JPH10190382A - アンプ・システム - Google Patents

アンプ・システム

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JPH10190382A
JPH10190382A JP9332106A JP33210697A JPH10190382A JP H10190382 A JPH10190382 A JP H10190382A JP 9332106 A JP9332106 A JP 9332106A JP 33210697 A JP33210697 A JP 33210697A JP H10190382 A JPH10190382 A JP H10190382A
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amplifier
amplifiers
signal
series
amplifier system
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Application number
JP9332106A
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English (en)
Inventor
John Samuels
サムエルズ ジョン
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Nokia Oyj
Original Assignee
Nokia Mobile Phones Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3052Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver
    • H03G3/3068Circuits generating control signals for both R.F. and I.F. stages

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線受信機用のアンプ・システムを提供す
る。 【解決手段】 受信無線信号から得た信号を受信し、第
一のアンプ信号を発生するために、それを増幅するため
の第一のアンプ38と、第一のアンプ信号から得た信号
を受信し、第二のアンプ信号を発生するために、それを
増幅するための第二のアンプ39とを有する一連のアン
プと;一連のアンプの一点で、信号レベルを感知するた
めのセンサ手段9と;相対的に高いレベルの信号を感知
した場合に、そのレスポンスを改善するために、第一お
よび第二のアンプを制御するために、上記センサ手段9
に応答するアンプ制御手段48,49とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンプ・システム
に係り、特に、例えば、携帯電話機または衛星受信機の
ような信号受信機用の適応アンプ・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】無線信号受信機は、通常、受信無線周波
数信号が直列に通過する複数のフィルタ段および複数の
アンプ段を有する一連のアンプを含む。上記フィルタ段
およびアンプ段は、通常、一連のアンプ全体にわたって
交互に配置されている。複数のフィルタは、(帯域の外
側の)不必要な周波数を除去し、複数のアンプは残りの
信号を増幅する。その結果得られた信号は、ミキサを通
過し、このミキサで周波数が低減され、そのあとで復調
が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】(一連のアンプの増幅
度が高い)特に感度のよい信号受信機は、特定の問題を
抱えている場合がある。信号が非常に高感度なので、受
信機の(雑音指数と呼ばれる)ノイズ特性は非常に低い
ものでなければならない。そうでないと、ノイズが増幅
され、その結果、そのノイズにより信号が打ち消されて
しまう。しかし、必要な感度を得るためには、かなり多
くの利得段が必要になる。おそらく、受信機のUHF部
だけでも三段以上の利得段が必要になるだろうし、一
方、通常の移動電話は一段または二段の利得段しか持っ
ていない。例えば、標準受信機部と同じ原理を使用して
利得段が三段のUHF部を組み立てた場合には、そのI
IP3(三次入力代行受信点)の性能は、(一段または
二段の利得段しか持たない比較対象の信号受信機の利得
よりおそらく20dB低い)かなり低いものになるだろ
う。それ故、このような信号受信機は、不必要な信号、
特に必要な周波数の帯域のほんの少し外側の信号からの
干渉に非常に弱い。信号受信機のフィルタが、必要な帯
域のほんの少し外側の信号を比較的僅かしか減衰しな
い、挿入損失の少ないフィルタである場合には、このよ
うな問題は特に困った問題になる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、受信無線信号
から得た信号を受信し、第一のアンプ信号を発生するた
めに、それを増幅するための第一のアンプと、第一のア
ンプ信号から得た信号を受信し、第二のアンプ信号を発
生するために、それを増幅するための第二のアンプとを
有する一連のアンプと;一連のアンプのある点で、信号
レベルを感知するためのセンサ手段と;相対的に高いレ
ベルの信号を感知した場合に、上記センサ手段に応答し
てそのレスポンスを改善するために、第一および第二の
アンプを制御するアンプ制御手段とを備える無線受信機
用のアンプ・システムを提供する。
【0005】上記一連のアンプは、好適には、その終端
部がミキサであることが好ましい。
【0006】本発明のアンプ・システムは、好適には、
相対的に高いレベルの信号を感知したとき、例えば、上
記ミキサに供給された局部発振器信号により、性能/レ
スポンスを改善するために、ミキサを制御するためのセ
ンサ手段に感応するミキサ制御手段を含んでいることが
好ましい。上記ミキサは、好適には、アンプ・システム
のUHF部の終端部に接続することが好ましい。
【0007】一連のアンプの上記ある点は、好適には、
入力端部よりも一連のアンプの出力端部の方に近いほう
が好ましく、最も好ましいのは、一連のアンプの出力端
部に近いところにあることである。上記ある点は、第二
のアンプとミキサとの間に置くこともできる。上記ある
点は、第二のアンプの入力または出力に隣接して設置す
ることもできるし、直接接続することもできる。好適に
は、一連のアンプの場合、第二のアンプをミキサにもっ
と近いところに設置することが好ましい。
【0008】一台またはそれ以上のアンプは、バイアス
を掛けることにより制御することができる。アンプ制御
手段は、好適には、相対的に高いレベルのバイアスを感
知したとき、第二のアンプに供給されたバイアスが、第
一のアンプに掛けられているバイアスより大きく調整さ
れるように、第一および第二のアンプに掛けられている
バイアスを制御するためのバイアス供給手段を含んでい
ることが好ましい。好適には、上記バイアス制御手段
は、感知した信号の強度が増大したときに、バイアス制
御が、一連のアンプの入力端部の方向に段階的に掛かる
ように配置されていることが好ましい。上記バイアス制
御手段は、好適には、センサ手段と、一連のアンプの各
アンプとの間に接続しているアンプのような、一つまた
はそれ以上のバイアス供給制御装置を備えていることが
好ましい。
【0009】各制御アンプのレスポンスは、好適には、
もっと直線的になるように制御を受けることが好まし
い。
【0010】アンプ制御手段は、そのアンプの能動バイ
アス回路により、アンプの少なくとも一つに加えられた
バイアス電流を適当に制御する。アンプ制御手段は、そ
のアンプのエミッタまたはソースとアース電圧との間に
接続している可変抵抗手段により、少なくとも一つのア
ンプに掛かっているバイアス電圧を適当に制御する。
【0011】少なくとも一台のアンプは、電圧制御アン
プであってもよい。
【0012】一連のアンプは、直列に接続している三台
またはそれ以上のアンプ(または「利得段」)を含むこ
とができる。
【0013】本発明のアンプ・システムは、本発明の第
二の特徴である信号受信機、好適には、無線信号受信機
の一部であることが好ましい。この信号受信機は、でき
ればアンテナと第一(または、唯一の)ミキサ手段との
間に接続している、少なくとも二段の、好適には、少な
くとも三段の利得段を備えていることが好ましい。上記
第二のアンプは、好適には、これら利得段のどれかの一
部が、上記ミキサ手段の最も近いところに設置されてい
ることが好ましい。上記ミキサ手段は、好適には、中間
周波信号を供給するために、受信信号の周波数を低減す
ることが好ましい。本発明のアンプ・システムは、好適
には、無線電話(または「移動電話または「携帯電
話」)またはページャのような電話機の一部であること
が好ましい。
【0014】衛星/移動電話は、特に感度の高い信号受
信機でなければならないし、地上の無線信号と衛星から
受信した信号とは強度が異なるので、強い帯域外干渉に
よる問題から特に大きな影響を受ける恐れがある。例え
ば、ある提案された衛星/移動電話サービスは、217
0−2200MHzの帯域で、提案されたUMTS地上
/衛星電話ネットワークは、その周波数帯域に隣接する
帯域で運用するように提案されていて、基地局から10
0メートル離れたところの、UMTS信号強度は、−3
0dBmより強く、衛星/移動電話サービスの地表での
通常の信号強度は、−100dBm位なので、UMTS
信号が、衛星/移動電話への強力な潜在的干渉信号が存
在している可能性が高い。
【0015】それ故、衛星からの信号および/または衛
星/移動電話内の信号用の受信機内に、本発明のアンプ
・システムまたは信号受信機を内蔵させることが望まし
いことである。
【0016】添付の図面を参照しながら本発明について
説明するが、これは単に例示としてのものに過ぎない。
【0017】
【発明の実施の形態】添付の図面に示す本発明の実施形
態は、衛星/移動電話機用のアンプ・システムである。
このアンプ・システムは、直列に接続されている三台の
アンプ37、38、39を有する一連のアンプを備え
る。検出装置9は、点8で信号のレベルを感知する。フ
ィードバック回路10は、上記システムのその帯域内で
の干渉に対する許容誤差を改善するために、アンプに掛
けられているバイアスを制御する。
【0018】図1について説明すると、衛星/移動電話
システムは、電話機により相互に通信することができ、
ゲートウェイ15、16により陸上電話システム17,
18と通信することができる地球を周回する衛星11、
12を有する。(実際には、このシステムは、通常二つ
以上の衛星を持ち、多くの移動電話をサポートしてい
る。)衛星との通信により、移動電話は、陸上システム
に接続している電話機19、20へ、またはこれら電話
機から、相互に呼出を送受信する。衛星通信国際ジャー
ナル(1995年)の13巻、453−471ページに
掲載されている「移動 P−システム衛星システムの比
較」および1996年9月の「セルラーホンて何」の6
0−66ページに掲載されている「モービル・スターウ
ォーズ」に上記システムの概要が説明されている。
【0019】任意の移動電話と通信対象の衛星との間の
距離は、衛星の軌道の高さおよびそのシステムが使用す
る衛星の数により異なるが、40,000キロまたはそ
れ以上になる。それ故、地上の移動電話システムと比較
すると、衛星/移動電話が受信する信号は、通常、相対
的に強度が弱く、干渉を受け易い。
【0020】図2について説明すると、(図1の電話機
13または14のような)衛星/移動電話機21はアン
テナ22と;受信信号をベースバンドに処理し、アンテ
ナにより送信するためのRF信号を発生するための無線
周波数(RF)部23と;電話機を制御し、RF部をス
ピーカ25およびマイクロホン26にリンクするための
マイクロプロセッサを含むプロセッサ部24とを有す
る。キーパッド27およびディスプレイ28は、ユーザ
が電話機を制御することができるようにプロセッサ部に
リンクしている。
【0021】図3は電話機21のRF部23の一部の詳
細図である。デュプレクサ29(またはスイッチのよう
な他の適当な装置)が、アンテナ22をUHF送信回路
30およびUHF受信回路31に接続している。上記受
信回路においては、点32から、帯域フィルタ34、3
5、36およびアンプ37、38、39を、交互に接続
するチェーンが設置されている。フィルタ36からの信
号出力40は、ミキサ41に送られ、そこで局部発振器
ドライブ43を通して送られた信号42と混合され、周
波数が低減され中間周波信号になる。
【0022】信号32の強い干渉は、アンプ39のとこ
ろで最も大きな問題を起こす恐れがある。何故なら、上
記アンプへの信号入力は、すでに二つの利得段を通過し
ているからである。それ故、上記干渉の影響を低減する
には、アンプ39を制御するのが最も望ましい。最初の
ステップは、上記干渉の検出である。図3には、一連の
アンプの位置8で上記信号を感知する検出装置9を示し
ている。このカプラは、一連のアンプの他の場所にも接
続することができる。しかし、システムに問題を起こす
恐れがある干渉を正確に検出するためには、好適には、
上記カプラを上記干渉から最も大きな影響を受ける恐れ
があるアンプ(アンプ39)に近い、例えば、位置5
3、8または40のような、一連のアンプの出力端部の
近くに設置することが好ましい。
【0023】一連のアンプのある位置で感知された信号
は、個々の干渉信号を識別したり、または個々の周波数
を識別するために分析することができる。実際には、全
検出信号の強度を感知する方が便利である。このような
感知を行うために、検出装置9は、アンプ39の出力の
ところにカプラ44(例えば、15dBカプラ)を備
え、上記カプラ44の出力を受信するためのダイオード
45を備える。
【0024】干渉が検出されると、例えば、信号強度が
高いところでは、レスポンスをもっと直線的にするため
に、それらのレスポンスに対する干渉の影響を軽減する
ため、アンプ37、38、39を制御することができ
る。上記制御は、以下にさらに詳細に説明するように、
電流または電圧のいずれかによる、アンプのバイアスに
より行うことができる。ダイオード45の出力を受信す
るアンプ46は、上記ダイオードの出力を増幅する。そ
の出力は、並列に接続され、アンプ46の出力を各アン
プ37、38、39に対する適当な制御信号に変換する
ための制御回路47、48、49に送られる。これら制
御信号は、例えば、各アンプに対して行われる制御方法
により、アンプ46の出力の増幅および減衰、またはそ
のままのコピーを含む。アンプ37、38、39は、強
度の弱い信号に適当に対応することができるので、強度
の強い信号が存在しない場合には、これらのアンプに対
するバイアスの調整はゼロか非常に少ない。その後、ア
ンプのバイアスは、例えば、温度制御回路により、相当
する従来技術の回路の場合とほぼ同じように設定され
る。あるステップ機能を実行するコンパレータにより、
感知した信号強度がしきい値以下である場合には、フィ
ードバック回路10の作動を全面的に停止することがで
きる。
【0025】各制御回路のバランス回路47a、48
a、49aにより、アンプ37、38、39の中の対応
するものの調整の程度を、干渉に応じてその基礎レベル
から制御されるもの自身にすることができる。アンプ3
9は、干渉の影響を最も受ける可能性の高いアンプであ
るので、最も強力な調整を行う必要のあるアンプであ
る。干渉の強さが増大すると、バイアスの調整が一連の
アンプの入力端部に向かって段階的に行われる。この動
作は、各アンプによる増幅度に従って、バランス回路4
7a、48a、49aにより固定される。すなわち、制
御回路47、48、49は、受信信号の干渉が、一連の
アンプの出力端部に最も近いアンプ(好適には、上記端
部に最も近いアンプ上、すなわち、図3のアンプ39へ
のものであることが好ましい)に最も大きい影響が生じ
るように、また一連のアンプ(図3のアンプ38および
37)の出力端部からさらに遠いアンプに、段階的によ
り弱い影響を与えるように配置される。他の方法として
は、またはさらに、各バランス回路は、検出した信号の
強度がそれぞれのしきい値以下である場合には、各アン
プ37、38、39のバイアスが調整されるのを防止す
るために、ステップ機能を実行するコンパレータを含む
ことができる。干渉の強さが増大するにつれて、バイア
ス調整が一連のアンプのアンプの間でバラツキを生じる
ように、好適には、アンプ37、38、39に異なるし
きい値を適用することができることが好ましい。例え
ば、各アンプを、一連のアンプの出力端部により近い隣
接するアンプの調整の1/2から1/4の間で調整する
ことができ、および/または、感知した信号強度が、一
連のアンプの出力端部により近い隣接アンプの調整がト
リガーされる強度の二倍から四倍の間である場合には、
各アンプの調整を開始することができる。
【0026】もう一つの制御回路50は、ミキサ41に
対するフィードバック回路10の影響を制御する。制御
回路50は、干渉が検出されたときに、ミキサ41に送
られる局部発振器(「LO」)駆動レベルが増大し、そ
のためミキサ41のIIP3が改善されるように、検出
装置9の出力を増幅するように配置されているバランス
回路50aを有する。ここでもまた、ステップ機能を実
行するコンパレータを使用することができる。ミキサが
能動ミキサで、この方法が好ましい場合には、別の装置
はミキサ41に対する電流を単に増大するだけである。
【0027】図4は、アンプ37−39の調整方法の一
例を示す。図4は、図3のアンプ39の実行可能な実施
形態を示すアンプ51(バイポーラ・トランジスタ)で
ある。この実施形態の場合には、上記トランジスタのエ
ミッタはアースに接続されている。(図3の点53類似
の)入力52と供給電圧Vccとの間に、通常、温度補
償だけに使用される能動バイアス回路54が接続されて
いる。(上記能動バイアス回路の一部だけが図示されて
いる。)(アンプ46類似の)アンプ55は、電圧56
の変化をそのままコピーし、(例えば、16倍)増幅す
る。増幅された信号は、点57のところで、能動バイア
ス回路に送られる。(通常の従来技術による能動バイア
ス回路においては、点57は、直接Vccに接続してい
る。)図3の点8における信号内の強い干渉による信号
が、アンプ55に送られると、点57における信号のレ
ベルが低下する。これにより、能動バイアス回路54に
より、アンプ51の入力に、点58のところで排出され
た電流が増大し、その結果、(例えば、そのIIP3に
より測定した)アンプの直線性が改善方向に向かう。こ
の影響により、帯域内の信号の強い干渉により生じたア
ンプの出力の感度の低下および歪が減少することにな
る。(信号強度が強い場合に認められる)アンプのレス
ポンスの直線性の改善は、電力消費の増大を犠牲にして
得られたものである。しかし、干渉が検出された時に、
選択的にバイアスを調整することにより、電力消費の上
記増大を比較的低く抑えることができる。この装置につ
いての詳細は、英国特許出願第9619029.3号に
記載されている。
【0028】図5は、図3の一連のアンプとフィードバ
ック手段の一部のより詳細な回路図である。図5の回路
は、図4のバイアス制御原理を使用している。図3のカ
プラ44からの位置59のところの信号は、アンプ6
0、61に送られ、これらアンプは信号を増幅し、その
ままコピーする。これら出力は、バイアス回路62、6
3、64に送られが、これらバイアス回路は、図3の回
路47、48、49に対応する。上記バイアス回路にお
いては、抵抗R1 −R6 およびRc1 −Rc3 の数値
は、各アンプ37、38、39に必要な程度のバイアス
制御を行えるように選択することができる。R2 に対す
るR1 の比、R4 に対するR3 の比およびR6 に対する
5 の比が、検出した干渉の強度が増大した時、各アン
プ37、38、39への電流の増大する割合を決定す
る。例えば、これら抵抗の適当な数値は下記の通りであ
る。
【0029】R1 =30キロオーム R2 =10キロオーム R3 =20キロオーム R4 =10キロオーム R5 =10キロオーム R6 =10キロオーム その後、Rc3 に対するRc1 の比は、各アンプ70、
71、72が必要な電流供給を受けられるように固定さ
れる。例えば、Vcc=Vcc’=10Vである場合に
は、これら抵抗の数値は、すべてのアンプ70、71、
72への電流が1mAになるように、下記のようにな
る。
【0030】Rc1 =6.8キロオーム Rc2 =6キロオーム Rc3 =4.3キロオーム 干渉のために、Vcc”が、例えば、Vcc’の半分、
すなわち、5Vに下がった場合には、下記のようにな
る。
【0031】Ic1 =1.18ミリアンペア Ic2 =1.3ミリアンペア Ic3 =1.6ミリアンペア それ故、上記比は、例えば、一連のアンプの電力消費
と、直線性との間に適当な折り合いをつけるために、シ
ステムで適当なレベルのフィードバックを行うように選
択される。
【0032】図6は、アンプ37−39の調整方法の第
二の実施形態である。この場合は、負の直列フィードバ
ックを使用している。図6は、図3のアンプ39の第二
の実行可能な実施形態を表わすアンプ73(バイポーラ
・トランジスタ)である。このトランジスタのエミッタ
は、アンプ75と共に、図3の制御回路49に類似の共
振回路74を介して、アースに接続されている。上記制
御回路への入力76は、位置76のところの電圧が増大
するにつれて、位置77のところの電圧が減少するよう
に、アンプ75によってそのままコピーされる。増幅さ
れた信号は、位置77のところで、共振回路74に接続
されている。上記共振回路は、並列に接続された二つの
エレメントを有する。一方のエレメントは、誘導性で、
他方のエレメントは容量性である。増幅された信号は、
バラクタ(varactor)78とコンデンサ79と
の間の点で、共振回路74に送られ、その結果、受信信
号の強い干渉による、位置76のところの信号は、アン
プ73のエミッタ上の有効インダクタンスと共に、バラ
クタ78のキャパシタンスを増大させる。ここでもま
た、アンプ73の(例えば、そのIIP3により測定し
た)直線性が、特に信号強度が高いところで改善される
傾向にある。この影響により、帯域内の信号の強い干渉
により生じたアンプの出力内の感度の低下および歪が減
少することになる。この装置についてのさらに詳細な説
明は、英国特許出願第9619705.8号に記載され
ている。
【0033】本発明は、暗黙にまたは明示により本明細
書中に開示した任意の新規特徴、または特徴の組み合わ
せ、またはそれが本発明に関連していようがいまいが、
または対象とする問題のどれかまたはすべての問題を改
善するかどうかとは無関係に、その一般化したものを含
む。当業者であれば、上記記述を読めば、本発明の範囲
内で種々の修正を行うことができることは明らかであろ
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】衛星/移動電話システムの簡単なブロック図で
ある。
【図2】衛星/移動電話機の簡単なブロック図である。
【図3】図2の電話機の一部の電子アーキテクチャの略
図である。
【図4】アンプに掛けられたバイアスを制御するための
回路である。
【図5】図3の回路の一部の詳細図である。
【図6】負帰還によるアンプのIIP3を制御するため
の回路である。
【符号の説明】
9…検出装置 37…アンプ 38…アンプ 39…アンプ 41…ミキサ 43…局部発振器ドライブ 47…制御回路 48…制御回路 49…制御回路 50…制御回路

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線受信機用のアンプ・システムであっ
    て、 受信無線信号から得た信号を受信し、第一のアンプ信号
    を発生するために、それを増幅するための第一のアンプ
    と、前記第一のアンプ信号から得た信号を受信し、第二
    のアンプ信号を発生するために、それを増幅するための
    第二のアンプとを有する一連のアンプと、 前記一連のアンプのある点で、信号レベルを感知するた
    めのセンサ手段と、 相対的に高いレベルの信号を感知した場合に、前記セン
    サ手段に応答してそのレスポンスを改善するために、前
    記第一および第二のアンプを制御するアンプ制御手段と
    を備えたことを特徴とするアンプ・システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のアンプ・システムにお
    いて、 前記第一および第二のアンプの少なくとも一方の制御
    が、負の直列フィードバックにより行われることを特徴
    とするアンプ・システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のアンプ
    ・システムにおいて、 前記第一および第二のアンプの少なくとも一方の制御
    が、そのバイアスにより行われることを特徴とするアン
    プ・システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のアンプ・システムにお
    いて、 レスポンスの改善が前記レスポンスの直線性の改善であ
    ることを特徴とするアンプ・システム。
  5. 【請求項5】 前記請求項1ないし4のいずれかに記載
    のアンプ・システムにおいて、 前記一連のアンプがミキサを含むことを特徴とするアン
    プ・システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のアンプ・システムにお
    いて、 相対的に高いレベルの信号が感知されたとき、前記セン
    サ手段に応答して前記ミキサに印加された局部発振器信
    号を制御するためのミキサ制御手段を含むことを特徴と
    するアンプ・システム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載のア
    ンプ・システムにおいて、 前記一連のアンプの前記ある点が前記一連のアンプの出
    力端部に近いことを特徴とするアンプ・システム。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし6のいずれかに記載のア
    ンプ・システムにおいて、 前記ある点が前記第二のアンプの入力または出力に隣接
    していることを特徴とするアンプ・システム。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載のア
    ンプ・システムにおいて、 前記一連のアンプが、前記第一のアンプよりも前記一連
    のアンプの入力端部にもっと近い位置に位置している第
    三アンプを含むことを特徴とするアンプ・システム。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    アンプ・システムにおいて、 前記アンプ制御手段が、前記一連のアンプの出力端部に
    より近いアンプに優先的にバイアスを与えるように、第
    一、第二および第三のアンプに印加されるバイアスを制
    御するためのバイアス制御手段を含むことを特徴とする
    アンプ・システム。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のアンプ・システム
    において、 前記バイアス制御手段が、前記センサ手段と前記第一の
    アンプとの間に接続されたバイアス制御装置からなるこ
    とを特徴とするアンプ・システム。
  12. 【請求項12】 請求項10または請求項11に記載の
    アンプ・システムにおいて、 前記バイアス制御手段が、前記センサ手段と前記第二の
    アンプとの間に接続されたバイアス制御装置からなるこ
    とを特徴とするアンプ・システム。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれかに記載
    のアンプ・システムにおいて、 前記アンプ制御手段が、そのアンプの能動バイアス回路
    により、アンプの中の少なくとも一つに印加されるバイ
    アス電流を制御することを特徴とするアンプ・システ
    ム。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし13のいずれかに記載
    のアンプ・システムにおいて、 前記アンプ制御手段が、そのアンプのエミッタまたはソ
    ースとアース電圧との間に接続された可変リアクタンス
    手段により、アンプの中の少なくとも一つに供給される
    バイアス電流を制御することを特徴とするアンプ・シス
    テム。
  15. 【請求項15】 請求項1ないし14のいずれかに記載
    のアンプ・システムにおいて、 前記アンプの中の少なくとも一つが、電圧制御アンプで
    あることを特徴とするアンプ・システム。
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