JPH10189624A - 金型搬送台車 - Google Patents

金型搬送台車

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Publication number
JPH10189624A
JPH10189624A JP34497096A JP34497096A JPH10189624A JP H10189624 A JPH10189624 A JP H10189624A JP 34497096 A JP34497096 A JP 34497096A JP 34497096 A JP34497096 A JP 34497096A JP H10189624 A JPH10189624 A JP H10189624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
preheating
cleaning
chamber
preheat
Prior art date
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Pending
Application number
JP34497096A
Other languages
English (en)
Inventor
Nozomi Yatsugayo
望 八ヶ代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Pending legal-status Critical Current

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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 モールド金型のクリーニング及びプリヒート
処理を同時に行え、樹脂モールドの一層の時間短縮を行
える金型搬送台車を得ること。 【解決手段】 本発明の金型搬送台車1Aは、移動可能
な搬送台車本体2に第1金型プリヒート台41を備えた
加熱室43と第2金型プリヒート台42を備えたクリー
ニング室44とが形成されており、クリーニング室44
の内面上部には、紫外線照射クリーニング装置11が装
着されている。クリーニング室44に搬入された上金型
Ma及び下金型Mbに付着しているワックスは紫外線照
射を浴び、クリーニングされ、そして金型プリヒート台
41、42でプリヒートされた後、プレス装置まで運搬
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モールド金型、例
えば、ICパッケージの樹脂モールドを行うために用い
られるモールド金型などを予め加熱(プリヒート)する
ための金型搬送台車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】樹脂封止型半導体装置は、その製造工程
の後工程で半導体素子を樹脂モールドするICパッケー
ジ工程がある。このICパッケージ工程で用いられるモ
ールド金型は、プレス装置に装着する前に、予め加熱
(プリヒート)される。これはプレス装置に装着した後
のモールド開始時間を早めることができるからである。
【0003】モールド金型は重く、持ち運びが困難なた
め、通常、図2に示したような金型搬送台車1に乗せら
れ、プリヒートされる。即ち、この金型搬送台車1は底
にキャスタ3を備え、移動可能な搬送台車本体2から構
成されている。この搬送台車本体2の上面には金型プリ
ヒート台4が水平状態で装着されている。この金型プリ
ヒート台4の上方は蝶番6で回動自在に連結されたフー
ド5で覆われている。そして、搬送台車本体2の内部に
はプリヒート電源装置7とそのプリヒート制御盤8など
が内蔵されている。符号9は電源プラグ9Aを備えた電
源コードであり、符号10はハンドルである。
【0004】このような構成の金型搬送台車1を用いて
モールド金型をプリヒートする場合には、上金型Maと
下金型Mbから構成されるモールド金型を金型プリヒー
ト台4に搭載し、その金型プリヒート台4によりプリヒ
ートする。上金型Ma及び下金型Mbが所定の温度まで
に昇温すると、電源プラグ9を抜き、ハンドル10を押
して金型搬送台車1をプレス装置まで移動させ、上金型
Ma及び下金型Mbをプレス装置に装着して、樹脂モー
ルドの準備が完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上、説明したような
手順で、半導体素子の樹脂モールドが行われるが、樹脂
モールド作業が進むにつれて、上金型Ma及び下金型M
bのキャビティ面には、モールド用のコンパウンドに含
まれている、天然または合成ワックスが残留し、その状
態で更にモールド作業を行うと、ICパッケージの表面
が白くなる。このような表面が白くなったパッケージの
ICは不良扱いになる。従って、プリヒートする前に、
或いはプリヒートされたモールド金型をプレス装置に装
着する前に、前記キャビティ面をクリーニングする必要
があり、このクリーニング作業に時間が割かれ、モール
ド金型のプリヒートで樹脂モールドの時間短縮が図れて
も、なお依然としてモールド金型のクリーニングに時間
を要するという問題点があった。
【0006】従って、本発明は前記のような問題を解決
しようとするものであって、樹脂モールドの一層の時間
短縮を行える金型搬送台車を得ることを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の金型搬送台車は、金型を搭載し、その金型
をプリヒートする金型プリヒート台と、この金型プリヒ
ート台を加熱するヒート装置とを備えた金型搬送台車に
おいて、前記金型プリヒート台の上方に紫外線照射クリ
ーニング装置を配設し、そして搬送台車本体内に前記紫
外線照射クリーニング装置を制御する紫外線照射制御装
置を配設して構成し、前記課題を解決している。
【0008】従って、本発明の金型搬送台車によれば、
モールド金型のプリヒート時にそのモールド金型のキャ
ビティ面を紫外線を照射して、そのキャビティ面に付着
しているワックスを炭化し、クリーニングすることがで
き、樹脂モールド作業の時間をより一層短縮することが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照しながら、本発
明の金型搬送台車の実施例を説明する。図1は本発明の
実施例である金型搬送台車の正面図である。なお、従来
技術の金型搬送台車1の構成部分と同一の構成部分には
同一の符号を付して説明する。
【0010】図1において、符号1Aは本発明の金型搬
送台車を指す。この金型搬送台車1Aは、従来技術の金
型搬送台車1と同様に、底にキャスタ3を備え、移動可
能な搬送台車本体2から構成されている。この搬送台車
本体2の上方には二段重ねで第1金型プリヒート台41
と第2金型プリヒート台42が水平状態で互いに並行に
装着されている。第1金型プリヒート台41の上方には
モールド金型を収納する加熱室43が設けられており、
そして第2金型プリヒート台42の上方にはモールド金
型を加熱し、クリーニングするクリーニング室44が設
けられている。
【0011】前記クリーニング室44は第2金型プリヒ
ート台42の上方を覆うフード5で形成されている。こ
のフード5は搬送台車本体2に蝶番6で連結されて回動
自在に開閉できる構造になったいる。このフード5の内
面上部には、例えば、水銀灯などの紫外線照射クリーニ
ング装置11が装着されていて、その電源はコード12
で搬送台車本体2内部に装着されている紫外線照射制御
装置13により制御された電力が用いられる。この紫外
線照射制御装置13は紫外線照射制御盤14により調節
される。前記紫外線照射クリーニング装置11として
は、株式会社オーク製作所のMKアッシャー(金型洗浄
装置)を利用することができる。
【0012】そして、搬送台車本体2の内部には、従来
技術のものと同様に、プリヒート電源装置7とそのプリ
ヒート制御盤8などが内蔵されている。符号9は先端に
電源プラグ9Aを接続された電源コードを指し、電源
(不図示)に接続される。符号15は先端にコネクタ1
5Aが接続されたエアホースを指し、その他端はエア源
(不図示)に接続される。そして符号10はハンドルを
指す。
【0013】次に、本発明の金型搬送台車1Aを用い
て、モールド金型のクリーニング及びプリヒートの作業
を説明する。先ず、プレス装置からモールド金型が外さ
れ、その上金型Maと下金型Mbとを金型搬送台車1A
の上部のクリーニング室44の第2金型プリヒート台4
2に載せ、フード5を閉める。そして紫外線照射クリー
ニング装置11に紫外線照射制御盤14を操作し、紫外
線照射制御装置13からコード12を通じて所定の電力
を供給し、作動さす。紫外線照射クリーニング装置11
が作動すると、紫外線が照射され、その紫外線により上
金型Ma及び下金型Mbが加熱され、それらのキャビテ
ィ面に付着したワックスを炭化し、排気口から排出され
る。エアホース15からはエアがクリーニング室44に
供給され、パージされている。クリーニング室44の温
度は180°C程度に保たれる。
【0014】そして、例えば、30分照射した後、紫外
線照射クリーニング装置11を止め、フード5を開けて
上金型Ma及び下金型Mbをクリーニング室44からそ
の下の加熱室43に下ろし、第1金型プリヒート台41
の上に載せる。そしてプリヒート制御盤8の制御の下に
プリヒート電源装置7から所定の電力を供給し、その第
1金型プリヒート台41を通じて、上金型Ma及び下金
型Mbをプリヒートする。
【0015】また、同時に、必要に応じて、前記クリー
ニング室44に次の組の上金型Ma及び下金型Mbを搬
入、載置し、前記と同様に紫外線照射クリーニング装置
11から紫外線を照射し、それらのモールド金型のキャ
ビティ面をクリーニングすることができる。そして、ク
リーニングが終了すると、電源及びエアの供給を停止
し、そのクリーニング室44の第2金型プリヒート台4
2に載置したまま通電して、それらの上金型Ma及び下
金型Mbをプリヒートする。
【0016】クリーニングされ、所定の温度にプリヒー
トされた上金型Ma及び下金型Mbからなるモールド金
型は、電源プラグ9A及びコネクタ15Aが外された搬
送台車本体2に載せられたまま、プレス装置まで運搬さ
れ、そしてプレス装置に装着されて、ICパッケージの
樹脂モールドを行えるスタンバイ状態とすることができ
る。
【0017】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の金型搬
送台車は、キャスタを備えているためプリヒートされた
モールド金型をプレス装置まで容易に運搬できるほか、
モールド金型のクリーニングとプリヒートとが同時に行
うことができ、作業時間を大幅に短縮できて、生産性を
向上させることができるなど、数々の優れた効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例である金型搬送台車の正面図
である。
【図2】 従来技術の金型搬送台車の正面図である。
【符号の説明】
1A…本発明の金型搬送台車、2…搬送台車本体、3…
キャスタ、41…第1金型プリヒート台、42…第2金
型プリヒート台、43…加熱室、44…クリーニング、
5…フード、7…プリヒート電源装置、11…紫外線照
射クリーニング装置、13…紫外線照射制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型を搭載し、その金型をプリヒートす
    る金型プリヒート台と、この金型プリヒート台を加熱す
    るヒート装置とを備えた金型搬送台車において、 前記金型プリヒート台の上方に紫外線照射クリーニング
    装置が配設されており、搬送台車本体内に前記紫外線照
    射クリーニング装置を制御する紫外線照射制御装置が配
    設されていることを特徴とする金型搬送台車。
  2. 【請求項2】 金型プリヒート台が複数段に形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の金型搬送台車。
JP34497096A 1996-12-25 1996-12-25 金型搬送台車 Pending JPH10189624A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34497096A JPH10189624A (ja) 1996-12-25 1996-12-25 金型搬送台車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34497096A JPH10189624A (ja) 1996-12-25 1996-12-25 金型搬送台車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10189624A true JPH10189624A (ja) 1998-07-21

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ID=18373399

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JP34497096A Pending JPH10189624A (ja) 1996-12-25 1996-12-25 金型搬送台車

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6908293B2 (en) * 2001-05-09 2005-06-21 Nec Electronics Corporation Resin encapsulation system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6908293B2 (en) * 2001-05-09 2005-06-21 Nec Electronics Corporation Resin encapsulation system
SG113417A1 (en) * 2001-05-09 2005-08-29 Asahi Engineering K K Resin encapsulation system

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