JPH10187328A - クリップ - Google Patents

クリップ

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JPH10187328A
JPH10187328A JP8351048A JP35104896A JPH10187328A JP H10187328 A JPH10187328 A JP H10187328A JP 8351048 A JP8351048 A JP 8351048A JP 35104896 A JP35104896 A JP 35104896A JP H10187328 A JPH10187328 A JP H10187328A
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clip
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electronic device
portable electronic
chain
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JP8351048A
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English (en)
Inventor
Eiji Senzoku
英司 千足
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、タッチパネルを備えた携帯
用電子機器において、チェーンやひも等を介して携帯者
の衣服等に取り付けるためのみでなく、タッチパネルの
操作および入力機能を併せ持つクリップを提供すること
である。 【解決手段】 タッチ入力機能を有する表示部3を備え
たページング受信機1にチェーン5を介して接続され、
携帯者に取り付けて前記ページング受信機1を保持させ
た状態にするためのクリップ10に、前記表示部3に触
れることによってデータを入力する入力操作部材18が
設けられており、前記表示部3へのデータ入力を行う際
に、前記クリップ10を携帯者から外し、このクリップ
10の入力操作部材18を前記表示部3に接触させるこ
とにによって入力を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ページン
グ受信機等の携帯用電子機器を、チェーンやひも等で携
帯者に連結して保持させるためのクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯して活用する携帯用電子機器、特
に、電子手帳機能を備える通信端末は、より携帯性を高
めるため小型化が進められている。このように小型化さ
れた通信端末の遺失および落下防止対策として、例えば
ページング受信機等では、所定の長さのチェーンの一端
にフック、他端に挟持部を有するクリップを備え、前記
フックを筐体に設けた接続孔などに掛止することによっ
て結合している。そして、前記チェーンの他端に設けら
れている前記クリップで携帯者のズボン、ジャケットや
携帯者の携帯している鞄等に設けられているポケットの
縁を挟持して、前記ページング受信機と前記ポケットの
縁とを連結状態にするチェーンクリップによって、前記
電子機器の遺失および落下防止を図ることが一般的であ
る。
【0003】ところで、電子手帳、携帯用電話機や情報
端末機等において、テンキーや操作キーの他に、タッチ
パネルを備え、指やペン等で表示画面に直接接触させる
ことで表示画面を操作したり、所望のデータを入力でき
る、いわゆるタッチスクリーン機能を有するものが普及
している。
【0004】例えば、表示部にタッチパネルを備えた電
子手帳においては、通常、前記タッチパネル入力用のタ
ッチペン(入力ペン)も一緒に携帯させ、本体に前記タ
ッチペンを収納する収納部を設けて、入力を行う際に、
前記収納部から前記タッチペンを取り出して、前記タッ
チパネルに直接接触させて、表示画面の操作や狭い範囲
の指定入力、文字や絵文字等の入力を可能にしている。
このようなタッチパネルを有する表示部の、操作及び入
力方法は、今後、多機能化及び小型化が進んでいるペー
ジング受信機に採用されることが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに画面に直接触れることによって操作および入力を行
う方法をページング受信機に採用する場合、前記電子手
帳のように、本体に対して着脱可能に入力ペンの収納部
を新に設けようとすると、前記ページング受信機本体が
大型化して、携帯性が犠牲となるという問題がある。な
お、携帯性を重視するページング受信機の性質上、表示
部が小さくなるため、タッチペンや指による入力では、
画面の項目を選択することは困難であるという問題があ
る。
【0006】本発明の課題は、タッチパネルを備えた携
帯用電子機器において、チェーンやひも等を介して携帯
者の衣服等に取り付けるためのみでなく、タッチパネル
の操作および入力機能を併せ持つクリップを提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべ
く、請求項1記載の発明は、タッチパネルを備えた携帯
用電子機器をチェーンやひも等を介して携帯者に取り付
けるためのクリップであって、前記タッチパネルを入力
操作する入力操作部材を有することを特徴としている。
【0008】請求項1記載の発明によれば、タッチパネ
ルを備えた携帯用電子機器をチェーンやひも等を介して
携帯者に取り付けるクリップに、入力ペンのような前記
タッチパネルに触れることによって画面の操作やデータ
を入力できる機能を備えた入力操作部材が設けられてい
るので、前記携帯用電子機器の落下や紛失を防止できる
とともに前記タッチパネル操作入力等を行う場合、前記
入力操作部材を前記タッチパネルに接触させることによ
って行うことができる。また、別体として入力ペンを携
帯したり、前記携帯用電子機器等に前記入力ペン用の特
別の収納部を設けなくて済む。したがって、入力ペン用
の特別な収納部を前記携帯用電子機器に設ける必要がな
い分、当該携帯用電子機器の小型化を図ることができ
る。
【0009】この場合、前記入力部材の材質は、タッチ
パネルに対応する材質で形成されているものである。
【0010】そして、請求項2記載の発明は、請求項1
記載のクリップにおいて、前記クリップは、一対の部材
よりなる挟込み構造を備えるものであって、その一方の
部材に前記入力操作部材が設けられていることを特徴と
している。
【0011】この請求項2記載の発明によれば、タッチ
パネルを備えた携帯用電子機器をチェーンやひも等を介
して携帯者に取り付けためのクリップが、一対の部材か
らなる挟込み構造であり、その一方の部材に前記入力操
作部材が設けられているので、請求項1の発明と同様
に、前記携帯用電子機器の落下や紛失を防止できるとと
もに前記タッチパネル操作入力等を行う場合、一対の部
材の挟込み度合を緩めることによって、携帯者から容易
に外すことができ、前記入力操作部材を表示部に接触さ
せることによって、入力操作が行える。また、前記携帯
者への取付けも容易に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照して本発
明に係る、携帯用電子機器の保持具であるクリップの各
実施の形態を詳細に説明する。
【0013】<第1の実施の形態>図1は、本発明を適
用した一例としての携帯用電子機器の保持具(クリッ
プ)を備える携帯用電子機器であるページング受信機の
概略図である。図2は、本発明を適用した携帯用電子機
器の保持具の第1の実施の形態の概略構成を説明する図
であり、(a)は、その側面図、(b)は同平面図であ
る。また、図3は、本発明を適用した携帯用電子機器の
保持具の第1の実施の形態を入力ペン部材として使用し
ている状態を説明する斜視図である。
【0014】まず、構成を説明する。1は本発明に係る
携帯用電子機器の保持具を備えた携帯用電子機器である
ページング受信機、2はその筐体、3はタッチパネルを
有する表示部、4は操作キー、5はチェーン、10は前
記チェーン5の一端部に設けられている携帯用電子機器
の保持具であるクリップ、11、12は、それぞれ前記
クリップ10を構成するクリップ部材である固定片、可
動片であり、13は支持アームである。
【0015】この実施の形態が用いられている、携帯用
電子機器であるページング受信機1は、図1に示すよう
に、筐体2の正面部2aに、タッチ入力機能を有する表
示部3と、その周囲には各操作キー4,4,…が設けら
れており、この筐体2の下方側部に、所定の長さのチェ
ーン5と、その一端に設けられているクリップ10とを
有するチェーンクリップ6が接続されている。なお、こ
のチェーンクリップ6と前記筐体2との接続は、どのよ
うに接続されていてもよく、例えば、前記チェーン5の
他端にフック部(図示省略。)を設けるとともに、前記
筐体の下方側部に前記フック部を掛止する掛止孔を設け
て両者を接続するような構成にしてもよく、また、前記
チェーンの一端にリングを備えて、このリングを筐体に
設けられた掛止片に掛止して取り付ける構成としてもよ
い。なお、前記チェーンクリップ6のチェーン5は、合
成樹脂、繊維等、どのような材質のものから形成されて
いてもよいが、耐久性を有する材質で形成されているこ
とが望ましく、通常、金属性のチェーンを用いている。
【0016】そして、このチェーン5の他端に設けられ
ている前記クリップ10は、携帯者の衣服に設けられた
ポケットの縁や前記携帯者が持つ鞄のポケットの縁等を
挟持可能な挟持部10aを有している。このクリップ1
0について、詳細に述べると、図2の(a)及び(b)
に示すように、このクリップ10は、挟持部10aを形
成する固定片11と可動片12とからなり、前記可動片
12は、長方平板形状の底板である前記固定片11に設
けられた支持アーム13によって支持され、図2(b)
に示すように、平面視して、前記固定片11と重なるよ
うに設置されている。
【0017】前記可動片12は側断面へ字形状の平板状
部材からなり、図2において左に位置している先端部1
2aの下方に複数山形状に突設されている歯部15を有
し、また、前記先端部12aの上面には、前記チェーン
5と結合するチェーン孔16が設けられている。さら
に、その略中央の下部には、前記支持アーム13のヒン
ジ部13aとヒンジ結合する結合部14が設けられ、前
記可動片12はこのヒンジ部13aを支点として回動す
るように構成されている。そして、前記中央部よりやや
後方の上面において、横幅方向に6本溝が平行に設けら
れてる押圧部17が形成されている。また、この可動片
12には、前記押圧部17の後方つまり、当該可動片1
2の後端部12bにおいて、この可動片12の横幅より
若干細くして後方に突出するように形成された、図中の
ハッチング部分で示される入力ペン部材18(入力操作
部材)が可動片12の後端部12bを覆うようにして形
成されている。この入力ペン部材18は、図1に示す前
記表示部3の表示画面に触れて画面操作したりデータを
入力したりする機能を有するものであり、その寸法およ
び材質は、接触させる前記表示部3に対応するように形
成され、材質は、例えば、合成樹脂等のやや軟性を有す
るものである。
【0018】また、前記可動片12の略中央の結合部1
4で結合している前記支持アーム13は、平板形状の前
記固定片11の後端部11bに、前記ヒンジ部13aを
有する他端が前記固定片11のほぼ中央部上方に位置す
るように張り出して設けられてたものである。なお、こ
の支持アーム13のヒンジ部13a周辺の側面には、リ
ブが下方に突設されており、前記可動片12を支持する
に足る耐久性を有しているものである。
【0019】そして、このヒンジ部13aにおいて、図
示しないが、その内部にコイルばねを設け、通常は、前
記可動片12が、その先端部12aに形成された歯部1
5で、前記固定片11の先端部11aを押圧するように
付勢されている。つまり、クリップ10は、前記固定片
11を固定した状態で、前記可動片12の前記押圧部1
7を押圧すると、前記可動片12が前記ヒンジ部13a
を支点に回動し、この可動片12の先端部12aに設け
られている前記歯部15が、前記固定片11の先端部1
1aから離れることによって、前記クリップ10の挟持
部10aが開いた状態となるように形成されている。
【0020】さらに、上記のように前記クリップ10を
構成している前記固定片11および前記可動片12に
は、図2(b)に図示するように、それぞれの略中央付
近の両側面に、それぞれ若干切欠いて段差部11c,1
1c,12c,12cが設けられている。これらの段差
部11c,11c,12c,12cは、対向する同一側
面における段差部11c,12cとで、当該クリップ1
0におけるくびれ部10bを形成している。
【0021】次に、上記構成を踏まえて、この第1の実
施の形態のクリップ10の作用効果について説明する。
【0022】上記のように構成されたクリップ10によ
れば、前記固定片11を一方の指で固定した状態で、前
記可動片12の押圧部17を他方の指で下方に押圧する
ことによって、前記固定片11の先端部11aと前記可
動片12の歯部15とが離間する。そして、この固定片
11の先端部11aと前記歯部15との間で、携帯者つ
まりは、携帯時における被取付け体を挟み込み、前記押
圧部17に加わっている押圧力を解除すると、前記ヒン
ジ部13aに配設されたコイルばねの付勢力によって、
前記歯部15が、前記携帯者を挟んで、前記固定片11
の先端部11a方向に押圧することになり、当該クリッ
プ10は、前記上固定片11,12によって前記携帯者
に固定された状態となる。
【0023】例えば、前記クリップ10による被取付け
体を、携帯者が身につけているズボンやジャケット等の
衣服のポケットの縁とした場合、前記押圧部17を押圧
し挟持部10aを開いた状態にして、前記縁の内側であ
るポケット内に前記クリップ10の前記固定片11を先
端部11a側から挿入する。そして、前記縁が前記固定
片11の後端部11bに設けられている支持アーム13
に当接するまで、前記固定片11を挿入した後、前記押
圧部17への押圧力を解除すると、前記固定片11方向
に付勢されている前記歯部15と前記固定片11の先端
部11aとの間で前記縁を挟持することになり、前記ク
リップ10が前記ポケットの縁に固定された状態とな
る。このように前記クリップ10を前記縁に挟持させる
ことによって、前記ページング受信機が前記縁に接続さ
れた状態となり、前記ページング受信機は保持されるこ
とになり、遺失および落下しなくなる。たとえば、当該
ページング受信機1の筐体2をポケットに仕舞い忘れて
も、遺失することはなく、また、落下することによっ
て、前記ページング受信機1の誤動作が生じたりする恐
れはない。
【0024】なお、固定片11の先端部11aとで、挟
持部10aを形成する可動片12の前記歯部15は、前
記可動片12で下方に向かって山形形状に突設されてい
るので、携帯者の衣類のポケットの縁等を挟持する際、
前記縁を挟持した際、当該携帯者の滑りを防止し、より
強固に挟持することができる。
【0025】また、このクリップ10は入力ペン部材1
8を備えているため、図1に示すように、前記筐体2の
表示部3にタッチ入力してデータを入力する場合、前記
クリップ10をこのクリップ10が取り付けられている
携帯者の衣服等から指で前記挟持部10aを開くことに
よって外し、当該クリップ10を持ち、前記入力ペン部
材18を前記表示部3に接触させることによってデータ
を入力することができる。また、別体として入力ペンを
携帯したり、前記ページング受信機1に入力ペン用の特
別な収容部を設けなくて済む。よって、入力ペン用の特
別な収納部を前記ページング受信機1に設ける必要がな
い分、当該ページング受信機1の小型化を図ることがで
きる。また、前記表示部3に対して指で入力する必要も
なくなり、操作性の向上を図ることができる。また、こ
のクリップの両側面にくびれ部10bを設けているの
で、入力ペンとしての操作を行う際に、そのくびれ部1
0bを指で挟持し易い。なお、前記入力ペン部材18は
接触させる前記表示部3に対応するよう合成樹脂等のや
や軟性を有するもので構成していたがこれに限らず、先
端部に丸みをもたせるだけでも良い。
【0026】<第2の実施の形態>次に、本発明を適用
した携帯用電子機器の保持具の第2の実施の形態を図4
及び図5を参照して説明する。なお、前述した構成と同
様の構成については説明を省略する。
【0027】図4は、本発明を適用した第2実施の形態
の携帯用電子機器の保持具を説明する図であり、(a)
はその側面図、(b)は平面図、(c)は底面図であ
り、図5は、図4の携帯用電子機器の保持具の有する入
力ペン部材の使用状態を説明する底面図である。
【0028】まず、構成を説明する。20は前記チェー
ン5の一端部に設けられる第2の実施の形態の携帯用電
子機器の保持具であるクリップ、21は固定片、22は
可動片、23は支持アーム、26は入力ペン部材(入力
操作部材)である。
【0029】この第2の実施の形態の携帯用電子機器の
保持具であるクリップ20は、図4及び図5に示すよう
に、固定片21と可動片22からなり、前述したクリッ
プ10と同様、前記可動片22は、略中央下方に形成さ
れている結合部24において、前記固定片21の支持ア
ーム23のヒンジ部23aとヒンジ結合され、前記固定
片21の先端部21aと前記可動片22の先端部22a
に下方に山形状で突出した状態で形成されている歯部2
5とが当接して、挟持部20aを形成している。そし
て、前記可動片の後方には前記第1の実施の形態のクリ
ップ10の押圧部17と同様の機能を持つ押圧部28が
形成されている。
【0030】図示しないが、第1の実施の形態のクリッ
プ10と同様に、この実施の形態におけるヒンジ部23
aにもコイルばねが設けられており、前記可動片22の
先端部22aの前記歯部25が前記固定片21の先端部
21a方向に付勢されているものである。つまり、この
実施の形態におけるクリップ20も、前記固定片21を
固定した状態で、前記可動片22の押圧部28を下方に
押圧することによって、前記可動片22の歯部25が、
前記固定片21の前記先端部21aから離間して挟持部
20aを開いた状態とすることができ、また、押圧力を
解除すると、前記コイルばねの付勢力によって、固定片
21および可動片22によって形成されている挟持部2
0aを閉じた状態にすることができるものである。
【0031】そして、図4(a)及び(c)に示すよう
に、前記固定片21の下面つまり、この実施の形態の携
帯用電子機器の保持具であるクリップ20の底面には、
先端部方向に横幅が狭くなっている平板テーパ形状のペ
ン入力部材26が、その基端部26aで、前記固定片2
1の後端部21bで、ピン27によって、このピン27
を支点に回動自在に設けられている。
【0032】この入力ペン入力部材26は、前記表示部
3の入力機能を有するとともに、前記固定片21に重ね
ると、前記固定片21に収納された状態となる大きさの
ものである。また、この入力ペン部材26は、前述した
実施の形態の入力ペン部材18と同様に、その寸法およ
び材質は、接触させる前記表示部3に対応するように形
成されるもので、合成樹脂等が望ましい。
【0033】このように、構成されている第2の実施の
形態におけるクリップ20によれば、通常は、図4
(c)に示すように、折り畳んで、前述した第1の実施
の形態のクリップと同様に前記ページング受信機1を保
持するクリップ20として用いることができる。そし
て、タッチ入力機能を有する前記表示部2にデータを入
力する場合には、前記クリップ20の前記固定片21底
面に折り畳んだ状態で収納されている前記入力ペン部材
26を鋲着部27を支点に回して当該固定片21の後方
に展開させて、図5に示すように、前記クリップ20本
体及び前記入力ペン部材26とで、前記固定片21の全
長の約2倍の長さの入力ペンの軸を形成することができ
るので、入力操作を行う際、指で挟む部分が多くなり、
当該入力ペン部材26を本体前記表示部3に接触させる
ことによって行う入力操作が容易に行える。また、別体
として入力ペンを携帯したり、前記ページング受信機1
等に前記入力ペン用の特別の収納部を設けなくて済む。
よって、入力ペン用の特別な収納部を前記携帯用電子機
器に設ける必要がない分、当該携帯用電子機器の小型化
を図ることができる。
【0034】なお、本実施の形態においては、本発明は
ページング受信機に用いられるものとしたが、これに限
らず携帯電話機、PHS(Personal Hand
yphone System)、または、携帯用の小型
パソコンなどのページング受信機以外の電子機器に用い
られてもよい。
【0035】また、上記各実施の形態のクリップの形状
は、どの様な形状でもよく、例えば、前記第1の実施の
形態のクリップにおいて、前記入力ペン部材が一体に設
けられている可動片の形状を、前記ペン入力部材の形状
を活かしたデザインを施して形成すれば、タッチ入力を
行わない場合、つまり、当該クリップが、携帯者に取り
付けられている状態において、意匠的に優れたものとな
り、見栄えがよくなる。また、上記各実施の形態によれ
ば、前記ペン入力部材は、前記可動片に一体に形成され
ているか、または、前記固定片に折り畳み自在に設けら
れているものとしたが、これに限らず、前記クリップの
どの箇所に形成されていてもよい。例えば、前記可動片
の前記押圧部を後方に向かって細くなるテーパ状に形成
して、前記入力ペン部材を押圧部と一体に構成されても
よい。
【0036】なお、発明を各実施の形態に基づき具体的
に説明したが、上記各実施の形態に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で種種変更可能であ
る。
【0037】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
るクリップによれば、タッチパネルを備えた携帯用電子
機器をチェーンやひも等を介して携帯者に取り付けるク
リップに、入力ペンのような前記タッチパネルに触れる
ことによって画面の操作やデータを入力できる機能を備
えた入力操作部材が設けられているので、前記携帯用電
子機器の落下や紛失を防止できるとともに前記タッチパ
ネル操作入力等を行う場合、前記入力操作部材を前記タ
ッチパネルに接触させることによって行うことができ
る。また、別体として入力ペンを携帯したり、前記携帯
用電子機器等に前記入力ペン用の特別の収納部を設けな
くて済むので、入力ペン用の特別な収納部を前記携帯用
電子機器に設ける必要がない分、当該携帯用電子機器の
小型化を図ることができる。
【0038】また、請求項2記載の発明に係るクリップ
によれば、タッチパネルを備えた携帯用電子機器をチェ
ーンやひも等を介して携帯者に取り付けためのクリップ
が、一対の部材からなる挟込み構造であり、その一方の
部材に前記入力操作部材が設けられているので、請求項
1の発明と同様に、前記携帯用電子機器の落下や紛失を
防止できるとともに前記タッチパネル操作入力等を行う
場合、一対の部材の挟込み度合を緩めることによって、
携帯者から容易に外すことができ、前記入力操作部材を
表示部に接触させることによって、入力操作が行える。
また、前記携帯者への取付けも容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一例としての携帯用電子機器
の保持具を備える携帯用電子機器であるページング受信
機の概略図である。
【図2】本発明を適用した携帯用電子機器の保持具の第
1の実施の形態の概略構成を説明する図であり、(a)
はその側面図、(b)はその平面図である。
【図3】本発明を適用した携帯用電子機器の保持具の第
1の実施の形態を入力ペン部材として使用している状態
を説明する斜視図である。
【図4】本発明を適用した第2実施の形態の携帯用電子
機器の保持具を説明する図であり、(a)はその側面
図、(b)は平面図、(c)は底面図である。
【図5】図4の携帯用電子機器の保持具の有する入力ペ
ン部材の使用状態を説明する底面図である。
【符号の説明】
1 ページング受信機 2 筐体 3 表示部 10,20 携帯用電子機器の保持具(クリップ) 10a,20a 挟持部 11,21 固定片 12,22 可動片 18,26 入力ペン部材(入力操作部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タッチパネルを備えた携帯用電子機器をチ
    ェーンやひも等を介して携帯者に取り付けるためのクリ
    ップであって、 前記タッチパネルを入力操作する入力操作部材を有する
    ことを特徴とするクリップ。
  2. 【請求項2】前記クリップは、一対の部材よりなる挟込
    み構造を備えるものであって、その一方の部材に前記入
    力操作部材が設けられていることを特徴とする請求項1
    記載のクリップ。
JP8351048A 1996-12-27 1996-12-27 クリップ Pending JPH10187328A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8351048A JPH10187328A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 クリップ

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JP8351048A JPH10187328A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 クリップ

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