JPH1199977A - 自動二輪車 - Google Patents
自動二輪車Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
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Abstract
を形成しながら、シート位置を車体前側にずらして操作
性向上を図る。 【解決手段】 エアクリーナケース12の上側に設ける
吸気ダクト14を、上方から見て車体の後方へ向けて開
くV字状に形成する。吸気ダクト14の車体後方の2箇
所の開口14aを大気に開放するとともに、車体前方の
開口14bをエアクリーナケース12内の気室に連通さ
せた。
Description
ートの間の燃料タンクの下側にエアクリーナを配設した
自動二輪車に関するものである。
クの前側下部に下方へ向けて開放する凹陥部を形成し、
この凹陥部にエアクリーナを臨むように設けている。燃
料タンクの貯油部分は、エアクリーナの両側方と前方お
よび後方とに形成し、燃料タンク上部であって車幅方向
の中央に設けた給油口から燃料が給油されるようにして
いる。給油口には、タンク内で波立った燃料がキャップ
側へ出るのを防ぐために、単管からなるフィラーチュー
ブをタンク内に臨むように設けている。
の上部に吸気ダクトを設け、エアクリーナケースの下部
に連通用ダクトを介して気化器を接続している。前記吸
気ダクトは、車幅方向の中央部に車体の前後方向に延び
るように形成し、車体後方の開口を大気に開放させると
ともに、車体前方の開口をエアクリーナケース内の非清
浄側の気室に連通させている。前記非清浄側の気室と
は、エアクリーナケース内のエアクリーナエレメントに
よって画成された気室のうち、エアクリーナエレメント
より上流側の気室のことである。
おいては、操向ハンドルとシートとの距離を短くして操
作性の向上を図ることが要請されている。しかるに、シ
ートの位置を車体前方にずらすと、燃料タンクの凹陥部
を形成する内壁とエアクリーナの吸気ダクトの上流側端
部とが干渉し合うという問題があった。
めには燃料タンクも車体前方にずらさなければならず、
これに伴って給油口の位置が車体前方にずれるからであ
る。すなわち、燃料タンクの前記内壁は、給油口の前記
フィラーチューブとの接触を避けるために車幅方向の中
央部が他の部分に較べて車体前方に膨出しており、この
内壁が車体前方に偏在することによって前記膨出部分が
吸気ダクトの上流側端部に接近するからである。なお、
エアクリーナは、気化器を介してエンジンに接続してい
るので、設置位置を車体前方にずらすことは困難であ
る。
になされたもので、吸気ダクトと燃料タンクの内壁との
間に隙間を形成しながら、シート位置を車体前方にずら
して操作性向上を図ることができるようにすることを目
的とする。
は、エアクリーナケースの上側に設ける吸気ダクトを、
上方から見て車体の後方へ向けて開くV字状に形成し、
車体後方の2箇所の開口を大気に開放するとともに、車
体前方の開口をエアクリーナケース内の気室に連通させ
たものである。
車幅方向の中央に上方および車体の後方に向けて開放す
る空間が形成される。
明に係る自動二輪車において、エアクリーナケースを上
半部と下半部とから構成し、これら両半部どうしを結合
するボルトを平面視でV字状をなす空気ダクトの谷の部
分に配設したものである。本発明によれば、エアクリー
ナケースの両半部どうしを結合するボルトを、エアクリ
ーナエレメントの近傍に吸気通路を横切ることなく配設
することができる。
一実施の形態を図1ないし図5によって詳細に説明す
る。図1は本発明に係る自動二輪車の側面図、図2は燃
料タンク部分を拡大して示す側面図、図3はエアクリー
ナの平面図、図4は図3におけるIV−IV線断面図、図5
は吸気ダクトを上流側から見た状態を示す後面図であ
る。
形態による自動二輪車を示す。この自動二輪車1は、車
体フレーム2に並列4気筒4サイクルエンジン3を搭載
し、操向ハンドル4とシート5との間であって前記車体
フレーム2の左右一対のタンクレール2aの上方に燃料
タンク6を配設している。この燃料タンク6は、図2に
示すように、前側下部に下方へ向けて開放する凹陥部7
を形成し、この凹陥部7の周囲および上方に燃料を溜め
る構造を採っている。この凹陥部7より車体後側の貯油
部分の上側に給油口8を設けている。
閉する従来周知の構造を採り、車幅方向の中央に配設す
るとともに、単管からなるフィラーチューブ9を設けて
いる。燃料タンク6の前記凹陥部7を形成する内壁6a
における前記フィラーチューブ9と対向する部分は、フ
ィラーチューブ9との間に隙間が形成されるように車体
前方に膨出させている。この膨出部分を図2中に符号1
0で示す。
を配設している。このエアクリーナ11は、エアクリー
ナケース12を上半部12aと下半部12bとから構成
し、このエアクリーナケース12の内部にエアクリーナ
エレメント13(図3,4参照)を装着するとともに上
側に吸気ダクト14を設けている。また、前記下半部1
2bの底部における車体後側に気筒毎の気化器15を接
続している。なお、気化器15は、図2および図4中に
符号15aで示すエアファンネルが一体に形成してあ
り、前記下半部12bにエアファンネル15aを臨ませ
た状態でゴムブッシュ15bを介して接続している。
下半部12bは、図3および図4に示すように、エアク
リーナエレメント13を挟持する状態で結合用ボルト1
6によって互いに結合している。結合用ボルト16は、
エアクリーナケース12の周囲と中央部とに多数配設
し、メンテナンス時に上半部12aを下半部12bから
上方へ外すことができるように、それぞれ上方から締付
けている。なお、この実施の形態では、前記上半部12
aの前端部を車体フレーム2にグロメット17を介して
固定する構造を採っているので、メンテナンス時にはこ
のグロメット部分のボルト(図示せず)も取外す。
すように平面視において車体前方に開放するコ字状に形
成したエレメント本体13aと、このエレメント本体1
3aの前側の開放部分を閉塞する仕切板13bとを有
し、エアクリーナケース12内の前側部分に装着してい
る。このエアクリーナ11は、外気を吸気ダクト14に
よって前記エアクリーナエレメント13の中空部(非清
浄側の気室)に導き、エレメント本体13aで濾過して
からエアクリーナエレメント13の外側の気室、すなわ
ち図4中に符号Aで示す清浄側の気室に流出させる構造
を採っている。この清浄側の気室Aに流出した外気は、
エアクリーナケース12の車体後側から気化器15のエ
アファンネル15aに吸込まれる。
が図3,4に示すように、エアクリーナエレメント13
の後方から両側方を介して前方にも延在するようにエア
クリーナケース12を形成し、エアクリーナ11の容量
が可及的大きくなるようにしている。
に、上方から見て車体の後方へ向けて開くV字状に形成
し、車体後方の2箇所の開口14a,14aを大気に解
放するとともに、車体前方の開口14b,14bをエア
クリーナケース12内の非清浄室に連通させている。こ
の実施の形態では、図4および図5に示すように、エア
クリーナケース12の上半部12aの上面にダクト形成
部材18をリベット19で固定することによって吸気ダ
クト14を形成している。なお、ダクト形成部材18と
上半部12aとの間にはシール部材18a(図4参照)
を介装している。
半部12aの上面が吸気ダクト14内の吸気通路の壁を
形成し、上半部12aの上面に下流側の前記開口14b
を形成している。吸気ダクト14内の吸気通路を図にお
いて符号Bで示す。この吸気通路Bは、この実施の形態
では平面視V字状のダクト形成部材18の各辺と対応さ
せて互いに画成されるように二つ形成している。これら
の吸気通路Bの下流側端部は、図4に示すように前記開
口14b,14bから下方へ延びる円筒20を介してエ
アクリーナエレメント13内に連通している。さらに、
前記上半部12aの上面における前記吸気通路Bを形成
する部分は、図5に示すように下方へ凹ませ、ダクト形
成部材18の高さを低くしながら吸気通路Bの断面積を
大きくとれるようにしている。
V字状を呈する吸気ダクト14の谷に対応する部分に
は、エアクリーナエレメント12の上半部12aと下半
部12bとを中央部で結合するための結合用ボルト16
を位置付けている。このように前記谷の部分に結合用ボ
ルト16を位置付けることにより、エアクリーナエレメ
ント13の近傍に吸気通路Bを横切ることなく配設する
ことができる。
エアクリーナ11の吸気ダクト14を平面視において後
方へ向けて開くV字状に形成したため、吸気ダクト後部
における車幅方向の中央に、図2〜図5に示すように上
方および車体の後方に向けて開放する空間Sが形成され
る。この空間Sに図2に示すように燃料タンク6の内壁
6aの膨出部10を車体の後方から接近させている。
従来の自動二輪車では吸気ダクトに接触するような位置
まで車体の前側へずらしても、これが吸気ダクト14に
接触することはない。従来の吸気ダクトの位置を図2中
に二点鎖線Cで示す。この結果、この自動二輪車1にお
いては、燃料タンク6およびシート5を従来の位置より
車体の前方にずらして配置することができた。
気ダクト14を上流側が車体の後方を指向するように形
成し、この吸気ダクト14の下流側端部、すなわち車体
前方の端部で吸気通路がエアクリーナケース12内に連
通する構造を採ることにより、走行風の動圧を受けるこ
とがないことから気化器15のセッティングが容易であ
る。その上、エアクリーナケース12内の車体前側にエ
アクリーナエレメント13を配設するとともに車体後側
に気化器15を接続することができるから、エアクリー
ナエレメント13と気化器接続部との間に気室を広く形
成することができる。
内に二つの吸気通路Bを互いに画成される状態で形成す
る例を示したが、これらの吸気通路Bは、下流側を吸気
ダクト14内で互いに連通させてもよい。また、吸気ダ
クト14は、エアクリーナケース12の上半部12aと
は別体に形成することもできる。この形態を採る場合に
は、吸気ダクトのみによってV字状の吸気通路を形成
し、下流側端部をエアクリーナケース12に接続する。
気ダクト後部における車幅方向の中央に上方および車体
の後方に向けて開放する空間が形成される。このため、
従来の自動二輪車では吸気ダクトに接触するような位置
まで、燃料タンクの内壁を吸気ダクトとの接触を避けな
がら車体前方へ偏在させることができる。
と燃料タンクの内壁との間に所要の隙間を形成しなが
ら、シート位置を車体前方にずらして操作性向上を図る
ことができる。
分にエアクリーナケース結合用ボルトを位置づけた他の
発明によれば、エアクリーナケースの両半部どうしを結
合するボルトを、エアクリーナエレメントの近傍に吸気
通路を横切ることなく配設することができるから、シー
ル性とエンジン性能とを両立させることができる。
る。
図である。
内壁、7…凹陥部、8…給油口、9…フィラーチュー
ブ、10…膨出部分、11…エアクリーナ、12…エア
クリーナケース、12a…上半部、12b…下半部、1
3…エアクリーナエレメント、14…吸気ダクト、16
…結合用ボルト、18…ダクト形成部材。
Claims (2)
- 【請求項1】 操向ハンドルとシートとの間に燃料タン
クを配設し、この燃料タンクの下側にエアクリーナを配
設した自動二輪車において、前記エアクリーナの吸気ダ
クトをエアクリーナケースの上側に設けるとともに、上
方から見て車体の後方へ向けて開くV字状に形成し、車
体後方の2箇所の開口を大気に開放し、車体前方の開口
をエアクリーナケース内の気室に連通させたことを特徴
とする自動二輪車。 - 【請求項2】 請求項1記載の自動二輪車において、エ
アクリーナケースを上半部と下半部とから構成し、これ
ら両半部どうしを結合するボルトを平面視V字状をなす
空気ダクトの谷の部分に配設したことを特徴とする自動
二輪車。
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-
1997
- 1997-09-29 JP JP26373197A patent/JP4128639B2/ja not_active Expired - Lifetime
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