JPH10190088A - 圧電振動子および圧電振動子の実装構造 - Google Patents

圧電振動子および圧電振動子の実装構造

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JPH10190088A
JPH10190088A JP8356125A JP35612596A JPH10190088A JP H10190088 A JPH10190088 A JP H10190088A JP 8356125 A JP8356125 A JP 8356125A JP 35612596 A JP35612596 A JP 35612596A JP H10190088 A JPH10190088 A JP H10190088A
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JP
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main surface
electrodes
conductor
conductive
conductors
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Withdrawn
Application number
JP8356125A
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English (en)
Inventor
Shusaku Takagi
周作 高木
Masamitsu Tanaka
正光 田中
Mitsunobu Yoshida
光伸 吉田
Yasushi Iwata
靖司 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
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Publication date
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】音の発生を防止可能な圧電振動子及びその実装
構造を提供する。 【解決手段】板バネ101〜104によって圧電セラミ
ックス基板210を挟み込むように支持する。二次側電
極242に板バネ120を押し当てる。板バネ101〜
104、120と一次側電極222、224、226、
228及び二次側電極242との間には、導電性弾性シ
ート301〜305をそれぞれ挟み込む。導電性弾性シ
ート301〜305は接着性のないシリコーンゴムと導
電部材とからなる。導電性弾性シート301〜305の
導電部材によって、板バネ101〜104、120と一
次側電極222、224、226、228及び二次側電
極242とがそれぞれ導通される。導電性弾性シート3
01〜305のシリコーンゴムにより、圧電基板210
の振動を板バネ101〜104、120に伝わらないよ
うし、音の発生を抑制又は防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧電振動子および圧
電振動子の実装構造に関し、特に圧電トランスおよび圧
電トランスの実装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電基板を備える圧電振動子を実装する
方法として、弾性体からなるリード端子を圧電基板に設
けられた電極と互いに摺動可能なように接触させる方法
が考えられるが、本発明者らはそのようにして圧電振動
子を実装したところ、駆動周波数あるいは駆動方式によ
っては圧電振動子の振動によって音がでてしまうことを
見いだした。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、音の発生を抑制または防止可能な圧電振動子および
圧電振動子の実装構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、圧電
基板と、前記圧電基板に設けられた電極と、前記圧電基
板を搭載または収容する実装部材と、前記実装部材に少
なくともその一部が固着された導体とを備え、前記電極
と前記導体との間に樹脂を含む導電性弾性体を設け、前
記導体および/または前記電極には、前記弾性体を押圧
する力が働くようにしたことを特徴とする圧電振動子が
提供される。
【0005】また、請求項2によれば、前記圧電基板に
複数の前記電極が設けられ、複数の前記導体が前記複数
の電極とそれぞれ対応して設けられ、前記複数の導体の
それぞれの少なくとも一部が前記実装部材にそれぞれ固
着され、前記各電極と前記各電極にそれぞれ対応する前
記各導体との全ての対に対して、前記各電極と前記各電
極にそれぞれ対応する前記各導体との間に前記樹脂を含
む導電性弾性体をそれぞれ設け、前記各導体および/ま
たは前記各電極には、前記各弾性体を押圧する力がそれ
ぞれ働くようにしたことを特徴とする請求項1記載の圧
電振動子が提供される。
【0006】また、請求項3によれば、前記圧電基板の
互いに対向する第1の主面および第2の主面に、前記電
極がそれぞれ設けられ、複数の前記導体が前記電極とそ
れぞれ対応して設けられ、前記複数の導体のそれぞれの
少なくとも一部が前記実装部材にそれぞれ固着され、前
記各電極と前記各電極にそれぞれ対応する前記各導体と
の間に前記樹脂を含む導電性弾性体をそれぞれ設け、前
記第1の主面側の前記導体によってまたは前記第1の主
面側の前記導体を介して前記第1の主面側の前記実装部
材によって前記第1の主面側の前記導電性弾性体が第1
の主面に設けられた前記電極に押し当てられていると共
に、前記第2の主面側の前記導体によってまたは前記第
2の主面側の前記導体を介して前記第2の主面側の前記
実装部材によって前記第2の主面側の前記導電性弾性体
が前記第2の主面側に設けられた前記電極に押し当てら
れていることを特徴とする請求項1または2記載の圧電
振動子が提供される。
【0007】また、請求項4によれば、圧電基板と、前
記圧電基板に設けられた電極と、前記圧電基板を搭載ま
たは収容する実装部材と、前記実装部材に少なくともそ
の一部が固着された導体とを備え、前記電極と前記導体
との間に樹脂を含む導電性振動吸収体を設け、前記導体
および/または前記電極には、前記振動吸収体を押圧す
る力が働くようにしたことを特徴とする圧電振動子が提
供される。
【0008】また、請求項5によれば、前記圧電基板に
複数の前記電極が設けられ、複数の前記導体が前記複数
の電極とそれぞれ対応して設けられ、前記複数の導体の
それぞれの少なくとも一部が前記実装部材にそれぞれ固
着され、前記各電極と前記各電極にそれぞれ対応する前
記各導体との全ての対に対して、前記各電極と前記各電
極にそれぞれ対応する前記各導体との間に前記樹脂を含
む導電性振動吸収体をそれぞれ設け、前記各導体および
/または前記各電極には、前記各振動吸収体を押圧する
力がそれぞれ働くようにしたことを特徴とする請求項4
記載の圧電振動子が提供される。
【0009】また、請求項6によれば、前記圧電基板の
互いに対向する第1の主面および第2の主面に、前記電
極がそれぞれ設けられ、複数の前記導体が前記電極とそ
れぞれ対応して設けられ、前記複数の導体のそれぞれの
少なくとも一部が前記実装部材にそれぞれ固着され、前
記各電極と前記各電極にそれぞれ対応する前記各導体と
の間に前記樹脂を含む導電性振動吸収体をそれぞれ設
け、前記第1の主面側の前記導体によってまたは前記第
1の主面側の前記導体を介して前記第1の主面側の前記
実装部材によって前記第1の主面側の前記導電性振動吸
収体が第1の主面に設けられた前記電極に押し当てられ
ていると共に、前記第2の主面側の前記導体によってま
たは前記第2の主面側の前記導体を介して前記第2の主
面側の前記実装部材によって前記第2の主面側の前記導
電性振動吸収体が前記第2の主面側に設けられた前記電
極に押し当てられていることを特徴とする請求項4また
は5記載の圧電振動子が提供される。
【0010】また、請求項7によれば、前記樹脂を含む
導電性弾性体または前記樹脂を含む導電性振動吸収体
が、接着剤でないことを特徴とする請求項1乃至6のい
ずれかに記載の圧電振動子が提供される。
【0011】また、請求項8によれば、前記樹脂を含む
導電性弾性体または前記樹脂を含む導電性振動吸収体
が、接着性のない樹脂と導電部材とを備えることを特徴
とする請求項1乃至7のいずれかに記載の圧電振動子が
提供される。
【0012】また、請求項9によれば、前記樹脂がシリ
コーン樹脂であることを特徴とする請求項1乃至8のい
ずれかに記載の圧電振動子が提供される。
【0013】また、請求項10によれば、前記導電性弾
性体または前記導電性振動吸収体が、前記圧電基板、前
記電極、前記実装部材および前記導体のうちの少なくと
も1つ以上に接着剤で接着されていることを特徴とする
請求項1乃至9のいずれかに記載の圧電振動子が提供さ
れる。
【0014】また、請求項11によれば、前記導体が弾
性体のリード端子であり、前記リード端子によって前記
導電性弾性体または前記導電性振動吸収体が前記電極に
押し当てられていることを特徴とする請求項1乃至10
のいずれかに記載の圧電振動子が提供される。
【0015】また、請求項12によれば、前記導体が前
記実装部材の所定の面上に延在して設けられており、前
記導体を介して前記実装部材によって前記導電性弾性体
または前記導電性振動吸収体が前記電極に押し当てられ
ていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに
記載の圧電振動子が提供される。
【0016】また、請求項13によれば、前記圧電振動
子が圧電トランスであることを特徴とする請求項1乃至
12のいずれかに記載の圧電振動子が提供される。
【0017】また、請求項14によれば、電極と圧電基
板とを備える圧電振動子を実装基板に実装する圧電振動
子の実装構造であって、前記実装基板に少なくともその
一部が固着された導体を備え、前記電極と前記導体との
間に樹脂を含む導電性弾性体を設け、前記導体および/
または前記電極には、前記弾性体を押圧する力が働くよ
うにしたことを特徴とする圧電振動子の実装構造が提供
される。
【0018】また、請求項15によれば、前記圧電基板
に複数の前記電極が設けられ、複数の前記導体が前記複
数の電極とそれぞれ対応して設けられ、前記複数の導体
のそれぞれの少なくとも一部が前記実装基板にそれぞれ
固着され、前記各電極と前記各電極にそれぞれ対応する
前記各導体との全ての対に対して、前記各電極と前記各
電極にそれぞれ対応する前記各導体との間に前記樹脂を
含む導電性弾性体をそれぞれ設け、前記各導体および/
または前記各電極には、前記各弾性体を押圧する力がそ
れぞれ働くようにしたことを特徴とする請求項14記載
の圧電振動子の実装構造が提供される。
【0019】また、請求項16によれば、前記圧電基板
が互いに対向する第1の主面および第2の主面を有し、
前記第2主面が前記実装基板に対向するように前記圧電
基板を配置し、前記第1の主面および第2の主面に前記
電極がそれぞれ設けられ、複数の前記導体が前記電極と
それぞれ対応して設けられ、前記複数の導体のそれぞれ
の少なくとも一部が前記実装基板にそれぞれ固着され、
前記各電極と前記各電極にそれぞれ対応する前記各導体
との間に前記樹脂を含む導電性弾性体をそれぞれ設け、
前記第1の主面側の前記導体によって前記第1の主面側
の前記導電性弾性体が第1の主面に設けられた前記電極
に押し当てられていると共に、前記第2の主面側の前記
導体によってまたは前記第2の主面側の前記導体を介し
て前記実装基板によって前記第2の主面側の前記導電性
弾性体が前記第2の主面側に設けられた前記電極に押し
当てられていることを特徴とする請求項14または15
記載の圧電振動子の実装構造が提供される。
【0020】また、請求項17によれば、電極と圧電基
板とを備える圧電振動子を実装基板に実装する圧電振動
子の実装構造であって、前記実装基板に少なくともその
一部が固着された導体を備え、前記電極と前記導体との
間に樹脂を含む導電性振動吸収体を設け、前記導体およ
び/または前記電極には、前記振動吸収体を押圧する力
が働くようにしたことを特徴とする圧電振動子の実装構
造が提供される。
【0021】また、請求項18によれば、前記圧電基板
に複数の前記電極が設けられ、複数の前記導体が前記複
数の電極とそれぞれ対応して設けられ、前記複数の導体
のそれぞれの少なくとも一部が前記実装基板にそれぞれ
固着され、前記各電極と前記各電極にそれぞれ対応する
前記各導体との全ての対に対して、前記各電極と前記各
電極にそれぞれ対応する前記各導体との間に前記樹脂を
含む導電性振動吸収体をそれぞれ設け、前記各導体およ
び/または前記各電極には、前記各振動吸収体を押圧す
る力がそれぞれ働くようにしたことを特徴とする請求項
17記載の圧電振動子の実装構造が提供される。
【0022】また、請求項19によれば、前記圧電基板
が互いに対向する第1の主面および第2の主面を有し、
前記第2主面が前記実装基板に対向するように前記圧電
基板を配置し、前記第1の主面および第2の主面に前記
電極がそれぞれ設けられ、複数の前記導体が前記電極と
それぞれ対応して設けられ、前記複数の導体のそれぞれ
の少なくとも一部が前記実装基板にそれぞれ固着され、
前記各電極と前記各電極にそれぞれ対応する前記各導体
との間に前記樹脂を含む導電性振動吸収体をそれぞれ設
け、前記第1の主面側の前記導体によって前記第1の主
面側の前記導電性振動吸収体が第1の主面に設けられた
前記電極に押し当てられていると共に、前記第2の主面
側の前記導体によってまたは前記第2の主面側の前記導
体を介して前記実装基板によって前記第2の主面側の前
記導電性振動吸収体が前記第2の主面側に設けられた前
記電極に押し当てられていることを特徴とする請求項1
7または18記載の圧電振動子の実装構造が提供され
る。
【0023】また、請求項20によれば、前記樹脂を含
む導電性弾性体または前記樹脂を含む導電性振動吸収体
が、接着剤でないことを特徴とする請求項14乃至19
のいずれかに記載の圧電振動子の実装構造が提供され
る。
【0024】また、請求項21によれば、前記樹脂を含
む導電性弾性体または前記樹脂を含む導電性振動吸収体
が、接着性のない樹脂と導電部材とを備えることを特徴
とする請求項14乃至20のいずれかに記載の圧電振動
子の実装構造が提供される。
【0025】また、請求項22によれば、前記樹脂がシ
リコーン樹脂であることを特徴とする請求項14乃至2
1のいずれかに記載の圧電振動子の実装構造が提供され
る。
【0026】また、請求項23によれば、前記導電性弾
性体または前記導電性振動吸収体が、前記圧電基板、前
記電極、前記実装部材および前記導体のうちの少なくと
も1つ以上に接着剤で接着されていることを特徴とする
請求項14乃至22のいずれかに記載の圧電振動子の実
装構造が提供される。
【0027】また、請求項24によれば、前記導体が弾
性体のリード端子であり、前記リード端子によって前記
導電性弾性体または前記導電性振動吸収体が前記電極に
押し当てられていることを特徴とする請求項14乃至2
3のいずれかに記載の圧電振動子の実装構造が提供され
る。
【0028】また、請求項25によれば、前記導体が前
記実装部材の所定の面上に延在して設けられており、前
記導体を介して前記実装部材によって前記導電性弾性体
または前記導電性振動吸収体が前記電極に押し当てられ
ていることを特徴とする請求項14乃至23のいずれか
に記載の圧電振動子の実装構造が提供される。
【0029】また、請求項26によれば、前記圧電振動
子が圧電トランスであることを特徴とする請求項14乃
至25のいずれかに記載の圧電振動子の実装構造が提供
される。
【0030】上記のように、リード端子等の導体と圧電
基板の電極との間に樹脂を含む導電性弾性体または樹脂
を含む導電性振動吸収体を設け、導体および/または電
極には、導電性弾性体または導電性振動吸収体を押圧す
る力が働くようにすることにより、導電性弾性体または
導電性振動吸収体により、導体と電極との間に電気的接
続をとると共に、振動を吸収して圧電基板の振動を導体
に伝えないようにすることができ、その結果、音の発生
を抑制または防止することができる。
【0031】また、本発明者らは、リード端子を圧電基
板の電極に押し当てた状態でリード端子の回りを接着剤
で接着してみたが、可聴域振動の伝播による音および擦
れる音がしたままであった。それに対して、圧電基板の
電極とリード端子との間に接着剤でない導電性弾性体ま
たは導電性振動吸収体を設けることによって、音の発生
を防止できた。この導電性弾性体または導電性振動吸収
体としては、好ましくは、接着性のない樹脂と導電部材
とを備えたものが使用され、接着性のない樹脂として
は、好ましくは、接着性のないシリコーン樹脂が使用さ
れる。
【0032】さらに、導電性弾性体または導電性振動吸
収体を接着剤によって圧電基板、電極、実装部材および
導体のうちの少なくとも1つ以上に接着することによ
り、導体や実装部材による圧電基板の支持を強固なもの
にすることができ、また、支持位置ずれをなくして、支
持位置ずれに伴う共振振動阻害も防止できる。
【0033】また、導体および/または電極に、導電性
弾性体または導電性振動吸収体を押圧する力が働くよう
にするには、導体を弾性体のリード端子とし、このリー
ド端子によって導電性弾性体または導電性振動吸収体を
電極に押し当てるようにすることが好ましく、また、導
体を実装部材の所定の面上に延在して設け、実装部材に
よって導体を介して導電性弾性体または導電性振動吸収
体を電極に押し当てるようにすることも好ましい。
【0034】そして、上記本発明の圧電振動子や圧電振
動子の実装構造は、圧電振動子が圧電トランスである場
合に特に好適に適用される。
【0035】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0036】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態の圧電トランスを説明するための図であ
り、図1(A)は斜視図、図1(B)は断面図、図1
(C)は応力分布を示す図、図1(D)は振幅分布を示
す図である。
【0037】まず、本実施の形態で用いられる圧電トラ
ンス素子200について説明する。
【0038】圧電トランス素子200は、圧電セラミッ
クス基板210を備えている。圧電セラミックス基板2
10の上面212の左側1/3には一次側電極222が
設けられ、一次側電極222と対向して圧電セラミック
ス基板210の下面214にも一次側電極224が設け
られている。圧電セラミックス基板210の上面212
には、一次側端面216から圧電セラミックス基板21
0の長手方向Lの長さの1/3の距離離間した位置か
ら、一次側端面216から圧電セラミックス基板210
の長手方向Lの長さの2/3の距離離間した位置まで、
一次側電極226が設けられ、一次側電極226と対向
して圧電セラミックス基板210の下面214にも一次
側電極228が設けられている。一次側電極222は一
次側電極226と離間して設けられ、一次側電極224
は一次側電極228と離間して設けられている。
【0039】一次側電極222と一次側電極224との
間の圧電セラミックス基板210は厚み方向Tにおいて
下向きに分極されている。一次側電極226と一次側電
極228との間の圧電セラミックス基板210は厚み方
向Tにおいて上向きに分極されている。
【0040】二次側端面217近傍の上面212には二
次側電極242が設けられ、二次側端面217近傍の下
面214には二次側電極244が設けられている。圧電
セラミックス基板210の二次側領域bは長手方向Lに
おいて左向きに分極されている。
【0041】なお、一次側電極222、224、22
6、228および二次側電極242、244は長手方向
端面218から長手方向端面219まで圧電基板210
の幅方向Wの全幅にわたって延在して設けられている。
【0042】一次側電極222、226は電源80の一
端に接続され、電源80の他端は一次側電極224およ
び228ならびに負荷としての冷陰極管(CFL)90
の一端に接続され、CFL90の他端は板バネ120を
介して二次側電極242に接続されている。
【0043】この圧電トランス素子200では一次側端
面216と2次側端面217との間に、例えば1.5波
長の振動モードが立つように駆動することができる。こ
の場合には、一次側端面216から圧電セラミックス基
板210の長手方向Lの長さの1/6、3/6および5
/6の箇所がそれぞれ長手方向の振動の節X、Y、Zと
なる。また、幅方向の振動の節は圧電セラミックス基板
210の幅方向Wの中心線上である。なお、この圧電ト
ランス素子200においては、左側の2/3が一次側領
域aであり、右側の1/3が二次側領域bである。
【0044】この圧電トランス素子200においては、
一次側電極222、224間および一次側電極226、
228間に電圧が印加されると、一次側領域aでは、厚
み方向Tに電界が加わり、分極方向とは垂直方向に変位
する圧電横効果で長手方向Lの縦振動が励振されて、圧
電トランス素子200全体が振動する。さらに二次側で
は、長手方向Lに機械的歪みが生じ、分極方向に電位差
が発生する圧電縦効果により、二次側電極242、24
4から一次側電極222、224間および一次側電極2
26、228間に印加された一次電圧と同じ周波数の電
圧が取り出される。圧電トランス素子200の共振周波
数に等しい周波数の駆動電圧を一次側電極222、22
4間および一次側電極226、228間に印加すると、
非常に高い昇圧比を得ることができる。
【0045】また、この圧電トランス素子200におい
ては、一次側電極222と一次側電極224に加えて、
一次側電極226と一次側電極228とを設けているか
ら、一次側の電極面積がより大きくなって、圧電トラン
ス素子200の入力インピーダンスが小さくなる。その
結果、圧電トランス素子200に電源80から電気エネ
ルギーが供給されやすくなる。
【0046】さらに、一次側電極222と一次側電極2
24との間の圧電セラミックス基板210は厚み方向T
において下向きに分極され、一次側電極226と一次側
電極228との間の圧電セラミックス基板210は厚み
方向Tにおいて上向きに分極され、一次側電極222と
226が共通に接続され、一次側電極224と228が
共通に接続されているから、一次側電極222と一次側
電極224との間の圧電セラミックス基板210によっ
て励振される圧電セラミックス基板210全体の共振
と、一次側電極226と一次側電極228との間の圧電
セラミックス基板210によって励振される圧電セラミ
ックス基板210全体の共振とが互いに他の共振を増大
する。従って、一次側において入力の電気エネルギーを
より効率よく機械的な弾性エネルギーに変換できる。
【0047】また、一次側電極226と228とを、一
次側電極222、224と二次側電極242、244と
の間に設けることによって、二次側領域bを長手方向L
において短くでき、その結果、圧電トランス素子200
の出力インピーダンスを小さくできる。圧電トランス素
子200の出力インピーダンスが小さくなると、圧電ト
ランス素子200の二次側に接続される負荷(CFL)
90に印加できる電圧が大きくなる。
【0048】この第1の実施の形態においては、一次側
領域aにおいて、幅方向Wの中心線上であって長手方向
Lの振動の節X、Yの位置において、リン青銅からなる
上下の板バネ101、102、103、104によって
圧電セラミックス基板210をそれぞれ挟み込むように
支持すると共に、外部への電極取り出しの役割をも果た
させている。
【0049】さらに、二次側電極242にリン青銅から
なる板バネ120を圧電セラミックス基板210の幅方
向Wの中心に押し当てるように配置し、2次側電極24
2の取り出しとしている。
【0050】そして、板バネ101〜104および12
0の各々の一端部にある凸部111、112、113、
114および121と一次側電極222、224、22
6、228および二次側電極242との間には、導電性
弾性シート301、302、303、304、305が
それぞれ挟み込まれている。
【0051】導電性弾性シート301〜305は接着性
のない樹脂(本実施の形態では、接着性のないシリコー
ンゴム)と導電部材とからなり、板バネ101〜104
および120によって一次側電極222、224、22
6、228および二次側電極242にそれぞれ押さえつ
けられている。
【0052】導電性弾性シート301〜305の導電部
材によって、板バネ101〜104および120と一次
側電極222、224、226、228および二次側電
極242とがそれぞれ導通されている。また、導電性弾
性シート301〜305に使用されているシリコーンゴ
ムにより、圧電基板210の振動が板バネ101〜10
4および120に伝わらないようにされているので、音
の発生が抑制または防止されている。
【0053】なお、板バネ101〜104および120
を一次側電極222、224、226、228および二
次側電極242にそれぞれ直接押し当てた状態で、板バ
ネ101〜104および120の回りをそれぞれ接着剤
およびハンダ付で固定してみたが、振動の可聴域成分の
伝播による音がしたままであった。
【0054】本実施の形態の圧電トランス10は、この
板バネ101〜104および120の他端部をガラスエ
ポキシ製の搭載基板(図示せず。)に固定することで完
成する。なお、板バネ120の搭載基板への固定は、板
バネ120の固定部122を固定することにより行う。
【0055】本実施の形態では、導電性弾性シート30
1〜305をそれぞれ介して板バネ101〜104およ
び120を一次側電極222、224、226、228
および二次側電極242にそれぞれ押し当てるだけの構
造であるので、圧電トランス素子200の実装が簡単と
なり、工程の簡略化が可能となる。
【0056】なお、2次側出力の取り出しは、長手方向
Lにおける振動の節以外の箇所で取り出すこととなる
が、板バネ120を折れ線形状として振動を阻害しない
ような機構としている。
【0057】なお、振動の節Zの位置においても、圧電
セラミックス基板210の下面214より、樹脂あるい
はシリコーンゴムのような弾性体で支持することによっ
て、2次側の板バネ120の接続を確実としている。
【0058】また、本実施の形態においては、圧電トラ
ンス10として、搭載基板とその搭載基板上に搭載され
た圧電トランス素子200との両方を有する部品を説明
したが、本発明は、圧電トランス素子200がプリント
基板等の回路基板上に直接搭載されている場合において
も適用できる。その場合は、圧電トランス素子200そ
のものが圧電トランスとなり、上記搭載基板に代えて回
路基板上に圧電トランス素子200を直接搭載すること
になる。
【0059】(第2の実施の形態)図2は、本発明の第
2の実施の形態の圧電トランスを説明するための図であ
り、図2(A)はその分解斜視図、図2(B)は図2
(C)のZ2−Z2線横断面図、図2(C)は図2
(B)のX2−X2線縦断面図、図2(D)は図2
(B)のY2−Y2線縦断面図である。
【0060】本実施の形態において使用した圧電トラン
ス素子200は、第1の実施の形態において使用した圧
電トランス素子200と同じである。
【0061】この第2の実施の形態においては、ポリブ
チレンテレフタレート(PBT:ガラス15%充填品)
からなる上樹脂ケース22および下樹脂ケース24とか
ら構成される樹脂ケース20内に圧電トランス素子20
0を収容している。
【0062】上樹脂ケース22の内側には、リン青銅
(C5210SH)からなる金属端子50が、その外部
接続端子部56を除き固定されている。下樹脂ケース2
4上には、リン青銅(C5210SH)からなる金属端
子60、70が、それぞれ外部接続端子部66、76を
除き固定されている。上樹脂ケース22は下樹脂ケース
24に溶着またははめ込まれている。
【0063】一次側領域aにおいては、幅方向Wの中心
線上であって長手方向Lの振動の節X、Yの位置におい
て、金属端子50の内部接続端子部52、54および金
属端子60の内部接続端子部62、64と一次側電極2
22、224、226、228との間に、導電性弾性シ
ート301、302、303、304をそれぞれ挟み込
んでいる。
【0064】2次側に関しては、圧電セラミックス基板
210の幅方向Wの中心において、金属端子70の内部
接続端子部72と二次側電極244との間に導電性弾性
シート305を挟み込んでいる。
【0065】導電性弾性シート301〜305は接着性
のない樹脂(本実施の形態では、接着性のないシリコー
ンゴム)と導電部材とからなり、金属端子50の内部接
続端子部52、54、金属端子60の内部接続端子部6
2、64および金属端子70の内部接続端子部72をそ
れぞれ介して、上樹脂ケース22および下樹脂ケース2
4によって、一次側電極222、224、226、22
8および二次側電極242にそれぞれ押さえつけられて
いる。
【0066】導電性弾性シート301〜305の導電部
材によって、金属端子50、60、70と一次側電極2
22、224、226、228および二次側電極242
とがそれぞれ導通されている。また、導電性弾性シート
301〜305に使用されているシリコーンゴムによ
り、圧電基板210の振動が金属端子50、60、70
に伝わらないようにされているので、音の発生が抑制ま
たは防止されている。
【0067】本実施の形態では、上樹脂ケース22およ
び下樹脂ケース24によって、金属端子50の内部接続
端子部52、54、金属端子60の内部接続端子部6
2、64および金属端子70の内部接続端子部72を介
して、導電性弾性シート301〜305を一次側電極2
22、224、226、228および二次側電極242
にそれぞれ押し当てるだけの構造であり、上樹脂ケース
22および下樹脂ケース24にガイドを設ける等によ
り、導電性弾性シート301〜305を上樹脂ケース2
2および下樹脂ケース24にそれぞれ仮り止め等してお
けば、例えば、下樹脂ケース24、圧電トランス素子2
00および上樹脂ケース22の順に部品を重ねていくだ
けで圧電トランス10を組み立てることができる。その
結果、圧電トランス素子10の組立が簡単となり、工程
の簡略化が可能となる。
【0068】なお、圧電トランス10のプリント配線基
板等の回路基板上への実装は、回路基板30形成された
銅パターン32、34、36に外部接続端子部56、6
6、76をそれぞれ半田づけ等することにより行う。
【0069】図3は、本発明の第1乃至第4の実施の形
態で用いる導電性弾性シートの一例を説明するための図
であり、図3(A)はその斜視図、図3(B)は図3
(A)のX3−X3線縦断面図、図3(C)は図3
(B)のA部の部分拡大縦断面図である。
【0070】この導電性弾性シート310は、接着性の
ないシリコーンゴム312と金属繊維314とからな
り、金属繊維314によって上下方向に導通をとってい
る。このような導電性弾性シート310としては、例え
ば、信越ポリマー株式会社製のシンエツインターコネク
ターMAFタイプ(商品名)が好適に使用できる。
【0071】図4は、本発明の第1乃至第4の実施の形
態で用いる導電性弾性シートの他の例を説明するための
図であり、図4(A)はその斜視図、図4(B)は平面
図、図4(C)は図4(B)のX4−X4線縦断面図、
図4(D)は図4(C)のY4−Y4線縦断面図であ
る。
【0072】この導電性弾性シート320は、接着性の
ないシリコーンゴム322と金属繊維324とからな
り、金属繊維324によって上下方向に導通をとってい
る。このような導電性弾性シート320としては、例え
ば、富士高分子工業株式会社製のフジポリコネクタFL
シーズFL−LS(商品名)が好適に使用できる。
【0073】なお、図3、図4を参照して説明した導電
性弾性シートは、その導電性が一方向のものを使用した
が、本発明においては、導電性に方向性にないものも使
用できる。
【0074】(第3の実施の形態)図5は、本発明の第
3の実施の形態の圧電トランスを説明するための部分拡
大断面図である。
【0075】本実施の形態においては、導電性弾性シー
ト301〜305を接着剤によって固定した点が第2の
実施の形態と異なるが他の点は同様である。
【0076】本実施の形態では、導電性弾性シート30
1〜305として、図3を参照して説明した導電性弾性
シート310を使用した。
【0077】導電性弾性シート301〜305を接着剤
によって固定する場合に、圧電トランス素子200およ
び金属端子50、60、70のどちらか一方または両方
に接着剤410、420を塗布しておき、その位置に導
電性弾性シート301〜305を接着させる方法が好ま
しく採られる。
【0078】接着剤410、420が塗布された後、接
着剤410、420の硬化前に導電性弾性シート301
〜305と接着剤410、420とを加圧することによ
り、導電性弾性シート301〜305と一次側電極22
2、224、226、228および二次側電極242と
のそれぞれの間および/またはそれぞれ導電性弾性シー
ト301〜305と金属端子50、60、70とのそれ
ぞれの間の接着剤410、420の厚みを調整して接着
剤410、420が硬化するまで挟持することで、導電
性を維持させた状態で接着させることが出来る。
【0079】製造工程としては、導電性弾性シート30
1〜305を圧電トランス素子200側に接着固定して
からケースを組み立てる方法、上樹脂ケース22および
/または下樹脂ケース24側に接着固定してから圧電ト
ランス素子200を挟む形で組み立てる方法、下樹脂ケ
ース24(または上樹脂ケース23)から順に導電性弾
性シート302、304、306(または301、30
3)、圧電トランス素子200、導電弾性シート30
1、303(または302、304、306)、上樹脂
ケース23(または下樹脂ケース24)と組み立ててい
く方法などがあり、導電性弾性シート301〜305を
接着固定する面を導電性弾性シート301〜305の片
側、両側いずれかにする方法と組み合わせて考えられ
る。
【0080】本実施の形態においても、導電性弾性シー
ト301〜305は接着性のないシリコーンゴム312
と金属繊維314とからなり、金属端子50の内部接続
端子部52、54、金属端子60の内部接続端子部6
2、64および金属端子70の内部接続端子部72をそ
れぞれ介して、上樹脂ケース22および下樹脂ケース2
4によって、一次側電極222、224、226、22
8および二次側電極242にそれぞれ押さえつけられて
いる。
【0081】従って、導電性弾性シート301〜305
の金属繊維314によって、金属端子50、60、70
と一次側電極222、224、226、228および二
次側電極242とがそれぞれ導通されている。また、導
電性弾性シート301〜305に使用されているシリコ
ーンゴム312により、圧電基板210の振動が金属端
子50、60、70に伝わらないようにされているの
で、音の発生が抑制または防止されている。
【0082】さらに、導電性弾性シート301〜305
を接着剤で接着しているので、第2の実施の形態のよう
に、上樹脂ケース23、下樹脂ケース24および/また
は金属端子50、60、70の弾性力のみを利用して導
電性弾性シート301〜305を押圧して圧電トランス
素子200を支持する場合よりも、圧電トランス素子2
00と導電性弾性シート301〜305との固定および
/または上樹脂ケース23、下樹脂ケース24と導電性
弾性シート301〜305との固定、ひいては圧電トラ
ンス素子200と上樹脂ケース23、下樹脂ケース24
との固定を強固にすることができ、支持位置ずれや、そ
れによって引き起こされる圧電トランス素子200と上
樹脂ケース23、下樹脂ケース24との接触による共振
振動阻害で、性能が低下してしまうことを防止すること
ができる。また、耐衝撃性などの信頼性向上を図ること
が出来る。
【0083】接着剤としては、使用前の粘度が1〜10
000ポイズのものが望ましい。さらには500〜70
00ポイズのものがより望ましい。こうした接着剤を用
いることによって加圧挟持したときに導電性弾性シート
301〜305に埋め込まれた金属細線314が、一次
側電極222、224、226、228および二次側電
極242ならびに/または金属端子50、60、70に
接触することを阻害しないように移動でき、しかも流れ
て広がりすぎない程度の流動性が得られる。
【0084】その中でもシリコーン接着剤が特に好まし
い。このシリコーン接着剤は導電性弾性シート301〜
305と圧電トランス素子200の印刷電極である一次
側電極222、224、226、228および二次側電
極242、または導電性弾性シート301〜305と金
属端子50、60、70両方に接着性がよい。さらにそ
れは接着剤塗布後、加圧挟持するまで接着が完了してし
まわない程度の作業時間が確保できるからである。
【0085】接着剤の硬化条件については、圧電セラミ
ックスの分極処理に影響を与えない環境で接着が完了す
るものが望ましい。
【0086】本実施の形態では、導電性弾性シート30
1〜305はシリコーンゴム製であるため、接着剤41
0、420はシリコーンゴムと接着性の良いシリコーン
接着剤、東レダウコーニングシリコーン株式会社製1液
性室温硬化型接着剤“SE9188(商品名)”を用い
て接着を行った。
【0087】導電性弾性シート301〜305接着後の
ハンドリングにおいて、微小、薄い導電性弾性シート3
01〜305が移動、紛失してしまうことを防止するこ
とができ、接着後の圧電トランス素子200または上樹
脂ケース23、下樹脂ケース24のハンドリングに特別
の工夫が必要ではないので生産性も向上させることが出
来る。
【0088】図5(A)は、導電性弾性シート301
(303)を圧電トランス素子200の一次側電極22
2(226)側に接着剤410で接着した状態を示し、
図5Bは、導電性弾性シート302(304、306)
を金属端子60の内部接続端子部62(金属端子60の
内部接続端子部64、金属端子70の内部接続端子部7
2)側に接着剤420で接着した状態を示している。
【0089】(第4の実施の形態)図6は、本発明の第
4の実施の形態の圧電トランスを説明するための斜視図
であり、図7は、図6のX6−X6線部分拡大縦断面図
である。
【0090】本実施の形態は、第1の実施の形態におい
て、搭載基板を用いずに、圧電トランス素子200をプ
リント基板等の回路基板30上に直接搭載すると共に、
板バネ102、104を用いずに、導電性弾性シート3
02、304を回路基板30上の銅パターン32上に直
接接触させ、さらに、導線性弾性シート301〜305
を接着剤430で接着した点が第1の実施の形態と異な
るが他の点は同様である。本実施の形態では圧電トラン
ス素子200を直接回路基板30上に搭載するので、圧
電トランス素子200自体が圧電トランスとなる。
【0091】本実施の形態では、導電性弾性シート30
1〜305として、図3を参照して説明した導電性弾性
シート310を使用し、接着剤430として、第3の実
施の形態と同じシリコーン接着剤を使用した。
【0092】圧電トランス素子200をインバータなど
の回路基板30上に実装するにつき、圧電トランス素子
200の上面は、片側の固定部132、142が回路基
板30上の所定のパターンランド部(銅パターン)34
に固定されたバネ性のあるリード端子(板バネ)13
0、140の他端部、および片側の固定部122が回路
基板30上の所定のパターンランド部(銅パターン)3
6に固定されたバネ性のあるリード端子(板バネ)12
0の他端部(凸部)121でそれぞれ押さえられてい
る。リード端子130、140の他端部およびリード端
子120の他端部121は、圧電トランス素子200の
上面212に形成された一次側電極222、226およ
び二次側電極242と導電性弾性シート301、30
3、305をそれぞれ介して電気的に接触している。
【0093】圧電トランス素子200の下面214に形
成された一次側電極224、228は回路基板30上の
銅パターンランド部32と導電性弾性シート302、3
04をそれぞれ介して電気的に接触している。
【0094】圧電トランス素子200の下側の一次側電
極224、228および回路基板30上のパターンラン
ド部32のどちらか一方または両方と、圧電トランス素
子200の上面の一次側電極222、226およびリー
ド端子130、140のどちらか一方または両方に接着
剤を塗布し、その位置に導電弾性シート301〜305
をそれぞれ接着させ、圧電トランス素子200を支持
し、かつ電極取出しを行う。
【0095】図7には、接着剤430により、導電性弾
性シート302(304)が回路基板30上の銅パター
ンランド部32に半田37を介して接着されている様子
を示している。なお、半田37の周囲には半田レジスト
38が形成されている。
【0096】本実施の形態では、直接回路基板30上に
実装し、下ケースおよび下ケース側の電極端子も省略出
来るため、低コスト、部品の低背化、小型化が実現でき
る。
【0097】本実施の形態においても、導電性弾性シー
ト301〜305は接着性のないシリコーンゴム312
と金属繊維314とからなり、バネ性のあるリード端子
130、140、120によって圧電トランス素子20
0を上側から押さえつけることにより、リード端子13
0と一次側電極222との間、一次側電極224と銅パ
ターンランド部32との間、リード端子140と一次側
電極226との間、一次側電極228と銅パターンラン
ド部32との間、およびリード端子120と二次側電極
242との間の導通をとっている。また、導電性弾性シ
ート301〜305に使用されているシリコーンゴム3
12により、圧電基板210の振動がリード端子13
0、140、120等に伝わらないようにされているの
で、音の発生が抑制または防止されている。
【0098】さらに、導電性弾性シート301〜305
を接着剤で接着しているので、リード端子130、14
0、120と導電性弾性シート301〜305との固
定、圧電トランス素子200と導電性弾性シート301
〜305との固定および/または回路基板30と導電性
弾性シート301〜305との固定、ひいては圧電トラ
ンス素子200と回路基板30との固定を強固にするこ
とができ、支持位置ずれ等による共振振動阻害で、性能
が低下してしまうことを防止することができる。また、
耐衝撃性などの信頼性向上を図ることが出来る。
【0099】なお、本実施の形態においては、圧電トラ
ンス素子200を圧電トランスとして、直接回路基板3
0上に搭載したが、回路基板30に代えて、所定の配線
が形成された搭載基板上に搭載してもよく、その場合に
は、圧電トランス素子200と搭載基板とで圧電トラン
スを構成し、搭載基板の外部接続端子をプリント基板等
の回路基板の配線パターンと接続することで、圧電トラ
ンスの実装を行う。なお、本実施の形態において、圧電
トランス素子200を搭載基板上に搭載する場合に、圧
電トランス素子200を覆うカバーをさらに設けること
もできる。
【0100】なお、上記第1または第4の実施の形態に
おいては、板バネ101〜104、120としては、厚
さ0.08〜0.1mm、幅3〜5mmのリン青銅ある
いは、鉄、ニッケル合金等を材質とすることが好まし
い。
【0101】
【発明の効果】本発明によれば、音の発生を抑制または
防止可能な圧電振動子および圧電振動子の実装構造が提
供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の圧電トランスを説
明するための図であり、図1(A)は斜視図、図1
(B)は断面図、図1(C)は応力分布を示す図、図1
(D)は振幅分布を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の圧電トランスを説
明するための図であり、図2(A)はその分解斜視図、
図2(B)は図2(C)のZ2−Z2線横断面図、図2
(C)は図2(B)のX2−X2線縦断面図、図2
(D)は図2(B)のY2−Y2線縦断面図である。
【図3】本発明の第1乃至第4の実施の形態で用いる導
電性弾性シートの一例を説明するための図であり、図3
(A)はその斜視図、図3(B)は図3(A)のX3−
X3線縦断面図、図3(C)は図3(B)のA部の部分
拡大縦断面図である。
【図4】本発明の第1乃至第4の実施の形態で用いる導
電性弾性シートの他の例を説明するための図であり、図
4(A)はその斜視図、図4(B)は平面図、図4
(C)は図4(B)のX4−X4線縦断面図、図4
(D)は図4(C)のY4−Y4線縦断面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の圧電トランスを説
明するための部分拡大断面図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態の圧電トランスを説
明するための斜視図である。
【図7】図6のX6−X6線部分拡大縦断面図である。
【符号の説明】
10…圧電トランス 20…樹脂ケース 22…上樹脂ケース 24…下樹脂ケース 30…回路基板 32、34、36…銅パターン 40…支持部 50、60、70…金属端子 52、54、62、64、72…内部接続端子部 56、66、76…外部接続端子部 80…電源 90…負荷(冷陰極管:CFL) 101〜104、120…板バネ 111〜114、121…凸部 122…固定部 200…圧電トランス素子 210…圧電セラミックス基板 222、224、226、228…一次側電極 242、244…二次側電極 301〜306、310、320…導電性弾性シート 312、322…シリコーンゴム 314…金属繊維 324…金属細線 410、420、430…シリコーン接着剤 X、Y、Z…振動の節
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 靖司 千葉県袖ヶ浦市長浦字拓二号580番32 三 井石油化学工業株式会社内

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧電基板と、前記圧電基板に設けられた電
    極と、前記圧電基板を搭載または収容する実装部材と、
    前記実装部材に少なくともその一部が固着された導体と
    を備え、前記電極と前記導体との間に樹脂を含む導電性
    弾性体を設け、前記導体および/または前記電極には、
    前記弾性体を押圧する力が働くようにしたことを特徴と
    する圧電振動子。
  2. 【請求項2】前記圧電基板に複数の前記電極が設けら
    れ、複数の前記導体が前記複数の電極とそれぞれ対応し
    て設けられ、前記複数の導体のそれぞれの少なくとも一
    部が前記実装部材にそれぞれ固着され、前記各電極と前
    記各電極にそれぞれ対応する前記各導体との全ての対に
    対して、前記各電極と前記各電極にそれぞれ対応する前
    記各導体との間に前記樹脂を含む導電性弾性体をそれぞ
    れ設け、前記各導体および/または前記各電極には、前
    記各弾性体を押圧する力がそれぞれ働くようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の圧電振動子。
  3. 【請求項3】前記圧電基板の互いに対向する第1の主面
    および第2の主面に、前記電極がそれぞれ設けられ、複
    数の前記導体が前記電極とそれぞれ対応して設けられ、
    前記複数の導体のそれぞれの少なくとも一部が前記実装
    部材にそれぞれ固着され、前記各電極と前記各電極にそ
    れぞれ対応する前記各導体との間に前記樹脂を含む導電
    性弾性体をそれぞれ設け、前記第1の主面側の前記導体
    によってまたは前記第1の主面側の前記導体を介して前
    記第1の主面側の前記実装部材によって前記第1の主面
    側の前記導電性弾性体が第1の主面に設けられた前記電
    極に押し当てられていると共に、前記第2の主面側の前
    記導体によってまたは前記第2の主面側の前記導体を介
    して前記第2の主面側の前記実装部材によって前記第2
    の主面側の前記導電性弾性体が前記第2の主面側に設け
    られた前記電極に押し当てられていることを特徴とする
    請求項1または2記載の圧電振動子。
  4. 【請求項4】圧電基板と、前記圧電基板に設けられた電
    極と、前記圧電基板を搭載または収容する実装部材と、
    前記実装部材に少なくともその一部が固着された導体と
    を備え、前記電極と前記導体との間に樹脂を含む導電性
    振動吸収体を設け、前記導体および/または前記電極に
    は、前記振動吸収体を押圧する力が働くようにしたこと
    を特徴とする圧電振動子。
  5. 【請求項5】前記圧電基板に複数の前記電極が設けら
    れ、複数の前記導体が前記複数の電極とそれぞれ対応し
    て設けられ、前記複数の導体のそれぞれの少なくとも一
    部が前記実装部材にそれぞれ固着され、前記各電極と前
    記各電極にそれぞれ対応する前記各導体との全ての対に
    対して、前記各電極と前記各電極にそれぞれ対応する前
    記各導体との間に前記樹脂を含む導電性振動吸収体をそ
    れぞれ設け、前記各導体および/または前記各電極に
    は、前記各振動吸収体を押圧する力がそれぞれ働くよう
    にしたことを特徴とする請求項4記載の圧電振動子。
  6. 【請求項6】前記圧電基板の互いに対向する第1の主面
    および第2の主面に、前記電極がそれぞれ設けられ、複
    数の前記導体が前記電極とそれぞれ対応して設けられ、
    前記複数の導体のそれぞれの少なくとも一部が前記実装
    部材にそれぞれ固着され、前記各電極と前記各電極にそ
    れぞれ対応する前記各導体との間に前記樹脂を含む導電
    性振動吸収体をそれぞれ設け、前記第1の主面側の前記
    導体によってまたは前記第1の主面側の前記導体を介し
    て前記第1の主面側の前記実装部材によって前記第1の
    主面側の前記導電性振動吸収体が第1の主面に設けられ
    た前記電極に押し当てられていると共に、前記第2の主
    面側の前記導体によってまたは前記第2の主面側の前記
    導体を介して前記第2の主面側の前記実装部材によって
    前記第2の主面側の前記導電性振動吸収体が前記第2の
    主面側に設けられた前記電極に押し当てられていること
    を特徴とする請求項4または5記載の圧電振動子。
  7. 【請求項7】前記樹脂を含む導電性弾性体または前記樹
    脂を含む導電性振動吸収体が、接着剤でないことを特徴
    とする請求項1乃至6のいずれかに記載の圧電振動子。
  8. 【請求項8】前記樹脂を含む導電性弾性体または前記樹
    脂を含む導電性振動吸収体が、接着性のない樹脂と導電
    部材とを備えることを特徴とする請求項1乃至7のいず
    れかに記載の圧電振動子。
  9. 【請求項9】前記樹脂がシリコーン樹脂であることを特
    徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の圧電振動
    子。
  10. 【請求項10】前記導電性弾性体または前記導電性振動
    吸収体が、前記圧電基板、前記電極、前記実装部材およ
    び前記導体のうちの少なくとも1つ以上に接着剤で接着
    されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか
    に記載の圧電振動子。
  11. 【請求項11】前記導体が弾性体のリード端子であり、
    前記リード端子によって前記導電性弾性体または前記導
    電性振動吸収体が前記電極に押し当てられていることを
    特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の圧電振
    動子。
  12. 【請求項12】前記導体が前記実装部材の所定の面上に
    延在して設けられており、前記導体を介して前記実装部
    材によって前記導電性弾性体または前記導電性振動吸収
    体が前記電極に押し当てられていることを特徴とする請
    求項1乃至10のいずれかに記載の圧電振動子。
  13. 【請求項13】前記圧電振動子が圧電トランスであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の圧
    電振動子。
  14. 【請求項14】電極と圧電基板とを備える圧電振動子を
    実装基板に実装する圧電振動子の実装構造であって、前
    記実装基板に少なくともその一部が固着された導体を備
    え、前記電極と前記導体との間に樹脂を含む導電性弾性
    体を設け、前記導体および/または前記電極には、前記
    弾性体を押圧する力が働くようにしたことを特徴とする
    圧電振動子の実装構造。
  15. 【請求項15】前記圧電基板に複数の前記電極が設けら
    れ、複数の前記導体が前記複数の電極とそれぞれ対応し
    て設けられ、前記複数の導体のそれぞれの少なくとも一
    部が前記実装基板にそれぞれ固着され、前記各電極と前
    記各電極にそれぞれ対応する前記各導体との全ての対に
    対して、前記各電極と前記各電極にそれぞれ対応する前
    記各導体との間に前記樹脂を含む導電性弾性体をそれぞ
    れ設け、前記各導体および/または前記各電極には、前
    記各弾性体を押圧する力がそれぞれ働くようにしたこと
    を特徴とする請求項14記載の圧電振動子の実装構造。
  16. 【請求項16】前記圧電基板が互いに対向する第1の主
    面および第2の主面を有し、前記第2主面が前記実装基
    板に対向するように前記圧電基板を配置し、前記第1の
    主面および第2の主面に前記電極がそれぞれ設けられ、
    複数の前記導体が前記電極とそれぞれ対応して設けら
    れ、前記複数の導体のそれぞれの少なくとも一部が前記
    実装基板にそれぞれ固着され、前記各電極と前記各電極
    にそれぞれ対応する前記各導体との間に前記樹脂を含む
    導電性弾性体をそれぞれ設け、前記第1の主面側の前記
    導体によって前記第1の主面側の前記導電性弾性体が第
    1の主面に設けられた前記電極に押し当てられていると
    共に、前記第2の主面側の前記導体によってまたは前記
    第2の主面側の前記導体を介して前記実装基板によって
    前記第2の主面側の前記導電性弾性体が前記第2の主面
    側に設けられた前記電極に押し当てられていることを特
    徴とする請求項14または15記載の圧電振動子の実装
    構造。
  17. 【請求項17】電極と圧電基板とを備える圧電振動子を
    実装基板に実装する圧電振動子の実装構造であって、前
    記実装基板に少なくともその一部が固着された導体を備
    え、前記電極と前記導体との間に樹脂を含む導電性振動
    吸収体を設け、前記導体および/または前記電極には、
    前記振動吸収体を押圧する力が働くようにしたことを特
    徴とする圧電振動子の実装構造。
  18. 【請求項18】前記圧電基板に複数の前記電極が設けら
    れ、複数の前記導体が前記複数の電極とそれぞれ対応し
    て設けられ、前記複数の導体のそれぞれの少なくとも一
    部が前記実装基板にそれぞれ固着され、前記各電極と前
    記各電極にそれぞれ対応する前記各導体との全ての対に
    対して、前記各電極と前記各電極にそれぞれ対応する前
    記各導体との間に前記樹脂を含む導電性振動吸収体をそ
    れぞれ設け、前記各導体および/または前記各電極に
    は、前記各振動吸収体を押圧する力がそれぞれ働くよう
    にしたことを特徴とする請求項17記載の圧電振動子の
    実装構造。
  19. 【請求項19】前記圧電基板が互いに対向する第1の主
    面および第2の主面を有し、前記第2主面が前記実装基
    板に対向するように前記圧電基板を配置し、前記第1の
    主面および第2の主面に前記電極がそれぞれ設けられ、
    複数の前記導体が前記電極とそれぞれ対応して設けら
    れ、前記複数の導体のそれぞれの少なくとも一部が前記
    実装基板にそれぞれ固着され、前記各電極と前記各電極
    にそれぞれ対応する前記各導体との間に前記樹脂を含む
    導電性振動吸収体をそれぞれ設け、前記第1の主面側の
    前記導体によって前記第1の主面側の前記導電性振動吸
    収体が第1の主面に設けられた前記電極に押し当てられ
    ていると共に、前記第2の主面側の前記導体によってま
    たは前記第2の主面側の前記導体を介して前記実装基板
    によって前記第2の主面側の前記導電性振動吸収体が前
    記第2の主面側に設けられた前記電極に押し当てられて
    いることを特徴とする請求項17または18記載の圧電
    振動子の実装構造。
  20. 【請求項20】前記樹脂を含む導電性弾性体または前記
    樹脂を含む導電性振動吸収体が、接着剤でないことを特
    徴とする請求項14乃至19のいずれかに記載の圧電振
    動子の実装構造。
  21. 【請求項21】前記樹脂を含む導電性弾性体または前記
    樹脂を含む導電性振動吸収体が、接着性のない樹脂と導
    電部材とを備えることを特徴とする請求項14乃至20
    のいずれかに記載の圧電振動子の実装構造。
  22. 【請求項22】前記樹脂がシリコーン樹脂であることを
    特徴とする請求項14乃至21のいずれかに記載の圧電
    振動子の実装構造。
  23. 【請求項23】前記導電性弾性体または前記導電性振動
    吸収体が、前記圧電基板、前記電極、前記実装部材およ
    び前記導体のうちの少なくとも1つ以上に接着剤で接着
    されていることを特徴とする請求項14乃至22のいず
    れかに記載の圧電振動子の実装構造。
  24. 【請求項24】前記導体が弾性体のリード端子であり、
    前記リード端子によって前記導電性弾性体または前記導
    電性振動吸収体が前記電極に押し当てられていることを
    特徴とする請求項14乃至23のいずれかに記載の圧電
    振動子の実装構造。
  25. 【請求項25】前記導体が前記実装部材の所定の面上に
    延在して設けられており、前記導体を介して前記実装部
    材によって前記導電性弾性体または前記導電性振動吸収
    体が前記電極に押し当てられていることを特徴とする請
    求項14乃至23のいずれかに記載の圧電振動子の実装
    構造。
  26. 【請求項26】前記圧電振動子が圧電トランスであるこ
    とを特徴とする請求項14乃至25のいずれかに記載の
    圧電振動子の実装構造。
JP8356125A 1996-12-25 1996-12-25 圧電振動子および圧電振動子の実装構造 Withdrawn JPH10190088A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008053441A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Tamura Seisakusho Co Ltd 圧電トランス及びその実装方法
JP2008053404A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Tamura Seisakusho Co Ltd 圧電トランス及びその実装方法
JP2008053405A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Tamura Seisakusho Co Ltd 圧電トランス及びその実装方法
JP4592861B2 (ja) * 2000-02-02 2010-12-08 パナソニック フォト・ライティング 株式会社 圧電トランス

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