JPH10188496A - ディスク交換型磁気ディスクドライブ用直動型キャリッジアセンブリ - Google Patents
ディスク交換型磁気ディスクドライブ用直動型キャリッジアセンブリInfo
- Publication number
- JPH10188496A JPH10188496A JP8348431A JP34843196A JPH10188496A JP H10188496 A JPH10188496 A JP H10188496A JP 8348431 A JP8348431 A JP 8348431A JP 34843196 A JP34843196 A JP 34843196A JP H10188496 A JPH10188496 A JP H10188496A
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- head
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数が少なく、構成を簡素化できる上側
キャリッジを備えた直動型キャリッジアセンブリを提供
する。 【解決手段】 直動型キャリッジアセンブリの上側キャ
リッジは、サスペンション式キャリッジ30から成り、
上側磁気ヘッド131を保持する上側ヘッド保持部31
と、上側磁気ヘッド131に対して下向きの押圧力を加
える付勢手段と、側方アーム33と、上側ジンバル34
とを一体に成形したものである。
キャリッジを備えた直動型キャリッジアセンブリを提供
する。 【解決手段】 直動型キャリッジアセンブリの上側キャ
リッジは、サスペンション式キャリッジ30から成り、
上側磁気ヘッド131を保持する上側ヘッド保持部31
と、上側磁気ヘッド131に対して下向きの押圧力を加
える付勢手段と、側方アーム33と、上側ジンバル34
とを一体に成形したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフレキシブルディス
クドライバ(以下、FDDと略称する)等のようなディ
スク交換型磁気ディスクドライブに用いられる直動型キ
ャリッジアセンブリに関する。
クドライバ(以下、FDDと略称する)等のようなディ
スク交換型磁気ディスクドライブに用いられる直動型キ
ャリッジアセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、FDDは、それに挿入さ
れたフレキシブルディスク(以下、FDと略称する)に
対してデータの記録再生を行うための磁気記録再生装置
の一種である。近年、FDの大容量化が進められてお
り、1M〜2Mバイトの記憶容量(以下、通常容量と呼
ぶ)を持つものに対して、128Mバイトの記憶容量
(以下、大容量と呼ぶ)を持つものが開発されている。
これに伴って、FDDとしても、このような大容量FD
に対してデータを記録再生可能なものが開発されてい
る。
れたフレキシブルディスク(以下、FDと略称する)に
対してデータの記録再生を行うための磁気記録再生装置
の一種である。近年、FDの大容量化が進められてお
り、1M〜2Mバイトの記憶容量(以下、通常容量と呼
ぶ)を持つものに対して、128Mバイトの記憶容量
(以下、大容量と呼ぶ)を持つものが開発されている。
これに伴って、FDDとしても、このような大容量FD
に対してデータを記録再生可能なものが開発されてい
る。
【0003】以下においては、大容量FDのみに対して
データを記録再生可能なFDDを高密度専用型FDDと
呼び、通常容量FDのみに対してデータを記録再生可能
なFDDを通常密度専用型FDDと呼ぶことにする。さ
らに、大容量および通常容量の両方のFDに対してデー
タを記録再生可能なFDDを高密度/通常密度兼用型F
DDと呼ぶことにする。なお、高密度専用型FDDと高
密度/通常密度兼用型FDDとを、単に、高密度型FD
Dと総称することにする。
データを記録再生可能なFDDを高密度専用型FDDと
呼び、通常容量FDのみに対してデータを記録再生可能
なFDDを通常密度専用型FDDと呼ぶことにする。さ
らに、大容量および通常容量の両方のFDに対してデー
タを記録再生可能なFDDを高密度/通常密度兼用型F
DDと呼ぶことにする。なお、高密度専用型FDDと高
密度/通常密度兼用型FDDとを、単に、高密度型FD
Dと総称することにする。
【0004】さて、通常密度専用型FDDと高密度型F
DDとの間の機構上の相違点の1つは、上下一対の磁気
ヘッドを支持するキャリッジを、ドライブ内に挿入され
たFDに対して所定の半径方向に沿って移動する駆動手
段の構成にある。すなわち、通常密度専用型FDDでは
駆動手段としてステッピングモータを使用しているのに
対して、高密度型FDDでは駆動手段としてボイスコイ
ルモータ(VCM)のようなリニアモータを使用してい
る。
DDとの間の機構上の相違点の1つは、上下一対の磁気
ヘッドを支持するキャリッジを、ドライブ内に挿入され
たFDに対して所定の半径方向に沿って移動する駆動手
段の構成にある。すなわち、通常密度専用型FDDでは
駆動手段としてステッピングモータを使用しているのに
対して、高密度型FDDでは駆動手段としてボイスコイ
ルモータ(VCM)のようなリニアモータを使用してい
る。
【0005】以下、高密度型FDDの駆動手段として使
用されるボイスコイルモータについて少し詳細に説明す
る。ボイスコイルモータは、キャリッジの後方に配置さ
れ、所定の半径方向と平行な駆動軸の回りに巻回された
ボイスコイルと、このボイルコイルを通して流れる電流
と交叉する磁界を発生するための磁気回路とを有する。
このような構成により、磁気回路で発生された磁界と交
叉する方向にボイルコイルに電流を流すことにより、こ
の電流と磁界との相互作用に基づいて駆動軸の延在方向
に駆動力が発生する。この駆動力により、ボイスコイル
モータはキャリッジを所定の半径方向に沿って移動す
る。
用されるボイスコイルモータについて少し詳細に説明す
る。ボイスコイルモータは、キャリッジの後方に配置さ
れ、所定の半径方向と平行な駆動軸の回りに巻回された
ボイスコイルと、このボイルコイルを通して流れる電流
と交叉する磁界を発生するための磁気回路とを有する。
このような構成により、磁気回路で発生された磁界と交
叉する方向にボイルコイルに電流を流すことにより、こ
の電流と磁界との相互作用に基づいて駆動軸の延在方向
に駆動力が発生する。この駆動力により、ボイスコイル
モータはキャリッジを所定の半径方向に沿って移動す
る。
【0006】周知のように、FDは、上下一対の開口部
を持つケースと、このケース内に収容され、上下一対の
開口部を介して上下一対の磁気ヘッドでアクセスされる
磁気ディスク媒体とを含み、この磁気ディスク媒体の表
面には、データを記録するための通路としての同心円状
のトラックが、半径方向に沿って複数形成されている。
トラック幅(トラックピッチ)は、当然、大容量FDの
方が通常容量FDよりも狭い。
を持つケースと、このケース内に収容され、上下一対の
開口部を介して上下一対の磁気ヘッドでアクセスされる
磁気ディスク媒体とを含み、この磁気ディスク媒体の表
面には、データを記録するための通路としての同心円状
のトラックが、半径方向に沿って複数形成されている。
トラック幅(トラックピッチ)は、当然、大容量FDの
方が通常容量FDよりも狭い。
【0007】図3および図4を参照して、従来の直動型
キャリッジアセンブリを備えた高密度型FDDについて
説明する。図4は従来の直動型キャリッジアセンブリを
示す図で、(a)は平面図、(b)は右側面図である。
キャリッジアセンブリを備えた高密度型FDDについて
説明する。図4は従来の直動型キャリッジアセンブリを
示す図で、(a)は平面図、(b)は右側面図である。
【0008】図示の高密度型FDDはFD40に対して
データの記録再生を行う装置である。FD40は図3中
の矢印Aで示す方向からFDDのディスクホルダユニッ
ト56中に挿入される。
データの記録再生を行う装置である。FD40は図3中
の矢印Aで示す方向からFDDのディスクホルダユニッ
ト56中に挿入される。
【0009】挿入されたFD40は、メインフレーム1
1の表面上で回転可能に支持されたディスクテーブルア
センブリ(図示せず)上に、互いの中心軸が一致した状
態で保持される。
1の表面上で回転可能に支持されたディスクテーブルア
センブリ(図示せず)上に、互いの中心軸が一致した状
態で保持される。
【0010】FD40は、円板状の磁気ディスク媒体4
1と、この磁気ディスク媒体41を覆うケース42と、
矢印C方向に摺動可能なシャッタ43とを有し、シャッ
タ43には窓43aが開けられている。シャッタ43は
矢印C方向とは逆方向に図示しないバネによって付勢さ
れている。シャッタ43が矢印C方向に摺動すると、図
3に示すように、シャッタ43の窓43aがケース42
に設けられた開口部42aのところに位置し、これら開
口部42aを介して磁気ディスク媒体41を上側および
下側磁気ヘッド(後述する)がアクセスすることが可能
となる。
1と、この磁気ディスク媒体41を覆うケース42と、
矢印C方向に摺動可能なシャッタ43とを有し、シャッ
タ43には窓43aが開けられている。シャッタ43は
矢印C方向とは逆方向に図示しないバネによって付勢さ
れている。シャッタ43が矢印C方向に摺動すると、図
3に示すように、シャッタ43の窓43aがケース42
に設けられた開口部42aのところに位置し、これら開
口部42aを介して磁気ディスク媒体41を上側および
下側磁気ヘッド(後述する)がアクセスすることが可能
となる。
【0011】ディスクテーブルアセンブリはメインフレ
ーム11の裏面に設けられたスピンドルモータ(図示せ
ず)によって回転駆動され、これによってFD40の磁
気ディスク媒体41が回転する。また、メインフレーム
の裏面には、多数の電子部品を搭載したプリント配線基
板(図示せず)が取り付けられている。
ーム11の裏面に設けられたスピンドルモータ(図示せ
ず)によって回転駆動され、これによってFD40の磁
気ディスク媒体41が回転する。また、メインフレーム
の裏面には、多数の電子部品を搭載したプリント配線基
板(図示せず)が取り付けられている。
【0012】図4に示すように、上側磁気ヘッド131
は上側ジンバル141によって揺動可能に上側ヘッド保
持部151の先端側で固定保持され、下側磁気ヘッド1
32は下側ジンバル142によって揺動可能に下側ヘッ
ド保持部152の先端側で保持されている。また、上側
磁気ヘッド131には、上側ヘッド保持部151に取り
付けられた付勢バネ(ヘッドロードバネ)18によっ
て、下向きの押圧力が加えられている。上側ヘッド保持
部151はキャリッジ保持台19上に板バネ(インサー
トバネ)21を介してネジ22によって固定支持されて
いる。このキャリッジ保持台19と下側ヘッド保持部1
52とは一体に形成されている。また、上側ヘッド保持
部151には、FD40が排出された状態においてFD
40を保持するためのディスクホルダユニット56に係
合して、上側磁気ヘッド131を上方へ持ち上げるため
の側方アーム23が取り付けられている。
は上側ジンバル141によって揺動可能に上側ヘッド保
持部151の先端側で固定保持され、下側磁気ヘッド1
32は下側ジンバル142によって揺動可能に下側ヘッ
ド保持部152の先端側で保持されている。また、上側
磁気ヘッド131には、上側ヘッド保持部151に取り
付けられた付勢バネ(ヘッドロードバネ)18によっ
て、下向きの押圧力が加えられている。上側ヘッド保持
部151はキャリッジ保持台19上に板バネ(インサー
トバネ)21を介してネジ22によって固定支持されて
いる。このキャリッジ保持台19と下側ヘッド保持部1
52とは一体に形成されている。また、上側ヘッド保持
部151には、FD40が排出された状態においてFD
40を保持するためのディスクホルダユニット56に係
合して、上側磁気ヘッド131を上方へ持ち上げるため
の側方アーム23が取り付けられている。
【0013】上側ヘッド保持部151と、付勢バネ18
と、板バネ21と、側方アーム23と、上側ジンバル1
41との組み合わせを上側キャリッジと呼び、下側ヘッ
ド保持部152と下側ジンバル142との組み合わせを
下側キャリッジと呼ぶ。また、上側キャリッジと下側キ
ャリッジとキャリッジ保持台19との組み合わせを直動
型キャリッジアセンブリと呼ぶ。直動型キャリッジアセ
ンブリはメインフレーム11の表面上でメインフレーム
11から離間して配置されており、上側磁気ヘッド13
1および下側磁気ヘッド132をFD40に対して所定
の半径方向(図3の矢印Bで示す方向)に沿って移動可
能に保持している。
と、板バネ21と、側方アーム23と、上側ジンバル1
41との組み合わせを上側キャリッジと呼び、下側ヘッ
ド保持部152と下側ジンバル142との組み合わせを
下側キャリッジと呼ぶ。また、上側キャリッジと下側キ
ャリッジとキャリッジ保持台19との組み合わせを直動
型キャリッジアセンブリと呼ぶ。直動型キャリッジアセ
ンブリはメインフレーム11の表面上でメインフレーム
11から離間して配置されており、上側磁気ヘッド13
1および下側磁気ヘッド132をFD40に対して所定
の半径方向(図3の矢印Bで示す方向)に沿って移動可
能に保持している。
【0014】下側ヘッド保持部152は、その両側下端
で、所定の半径方向Bに対して平行に延在する一対のガ
イドバー(図示せず)によって支持及び案内される。
で、所定の半径方向Bに対して平行に延在する一対のガ
イドバー(図示せず)によって支持及び案内される。
【0015】上側ヘッド保持部151および下側ヘッド
保持部152は、以下に述べるようなボイスコイルモー
タによって所定の半径方向Bに沿って駆動される。詳細
に説明すると、ボイスコイルモータは直動型キャリッジ
アセンブリの後方に配置され、所定の半径方向Bと平行
な駆動軸の回りに巻回された一対のボイスコイル(図示
せず)と、このボイスコイルを通して流れる電流と交叉
する磁界を発生するための磁気回路20とを有する。こ
のような構成のボイスコイルモータにおいて、磁気回路
20で発生された磁界と交叉する方向にボイスコイルに
電流を流すことにより、この電流と磁界との相互作用に
基づいて駆動軸の延在方向に駆動力が発生する。この駆
動力により、ボイスコイルモータは直動型キャリッジア
センブリを所定の半径方向Bに沿って移動させる。
保持部152は、以下に述べるようなボイスコイルモー
タによって所定の半径方向Bに沿って駆動される。詳細
に説明すると、ボイスコイルモータは直動型キャリッジ
アセンブリの後方に配置され、所定の半径方向Bと平行
な駆動軸の回りに巻回された一対のボイスコイル(図示
せず)と、このボイスコイルを通して流れる電流と交叉
する磁界を発生するための磁気回路20とを有する。こ
のような構成のボイスコイルモータにおいて、磁気回路
20で発生された磁界と交叉する方向にボイスコイルに
電流を流すことにより、この電流と磁界との相互作用に
基づいて駆動軸の延在方向に駆動力が発生する。この駆
動力により、ボイスコイルモータは直動型キャリッジア
センブリを所定の半径方向Bに沿って移動させる。
【0016】高密度型FDDは、FD40に備えられた
シャッタ42を開閉するシャッタ駆動機構と、FD40
を排出するためのイジェクタ機構と、イジェクト後に直
動型キャリッジアセンブリをロックするためのキャリッ
ジロック機構とを含む。
シャッタ42を開閉するシャッタ駆動機構と、FD40
を排出するためのイジェクタ機構と、イジェクト後に直
動型キャリッジアセンブリをロックするためのキャリッ
ジロック機構とを含む。
【0017】図示しないレバーユニットはイジェクトレ
バーとロックレバーとを有する。イジェクトレバーは、
シャッタ43を開閉するシャッタ駆動機構の要素と、F
D40をFDDから排出するためのイジェクタ機構の要
素とを兼用している。ロックレバーは直動型キャリッジ
アセンブリの近傍に配置され、イジェクト時に直動型キ
ャリッジアセンブリをロックするためのものである。
バーとロックレバーとを有する。イジェクトレバーは、
シャッタ43を開閉するシャッタ駆動機構の要素と、F
D40をFDDから排出するためのイジェクタ機構の要
素とを兼用している。ロックレバーは直動型キャリッジ
アセンブリの近傍に配置され、イジェクト時に直動型キ
ャリッジアセンブリをロックするためのものである。
【0018】イジェクタ機構は、高密度型FDDのフロ
ントベゼル(図示せず)の外面に突き出しているイジェ
クトボタン54と、このフロントベゼルの受入れ口(図
示せず)から挿入されたFD40をその一面が対向する
ように位置づけるイジェクトプレート55と、一端がイ
ジェクトプレート55に係合し、他端がディスクホルダ
ユニット56に係合したイジェクトバネ(図示せず)と
を有する。なお、イジェクトプレート55は奥行き方向
の先端にラック55aを備え、このラック55aはメイ
ンフレームの表面上で回転可能に支持されたピニオン5
8と係合する。レバーユニットはばね機構(図示せず)
により反時計方向に付勢されている。
ントベゼル(図示せず)の外面に突き出しているイジェ
クトボタン54と、このフロントベゼルの受入れ口(図
示せず)から挿入されたFD40をその一面が対向する
ように位置づけるイジェクトプレート55と、一端がイ
ジェクトプレート55に係合し、他端がディスクホルダ
ユニット56に係合したイジェクトバネ(図示せず)と
を有する。なお、イジェクトプレート55は奥行き方向
の先端にラック55aを備え、このラック55aはメイ
ンフレームの表面上で回転可能に支持されたピニオン5
8と係合する。レバーユニットはばね機構(図示せず)
により反時計方向に付勢されている。
【0019】図3に示すように、FD40を高密度型F
DDのディスクホルダユニット56中に挿入したとす
る。すなわち、FD40を図3の矢印Aで示す方向に押
し込むと、シャッタ43の右側縁上端にイジェクトレバ
ーの先端が係合し、FD40の移動に伴って、レバーユ
ニットは時計方向に回動する。これに伴って、シャッタ
43はイジェクトレバーの先端により矢印Cで示す方向
に摺動する。
DDのディスクホルダユニット56中に挿入したとす
る。すなわち、FD40を図3の矢印Aで示す方向に押
し込むと、シャッタ43の右側縁上端にイジェクトレバ
ーの先端が係合し、FD40の移動に伴って、レバーユ
ニットは時計方向に回動する。これに伴って、シャッタ
43はイジェクトレバーの先端により矢印Cで示す方向
に摺動する。
【0020】FD40が高密度型FDDのディスクホル
ダユニット56中に完全に収納されると、ディスクホル
ダユニット56が降下し、FD40は図示しないディス
クロック機構によりこの状態でディスクホルダユニット
56に保持される。このとき、側方アーム151bとデ
ィスクホルダユニット56との係合が解除され、シャッ
タ43の窓43aがケース42の開口部42aの真上に
位置するので、上側磁気ヘッド131はシャッタ43の
窓43a、ケース42の開口部42aを介して、磁気デ
ィスク媒体41と接触する。なお、シャッタ43は、図
3に一点鎖線で示す位置にあるようにばね部材(図示せ
ず)で付勢されている。
ダユニット56中に完全に収納されると、ディスクホル
ダユニット56が降下し、FD40は図示しないディス
クロック機構によりこの状態でディスクホルダユニット
56に保持される。このとき、側方アーム151bとデ
ィスクホルダユニット56との係合が解除され、シャッ
タ43の窓43aがケース42の開口部42aの真上に
位置するので、上側磁気ヘッド131はシャッタ43の
窓43a、ケース42の開口部42aを介して、磁気デ
ィスク媒体41と接触する。なお、シャッタ43は、図
3に一点鎖線で示す位置にあるようにばね部材(図示せ
ず)で付勢されている。
【0021】図4に示すように、直動型キャリッジアセ
ンブリは、図3に示す高密度型FDDのディスクホルダ
ユニット56内に挿入されたFD40のケース42内に
収容された磁気ディスク媒体41に対して、ケース42
に開けられた開口部42aを介してデータの書込み/読
出しを行うための上側磁気ヘッド131を、上側キャリ
ッジ151の先端側で付勢バネ18によって下向きの押
圧力を加えて支持すると共に、下側磁気ヘッド132を
下側ジンバル142によって揺動可能に下側キャリッジ
152の先端側で支持する。
ンブリは、図3に示す高密度型FDDのディスクホルダ
ユニット56内に挿入されたFD40のケース42内に
収容された磁気ディスク媒体41に対して、ケース42
に開けられた開口部42aを介してデータの書込み/読
出しを行うための上側磁気ヘッド131を、上側キャリ
ッジ151の先端側で付勢バネ18によって下向きの押
圧力を加えて支持すると共に、下側磁気ヘッド132を
下側ジンバル142によって揺動可能に下側キャリッジ
152の先端側で支持する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の直動型キャリッジアセンブリでは、上側キャリッジ
が、それぞれ別体の上側ヘッド保持部151と、付勢バ
ネ18と、板バネ21と、側方アーム23と、上側ジン
バル141とで構成されている。そのため、上側キャリ
ッジは、部品点数が多く、構成が複雑となる問題点があ
る。
の直動型キャリッジアセンブリでは、上側キャリッジ
が、それぞれ別体の上側ヘッド保持部151と、付勢バ
ネ18と、板バネ21と、側方アーム23と、上側ジン
バル141とで構成されている。そのため、上側キャリ
ッジは、部品点数が多く、構成が複雑となる問題点があ
る。
【0023】したがって、本発明の課題は、上述した従
来の問題点に鑑み、部品点数が少なく、構成を簡素化で
きる上側キャリッジ備えた、ディスク交換型磁気ディス
クドライブ用直動型キャリッジアセンブリを提供するこ
とにある。
来の問題点に鑑み、部品点数が少なく、構成を簡素化で
きる上側キャリッジ備えた、ディスク交換型磁気ディス
クドライブ用直動型キャリッジアセンブリを提供するこ
とにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
れば、ディスク交換型磁気ディスクドライブ内に挿入さ
れた磁気ディスクのケース内に収容された磁気ディスク
媒体に対して、前記ケースに開けられた開口部を介して
データの書込み/読出しを行うための上側磁気ヘッドお
よび下側磁気ヘッドを、それぞれ、上側キャリッジおよ
び下側キャリッジの先端側で支持する直動型キャリッジ
アセンブリであって、前記上側キャリッジは前記上側磁
気ヘッドを保持する上側ヘッド保持部と、前記上側磁気
ヘッドに対して下向きの押圧力を加える付勢手段とを有
する、前記直動型キャリッジアセンブリにおいて、前記
上側キャリッジは、前記上側ヘッド保持部と前記付勢手
段とを一体に成形したサスペンション式キャリッジから
成ることを特徴とするディスク交換型磁気ディスクドラ
イブ用直動型キャリッジアセンブリが得られる。
れば、ディスク交換型磁気ディスクドライブ内に挿入さ
れた磁気ディスクのケース内に収容された磁気ディスク
媒体に対して、前記ケースに開けられた開口部を介して
データの書込み/読出しを行うための上側磁気ヘッドお
よび下側磁気ヘッドを、それぞれ、上側キャリッジおよ
び下側キャリッジの先端側で支持する直動型キャリッジ
アセンブリであって、前記上側キャリッジは前記上側磁
気ヘッドを保持する上側ヘッド保持部と、前記上側磁気
ヘッドに対して下向きの押圧力を加える付勢手段とを有
する、前記直動型キャリッジアセンブリにおいて、前記
上側キャリッジは、前記上側ヘッド保持部と前記付勢手
段とを一体に成形したサスペンション式キャリッジから
成ることを特徴とするディスク交換型磁気ディスクドラ
イブ用直動型キャリッジアセンブリが得られる。
【0025】本発明の第2の態様によれば、ディスク交
換型磁気ディスクドライブ内に挿入された磁気ディスク
のケース内に収容された磁気ディスク媒体に対して、前
記ケースに開けられた開口部を介してデータの書込み/
読出しを行うための上側磁気ヘッドおよび下側磁気ヘッ
ドを、それぞれ、上側キャリッジおよび下側キャリッジ
の先端側で支持する直動型キャリッジアセンブリであっ
て、前記上側キャリッジは前記上側磁気ヘッドを保持す
る上側ヘッド保持部と、前記上側磁気ヘッドに対して下
向きの押圧力を加える付勢手段と、前記磁気ディスクが
排出された状態において前記磁気ディスクを保持するた
めのディスクホルダユニットに係合して、前記上側磁気
ヘッドを上方へ持ち上げるための側方アームとを有す
る、前記直動型キャリッジアセンブリにおいて、前記上
側キャリッジは、前記上側ヘッド保持部と前記付勢手段
と前記側方アームとを一体に成形したサスペンション式
キャリッジから成ることを特徴とするディスク交換型磁
気ディスクドライブ用直動型キャリッジアセンブリが得
られる。
換型磁気ディスクドライブ内に挿入された磁気ディスク
のケース内に収容された磁気ディスク媒体に対して、前
記ケースに開けられた開口部を介してデータの書込み/
読出しを行うための上側磁気ヘッドおよび下側磁気ヘッ
ドを、それぞれ、上側キャリッジおよび下側キャリッジ
の先端側で支持する直動型キャリッジアセンブリであっ
て、前記上側キャリッジは前記上側磁気ヘッドを保持す
る上側ヘッド保持部と、前記上側磁気ヘッドに対して下
向きの押圧力を加える付勢手段と、前記磁気ディスクが
排出された状態において前記磁気ディスクを保持するた
めのディスクホルダユニットに係合して、前記上側磁気
ヘッドを上方へ持ち上げるための側方アームとを有す
る、前記直動型キャリッジアセンブリにおいて、前記上
側キャリッジは、前記上側ヘッド保持部と前記付勢手段
と前記側方アームとを一体に成形したサスペンション式
キャリッジから成ることを特徴とするディスク交換型磁
気ディスクドライブ用直動型キャリッジアセンブリが得
られる。
【0026】本発明の第3の態様によれば、ディスク交
換型磁気ディスクドライブ内に挿入された磁気ディスク
のケース内に収容された磁気ディスク媒体に対して、前
記ケースに開けられた開口部を介してデータの書込み/
読出しを行うための上側磁気ヘッドおよび下側磁気ヘッ
ドを、それぞれ、上側キャリッジおよび下側キャリッジ
の先端側で支持する直動型キャリッジアセンブリであっ
て、前記上側キャリッジは前記上側磁気ヘッドを上側ジ
ンバルを介して保持する上側ヘッド保持部と、前記上側
磁気ヘッドに対して下向きの押圧力を加える付勢手段と
を有する、前記直動型キャリッジアセンブリにおいて、
前記上側キャリッジは、前記上側ヘッド保持部と前記付
勢手段と前記上側ジンバルとを一体に成形したサスペン
ション式キャリッジから成ることを特徴とするディスク
交換型磁気ディスクドライブ用直動型キャリッジアセン
ブリが得られる。
換型磁気ディスクドライブ内に挿入された磁気ディスク
のケース内に収容された磁気ディスク媒体に対して、前
記ケースに開けられた開口部を介してデータの書込み/
読出しを行うための上側磁気ヘッドおよび下側磁気ヘッ
ドを、それぞれ、上側キャリッジおよび下側キャリッジ
の先端側で支持する直動型キャリッジアセンブリであっ
て、前記上側キャリッジは前記上側磁気ヘッドを上側ジ
ンバルを介して保持する上側ヘッド保持部と、前記上側
磁気ヘッドに対して下向きの押圧力を加える付勢手段と
を有する、前記直動型キャリッジアセンブリにおいて、
前記上側キャリッジは、前記上側ヘッド保持部と前記付
勢手段と前記上側ジンバルとを一体に成形したサスペン
ション式キャリッジから成ることを特徴とするディスク
交換型磁気ディスクドライブ用直動型キャリッジアセン
ブリが得られる。
【0027】本発明の第4の態様によれば、ディスク交
換型磁気ディスクドライブ内に挿入された磁気ディスク
のケース内に収容された磁気ディスク媒体に対して、前
記ケースに開けられた開口部を介してデータの書込み/
読出しを行うための上側磁気ヘッドおよび下側磁気ヘッ
ドを、それぞれ、上側キャリッジおよび下側キャリッジ
の先端側で支持する直動型キャリッジアセンブリであっ
て、前記上側キャリッジは前記上側磁気ヘッドを上側ジ
ンバルを介して保持する上側ヘッド保持部と、前記上側
磁気ヘッドに対して下向きの押圧力を加える付勢手段
と、前記磁気ディスクが排出された状態において前記磁
気ディスクを保持するためのディスクホルダユニットに
係合して、前記上側磁気ヘッドを上方へ持ち上げるため
の側方アームとを有する、前記直動型キャリッジアセン
ブリにおいて、前記上側キャリッジは、前記上側ヘッド
保持部と前記付勢手段と前記側方アームと前記上側ジン
バルとを一体に成形したサスペンション式キャリッジか
ら成ることを特徴とするディスク交換型磁気ディスクド
ライブ用直動型キャリッジアセンブリが得られる。
換型磁気ディスクドライブ内に挿入された磁気ディスク
のケース内に収容された磁気ディスク媒体に対して、前
記ケースに開けられた開口部を介してデータの書込み/
読出しを行うための上側磁気ヘッドおよび下側磁気ヘッ
ドを、それぞれ、上側キャリッジおよび下側キャリッジ
の先端側で支持する直動型キャリッジアセンブリであっ
て、前記上側キャリッジは前記上側磁気ヘッドを上側ジ
ンバルを介して保持する上側ヘッド保持部と、前記上側
磁気ヘッドに対して下向きの押圧力を加える付勢手段
と、前記磁気ディスクが排出された状態において前記磁
気ディスクを保持するためのディスクホルダユニットに
係合して、前記上側磁気ヘッドを上方へ持ち上げるため
の側方アームとを有する、前記直動型キャリッジアセン
ブリにおいて、前記上側キャリッジは、前記上側ヘッド
保持部と前記付勢手段と前記側方アームと前記上側ジン
バルとを一体に成形したサスペンション式キャリッジか
ら成ることを特徴とするディスク交換型磁気ディスクド
ライブ用直動型キャリッジアセンブリが得られる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
実施の形態について詳細に説明する。
【0029】図1を参照して、本発明の第1の実施の形
態に係る直動型キャリッジアセンブリについて詳細に説
明する。図1において、(a)は平面図、(b)は右側
面図である。
態に係る直動型キャリッジアセンブリについて詳細に説
明する。図1において、(a)は平面図、(b)は右側
面図である。
【0030】図示の直動型キャリッジアセンブリは、上
側キャリッジの構造が以下に述べるように相違している
点を除いて、図4に示したものと同様の構成を有する。
したがって、図4に示すものと同様の機能を有するもの
には同一の参照符号を付して、それらの説明を省略す
る。
側キャリッジの構造が以下に述べるように相違している
点を除いて、図4に示したものと同様の構成を有する。
したがって、図4に示すものと同様の機能を有するもの
には同一の参照符号を付して、それらの説明を省略す
る。
【0031】本実施の形態に係る上側キャリッジは、サ
スペンション式キャリッジ30から成り、上側磁気ヘッ
ド131を保持する上側ヘッド保持部31と、上側磁気
ヘッドに対して下向きの押圧力を加える付勢手段と、側
方アーム33と、上側ジンバル34とを一体に成形した
ものである。サスペンション式キャリッジ30は、図1
(b)に示すような、上側磁気ヘッド131と下側磁気
ヘッド132とが接触(実際には、FD40の磁気ディ
スク媒体41がそれらの間に挟まる)した状態では、上
側磁気ヘッド131に対して約9.5gの下向きの加重
が加えられる。すなわち、サスペンション式キャリッジ
30それ自体がバネ性を呈し、付勢手段として作用す
る。したがって、従来の付勢バネ18を削除できる。一
方、FD40が排出された状態においては、側方アーム
33がFD40を保持するためのディスクホルダユニッ
ト56に係合するので、上側磁気ヘッド131は上方へ
持ち上げられる。このとき持ち上げられる高さは、約
3.5〜3.6mmの範囲である。
スペンション式キャリッジ30から成り、上側磁気ヘッ
ド131を保持する上側ヘッド保持部31と、上側磁気
ヘッドに対して下向きの押圧力を加える付勢手段と、側
方アーム33と、上側ジンバル34とを一体に成形した
ものである。サスペンション式キャリッジ30は、図1
(b)に示すような、上側磁気ヘッド131と下側磁気
ヘッド132とが接触(実際には、FD40の磁気ディ
スク媒体41がそれらの間に挟まる)した状態では、上
側磁気ヘッド131に対して約9.5gの下向きの加重
が加えられる。すなわち、サスペンション式キャリッジ
30それ自体がバネ性を呈し、付勢手段として作用す
る。したがって、従来の付勢バネ18を削除できる。一
方、FD40が排出された状態においては、側方アーム
33がFD40を保持するためのディスクホルダユニッ
ト56に係合するので、上側磁気ヘッド131は上方へ
持ち上げられる。このとき持ち上げられる高さは、約
3.5〜3.6mmの範囲である。
【0032】図示のサスペンション式キャリッジ30
は、板厚が0.15mm以下の薄板を成形加工すること
にって作られる。サスペンション式キャリッジ30の材
質としては、ステンレス材や、ベリリウム銅材、燐青銅
材などを使用できる。
は、板厚が0.15mm以下の薄板を成形加工すること
にって作られる。サスペンション式キャリッジ30の材
質としては、ステンレス材や、ベリリウム銅材、燐青銅
材などを使用できる。
【0033】このように、上側ヘッド保持部31と付勢
手段と側方アーム33と上側ジンバル34とを一体に成
形したので、部品点数を削減でき、構成を簡素化でき
る。
手段と側方アーム33と上側ジンバル34とを一体に成
形したので、部品点数を削減でき、構成を簡素化でき
る。
【0034】尚、上記実施の形態では、サスペンション
式キャリッジとして、上側ヘッド保持部31と付勢手段
と側方アーム33と上側ジンバル34とを一体に成形し
たもの用いているが、少なくとも、上側ヘッド保持部3
1と付勢手段とを一体に成形したものでも良い。
式キャリッジとして、上側ヘッド保持部31と付勢手段
と側方アーム33と上側ジンバル34とを一体に成形し
たもの用いているが、少なくとも、上側ヘッド保持部3
1と付勢手段とを一体に成形したものでも良い。
【0035】例えば、図2に示したサスペンション式キ
ャリッジ30Aは、上側ヘッド保持部31と付勢手段と
側方アーム33と一体に成形している。この場合、上側
ジンバルはサスペンション式キャリッジ30Aとは別体
で作られる。
ャリッジ30Aは、上側ヘッド保持部31と付勢手段と
側方アーム33と一体に成形している。この場合、上側
ジンバルはサスペンション式キャリッジ30Aとは別体
で作られる。
【0036】本発明は上述した実施形態に限定せず、本
発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更・変形が可
能なのは勿論である。例えば、本発明による直動型キャ
リッジアセンブリは、高密度型FDDにのみ適用される
訳ではなく、通常密度型FDDにも適用可能であるのは
勿論である。また、本発明による直動型キャリッジアセ
ンブリは、FDDにのみ適用される訳ではなく、FDD
以外のディスク交換型磁気ディスクドライブにも適用可
能である。
発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更・変形が可
能なのは勿論である。例えば、本発明による直動型キャ
リッジアセンブリは、高密度型FDDにのみ適用される
訳ではなく、通常密度型FDDにも適用可能であるのは
勿論である。また、本発明による直動型キャリッジアセ
ンブリは、FDDにのみ適用される訳ではなく、FDD
以外のディスク交換型磁気ディスクドライブにも適用可
能である。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、上側キャリッジを、少なくとも、上側磁気ヘッド
を保持する上側ヘッド保持部と、上側磁気ヘッドに対し
て下向きの押圧力を加える付勢手段とを一体に成形した
サスペンション式キャリッジで構成したので、部品点数
を削減でき、構成を簡素化できるという効果を奏する。
では、上側キャリッジを、少なくとも、上側磁気ヘッド
を保持する上側ヘッド保持部と、上側磁気ヘッドに対し
て下向きの押圧力を加える付勢手段とを一体に成形した
サスペンション式キャリッジで構成したので、部品点数
を削減でき、構成を簡素化できるという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施形態による直動型キャリッジア
センブリに示す図で、(a)は平面図、(b)は右側面
図である。
センブリに示す図で、(a)は平面図、(b)は右側面
図である。
【図2】本発明に係るサスペンション式キャリッジの他
の例を示す図で、(a)は平面図、(b)は右側面図で
ある。
の例を示す図で、(a)は平面図、(b)は右側面図で
ある。
【図3】従来の直動型キャリッジアセンブリを備えたF
DDを示す平面図である。
DDを示す平面図である。
【図4】従来の直動型キャリッジアセンブリを示す図
で、(a)は平面図、(b)は右側面図である。
で、(a)は平面図、(b)は右側面図である。
30,30A サスペンション式キャリッジ 31 上側ヘッド保持部 33 側方アーム 34 上側ジンバル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹木 芳則 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株式 会社厚木事業所内
Claims (5)
- 【請求項1】 ディスク交換型磁気ディスクドライブ内
に挿入された磁気ディスクのケース内に収容された磁気
ディスク媒体に対して、前記ケースに開けられた開口部
を介してデータの書込み/読出しを行うための上側磁気
ヘッドおよび下側磁気ヘッドを、それぞれ、上側キャリ
ッジおよび下側キャリッジの先端側で支持する直動型キ
ャリッジアセンブリであって、前記上側キャリッジは前
記上側磁気ヘッドを保持する上側ヘッド保持部と、前記
上側磁気ヘッドに対して下向きの押圧力を加える付勢手
段とを有する、前記直動型キャリッジアセンブリにおい
て、 前記上側キャリッジは、前記上側ヘッド保持部と前記付
勢手段とを一体に成形したサスペンション式キャリッジ
から成ることを特徴とするディスク交換型磁気ディスク
ドライブ用直動型キャリッジアセンブリ。 - 【請求項2】 ディスク交換型磁気ディスクドライブ内
に挿入された磁気ディスクのケース内に収容された磁気
ディスク媒体に対して、前記ケースに開けられた開口部
を介してデータの書込み/読出しを行うための上側磁気
ヘッドおよび下側磁気ヘッドを、それぞれ、上側キャリ
ッジおよび下側キャリッジの先端側で支持する直動型キ
ャリッジアセンブリであって、前記上側キャリッジは前
記上側磁気ヘッドを保持する上側ヘッド保持部と、前記
上側磁気ヘッドに対して下向きの押圧力を加える付勢手
段と、前記磁気ディスクが排出された状態において前記
磁気ディスクを保持するためのディスクホルダユニット
に係合して、前記上側磁気ヘッドを上方へ持ち上げるた
めの側方アームとを有する、前記直動型キャリッジアセ
ンブリにおいて、 前記上側キャリッジは、前記上側ヘッド保持部と前記付
勢手段と前記側方アームとを一体に成形したサスペンシ
ョン式キャリッジから成ることを特徴とするディスク交
換型磁気ディスクドライブ用直動型キャリッジアセンブ
リ。 - 【請求項3】 ディスク交換型磁気ディスクドライブ内
に挿入された磁気ディスクのケース内に収容された磁気
ディスク媒体に対して、前記ケースに開けられた開口部
を介してデータの書込み/読出しを行うための上側磁気
ヘッドおよび下側磁気ヘッドを、それぞれ、上側キャリ
ッジおよび下側キャリッジの先端側で支持する直動型キ
ャリッジアセンブリであって、前記上側キャリッジは前
記上側磁気ヘッドを上側ジンバルを介して保持する上側
ヘッド保持部と、前記上側磁気ヘッドに対して下向きの
押圧力を加える付勢手段とを有する、前記直動型キャリ
ッジアセンブリにおいて、 前記上側キャリッジは、前記上側ヘッド保持部と前記付
勢手段と前記上側ジンバルとを一体に成形したサスペン
ション式キャリッジから成ることを特徴とするディスク
交換型磁気ディスクドライブ用直動型キャリッジアセン
ブリ。 - 【請求項4】 ディスク交換型磁気ディスクドライブ内
に挿入された磁気ディスクのケース内に収容された磁気
ディスク媒体に対して、前記ケースに開けられた開口部
を介してデータの書込み/読出しを行うための上側磁気
ヘッドおよび下側磁気ヘッドを、それぞれ、上側キャリ
ッジおよび下側キャリッジの先端側で支持する直動型キ
ャリッジアセンブリであって、前記上側キャリッジは前
記上側磁気ヘッドを上側ジンバルを介して保持する上側
ヘッド保持部と、前記上側磁気ヘッドに対して下向きの
押圧力を加える付勢手段と、前記磁気ディスクが排出さ
れた状態において前記磁気ディスクを保持するためのデ
ィスクホルダユニットに係合して、前記上側磁気ヘッド
を上方へ持ち上げるための側方アームとを有する、前記
直動型キャリッジアセンブリにおいて、 前記上側キャリッジは、前記上側ヘッド保持部と前記付
勢手段と前記側方アームと前記上側ジンバルとを一体に
成形したサスペンション式キャリッジから成ることを特
徴とするディスク交換型磁気ディスクドライブ用直動型
キャリッジアセンブリ。 - 【請求項5】 前記サスペンション式キャリッジは板厚
が0.15mm以下の薄板を成形加工して成る、請求項
1〜4のいずれか1つに記載のディスク交換型磁気ディ
スクドライブ用直動型キャリッジアセンブリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8348431A JPH10188496A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | ディスク交換型磁気ディスクドライブ用直動型キャリッジアセンブリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8348431A JPH10188496A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | ディスク交換型磁気ディスクドライブ用直動型キャリッジアセンブリ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10188496A true JPH10188496A (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=18396968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8348431A Withdrawn JPH10188496A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | ディスク交換型磁気ディスクドライブ用直動型キャリッジアセンブリ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10188496A (ja) |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP8348431A patent/JPH10188496A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040302 |