JPH09312075A - 磁気記録再生装置の持上げアーム押え装置 - Google Patents
磁気記録再生装置の持上げアーム押え装置Info
- Publication number
- JPH09312075A JPH09312075A JP8127041A JP12704196A JPH09312075A JP H09312075 A JPH09312075 A JP H09312075A JP 8127041 A JP8127041 A JP 8127041A JP 12704196 A JP12704196 A JP 12704196A JP H09312075 A JPH09312075 A JP H09312075A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lifting arm
- flexible disk
- carriage
- magnetic head
- arm pressing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/4806—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
- G11B5/4833—Structure of the arm assembly, e.g. load beams, flexures, parts of the arm adapted for controlling vertical force on the head
Abstract
(57)【要約】
【課題】 持上げアーム押えバネが磁気ヘッドに対して
荷重を安定してかけ、磁気ヘッドが磁気記録媒体に対し
て確実にヘッドタッチする磁気記録再生装置の持上げア
ーム押え装置を提供する。 【解決手段】 磁気ヘッド13を保持する持上げアーム
14と、持上げアームを板バネ21を介して変位可能に
取付けられているキャリッジ15と、キャリッジに取付
けられて持上げアームを押圧する持上げアーム押えバネ
22とから構成される。持上げアーム押えバネが持上げ
アームを、持上げアームの中央部と磁気ヘッドとの中間
よりも磁気ヘッドに近い位置の左部25で押圧する。
荷重を安定してかけ、磁気ヘッドが磁気記録媒体に対し
て確実にヘッドタッチする磁気記録再生装置の持上げア
ーム押え装置を提供する。 【解決手段】 磁気ヘッド13を保持する持上げアーム
14と、持上げアームを板バネ21を介して変位可能に
取付けられているキャリッジ15と、キャリッジに取付
けられて持上げアームを押圧する持上げアーム押えバネ
22とから構成される。持上げアーム押えバネが持上げ
アームを、持上げアームの中央部と磁気ヘッドとの中間
よりも磁気ヘッドに近い位置の左部25で押圧する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブルディ
スクドライブ等の磁気記録再生装置に関し、特に磁気ヘ
ッドを保持する持上げアーム押え装置に関する。
スクドライブ等の磁気記録再生装置に関し、特に磁気ヘ
ッドを保持する持上げアーム押え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、フレキシブルディスクド
ライブは、それに挿入されたフレキシブルディスクに対
してデータの記録再生を行うための磁気記録再生装置の
一種である。近年、フレキシブルディスクの大容量化が
進められており、1M〜2Mバイトの記憶容量(以下、
通常容量と呼ぶ)を持つものに対して、128Mバイト
の記憶容量(以下、大容量と呼ぶ)を持つものが開発さ
れている。これに伴って、フレキシブルディスクドライ
ブとしても、このような大容量フレキシブルディスクに
対してデータを記録再生可能なものが開発されている。
ライブは、それに挿入されたフレキシブルディスクに対
してデータの記録再生を行うための磁気記録再生装置の
一種である。近年、フレキシブルディスクの大容量化が
進められており、1M〜2Mバイトの記憶容量(以下、
通常容量と呼ぶ)を持つものに対して、128Mバイト
の記憶容量(以下、大容量と呼ぶ)を持つものが開発さ
れている。これに伴って、フレキシブルディスクドライ
ブとしても、このような大容量フレキシブルディスクに
対してデータを記録再生可能なものが開発されている。
【0003】以下においては、大容量フレキシブルディ
スクのみに対してデータを記録再生可能なフレキシブル
ディスクドライブを高密度専用型フレキシブルディスク
ドライブと呼び、通常容量フレキシブルディスクのみに
対してデータを記録再生可能なフレキシブルディスクド
ライブを通常密度専用型フレキシブルディスクドライブ
と呼ぶことにする。さらに、大容量および通常容量の両
方のフレキシブルディスクに対してデータを記録再生可
能なフレキシブルディスクドライブを高密度/通常密度
兼用型フレキシブルディスクドライブと呼ぶことにす
る。なお、高密度専用型フレキシブルディスクドライブ
と高密度/通常密度兼用型フレキシブルディスクドライ
ブとを区別しない場合には、単に高密度型フレキシブル
ディスクドライブと呼ぶことにする。
スクのみに対してデータを記録再生可能なフレキシブル
ディスクドライブを高密度専用型フレキシブルディスク
ドライブと呼び、通常容量フレキシブルディスクのみに
対してデータを記録再生可能なフレキシブルディスクド
ライブを通常密度専用型フレキシブルディスクドライブ
と呼ぶことにする。さらに、大容量および通常容量の両
方のフレキシブルディスクに対してデータを記録再生可
能なフレキシブルディスクドライブを高密度/通常密度
兼用型フレキシブルディスクドライブと呼ぶことにす
る。なお、高密度専用型フレキシブルディスクドライブ
と高密度/通常密度兼用型フレキシブルディスクドライ
ブとを区別しない場合には、単に高密度型フレキシブル
ディスクドライブと呼ぶことにする。
【0004】さて、通常密度専用型フレキシブルディス
クドライブと高密度型フレキシブルディスクドライブと
の間の機構上の相違点の1つは、磁気ヘッドを保持する
キャリッジを、ドライブ内に挿入されたフレキシブルデ
ィスクに対して所定の半径方向に沿って移動する駆動手
段の構成にある。すなわち、通常密度専用型フレキシブ
ルディスクドライブでは駆動手段としてステッピングモ
ータを使用しているのに対して、高密度型フレキシブル
ディスクドライブでは駆動手段としてボイスコイルモー
タ(VCM)のようなリニアモータを使用している。
クドライブと高密度型フレキシブルディスクドライブと
の間の機構上の相違点の1つは、磁気ヘッドを保持する
キャリッジを、ドライブ内に挿入されたフレキシブルデ
ィスクに対して所定の半径方向に沿って移動する駆動手
段の構成にある。すなわち、通常密度専用型フレキシブ
ルディスクドライブでは駆動手段としてステッピングモ
ータを使用しているのに対して、高密度型フレキシブル
ディスクドライブでは駆動手段としてボイスコイルモー
タ(VCM)のようなリニアモータを使用している。
【0005】以下、高密度型フレキシブルディスクドラ
イブの駆動手段として使用されるボイスコイルモータに
ついて若干説明する。ボイスコイルモータは、キャリッ
ジの後方両側に配置され、フレキシブルディスクの所定
の半径方向と平行な駆動軸の回りに巻回されたボイスコ
イルと、このボイルコイルを通して流れる電流と交叉す
る磁界を発生するための磁気回路とを有する。このよう
な構成により、磁気回路で発生された磁界と交叉する方
向にボイルコイルに電流を流すことにより、この電流と
磁界との相互作用に基づいて駆動軸の延在方向に駆動力
が発生する。この駆動力により、ボイスコイルモータは
キャリッジを所定の半径方向に沿って移動させる。
イブの駆動手段として使用されるボイスコイルモータに
ついて若干説明する。ボイスコイルモータは、キャリッ
ジの後方両側に配置され、フレキシブルディスクの所定
の半径方向と平行な駆動軸の回りに巻回されたボイスコ
イルと、このボイルコイルを通して流れる電流と交叉す
る磁界を発生するための磁気回路とを有する。このよう
な構成により、磁気回路で発生された磁界と交叉する方
向にボイルコイルに電流を流すことにより、この電流と
磁界との相互作用に基づいて駆動軸の延在方向に駆動力
が発生する。この駆動力により、ボイスコイルモータは
キャリッジを所定の半径方向に沿って移動させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の磁気
記録再生装置の持上げアーム押え装置においては、持上
げアーム押えバネは、持上げアームをその中央部で押圧
している。
記録再生装置の持上げアーム押え装置においては、持上
げアーム押えバネは、持上げアームをその中央部で押圧
している。
【0007】しかしながら、上述した従来の磁気記録再
生装置の持上げアーム押え装置においては、持上げアー
ム押えバネが磁気ヘッドに対してかける荷重は、不安定
であるため、磁気ヘッドの磁気記録媒体に対するヘッド
タッチが必ずしも確実に行なわれ難かった。
生装置の持上げアーム押え装置においては、持上げアー
ム押えバネが磁気ヘッドに対してかける荷重は、不安定
であるため、磁気ヘッドの磁気記録媒体に対するヘッド
タッチが必ずしも確実に行なわれ難かった。
【0008】したがって、本発明は、上述した従来の技
術の欠点を改良し、持上げアーム押えバネが磁気ヘッド
に対して荷重を安定してかけ、磁気ヘッドが磁気記録媒
体に対して確実にヘッドタッチする磁気記録再生装置の
持上げアーム押え装置を提供することを課題とするもの
である。
術の欠点を改良し、持上げアーム押えバネが磁気ヘッド
に対して荷重を安定してかけ、磁気ヘッドが磁気記録媒
体に対して確実にヘッドタッチする磁気記録再生装置の
持上げアーム押え装置を提供することを課題とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するため次の手段を採用する。
を解決するため次の手段を採用する。
【0010】(1)磁気ヘッドを保持する持上げアーム
と、該持上げアームを変位可能に取付けられているキャ
リッジと、該キャリッジに取付けられて前記持上げアー
ムを押圧する持上げアーム押えバネとを有し、該持上げ
アーム押えバネが前記持上げアームを、前記持上げアー
ムの中央部と前記磁気ヘッドとの中間よりも前記磁気ヘ
ッドに近い位置で押圧する磁気記録再生装置の持上げア
ーム押え装置。
と、該持上げアームを変位可能に取付けられているキャ
リッジと、該キャリッジに取付けられて前記持上げアー
ムを押圧する持上げアーム押えバネとを有し、該持上げ
アーム押えバネが前記持上げアームを、前記持上げアー
ムの中央部と前記磁気ヘッドとの中間よりも前記磁気ヘ
ッドに近い位置で押圧する磁気記録再生装置の持上げア
ーム押え装置。
【0011】(2)前記持上げアーム押えバネが前記キ
ャリッジにコイル状に巻かれて取付けられている前記
(1)記載の磁気記録再生装置の持上げアーム押え装
置。
ャリッジにコイル状に巻かれて取付けられている前記
(1)記載の磁気記録再生装置の持上げアーム押え装
置。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
実施の形態について詳細に説明する。
【0013】図1乃至図3を参照をして、本発明の一実
施形態による持上げアーム押え装置を備えたフレキシブ
ルディスクドライブについて説明する。図示のフレキシ
ブルディスクドライブ(FDD)は、フレキシブルディ
スク(図示せず)に対してデータの記録再生を行う装置
である。フレキシブルディスクは、図3中の矢印Aで示
す方向からフレキシブルディスクドライブ中に挿入され
る。図3は、フレキシブルディスクがフレキシブルディ
スクドライブ中に挿入された状態を示している。
施形態による持上げアーム押え装置を備えたフレキシブ
ルディスクドライブについて説明する。図示のフレキシ
ブルディスクドライブ(FDD)は、フレキシブルディ
スク(図示せず)に対してデータの記録再生を行う装置
である。フレキシブルディスクは、図3中の矢印Aで示
す方向からフレキシブルディスクドライブ中に挿入され
る。図3は、フレキシブルディスクがフレキシブルディ
スクドライブ中に挿入された状態を示している。
【0014】挿入されたフレキシブルディスクは、メイ
ンフレーム11の表面上で回転可能に支持されたディス
クテーブルアセンブリ12上に、互いの中心軸が一致し
た状態で保持される。ディスクテーブルアセンブリ12
はメインフレーム11の裏面に設けられたドライブモー
タ(図示せず)によって回転駆動され、これによってフ
レキシブルディスクが回転する。また、メインフレーム
11の裏面には、多数の電子部品を搭載した基板(図示
せず)が取り付けられている。
ンフレーム11の表面上で回転可能に支持されたディス
クテーブルアセンブリ12上に、互いの中心軸が一致し
た状態で保持される。ディスクテーブルアセンブリ12
はメインフレーム11の裏面に設けられたドライブモー
タ(図示せず)によって回転駆動され、これによってフ
レキシブルディスクが回転する。また、メインフレーム
11の裏面には、多数の電子部品を搭載した基板(図示
せず)が取り付けられている。
【0015】フレキシブルディスクドライブは、フレキ
シブルディスクに対してデータの読出し/書込みを行う
磁気ヘッド13を備えている。磁気ヘッド13は,持上
げアーム14を介してキャリッジ15によって保持され
ている。磁気ヘッド13と持上げアーム14とキャリッ
ジ15との組み合わせをキャリッジアセンブリと呼ぶ。
キャリッジ15は、メインフレーム11の表面上でメイ
ンフレーム11から離間して配置されており、磁気ヘッ
ド13をフレキシブルディスクに対して所定の半径方向
(図3の矢印Bで示す方向)に沿って移動可能に保持し
ている。
シブルディスクに対してデータの読出し/書込みを行う
磁気ヘッド13を備えている。磁気ヘッド13は,持上
げアーム14を介してキャリッジ15によって保持され
ている。磁気ヘッド13と持上げアーム14とキャリッ
ジ15との組み合わせをキャリッジアセンブリと呼ぶ。
キャリッジ15は、メインフレーム11の表面上でメイ
ンフレーム11から離間して配置されており、磁気ヘッ
ド13をフレキシブルディスクに対して所定の半径方向
(図3の矢印Bで示す方向)に沿って移動可能に保持し
ている。
【0016】持上げアーム押え装置の詳細な構造を図2
に示す。磁気ヘッド13を保持する持上げアーム14の
右側は、板バネ21を介してキャリッジ15に取り付け
られている。持上げアーム押えバネ22は、コイル状の
巻部23を支点としてキャリッジ15に取り付けられて
いる。持上げアーム押えバネ22の右部24は、キャリ
ッジ15に当接して押上げられ、また、左部25は、磁
気ヘッド13の上部付近に位置し、持上げアーム14を
押下げる。持上げアーム14に設けられた一対の側方突
出部18は、ディスクホルダ(図示せず)に当接してい
る。
に示す。磁気ヘッド13を保持する持上げアーム14の
右側は、板バネ21を介してキャリッジ15に取り付け
られている。持上げアーム押えバネ22は、コイル状の
巻部23を支点としてキャリッジ15に取り付けられて
いる。持上げアーム押えバネ22の右部24は、キャリ
ッジ15に当接して押上げられ、また、左部25は、磁
気ヘッド13の上部付近に位置し、持上げアーム14を
押下げる。持上げアーム14に設けられた一対の側方突
出部18は、ディスクホルダ(図示せず)に当接してい
る。
【0017】キャリッジ15は、その両側下端で、所定
の半径方向Bに対して平行に延在する一対のガイドバー
16によって支持及び案内される。一対のガイドバー1
6の各両端付近にOリング構造のゴムダンパー41を設
けた。一対のゴムダンパー41は、キャリッジ15の矢
印Bの両方向のオーバー移動を衝撃が生じることなく制
止する。
の半径方向Bに対して平行に延在する一対のガイドバー
16によって支持及び案内される。一対のガイドバー1
6の各両端付近にOリング構造のゴムダンパー41を設
けた。一対のゴムダンパー41は、キャリッジ15の矢
印Bの両方向のオーバー移動を衝撃が生じることなく制
止する。
【0018】このキャリッジ15は、以下に述べるよう
なボイスコイルモータによって所定の半径方向Bに沿っ
て駆動される。詳細に説明すると、ボイスコイルモータ
は、キャリッジ15の後方両側に配置され、所定の半径
方向Bと平行な駆動軸の回りに巻回された一対のボイス
コイル17と、このボイルコイル17を通して流れる電
流と交叉する磁界を発生するための磁気回路20とを有
する。このような構成のボイスコイルモータにおいて、
磁気回路20で発生された磁界と交叉する方向にボイル
コイル17に電流を流すことにより、この電流と磁界と
の相互作用に基づいて駆動軸の延在方向に駆動力が発生
する。この駆動力により、ボイスコイルモータはキャリ
ッジ15を所定の半径方向Bに沿って移動させる。
なボイスコイルモータによって所定の半径方向Bに沿っ
て駆動される。詳細に説明すると、ボイスコイルモータ
は、キャリッジ15の後方両側に配置され、所定の半径
方向Bと平行な駆動軸の回りに巻回された一対のボイス
コイル17と、このボイルコイル17を通して流れる電
流と交叉する磁界を発生するための磁気回路20とを有
する。このような構成のボイスコイルモータにおいて、
磁気回路20で発生された磁界と交叉する方向にボイル
コイル17に電流を流すことにより、この電流と磁界と
の相互作用に基づいて駆動軸の延在方向に駆動力が発生
する。この駆動力により、ボイスコイルモータはキャリ
ッジ15を所定の半径方向Bに沿って移動させる。
【0019】フレキシブルディスクドライブは、フレキ
シブルディスクに備えられたシャッタ(図示せず)を開
閉するシャッタ駆動機構と、フレキシブルディスクを排
出するためのイジェクタ機構と、イジェクト後にキャリ
ッジ15をロックするためのキャリッジロック機構とを
含む。
シブルディスクに備えられたシャッタ(図示せず)を開
閉するシャッタ駆動機構と、フレキシブルディスクを排
出するためのイジェクタ機構と、イジェクト後にキャリ
ッジ15をロックするためのキャリッジロック機構とを
含む。
【0020】レバーユニット50は、イジェクトレバー
51とロックレバー52とを有する。イジェクトレバー
51は、シャッタを開閉するシャッタ駆動機構の要素
と、フレキシブルディスクをフレキシブルディスクドラ
イブから排出するためのイジェクタ機構の要素とを兼用
している。ロックレバー52は、キャリッジ15の近傍
に配置され、イジェクト時にキャリッジ15をロックす
るための部材である。
51とロックレバー52とを有する。イジェクトレバー
51は、シャッタを開閉するシャッタ駆動機構の要素
と、フレキシブルディスクをフレキシブルディスクドラ
イブから排出するためのイジェクタ機構の要素とを兼用
している。ロックレバー52は、キャリッジ15の近傍
に配置され、イジェクト時にキャリッジ15をロックす
るための部材である。
【0021】イジェクタ機構は、フレキシブルディスク
ドライブのフロントベゼル(図示せず)の外面に突き出
しているイジェクトボタン54と、このフロントベゼル
の受入れ口(図示せず)から挿入されたフレキシブルデ
ィスクをその一面が対向するように位置づけるイジェク
トプレート55と、一端がイジェクトプレート55に係
合し、他端がディスクホルダユニット(図示せず)に係
合したイジェクトバネ56とを有する。なお、イジェク
トプレート55は、奥行き方向の先端にラック55aを
備え、このラック55aは、メインフレーム11の表面
上で回転可能に支持されたピニオン(図示せず)と係合
する。レバーユニット50は、ばね機構57により反時
計方向に付勢されている。
ドライブのフロントベゼル(図示せず)の外面に突き出
しているイジェクトボタン54と、このフロントベゼル
の受入れ口(図示せず)から挿入されたフレキシブルデ
ィスクをその一面が対向するように位置づけるイジェク
トプレート55と、一端がイジェクトプレート55に係
合し、他端がディスクホルダユニット(図示せず)に係
合したイジェクトバネ56とを有する。なお、イジェク
トプレート55は、奥行き方向の先端にラック55aを
備え、このラック55aは、メインフレーム11の表面
上で回転可能に支持されたピニオン(図示せず)と係合
する。レバーユニット50は、ばね機構57により反時
計方向に付勢されている。
【0022】フレキシブルディスクをフレキシブルディ
スクドライブに挿入したとする。すなわち、フレキシブ
ルディスクを図3の矢印Aで示す方向に押し込むと、シ
ャッタの右側縁上端にイジェクトレバー51の先端51
aが係合し、フレキシブルディスクの移動に伴って、レ
バーユニット50は、時計方向に回動する。これに伴っ
て、シャッタは、イジェクトレバー51の先端51aに
より摺動する。
スクドライブに挿入したとする。すなわち、フレキシブ
ルディスクを図3の矢印Aで示す方向に押し込むと、シ
ャッタの右側縁上端にイジェクトレバー51の先端51
aが係合し、フレキシブルディスクの移動に伴って、レ
バーユニット50は、時計方向に回動する。これに伴っ
て、シャッタは、イジェクトレバー51の先端51aに
より摺動する。
【0023】フレキシブルディスクがフレキシブルディ
スクドライブ中に完全に収納されると、フレキシブルデ
ィスクは、図示しないディスクロック機構によりこの状
態でディスクホルダユニットに保持される。
スクドライブ中に完全に収納されると、フレキシブルデ
ィスクは、図示しないディスクロック機構によりこの状
態でディスクホルダユニットに保持される。
【0024】図1に本発明の一実施形態による持上げア
ーム押え装置とキャリッジ位置検出装置を示す。図1に
おいて、(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は
背面図である。
ーム押え装置とキャリッジ位置検出装置を示す。図1に
おいて、(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は
背面図である。
【0025】図示のキャリッジ位置検出装置は、磁気ヘ
ッド13を保持するキャリッジ15のメインフレーム1
1に対向する面する側に固定して設けられたスケール3
1と、メインフレーム11に取り付けられたフォトイン
タラプタ32とを有する。スケール31には所定の半径
B方向に沿って所定間隔でスリット311が切られてい
る。フォトインタラプタ32は、スケール31を間に挟
んで互いに対向配置された発光部(図示せず)および受
光部(図示せず)を含む。発光部は、1個の発光ダイオ
ードから成り、受光部は、所定の半径方向Bに沿って9
0°の位相差間隔で配置された複数個の受光要素からな
る。
ッド13を保持するキャリッジ15のメインフレーム1
1に対向する面する側に固定して設けられたスケール3
1と、メインフレーム11に取り付けられたフォトイン
タラプタ32とを有する。スケール31には所定の半径
B方向に沿って所定間隔でスリット311が切られてい
る。フォトインタラプタ32は、スケール31を間に挟
んで互いに対向配置された発光部(図示せず)および受
光部(図示せず)を含む。発光部は、1個の発光ダイオ
ードから成り、受光部は、所定の半径方向Bに沿って9
0°の位相差間隔で配置された複数個の受光要素からな
る。
【0026】図1(b)に示すように、キャリッジ位置
検出装置は、フォトインタラプタ32を所定の半径B方
向に移動してアライメント調整するアライメント調整機
構33を更に含む。フォトインタラプタ32は、メイン
フレーム11の開口部11aに設けられており、この開
口部11aはフォトインタラプタ32の半径方向Bへの
移動を許す程度の大きさもつ。図示のアライメント調整
機構33は、フォトインタラプタ32を搭載する基板3
31と、この基板331をメインフレーム11に固定す
る少なくとも2個のネジ332とを有する。基板331
は、所定の半径方向Bに長い少なくとも2つの長孔33
1aを持つ。ネジ332は、基板331を長孔331a
を介してメインフレーム11に固定する。このような構
造のアライメント調整機構によって、フォトインタラプ
タ32を所定の半径方向Bに移動してアライメント調整
することができる。
検出装置は、フォトインタラプタ32を所定の半径B方
向に移動してアライメント調整するアライメント調整機
構33を更に含む。フォトインタラプタ32は、メイン
フレーム11の開口部11aに設けられており、この開
口部11aはフォトインタラプタ32の半径方向Bへの
移動を許す程度の大きさもつ。図示のアライメント調整
機構33は、フォトインタラプタ32を搭載する基板3
31と、この基板331をメインフレーム11に固定す
る少なくとも2個のネジ332とを有する。基板331
は、所定の半径方向Bに長い少なくとも2つの長孔33
1aを持つ。ネジ332は、基板331を長孔331a
を介してメインフレーム11に固定する。このような構
造のアライメント調整機構によって、フォトインタラプ
タ32を所定の半径方向Bに移動してアライメント調整
することができる。
【0027】このような構造のキャリッジ位置検出装置
において、フォトインタラプタ32の発光部から出射さ
れた光は、スケール31のスリット311を介してフォ
トインタラプタ32の受光部で受光される。したがっ
て、受光部での受光の有/無を計数することにより、キ
ャリッジ15の現在位置を知ることができる。
において、フォトインタラプタ32の発光部から出射さ
れた光は、スケール31のスリット311を介してフォ
トインタラプタ32の受光部で受光される。したがっ
て、受光部での受光の有/無を計数することにより、キ
ャリッジ15の現在位置を知ることができる。
【0028】本発明は、上述した実施形態に限定され
ず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更・変
形が可能なのは勿論である。
ず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更・変
形が可能なのは勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、持上げアーム押えバネが持上げアームを、持
上げアームの中央部と磁気ヘッドとの中間よりも磁気ヘ
ッドに近い位置で押圧するので、持上げアーム押えバネ
が持上げアームに対して荷重を安定してかけることがで
きる。したがって、磁気ヘッドが磁気記録媒体に対して
確実に接近する磁気記録再生装置の持上げアーム押え装
置を提供できる。
によれば、持上げアーム押えバネが持上げアームを、持
上げアームの中央部と磁気ヘッドとの中間よりも磁気ヘ
ッドに近い位置で押圧するので、持上げアーム押えバネ
が持上げアームに対して荷重を安定してかけることがで
きる。したがって、磁気ヘッドが磁気記録媒体に対して
確実に接近する磁気記録再生装置の持上げアーム押え装
置を提供できる。
【図1】本発明の一実施形態による持上げアーム押え装
置とキャリッジ位置検出装置を示す図で、(a)は平面
図、(b)は左側面図、(c)は背面図である。
置とキャリッジ位置検出装置を示す図で、(a)は平面
図、(b)は左側面図、(c)は背面図である。
【図2】本発明の一実施形態による持上げアーム押え装
置の拡大図であり、(a)は平面図、(b)は右側面図
である。
置の拡大図であり、(a)は平面図、(b)は右側面図
である。
【図3】本発明の一実施形態による持上げアーム押え装
置とキャリッジ位置検出装置を備えたフレキシブルディ
スクドライブを示す平面図である。
置とキャリッジ位置検出装置を備えたフレキシブルディ
スクドライブを示す平面図である。
11 メインフレーム 13 磁気ヘッド 14 持上げアーム 15 キャリッジ 18 側方突出部 21 板バネ 22 持上げアーム押えバネ 23 コイル状の巻部 24 右部 25 左部
フロントページの続き (72)発明者 井藤 敏光 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株式 会社厚木事業所内
Claims (2)
- 【請求項1】 磁気ヘッドを保持する持上げアームと、
該持上げアームを変位可能に取付けられているキャリッ
ジと、該キャリッジに取付けられて前記持上げアームを
押圧する持上げアーム押えバネとを有し、該持上げアー
ム押えバネが前記持上げアームを、前記持上げアームの
中央部と前記磁気ヘッドとの中間よりも前記磁気ヘッド
に近い位置で押圧する磁気記録再生装置の持上げアーム
押え装置。 - 【請求項2】 前記持上げアーム押えバネが前記キャリ
ッジにコイル状に巻かれて取付けられている請求項1記
載の磁気記録再生装置の持上げアーム押え装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8127041A JPH09312075A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | 磁気記録再生装置の持上げアーム押え装置 |
US08/861,864 US5835304A (en) | 1996-05-22 | 1997-05-22 | Magnetic recording/reproducing device having a magnetic head and a lift arm presser assembly wherein a lift arm pressing spring pressers a lift arm downward at a point closer to the magnetic head than to a middle point between the magnetic head and a cent |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8127041A JPH09312075A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | 磁気記録再生装置の持上げアーム押え装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09312075A true JPH09312075A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14950172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8127041A Withdrawn JPH09312075A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | 磁気記録再生装置の持上げアーム押え装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5835304A (ja) |
JP (1) | JPH09312075A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1013060A (ja) * | 1996-06-26 | 1998-01-16 | Alps Electric Co Ltd | フレキシブル回路基板の取付構造及びそれを用いた記録再生装置 |
JP2000222844A (ja) | 1999-02-01 | 2000-08-11 | Alps Electric Co Ltd | ディスク装置におけるヘッド制御装置 |
ATE349792T1 (de) * | 1999-04-14 | 2007-01-15 | Whitaker Corp | Befestigungsvorrichtung zur befestigung von modulen auf einer schiene |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR960013430B1 (ko) * | 1991-06-19 | 1996-10-05 | 미쯔비시덴끼 가부시끼가이샤 | 헤드구동기구를 구비한 자기디스크장치 |
-
1996
- 1996-05-22 JP JP8127041A patent/JPH09312075A/ja not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-05-22 US US08/861,864 patent/US5835304A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5835304A (en) | 1998-11-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6411584B2 (en) | Cartridge loading apparatus and methods of manufacturing and operating same | |
KR930000070B1 (ko) | 액세스 기구용 로크기구를 가진 기억장치 및 액세스 기구의 로크 방법 | |
US5226024A (en) | Disk recording and/or reproducing apparatus | |
JPH0421946A (ja) | 情報処理装置 | |
KR100465565B1 (ko) | 자기헤드장치와디스크형기록매체의기록및/또는재생장치 | |
JPH09312075A (ja) | 磁気記録再生装置の持上げアーム押え装置 | |
JP3082428B2 (ja) | ディスクカートリッジローディング装置 | |
JPS58169369A (ja) | デイスク駆動装置 | |
JPH10144015A (ja) | フレキシブルディスクドライブ | |
JPH09306117A (ja) | 磁気記録再生装置のキャリッジ緩衝装置 | |
US5831794A (en) | Flexible disk drive having head carriage locking mechanism | |
JPH09306083A (ja) | フレキシブルディスクドライブ用直動型キャリッジアセンブリ | |
JPH09312055A (ja) | フレキシブルディスクドライブ用直動型キャリッジアセンブリ | |
JPH10143962A (ja) | フレキシブルディスクドライブ用ヘッド支持機構 | |
US6091575A (en) | Magnetic head support mechanism for a flexible disc drive | |
JPH09213030A (ja) | 磁気記録再生装置のキャリッジ位置検出装置 | |
US6018440A (en) | Flexible disk drive having a position detection unit for detecting a current position of a magnetic head | |
JPH10188496A (ja) | ディスク交換型磁気ディスクドライブ用直動型キャリッジアセンブリ | |
JPH09306121A (ja) | 磁気記録再生装置のキャリッジ位置検出装置 | |
JPH09212986A (ja) | フレキシブルディスクドライブ用キャリッジアセンブリ | |
JPH09306123A (ja) | 磁気記録再生装置のキャリッジ位置検出装置 | |
JPH10144018A (ja) | 直動型キャリッジ機構およびそれを備えたフレキシブルディスクドライブ | |
JPH09213038A (ja) | フレキシブルディスクドライブ | |
JPH10199105A (ja) | ディスク交換型磁気ディスクドライブ用直動型キャリッジアセンブリ | |
JPH09270166A (ja) | フレキシブルディスクドライブ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040330 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040507 |