JPH10189175A - 電気コネクタ - Google Patents
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- JPH10189175A JPH10189175A JP8357851A JP35785196A JPH10189175A JP H10189175 A JPH10189175 A JP H10189175A JP 8357851 A JP8357851 A JP 8357851A JP 35785196 A JP35785196 A JP 35785196A JP H10189175 A JPH10189175 A JP H10189175A
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- H01R12/79—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to rigid printed circuits or like structures
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- H01R12/82—Coupling devices connected with low or zero insertion force
- H01R12/85—Coupling devices connected with low or zero insertion force contact pressure producing means, contacts activated after insertion of printed circuits or like structures
- H01R12/89—Coupling devices connected with low or zero insertion force contact pressure producing means, contacts activated after insertion of printed circuits or like structures acting manually by moving connector housing parts linearly, e.g. slider
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- H01R12/51—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures
- H01R12/55—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals
- H01R12/57—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals surface mounting terminals
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- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/02—Contact members
- H01R13/193—Means for increasing contact pressure at the end of engagement of coupling part, e.g. zero insertion force or no friction
Abstract
(57)【要約】
【課題】 片面に導電ラインを設けたＦＰＣを使用で
き、しかも、多数の導電ラインをコンパクトに接続でき
るようにした電気コネクタを提供することを目的として
いる。 【解決手段】 ＦＰＣの接続端部を受け入れるための受
入空洞６が形成され、この受入空洞６に複数のターミナ
ル４、５が所定のピッチで並列して装着されている絶縁
ハウジング２と、受入空洞６に進入してＦＰＣの接続端
部をターミナル４、５のコンタクト部２７、２８へ向け
て付勢するためのブレード１４を備えているアクチュエ
ータ３とで構成されている。複数のターミナル４、５
は、夫々のコンタクト部２７、２８がアクチュエータ３
のブレード１４の一側面側に臨ませてあると共に、複数
のターミナル４、５のコンタクト部２７、２８毎に、Ｆ
ＰＣの挿入方向に沿って、所定の距離をあけて直線的に
配置されている
き、しかも、多数の導電ラインをコンパクトに接続でき
るようにした電気コネクタを提供することを目的として
いる。 【解決手段】 ＦＰＣの接続端部を受け入れるための受
入空洞６が形成され、この受入空洞６に複数のターミナ
ル４、５が所定のピッチで並列して装着されている絶縁
ハウジング２と、受入空洞６に進入してＦＰＣの接続端
部をターミナル４、５のコンタクト部２７、２８へ向け
て付勢するためのブレード１４を備えているアクチュエ
ータ３とで構成されている。複数のターミナル４、５
は、夫々のコンタクト部２７、２８がアクチュエータ３
のブレード１４の一側面側に臨ませてあると共に、複数
のターミナル４、５のコンタクト部２７、２８毎に、Ｆ
ＰＣの挿入方向に沿って、所定の距離をあけて直線的に
配置されている
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は平型柔軟ケーブル（以
下、単にＦＰＣとも言う。）の接続端部と接続できるよ
うにした電気コネクタに関する。
下、単にＦＰＣとも言う。）の接続端部と接続できるよ
うにした電気コネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ＦＰＣの接続端部を接続できるよ
うにした電気コネクタは、ＦＰＣの接続端部を受け入れ
るための受入空洞が形成され、この受入空洞に複数のタ
ーミナルが所定のピッチで並列して装着されている絶縁
ハウジングと、この絶縁ハウジングとスライド可能に係
合され、前記受入空洞に進入してＦＰＣの接続端部をタ
ーミナルのコンタクト部へ向けて付勢するためのブレー
ドを備えているアクチュエータとで構成されているのが
一般的である。
うにした電気コネクタは、ＦＰＣの接続端部を受け入れ
るための受入空洞が形成され、この受入空洞に複数のタ
ーミナルが所定のピッチで並列して装着されている絶縁
ハウジングと、この絶縁ハウジングとスライド可能に係
合され、前記受入空洞に進入してＦＰＣの接続端部をタ
ーミナルのコンタクト部へ向けて付勢するためのブレー
ドを備えているアクチュエータとで構成されているのが
一般的である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記のように構成され
た電気コネクタにおいて、絶縁ハウジングへのターミナ
ルの装着ピッチを狭くするには限界があるので、ＦＰＣ
側の導電ラインを多くしたい場合には、絶縁シートの両
面に導電ラインを設けた、いわゆる両面ＦＰＣを使用し
たり、電気コネクタを長大化するようにしているが、両
面ＦＰＣは高価であり、また、電気コネクタを長大化す
ると、プリント回路基板等の設置部材上での占有スペー
スが大きくなるなどの問題点が生じていた。
た電気コネクタにおいて、絶縁ハウジングへのターミナ
ルの装着ピッチを狭くするには限界があるので、ＦＰＣ
側の導電ラインを多くしたい場合には、絶縁シートの両
面に導電ラインを設けた、いわゆる両面ＦＰＣを使用し
たり、電気コネクタを長大化するようにしているが、両
面ＦＰＣは高価であり、また、電気コネクタを長大化す
ると、プリント回路基板等の設置部材上での占有スペー
スが大きくなるなどの問題点が生じていた。
【０００４】本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたも
ので、片面に導電ラインを設けたＦＰＣを使用でき、し
かも、多数の導電ラインをコンパクトに接続できるよう
にした電気コネクタを提供することを目的としている。
ので、片面に導電ラインを設けたＦＰＣを使用でき、し
かも、多数の導電ラインをコンパクトに接続できるよう
にした電気コネクタを提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記の目的のもとになさ
れた本発明は、絶縁ハウジングに装着されたターミナル
のコンタクト部を、複数個毎に、ＦＰＣの挿入方向に沿
って直線的に配置したものである。
れた本発明は、絶縁ハウジングに装着されたターミナル
のコンタクト部を、複数個毎に、ＦＰＣの挿入方向に沿
って直線的に配置したものである。
【０００６】即ち本発明は、平型柔軟ケーブルの接続端
部を受け入れるための受入空洞が形成され、この受入空
洞に複数のターミナルが所定のピッチで並列して装着さ
れている絶縁ハウジングと、この絶縁ハウジングとスラ
イド可能に係合され、前記受入空洞に進入して平型柔軟
ケーブルの接続端部をターミナルのコンタクト部へ向け
て付勢するためのブレードを備えているアクチュエータ
とで構成されている電気コネクタにおいて、前記複数の
ターミナルは、夫々のコンタクト部が前記アクチュエー
タのブレードの一側面側に臨ませてあると共に、複数の
ターミナルのコンタクト部毎に、平型柔軟ケーブルの挿
入方向に沿って、所定の距離をあけて直線的に配置され
ていることを特徴とする電気コネクタである。
部を受け入れるための受入空洞が形成され、この受入空
洞に複数のターミナルが所定のピッチで並列して装着さ
れている絶縁ハウジングと、この絶縁ハウジングとスラ
イド可能に係合され、前記受入空洞に進入して平型柔軟
ケーブルの接続端部をターミナルのコンタクト部へ向け
て付勢するためのブレードを備えているアクチュエータ
とで構成されている電気コネクタにおいて、前記複数の
ターミナルは、夫々のコンタクト部が前記アクチュエー
タのブレードの一側面側に臨ませてあると共に、複数の
ターミナルのコンタクト部毎に、平型柔軟ケーブルの挿
入方向に沿って、所定の距離をあけて直線的に配置され
ていることを特徴とする電気コネクタである。
【０００７】また、前記のような構成の電気コネクタで
あって、アクチュエータは、絶縁ハウジングの受入空洞
の開口部と対向し、その中央部に平型柔軟ケーブルを挿
通可能とした開口部が形成されている蓋板と、この蓋板
から延びて絶縁ハウジングの外壁面を覆う側板を備えて
おり、かつ、側板には開口窓が設けられていると共に、
絶縁ハウジングの外壁面に、前記開口窓の内側縁と係合
するストッパ段部のための突部と、側板の端縁と係合す
る保持段部のための突部とが夫々設けてある電気コネク
タである。
あって、アクチュエータは、絶縁ハウジングの受入空洞
の開口部と対向し、その中央部に平型柔軟ケーブルを挿
通可能とした開口部が形成されている蓋板と、この蓋板
から延びて絶縁ハウジングの外壁面を覆う側板を備えて
おり、かつ、側板には開口窓が設けられていると共に、
絶縁ハウジングの外壁面に、前記開口窓の内側縁と係合
するストッパ段部のための突部と、側板の端縁と係合す
る保持段部のための突部とが夫々設けてある電気コネク
タである。
【０００８】更には、平型柔軟ケーブルの接続端部を受
け入れるための受入空洞が形成され、この受入空洞に複
数のターミナルが所定のピッチで並列して装着されてい
る絶縁ハウジングと、この絶縁ハウジングとスライド可
能に係合され、前記受入空洞に進入して平型柔軟ケーブ
ルの接続端部をターミナルのコンタクト部へ向けて付勢
するためのブレードを備えているアクチュエータとで構
成されている電気コネクタにおいて、前記複数のターミ
ナルは、夫々のコンタクト部が前記アクチュエータのブ
レードの一側面側に臨ませてあると共に、二つのターミ
ナルのコンタクト部毎に、平型柔軟ケーブルの挿入方向
に沿って、所定の距離をあけて直線的に配置されてお
り、、前記アクチュエータは、絶縁ハウジングの受入空
洞の開口部と対向し、その中央部に平型柔軟ケーブルを
挿通可能とした開口部が形成されている蓋板と、この蓋
板から延びて絶縁ハウジングの外壁面を覆う側板を対向
させて備えており、かつ、各側板には開口窓が設けられ
ていると共に、絶縁ハウジングの外壁面に、前記開口窓
の内側縁と係合するストッパ段部のための突部と、側板
の端縁と係合する保持段部のための突部とが夫々設けて
あることを特徴とした電気コネクタである。
け入れるための受入空洞が形成され、この受入空洞に複
数のターミナルが所定のピッチで並列して装着されてい
る絶縁ハウジングと、この絶縁ハウジングとスライド可
能に係合され、前記受入空洞に進入して平型柔軟ケーブ
ルの接続端部をターミナルのコンタクト部へ向けて付勢
するためのブレードを備えているアクチュエータとで構
成されている電気コネクタにおいて、前記複数のターミ
ナルは、夫々のコンタクト部が前記アクチュエータのブ
レードの一側面側に臨ませてあると共に、二つのターミ
ナルのコンタクト部毎に、平型柔軟ケーブルの挿入方向
に沿って、所定の距離をあけて直線的に配置されてお
り、、前記アクチュエータは、絶縁ハウジングの受入空
洞の開口部と対向し、その中央部に平型柔軟ケーブルを
挿通可能とした開口部が形成されている蓋板と、この蓋
板から延びて絶縁ハウジングの外壁面を覆う側板を対向
させて備えており、かつ、各側板には開口窓が設けられ
ていると共に、絶縁ハウジングの外壁面に、前記開口窓
の内側縁と係合するストッパ段部のための突部と、側板
の端縁と係合する保持段部のための突部とが夫々設けて
あることを特徴とした電気コネクタである。
【０００９】
【作用】本発明の電気コネクタによれば、複数のコンタ
クト部をＦＰＣの挿入方向で所定の距離をあけて直線的
に配置した構成であるので、長大化を伴うことなく多極
の電気コネクタを構成することができる。また、接続端
部の片面に多くの接続パッドを集中させた片面ＦＰＣを
使用することが可能になる。
クト部をＦＰＣの挿入方向で所定の距離をあけて直線的
に配置した構成であるので、長大化を伴うことなく多極
の電気コネクタを構成することができる。また、接続端
部の片面に多くの接続パッドを集中させた片面ＦＰＣを
使用することが可能になる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付の図を参照して
説明する。
説明する。
【００１１】図１乃至図４にアップライト型の電気コネ
クタ１の実施例を示した。この電気コネクタ１は、絶縁
ハウジング２と、絶縁ハウジング２にスライド可能に係
合させたアクチュエータ３と、絶縁ハウジング２に夫々
複数個装着された２種類のターミナル４、５とで構成さ
れている。絶縁ハウジング２は、絶縁性のプラスチック
を箱形に成形してなるもので、中央に長手方向に沿って
ＦＰＣの接続端部を受け入れるための受入空洞６が形成
されて、上面２ａ及び底面２ｂが開口している。上面２
ａの開口部７はＦＰＣ２９の接続端部３０（図７、８参
照）を受入空洞６内に挿入できるようにするためであ
り、また底面２ｂの開口部８は、ターミナル４、５を絶
縁ハウジング２に装着するためのものである。受入空洞
６の対向する内壁には夫々仕切り壁９が所定のピッチで
形成され、仕切り壁９間をターミナル装着溝１０として
いる。一方の内壁のターミナル装着溝１０と他方の内壁
のターミナル装着溝１０は、同一のピッチであり、か
つ、互いに同一の位置で対向させてある。
クタ１の実施例を示した。この電気コネクタ１は、絶縁
ハウジング２と、絶縁ハウジング２にスライド可能に係
合させたアクチュエータ３と、絶縁ハウジング２に夫々
複数個装着された２種類のターミナル４、５とで構成さ
れている。絶縁ハウジング２は、絶縁性のプラスチック
を箱形に成形してなるもので、中央に長手方向に沿って
ＦＰＣの接続端部を受け入れるための受入空洞６が形成
されて、上面２ａ及び底面２ｂが開口している。上面２
ａの開口部７はＦＰＣ２９の接続端部３０（図７、８参
照）を受入空洞６内に挿入できるようにするためであ
り、また底面２ｂの開口部８は、ターミナル４、５を絶
縁ハウジング２に装着するためのものである。受入空洞
６の対向する内壁には夫々仕切り壁９が所定のピッチで
形成され、仕切り壁９間をターミナル装着溝１０として
いる。一方の内壁のターミナル装着溝１０と他方の内壁
のターミナル装着溝１０は、同一のピッチであり、か
つ、互いに同一の位置で対向させてある。
【００１２】アクチュエータ３も絶縁性のプラスチック
を成形してなるもので、前記絶縁ハウジング２の上面２
ａを覆う大きさとした、開口部７と対向する蓋板１１
と、蓋板１１から延びて、絶縁ハウジング２の外壁面２
ｃを覆うようにした一対の側板１２を有しており、側板
１２が外壁面２ｃに摺接してスライドできるようにして
いる。前記蓋板１１の中央部には、ＦＰＣ２９を挿通可
能とする開口部１３が絶縁ハウジング２の開口部７と対
応させて形成してあり、この開口部１３の一側縁に沿う
ようにしてブレード１４が側板１２間に延びて、絶縁ハ
ウジング２の受入空洞６内に進入するようにしてある。
を成形してなるもので、前記絶縁ハウジング２の上面２
ａを覆う大きさとした、開口部７と対向する蓋板１１
と、蓋板１１から延びて、絶縁ハウジング２の外壁面２
ｃを覆うようにした一対の側板１２を有しており、側板
１２が外壁面２ｃに摺接してスライドできるようにして
いる。前記蓋板１１の中央部には、ＦＰＣ２９を挿通可
能とする開口部１３が絶縁ハウジング２の開口部７と対
応させて形成してあり、この開口部１３の一側縁に沿う
ようにしてブレード１４が側板１２間に延びて、絶縁ハ
ウジング２の受入空洞６内に進入するようにしてある。
【００１３】前記側板１２には開口窓１５が上下の方向
で形成してあり、この開口窓１５に合わせて、絶縁ハウ
ジング２の外壁面２ｃに、２種類の突部１６、１７が形
成してある。外壁面２ｃの上部に形成した突部１６は、
下方の突部１７に比べて突出量が大きく、下方を向いて
いるストッパ段部１８が開口窓１５の上方を向いている
内側縁１９と対向しており、アクチュエータ３を上方に
スライドした時、内側縁１９がストッパ段部１８に係合
してスライドが停止し、アクチュエータ３が絶縁ハウジ
ング２から外れないようにしてある。下方の突部１７
は、アクチュエータ３をこのように上方にスライドした
状態を仮保持できるように、上部が側板１２の端縁と係
合する保持段部２０としてある。
で形成してあり、この開口窓１５に合わせて、絶縁ハウ
ジング２の外壁面２ｃに、２種類の突部１６、１７が形
成してある。外壁面２ｃの上部に形成した突部１６は、
下方の突部１７に比べて突出量が大きく、下方を向いて
いるストッパ段部１８が開口窓１５の上方を向いている
内側縁１９と対向しており、アクチュエータ３を上方に
スライドした時、内側縁１９がストッパ段部１８に係合
してスライドが停止し、アクチュエータ３が絶縁ハウジ
ング２から外れないようにしてある。下方の突部１７
は、アクチュエータ３をこのように上方にスライドした
状態を仮保持できるように、上部が側板１２の端縁と係
合する保持段部２０としてある。
【００１４】２種類のターミナル４、５は、前記受入空
洞６の内壁に対向するように形成されたターミナル装着
溝１０の一方の列に装着するターミナル４と、他方の列
に装着するターミナル５とで、夫々形状を変化させて金
属板から打ち抜かれたものである。一方のターミナル４
は、ターミナル装着溝１０に係止する本体部２１の下端
にソルダテール２２が直角に連続していると共に、本体
部２１の上端から折り返すようにＵ字状のコンタクト片
２３が連続している。他方のターミナル５は、ターミナ
ル装着溝１０に係止する本体部２４の下端にソルダテー
ル２５が直角に連続していると共に、本体部２４の上端
に逆Ｖ字状のコンタクト片２６が連続している。この結
果、ターミナル４のコンタクト片２３に形成しているコ
ンタクト部２７と、ターミナル５のコンタクト片２６に
形成しているコンタクト部２８が、ターミナル５のため
のターミナル装着溝１０側で、このターミナル装着溝１
０に沿って、即ち、ＦＰＣ２９の挿入方向に沿って、所
定の距離をあけた状態で直線的に配置されるようになっ
ている。
洞６の内壁に対向するように形成されたターミナル装着
溝１０の一方の列に装着するターミナル４と、他方の列
に装着するターミナル５とで、夫々形状を変化させて金
属板から打ち抜かれたものである。一方のターミナル４
は、ターミナル装着溝１０に係止する本体部２１の下端
にソルダテール２２が直角に連続していると共に、本体
部２１の上端から折り返すようにＵ字状のコンタクト片
２３が連続している。他方のターミナル５は、ターミナ
ル装着溝１０に係止する本体部２４の下端にソルダテー
ル２５が直角に連続していると共に、本体部２４の上端
に逆Ｖ字状のコンタクト片２６が連続している。この結
果、ターミナル４のコンタクト片２３に形成しているコ
ンタクト部２７と、ターミナル５のコンタクト片２６に
形成しているコンタクト部２８が、ターミナル５のため
のターミナル装着溝１０側で、このターミナル装着溝１
０に沿って、即ち、ＦＰＣ２９の挿入方向に沿って、所
定の距離をあけた状態で直線的に配置されるようになっ
ている。
【００１５】前記アクチュエータ３のブレード１４は、
絶縁ハウジング２に形成された受入空洞６に進入する時
に、ターミナル４側のターミナル装着溝１０のための仕
切り壁９に隣接して進入する位置に設けられているもの
で、上記のように直線的に配置されたコンタクト部２
７、２８は、受入空洞６に進入したブレード１４の一側
面に臨んで対向する。
絶縁ハウジング２に形成された受入空洞６に進入する時
に、ターミナル４側のターミナル装着溝１０のための仕
切り壁９に隣接して進入する位置に設けられているもの
で、上記のように直線的に配置されたコンタクト部２
７、２８は、受入空洞６に進入したブレード１４の一側
面に臨んで対向する。
【００１６】図６及び図７は、上記実施例の電気コネク
タ１にＦＰＣ２９の接続端部３０を接続する様子を示し
たものであり、また、図８はＦＰＣ２９の接続端部３０
に形成されている接続パッド３１を示したものである。
ＦＰＣ２９は片面に導電ラインを設けた、いわゆる片面
ＦＰＣであって、各導電ラインの接続パッド３１が接続
端部３０において、ＦＰＣ２９の長手方向で２段に配置
されている。接続端部３０の端縁側の接続パッド３１
と、内側の接続パッド３１の中心間隔を、前記コンタク
ト部２７、２８の距離と略一致するようにしてある。
タ１にＦＰＣ２９の接続端部３０を接続する様子を示し
たものであり、また、図８はＦＰＣ２９の接続端部３０
に形成されている接続パッド３１を示したものである。
ＦＰＣ２９は片面に導電ラインを設けた、いわゆる片面
ＦＰＣであって、各導電ラインの接続パッド３１が接続
端部３０において、ＦＰＣ２９の長手方向で２段に配置
されている。接続端部３０の端縁側の接続パッド３１
と、内側の接続パッド３１の中心間隔を、前記コンタク
ト部２７、２８の距離と略一致するようにしてある。
【００１７】ＦＰＣ２９の接続端部３０を電気コネクタ
１に接続するに当たっては、図６に示したように、アク
チュエータ３を絶縁ハウジング２より引き上げ、側板１
２のの端縁を絶縁ハウジング２の外壁面２ｃに形成した
突部１７の保持段部２０に係合させて、引き上げ状態に
維持する。次いで、アクチュエータ３の蓋板１１に形成
した開口部１３を通して、接続端部３０を絶縁ハウジン
グ２の受入空洞６内に挿入する。接続端部３０の端縁が
受入空洞６に円滑に案内できるように、一方の仕切り壁
９の上部を受入空洞６に向かって下向きに傾斜させて案
内面３２としてある。接続端部３０を受入空洞６に完全
に挿入した状態で、アクチュエータ３を図７のように押
し下げることによって、接続が完了する。
１に接続するに当たっては、図６に示したように、アク
チュエータ３を絶縁ハウジング２より引き上げ、側板１
２のの端縁を絶縁ハウジング２の外壁面２ｃに形成した
突部１７の保持段部２０に係合させて、引き上げ状態に
維持する。次いで、アクチュエータ３の蓋板１１に形成
した開口部１３を通して、接続端部３０を絶縁ハウジン
グ２の受入空洞６内に挿入する。接続端部３０の端縁が
受入空洞６に円滑に案内できるように、一方の仕切り壁
９の上部を受入空洞６に向かって下向きに傾斜させて案
内面３２としてある。接続端部３０を受入空洞６に完全
に挿入した状態で、アクチュエータ３を図７のように押
し下げることによって、接続が完了する。
【００１８】アクチュエータ３を押し下げた状態では、
ブレード１４がターミナル４、５のコンタクト部２７、
２８と対向する位置になり、ブレード１４がＦＰＣ２９
の接続端部３０をコンタクト部２７、２８側に押し付け
る。この結果、各ターミナル４、５のコンタクト片２
３、２６を外側に弾性変形させた状態で、コンタクト部
２７、２８と接続パッド３１が、夫々１対１の関係で弾
接して電気的接続が形成される。尚、図７においては、
ＦＰＣ２９の接続端部３０にコンタクト部２７、２８が
重合した状態で示してあるが、この重合した分だけ、各
コンタクト片２３、２６が外側に弾性変形させられるも
のである。
ブレード１４がターミナル４、５のコンタクト部２７、
２８と対向する位置になり、ブレード１４がＦＰＣ２９
の接続端部３０をコンタクト部２７、２８側に押し付け
る。この結果、各ターミナル４、５のコンタクト片２
３、２６を外側に弾性変形させた状態で、コンタクト部
２７、２８と接続パッド３１が、夫々１対１の関係で弾
接して電気的接続が形成される。尚、図７においては、
ＦＰＣ２９の接続端部３０にコンタクト部２７、２８が
重合した状態で示してあるが、この重合した分だけ、各
コンタクト片２３、２６が外側に弾性変形させられるも
のである。
【００１９】このように実施例の電気コネクタ１によれ
ば、ターミナル４、５のコンタクト部２７、２８を受入
空洞６の一側で２段に直線的に配置したので、多数の導
電ラインを有するＦＰＣとしては、導電ライン及び接続
パッドを片面に設けた、いわゆる片面ＦＰＣの採用を可
能にし、しかも多極の電気コネクタ１に拘わらず絶縁ハ
ウジング２の長大化を避けることができる。この結果、
高密度実装に適した電気コネクタ１とすることができ
る。また、アクチュエータ３は、側板１２の開口窓１５
と、絶縁ハウジング２の外壁面２ｃに設けた突部１６、
１７によって、引き上げ操作の際に、突部１６のストッ
パ段部１８で引き上げを停止すると共に、引き上げ状態
を突部１７の保持段部２０で維持できるので、ＦＰＣ２
９の接続作業がし易い電気コネクタ１とすることができ
る。
ば、ターミナル４、５のコンタクト部２７、２８を受入
空洞６の一側で２段に直線的に配置したので、多数の導
電ラインを有するＦＰＣとしては、導電ライン及び接続
パッドを片面に設けた、いわゆる片面ＦＰＣの採用を可
能にし、しかも多極の電気コネクタ１に拘わらず絶縁ハ
ウジング２の長大化を避けることができる。この結果、
高密度実装に適した電気コネクタ１とすることができ
る。また、アクチュエータ３は、側板１２の開口窓１５
と、絶縁ハウジング２の外壁面２ｃに設けた突部１６、
１７によって、引き上げ操作の際に、突部１６のストッ
パ段部１８で引き上げを停止すると共に、引き上げ状態
を突部１７の保持段部２０で維持できるので、ＦＰＣ２
９の接続作業がし易い電気コネクタ１とすることができ
る。
【００２０】前記ターミナル５は、図９に示した他の実
施例のようなターミナル３３に代えることが可能であ
る。このターミナル３３は、本体部３４の下端にソルダ
テール３５が直角に連続している一方、本体部３４の上
端は、屈曲片でなるコンタクト片３６が連続している。
コンタクト片３６の中間に形成されたコンタクト部３７
が、ターミナル４のコンタクト部２７と共に、ターミナ
ル装着溝１０に沿って所定の距離をあけた状態で直線的
に配置されるようになる。
施例のようなターミナル３３に代えることが可能であ
る。このターミナル３３は、本体部３４の下端にソルダ
テール３５が直角に連続している一方、本体部３４の上
端は、屈曲片でなるコンタクト片３６が連続している。
コンタクト片３６の中間に形成されたコンタクト部３７
が、ターミナル４のコンタクト部２７と共に、ターミナ
ル装着溝１０に沿って所定の距離をあけた状態で直線的
に配置されるようになる。
【００２１】
【発明の効果】以上に説明の通り、本発明によれば、片
面に導電ラインを設けた平型柔軟ケーブルを使用でき、
しかも、多数の導電ラインをコンパクトに接続できるよ
うにした電気コネクタを提供する効果がある。
面に導電ラインを設けた平型柔軟ケーブルを使用でき、
しかも、多数の導電ラインをコンパクトに接続できるよ
うにした電気コネクタを提供する効果がある。
【図１】 本発明の実施例の拡大断面図である。
【図２】 同じく実施例の一部を省略した正面図であ
る。
る。
【図３】 同じく実施例の側面図である。
【図４】 同じく実施例の一部を省略した平面図であ
る。
る。
【図５】 同じく実施例のアクチュエータの斜視図であ
る。
る。
【図６】 実施例の電気コネクタに平型柔軟ケーブルの
接続端部を挿入する時の断面図である。
接続端部を挿入する時の断面図である。
【図７】 実施例の電気コネクタに平型柔軟ケーブルを
接続した状態の断面図である。
接続した状態の断面図である。
【図８】 平型柔軟ケーブルの接続端部の平面図であ
る。
る。
【図９】 本発明の他の実施例の拡大断面図である。
１ 電気コネクタ ２ 絶縁ハウジング ２ａ 絶縁ハウジングの上面 ２ｂ 絶縁ハウジングの底面 ２ｃ 絶縁ハウジングの外壁面 ３ アクチュエータ ４、５ ターミナル ６ 受入空洞 ７、８ 絶縁ハウジングの開口部 ９、 仕切り壁 １０ ターミナル装着溝 １１ アクチュエータの蓋板 １２ アクチュエータの側板 １３ 蓋板の開口部 １４ アクチュエータのブレード １５ 開口窓 １６、１７ 突部 １８ ストッパ段部 １９ 開口窓の内側縁 ２０ 保持段部 ２１、２４ ターミナルの本体部 ２２、２５ ターミナルのソルダテール ２３、２６ ターミナルのコンタクト片 ２７、２８ コンタクト部 ２９ 平型柔軟ケーブル（ＦＰＣ） ３０ 接続端部 ３１ 接続パッド ３２ 案内面 ３３ ターミナル ３４ ターミナルの本体部 ３５ ターミナルのソルダテール ３６ ターミナルのコンタクト片 ３７ コンタクト部
Claims (3)
- 【請求項１】 平型柔軟ケーブル２９の接続端部３０
を受け入れるための受入空洞６が形成され、この受入空
洞６に複数のターミナル４、５が所定のピッチで並列し
て装着されている絶縁ハウジング２と、この絶縁ハウジ
ング２とスライド可能に係合され、前記受入空洞６に進
入して平型柔軟ケーブル２９の接続端部３０をターミナ
ル４、５のコンタクト部２７、２８へ向けて付勢するた
めのブレード１４を備えているアクチュエータ３とで構
成されている電気コネクタ１において、 前記複数のターミナル４、５は、夫々のコンタクト部２
７、２８が前記アクチュエータ３のブレード１４の一側
面側に臨ませてあると共に、複数のターミナル４、５の
コンタクト部２７、２８毎に、平型柔軟ケーブル２９の
挿入方向に沿って、所定の距離をあけて直線的に配置さ
れていることを特徴とする電気コネクタ。 - 【請求項２】 アクチュエータ３は、絶縁ハウジング
２の受入空洞６の開口部７と対向し、その中央部に平型
柔軟ケーブル２９を挿通可能とした開口部１３が形成さ
れている蓋板１１と、この蓋板１１から延びて絶縁ハウ
ジング２の外壁面２ｃを覆う側板１２を備えており、か
つ、側板１２には開口窓１５が設けられていると共に、
絶縁ハウジング２の外壁面２ｃに、前記開口窓１５の内
側縁１９と係合するストッパ段部１８のための突部１６
と、側板１２の端縁と係合する保持段部２０のための突
部１７とが夫々設けてある請求項１に記載の電気コネク
タ。 - 【請求項３】 平型柔軟ケーブル２９の接続端部３０
を受け入れるための受入空洞６が形成され、この受入空
洞６に複数のターミナル４、５が所定のピッチで並列し
て装着されている絶縁ハウジング２と、この絶縁ハウジ
ング２とスライド可能に係合され、前記受入空洞６に進
入して平型柔軟ケーブル２９の接続端部３０をターミナ
ル４、５のコンタクト部２７、２８へ向けて付勢するた
めのブレード１４を備えているアクチュエータ３とで構
成されている電気コネクタ１において、 前記複数のターミナル４、５は、夫々のコンタクト部２
７、２８が前記アクチュエータ３のブレード１４の一側
面側に臨ませてあると共に、二つのターミナル４、５の
コンタクト部２７、２８毎に、平型柔軟ケーブル２９の
挿入方向に沿って、所定の距離をあけて直線的に配置さ
れており、 前記アクチュエータ３は、絶縁ハウジング２の受入空洞
６の開口部７と対向し、その中央部に平型柔軟ケーブル
２９を挿通可能とした開口部１３が形成されている蓋板
１１と、この蓋板１１から延びて絶縁ハウジング２の外
壁面２ｃを覆う側板１２を対向させて備えており、か
つ、各側板１２には開口窓１５が設けられていると共
に、絶縁ハウジング２の外壁面２ｃに、前記開口窓１５
の内側縁１９と係合するストッパ段部１８のための突部
１６と、側板１２の端縁と係合する保持段部２０のため
の突部１７とが夫々設けてあることを特徴とした電気コ
ネクタ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35785196A JP3424150B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 電気コネクタ |
| US08/951,120 US5921785A (en) | 1996-12-27 | 1997-10-15 | Electrical connector for flat cables |
| EP97122606A EP0851539A3 (en) | 1996-12-27 | 1997-12-22 | Electrical connnector for flat cables |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35785196A JP3424150B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 電気コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10189175A true JPH10189175A (ja) | 1998-07-21 |
| JP3424150B2 JP3424150B2 (ja) | 2003-07-07 |
Family
ID=18456256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35785196A Expired - Fee Related JP3424150B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 電気コネクタ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5921785A (ja) |
| EP (1) | EP0851539A3 (ja) |
| JP (1) | JP3424150B2 (ja) |
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| KR101036171B1 (ko) * | 2010-12-16 | 2011-05-23 | 주식회사 건축사사무소건원엔지니어링 | 오삽 조정 기능의 케이블 접속구를 갖는 매립형 스피커 조립체 |
| JP2011159570A (ja) * | 2010-02-03 | 2011-08-18 | Hirose Electric Co Ltd | 回路基板用電気コネクタ |
| WO2012057304A1 (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-03 | イリソ電子工業株式会社 | コネクタ |
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- 1996-12-27 JP JP35785196A patent/JP3424150B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1997
- 1997-10-15 US US08/951,120 patent/US5921785A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-12-22 EP EP97122606A patent/EP0851539A3/en not_active Withdrawn
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| US5921785A (en) | 1999-07-13 |
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| EP0851539A3 (en) | 1999-07-07 |
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