JPH10247834A - 高周波減衰装置 - Google Patents

高周波減衰装置

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JPH10247834A
JPH10247834A JP6551997A JP6551997A JPH10247834A JP H10247834 A JPH10247834 A JP H10247834A JP 6551997 A JP6551997 A JP 6551997A JP 6551997 A JP6551997 A JP 6551997A JP H10247834 A JPH10247834 A JP H10247834A
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JP
Japan
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temperature
circuit
pin diode
control signal
variable attenuator
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Application number
JP6551997A
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English (en)
Inventor
Akihiro Sasahata
昭弘 笹畑
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度変化に対してアッテネータの減衰率を変
化させることにより、アンテナから出力される送信波
は、出力変動が低減される。 【解決手段】 高周波減衰装置を、検出温度Tに対応し
た制御信号Vcontを出力する温度検出回路17と、制御
信号Vcontに基づいて減衰率を可変するPINダイオー
ド14を有する可変アッテネータ11とから構成する。
温度検出回路17で温度変化を監視し、可変アッテネー
タ11では温度変化に対応した減衰率に設定する。そし
て、温度検出回路17による制御信号Vcontと検出温度
との関係は、アンテナ1の出力利得が有する温度特性を
相殺するように設定する。これにより、アンテナ1から
出力される送信波は、出力変動が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯電話、
コードレス電話等の無線通信機器に用いて好適な高周波
減衰装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えばPHS(persona
l handy phone system)等の携帯
電話、コードレス電話等の無線通信機器の回路構成は、
送信波の送信と受信波の受信とを行うアンテナ部と、該
アンテナ部で受信された受信波とアンテナ部から送信す
る送信波とを増幅する送受信部と、該送受信部から出力
される受信波を復調すると共に送受信部に入力される送
信波を変調する変復調部と、該変復調部から出力される
受信波と変復調部に入力される送信波を制御する制御部
とから大略構成されている。
【0003】そして、これらの無線通信機器の送受信部
には高周波増幅装置が設けられ、ある専用の周波数帯
域、例えばPHSでは1895.15〜1917.95
MHzの高周波信号のみを増幅する。
【0004】高周波増幅装置としては、高周波特性に優
れた、例えばガリウムヒ素(GaAs)を用いたFET
等が広く用いられる。しかしながら、ガリウムヒ素を用
いたFETは温度が高くなると利得が小さくなるという
特性を有し、またアンテナ部、送受信部、変復調部、制
御部についてもそれぞれに温度特性を有している。この
ため、無線通信機器を使用する際に温度が変化すると、
無線通信機器の出力電力が低下する場合がある。
【0005】一方、高周波増幅装置に例えば二酸化シリ
コン(SiO2 )を用いたFET等を用いる場合には、
温度が高くなると無線通信機器の出力電力が上昇する場
合もある。従って、無線通信機器には、出力電力を一定
に保つための補償回路が設けられている。
【0006】ここで、補償回路が設けられた無線通信機
器について、図18を参照しつつ具体的に説明する。な
お、高周波増幅装置が送受信部の送信側に設けられた場
合を一例として説明するが、送信側だけでなく受信側に
も高周波増幅装置を設けてもよい。
【0007】1はアンテナで、該アンテナ1はバンドパ
スフィルタ2と送受信切換スイッチ3とを介してレシー
バ側(以下、RX という)と後述する高周波増幅装置に
接続されている。前記送受信切換スイッチ3は受信(レ
シーバ)側と送信(トランスミッタ)側への切換えを行
っている。
【0008】4は可変電力増幅回路で、該可変電力増幅
回路4の入力側はトランスミッタ端子(以下、TXin 端
子という)に接続され、出力側は後述する他の電力増幅
回路5、カプラ6を介して送受信切換スイッチ3に接続
されている。また、該可変電力増幅回路4には、増幅率
制御端子4Aが設けられ、該増幅率制御端子4Aは後述
する処理回路9に接続されている。そして、該可変電力
増幅回路4は、処理回路9から出力される制御信号Vco
ntが増幅率制御端子4Aに入力されることにより、増幅
率を可変にする構成となっている。
【0009】5は他の電力増幅回路を示し、該電力増幅
回路5は前記可変電力増幅回路4とカプラ6との間に接
続され、該可変電力増幅回路4から出力される高周波信
号を増幅するものである。
【0010】なお、前記可変電力増幅回路4と電力増幅
回路5とにより高周波増幅装置を構成し、該電力増幅回
路4,5はガリウムヒ素を用いたFET等により形成さ
れている。
【0011】6は高周波用のカプラで、該カプラ6はそ
の1次側が送受信切換スイッチ3と可変電力増幅回路4
との間に接続され、2次側の一方はアース側に位置した
抵抗7に接続され、他方は検波回路8を介して処理回路
9に接続されている。そして、該カプラ6は、可変電力
増幅回路4から送受信切換スイッチ3に向けて出力され
る送信波のうち、例えば5%を2次側に取出すものであ
る。
【0012】8はカプラ6の2次側に接続された検波回
路を示し、該検波回路8は、カプラ6の2次側にアノー
ドが向くように直列接続された整流用のダイオード8A
と、該ダイオード8Aのカソードとアースとの間に接続
され、並列回路をなすコンデンサ8Bと抵抗8Cとから
なり、前記ダイオード8Aは半波整流回路として構成さ
れ、コンデンサ8Bと抵抗8Cは平滑回路として構成さ
れている。そして、該検波回路8は、カプラ6で取出さ
れた送信波の一部となるAC分をDC分に変換し、この
信号を検波信号として処理回路9に出力する。
【0013】9は検波回路8の後段に接続された処理回
路を示し、該処理回路9は入出力部、演算部、記憶部
(いずれも図示せず)からなり、該記憶部には、検波信
号に対する可変電力増幅回路4の増幅率と、増幅率に対
する制御信号Vcontがマップ化されてそれぞれ格納され
ている。これにより、該処理回路9は、検波回路8から
入力される検波信号に基づいて可変電力増幅回路4の増
幅率を設定する。なお、該処理回路9は、送受信部では
なく、送信波,受信波を制御する制御部内に設けられて
いる。
【0014】10は温度補償回路を示し、該温度補償回
路10は、抵抗7と、前記送信波の一部を取出すカプラ
6と、該カプラ6で取出された信号を直流の検波信号に
変換する検波回路8と、該検波回路8から出力される検
波信号を受けて、前記可変電力増幅回路4の増幅率を決
める制御信号Vcontを増幅率制御端子4Aに出力する処
理回路9とにより構成されている。
【0015】このように、従来技術による高周波増幅装
置は、TXin 端子から入力される所定周波数の送信波を
増幅してアンテナ1に送信するものである。
【0016】前記温度補償回路10は、可変電力増幅回
路4から出力される送信波をカプラ6と検波回路8から
出力される検波信号により監視し、処理回路9ではこの
検波信号を受けて該可変電力増幅回路4の増幅率を制御
する制御信号Vcontを可変電圧増幅回路4の増幅率制御
端子4Aに出力する。この結果、周囲温度等の影響で送
信波が変動した場合には、可変電力増幅回路4の増幅率
が制御され、アンテナ1から出力される送信波の温度変
化に対する変動をなくすことができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに可変電力増幅回路4、電力増幅回路5、温度補償回
路10等を用いた従来技術による無線通信機器では、温
度補償回路10が設けられていないと、TXin 端子での
入力電力Pin(dBm)に対し、アンテナ1による出力
利得(dBm)は、図6中に示す特性線(イ)のよう
に、検出温度Tの上昇に伴って低下するという温度依存
性がある。このため、従来技術では、カプラ6、抵抗
7、検波回路8、処理回路9からなる温度補償回路10
を設け、アンテナ1を含む無線通信機器の出力利得を一
定に保つように補償している。このため、部品点数が多
くなると共に、コスト高になるという問題がある。
【0018】また、利得変動の補償に処理回路9を用い
ているため、該処理回路9の入出力部にはADコンバー
タとDAコンバータが必要となり、部品点数がさらに増
加するという問題がある。
【0019】また、処理回路9は制御部に設けられ、該
処理回路9ではメインの処理である送信波と受信波の制
御に加えて、送信波の変動を補償する処理を行わせてい
る。このため、該処理回路9の処理能力が低下するとい
う問題がある。
【0020】さらに、送受信部に設けた高周波増幅装置
の温度補償を、制御部に設けた処理回路9によって行っ
ているから、制御部との間に信号の入出力があり、回路
設計が複雑になるという問題がある。
【0021】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は周囲温度の変化に対応させて減
衰率を変化させることにより、無線通信機器の出力電力
を一定にすることができる高周波減衰装置を提供するこ
とを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に係る発明は、高周波信号を減衰する
高周波減衰装置において、制御信号に応じて減衰特性を
変化させるべくPINダイオードを有した可変アッテネ
ータと、該可変アッテネータの減衰率制御端子に接続さ
れ、検出温度に応じた制御信号を出力する温度検出回路
とから構成したことを特徴とする。
【0023】このように構成することにより、温度検出
回路によって温度変化を監視し、可変アッテネータで
は、温度変化に対応した制御信号を減衰率制御端子で受
け、検出温度に対応した減衰率で高周波信号を減衰させ
る。これにより、温度検出回路から出力される制御信号
の温度に対する特性を、例えば無線通信機器の温度に対
する出力変動を相殺するように設定すれば、無線通信機
器の出力電力の変動を低減することができる。
【0024】請求項2の発明では、可変アッテネータ
を、π型アッテネータにより構成したことにある。
【0025】可変アッテネータをこのように構成した場
合、可変アッテネータの入出力信号に対して一定のイン
ピーダンスとすることができる。
【0026】請求項3の発明では、可変アッテネータ
を、入力端子と出力端子との間に接続されたPINダイ
オードと、該PINダイオードに制御信号を印加すべく
該PINダイオードのアノード側に位置した減衰率制御
端子とから構成したことにある。
【0027】可変アッテネータをこのように構成した場
合、PINダイオードに印加される制御信号を大きくす
れば該PINダイオードの内部抵抗は小さくなり、制御
信号を小さくすれば該PINダイオードの内部抵抗は大
きくなる。このように、可変アッテネータでは制御信号
に対応した減衰率で高周波信号を減衰させる。そして、
この制御信号は温度検出回路によって温度に対応した信
号となるから、可変アッテネータの減衰率は温度に対応
させて設定することができる。
【0028】請求項4の発明では、可変アッテネータ
を、入力端子と出力端子との間に接続された第1のPI
Nダイオードと、該第1のPINダイオードと並列に接
続された第2,第3のPINダイオードと、前記第1の
PINダイオードに制御信号を印加すべく該第1のPI
Nダイオードのアノード側に位置した減衰率制御端子
と、前記第2のPINダイオードと第3のPINダイオ
ードに基準電圧を印加すべく第2のPINダイオードの
アノード側に位置した基準電圧端子とから構成したこと
にある。
【0029】可変アッテネータをこのように構成した場
合、第1のPINダイオードに印加される制御信号を大
きくすれば該第1のPINダイオードの内部抵抗は小さ
くなり、制御信号を小さくすれば該第1のPINダイオ
ードの内部抵抗は大きくなる。一方、第2,第3のPI
Nダイオードでは、制御信号が大きくすれば基準電圧が
高くなり、第2,第3のPINダイオードの内部抵抗は
小さくなり、制御信号が小さくすれば基準電圧が低くな
り、第2,第3のPINダイオードの内部抵抗は大きく
なる。このように、可変アッテネータでは制御信号に対
応した減衰率で高周波信号を減衰させる。そして、この
制御信号は温度検出回路によって温度に対応した信号と
なるから、可変アッテネータの減衰率は温度に対応させ
て設定することができる。
【0030】請求項5の発明では、温度検出回路を、サ
ーミスタ,正特性サーミスタまたはIC化温度センサを
用いたことにある。
【0031】温度検出回路をこのように構成した場合、
サーミスタ,正特性サーミスタまたはIC化温度センサ
からは検出した温度に対する制御信号が出力され、この
制御信号を可変アッテネータの減衰率制御端子に入力す
ることにより、該可変アッテネータの減衰率を調整し
て、例えば無線通信機器の出力電力の変動を防止するこ
とができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態
を、図1ないし図17を参照しつつ詳細に説明する。
【0033】まず、本発明に係る第1の実施例を、送受
信部の送信側に設けた高周波増幅装置を例に挙げ、図1
ないし図6により説明する。なお、実施例では前述した
従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説
明を省略する。
【0034】11は従来技術で述べた可変電力増幅回路
4の代わりに、本実施例に用いられる可変アッテネータ
で、該可変アッテネータ11はトランスミッタ端子(T
Xin端子)と電力増幅回路5との間に設けられている。
なお、後述する温度検出回路17が接続された可変アッ
テネータ11と電力増幅回路5は、本実施例による高周
波増幅装置を構成し、該高周波増幅装置のうち温度検出
回路17と可変アッテネータ11により高周波減衰装置
を構成している。
【0035】12は入力側に位置した入力コンデンサ、
13は出力側に位置した出力コンデンサをそれぞれ示
し、該コンデンサ12,13は可変アッテネータ11に
入力される高周波信号中のDC分をカットするカップリ
ングコンデンサとなる。
【0036】14はPINダイオードを示し、該PIN
ダイオード14は、そのアノード側が入力コンデンサ1
2側に接続され、カソード側が出力コンデンサ13側に
接続されている。また、該PINダイオード14は、P
N接合ダイオードの中央に真性半導体層(I層)を設け
てP−I−N接合とした構造のもので、アノード側に印
加される電圧が大きくなると内部抵抗が小さくなり、印
加される電圧が小さくなると内部抵抗が大きくなるとい
う特性を有する高周波可変抵抗素子となる。
【0037】なお、PINダイオード14のアノード側
と入力コンデンサ12との間は接続点aとなり、また該
PINダイオード14のカソード側と出力コンデンサ1
3との間は接続点bとなっている。
【0038】15は高周波用のチョークコイルで、該チ
ョークコイル15は、その一方が接続点aに接続され、
他方が後述する温度検出回路17に接続されている。そ
して、該チョークコイル15は可変アッテネータ11内
を流れる高周波信号が温度検出回路17側に流れ込むの
を防止している。
【0039】また、前記チョークコイル15の他側が可
変アッテネータ11の減衰率制御端子11Aとなり、該
減衰率制御端子11Aには温度検出回路17から出力さ
れる制御信号Vcontが入力される。
【0040】16は接続点bとアースとの間に接続され
た抵抗で、該抵抗16は、PINダイオード14に電圧
を印加すると共に、その抵抗値を大きく設定することに
より可変アッテネータ11内を流れる高周波信号がアー
スに流れるのを防止している。
【0041】17は電源電圧VCCとアースとの間に接続
された温度検出回路を示し、該温度検出回路17は、図
2に示すように、抵抗18とサーミスタ19とを直列接
続したもので、該抵抗18とサーミスタ19との接続点
cが可変アッテネータ11の減衰率制御端子11Aに接
続されている。また、サーミスタ19は接続点cに対し
て低電圧側に位置しているから、接続点cから減衰率制
御端子11Aに出力される制御信号Vcontは、図3のよ
うな検出温度Tに対する制御信号Vcontの特性(以下、
温度特性という)となる。
【0042】ここで、PINダイオード14を用いた可
変アッテネータ11について説明する。まず、温度検出
回路17、チョークコイル15、PINダイオード1
4、抵抗16を閉回路としてみなして考える。
【0043】いま、制御信号Vcontが大きい場合には、
PINダイオード14に印加される電圧は大きくなり、
該PINダイオード14の内部抵抗が小さくなる。これ
により、可変アッテネータ11から出力される高周波信
号の利得は小さくなる。一方、制御信号Vcontが小さい
場合には、PINダイオード14に印加される電圧は小
さくなり、該PINダイオード14の内部抵抗が大きく
なる。これにより、可変アッテネータ11から出力され
る高周波信号の利得は大きくなる。この結果、前記可変
アッテネータ11による制御信号Vcontに対する利得
は、図4に示すようになる。
【0044】このように、前記可変アッテネータ11に
よる利得は、制御信号Vcontに対して、図4のようにリ
ニアな特性となる。また、温度検出回路17による制御
信号Vcontは、検出温度Tに対して、図3のようにな
る。従って、可変アッテネータ11による利得は、検出
温度Tに対して、図5のようになる。即ち、可変アッテ
ネータ11では、検出温度Tが低いときには利得は小さ
く、検出温度Tが高いときには利得が大きくなる特性線
(ロ)となる。
【0045】そこで、本実施例では、先の述べたよう
に、従来技術によれば、アンテナ1による出力利得は、
図6中の特性線(イ)であったのに対し、本実施例では
可変アッテネータ11と温度検出回路17を使用するこ
とにより、図6中の特性線(ハ)を得ることができる。
【0046】本実施例はこのように構成されるが、次に
その動作について説明する。本実施例による高周波減衰
装置では、検出温度Tに対応した制御信号Vcontを出力
する温度検出回路17と、該温度検出回路17から出力
される制御信号Vcontに応じて減衰率を変化させる可変
アッテネータ11とから構成し、該可変アッテネータ1
1は内部抵抗が変化するPIN接合のPINダイオード
14を有して構成している。これにより、温度検出回路
17で検出された検出温度Tに対する制御信号Vcont
は、図3のような特性となり、可変アッテネータ11の
検出温度Tに対する利得は図5の特性線(ロ)のように
なる。
【0047】従って、本実施例による高周波減衰装置で
は、図5、図6に示す如く、補正前の利得が小さいとき
には可変アッテネータ11の減衰率を小さくして利得を
増加させ、補正前の利得が大きいときには可変アッテネ
ータ11の減衰率を大きくして利得を減少させる。これ
により、アンテナ1を含む無線通信機器の出力利得を、
図6に示すように、補正前の特性線(イ)を特性線
(ハ)のように補正でき、温度変化に拘らずほぼ一定の
利得B0 に設定することができる。
【0048】この結果、本実施例では、簡単な回路構成
によって温度変化に対する利得の変動を低減することが
でき、アンテナ1から出力される送信波の出力変動を低
減し、無線通信機器の信頼性を高めることができる。
【0049】また、本実施例では、従来技術のように、
可変電力増幅回路4の増幅率を補正するために、カプラ
6、抵抗7、検波回路8、処理回路9からなる温度補償
回路10を設けることなくアンテナ1の出力利得を一定
にすることができる。これにより、部品点数を少なくす
ることができ、コスト低減を図ることができる。
【0050】さらに、本実施例では、従来技術のような
温度補償処理を行う処理回路9を必要としないため、送
受信部と制御部との間で信号の入出力をなくすことがで
きると共に、高周波部と変復調部の回路設計を独立して
行うことができ、回路設計がし易くなる。
【0051】次に、図7を参照しつつ第2の実施例を説
明するに、本実施例の特徴は、可変アッテネータにπ型
のアッテネータを用いたものである。なお、本実施例で
は、前述した第1の実施例と同一の構成要素に同一の符
号を付し、その説明を省略するものとする。
【0052】21は本実施例に用いる可変アッテネータ
を示し、該可変アッテネータ21は第1の実施例による
可変アッテネータ11と同様に、トランスミッタ端子
(TXin 端子)と電力増幅回路5との間に設けられてい
る。
【0053】22は入力側に位置した入力コンデンサ、
23は該入力コンデンサ22の後段に位置したコンデン
サ、24は出力側に位置した出力コンデンサをそれぞれ
示し、該コンデンサ22,23,24は可変アッテネー
タ21内を流れる高周波信号中のDC分をカットするカ
ップリングコンデンサとなる。
【0054】25は第1のPINダイオードを示し、該
第1のPINダイオード25は、そのアノード側がコン
デンサ23に接続され、カソード側が出力コンデンサ2
4に接続されている。また、該第1のPINダイオード
25は、第1の実施例によるPINダイオード14と同
様に、高周波可変抵抗素子となる。
【0055】なお、入力コンデンサ22とコンデンサ2
3との間は基準電圧V1が印加される基準電圧端子とし
ての接続点dとなり、第1のPINダイオード25のカ
ソード側と出力コンデンサ24との間は接続点eとな
り、第1のPINダイオード25のアノード側とコンデ
ンサ23との間は接続点fとなっている。
【0056】26は第2のPINダイオード、27は第
3のPINダイオードをそれぞれ示し、該PINダイオ
ード26,27は直列接続され、該直列回路は前記第1
のPINダイオード25と並列に接続点d,e間に接続
されている。
【0057】また、第2のPINダイオード26と第3
のPINダイオード27との間は接続点gとなり、該接
続点gとアースとの間にはバイパス用のコンデンサ28
が接続され、該コンデンサ28は高周波分のみをアース
に接続するものである。
【0058】29は電源電圧VCCと接続点aとの間に接
続された入力抵抗で、該入力抵抗29は後述する抵抗3
2と共に分圧器として機能し、PINダイオード26,
27に基準電圧V1を印加するものである。
【0059】30はチョークコイルで、該チョークコイ
ル30は、その一方が接続点fに接続され、他方が前記
温度検出回路17に接続されている。そして、該チョー
クコイル30は可変アッテネータ21内を流れる高周波
信号が温度検出回路17側に流れ込むのを防止してい
る。
【0060】また、前記チョークコイル30の他側が可
変アッテネータ21の減衰率制御端子21Aとなり、該
減衰率制御端子21Aには温度検出回路17から出力さ
れる制御信号Vcontが入力される。
【0061】31は減衰率制御端子21Aとアースとの
間に接続されたコンデンサで、該コンデンサ31は温度
検出回路17から出力される制御信号Vcontの急激な変
動を吸収するものである。
【0062】32は抵抗で、該抵抗32は接続点eとア
ースとの間に接続され、前記PINダイオード25に制
御信号Vcontを印加すると共に、抵抗値を大きく設定す
ることにより可変アッテネータ21内を流れる高周波信
号がアースに流れるのを防止している。
【0063】このように本実施例による高周波減衰装置
は、可変アッテネータ21と温度検出回路17とから構
成されるが、次にその動作について説明する。本実施例
による可変アッテネータ21は、第1の実施例と異な
り、3個のPINダイオード25,26,27を用いた
可変アッテネータ21は、等価的にπ型アッテネータを
構成している。そして、可変アッテネータ21は、減衰
率制御端子21Aに入力される制御信号Vcontの大きさ
に応じて利得を制御できる。
【0064】ここで、温度検出回路17、チョークコイ
ル30、第1のPINダイオード25、抵抗32を閉回
路としてみなして考えると、本実施例による可変アッテ
ネータ21は、第1の実施例で述べた可変アッテネータ
11と同様に作動し、制御信号Vcontが大きいときに
は、高周波信号の利得を小さくし、制御信号Vcontが小
さいときには、高周波信号の利得は大きくなる。
【0065】次に、第2のPINダイオード26と第3
のPINダイオード27に関しては、電源電圧VCC、入
力抵抗29、第2のPINダイオード26、第3のPI
Nダイオード27、抵抗32を閉回路とみなして考え
る。
【0066】いま、制御信号Vcontが大きい場合には、
基準電圧V1の電位が高くなり基準電圧V1と電源電圧
VCCとの電位差が小さくなる。そして、第2のPINダ
イオード26,第3のPINダイオード27に印加され
る電圧は大きくなり、該PINダイオード26,27の
内部抵抗が小さくなる。これにより、可変アッテネータ
21から出力される高周波信号の利得は小さくなる。
【0067】一方、制御信号Vcontが小さい場合には、
基準電圧V1の電位が低くなり、基準電圧V1と電源電
圧VCCとの電位差が小さくなる。そして、第2のPIN
ダイオード26,第3のPINダイオード27に印加さ
れる電圧は小さくなり、該PINダイオード26,27
の内部抵抗が大きくなる。これにより、可変アッテネー
タ11から出力される高周波信号の利得は大きくなる。
【0068】この結果、可変アッテネータ21ではPI
Nダイオード25,26,27を用いることによりπ型
アッテネータを構成したから、該可変アッテネータ21
では制御信号Vcontに対する利得は図4のようになり、
検出温度Tに対する利得は図5中の特性線(ロ)のよう
になる。
【0069】従って、本実施例では、前述したように3
個のPINダイオード25,26,27を用いたπ型の
可変アッテネータ21と、該可変アッテネータ21の減
衰率制御端子21Aに温度検出回路17を接続するよう
にしている。
【0070】そこで、本実施例においても、第1の実施
例と同様に、先の述べたように、従来技術による出力利
得(図6中の特性線(イ)参照)を、図6中の特性線
(ハ)に補正することができ、アンテナの出力利得は、
温度変化に拘らず常に利得B0の一定値に設定すること
ができ、送信波の出力変動を低減することができる。
【0071】次に、本発明に係る第3の実施例を図8を
参照しつつ説明するに、本実施例の特徴は、高周波減衰
装置を可変アッテネータ41と温度検出回路17とから
なり、前記可変アッテネータ41は4個のPINダイオ
ード42,43,44,45等から構成している。
【0072】このように構成される可変アッテネータ4
1においても、減衰率制御端子41Aに制御信号Vcont
を入力することにより、該可変アッテネータ41の制御
信号Vcontに対する利得は図4のようになる。一方、可
変アッテネータ41の検出温度に対する利得の特性をみ
るに、図3に示す如くで、温度検出回路17の検出温度
Tが高くなると、制御信号Vcontは低くなる。
【0073】そこで、本実施例においても、第1の実施
例と同様に、先の述べたように、従来技術による出力利
得(図6中の特性線(イ)参照)を、図6中の特性線
(ハ)に補正することができる。
【0074】これにより、本実施例においても、前記第
1の実施例と同様に、アンテナ1から出力される送信波
の出力変動を低減することができる。
【0075】なお、前記各実施例では、温度検出回路1
7を、図2に示すように、抵抗18とサーミスタ19の
直列回路から構成した。しかし、本発明はこれに限ら
ず、図9〜図14に示す変形例のように構成してもよ
く、この場合には、図3に示すような温度特性が得られ
れば良い。
【0076】即ち、図9は第1の変形例による温度検出
回路51を示し、該温度検出回路51は、電源電圧VCC
とアースとの間に、正特性サーミスタ52と抵抗53と
を直列接続する構成としたもので、その接続点51Aか
ら制御信号Vcontが出力される。
【0077】図10は第2の変形例による温度検出回路
54を示し、該温度検出回路54は、電源電圧VCCとア
ースとの間に、抵抗55とサーミスタ56とを直列接続
し、その接続点54Aと電源電圧VCCとの間にトランジ
スタ57を接続する構成としたもので、該トランジスタ
57はそのベースが接続点54Aに接続され、コレクタ
が電源電圧VCCに接続され、エミッタから制御信号Vco
ntが出力される。
【0078】図11は第3の変形例による温度検出回路
58を示し、該温度検出回路58は、電源電圧VCCとア
ースとの間に、正特性サーミスタ59と抵抗60とを直
列接続し、その接続点58Aと電源電圧VCCとの間にト
ランジスタ61を接続する構成としたもので、該トラン
ジスタ61はそのベースが接続点58Aに接続され、コ
レクタが電源電圧VCCに接続され、エミッタから制御信
号Vcontが出力される。
【0079】図12は第4の変形例による温度検出回路
62を示し、該温度検出回路62は、電源電圧VCCとア
ースとの間に、抵抗63とサーミスタ64とを直列接続
し、その接続点62Aとアースとの間にオペアンプから
なるバッファ回路65を接続する構成としたもので、該
バッファ回路65の出力端子から制御信号Vcontが出力
される。
【0080】図13は第5の変形例による温度検出回路
66を示し、該温度検出回路66は、電源電圧VCCとア
ースとの間に、正特性サーミスタ67と抵抗68とを直
列接続し、その接続点66Aとアースとの間にオペアン
プからなるバッファ回路69を接続する構成としたもの
で、該バッファ回路69の出力端子から制御信号Vcont
が出力される。
【0081】図14は第6の変形例による温度検出回路
を示し、該温度検出回路は、内部に温度センサ、定電流
回路、オペアンプ等が一体に集積化されたIC化温度セ
ンサ70によって構成され、該IC化温度センサ70で
検出される信号を制御信号Vcontとして出力する。
【0082】なお、前記各実施例では、可変アッテネー
タ11(21,41)の次段に電力増幅回路5を設けた
場合について例示したが、本発明はこれに限らず、電力
増幅回路5を廃止してもよい。一方、可変アッテネータ
11(21,41)と電力増幅回路5との間に別個にプ
リアンプを設けるようにしてもよい。
【0083】また、前記各実施例による高周波減衰装置
は、送受信部の送信側に用いた場合を例に挙げて述べた
が、本発明はこれに限らず、受信側に用いてもよいこと
は勿論である。
【0084】さらに、前記各実施例では、回路素子にガ
リウムヒ素からなるFETを用いた場合を考慮して、ア
ンテナ1の出力利得が、図6の特性線(イ)のようにな
ったものを補正する場合について述べた。しかし、本発
明はこれに限らず、回路素子に二酸化シリコンからなる
FETを用いた場合に、アンテナ1の出力利得が、図1
5に示す特性であっても、この出力利得を補正すること
ができる。
【0085】この補正を行う場合には、可変アッテネー
タ11の検出温度Tに対する出力利得の特性を図16に
示すように設定すればよく、このためには前記温度検出
回路17(51,54,58,62,66)またはIC
化温度センサ70の検出温度Tに対する特性を、図17
のように、検出温度Tが低いときには制御信号Vcontが
小さくなり、検出温度Tが高いときには制御信号Vcont
が大きくなる特性に設定すればよい。
【0086】具体的には、温度検出回路17(54,6
2)では基準信号VCC側にサーミスタ19(56,6
4)を接続し、温度検出回路51(58,66)ではア
ース側に正特性サーミスタ52(59,67)を接続す
ればよい。さらに、IC化温度センサ70に関しては、
特性が図17になるものを用いればよい。
【0087】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、温度検出回路によって温度変化を監視し、可変ア
ッテネータでは、温度変化に対応した制御信号を減衰率
制御端子で受けて、検出温度に対応した減衰率で高周波
信号を増減する。例えば、可変アッテネータの減衰率を
制御する制御信号の温度に対する特性を、検出温度が変
化した場合に、利得が変動するのを相殺するように設定
すれば、温度変化に対して可変アッテネータの減衰率を
変化させ、アンテナを含む無線通信機器から出力される
出力電力の変動を低減することができる。これにより、
無線通信機器の信頼性を高めることができる。
【0088】請求項2の発明では、可変アッテネータを
π型アッテネータにより構成することにより、アッテネ
ータの入出力信号に対して一定のインピーダンスとする
ことができる。
【0089】請求項3の発明では、可変アッテネータ
を、入力端子と出力端子との間にPINダイオードを接
続し、該PINダイオードは減衰率制御端子から印加さ
れる制御信号によって該PINダイオードの内部抵抗を
可変にしたから、温度検出回路から出力される制御信号
によって温度変化に対して減衰率を可変にでき、温度変
化に対する高周波信号の変動を低減することができる。
【0090】請求項4の発明では、可変アッテネータ
を、入力端子と出力端子との間に第1のPINダイオー
ドを接続し、該第1のPINダイオードと並列に第2,
第3のPINダイオードを接続し、前記第1のPINダ
イオードのアノード側には減衰率制御端子を介して制御
信号を印加し、第2,第3のPINダイオードには基準
電圧端子を介して基準電圧を印加する。これにより、制
御信号の大きさを変えることによって、各PINダイオ
ードの内部抵抗が変化して減衰率を可変にでき、温度変
化に対する高周波信号の変動を低減することができる。
【0091】請求項5の発明では、温度検出回路を、サ
ーミスタ,正特性サーミスタまたはIC化温度センサを
用い、これらの温度特性を無線通信機器の出力変動を相
殺するための減衰率に対応させることにより、アンテナ
を含む無線通信機器から出力される出力電力の変動を低
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例による高周波減衰装置を含む高周
波増幅装置とアンテナ部を示す回路図である。
【図2】図1中の温度検出回路の構成を示す回路図であ
る。
【図3】温度検出回路で検出する検出温度と制御信号と
の関係を示す特性線図である。
【図4】制御信号と可変アッテネータの利得との関係を
示す特性線図である。
【図5】検出温度と可変アッテネータの利得との関係を
示す特性線図である。
【図6】検出温度とアンテナの出力利得との関係を示す
特性線図である。
【図7】第2の実施例による高周波減衰装置と電力増幅
回路を示す回路図である。
【図8】第3の実施例による高周波減衰装置と電力増幅
回路を示す回路図である。
【図9】第1の変形例による温度検出回路を示す回路図
である。
【図10】第2の変形例による温度検出回路を示す回路
図である。
【図11】第3の変形例による温度検出回路を示す回路
図である。
【図12】第4の変形例による温度検出回路を示す回路
図である。
【図13】第5の変形例による温度検出回路を示す回路
図である。
【図14】第6の変形例による温度検出回路を示す回路
図である。
【図15】実施例と異なった特性を有する高周波増幅装
置について、検出温度とアンテナの出力利得との関係を
示す特性線図である。
【図16】図15の特性を補正するために必要な検出温
度と可変アッテネータの利得との関係を示す特性線図で
ある。
【図17】可変アッテネータによって図16の特性を得
るために必要な検出温度と温度検出回路の制御信号との
関係を示す特性線図である。
【図18】従来技術による高周波増幅装置とアンテナ部
を示す回路図である。
【符号の説明】
11,21,41 可変アッテネータ 11A,21A,41A 減衰率制御端子 14 PINダイオード 17,51,54,58,62,66 温度検出回路 19,56,64 サーミスタ 25 第1のPINダイオード 26 第2のPINダイオード 27 第3のPINダイオード 52,59,67 正特性サーミスタ 70 IC化温度センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波信号を減衰する高周波減衰装置に
    おいて、制御信号に応じて減衰特性を変化させるべくP
    INダイオードを有した可変アッテネータと、該可変ア
    ッテネータの減衰率制御端子に接続され、検出温度に応
    じた制御信号を出力する温度検出回路とから構成したこ
    とを特徴とする高周波減衰装置。
  2. 【請求項2】 前記可変アッテネータは、π型アッテネ
    ータにより構成してなる請求項1記載の高周波減衰装
    置。
  3. 【請求項3】 前記可変アッテネータは、入力端子と出
    力端子との間に接続されたPINダイオードと、該PI
    Nダイオードに制御信号を印加すべく該PINダイオー
    ドのアノード側に位置した減衰率制御端子とから構成し
    てなる請求項1記載の高周波減衰装置。
  4. 【請求項4】 前記可変アッテネータは、入力端子と出
    力端子との間に接続された第1のPINダイオードと、
    該第1のPINダイオードと並列に接続された第2,第
    3のPINダイオードと、前記第1のPINダイオード
    に制御信号を印加すべく該第1のPINダイオードのア
    ノード側に位置した減衰率制御端子と、前記第2のPI
    Nダイオードと第3のPINダイオードに基準電圧を印
    加すべく第2のPINダイオードのアノード側に位置し
    た基準電圧端子とから構成してなる請求項1記載の高周
    波減衰装置。
  5. 【請求項5】 前記温度検出回路は、サーミスタ,正特
    性サーミスタまたはIC化温度センサを用いてなる請求
    項1記載の高周波減衰装置。
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