JPH1018927A - 自動二輪車 - Google Patents
自動二輪車Info
- Publication number
- JPH1018927A JPH1018927A JP8170151A JP17015196A JPH1018927A JP H1018927 A JPH1018927 A JP H1018927A JP 8170151 A JP8170151 A JP 8170151A JP 17015196 A JP17015196 A JP 17015196A JP H1018927 A JPH1018927 A JP H1018927A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- cleaner
- motorcycle
- seat
- ducts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エアクリーナに導入するエアの取入れ口を、
シートの配置高さを変化させることなく高位置にする 【解決手段】 リアフェンダ(50)の左右側縁部(5
1)の上面に、リアフェンダ(50)の長手方向に沿っ
てエアダクト(60)をそれぞれ配設し、各エアダクト
(60)の前端をエアクリーナ(10)のクリーナボッ
クス(12)の吸気口(12b)に連結したことを特徴
とする自動二輪車。
シートの配置高さを変化させることなく高位置にする 【解決手段】 リアフェンダ(50)の左右側縁部(5
1)の上面に、リアフェンダ(50)の長手方向に沿っ
てエアダクト(60)をそれぞれ配設し、各エアダクト
(60)の前端をエアクリーナ(10)のクリーナボッ
クス(12)の吸気口(12b)に連結したことを特徴
とする自動二輪車。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート下方にエア
クリーナを位置させた自動二輪車に関し、特に、上記エ
アクリーナにエアを導入するための手段に関する。
クリーナを位置させた自動二輪車に関し、特に、上記エ
アクリーナにエアを導入するための手段に関する。
【0002】
【従来の技術】シート下方にエアクリーナを位置させた
自動二輪車は、該エアクリーナの地上高が低く、そのた
め、クリーナボックスの吸気口を介して該クリーナボッ
クス内に泥水等が侵入する虞れがある。
自動二輪車は、該エアクリーナの地上高が低く、そのた
め、クリーナボックスの吸気口を介して該クリーナボッ
クス内に泥水等が侵入する虞れがある。
【0003】そこで、エアクリーナに導入するエアの取
入れ口を高位置にすべく、シートの下面とリヤフェンダ
の上面との間に吸気導入路を形成し、この吸気導入路を
介してエアクリーナにエアを導入させるようにした自動
二輪車が提案されている。
入れ口を高位置にすべく、シートの下面とリヤフェンダ
の上面との間に吸気導入路を形成し、この吸気導入路を
介してエアクリーナにエアを導入させるようにした自動
二輪車が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記自動二輪
車では、シートの下面とリヤフェンダの上面との間に吸
気導入路を形成するための空間を確保しなければなら
ず、したがって、シートの配置高さが上記空間の高さだ
け大きくなるという不都合が生じる。
車では、シートの下面とリヤフェンダの上面との間に吸
気導入路を形成するための空間を確保しなければなら
ず、したがって、シートの配置高さが上記空間の高さだ
け大きくなるという不都合が生じる。
【0005】本発明の目的は、かかる状況に鑑み、エア
クリーナに導入するエアの取入れ口を、シートの配置高
さを変化させることなく高位置にすることが可能な自動
二輪車を提供することにある。
クリーナに導入するエアの取入れ口を、シートの配置高
さを変化させることなく高位置にすることが可能な自動
二輪車を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、シート下方に
エアクリーナを位置させた自動二輪車において、リアフ
ェンダの左右側縁部上面に、該リアフェンダの長手方向
に沿ってエアダクトをそれぞれ配設し、前記各エアダク
トの前端を前記エアクリーナのクリーナボックスの吸気
口に連結したことを特徴としている。
エアクリーナを位置させた自動二輪車において、リアフ
ェンダの左右側縁部上面に、該リアフェンダの長手方向
に沿ってエアダクトをそれぞれ配設し、前記各エアダク
トの前端を前記エアクリーナのクリーナボックスの吸気
口に連結したことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用されたオフ
ロード系の自動二輪車を示している。この図1におい
て、エアクリーナ10は、キャブレタ20にクリーンエ
アを供給するためのサクションパイプ11と、図示して
いないフィルタエレメントを内蔵したクリーナボックス
12とを備え、フレームの構成要素であるメインチュー
ブ30、シートレール31およびサブフレーム32で囲
まれた側面三角状の空間に配設してある。
ロード系の自動二輪車を示している。この図1におい
て、エアクリーナ10は、キャブレタ20にクリーンエ
アを供給するためのサクションパイプ11と、図示して
いないフィルタエレメントを内蔵したクリーナボックス
12とを備え、フレームの構成要素であるメインチュー
ブ30、シートレール31およびサブフレーム32で囲
まれた側面三角状の空間に配設してある。
【0008】上記シートレール20上には、シート40
を配設してあり、したがって、上記エアクリーナ10は
該シート40の下方に位置することになる。
を配設してあり、したがって、上記エアクリーナ10は
該シート40の下方に位置することになる。
【0009】リヤフェンダ50は、その前端部がシート
40の後部下方に入り込む態様で設けられている。この
リヤフェンダ50は、図1のA−A断面図である図3に
示すように弧状の断面を有し、したがって、左右の側縁
部51は、頂部部位52よりも下方に位置している。
40の後部下方に入り込む態様で設けられている。この
リヤフェンダ50は、図1のA−A断面図である図3に
示すように弧状の断面を有し、したがって、左右の側縁
部51は、頂部部位52よりも下方に位置している。
【0010】本発明の自動二輪車では、上記リアフェン
ダ50の左右側縁部51の上方に空間が存在している点
に着目し、該各側縁部51の上面にそれぞれエアダクト
60を配設してある。
ダ50の左右側縁部51の上方に空間が存在している点
に着目し、該各側縁部51の上面にそれぞれエアダクト
60を配設してある。
【0011】図1に示すように、これらのエアダクト6
0は、リアフェンダ50の前端部に沿って設けてある
が、この前端部は車体後方に向って上昇するように傾斜
しているので、上記各エアダクト60も同様の態様で傾
斜している。したがって、各エアダクト60の後端の高
さは、前端のそれよりも高い。
0は、リアフェンダ50の前端部に沿って設けてある
が、この前端部は車体後方に向って上昇するように傾斜
しているので、上記各エアダクト60も同様の態様で傾
斜している。したがって、各エアダクト60の後端の高
さは、前端のそれよりも高い。
【0012】シート40の後部両下側方には、フレーム
カバー70をそれぞれ設けてある。図3に示すように、
上記エアダクト60は、フレームカバー70によって覆
われるので自動二輪車の側方からは視認されず、したが
って、エアダクト60が該二輪車の美観を低下させるこ
とはない。
カバー70をそれぞれ設けてある。図3に示すように、
上記エアダクト60は、フレームカバー70によって覆
われるので自動二輪車の側方からは視認されず、したが
って、エアダクト60が該二輪車の美観を低下させるこ
とはない。
【0013】左右のエアダクト60の前端は、図1およ
び図2に示すように、上記クリーナボックス12の後壁
12aの下方部位に設けた左右の給気口12bにそれぞ
れ連結し、一方、それらのダクト60の後端は、それぞ
れ大気に開放されている。
び図2に示すように、上記クリーナボックス12の後壁
12aの下方部位に設けた左右の給気口12bにそれぞ
れ連結し、一方、それらのダクト60の後端は、それぞ
れ大気に開放されている。
【0014】したがって、エンジン90の作動に伴って
上記各エアダクト60の後端からエアが導入され、この
エアは、該エアダクト60および上記クリーナボックス
12の給気口12bを介してこのクリーナボックス12
内に流入する。そして、クリーナボックス12内に流入
したエアは、前記フィルタエレメントによって除塵され
た後、前記サクションパイプ11を通ってキャブレタ2
0に供給される。
上記各エアダクト60の後端からエアが導入され、この
エアは、該エアダクト60および上記クリーナボックス
12の給気口12bを介してこのクリーナボックス12
内に流入する。そして、クリーナボックス12内に流入
したエアは、前記フィルタエレメントによって除塵され
た後、前記サクションパイプ11を通ってキャブレタ2
0に供給される。
【0015】上記自動二輪車では、リアフェンダ50の
左右側縁部51の上方に存在するデッドスペースを利用
して各エアダクト60を配設しているので、このエアダ
クト60を配設するための特別なスペースを確保する必
要がない。つまり、エアダクト60を配設するスペース
を確保するためにシート40を上方に位置させる等の手
段を講じる必要がない。
左右側縁部51の上方に存在するデッドスペースを利用
して各エアダクト60を配設しているので、このエアダ
クト60を配設するための特別なスペースを確保する必
要がない。つまり、エアダクト60を配設するスペース
を確保するためにシート40を上方に位置させる等の手
段を講じる必要がない。
【0016】また、上記自動二輪車では、クリーナボッ
クス12の給気口12bが該クリーナボックス12の後
壁12aの下方部位に設けられているので、クリーナボ
ックス12の上面とシート40との間に通気用の空間を
確保する必要がない。したがって、上記空間分だけシー
ト40の高さを低くすること、もしくは、上記空間分だ
けクリーナボックス12の容積を増大することが可能に
なる。
クス12の給気口12bが該クリーナボックス12の後
壁12aの下方部位に設けられているので、クリーナボ
ックス12の上面とシート40との間に通気用の空間を
確保する必要がない。したがって、上記空間分だけシー
ト40の高さを低くすること、もしくは、上記空間分だ
けクリーナボックス12の容積を増大することが可能に
なる。
【0017】ところで、上記クリーナボックス12の後
方には、各エアダクト60の前端部とクリーナボックス
12の後壁12aとで画成された空間が存在している。
そこで、上記自動二輪車では、図1および図2に示した
ように、上記空間をバッテリー80の配置スペースとし
て活用している。
方には、各エアダクト60の前端部とクリーナボックス
12の後壁12aとで画成された空間が存在している。
そこで、上記自動二輪車では、図1および図2に示した
ように、上記空間をバッテリー80の配置スペースとし
て活用している。
【0018】図4は、上記各エアダクト60をリアフェ
ンダ50の側縁部51の上面に一体成形した本発明の他
の実施形態を示している。このように、エアダクト60
をリアフェンダ50に一体成形すれば、該エアダクト6
0の取付け作業が不要になるという利便が得られる。
ンダ50の側縁部51の上面に一体成形した本発明の他
の実施形態を示している。このように、エアダクト60
をリアフェンダ50に一体成形すれば、該エアダクト6
0の取付け作業が不要になるという利便が得られる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、リアフェンダの左右側
縁部上面に、該リアフェンダの長手方向に沿ってエアダ
クトをそれぞれ配設し、これらのエアダクトの前端をエ
アクリーナのクリーナボックスの吸気口に連結している
ので、エアクリーナに導入するエアの取入れ口をシート
の配置高さを変化させることなく高位置にすることが可
能である。
縁部上面に、該リアフェンダの長手方向に沿ってエアダ
クトをそれぞれ配設し、これらのエアダクトの前端をエ
アクリーナのクリーナボックスの吸気口に連結している
ので、エアクリーナに導入するエアの取入れ口をシート
の配置高さを変化させることなく高位置にすることが可
能である。
【図1】本発明に係る自動二輪車の側面図。
【図2】図1の自動二輪車の平面図。
【図3】図1のAーA断面図。
【図4】本発明の他の実施形態を示す断面図。
10 エアクリーナ 12 クリーナボックス 12a 後壁 40 シート 50 リヤフェンダ 51 側縁部 60 エアダクト 70 フレームカバー 80 バッテリ
Claims (2)
- 【請求項1】 シート下方にエアクリーナを位置させた
自動二輪車において、リアフェンダの左右側縁部上面
に、該リアフェンダの長手方向に沿ってエアダクトをそ
れぞれ配設し、 前記各エアダクトの前端を前記エアクリーナのクリーナ
ボックスの吸気口に連結したことを特徴とする自動二輪
車。 - 【請求項2】 前記各エアダクトと前記クリーナボック
スの後壁とで画成される空間をバッテリーの配設スペー
スとして活用したことを特徴とする請求項1に記載の自
動二輪車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8170151A JPH1018927A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 自動二輪車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8170151A JPH1018927A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 自動二輪車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1018927A true JPH1018927A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15899632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8170151A Pending JPH1018927A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 自動二輪車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1018927A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006273324A (ja) * | 2006-05-15 | 2006-10-12 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車の吸気構造 |
JP2014122583A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗型車両のエアクリーナケース構造 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP8170151A patent/JPH1018927A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006273324A (ja) * | 2006-05-15 | 2006-10-12 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車の吸気構造 |
JP2014122583A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗型車両のエアクリーナケース構造 |
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