管理装置と、該複数の端末管理装置の
情報をローカルエリアネットワークにより集約する単数
又は複数の中継装置と、外部において、通信回線により
前記中継装置に集約された端末管理装置の売上げ情報を
管理する単数又は複数の中央管理装置とを備えてなるこ
とを特徴とする（１）項に記載の遊技場管理装置。 （３）中央管理装置が、所定時間に、端末管理装置と通
信回線を通じて交信し、カードの売上集計管理情報を受
信して、当該パチンコ遊技場のカードに係る売上げを管
理することを特徴とする（１）に記載の遊技場管理装
置。 （４）中央管理装置が、所定時間に、中継装置と通信回
線を通じて交信し、集約されたカードの売上集計管理情
報を受信して、ローカルエリアネットワーク内の複数の
パチンコ遊技場のカードに係る売上げを管理することを
特徴とする（２）項に記載の遊技場管理装置。 （５）中央管理装置が、所定時間に、端末管理装置及び
中継装置と通信回線を通じて交信し、小エリア及び広エ
リアの売上集計管理情報とを受信して、前記エリア内の
パチンコ遊技場のカードに係る売上げを管理することを
特徴とする（３）項又は（４）項に記載の遊技場管理装
置。 （６）中央管理装置が、端末管理装置又は中継装置から
異常データが送信された場合に作動するチエック回路を
備えてなることを特徴とする（３）項ないし（５）項の
いずれかに記載の遊技場管理装置。

【０００４】（７）端末管理装置が、、カード貸付機
によりカードを貸し付ける際に、通し番号、遊技場コー
ド、カード貸付機コード、貸付けの年、月、日、時間、
分、秒等の特定コード及び、有効期間と貸付金額の情報
データを指定するとともに、、前記カードに係る情報
データを、有効期間又は貸付金額がゼロになるまで記憶
することを特徴とする（１）項又は（２）項に記載の遊
技場管理装置。 （８）端末管理装置が、、カード式玉貸機によりカー
ドが使用される際に、カードに記載された前記通し番
号、遊技場コード、カード貸付機コード、貸付けの年、
月、日、時間、分、秒等の特定コードの情報データと、
端末管理装置に記憶されている前記特定情報データとを
照合し、一致すれば使用可能とし、また、、前記カー
ドの使用金額、使用残額をその履歴に追加記憶すること
を特徴とする（７）項に記載の遊技場管理装置。 （９）端末管理装置が、カード貸付機よりカードを貸付
ける毎に、その枚数と貸付金額より売上高を記録管理す
ることを特徴とする（８）項に記載の遊技場管理装置。 （１０）端末管理装置が、カード式玉貸機によるカード
の使用高を集計し、売上集計管理情報とすることを特徴
とする（９）項に記載の遊技場管理装置。 （１１）端末管理装置が、カードの貸付による売上高の
集計及びカードの使用高とを集計し、所定時間に中央管
理装置と交信し、当該遊技場の売上集計管理情報を、通
信回線を介して送出することを特徴とする（１）項ない
し（１０）項のいずれかに記載の遊技場管理装置。 （１２）中継装置が、端末管理装置におけるカードの貸
付による売上高の集計及びカードの使用高を集約し、所
定時間に中央管理装置と交信し、売上集計管理情報を通
信回線を介して送出することを特徴とする（１）項ない
し（１１）項のいずれかに記載の遊技場管理装置。 （１３）カード貸付機が、端末管理装置の指令により、
カードを貸付けることを特徴とする（１）項ないし（１
２）項のいずれかに記載の遊技場管理装置。

【０００５】（１４）カード貸付機が、カードを貸し付
ける際に、通し番号、遊技場コード、カード貸付機コー
ド、貸付けの年、月、日、時間、分、秒等の特定コード
及び、貸付金額と有効期間のカード情報データを記憶す
ることを特徴とする請求項（１）項ないし（１３）項に
記載の遊技場管理装置。 （１５）カード貸付機が、カードを貸付ける毎に、その
枚数と貸付金額より売上高を記録管理し、所定時間に中
央管理装置と交信し、カードの売上集計管理情報を通信
回線を介して送出することを特徴とする（１）項ないし
（１４）項のいずれかに記載の遊技場管理装置。 （１６）カード貸付機が、カードが有効期間内でかつ、
残金額がある場合、該カードの特定コードを読み取り、
前記端末管理装置の記憶又はカード貸付機の記憶と照合
し、残金及びカードを返却することを特徴とする（１）
項ないし（１５）項のいずれかに記載の遊技場管理装
置。 （１７）カード貸付機が、カードの残金を返済後、当該
カードを回収することを特徴とする（１６）項に記載の
遊技場管理装置。 （１８）カード式玉貸機が、、玉貸しカードに記録さ
れている通し番号、遊技場コード、カード貸付機コー
ド、貸付けの年、月、日、時間、分、秒等の特定コード
をカードリーダーで読み取って、端末管理装置又はカー
ド貸付機と交信して、前記端末管理装置又はカード貸付
機の記憶と照合して玉を貸出し、、また、その際使用
金額及び使用残額を、端末管理装置又はカード貸付機に
記憶させることを特徴とする（１）項ないし（１７）項
のいずれかに記載の遊技場管理装置。 （１９）カードが、通し番号、遊技場コード、カード貸
付機コード、貸出しの年、月、日、時間、分、秒等の特
定コードが記憶されたものであることを特徴とする
（１）項ないし（１８）項ののいずれかに記載の遊技場
管理装置。 （２０）カードが、付設して貸出し金額、有効期間、使
用金額、使用残額等が記憶されることを特徴とする（１
９）項に記載の遊技場管理装置。 （２１）カードが、磁気記録媒体を用いて玉貸し情報デ
ーターを読み書きできるものであることを特徴とする
（１９）項又は（２０）項に記載の遊技場管理装置。 （２２）カードが、文字、絵、写真等の広告情報を表記
したことを特徴とする（１９）項ないし（２１）項のい
ずれかに記載の遊技場管理装置。 （２３）カード貸付機に登録されたカードを元に、全く
同一カードを複数枚コピーし使用した場合は、使用の都
度端末管理装置又はカード貸付機に記録される使用残高
により、トータルして１枚分の使用しかできないことを
特徴とする（１）項ないし（２２）項のいずれかに記載
の遊技場管理装置。

【０００６】

【発明の実施の形態】次に図面に基づいて遊技場管理装
置の構成と作用について述べる。図１は、１つの遊技場
管理装置全体を示すブロック図である。図において、１
は遊技場管理装置、２は端末管理装置、３は中央管理装
置、４〜６はカード貸付機、７〜９はカード、１０は遊
技台のグループ、１１〜１６はカード式玉貸機、１７〜
２２は遊技台、３０は遊技台のグループ、３１〜３６は
カード式玉貸機、３７〜４２は遊技台、４３〜４８はカ
ード式玉貸機、４９〜５４は遊技台、６０は遊技台のグ
ループ、６７〜７２はカード式玉貸機、６１〜６６は遊
技台、７３〜７８はカード式玉貸機、７９〜８４は遊技
台、８０〜８９はローカルエリアネットワーク（ＬＡ
Ｎ）、８１〜８９は、９０、９１は通信回線である。

【０００７】次に、遊技場管理装置の作用を説明する。
遊技場内のカードを管理する端末管理装置２には、通し
番号、遊技場名、年月日時分秒の日付、カード貸付機コ
ード、カード式玉貸機コード、貸出金額、有効期限等が
メモリーされており、ＬＡＮ８０及び８７〜８９を介し
て、カード貸付機４〜６に貨幣を投入し、貸出金額を指
定した信号を受けて、カード７〜９に上記通し番号、遊
技場名、カード貸付機コード、年月日時分秒の日付、カ
ード式玉貸機コード、（貸出金額、有効期限等：オプシ
ョン）を書き込む指令を送り、前記カード貸付機４〜６
は、上記の各項目をカードに書き込んだうえ、カード７
〜９を発行する。従って、発行されたカードはすべて特
定されたカードであり、同一のカードは、原則として存
在しない。

【０００８】次に、例えば、顧客が前記の貸付済みのカ
ード７によって、遊技台グループ１０のカード式玉貸機
１１によって玉を借りる場合、カード７をカード式玉貸
機１１に投入し、玉貸し金額を指定すると、その情報デ
ータは、カードリーダによりＬＡＮ８１及び８０を介し
て端末管理装置２に送信される。端末管理装置２は、上
記の情報データと、カード７を貸付た際に記録した特定
項目とを照合し確認したうえ、玉貸し金額、使用残度
数、使用年月日時分秒等を端末管理装置２のカード７の
記憶に、カードの履歴としてを書込んだうえ指令を出
し、カード式玉貸機１１は玉を貸し出す。上記の作用
は、他の遊技台グループにおいて行われる場合も同様で
ある。従って、特定のカードに係わる経過の情報データ
は、常に端末管理装置２に記憶され、管理されている。

【０００９】次に、前記端末管理装置２に記憶されてい
る遊技場内のカードに関するデーターは、所定時間に中
央管理装置３に通信回線９０を介して送信されるが、こ
の回数は、例えば、２時間毎に自動的に送信してもよ
い。上記によって中央管理装置３は、特定の遊技場のカ
ードの売上げ状況、使用状況を経時的に的確に集計把握
することができる。なお、前記は端末管理装置２に、カ
ードの管理データを記憶させ、中央管理装置に送信する
例であるが、ＬＡＮの一環であるカード貸付機４に、カ
ードの管理データを記憶させておき、所定時間に中央管
理装置３に通信回線９１を介して送信するようにしても
よい。

【００１０】図２は、複数の端末管理装置と、複数の中
継装置及び複数の中央管理装置からなる遊技場管理装置
を示す系統図である。図において、２ａ〜２ｄは端末管
理装置、３ａ、３ｂは中央管理装置、１０ａ〜１０ｄ、
３０ａ〜３０ｄ、６０ａ〜６０ｄは遊技台、２５ａ〜２
５ｃは中継装置、８０ａ〜８０ｄ、１００ａ〜１００
ｃ、２００はＬＡＮ、９０ａ〜９０ｄは通信回線であ
る。以下にその作用を説明する。例えば、端末管理装置
２ａの属する遊技台１０ａ〜６０ａのグループを１つの
パチンコ遊技場とし、端末管理装置２ｂ、２ｃ、２ｄの
それぞれが属するグループを、同経営系列の各のパチン
コ遊技場とし、その間はＬＡＮによって連結されてい
る。上記の端末管理装置２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄの各店
におけるカードの管理情報は、ＬＡＮの一環である１０
０ａのラインによって、中継装置２５ａに集約され、中
継装置２５ａは、情報を整理し一括して、通信回線９０
ａによって例えば、自動送出又は、中央管理装置３ａか
らの呼び出しに対応し一定時間毎に前記情報を送出す
る。上記のようにして、系列の各パチンコ遊技場のカー
ドの売上げ管理情報を、中央管理装置において、的確に
管理することができる。

【００１１】また、各パチンコ遊技場は前述した経営系
列とは関係なく、例えばＬＡＮで連結された地域内の各
パチンコ遊技場でもよい。さらに、別系統のＬＡＮの
（図２のＬＡＮ１００ｂと２５ｂ、ＬＡＮ１００ｃと２
５ｃ）より中央管理装置３ａに通信回線９０ｂ、９０ｃ
を介して送信すれば、中央管理装置３ａは、より広域の
各パチンコ遊技場のカードの売上げを管理することがで
きる。なお、図に示したように中継装置２５ａ〜２５ｃ
間をＬＡＮで結び、その中の一台を集約機として、中央
管理装置３ａと交信してもよく、また、中央管理装置も
３ｂのように増設して、さらに広域の各パチンコ遊技場
のカードの売上げを管理することもでき、さらに、例え
ば図に示したように、端末管理装置２ａを有するパチン
コ遊技場のみは中継装置２５ａを介せず、前記端末管理
装置２ａから通信回線９０ｄによっ中央管理装置３ａと
交信してもよい。

【００１２】次に、中央管理装置３には、端末管理装置
２（図１）、あるいは中継装置２５ａ〜２５ｃ（図２）
から通信回線により送られてくるカード売上情報データ
のチエック回路を有しており、例えば、前記所定時間に
送られてくるカード売上情報データ量が、通常に比し異
常に多かったり又は、少なかったりした場合にはチェッ
クすることができる。なお、通信回線は、通常は電話の
公衆回線等が使用される。

【０００１３】次に、図１において、カード貸付機４
は、複数の遊技台を有するグループに対応して設置され
ており、前記ＬＡＮの末端ラインに接続すれば、その数
を増減することができる。また、カード貸付機４に、カ
ードの売上管理に係わる記憶を持たせて、通信回線によ
り中央管理装置に送信することもできる。そして、カー
ド式玉貸機１１〜１６も前記ＬＡＮの末端ラインに接続
して、グループに属する数量を増減することができる。
前記カード式玉貸機（１１）は、カードリーダーを有
し、カード使用の際そのデーターを端末管理装置２又は
カード貸付機（４）に送信して、そこで記録データとの
照合及び使用金額の記憶追加が行われた後、カード式玉
貸機に逆送され、玉を貸出す。

【００１４】カードには、前記通し番号、遊技場コー
ド、カード貸付機コード、貸出しの年、月、日、分、秒
等の特定コードが記録されており、同一カードは存在せ
ず、かつその管理は外部において行われるので、コピー
を確実に防止することができる。 また、前記管理のバ
ックアップ用として貸出し金額、有効期間、使用済金
額、使用残額等の記録を行ってもよい。前記カード７
（図１）は一般に磁気記録媒体を用いて玉貸しデータを
読み書きするが、磁気媒体の他、光、ＩＣ等の媒体ある
いは、それらのいずれかを混成して用いてもよい。そし
て、カード７に、文字、絵、写真等の広告情報を表記し
て企業、商品等のＰＲや、お知らせ事項等を掲載し、有
効に活用することができる。

【００１５】図１において、カード７が有効期間内であ
りかつ、使用残額がある場合、カード貸付機４に当該カ
ードを投入すると、そのカードの特定コードを読みとっ
て、前記端末管理装置２にＬＡＮ８７及び８０を介して
送信し、端末管理装置２は前記カード７の記憶と照合
し、あるいは、前記カード貸付機４が記憶を有する場合
には、その記憶と照合して確認の上、残金の返済額が指
示され、その指示に基づいて残額の貨幣を返却する。ま
た、カード７は、返却される。あるいは回収して返却さ
れない。の機能又は機種がある。上記使用済みカード７
の処理は、顧客へのサービス及びカード回収再利用の一
環である。

【００１６】次に、仮にカード７と同類のカードを貸付
機を通さないで、コピーカードを使用したとしても、前
述したように、正式のカードは登録時端末管理装置ある
いはカード貸付機には、その遊技場に固有の前記特定さ
れたコードと、特に年月日時分秒まで記録されているの
で、前記コピーカードをカード式玉貸機に挿入すると、
前記管理装置あるいはカード貸付機がその記憶と照合し
た時に、記憶と異なるカードは、正常でないと判別し、
カード式玉貸し機にＮＧの信号を送出し、使用が禁止さ
れる。なお、前記記録の時刻は秒以下の単位まで記録す
ることもできる。また、仮に全く同一のカードを複数枚
コピーした場合を想定すると、まず、カードの特定コー
ドを得るためには、貸付機において貨幣を投入して端末
装置に登録する必要があり、そして、カードを入手し、
それを元に全く同じものを短時間にコピーして複数のカ
ードを作成したとしても、実際に使用すると、使用の都
度端末管理装置あるいはカード貸付機には、カードの使
用残高が記録されるので、例えば、一枚のカードで全額
のゼロ迄使用してしまうと、他のカードも全てゼロとな
り使用できない。また、複数のカード中、例えば、一枚
のカードを残額が半分まで使用しその後、他のカードを
使用すると、前記残額分しか使用できず、トータルとし
ては結局１枚分しか使用できないのでコピー発行の意味
がなくなる。そして、カードの有効期限は、例えば１日
間等の短時間の区切りも可能であり、期限内で残額が生
じた場合は、返却できることは前述した通りである。

【００１７】なお、本遊技場管理装置に使用されるＬＡ
Ｎとその端末機の構成を機能的にみると、ＬＡＮはいわ
ゆるシステムバスであるから、そのエリア内において
は、構成端末装置のいずれにでも、前記端末管理装置に
おいて説明したようなカードデータの記憶、中央管理装
置との交信等の、カードの管理機能を持たせることがで
きる。また、複数のＬＡＮのグループがあった場合、Ｌ
ＡＮ同志を通信回線で随時あるいは常時接続して、例え
ばあるＬＡＮのグループが発行したあるカードの管理記
憶の内容を、その隣のグループに送信して管理の移動を
行うことも可能であり、その場合は、元のグループに代
わって、前記隣のグループで当該カードを使用すること
ができる。従って、複数のＬＡＮグループ毎に、別グル
ープのカード管理情報を受理できるようにすれば、一枚
のカードで、広いエリア内のパチンコ遊技場で遊技サー
ビスの提供を受けることができるとともに、該カードの
管理情報も中央管理装置において管理することができ
る。

【００１８】

【発明の効果】本発明によれば下記のような効果が発揮
される。 １、本発明の請求項１によれば、当該パチンコ遊技場に
特定されるカードが発行され、端末管理装置によりその
売上が管理されるとともに、外部の中央管理装置にその
情報データが送信され、当該パチンコ遊技場のカードの
売上げを的確に中央管理装置によって管理することがで
きる。 ２、請求項２の発明によれば、ＬＡＮ内の端末管理装置
を複数とし、その情報を集約する中継機を設け、中央管
理装置と交信することにより、例えば経営系列パチンコ
遊技場をまとめたカード売上の管理あるいは、上記中継
及び、中央管理装置を複数化し、ＬＡＮを拡大して、各
地域における各のパチンコ遊技場のカード売上の管理を
中央管理装置において管理することができる。 ３、請求項３の発明によれば、中央管理装置は、所定時
間に端末管理装置から通信回線によりカードの売上情報
を受信して、経時的に当該パチンコ遊技場のカードの売
上げを管理することができる。 ４、請求項４の発明によれば、中央管理装置は、所定時
間に中継機に集約されたカード売上情報を通信回線によ
り受信して、経時的に経営系列パチンコ遊技場等の小規
模なＬＡＮあるいは、拡大した地域毎のＬＡＮ内の各パ
チンコ遊技場のカード売上げを管理することができる。 ５、請求項５の発明によれば、中央管理装置は、所定時
間に端末管理装置及び中継機に集約されたカード売上情
報を、通信回線により受信して、経時的に当該パチンコ
遊技場あるいは、経営系列パチンコ遊技場等の小規模な
ＬＡＮあるいは、拡大した地域毎のＬＡＮ内の各パチン
コ遊技場のカード売上げを管理することができる。

【００１９】６、請求項６の発明によれば、中央管理装
置は、端末装置又は中継装置から異常データが送信され
た場合に作動するチエック回路を備えており、端末装置
又は中継装置の故障あるいは、故意に操作等が行われた
場合には判明し、対策をたてることができる。 ７、請求項７の発明によれば、端末管理装置は、カード
貸付機がカードを貸付ける際に、そのカードの特定コー
ドと、有効期間を指定して記憶しておき、その有効期間
が終わる迄管理するため、カードを確実に管理すること
ができる。 ８、請求項８の発明によれば、端末管理装置は、カード
式玉貸機において、カードが使用される際に、カードの
特定コードの一致及び有効期間とを照合し、該カードの
使用を許可し、また使用金額、使用残額を記憶追加し
て、経過を管理することができる。 ９、請求項９の発明によれば、端末管理装置は、カード
貸付機がカードを貸付けた際に、その枚数と貸付金額よ
り売上高を記録して売上管理情報とし、中央管理装置に
即時送信することができる。 １０、請求項１０の発明によれば、端末管理装置は、カ
ード式玉貸機においてカードが使用された際に、その使
用残額を記録し、売上集計管理情報として、中央管理装
置に即時送信することができる。 １１、請求項１１の発明によれば、端末管理装置は、カ
ードの貸付による売上高と、カードの使用高とを集計
し、所定時間に中央管理装置に通信回線を介して送出す
るので、経時的に的確なカードの集計管理情報を中央管
理装置は入手することができる。 １２、請求項１２の発明によれば、中継装置は、各端末
管理装置におけるカードの貸付による売上高と、カード
の使用高との集計情報を集約整理して、所定時間に中央
管理装置に通信回線を介して送出するので、経時的に的
確なエリア内におけるカードの集計管理情報を、中央管
理装置は入手することができる。

【００２０】１３、請求項１３の発明によれば、カード
貸付機は、端末管理装置の指令によりカードを貸付ける
ので、管理が確実に行われる。 １４、請求項１４の発明によれば、カードを貸付ける際
に、カード貸付機は、その機能として端末管理装置と同
様な、通し番号、遊技場コード、貸付機コード、貸付け
の年、月、日、時間、分、秒等の特定コード及び、貸付
金額と有効期間等のカード情報を記憶することができる
ので、いずれを選択しても管理することができる。 １５、請求項１５の発明によれば、カード貸付機は、記
憶に基づいて所定時間に、中央管理装置にカード管理情
報を通信回線を介して送信できるので、遊技場の構築シ
ステムを、適宜選択することができる。 １６、請求項１６の発明によれば、カード貸付機におい
て、カードが有効期間内でかつ、残度数があり残高があ
る場合、その残高及びカードを返却して、顧客にサービ
スすることができる。 １７、請求項１７の発明によれば、カード貸付機におい
て、カードの残高を返却した場合、そのカードを回収し
て再利用することができる。 １８、請求項１８の発明によれば、カード式玉貸機が、
カードに記憶されている特定コードをカードリーダで読
み取り、端末管理装置あるいはカード貸付機に記憶され
ているカードの管理記録と照合して玉を貸出しまた、カ
ードの残額を追加記憶させることができるので、カード
の確実な管理情報を把握することができる。

【００２１】１９、請求項１９の発明によれば、カード
には、通し番号、遊技場コード、カード貸付機コード、
貸出し時の年、月、日、時間、分、秒の特定コードが記
憶されているため、同一カードは存在せず、また、使用
に関する情報はすべて端末装置により管理されるので、
コピーカード等の防止には極めて有効である。 ２０、請求項２０の発明によれば、カードに付設して、
貸出金額、使用残額等を記録することができ、端末装置
のバックアップをすることもできる。 ２１、請求項２１の発明によれば、磁気媒体を用いてカ
ードを形成できるので、一般性がある。 ２２、請求項２２の発明によれば、カードに、広告情報
を表記し、宣伝媒体として有効に利用することができ
る。 ２３、請求項２３の発明によれば、カード貸付機に登録
されたカードを元に、全く同一カードを複数枚コピーし
使用した場合は、使用の都度端末管理装置に記憶される
使用残高により、例えば、一枚のカードで全額のゼロ迄
使用してしまうと、他のカードも全てゼロとなり使用で
きず、結局トータルして１枚分の使用しかできないた
め、コピーを防止することができる。 以上に述べたように、本発明の遊技場管理装置は、各パ
チンコ遊技場におけるカードの売上げ管理が、中央管理
装置において確実に行われまた、そのエリアの拡大を図
ることもできる。さらに、各パチンコ遊技場のカードは
全て端末管理装置で管理されるため、コピーカードの発
行、行使を的確に防止できる等の優れた効果があり、社
会への貢献度は大である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の１つの遊技場管理装置全体を示すブロ
ック図。

【図２】複数の端末管理装置と複数の中継装置及び複数
の中央管理装置からなる遊技場管理装置を示す系統図。

【符号の説明】

１：遊技場管理装置 ２：端末管理
装置 ２ａ〜２ｄ：端末管理装置 ３：中央管理
装置 ３ａ、３ｂ：中央管理装置 ４〜６：カー
ド貸付機 ７〜９：カード １０：遊技台
のグループ １０ａ〜１０ｄ：遊技台 １１〜１６：
玉貸し機 １７〜２２：遊技台 ２５ａ〜２５
ｃ：中継装置 ３０：遊技台のグループ ３０ａ〜３０
ｄ：遊技台 ３１〜３６：カード式玉貸機 ３７〜４２：
遊技台 ４３〜４８：カード式玉貸機 ４９〜５４：
遊技台 ６０：遊技台のグループ ６０ａ〜６０
ｄ：遊技台 ６１〜６６：カード式玉貸機 ６７〜７２：
遊技台 ７３〜７８：カード式玉貸機 ７９〜８４：
遊技台 ８０〜８９：ＬＡＮ ８０ａ〜８０
ｄ：ＬＡＮ ９０、９１：通信回線 ９０ａ〜９０
ｄ：通信回線 １００ａ〜１００ｃ、２００：ＬＡＮ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 595139059 ウィルネット株式会社 東京都港区高輪１丁目５番４号 (72)発明者 中村 義行 東京都新宿区北新宿３−35−11 (72)発明者 小田 明 東京都豊島区巣鴨４−１−12 セピアコー ト壱番館305 (72)発明者 後藤田 勇夫 千葉県野田市尾崎815−60

Claims (23)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】プリペイドカードにより遊技を提供するパ
   チンコ遊技場において、カードと、カード貸付機と、カ
   ード式玉貸機と、カードに係る売上げを集計管理する端
   末管理装置と、前記の各機器間を接続するローカルエリ
   アネットワークとを備え、また、外部において、通信回
   線により前記端末管理装置の売上げ情報を管理する中央
   管理装置とを備えてなることを特徴とする遊技場管理装
   置。
2. 【請求項２】複数の端末管理装置と、該複数の端末管理
   装置の情報をローカルエリアネットワークにより集約す
   る単数又は複数の中継装置と、外部において、通信回線
   により前記中継装置に集約された端末管理装置の売上げ
   情報を管理する単数又は複数の中央管理装置とを備えて
   なることを特徴とする請求項１に記載の遊技場管理装
   置。
3. 【請求項３】中央管理装置が、所定時間に、端末管理装
   置と通信回線を通じて交信し、カードの売上集計管理情
   報を受信して、当該パチンコ遊技場のカードに係る売上
   げを管理することを特徴とする請求項１に記載の遊技場
   管理装置。
4. 【請求項４】中央管理装置が、所定時間に、中継装置と
   通信回線を通じて交信し、集約されたカードの売上集計
   管理情報を受信して、ローカルエリアネットワーク内の
   複数のパチンコ遊技場のカードに係る売上げを管理する
   ことを特徴とする請求項２に記載の遊技場管理装置。
5. 【請求項５】中央管理装置が、所定時間に、端末管理装
   置及び中継装置と通信回線を通じて交信し、小規模エリ
   ア及び大規模エリアの売上集計管理情報とを受信して、
   前記エリア内のパチンコ遊技場のカードに係る売上げを
   管理することを特徴とする請求項３又は４に記載の遊技
   場管理装置。
6. 【請求項６】中央管理装置が、端末管理装置又は中継装
   置から異常データが送信された場合に作動するチエック
   回路を備えてなることを特徴とする請求項３ないし５の
   いずれかに記載の遊技場管理装置。
7. 【請求項７】端末管理装置が、カード貸付機によりカー
   ドを貸し付ける際に、 、通し番号、遊技場コード、カード貸付機コード、貸
   付けの年、月、日、時間、分、秒等の特定コード及び、
   有効期間と貸付金額との情報データを指定するととも
   に、 、前記カードに係る情報データを、有効期間又は貸付
   金額がゼロになるまで記憶することを特徴とする請求項
   １又は２に記載の遊技場管理装置。
8. 【請求項８】端末管理装置が、カード式玉貸機よりカー
   ドが使用される際に、 、カードに記載された前記通し番号、遊技場コード、
   カード貸付機コード、貸付けの年、月、日、時間、分、
   秒等の特定コードの情報データと、端末管理装置に記憶
   されている前記特定情報データとを照合し、一致すれば
   使用可能とし、 、前記カードの使用金額、使用残額をその履歴に追加
   記憶することを特徴とする請求項７に記載の遊技場管理
   装置。
9. 【請求項９】端末管理装置が、カード貸付機より、カー
   ドを貸付ける毎に、その枚数と貸付金額より売上高を記
   録管理することを特徴とする請求項８に記載の遊技場管
   理装置。
10. 【請求項１０】端末管理装置が、カード式玉貸機によ
    る、カードの使用高を集計し、売上集計管理情報とする
    ことを特徴とする請求項９に記載の遊技場管理装置。
11. 【請求項１１】端末管理装置が、カードの貸付による売
    上高の集計及びカードの使用高とを集計し、所定時間に
    中央管理装置と交信し、当該遊技場の売上集計管理情報
    を、通信回線を介して送出することを特徴とする請求項
    １ないし１０のいずれかに記載の遊技場管理装置。
12. 【請求項１２】中継装置が、端末管理装置によるカード
    の貸付による売上高の集計及びカードの使用高を集約
    し、所定時間に中央管理装置と交信し、売上集計管理情
    報を通信回線を介して送出することを特徴とする請求項
    １ないし１１のいずれかに記載の遊技場管理装置。
13. 【請求項１３】カード貸付機が、端末管理装置の指令に
    より、カードを貸付けることを特徴とする請求項１ない
    し１２のいずれかに記載の遊技場管理装置。
14. 【請求項１４】カード貸付機が、カードを貸し付ける際
    に、通し番号、遊技場コード、カード貸付機コード、貸
    付けの年、月、日、時間、分、秒等の特定コード及び、
    有効期間と貸付金額とのカード情報データを記憶するこ
    とを特徴とする請求項１ないし１３に記載する遊技場管
    理装置。
15. 【請求項１５】カード貸付機が、カードを貸付ける毎
    に、その枚数と貸付金額より売上高を記録管理し、所定
    時間に中央管理装置と交信し、カードの売上集計管理情
    報を通信回線を介して送出することを特徴とする請求項
    １ないし１４のいずれかに記載の遊技場管理装置。
16. 【請求項１６】カード貸付機が、カードが有効期間内で
    かつ、残金額がある場合、該カードの特定コードを読み
    取り、前記端末管理装置の記録又はカード貸付機の記録
    と照合し、残金及びカードを返却することを特徴とする
    請求項１ないし１５のいずれかに記載の遊技場管理装
    置。
17. 【請求項１７】カード貸付機が、カードの残金を返済
    後、当該カードを回収することを特徴とする請求項１６
    に記載の遊技場管理装置。
18. 【請求項１８】カード式玉貸機が、 、玉貸しカードに記録されている通し番号、遊技場コ
    ード、カード貸付機コード、貸付けの年、月、日、時
    間、分、秒等の特定コードをカードリーダーで読み取っ
    て、端末管理装置又はカード貸付機と交信して、前記端
    末管理装置又はカード貸付機の記憶と照合して玉を貸出
    し、 、また、その際使用金額及び使用残額を、端末管理装
    置又はカード貸付機に記憶させることを特徴とする請求
    項１ないし１７のいずれかに記載の遊技場管理装置。
19. 【請求項１９】 カードが、通し番号、遊技場コード、
    カード貸付機コード、貸出しの年、月、日、時間、分、
    秒等の特定コードが記憶されたものであることを特徴と
    する請求項１ないし１８のいずれかに記載の遊技場管理
    装置。
20. 【請求項２０】カードが、付設して、通し番号、貸出し
    金額、有効期間、使用金額、使用残額等が記憶されるこ
    とを特徴とする請求項１９に記載の遊技場管理装置。
21. 【請求項２１】カードが、磁気記録媒体を用いて玉貸し
    情報データーを読み書きできるものであることを特徴と
    する請求項１９又は２０に記載の遊技場管理装置。
22. 【請求項２２】カードが、文字、絵、写真等の広告情報
    を表記したことを特徴とする請求項１９ないし２１のい
    ずれかに記載の遊技場管理装置。
23. 【請求項２３】カード貸付機に登録されたカードを元
    に、全く同一カードを複数枚コピーし使用した場合は、
    使用の都度端末管理装置又はカード貸付機に記憶される
    使用残高により、トータルして１枚分の使用しかできな
    いことを特徴とする請求項１ないし２２のいずれかに記
    載の遊技場管理装置。