JP4479013B2 - 円筒形電池 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、集電体の構造を改良した円筒形電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、円筒形電池として特開平4−162350号公報記載のものが知られている。図8に示すように、この円筒形電池aは、有底円筒形の外装缶bに、セパレータdを挟んだ正極板eと負極板fを巻回して形成された電極体cが収容され、電極体cの端面には集電体gが溶接され、この集電体gは外装缶bの開口端面を塞ぐ封口板jに溶接されて形成されている。図9に示すように、集電体gはニッケル板を略円板状に切り出して形成されており、円の中心付近から所定幅にわたって一対のリード片部hが切り込まれて立ち上がるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、円筒形電池では電極板を巻回して円筒形に形成した電極体を用いているため、電極面積は電極体の外周ほど広くなり、電池容量の大部分は電極体の外周寄りに偏在するという事情がある。従って、本来、集電体gは外周部においてより密に電極体cに接触することが望ましい。
しかるに、従来では集電体gのリード片部hを円の中心付近から切り起こすようにしているから、集電体gの外周寄りには比較的大きな開口iが形成されてしまう。すなわち、リード片部hの抵抗を小さくするためにその幅を広くすればするほど開口部分も大きくなり、外周部において集電体gと電極体cとの接触率を大きくできないという問題があった。電池を効率よく利用するためには電極面積をできるだけ効率的に利用することが肝要であるから、電極体cの外周側における集電効率に優れた円筒形電池の開発が切望されていた。
【0004】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、外周側における集電効率の良い円筒形電池を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、正極板と負極板とが両極板間にセパレータが挟まれた状態で巻回された電極体と、この電極体を収容可能なケースと、前記電極体の一方の極板と接続される集電体とを備えてなる円筒形電池において、前記集電体をなす集電本体部は、前記電極体の端面に宛がわれるとともに、放射方向に延びる外周スリットが外周縁において開口して複数箇所に設けられており、この外周スリットの放射方向に延びる縁部から前記電極体に宛がわれる側に向けて外周接続片が突出して設けられ、この外周接続片は、前記電極体の一方の極板と接続されているとともに、この極板の最外周部分に達する長さに形成されており、前記集電本体部の外周縁のうち隣り合う前記外周スリットの間の複数箇所には、それぞれリード片部が延出して設けられているのに加え、前記集電本体部の内周側には、放射方向に延びる内周スリットが複数本の前記外周スリット間に位置するように設けられ、この内周スリットの放射方向に延びる縁部から前記電極体の端面に宛がわれる側に突出して内周接続片が設けられており、この内周接続片が前記電極体の一方の極板と接続されている構成としたところに特徴を有する。
【0007】
請求項の発明は、請求項の発明において、前記外周接続片は、この外周接続片が接続されている前記電極体の一方の極板の最外周部分よりも外側に突出可能な長さに形成されている構成としたところに特徴を有する。
【0009】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
電極体は極板を巻回して形成されているから、電極面積は外周へ行くほど大きくなっている。これに対し本発明では、集電本体部に放射方向へ延びる外周スリットが外周縁において開口して設けられるとともに、この外周スリットの放射方向に延びる縁部からは外周接続片が電極体側に突出して設けられ、この外周接続片が電極体の一方の極板の最外周部分に接続されるようにしたから、電極体の最外周部分を含む外周側から直接に集電することができ、もって集電効率の良い円筒形電池を提供することができる。
外周接続片により電極体の外周側から集電された電流は、集電本体部の外周縁から延出して設けられたリード片部に集電される。このときの電流は集電本体部の内周側を殆ど通らないから、電流集中が起き難くなり、通電路で発生する抵抗損失を極力抑えることができる。
電極体から集電する電流をより多くするために、電極体の内周側から集電可能な内周スリット及び内周接続片を複数本の外周スリット及び外周接続片の間に設けるようにしたから、外周スリットを内周側まで延長した場合と比べて、集電される電流の通電路を広く取ることができる。すなわち、集電可能な電流を電極体の内周側から集電できる分多くすることができるとともに、通電路で発生する抵抗損失を極力抑えることで集電効率をさらに良くすることができる。
【0011】
<請求項の発明>
集電体を電極体に接続するには、外周接続片が極板の最外周部分に接するように電極体に対して集電本体部の位置合わせをする必要があるが、この外周接続片は余裕のある長さに形成されているから、厳密に位置合わせをしなくても、簡単に外周接続片を極板の最外周部分に接続することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図6を用いて説明する。この実施形態では、本発明を電気自動車に使用される円筒形ニッケル・水素二次電池に適用した場合を示す。
この円筒形電池10は、図1に示すように、上下端面にそれぞれ正極集電体30と負極集電体20とが接続された電極体13がケース11内に収容されているとともに、ケース11の上面の開放部分に封口板17が取り付けられて構成されている。なお、この円筒形電池10は直径45mmで長さ200mmの大きさで、放電容量は60Ahである。
【0015】
ケース11は、ニッケルめっきを施した鉄を素材として有底円筒形に形成され、上端付近には外周側から絞ることにより、内側に突出する環状溝部12が設けられており、上面は開放されている。
【0016】
電極体13は、正極板14と負極板15の間に例えばポリオレフィン製の不織布からなるセパレータ16が挟まれた状態で巻回して形成されているとともに、所定の電解液が浸透されている。詳しくは、正極板14及び負極板15は共に、帯状の集電シート14a,15aに正極活物質及び負極活物質を付着させて構成されており、各集電シート14a,15aが電極体13の上下へ突出している。(図6参照。なお、図1及び図5では、図面の見易さを考慮して、集電シート14a,15aは電極体13から突出する部分のみを記載した。)
【0017】
次に、負極集電体20について説明する。負極集電体20は、図2に示すように、例えば厚さ0.3mmの純ニッケル板をプレス加工によって所定形状に切り出したものにアニール処理が施されており、円板状の集電本体部21の外周縁の180度間隔の2箇所からリード片部27が放射状に突出して形成されている。これらのリード片部27の根本部分には両側に位置して比較的短い切り込みスリット28が形成され、リード片部27を集電本体部21の中心寄りに折り返すことを容易にしている。リード片部27の長さは、折り返された状態で集電本体部21の中心に設けられた中心孔22を覆うことが十分可能な長さとされ、図1に示すように、この中心孔22を覆う接触部29がケース11の底面に溶接されている。
【0018】
また、図2に示すように、中心孔22の中心とリード片部27の幅方向の中央とを結ぶ直線上には、長方形の内周スリット23が4箇所に放射方向に延びて設けられているとともに、各リード片部27間には集電本体部21の外周縁に放射状に開口した外周スリット25が4箇所に設けられている。これら内周スリット23及び外周スリット25の放射方向に沿った辺がそれぞれ裏面に折られることで内周接続片24及び外周接続片26が形成されている。これら内周接続片24及び外周接続片26は、図1に示すように、電極体13側に突出しており、負極板15の集電シート15aに溶接されている。なお、集電本体部21の直径は、負極板15の集電シート15aの最外周部分がなす直径よりも大きく形成されており、外周接続片26はこの集電本体部21の外周縁に達する長さに形成されているから、この外周接続片26は負極板15の集電シート15aの最外周部分よりも外側に突出可能な長さに形成されている。
【0019】
続いて、正極集電体30について説明する。正極集電体30は、図3に示すように、集電本体部31が負極集電体20の集電本体部21とほぼ同じ形状とされている。すなわち、集電本体部31の中心には中心孔32が設けられ、この中心孔32の周りに放射状の内周スリット33と、外周縁に開口した外周スリット35が4箇所ずつ互い違いの位置に設けられており、これらの内周スリット33と外周スリット35の放射方向の辺からは、それぞれ内周接続片34と外周接続片36が、図1に示すように、電極体13側に突出して設けられている。これら内周接続片34及び外周接続片36は、正極板14の集電シート14aに溶接されている。なお、集電本体部31の直径は、正極板14の集電シート14aの最外周部分がなす直径よりも大きく形成されており、外周接続片36はこの集電本体部31の外周縁に達する長さに形成されているから、この外周接続片36は正極板14の集電シート14aの最外周部分よりも外側に突出可能な長さに形成されている。
【0020】
また、図3に示すように、集電本体部31の外周縁の略等角度間隔の4箇所からは、リード片部37が放射状に突出して形成されており、これらの根元部分には切り込みスリット38が設けられることでリード片部37を集電本体部31の中心寄りに折り返すことを容易にしている。
【0021】
一方、図1に示すように、封口板17は例えば鉄・ニッケル合金板からプレス加工によって円板状に切り出されており、外周縁側にはナイロンからなる絶縁パッキン18が嵌合されて、ケース11と絶縁されるようになっている。
【0022】
封口板17の裏面には、接続体40が溶接されている。この接続体40は、例えば厚さ0.3mmの純ニッケル板をプレス加工によって所定形状に切り出して形成されており、図4に示すように、円形状の接続本体部41の中心には円形穴43が形成されているとともに、外周縁の略等角度間隔の4箇所に接続タブ42が直角に折り曲げた状態で設けられている。これら接続タブ42は、図1に示すように、電極体13側に突出しており、それぞれ正極集電体30の各リード片部37に溶接により接続されている。
【0023】
本実施形態は以上のような構造であり、続いてその組立手順及び作用について説明する。
まず、図5に示すように、電極体13の上端面に一旦リード片部37を上方に立ち上げた正極集電体30を載置する。このとき、対向する外周接続片36の開口縁部間の距離は、上方から見て渦巻き状に配された正極板14の集電シート14aの最外周部分がなす径よりも大きく設定されているから、厳密な位置合わせをしなくても、簡単に外周接続片36を集電シート14aの最外周部分に接触させることができる。また、内周接続片34は集電シート14aの内周側に接触される。このように、内周接続片34と外周接続片36は、正極板14の集電シート14aの内周側と外周側において、集電シート14aを放射方向に横切るようにして配された後、溶接により接続される。溶接した後、正極集電体30のリード片部37をやや内側に倒した状態とする。
【0024】
一方、負極集電体20も正極集電体30と同様に、電極体13の下端面の負極板15の集電シート15aに内周接続片24及び外周接続片26を溶接することで、負極板15との電気的な接続が取られる。このとき、リード片部27は、根元部分から下側に折り曲げられつつ中心側へ折り返されており、接触部29が中心孔22を覆うように配されている。
【0025】
上記のようにして両集電体20,30を溶接により接続した電極体13をケース11の上面の開放部分から挿入して収容する。その後、電極体13の空芯部19に上方から図示しないスポット溶接用電極棒を挿入して、負極集電体20のリード片部27の接触部29をケース11の底面と接触させつつスポット溶接を行い、接触部29をケース11に接続する。次に、ケース11に環状溝部12を形成して、電極体13を固定させる。続いて、ケース11内に電解液を注入した後、封口板17に設けられた接続体40を正極集電体30に接続する作業が行われる。
【0026】
封口板17の裏面に溶接された接続体40からは接続タブ42が下方に垂直に突出しており、この接続タブ42は、正極集電体30のリード片部37に対応した位置に4箇所設けられている。これにより、封口板17と正極集電体30とを溶接するとき、正極集電体30のリード片部37の上端部分に接続タブ42を上方からそれぞれ接触させつつ、リード片部37と接続タブ42を溶接することができる。このとき、封口板17の位置決めをしつつ、側方から溶接できるので容易に溶接作業を行うことができる。接続タブ42とリード片部37とを溶接した後、封口板17を下方へ押し込んで、封口板17の絶縁パッキン18の部分が環状溝部12に当接したところで、ケース11の上端部分を内側に折り曲げて封口板17をかしめにより固定する。これにより、この円筒形電池10は密閉される(図1参照)。
【0027】
以上のようにして完成した円筒形電池10によれば、次の効果を得ることができる。なお以下では、集電時における本発明の効果を正極側についてのみ、正極側部分の拡大図である図6を用いて説明するが、負極側についても同様の効果を得ることができる。
【0028】
まず、リード片部37が集電本体部31の外周縁から立ち上げられているから、内周接続片34や外周接続片36の有無に関わらず、集電本体部31は電極体13の外周縁付近において接触を持つことができる。つまり、集電本体部31は、電極面積の多くが偏在している電極体13の端面の外周縁付近との接触率を高く保つことができるから、電極体13の電極面積を無駄にすることなく、効率よく集電することができる。しかも、リード片部37を外周縁において均等な間隔になるような4箇所から立ち上げたから、電極体13の端面から均一に集電することができ、これにより電流集中や抵抗損の発生を極力抑えることができ、集電効率をさらに良くすることができる。
【0029】
また、電極体13の正極板14は、その最外周部分が正極集電体30の外周接続片36と接続されているから、電極体13の外周側から直接に集電でき、円筒形電池10の集電効率を良好にすることができる。さらに、外周接続片36から集電された電流は、集電本体部31の外周縁から延出して設けられたリード片部37を通って接続体40へと流されるから、電流が集電本体部31の内周側を殆ど通らなくなり、これにより電流集中が起き難くなり、通電路で発生する抵抗損失を極力抑えることができる。
【0030】
また、電極体13から集電する電流をより多くするために、電極体13の内周側からも直接に集電することができる内周接続片34を設けるとともに、これら内周接続片34を略等角度間隔に設けられた外周接続片36の間に位置して設けるようにしたから、外周接続片36を内周側まで延長した場合と比べて、集電本体部31の内周側を通る電流の通電路を広く確保することができる。すなわち、集電可能な電流を電極体13の内周側から集電できる分多くすることができるとともに、通電路で発生する抵抗損失を極力抑えることで集電効率をさらに良くすることができる。
【0031】
以上説明したように本実施形態によれば、正極集電体30及び負極集電体20ともに、集電本体部21,31の外周縁近くからリード片部27,37を立ち上げるようにしたから、電極面積を有効に利用でき、電極体13の外周側における集電効率に優れた円筒形電池10を提供することができる。さらに、集電本体部21,31の外周縁においてそれぞれ略等角度間隔となるような4箇所の位置からリード片部27,37を立ち上げるようにしたから、電極体13からの均一な集電を可能とし、電流集中や抵抗損の発生を極力抑えることができ、さらに円筒形電池10の集電効率を良くすることができる。また、正極側については、封口板17から接続タブ42を設けて下方に突出するようにしたから、接続タブ42をリード片部37に接触させて封口板17の位置決めをしつつ、溶接作業を行うことができ、もって、電極体13に対する封口板17の位置ずれを防止することができる。さらに、封口板17とリード片部37とを側方から溶接できるから、溶接すべき箇所を目視により確認でき、溶接作業を容易に行うことができる。
【0032】
また、参考例として正極集電体30の形状を変更したものを図7に示す。この正極集電体30は、集電本体部31において外周縁に向けて開口されていた外周スリット35を開口しない形状としたものであり、図7には符号35Aで示されている。また、その他の構造、作用及び効果は上記した実施形態と同一であるため省略する。
【0033】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)この実施形態では、円筒形のニッケル・水素二次電池について適用した場合を示したが、例えば、アルカリ電池、リチウムイオン電池等のように、電池の種類は問わず適用できる。
(2)接続タブの数は4つに限定する必要はなく、正極集電体に設けられたリード片部の数に対応して、例えば、2つ、3つ、5つであってもよい。
【0034】
)また、上記した実施形態では、集電本体部の直径が極板の最外周部分がなす直径よりも大きく形成されることで、外周接続片は極板の最外周部分よりも外側に突出可能とされているが、仮に集電本体部の直径が極板の最外周部分がなす直径よりも小さい場合は、外周接続片を集電本体部の外周縁から外側に延出して形成することで、外周接続片を極板の最外周部分よりも外側に突出可能な長さとしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る円筒形電池の断面図
【図2】負極集電体の平面図
【図3】正極集電体の平面図
【図4】接続体の斜視図
【図5】接続タブとリード片部を溶接する前の状態を示す断面図
【図6】正極集電体の接続部分の拡大断面図
【図7】 参考例を示す平面図
【図8】従来例の円筒形電池の断面図
【図9】集電体の斜視図
【符号の説明】
10…円筒形電池
11…ケース
13…電極体
14…正極板
15…負極板
16…セパレータ
17…封口板
20…正極集電体
30…負極集電体
21,31…集電本体部
23,33…内周スリット
24,34…内周接続片
25,35…外周スリット
26,36…外周接続片
27,37…リード片部
42…接続タブ

Claims (2)

  1. 正極板と負極板とが両極板間にセパレータが挟まれた状態で巻回された電極体と、この電極体を収容可能なケースと、前記電極体の一方の極板と接続される集電体とを備えてなる円筒形電池において、
    前記集電体をなす集電本体部は、前記電極体の端面に宛がわれるとともに、放射方向に延びる外周スリットが外周縁において開口して複数箇所に設けられており、この外周スリットの放射方向に延びる縁部から前記電極体に宛がわれる側に向けて外周接続片が突出して設けられ、この外周接続片は、前記電極体の一方の極板と接続されているとともに、この極板の最外周部分に達する長さに形成されており、
    前記集電本体部の外周縁のうち隣り合う前記外周スリットの間の複数箇所には、それぞれリード片部が延出して設けられているのに加え、
    前記集電本体部の内周側には、放射方向に延びる内周スリットが複数本の前記外周スリット間に位置するように設けられ、この内周スリットの放射方向に延びる縁部から前記電極体の端面に宛がわれる側に突出して内周接続片が設けられており、この内周接続片が前記電極体の一方の極板と接続されていることを特徴とする円筒形電池。
  2. 前記外周接続片は、この外周接続片が接続されている前記電極体の一方の極板の最外周部分よりも外側に突出可能な長さに形成されていることを特徴とする請求項1記載の円筒形電池。
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