JPH10188997A - 電池の集電体 - Google Patents
電池の集電体Info
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Abstract
溶接を可能とする電池の集電体を提供する。 【解決手段】 電池の集電体10は、板部材11に隅部
21に丸みを設けた複数の切欠部12を形成し、この切
欠部12の縁部19を板部材の平面に対して折曲して電
極の集電条を溶接させる折曲エッジ部14を形成すると
ともに、この折曲エッジ部14は板部材の板厚よりも薄
い板厚としている。
Description
り、特に、アルカリ二次電池の集電体に関する。
の外部端子との間には集電体が使用されており、この集
電体の一例としては図7に示すものが存在する。
平板部2と、この平板部2の長手方向の真中を長方形状
に切欠き立ち上げて形成した切欠部3と、立ち上げた部
分を電池の外部端子と接触するようにした接触部4とを
有し、平板部2の長手方向の外縁部5には図で見て下向
き90°に折曲した折曲エッジ部6が形成されている。
そして、この折曲エッジ部6には図示しない巻電極の集
電条が溶接されるようになっている。
8の巻電極9はうず巻き形状に巻かれているために、巻
電極9及び巻電極9に固着される集電条9′は板厚を薄
くする方が巻きやすい。一方、集電体1は、集電体1自
体の電気抵抗を下げるためには板厚を厚くする方が好ま
しい。しかるに、集電体1と集電条9′の板厚は等しい
か出来るだけ板厚差のないことが溶接を行なううえでの
一つの条件となる。
部6は、平板部2と同じ板厚なので集電条9′よりも板
厚が厚く、集電体1の方が集電条9′よりも電気抵抗は
小さい。したがって、集電体1と集電条9′の溶接時に
は集電体1に溶接電流が多く流れて集電条9′へは溶接
電流が流れにくくなり、溶接電流の回り込みが小さくな
って溶接が出来なくなることがある。また、集電体1
は、その表面に溶接電流が流れて発熱が大きくなり、こ
の発熱により電池のセパレーター9″に溶解部の発生す
ることがある。また、集電体1の切欠部3の隅部7は直
角に形成されているので、発熱の際に発生する熱応力に
よってこの部分に亀裂の発生することがある。さらに、
巻かれた集電条9′の内側と外側との間に高さのばらつ
きがある場合には、集電体1の平板部2には切欠部3が
形成されているだけなので、集電体1の平板部2は上下
方向の自由度が小さく折曲エッジ部6と集電条9′との
溶接が均等に出来ないことがある。また、集電体1の折
曲エッジ部6に上下方向のうねりがあると集電条9′の
内側と外側との間に高さの差がなくても溶接が均等に出
来ない等の問題がある。
されたもので、その目的は、集電条との溶接が常に可能
であり、亀裂が生じることのない集電体を提供すること
にある。
解決するため本発明の電池の集電体は、板部材に隅部に
丸みを設けた切欠部を形成し、この切欠部の縁部を板部
材の平面に対して折曲して電極の集電条を固着させる折
曲エッジ部を形成するとともに、この折曲エッジ部は板
部材の板厚よりも薄い板厚としている。そして、切欠部
の奥部には隅部に丸みを設けたスリットを形成するとよ
い。
一の実施の形態を図1〜図3を参照して説明する。
長方形を付加した形状の板部材としてのニッケル板で形
成されており、ほぼ円形の平板部11と、切欠部12
と、長方形接触部13と、折曲エッジ部14と、スリッ
ト15とが設けられている。
央に平板部11から削落された円形部16を含んで形成
される長方形形状の長切欠部17と、長切欠部17に対
して90°の角度を形成し円形部16を挟むようにして
形成される長方形状の2つの短切欠部18とを有してい
る。
部分であって長切欠部17と一線上にあり、この接触部
13を折曲げて図示しない電池の外部端子と接続させる
ようになっている。
切欠部18の平行する縁部19を図で見て下向き90°
に折曲したもので、この折曲エッジ部14は、平板部1
1の板厚(例えば、0.2mm)より薄く集電条とほぼ
同じ厚さの例えば、0.15mmにプレスにより圧縮形
成されている。
長切欠部17の奥部20の中央に長切欠部17の長手方
向に平行に形成されている。そして、長切欠部17の隅
部21及びスリット15の奥部22には丸みとしてのア
ールが形成されている。また、短切欠部18のスリット
15は、短切欠部18の奥部23に短切欠部18の縁部
19に直交する方向に形成されており、スリット15の
奥部22′にはアールが形成されている。なお、図3に
おいて24は集電条を示している。
り、また集電体10の折曲エッジ部14の板厚は集電条
24の板厚とほぼ等しくなるように圧縮成形されてお
り、したがって、溶接電流の集電条24への回り込みを
誘発させ集電体10の折曲エッジ部14と集電条24と
の溶接は完全に行なえる。また、集電体10には切欠部
12が形成され、この切欠部12にはスリット15が形
成されており、集電条24への溶接電流の回り込みが行
なわれるので、溶接時は熱の発散が早く集電体10の温
度上昇を抑えることができるとともに、切欠部12のア
ールと、アールを形成したスリット15とにより溶接時
の熱応力による亀裂が生ずることはない。そのうえ、巻
き電極の内側と外側の高さのばらつき及び折曲エッジ部
14の上下方向のうねりに対しても集電体10には切欠
部12とスリット15とが形成されているので、集電体
10の平板部11の自由度が増大し、集電体10と集電
条24とは均等に溶接することができる。図4〜図6
は、本発明の電池の集電体の第二の実施の形態を示すも
のであって、アルカリ二次電池の集電体30は、円形形
状の板部材としてのニッケル板よりなり、平板部31
と、接触部32と、切欠部33と、折曲エッジ部34
と、スリット35とが設けられている。
円錐台形状に突出形成されている。切欠部33は、接触
部32に接するようにして90°間隔で放射状をなして
長方形状に形成されており、切欠部33の奥部36には
切欠部33の縁部37に直交する方向にスリット35が
形成され、このスリット35の奥部38にはアールが形
成されている。
る縁部37を下向き90°に折曲したもので、この折曲
エッジ部34は、平板部31の板厚より薄く集電条24
とほぼ同じ厚さに圧縮形成されている。
ので、溶接時の溶接電流の集電条24への回り込みが誘
発され、集電体30の折曲エッジ部34と集電条24と
の溶接は完全に行なえる。また、集電条24への溶接電
流の回り込みと切欠部33とスリット35とにより集電
体30の温度上昇が抑えられるとともに、溶接時の熱応
力による亀裂はスリット35により発生することがな
い、等、第一の実施の形態と同一の作用効果を有する。
0はアルカリ二次電池に適用した場合を示したが、他の
電池にも適用することができる。また、板部材はニッケ
ル板としたが、鉄材にニッケルメッキを施したものでも
よい。
電体は、板部材に隅部に丸みを設けた切欠部を形成し、
切欠部の縁部を板部材の平面に対して折曲して折曲エッ
ジ部を形成するとともに、この折曲エッジ部は板部材の
板厚よりも薄い板厚としたので、集電体と集電条の溶接
時に溶接電流は集電条へ回り込み溶接が完全に行なわれ
るとともに、集電体の発熱が小さくなり電池のセパレー
ターが溶融することはなく、また、集電体の熱応力は低
減される。また、切欠部の奥部に隅部に丸みを設けたス
リットを形成した場合には、集電体と集電条との溶接時
に集電体の切欠部に熱応力による亀裂が発生することが
なく、また、振動によっても亀裂が発生することもな
い。
が出来る等の効果を奏する。
す斜視図。
す斜視図。
Claims (2)
- 【請求項1】板部材に隅部に丸みを設けた切欠部を形成
し、この切欠部の縁部を板部材の平面に対して折曲して
電極の集電条を固着させる折曲エッジ部を形成するとと
もに、この折曲エッジ部は板部材の板厚よりも薄い板厚
としたことを特徴とする電池の集電体。 - 【請求項2】切欠部の奥部に丸みを設けたスリットを形
成したことを特徴とする請求項1記載の電池の集電体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34765996A JP3506861B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 電池の集電体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP34765996A JP3506861B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 電池の集電体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10188997A true JPH10188997A (ja) | 1998-07-21 |
JP3506861B2 JP3506861B2 (ja) | 2004-03-15 |
Family
ID=18391724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34765996A Expired - Fee Related JP3506861B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 電池の集電体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3506861B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001060456A (ja) * | 1999-06-18 | 2001-03-06 | Hitachi Maxell Ltd | 金属板集電体およびそれを用いた二次電池 |
JP2006093125A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | Samsung Sdi Co Ltd | 二次電池の集電板、及びこれを有する電極組立体及び二次電池 |
JP2011155214A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Nichicon Corp | 電気二重層コンデンサおよびその製造方法 |
WO2023286687A1 (ja) * | 2021-07-16 | 2023-01-19 | パナソニックホールディングス株式会社 | 集電板およびこれを用いた蓄電装置 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP34765996A patent/JP3506861B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001060456A (ja) * | 1999-06-18 | 2001-03-06 | Hitachi Maxell Ltd | 金属板集電体およびそれを用いた二次電池 |
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JP4540575B2 (ja) * | 2004-09-24 | 2010-09-08 | 三星エスディアイ株式会社 | 二次電池の集電板、及びこれを有する電極組立体及び二次電池 |
JP2011155214A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Nichicon Corp | 電気二重層コンデンサおよびその製造方法 |
WO2023286687A1 (ja) * | 2021-07-16 | 2023-01-19 | パナソニックホールディングス株式会社 | 集電板およびこれを用いた蓄電装置 |
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