JP2000222844A - ディスク装置におけるヘッド制御装置 - Google Patents

ディスク装置におけるヘッド制御装置

Info

Publication number
JP2000222844A
JP2000222844A JP11023688A JP2368899A JP2000222844A JP 2000222844 A JP2000222844 A JP 2000222844A JP 11023688 A JP11023688 A JP 11023688A JP 2368899 A JP2368899 A JP 2368899A JP 2000222844 A JP2000222844 A JP 2000222844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
head
value
disk
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP11023688A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Wakuta
宏 涌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP11023688A priority Critical patent/JP2000222844A/ja
Priority to US09/492,415 priority patent/US6535347B1/en
Publication of JP2000222844A publication Critical patent/JP2000222844A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
    • G11B5/55Track change, selection or acquisition by displacement of the head
    • G11B5/5521Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドの移動により位相が相違する三角関数
に近似した検出出力が得られ、これに基づいてヘッドを
ディスクのトラックに位置決めする方法では、検出出力
の位相差に誤差があるときに、ヘッドの位置決め精度が
低下する。 【解決手段】 互いに位相が相違するA相とB相の検出
値A1とB1が所定の関係値を満足するときに、磁気ヘ
ッドがトラックに一致したと判断する。A相とB相の検
出値の関係値を演算することにより、両相の位相差に誤
差があっても、ヘッドをトラック位置に確実に一致させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロッピーディス
ク(FD)の記録または再生動作に関して、ヘッドをデ
ィスクの記録面のトラック位置に正確にステップ移動さ
せることのできるディスク装置におけるヘッド制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフロッピーディスクドライブ装置
では、ディスクの記録面に同心円上に記録されるトラッ
ク位置へヘッドをステップ移動させるためのヘッド送り
装置として、ステッピングモータなど使用したステップ
駆動機構が用いられ、このヘッド送り装置の機械的なス
テップ動作により、ヘッドがトラック位置へ位置決めさ
れていた。
【0003】またディスク装置では、リニア駆動のヘッ
ド送り装置が設けられ、このヘッド送り装置でヘッドが
連続的に移動させられるものがある。この場合、前記ヘ
ッド送り装置により動作させられるヘッドの位置が検出
部により検出され、この検出部の検出出力により、ディ
スクの記録面上のトラック位置にヘッドが至ったか否か
判断される。
【0004】このようなリニア駆動のヘッド送り装置が
設けられるディスク装置としては、例えばディスク上に
トラッキングのためのサーボ信号が記録された高密度記
録用のディスクと、フロッピーディスク(FD)の双方
が装填可能とされたものがある。前記高密度記録用のデ
ィスクが装填されたときには、リニア駆動でヘッドが移
動させられ、ヘッドが前記サーボ信号を読み取ったとき
に、ヘッドが各トラック位置に位置決めされたと判断さ
れる。一方、フロッピーディスクが装填されたときに
は、前記検出部からの検出出力に基づいて、ヘッドの送
り位置が制御され、ヘッドが前記トラック位置に位置決
めされる。
【0005】図3は、前記ヘッドが送られたときの前記
検出部からの検出出力の一例を示している。図3は横軸
にディスクの半径方向へのヘッドの移動位置R(または
時間)をとり、縦軸に検出出力の電圧値Vをとったもの
である。A相の検出出力とB相の検出出力とでは、位相
がπ/2(Rad)ずれている。前記検出出力の振幅P
−P間の中心値を便宜的に0点としたときに、前記A相
の検出出力と、B相の検出出力とは、サイン曲線とコサ
イン曲線との関係、またはこれらの三角関数に近似した
曲線となる。
【0006】従来は、ディスク装置の回転駆動部に基準
ディスク(アライメントディスク)を装填して回転さ
せ、ヘッドをディスクの半径方向へ移動させながらヘッ
ドからの再生出力を観察し、この再生出力がピーク値と
なってヘッドが基準ディスクのトラック位置に位置決め
されたときに、A相の検出出力またはB相の検出出力が
0点となるように、検出部の取り付け位置の調整を行っ
ている。
【0007】このように調整されたディスク装置にフロ
ッピーディスクを装填して記録または再生を行うときに
は、制御部で前記検出部からの検出出力を監視し、A相
の検出出力が0点に一致したとき、およびB相の検出出
力が0点に一致したときに、ヘッドの送りを停止させる
ことにより、ヘッドが各トラック位置に位置決めされる
ようにステップ送りされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のヘ
ッド送りの制御方法では、基準ディスクを装填したとき
に、図3に示す検出出力を観察しながら、検出部の取り
付け位置の調整を行うことが必要であるため、調整作業
に多くの工数が必要になる。また調整作業にも熟練を要
し、しかもヘッドがトラック位置に至ったときに、A相
とB相の検出出力が正確に0点となるように調整するこ
とは難しく、調整誤差の発生を避けることができなかっ
た。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、A相とB相の検出出力を得る検出部の位置調整を
行わなくても、または高精度な調整を行わなくても、ヘ
ッドをトラック位置に高精度に位置決めすることが可能
なディスク装置におけるヘッド制御装置を提供すること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクを回
転させる回転駆動部と、前記ディスクの記録面に対向す
るヘッドと、前記ヘッドをディスクの半径方向へ送るヘ
ッド送り手段と、前記ヘッドの移動に応じて検出出力が
変化する検出部と、前記検出部で得られた検出出力に基
づいて前記ヘッド送り手段を制御してヘッドをディスク
の記録面のトラック位置にステップ移動させる制御部と
が設けられたディスク装置において、前記検出部は前記
ヘッドの移動に応じて位相が互いに相違するA相とB相
の三角関数値または前記三角関数曲線に近似した値を出
力するものであり、前記制御部では、ヘッドが前記トラ
ック位置に至るときの前記A相の値と前記B相の値を保
持し、ディスクの記録または再生動作中に、前記検出部
から検出されるA相またはB相の値が前記保持値に一致
したときにヘッドを停止させるように前記ヘッド送り手
段が制御されることを特徴とするものである。
【0011】また、制御部で保持されるA相の値とB相
の値は、三角関数値または前記三角関数曲線の振幅中心
値に限られない。
【0012】本発明での検出部は、光学的手段、磁気的
手段などである。またA相の検出出力とB相の検出出力
は、π/2(Rad)ずれていることが好ましく、この
とき両相の検出出力はサイン関数とコサイン関数または
これらの関数に近似したものとなる。
【0013】本発明では、ディスクが装填されて記録ま
たは再生が行われているときに、A相とB相の検出出力
が0点となった位置をヘッドがトラック位置に至ったと
認識するのではなく、A相の検出出力またはB相の検出
出力が所定値となったときに、ヘッドがトラック位置に
至ったものと判断する。したがって、製造時に検出部の
取り付け位置の調整を行わなくても、ディスクに対する
記録または再生時に、ヘッドがトラック位置に至ったも
のと判断でき、ヘッドのステップ移動制御を高精度に行
うことができる。
【0014】また、検出部から得られるA相とB相の検
出出力のうち、ピーク値間よりも狭い直線性の高い振幅
範囲で且つA相とB相とが相互に時間的に連続性のある
領域において、ヘッドがトラック位置に至ったときのA
相の値とB相の値が制御部で保持されることが好まし
い。このように、A相とB相の検出出力のうちの直線性
の高い領域の値のみを使用することにより、ヘッドのス
テップ移動位置を高精度に制御できる。
【0015】さらに本発明は、ディスクを回転させる回
転駆動部と、前記ディスクの記録面に対向するヘッド
と、前記ヘッドをディスクの半径方向へ送るヘッド送り
手段と、前記ヘッドの移動に応じて検出出力が変化する
検出部と、前記検出部で得られた検出出力に基づいて前
記ヘッド送り手段を制御してヘッドをディスクの記録面
のトラック位置にステップ移動させる制御部とが設けら
れたディスク装置において、前記検出部は前記ヘッドの
移動に応じて位相が互いに相違するA相とB相の三角関
数値または前記三角関数曲線に近似した値を出力するも
のであり、前記制御部では、ヘッドが前記トラック位置
に至るときの前記A相の値と前記B相の双方の値の関係
値が保持され、ディスクの記録または再生動作中に、前
記検出部から検出されるA相の値およびB相の値を演算
し、その演算結果が前記関係値に一致したときにヘッド
を停止させるように前記ヘッド送り手段が制御されるこ
とを特徴とするものである。
【0016】このように、A相の値とB相の値に関連を
持たせ、この関連値に基づいてヘッドの送り位置を制御
すると、検出部の製造誤差などによりA相の検出出力と
B相の検出出力との位相が規定値例えばπ/2(Ra
d)からずれていたとしても、ヘッドとトラック位置と
の位置合わせ制御をスムーズに行うことができる。
【0017】例えば、前記関係値が、ヘッドがトラック
位置に至ったときのA相の値とB相の値との和および差
である。
【0018】あるいは、A相の検出出力とB相の検出出
力とをX−Yの直交座標上にとり、ヘッドがトラックに
一致したときのA相の値をAn、B相の値をBnとした
ときに、X=AnとY=Bnとの交点と前記座標の中心
とを結ぶ線の前記直交座標上での傾斜角度θが前記関係
値とされる。この場合、前記θは前記数1により容易に
演算できる。ただし、xは任意の値である。この演算を
行うと、ヘッドの位置制御に使用する変数がθだけにな
るため、ヘッドの位置検出が容易である。
【0019】さらに本発明では、基準ディスクが回転駆
動部に設置されたときに、前記ヘッドが前記基準ディス
ク上のトラック位置に至ったときに、前記検出部から得
られるA相とB相の値またはその関係値が保持部に保持
される。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明のディスク装置を示
すブロック図である。このディスク装置は、ターンテー
ブルすなわち回転駆動部1を有しており、この回転駆動
部1はスピンドルモータ2により回転駆動される。回転
駆動部1にディスクDが装填されると、ディスクDの一
方の記録面にサイド0の磁気ヘッドH0が接触し、他方
の記録面にサイド1の磁気ヘッドH1が接触する。
【0021】磁気ヘッドH1は支持アーム3aに支持さ
れ、磁気ヘッドH1は支持アーム3bに支持されてい
る。両支持アーム3aと3bは、ヘッド移動ベース4に
支持されている。このヘッド移動ベース4は、リニアモ
ータなどのヘッド送りモータ5により、ディスクDの半
径方向へ一定の速度で連続送りすることが可能となって
いる。
【0022】磁気ヘッドH0とH1は、プリアンプ6お
よび記録・再生(R/W)部10を介して入出力インタ
ーフェース(IF)に接続されている。またプリアンプ
6からの再生出力は、制御部7に与えられる。またR/
W部10も制御部7により制御される。前記制御部7に
より、モータドライバー8が制御されて、スピンドルモ
ータ2がサーボ駆動され、また制御部7によりモータド
ライバー9が制御されて、前記ヘッド送りモータ5がサ
ーボ駆動される。
【0023】このディスク装置に装填されるディスクD
は、高密度記録用のディスクと、従来と同様の規格のフ
ロッピーディスク(FD)である。高密度記録用のディ
スクでは、記録面にトラッキング用のサーボ信号が記録
されており、制御部7では、プリアンプ6からの再生出
力により前記サーボ信号が検出され、このときヘッド送
りモータ5による磁気ヘッドの送りを停止することによ
り、磁気ヘッドH0およびH1の高密度記録・再生用の
磁気ギャップが、ディスクDのトラック位置に位置決め
される。
【0024】またフロッピーディスク(FD)にはサー
ボ信号が記録されていないため、フロッピーディスクが
装填されたときには、検出部11によりヘッドH0およ
びヘッドH1の低密度記録・再生用の磁気ギャップの位
置が検出され、この検出出力が制御部7に与えられる。
制御部7では、前記検出出力に基づいて、ヘッド送りモ
ータ5が制御され、前記磁気ギャップがディスクDの記
録トラック位置に至ったときに、モータ5が停止し、磁
気ヘッドH0とH1の位置が決められる。
【0025】前記検出部11は、ヘッドベース4と共に
ディスクDの半径方向へ移動するリニアスケール12
と、このリニアスケール12の移動を検出する光学検出
手段13とから構成されている。
【0026】図2(A)に示すように、リニアスケール
12は、長尺状の板に一定のピッチで複数の検知窓12
aが開口している。図2(B)に示すように、光学検出
手段13は、リニアスケール12を挟んで互いに対向し
て固定設置された光源13aと受光変換部13bとから
構成されている。受光変換部13bには、受光素子14
aと受光素子14bが設けられている。
【0027】前記リニアスケール12に開口する検知窓
12aのピッチをpとすると、受光素子14aと受光素
子14bとの配置距離(ピッチ)は、(3/4)・pで
ある。なお、各受光素子14aと14bの幅寸法は、前
記検知窓12aの移動方向の開口幅寸法Wよりも大き
い。また前記ピッチpは、ディスクの記録面に形成され
る記録トラックのトラックピッチの整数分の1の長さに
設定されている。
【0028】光源13aから発せられる光は、リニアス
ケール12に形成された検知窓12aを透過して、受光
素子14aと14bにより検知される。リニアスケール
12と光学検出手段13との相対的な移動により、受光
素子14aと14bとからは、その受光光量に応じて三
角関数または三角関数に近似した強度変化の検出出力が
選られる。また、リニアスケール12の検知窓12aの
ピッチpとの関係から、受光素子14aから得られる受
光出力と受光素子14bから得られる受光出力との位相
はπ/2(Rad)だけずれている。
【0029】図3および図4は、磁気ヘッドH0および
H1がリニアスケール12と共に移動したときに、受光
変換部13bから得られる検出出力を示している。横軸
がディスクの半径方向へのヘッドの移動位置R(時間)
であり、縦軸が検出出力の強度(光電変換で電圧に変換
された値)Vである。受光素子14aが受光した結果得
られる検出出力をA相とし、受光素子14bが受光した
結果得られる検出出力をB相としている。
【0030】図3、図4に示すようにA相の検出出力と
B相の検出出力は、サイン曲線とコサイン曲線の関係と
なる。図3およびそれ以降の線図では、A相の検出出力
とB相の検出出力の強度のピークP−P間の中心を便宜
上0点とする。またピーク値をそれぞれ+Pと−Pで示
している。
【0031】本発明では、A相の検出出力が所定値(所
定の電圧)Vaのとき、磁気ヘッドH0と磁気ヘッドH
1の低密度記録・再生用の磁気ギャップが、ディスクD
の例えば奇数トラックT1、T3、T5、……に位置決
めされ、B相の検出出力が所定値(所定の電圧)Vbの
とき、磁気ヘッドH0と磁気ヘッドH1の磁気ギャップ
が、ディスクDの例えば偶数トラックT2、T4、T
6、……に位置決めされる。
【0032】すなわち、制御部7には、前記A相の検出
出力の値VaとB相の検出出力の値Vbが記憶されて保
持されている。フロッピーディスクが回転駆動部1に装
填されて回転駆動されているときに、ヘッド送りモータ
5で磁気ヘッドH0と磁気ヘッドH1がディスクの半径
方向へ移動させられるが、このとき光学検出手段13の
受光変換部13bから得られるA相とB相の検出出力が
前記所定値VaおよびVbとなる度にヘッド送りモータ
5を停止させることにより、磁気ヘッドH0とH1の磁
気ギャップがディスクDのトラック位置に停止させられ
る。
【0033】次に、前記所定値VaおよびVbを決定す
る設定方法を説明する。この設定方法では、図1に示す
ように、プリアンプ6からの出力のピーク値を検出する
ピーク検波回路15、およびこのピーク検波回路15に
よるピーク検出に基づいて、制御部にデータの記録司令
などを行うコンピュータ(PC)16が用いられる。
【0034】この設定方法では、記録トラックの位置が
規格値に一致して設けられた基準ディスク(アライメン
トディスク)を回転駆動部1に設置する。この基準ディ
スクを回転させながら、ヘッド送りモータ5でヘッドベ
ース4を移動させ、磁気ヘッドH0および/または磁気
ヘッドH1で基準ディスクの記録面を半径方向へ走査す
る。
【0035】磁気ヘッドH0および/または磁気ヘッド
H1からプリアンプ6を介して得られる再生出力はピー
ク検波回路15でピーク検出される。磁気ヘッドH0お
よび/または磁気ヘッドH1の低密度記録・再生用の磁
気ギャップが基準ディスクのトラック位置に一致する
と、ピーク検波回路15により再生出力のピークが検出
される。
【0036】また、ヘッドベース4が基準ディスクの半
径方向へ移動するときに、前記検出部から図3に示すA
相とB相の検出出力が得られる。この検出出力を監視
し、前記ピーク検波回路15によりピークが検出された
ときの、A相の値(検出電圧)VaおよびB相の値(検
出電圧)Vbを保持する。この値VaおよびVbは、コ
ンピュータ16からの司令に基づいて、制御部7内に設
けられた不揮発性記憶素子(EPROM)などに記憶さ
せておく。
【0037】この設定が完了した後、このディスク装置
でフロッピーディスクに対する記録または再生を行うと
きに、制御部7で検出部11からのA相とB相の検出出
力を監視し、その値がVaまたはVbとなったときに、
磁気ヘッドの送りを停止することにより、前記のように
磁気ヘッドの磁気ギャップをフロッピーディスクの記録
面のトラックに一致させることができる。
【0038】この制御では、基準ディスクを装填し、前
記のように再生出力のピーク検知と検出部11からの検
出出力とで、制御のための検出値VaおよびVbを決め
ているため、検出部11のリニアスケール12および光
学検出手段13の高精度な位置決め作業が不要になる。
すなわちそれぞれのディスク装置に固有の前記検出値V
aおよびVbが得られれば、磁気ヘッドのトラッキング
が可能になる。よって従来のように熟練を要する検出部
11の調整作業が不要になる。
【0039】ここで、磁気ヘッドの磁気ギャップがディ
スクのトラック位置に一致したときのA相とB相の検出
出力の値VaおよびVbを決める手法として、図4に示
すように、A相とB相の検出出力の三角関数または三角
関数に近似した変化のうちの直線性の高い領域を用いる
ことが好ましい。
【0040】すなわち、図4においてA相とB相の検出
出力のうちの点線で示す曲線部分に前記値VaおよびV
bを設定すると、検出部11から前記検出出力の値Va
およびVbを検出したときの、ヘッドの移動位置に誤差
が生じやすい。そこで、図4において実線で示すよう
に、A相とB相の検出出力のピーク値P−P間よりも狭
い振幅で且つ検出出力の変化の直線性の高い振幅領域E
−E間のみを用いて前記値VaおよびVbを設定する。
【0041】図4において実線で示しているのは前記振
幅領域E−E間で直線性の高い領域であり、実線で示し
ているA相の直線性の高い検出領域と、同じく実線で示
しているB相の直線性の高い検出領域は、ヘッドのディ
スク半径方向への移動方向に対して時間的に相互に連続
している。
【0042】図5は、図4に示す検出出力のうちの直線
性の高い領域を拡大している。基準ディスクを装填し
て、磁気ヘッドを移動させながら、検出部11からのA
相とB相の検出出力を監視するとき、およびフロッピー
ディスクを装填して記録動作または再生動作を行い、こ
のときに磁気ヘッドを移動させてA相とB相の検出出力
を監視するとき、制御部7では、A相の検出出力の直線
性の高い領域(i)を抽出し、この領域(i)の出力が
+Eとなったときに、B相の検出領域の直線性の高い領
域(ii)を抽出する。そしてB相の検出出力が−Eと
なったときに、A相の検出出力の直線性の高い領域(i
ii)を抽出する。
【0043】これは、制御部7において、検出部11か
ら得られるA相とB相の検出出力を、出力値+Eと−E
との間でのみサンプリングすることにより可能である。
このサンプリング範囲内で、出力値+Eと−Eとの間
で、出力値がVaおよびVbとなったときに、磁気ヘッ
ドH0とH1の磁気ギャップが、ディスクの記録トラッ
クに一致する。
【0044】このようにA相とB相の検出出力のうちの
直線性が高い領域で且つA相とB相の検出出力が連続し
ている領域を使用することにより、磁気ヘッドの磁気ギ
ャップをディスクのトラック位置へ高精度に位置決めす
ることが可能である。
【0045】図4および図5に示す制御方法では、制御
部7において、A相とB相の検出出力を交互に監視しな
がら、A相のときには出力値がVaに一致したとき、B
相のときには出力値がVbに一致したときに、ヘッド送
りを停止すればよいため、ヘッド位置の制御が非常に簡
単なプログラムにて実行できる利点がある。しかし、例
えば光学検出手段13において受光素子14aと受光素
子14bとの配列ピッチがずれており、リニアスケール
12の検出窓12aのピッチpに対して正確に(3/
4)・pに一致していないようなときには、A相とB相
との間に連続性がなくなるという問題が生じる。
【0046】図6は、A相の検出出力とB相の検出出力
の位相の差が正確にπ/2(Rad)に設定されず、位
相差がやや長めにずれている場合のA相とB相の検出出
力を示している。この場合に、A相の検出出力の直線性
の高い領域と、B相の検出出力の直線性の高い領域との
間が時間的に不連続になる。
【0047】この場合、例えば図6に示すように、A相
の検出出力の所定の電圧値Vaを基準とすることで、奇
数トラックT1、T3、T5、……へのヘッドの位置決
めが可能であるが、B相の検出出力の所定の電圧値を基
準としたときに、例えば偶数トラックT2にヘッドが一
致したときとトラックT4にヘッドが一致したときと
で、検出出力の値が相違するという問題が生じる。
【0048】また、例えば、図6において、検出部11
からのB相の検出出力の領域(ii)の検出値が−Eに
なって、監視する検出出力をA相の領域(iii)に切
り替えたときに、A相の検出出力が+Eではなく、それ
よりも低い+E1となる。したがって、制御部7では、
ヘッドの移動位置が急にジャンプしたように変化したも
のと認識し、その結果ヘッドを戻そうとする。領域(i
ii)においてA相の出力が+Eに戻った後にB相に切
り替えると、B相の値が−E1になり、ヘッドの位置を
さらに認識できなくなり、ヘッド送りが振動を繰り返す
などの制御不良が生じる。
【0049】図7以下は、例えば光学検出手段13の受
光素子14aと14bとの配列ピッチに誤差があった場
合でも、磁気ヘッドの磁気ギャップをディスクのトラッ
ク位置へ高精度に位置決めすることが可能な好ましい制
御方法を示している。
【0050】図4および図5において説明した制御方法
では、A相とB相の検出出力のうちの一方の相の検出値
Vaのみ、またはVbのみが得られたときに、ヘッドの
送りを停止している。しかし、以下の制御方法では、A
相の検出出力とB相の検出出力との双方の関係値を求
め、この関係値を制御部7の記憶部に保持しておく。そ
してフロッピーディスクの記録または再生動作では、検
出部11からのA相とB相の検出出力を演算して前記関
係値を求め、演算した関係値が保持されている関係値と
一致するときに、磁気ヘッドの送りを停止する。
【0051】例えば関係値として、磁気ヘッドの磁気ギ
ャップがディスクのトラックに一致したときのA相の検
出出力の値とB相の検出出力の値との和を求める。各ト
ラック位置に対応したA相の検出出力の値とB相の検出
出力の値との和を基準として磁気ヘッドの停止制御を行
えば、A相の検出出力とB相の検出出力との位相差に誤
差が生じていても、前記関係値を基準として確実にトラ
ック位置にヘッドを位置決めできる。
【0052】ただし、例えば図7において、磁気ヘッド
の磁気ギャップがいずれかのトラックTnに一致したと
きのA相の検出出力の値をAa、B相の検出出力の値を
Baとし、制御部ではヘッドをトラックに位置決めする
ための関係値として(Aa+Ba)を保持していたとす
る。この場合に、磁気ギャップがディスクのトラックに
一致していないヘッド位置Nにおいて、前記関係値(A
a+Ba)と同じ検出演算値が得られ、ヘッドギャップ
がトラック位置に一致したものと誤認する恐れがある。
この場合には、前記関係値の他に、A相の検出出力の値
とB相の検出出力の値との差を求めておく。
【0053】図7に示した例では、検出出力の演算で前
記関係値(Aa+Ba)が得られたときに、差の演算値
(A−B)が負であれば、磁気ギャップがトラックTn
に一致したものと認識でき、差の演算値(A−B)が正
であれば、磁気ギャップがトラックTnではなくそれ以
外の位置Nにあると判断できる。
【0054】次に、図8は、A相の検出出力の値とB相
の検出出力の値との関係値に関するさらに好ましい例を
示している。A相の検出出力の値をAxとし、B相の検
出出力の値をBxとする。AxとBxは、+Eと−E間
の検出出力の任意の値である。制御部では以下の数2の
演算を行う
【0055】
【数2】
【0056】前記磁気ギャップがトラックに一致したと
きのθn(ただし、nは整数)を、制御部7の記憶部に
関係値として保持しておく。フロッピーディスクの記録
または再生を行っているときには、制御部7において前
記数2の演算を行い、その結果得られたθxが前記関係
値θnに一致したときに、ヘッドの送りを停止すると、
磁気ギャップがディスクのトラックに一致する。
【0057】図7では、磁気ヘッドの磁気ギャップがデ
ィスクのトラックT1に一致したときのA相の検出出力
の値をA1、B相の検出出力の値をB1で示し、トラッ
クT2に一致したときのA相の検出出力の値をA2、B
相の検出出力の値をB2で示している。この検出出力に
基づいて数2の演算を行った結果を図8に示す。
【0058】図8では、X−Yの直交座標をとり、X軸
にA相の検出出力、Y軸にB相の検出出力をとってい
る。A相の検出出力の値をA1、B相の検出出力の値を
B1とする。このときX=A1の直線とY=B1の直線
との交点をα1とすると、α1と座標の原点(O)とを
結ぶ線と、X軸とが成す角度θ1が前記数2の演算値で
ある。同様に、A相の検出出力の値がA2、B相の検出
出力の値がB2のとき、交点α2と原点とを結ぶ線がX
軸との成す角度が演算結果のθ2である。
【0059】A相の検出出力と、B相の検出出力との位
相がπ/2(Rad)だけずれているとき、前記交点α
1とα2は、X−Y座標の原点を中心とする円の軌跡上
に位置する。なお、実際には、リニアスケール12の検
出窓12aのピッチpが、トラックピッチの整数分の1
であるから、磁気ギャップがトラックに一致したときの
数2の演算結果となる角度θnは、数個の値となる。こ
の数個のθnの値を制御部7に保持しておくことによ
り、磁気ヘッドの磁気ギャップを全てのトラックに高精
度に一致させることができる。
【0060】次に、図7では、受光素子14aと14b
との配置ピッチの組み立て誤差により、A相の検出出力
と、B相の検出出力との位相差が、π/2(Rad)よ
りも短い場合を想定し、このときのB相の検出出力を点
線で示している。
【0061】この場合、磁気ギャップがトラックT1に
一致したとき、A相の検出出力の値がA1、B相の検出
出力の値がB1'になり、磁気ギャップがトラックT2
に一致したとき、A相の検出値はA2で、B相の検出値
はB2'となる。このときの交点α1'、α2'は、図9
に示すように、例えば楕円軌跡上に位置する。
【0062】すなわち、この場合も数2による演算値θ
1'、θ2'は、規則性をもつことになり、数個の演算値
を保持しておくことにより、磁気ヘッドをトラックに一
致させることが可能である。
【0063】
【発明の効果】以上のように本発明では、リニアスケー
ルと光学検出手段などからなる磁気ヘッドの移動位置の
検出部の組み付け調整を行なわなくても、または高精度
な調整を行わなくても、磁気ヘッドをディスクの記録ト
ラックに高精度に一致させることができる。
【0064】また、検出部の組み立て誤差などが有った
場合でも、高精度なヘッド位置決めができる構成とする
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヘッド制御装置を示すブロック図、
【図2】検出部の構成の一例を示し、(A)はリニアス
ケールの側面図、(B)は光学検出部とリニアスケール
との関係を示す部分平面図、
【図3】A相とB相の検出出力を示す波形図、
【図4】図3の波形図のうちの直線性の高い領域を示す
説明図、
【図5】図4の部分拡大図、
【図6】A相の波形とB相の波形の位相差に誤差が生じ
ている場合の図4に相当する拡大図、
【図7】A相の検出出力とB相の検出出力の関係値を求
めるための説明図、
【図8】A相の検出出力とB相の検出出力の関係値を求
めるための円弧軌跡を用いた説明図、
【図9】A相の検出出力とB相の検出出力の関係値を求
めるための楕円軌跡を用いた説明図、
【符号の説明】
1 回転駆動部 2 スピンドルモータ 3a、3b 支持アーム 4 ヘッドベース 5 ヘッド送りモータ 6 プリアンプ 7 制御部 8 モータドライバ 8 モータドライバ 10 R/W部 11 検出部 12 リニアスケール 12a 検出窓 13 光学検出手段 14a、14b 受光素子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを回転させる回転駆動部と、前
    記ディスクの記録面に対向するヘッドと、前記ヘッドを
    ディスクの半径方向へ送るヘッド送り手段と、前記ヘッ
    ドの移動に応じて検出出力が変化する検出部と、前記検
    出部で得られた検出出力に基づいて前記ヘッド送り手段
    を制御してヘッドをディスクの記録面のトラック位置に
    ステップ移動させる制御部とが設けられたディスク装置
    において、 前記検出部は前記ヘッドの移動に応じて位相が互いに相
    違するA相とB相の三角関数値または前記三角関数曲線
    に近似した値を出力するものであり、前記制御部では、
    ヘッドが前記トラック位置に至るときの前記A相の値と
    前記B相の値を保持し、ディスクの記録または再生動作
    中に、前記検出部から検出されるA相またはB相の値が
    前記保持値に一致したときにヘッドを停止させるように
    前記ヘッド送り手段が制御されることを特徴とするヘッ
    ド制御装置。
  2. 【請求項2】 制御部で保持されるA相の値とB相の値
    は、三角関数値または前記三角関数曲線の振幅中心値に
    限られない請求項1記載のヘッド制御装置。
  3. 【請求項3】 検出部から得られるA相とB相の検出出
    力のうち、ピーク値間よりも狭い直線性の高い振幅範囲
    で且つA相とB相とが相互に時間的に連続性のある領域
    において、ヘッドがトラック位置に至ったときのA相の
    値とB相の値が制御部で保持される請求項1または2記
    載のヘッド制御装置。
  4. 【請求項4】 ディスクを回転させる回転駆動部と、前
    記ディスクの記録面に対向するヘッドと、前記ヘッドを
    ディスクの半径方向へ送るヘッド送り手段と、前記ヘッ
    ドの移動に応じて検出出力が変化する検出部と、前記検
    出部で得られた検出出力に基づいて前記ヘッド送り手段
    を制御してヘッドをディスクの記録面のトラック位置に
    ステップ移動させる制御部とが設けられたディスク装置
    において、 前記検出部は前記ヘッドの移動に応じて位相が互いに相
    違するA相とB相の三角関数値または前記三角関数曲線
    に近似した値を出力するものであり、前記制御部では、
    ヘッドが前記トラック位置に至るときの前記A相の値と
    前記B相の双方の値の関係値が保持され、ディスクの記
    録または再生動作中に、前記検出部から検出されるA相
    の値およびB相の値を演算し、その演算結果が前記関係
    値に一致したときにヘッドを停止させるように前記ヘッ
    ド送り手段が制御されることを特徴とするヘッド制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記関係値が、ヘッドがトラック位置に
    至ったときのA相の値とB相の値との和および差である
    請求項4記載のヘッド制御装置。
  6. 【請求項6】 A相の検出出力とB相の検出出力とをX
    −Yの直交座標上にとり、ヘッドがトラックに一致した
    ときのA相の値をAn、B相の値をBnとしたときに、
    X=AnとY=Bnとの交点と前記座標の中心とを結ぶ
    線の前記直交座標上での傾斜角度θが前記関係値とされ
    る請求項4記載のヘッド制御装置。
  7. 【請求項7】 前記θは以下の数1で演算される請求項
    6記載のヘッド制御装置。 【数1】 ただし、xは任意の値である。
  8. 【請求項8】 基準ディスクが回転駆動部に設置された
    ときに、前記ヘッドが前記基準ディスク上のトラック位
    置に至ったときに、前記検出部から得られるA相とB相
    の値またはその関係値が保持部に保持される請求項1な
    いし6のいずれかに記載のヘッド制御装置。
JP11023688A 1999-02-01 1999-02-01 ディスク装置におけるヘッド制御装置 Ceased JP2000222844A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11023688A JP2000222844A (ja) 1999-02-01 1999-02-01 ディスク装置におけるヘッド制御装置
US09/492,415 US6535347B1 (en) 1999-02-01 2000-01-27 Head controlling device in a disk apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11023688A JP2000222844A (ja) 1999-02-01 1999-02-01 ディスク装置におけるヘッド制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000222844A true JP2000222844A (ja) 2000-08-11

Family

ID=12117388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11023688A Ceased JP2000222844A (ja) 1999-02-01 1999-02-01 ディスク装置におけるヘッド制御装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6535347B1 (ja)
JP (1) JP2000222844A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6937528B2 (en) * 2002-03-05 2005-08-30 Micron Technology, Inc. Variable resistance memory and method for sensing same
US20060248551A1 (en) * 2005-04-28 2006-11-02 Taugher Lawrence N Single motor connected to an optical pick up unit and an optical print head
US7619844B1 (en) 2005-12-30 2009-11-17 Western Digital Technologies, Inc. Disk drive comprising a mechanical position sensor to prevent a runaway condition
US7495857B1 (en) 2005-12-30 2009-02-24 Western Digital Technologies, Inc. Servo writing a disk drive by writing spiral tracks using a mechanical position sensor
US7365932B1 (en) 2005-12-30 2008-04-29 Western Digital Technologies, Inc. Disk drive comprising an optical sensor for vibration mode compensation
US7480116B1 (en) * 2006-01-20 2009-01-20 Western Digital Technologies, Inc. Disk drive employing coarse position feedback from mechanical position sensor to improve format efficiency

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE35302E (en) * 1986-08-27 1996-07-23 Sony Corporation Magnetic disc apparatus
KR0144463B1 (ko) * 1988-10-26 1998-07-15 오오가 노리오 자기 디스크 장치
JP2785195B2 (ja) * 1989-01-11 1998-08-13 ソニー株式会社 ディスク装置の光学式エンコーダ
US5305159A (en) * 1990-08-08 1994-04-19 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetic disk apparatus
JP3024184B2 (ja) * 1990-08-14 2000-03-21 ソニー株式会社 サーボ信号記録方法
JPH09312075A (ja) 1996-05-22 1997-12-02 Mitsumi Electric Co Ltd 磁気記録再生装置の持上げアーム押え装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6535347B1 (en) 2003-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5333140A (en) Servowriter/certifier
CN1037634C (zh) 利用聚焦信号偏移获得最佳聚焦
EP0453308A2 (en) Reducing amplitude variations of optical disk readback signals
JP2754271B2 (ja) 単段シーク方法
US5091808A (en) Two-motor servo mechanism system for a magnetic disk drive
JP2516311B2 (ja) 磁気ディスク装置のサ―ボトラック書込み方法及び装置
JP2000222844A (ja) ディスク装置におけるヘッド制御装置
US6130797A (en) Magnetic recorder and magnetooptical recorder
EP0450655A1 (en) Apparatus for recording information on and/or reproducing information from optical disc
US6356519B1 (en) Disk apparatus for moving head to center of target track in seek operation
US6804176B1 (en) Apparatus and method for performing track search
JPH0610880B2 (ja) 光学式走査装置により走査される回転する情報記録担体において所望のトラックヘトラックジャンプさせる方法および装置
EP0701252A1 (en) Information recording/reproducing apparatus
US6407378B1 (en) Optical encoder device using a plurality of light receiving and emitting means with the light emitting means having a lens for emitting light in substantially parallel beams
US5724329A (en) Apparatus for controlling rotational servo by using frequency pulse signal generator
US6552867B1 (en) Head positioning controller for information recording and/or reproducing apparatus with head tracking of nonsynchronous radial runout (NRRO) of the disk
JP2616570B2 (ja) サーボトラック書き込み装置
US6606217B1 (en) Head control unit in a disk apparatus
JPH03130935A (ja) イメージローテータのサーボ回路
JP2539362B2 (ja) 光ディスクのシ―ク方法
JP2632969B2 (ja) 光学式情報記録再生装置
JP2696949B2 (ja) ヘッド位置制御方法
JP2001319412A (ja) ディスク装置におけるヘッド制御装置
JP2553542B2 (ja) 情報記録デイスク再生装置
US6556368B1 (en) Disk apparatus and control method therefor

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050516

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050614

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20051025