JPH10190423A - 遅延回路 - Google Patents

遅延回路

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JPH10190423A
JPH10190423A JP8348785A JP34878596A JPH10190423A JP H10190423 A JPH10190423 A JP H10190423A JP 8348785 A JP8348785 A JP 8348785A JP 34878596 A JP34878596 A JP 34878596A JP H10190423 A JPH10190423 A JP H10190423A
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Daisuke Murakami
大助 村上
Takayuki Mogi
孝之 茂木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】可変レンジ内全ての遅延時間を設定することが
でき、しかも優れた単調性特性を実現できる遅延回路を
提供する。 【解決手段】縦続接続された複数段の遅延ステージの各
段より所定の遅延出力を導出できるコースディレイ回路
20と、その1ステップ遅延時間と等しい若しくはそれ
以上の遅延時間を調整できるファインディレイ回路20
とを縦続接続する。これにより、可変レンジ内全ての遅
延時間を設定することができ、ピコ秒オーダーのより短
い遅延量の制御が可能である。また、コースディレイ回
路20を構成する縦続接続された遅延ステージと同じ回
路構成を有する遅延ステージをファインディレイ回路3
0に使用することにより、コースディレイ回路20の1
ステップ遅延時間とファインディレイ回路の最大可変時
間が等しくなり、優れた単調性特性を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遅延時間を任意に
設定可能な遅延回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】出願人は、特開平4−17410号公
報、および特開平4−268810号公報に開示されて
いるような、遅延特性の直線性に優れ、ICテスター等
に好適な遅延回路を提案した。
【0003】具体的には、前者の遅延回路は、遅延すべ
き入力信号が供給される入力端子と、N段(N≧2)か
らなり互いに縦続接続された複数段の遅延ステージと、
これら複数段の遅延ステージの各段間に接続されるとと
もに、一対の差動増幅用トランジスタとこの一対の差動
増幅用トランジスタに共通電流源から動作電流を供給す
る電流スイッチとを有する複数の差動増幅器と、上記複
数の差動増幅器の一対の差動増幅用トランジスタの各出
力に共通に接続された共通出力端子と、上記複数の差動
増幅器の電流スイッチを選択的に制御する制御回路とを
有している。
【0004】このような構成を有する遅延回路は、複数
の差動増幅器のいずれの電流スイッチを選択した場合で
も、差動増幅器による遅延量は一定になるので遅延特性
の直線性が良好になるとともに、単一の共通電流源を用
いるので消費電力の低減を図れるという利点がある。
【0005】また、後者の遅延回路は、遅延すべき入力
信号が供給される入力端子と、遅延された信号を導出す
る出力端子と、入力端子と出力端子間に挿入された抵抗
素子と、単位容量をCとするとき、各々C,2C,4
C,…,2n-1 Cなる容量を有し、各一端が抵抗素子の
出力端に共通に接続されたn個の容量素子と、このn個
の容量素子の各他端に対して入力信号と逆相もしくは同
相の信号または基準電位レベルを選択的に印加するn個
の選択手段とを有している。
【0006】この遅延回路では、各一端が抵抗素子の出
力端に共通接続されたn個の容量素子の他端に、入力信
号と逆相もしくは同相の信号を印加するか否かで、見掛
け上、容量素子の容量を変化させることができる。この
ように、CR時定数回路の容量Cを制御することで、任
意の遅延時間を設定でき、ピコ秒オーダーのより短い遅
延量の制御が可能で、直線性に優れた遅延特性が得られ
るという利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の遅延
回路では、差動増幅器による遅延量は一定になるので遅
延特性の直線性が良好になるとともに、単一の共通電流
源を用いるので消費電力の低減を図れるという利点があ
るものの、ピコ秒オーダーのより短い遅延量の制御が困
難である。
【0008】また、後者の遅延回路では、上述したよう
に、任意の遅延時間を設定でき、ピコ秒オーダーのより
短い遅延量の制御が可能で、直線性に優れた遅延特性が
得られるという利点があるものの、最大可変時間が粗調
整遅延回路(コースディレイ回路)の1ステップ時間と
独立のため、微調整回路(ファインディレイ回路)の最
大可変時間をコースディレイ回路の1ステップ時間より
大きく設定する必要があることから、単調性に問題があ
った。
【0009】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、可変レンジ内全ての遅延時間を
設定することができ、しかも優れた単調性特性を実現で
きる遅延回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の遅延回路は、縦続接続された複数段の遅延
ステージの各段より所定の遅延出力を導出できるコース
ディレイ回路と、遅延時間を、少なくとも上記コースデ
ィレイ回路の1つの遅延ステージの遅延時間内で任意の
時間に設定可能なファインディレイ回路とを有し、上記
コースディレイ回路と上記ファインディレイ回路とが縦
続接続されている。
【0011】また、本発明の遅延回路は、入力信号を第
1の遅延時間をもって遅延可能な互いに縦続接続された
複数段の遅延ステージと、これら複数段の遅延ステージ
の各段間に接続された一対の差動増幅用トランジスタと
この一対の差動増幅用トランジスタに電流源から動作電
流を供給する電流スイッチとを有する複数の差動増幅器
と、上記複数の差動増幅器の一対の差動増幅用トランジ
スタの各出力に共通に接続された共通出力回路とを備え
たコースディレイ回路と、入力信号を第2の遅延時間を
もって遅延可能な遅延ステージと、当該遅延ステージの
入力側および出力側にそれぞれ接続された一対の差動増
幅用トランジスタと、当該入力側および出力側の一対の
差動増幅用トランジスタの各出力が共通に接続された共
通出力回路とを備えたファインディレイ回路と、外部信
号の指示に応じて、上記コースディレイ回路の複数の差
動増幅器の電流スイッチを選択的に制御して一の差動増
幅器を作動させ、上記ファインディレイ回路の遅延ステ
ージの入力側および出力側の一対の差動増幅用トランジ
スタへの動作電流量を相補的に調整する制御回路とを有
する。
【0012】また、好適には、上記ファインディレイ回
路の遅延ステージの第2の遅延時間は、上記コースディ
レイ回路の遅延ステージの第1の遅延時間より長くある
いは等しく設定されている。
【0013】また、上記遅延回路では、上記コースディ
レイ回路は、第1および第2の電流源と、上記第1の電
流源と第2の電流源とを接続する抵抗素子と、コレクタ
が上記入力側の一対の差動増幅用トランジスタに接続さ
れ、エミッタが上記第1の電流源に接続された第1のト
ランジスタと、コレクタが上記出力側の一対の差動増幅
用トランジスタに接続され、エミッタが上記第2の電流
源に接続された第2のトランジスタとを有し、上記制御
回路は、上記第1のトランジスタおよび第2のトランジ
スタのベース電位を相補的に調整する。
【0014】また、上記遅延回路では、上記コースディ
レイ回路は、電流値が異なる複数の電流源と、制御信号
に基づいて上記各電流源を上記入力側の一対の差動増幅
用トランジスタおよび出力側の一対の差動増幅用トラン
ジスタのいずれかに選択的に接続するスイッチ回路とを
有し、上記制御回路は、上記スイッチ回路に対して上記
制御信号を出力する。
【0015】本発明の遅延回路によれば、縦続接続され
た複数段の遅延ステージの各段より所定の遅延出力を導
出できるコースディレイ回路と、その1ステップ遅延時
間と等しい若しくはそれ以上の遅延時間を調整できるフ
ァインディレイ回路を縦続接続することにより、可変レ
ンジ内全ての遅延時間を設定することができる。また、
コースディレイ回路を構成する縦続接続された遅延ステ
ージと同じ回路構成の遅延ステージをファインディレイ
回路に使用することにより、コースディレイ回路の1ス
テップ遅延時間とファインディレイ回路の最大可変時間
が等しくなり、優れた単調性特性を実現できる。さら
に、コースディレイ回路とファインディレイ回路の回路
構成が同じであるため、プロセスばらつき、温度変化、
電源変動に対する遅延変動はかなり低減される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る遅延回路の
一実施形態を示す回路図である。図1に示すように、本
遅延回路10は、縦続接続された複数段の遅延ステージ
の各段より所定の遅延出力を導出できるコースディレイ
回路(Course Delay Circuit;プログラマブル遅延回
路)20と、その1ステップ遅延時間と等しい若しくは
それ以上の遅延時間を調整できるファインディレイ回路
(Fine Delay Circuit;アジャスタブル遅延回路)30
とを縦続接続して構成され、コースディレイ回路20お
よびファインディレイ回路30の遅延時間の調整は、制
御回路40による切換信号S401 ,・・、および調整信
号VADJ ,V/ADJに基づいて行うように構成されてい
る。図1の遅延回路10は、コースディレイ回路20の
前段にファインディレイ回路30が縦続接続された構成
例である。
【0017】コースディレイ回路20は、遅延時間がτ
Cに設定された複数段(たとえばN段、ただしN≧2)
の、たとえば逆相の信号を入出力する2入力2出力の遅
延ステージG201 ,G202 ,G203 ,・・,(G20N :
図示せず)、差動増幅用npn型トランジスタQD201
,QD202 、QD203 ,QD204 、QD205 ,QD206
、QD207 ,QD208 、・・、電流スイッチ用npn
型トランジスタQS201,QS202 ,QS203 ,QS20
4,・・,(QS20N :図示せず)、出力用npn型トラ
ンジスタQO201 ,QO202 、共通電流源I201 、出力
段用電流源I202,I203 、および負荷用抵抗素子R201
,R202 により構成されている。
【0018】トランジスタQD201 およびQD202 はエ
ミッタ同士が接続され、ベースが前段のファインディレ
イ回路30の2出力とコースディレイ回路20の初段の
第1遅延ステージG201 との正負の2入力との間にそれ
ぞれ接続され、各コレクタは共通出力段のトランジスタ
QO201 、QO202 のベースにそれぞれ接続されてい
る。また、エミッタ同士の接続点が電流スイッチとして
のトランジスタQS201のコレクタに接続されている。
【0019】そして、各遅延ステージの段間にも一対の
差動用トランジスタのベースが接続されている。すなわ
ち、第1遅延ステージG201 の正側出力と第2遅延ステ
ージG202 の正側入力との間にトランジスタQD203 の
ベースが接続され、第1遅延ステージG201 の負側出力
と第2遅延ステージG202 の負側入力との間にトランジ
スタQD204 のベースが接続されている。トランジスタ
QD203 とQD204 のエミッタ同士が接続され、その接
続点が電流スイッチとしてのトランジスタQS202 のコ
レクタに接続されている。また、トランジスタQD203
,Q204 の各コレクタは共通出力段のトランジスタQ
O201 、QP202 のベースにそれぞれ接続されている。
第2遅延ステージG202 の正側出力と第3遅延ステージ
G203 の正側入力との間にトランジスタQD205 のベー
スが接続され、第2遅延ステージG202 の負側出力と第
3遅延ステージG203 の負側入力との間にトランジスタ
QD206 のベースが接続されている。トランジスタQD
205 とQD206 のエミッタ同士が接続され、その接続点
が電流スイッチとしてのトランジスタQS203 のコレク
タに接続されている。また、トランジスタQD205 ,Q
D206 の各コレクタは共通出力段のトランジスタQO20
1 、QO202 のベースにそれぞれ接続されている。以下
同様にして、各遅延ステージの段間に差動増幅用トラン
ジスタのベースが接続されている。
【0020】また、各差動増幅用トランジスタQD201
,QD203 ,QD205 ,QD207 ,・・、のコレクタ
は抵抗素子R201 を介して、トランジスタQD202 ,Q
D204,QD206 ,QD208 、・・、のコレクタは抵抗
素子R202 を介して電源電圧VCCの共通の供給端子T
VCC に接続されている。また、電流スイッチとしてのト
ランジスタQS201 ,QS202 ,QS203 ,QS204 ,
・・、のエミッタは電流値Iref の共通電流源I201 に
接続されている。そして、トランジスタQS201 のベー
スは切換端子TSW1 に接続され、トランジスタQS202
のベースは切換端子TSW2 に接続され、トランジスタQ
S203 のベースは切換端子TSW3 に接続され、そして図
示しないトランジスタQS20N のベースが切換端子T
SWN に接続される。
【0021】さらに、出力用トランジスタQO201 ,Q
O202 のコレクタは電源電圧VCCの共通の供給端子T
VCC に接続されている。トランジスタQO201 のエミッ
タは電流源I202 に接続されているとともに、出力端子
/OUTに接続されている。トランジスタQO202 のエミ
ッタは電流源I203 に接続されているとともに、出力端
子TOUT に接続されている。
【0022】上記構成において、差動増幅用トランジス
タQD201 ,QD202 および電流スイッチ用トランジス
タQS201 により第1差動増幅器D201 が構成されてい
る。同様に、差動増幅用トランジスタQD203 ,QD20
4 および電流スイッチ用トランジスタQS202 により第
2差動増幅器D202 が構成され、差動増幅用トランジス
タQD205 ,QD206 および電流スイッチ用トランジス
タQS203 により第3差動増幅器D203 が構成され、差
動増幅用トランジスタQD207 ,QD208 および電流ス
イッチ用トランジスタQS204 により第4差動増幅器D
204 が構成される。
【0023】これら、差動増幅器D201 ,D202 ,D20
3 ,D204 ,・・、は制御回路40からの切換信号S40
1 ,S402 ,S403 ,S404 ,・・、により選択的に切
り換えられて作動制御される。具体的には、たとえば第
1差動増幅器D201 が選択され作動状態にあるときに
は、ファインディレイ回路30で0から最大τFだけ遅
延作用を受けた信号が増幅されそのまま出力される。こ
こで得られた遅延時間をΔτFとすると、第2差動増幅
器D202 が選択され作動状態にあるときには、ファイン
ディレイ回路30でΔτFだけ遅延作用を受けた信号が
第1遅延ステージG201 でさらに時間τCだけ遅延さ
れ、全体でΔτF+τCだけ遅延された信号が増幅され
て出力される。同様に、第3差動増幅器D203 が選択さ
れ作動状態にあるときには、ファインディレイ回路30
でΔτFだけ遅延作用を受けた信号が第1および第2遅
延ステージG201 ,G202 でさらに時間2τCだけ遅延
され、全体でΔτF+2τCだけ遅延された信号が増幅
されて出力される。なお、この説明では、ファインディ
レイ回路30の出力段の遅延時間は考慮していない。
【0024】図2は、上記した構成を有するコースディ
レイ回路20の遅延特性を示す図である。図2におい
て、横軸は切換信号の入力端子を、縦軸は遅延時間をそ
れぞれ表している。図2から明らかなように、図1のコ
ースディレイ回路20は、τCの刻み幅で直線性が非常
に良好である。
【0025】ファインディレイ回路30は、逆相の信号
が入力される遅延時間がτFに設定された2入力2出力
の遅延ステージG301 、差動増幅用npn型トランジス
タQD301 ,QD302 、QD303 ,QD304 、電流スイ
ッチ用npn型トランジスタQS301 ,QS302 、出力
用npn型トランジスタQO301 ,QO302 、電流源I
301 ,I302 ,I303 ,I304 および抵抗素子R301 ,
R302 ,R303 により構成されている。
【0026】トランジスタQD301 およびQD302 はエ
ミッタ同士が接続され、ベースが逆相の信号VIN,V
/IN の入力端子TIN,T/IN と遅延ステージG301 の正
負の2入力との間にそれぞれ接続され、各コレクタは共
通出力段のトランジスタQO301 、QO302 のベースに
それぞれ接続されている。また、エミッタ同士の接続点
が電流スイッチとしてのトランジスタQS301 のコレク
タに接続されている。トランジスタQD303 およびQD
304 はエミッタ同士が接続され、ベースが遅延ステージ
G301 の正負の2出力にそれぞれ接続され、各コレクタ
は共通出力段のトランジスタQO301 、QO302 のベー
スにそれぞれ接続されている。また、エミッタ同士の接
続点が電流スイッチとしてのトランジスタQS302 のコ
レクタに接続されている。
【0027】また、各差動増幅用トランジスタQD301
,QD303 のコレクタは抵抗素子R301 を介して、ト
ランジスタQD302 ,QD304 のコレクタは抵抗素子R
302 を介して電源電圧VCCの共通の供給端子TVCC に接
続されている。また、電流スイッチとしてのトランジス
タQS301 ,QS302 のエミッタはそれぞれ電流源I30
1 ,I302 に接続され、これらエミッタと電流源との接
続点同士が抵抗素子R303 を介して接続されている。そ
して、トランジスタQS301 のベースは調整端子TADJ
に接続され、トランジスタQS302 のベースは調整端子
/ADJに接続されている。
【0028】さらに、出力用トランジスタQO301 ,Q
O302 のコレクタは電源電圧VCCの共通の供給端子T
VCC に接続されている。トランジスタQO301 のエミッ
タは電流源I303 に接続されているとともに、コースデ
ィレイ回路20の入力段のトランジスタQD202 のベー
スおよび第1遅延ステージG201 の負側入力に接続され
ている。トランジスタQO302 のエミッタは電流源I30
4 に接続されているとともに、コースディレイ回路20
の入力段のトランジスタQD201 のベースおよび第1遅
延ステージG201 の正側入力に接続されている。
【0029】制御回路40は、外部信号SEXT を受け
て、コースディレイ回路20の上述した電流スイッチを
選択的に作動制御するための切換信号S401 ,S402 ,
S403,S404 ,・・をコースディレイ回路20に選択
的に出力するとともに、ファインディレイ回路30の遅
延時間を調整するためにレベルを選択的(相補的)に設
定した調整信号VADJ ,V/ADJをファインディレイ回路
30に出力する。
【0030】ここで、上記構成を有するファインディレ
イ回路30による遅延時間調整について、図3を参照し
て説明する。図3は、調整信号V/ADJ、VADJ 間(V
/ADJ−VADJ )の電圧を可変した場合のファインディレ
イ回路30の出力遅延時間の変化量を示す図である。図
3において、横軸がV/ADJ、VADJ 間(V/ADJ
ADJ )の電圧を、縦軸が遅延時間をそれぞれ表してい
る。
【0031】今、制御回路40による調整信号VADJ
よびV/ADJのレベルが、VADJ >>V/ADJの関係を満足
し、ファインディレイ回路30におけるトランジスタQ
S301のエミッタ電流が2IF のときの導出回路部(出
力段)の遅延時間をTdとすると、V/ADJ>>VADJ で、
トランジスタQS302 のエミッタ電流が2IF の時の導
出回路部の遅延時間は(Td+τF)であることは明ら
かである。図2からわかるように、調整信号VADJ およ
びV/ADJの電圧レベルを変えることにより、ファインデ
ィレイ回路30によって、最大τFをもって任意の時間
を設定することができる。
【0032】一方、図2を参照して説明したように、フ
ァインディレイ回路30の後段に縦続接続されたコース
ディレイ回路20では、τCの刻み幅で直線性が非常に
良好であるのは明らかである。よって、τF>τCに設
定すれば、可変レンジ内全ての遅延時間を設定すること
ができる。また、τF=τCに設定すれば単調性の良い
遅延線を実現することができる。
【0033】次に、上記構成による動作を説明する。図
示しない外部装置から、遅延時間を指示する外部信号S
EXT が制御回路40に供給される。制御回路40では、
外部信号SEXT の指示に従って遅延時間を設定すべく、
調整信号VADJ およびV/ADJの電圧レベルが相補的に調
整されてファインディレイ回路20に出力され、また、
指示に従って一の切換信号S401 〜S40N が選択されて
コースディレイ回路30に出力される。
【0034】ファインディレイ回路30では、遅延時間
がトランジスタQS301 およびQS302 への調整信号V
ADJ およびV/ADJの供給レベル、すなわち、(V/ADJ
ADJ )に応じてTd〜(Td+τF)の間の時間に、
図3に示すような直線的な特性をもって微調整されて、
入力されたたとえば逆相の信号VIN,V/IN がこの調整
された遅延時間をもって遅延され、次段のコースディレ
イ回路20に出力される。
【0035】コースディレイ回路20では、たとえば制
御回路40により切換信号S401 がが供給され、第1差
動増幅器D201 が選択され作動状態にあるときには、フ
ァインディレイ回路30においてTd〜(Td+τF)
の遅延作用を受けた信号が、コースディレイ回路20の
導出回路部の遅延時間をTcdとすると、全体でTd+
Tcd〜Td+τF+Tcdだけ遅延されて出力され
る。また、切換信号S402 が供給され、第2差動増幅器
D202 が選択され作動状態にあるときには、ファインデ
ィレイ回路30においてTd〜(Td+τF)の遅延作
用を受けた信号が、第1遅延ステージG201 でさらに時
間τCだけ遅延され、コースディレイ回路20の導出回
路部の遅延時間をTdとすると、全体で(Td+TC+
Tcd)〜(Td+τF+TC+Tcd)だけ遅延され
た信号が増幅されて出力される。さらにまた、切換信号
S403 が供給され、第3差動増幅器D203 が選択され作
動状態にあるときには、ファインディレイ回路30にお
いてTd〜(Td+τF)の遅延作用を受けた信号が、
第1および第2遅延ステージG201 ,G202 でさらに時
間2τCだけ遅延され、全体で(Td+2τC+Tc
d)〜(Td+τF+2τC+Tcd)だけ遅延された
信号が増幅されて出力される。
【0036】以上のように、本実施形態によれば、縦続
接続された複数段の遅延ステージの各段より所定の遅延
出力を導出できるコースディレイ回路20と、その1ス
テップ遅延時間と等しい若しくはそれ以上の遅延時間を
調整できるファインディレイ回路20とを縦続接続した
ので、可変レンジ内全ての遅延時間を設定することがで
き(τF≧τC)、ピコ秒オーダーのより短い遅延量の
制御が可能である。また、コースディレイ回路20を構
成する縦続接続された遅延ステージと同じ回路構成を有
する遅延ステージをファインディレイ回路30に使用す
ることにより、コースディレイ回路の1ステップ遅延時
間とファインディレイ回路の最大可変時間が等しくな
り、優れた単調性特性を実現できる。さらに、高速信号
処理遅延回路に最適であり、ファインディレイ回路とコ
ースディレイ回路の回路構成が同じであるため、プロセ
スばらつき、温度変化、電源変動に対する遅延変動を大
幅に低減できる。
【0037】なお、上述した実施形態においては、ファ
インディレイ回路30の時間調整をアナログ的に電流を
調整して行うように構成したが、これに限定されるもの
ではなく、ディジタル的に制御することも可能である。
たとえば、図4に示すように、電流値が2の(n-1) 乗
(ただし、nは1以上の自然数)の異なる複数の電流源
ID301 〜ID30n を設けるとともに、これら電流源I
D301 〜ID30n を遅延ステージG301 の入力側の差動
増幅用トランジスタQD301 ,QD302 のエミッタ同士
の接続点と、出力側の差動増幅用トランジスタQD303
,QD304 のエミッタ同士の接続点とを選択的に接続
する複数のスイッチ回路SW301 〜SW30n と、制御回
路からの制御信号C1〜Cnによりスイッチ回路SW30
1 〜SW30n の切換制御を行う電流スイッチ回路31と
を設けてファインディレイ回路30aを構成することも
可能である。このように、ファインディレイ回路の調整
方法をディジタルで可変することにより、ディジタル設
定に対する最大可変遅延時間はτFとなり、たとえばτ
F=τCとすることにより単調性の良いディレイライン
を実現することができる。
【0038】さらに、図5に示すように、コースディレ
イ回路20aにおいて、各差動増幅器D201 ,D202 ,
D203 ,D204 ,・・の出力と、出力段のトランジスタ
QO201 ,QO202 のベースとの間に、バッファ回路と
してのセンスアンプ21を設けることも可能である。こ
の場合、差動増幅用トランジスタQD201 ,QD202 、
QD203 ,QD204、QD205 ,QD206 、QD207 ,
QD208 、・・の出力容量が見掛け上小さくなることか
ら、高速化を図ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の遅延回路
によれば、縦続接続された複数段の遅延回路の各段より
所定の遅延出力を導出できるコースディレイ回路と、そ
の1ステップ遅延時間と等しい若しくはそれ以上の遅延
時間を調整できるファインディレイ回路とを縦続接続し
たので、可変レンジ内全ての遅延時間を設定することが
できる。
【0040】また、本発明の遅延回路によれば、コース
ディレイ回路を構成する縦続接続された遅延ステージと
同じ回路構成の遅延ステージをファインディレイ回路に
使用することにより、コースディレイ回路の1ステップ
遅延時間とファインディレイ回路の最大可変時間が等し
くなり、優れた単調性特性を実現できる。
【0041】また、本発明の遅延回路によれば、ファイ
ンディレイ回路のディジタル的に可変することにより、
ディジタル設定に対する最大可変遅延時間はτF(第2
の遅延時間)となり、たとえばτF=τC(第1の遅延
時間)とすることにより単調性の良いディレイラインを
実現することができる。
【0042】また、本発明の遅延回路によれば、高速信
号処理遅延回路に最適である。また、ファインディレイ
回路とコースディレイ回路の回路構成が同じであるた
め、プロセスばらつき、温度変化、電源変動に対する遅
延変動はかなり低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遅延回路の一実施形態を示す回路
図である。
【図2】コースディレイ回路の遅延特性を示す図であ
る。
【図3】調整信号V/ADJ、VADJ 間(V/ADJ−VADJ
の電圧を可変した場合のファインディレイ回路の出力遅
延時間の変化量を示す図である。
【図4】本発明に係るファインディレイ回路の他の構成
例を示す回路図である。
【図5】本発明に係るコースディレイ回路の他の構成例
を示す回路図である。
【符号の説明】
10…遅延回路、20,20a…コースディレイ回路、
21…センスアンプ、30,30a…ファインディレイ
回路、31…電流スイッチ回路、40…制御回路、G20
1 ,G202 ,G203 ,・・,…遅延ステージ、QD201
,QD202 、QD203 ,QD204 、QD205 ,QD206
、QD207 ,QD208 ,・・,…差動増幅用npn型
トランジスタ、QS201 ,QS202 ,QS203 ,QS20
4,・・,…電流スイッチ用npn型トランジスタ、QO
201 ,QO202 …出力用npn型トランジスタ、I201
…共通電流源、I202 ,I203 …出力段用電流源、R20
1 ,R202 …負荷用抵抗素子、G301 …遅延ステージ、
QD301 ,QD302 、QD303 ,QD304 …差動増幅用
npn型トランジスタ、QS301 ,QS302 …電流スイ
ッチ用npn型トランジスタ、QO301 ,QO302 …出
力用npn型トランジスタ、I301 ,I302 ,I303 ,
I304 …電流源、R301 ,R302 ,R303 …抵抗素子。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦続接続された複数段の遅延ステージの
    各段より所定の遅延出力を導出できるコースディレイ回
    路と、 遅延時間を、少なくとも上記コースディレイ回路の1つ
    の遅延ステージの遅延時間内で任意の時間に設定可能な
    ファインディレイ回路とを有し、 上記コースディレイ回路と上記ファインディレイ回路と
    が縦続接続されている遅延回路。
  2. 【請求項2】 入力信号を第1の遅延時間をもって遅延
    可能な互いに縦続接続された複数段の遅延ステージと、
    これら複数段の遅延ステージの各段間に接続された一対
    の差動増幅用トランジスタとこの一対の差動増幅用トラ
    ンジスタに電流源から動作電流を供給する電流スイッチ
    とを有する複数の差動増幅器と、上記複数の差動増幅器
    の一対の差動増幅用トランジスタの各出力に共通に接続
    された共通出力回路とを備えたコースディレイ回路と、 入力信号を第2の遅延時間をもって遅延可能な遅延ステ
    ージと、当該遅延ステージの入力側および出力側にそれ
    ぞれ接続された一対の差動増幅用トランジスタと、当該
    入力側および出力側の一対の差動増幅用トランジスタの
    各出力が共通に接続された共通出力回路とを備えたファ
    インディレイ回路と、 外部信号の指示に応じて、上記コースディレイ回路の複
    数の差動増幅器の電流スイッチを選択的に制御して一の
    差動増幅器を作動させ、上記ファインディレイ回路の遅
    延ステージの入力側および出力側の一対の差動増幅用ト
    ランジスタへの動作電流量を相補的に調整する制御回路
    とを有する遅延回路。
  3. 【請求項3】 上記ファインディレイ回路の遅延ステー
    ジの第2の遅延時間は、上記コースディレイ回路の遅延
    ステージの第1の遅延時間より長く設定されている請求
    項2記載の遅延回路。
  4. 【請求項4】 上記ファインディレイ回路の遅延ステー
    ジの第2の遅延時間は、上記コースディレイ回路の遅延
    ステージの第1の遅延時間と等しく設定されている請求
    項2記載の遅延回路。
  5. 【請求項5】 上記コースディレイ回路は、第1および
    第2の電流源と、上記第1の電流源と第2の電流源とを
    接続する抵抗素子と、コレクタが上記入力側の一対の差
    動増幅用トランジスタに接続され、エミッタが上記第1
    の電流源に接続された第1のトランジスタと、コレクタ
    が上記出力側の一対の差動増幅用トランジスタに接続さ
    れ、エミッタが上記第2の電流源に接続された第2のト
    ランジスタとを有し、 上記制御回路は、上記第1のトランジスタおよび第2の
    トランジスタのベース電位を相補的に調整する請求項2
    記載の遅延回路。
  6. 【請求項6】 上記コースディレイ回路は、電流値が異
    なる複数の電流源と、制御信号に基づいて上記各電流源
    を上記入力側の一対の差動増幅用トランジスタおよび出
    力側の一対の差動増幅用トランジスタのいずれかに選択
    的に接続するスイッチ回路とを有し、 上記制御回路は、上記スイッチ回路に対して上記制御信
    号を出力する請求項2記載の遅延回路。
  7. 【請求項7】 上記コースディレイ回路は、初段の遅延
    ステージの入力側に、一対の差動増幅用トランジスタと
    この一対の差動増幅用トランジスタに電流源から動作電
    流を供給する電流スイッチとを備え、出力が当該コース
    ディレイ回路の共通出力回路に接続された差動増幅器を
    有する請求項2記載の遅延回路。
  8. 【請求項8】 上記コースディレイ回路は、上記複数の
    電流増幅器と上記共通出力回路との間にバッファ回路を
    有する請求項2記載の遅延回路。
  9. 【請求項9】 上記コースディレイ回路の複数の差動増
    幅器の電流スイッチは共通の電流源に接続され、当該共
    通電流源から動作電流を供給する請求項2記載の遅延回
    路。
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