JP2003132035A - 携帯型情報端末用カバーおよび携帯型情報端末 - Google Patents

携帯型情報端末用カバーおよび携帯型情報端末

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JP2003132035A
JP2003132035A JP2001323013A JP2001323013A JP2003132035A JP 2003132035 A JP2003132035 A JP 2003132035A JP 2001323013 A JP2001323013 A JP 2001323013A JP 2001323013 A JP2001323013 A JP 2001323013A JP 2003132035 A JP2003132035 A JP 2003132035A
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Aiko Kobayashi
愛子 小林
Soujirou Terayama
総二郎 寺山
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PDAがカバーに収納されている状態でも、周
辺機器に接続することができ、かつ、PDAの操作性を維
持することができるようにする。 【解決手段】 PDA1は、カバー3の背面部3−3Aに
設けられているPDA固定部41によって固定される。例
えば、カバー3に収納したままの状態でPDA1をクレー
ドル2に装着する場合、背面部3−3Aが接合部41A
によってPDA1から遠ざかる方向に自然と回動されると
ともに、背面部3−3Bがヒンジ部48によって、PDA
1から遠ざかる方向に自然と回動されるため、カバー3
に収納した状態でもクレードル2に接続することができ
る。また、カバー3に収納したままの状態でPDA1を操
作する場合、カバー3の正面部3−2を開いても、PDA
1の上端部に設けられている赤外線通信部などが塞がれ
ないため、カバー3に収納した状態でも、PDA1の操作
性を維持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型情報端末用
カバーおよび携帯型情報端末に関し、特に、例えば、PD
A(Personal Digital Assistant)などの携帯型情報端
末を収納するカバーにおいて、カバーに収納したままで
もPDAを容易に操作することができるようにした携帯型
情報端末用カバーおよび携帯型情報端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ユーザが、手軽に持ち運びできる
情報端末として、PDA(Personal Digital Assistant)
が普及してきている。PDAには、様々なアプリケーショ
ンが実装されており、ユーザは、外出先において、例え
ば、メモ帳として利用したり、スケジュールを確認した
り、あるいは、PDAを携帯電話機に接続し、電子メール
を送受信させたりすることができる。
【0003】このように、PDAは、ほぼ同じ場所で操作
されるパーソナルコンピュータとは異なり、場所を選ば
ず操作することができるため、多くの場合、ユーザは、
カバンなどの中にPDAを入れて持ち歩く。
【0004】しかしながら、PDAをそのままカバンの中
に入れてしまうと、表示画面を傷つけてしまう恐れがあ
る。
【0005】そこで、従来、PDAを保護(収納)するた
めのカバーがいくつか提案されている。例えば、PDAを
ポケットに収納するタイプのものや、あるいは、PDAの
上端部にカバーの一端を取り付けて表示画面を覆うタイ
プのものなどがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ポケッ
トに収納するタイプのカバーは、PDAがカバーから脱落
しやすく、カバーに収納したままの状態でPDAを操作す
る場合、ユーザは、カバーのみを把持してしまい、不用
意にPDAを落としてしまう恐れがあった。またこのタイ
プのカバーは、PDAを周辺機器に接続する場合、PDAをカ
バーから取り出さなければならなかった。
【0007】一方、PDAの上端部から表示画面を覆うタ
イプのカバーは、カバーに収納したままの状態でPDAを
操作しても、PDAがカバーから脱落することはないが、
上端部にカバーの一端が取り付けられている設計上、ユ
ーザは、スタイラスを先に取り出してから操作しなけれ
ばならなかった。またこのタイプのカバーは、PDAの上
端部に設けられている赤外線通信部およびメモリカード
スロットなどがカバーによって塞がれてしまうため、赤
外線通信する場合やメモリカードの着脱を行う場合に
は、PDAをカバーから取り出さなければならなかった。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、PDAをカバーに固定させるとともに、カバ
ーに固定されたままの状態で、周辺機器に接続すること
ができ、かつ、PDAの操作性を維持することができるよ
うにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯型情報端末
用カバーは、携帯型情報端末の正面を覆う正面部と、携
帯型情報端末の背面を覆う、正面部に対して連続して形
成されている背面部と、背面部に設けられている、携帯
型情報端末を固定するための固定部とを備えることを特
徴とする。
【0010】固定部は、携帯型情報端末の背面に設けら
れている凹部に嵌合されるようにすることができる。
【0011】固定部は、スライドレバーと、スライドレ
バーに一体形成されるツメとを有し、携帯型情報端末の
背面に設けられている凹部に、ツメが挿入され、スライ
ドレバーが所定方向にスライドされることにより、その
スライドに連動して、ツメが凹部に嵌合されるようにす
ることができる。
【0012】背面部は、ヒンジ部を有し、携帯型情報端
末用カバーに収納された携帯型情報端末が周辺機器に接
続された場合、ヒンジ部を介して背面部が、携帯型情報
端末から遠ざかる方向に回動されるようにすることがで
きる。
【0013】背面部と正面部の境界に形成される折曲げ
部をさらに有し、ヒンジ部は、折り曲げ部と逆側に形成
されるものとすることができる。
【0014】本発明の携帯型情報端末用カバーにおいて
は、携帯型情報端末の正面および背面が覆われるととも
に、携帯型情報端末の背面が固定される。
【0015】本発明の携帯型情報端末は、カバーに収納
される携帯型情報端末において、カバーには、携帯型情
報端末を固定するための凸部が形成されているものであ
って、凸部と嵌合される凹部を備えることを特徴とす
る。
【0016】本発明の携帯型情報端末においては、収納
カバーに形成された凸部と嵌合される凹部が設けられ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、本発明の実
施の形態について説明する。
【0018】図1および図2は、本発明に係るPDAの外
観の構成例を示す図である。図1は、PDA1およびクレ
ードル2の正面図を示し、図2は、PDA1の背面図を示
している。
【0019】PDA1は、片手で把持および操作が可能な
大きさに、その筐体が形成されている。PDA1の上端部
には、赤外線通信を用いて他の装置と情報を授受するた
めの赤外線通信部11、メモリカード13が装着される
メモリカードスロット12、PDA1を操作するためのス
タイラス15が収納されるスタイラス収納部14が設け
られている。
【0020】PDA1の下端部には、公衆回線網と接続す
るための図示せぬモデム、および各種データを授受する
データ通信部16等が設けられている。また、PDA1の
正面部1Aには、表示部17、キー群18、および電源
キー19などが設けられており、PDA1の背面部1Bに
は、ジョグダイヤル20などが設けられている。
【0021】表示部17は、液晶表示装置などの薄型の
表示装置で構成され、アイコン、サムネイル、またはテ
キストなどの画像を表示する。表示部17の下側には、
タッチパッド17aが設けられている。ユーザは、表示
部17およびタッチパッド17aを指またはスタイラス
15などで押圧することにより、PDA1の図示せぬCPU
(Central Processing Unit)に所定のデータまたは動
作指示を入力する。
【0022】キー群18は、CPUに所定のデータまたは
動作指示を入力するとき、ユーザにより操作される。キ
ー群18がユーザにより操作されることにより、CPU
は、予定表、アドレス帳、TODO帳、またはメモ帳などを
起動させたり、画面スクロールさせる。
【0023】ジョグダイヤル20は、例えば、表示部1
7に表示されたアイコン、サムネイルまたはテキストな
どがユーザによって選択されるとき、回転操作または本
体側への押圧操作を受ける。例えば、表示部17に複数
のアイコンが表示されている状態で、ジョグダイヤル2
0が回転操作を受けた場合、複数のアイコンの中から、
所望のアイコンが選択され、ジョグダイヤル20が本体
側に押圧されたとき、選択されているアイコンが確定さ
れる。そして、確定されたアイコンがアプリケーション
プログラムに対応している場合、そのアプリケーション
プログラムが起動される。
【0024】また、PDA1が図示せぬパーソナルコンピ
ュータと各種データを授受する場合、PDA1の背面部1
Bに設けられている凹部22に、クレードル2の凸部3
2が嵌合され、PDA1のデータ通信部16とクレードル
2のデータ通信部31が接続されることにより、データ
通信可能になされる。クレードル2は、ホットシンクボ
タン33を有しており、PDA1がクレードル2に装着さ
れ、通信可能な状態でホットシンクボタン33が押下さ
れた場合、PDA1とパーソナルコンピュータは、ホット
シンク処理を実行して、ファイルやデータなどをシンク
ロナイズさせる。
【0025】さらにまた、PDA1がカバー3(図3)に
収納される場合、PDA1の背面部1Bに設けられている
凹部21−1,21−2に、カバー3の凸部43−1,
43−2がそれぞれ嵌合される。これにより、PDA1が
カバー3に固定される(その詳細は後述する)。
【0026】次に、図3および図4を参照して、カバー
3の構成例について説明する。図3Aは、PDA1を収納
するカバー3の表面の構成例を示す図であり、図3B
は、PDA1を収納するカバー3の裏面の構成例を示す図
である。図4Aは、図3Aに示すPDA固定部41付近の
拡大図を示し、図4Bは、図3Bに示すPDA固定部41
付近の拡大図を示している。なお、図3は、カバー3の
展開状態を示したものである。
【0027】図3に示されるように、カバー3は、ベル
ト部3−1、PDA1の正面部1Aと対向する正面部3−
2、およびPDA1の背面部1Bと対向する背面部3−3
A,3−3Bからなる。正面部3−2と背面部3−3A
の境界には、PDA1の本体に沿って折り曲げ可能になさ
れた折り曲げ部50が形成されている。折り曲げ部50
は、説明をわかりやすくするために、仮想的に図示した
ものであり、実際には、正面部3−2と背面部3−3A
は、連続して形成されており、折り曲げ部50に特別な
構成はなされていない。
【0028】カバー3の表面と裏面は、例えば、布製、
皮革製、合成樹脂製、またはビニール製などの材質から
なり、表面と裏面が接着剤を用いた接着、熱溶着、ある
いは縫製などの手法を用いて固着されている。
【0029】カバー3のベルト部3−1は、PDA1をカ
バー3に収納した場合に、カバー3の背面部3−3Bに
設けられているベルト係止部49に係止される。
【0030】カバー3の正面部3−2の内部には、板金
46が配置されており、表面と裏面の固着により正面部
3−2に固定される。これにより、PDA1がカバー3に
収納された場合、PDA1の正面部1Aに倣ってカバー3
が変形して密接してしまうことがなくなり、不用意に電
源キー19などが押下されたり、あるいは、表示部17
が傷付いてしまうようなことを防止することができる。
【0031】カバー3の背面部3−3Aに形成されてい
る溝3−5には、PDA1を固定するためのPDA固定部41
が設けられている。PDA固定部41には、その機構とは
別体に形成されるスライドレバー42−1,42−2、
および、その機構に一体形成されている凹部40−1,
40−2および凸部43−1,43−2が設けられてい
る。
【0032】図4Bに示されるように、カバー3の裏面
には、穴44−1乃至44−6が形成されており、そこ
にPDA固定部41のツメ45−1乃至45−6が係合さ
れ、PDA固定部41の一部が、例えば、接着によってカ
バー3の背面部3−3Aに固着されることにより、PDA
固定部41がカバー3に支持される。カバー3を表面か
ら見た場合、図4Aに示されるように、PAD固定部41
は、接合部41Aでカバー3に支持されている。
【0033】凸部43−1,43−2は、PDA1の背面
部1Bに設けられている凹部21−1,21−2にそれ
ぞれ嵌合されるとともに、スライドレバー42−1,4
2−2が図中“LOCK”と示される方向にそれぞれスライ
ドされることにより、スライドレバー42−1,42−
2に一体形成されているツメ42−1A,42−2Aが
スライドされて凹部21−1,21−2にそれぞれ嵌合
される(その詳細は後述する)。これにより、PDA1が
カバー3に固定(ロック)される。
【0034】接合部41Aは、PDA固定部41を所定の
角度に支持することができる。例えば、PDA1がPDA固定
部41(カバー3)に固定されている状態で、PDA1を
クレードル2に装着した場合、カバー3の背面部3−3
A,3−3Bがクレードル2の装着の邪魔にならないよ
うに、接合部41Aによって、背面部3−3A,3−3
Bを、PDA1から遠ざける方向に回動させることができ
る。
【0035】カバー3の背面部3−3Aの、PDA1の背
面部1Bに設けられているジョグダイヤル20に対向す
る所定の部分には、PDA1がカバー3に収納された場合
にも、ジョグダイヤル20が突出するように(ジョグダ
イヤル20を操作できるように)、切欠き部3−4が形
成されている。
【0036】カバー3の背面部3−3Bの内部には、厚
紙または板金などよりなる芯47が、例えば、接着また
は熱圧着などによって固着されている。すなわち、芯4
7は、カバー3−3Bの材質に充分な剛性を有する素材
であり、この芯47が背面3−3Bに固着されると、背
面3−3Bは、背面3−3Aとは異なる材質になる。従
って、剛性の違いにより、背面部3−3Aと3−3Bの
境界には、ヒンジ部48が形成される。
【0037】例えば、PDA1がPDA固定部41(カバー
3)に固定されている状態で、PDA1をクレードル2に
装着した場合、カバー3の背面部3−3A,3−3Bが
クレードル2の装着の邪魔にならないように、接合部4
1Aによって、背面部3−3Aを、PDA1から遠ざける
方向に回動させるとともに、ヒンジ部48によって、背
面部3−3Bを、背面部3−3Aよりも、PDA1から遠
ざける方向に回動させることができる。
【0038】図5および図6は、PDA1をクレードル2
に装着した状態を示す図である。図5は、PDA1をクレ
ードル2に装着した場合の正面図であり、図6は、その
側面図である。
【0039】ユーザは、PDA1をパーソナルコンピュー
タ(図示せず)との間で各種データを授受させる場合
に、PDA1の背面部1Bに設けられている凹部22に、
クレードル2の凸部32を嵌合させ、PDA1のデータ通
信部16とクレードル2のデータ通信部31を接続させ
る。実際には、PDA1をクレードル2に装着する(載せ
る)だけで、凹部22に凸部32が嵌合されるととも
に、データ通信部16とデータ通信部31が接続される
ため、ユーザは、そのことを意識する必要はない。
【0040】クレードル2にPDA1を装着させた後、ユ
ーザは、ホットシンクボタン33を押下することによ
り、PDA1とパーソナルコンピュータとの間でデータ通
信を開始させることができる。
【0041】図7は、カバー3にPDA1を収納する場合
における、PDA固定部41にPDA1を固定させる動作を説
明する図である。
【0042】まず、PDA固定部41にPDA1を固定させる
動作を説明する前に、PDA固定部41および凹部21−
1,21−2の構成について説明する。PDA固定部41
には、その機構に一体形成されている、上面方向に突起
部43−1A,43−2Aをそれぞれ有する凸部43−
1,43−2が設けられているとともに、スライドレバ
ー42−1,42−2のスライドに連動してスライドさ
れるツメ42−1A,42−2Aが設けられている。図
8に示されるように、PDA1の背面部1Bの凹部21−
1には、その内部に、係止部21−1A,21−1Bが
形成されており、凹部21−2には、その内部に、係止
部21−2A,21−2Bが形成されている。
【0043】図7に示されるように、PDA固定部41の
凸部43−1およびツメ42−1AがPDA1の凹部21
−1に嵌合されるとともに、凸部43−2およびツメ4
2−2Aが凹部21−2に嵌合され、PDA固定部41にP
DA1が固定される。
【0044】ここでは、PDA1の凹部21−1に、PDA固
定部41の凸部43−1およびツメ42−1Aが嵌合さ
れる動作について、図9乃至図11を参照して、詳細に
説明する。図9は、図8に示すA−A線のPDA1の一部
拡大断面図(PDA1の側面から見た凹部21−1の断面
図)であり、図10は、図8に示すB−B線のPDA1の
一部拡大断面図(PAD1の底面から見た凹部21−1の
断面図)であり、図11は、図9および図11に示すC
−C線のPDA1の一部拡大正面図(PAD1の背面部1Bか
ら見た凹部21−1の正面図)である。
【0045】PDA固定部41の凸部43−1は、上面方
向に突起部43−1Aを有しているため、図9Aに示さ
れるように、PDA固定部41全体を若干傾斜させて、PDA
1の凹部21−1に挿通させる。そして、凸部21−1
が凹部21−1に挿通されると、図9Bに示されるよう
に、凸部43−1の突起部43−1Aが、凹部21−1
の内部に形成されている係止部21−1Aに係止される
(図11A)。
【0046】次に、凸部43−1の突起部43−1Aが
凹部21−1の係止部21−1Aに係止された状態にお
いて、スライドレバー42−1が、図3に示した“LOC
K”と示される方向(図3中左方向)にスライドされる
と、そのスライドに連動して、スライドレバー42−1
に一体形成されているツメ42−1Aが、スライドレバ
ー42−1と同じ方向にスライドされる。すなわち、図
10Aに示すロック解除状態から、スライドレバー42
−1のスライドに連動して、図10Bに示されるよう
に、ツメ42−1Aが、凹部21−1の内部に形成され
ている係止部21−1Bに係止される(図11B)。
【0047】このように、凹部21−1の内部上面に形
成された係止部21−1Aに、凸部43−1の突起部4
3−1Aが係止されるとともに、凹部21−1の内部側
面に形成された係止部21−1Bに、ツメ42−1Aが
係止されることによって、PDA固定部41の凸部43−
1およびツメ42−1Aが、凹部21−1に嵌合され、
ロック状態となる。
【0048】同様に、PDA1の凹部21−2の内部上面
に形成された係止部21−2Aに、凸部43−2の突起
部43−2Aが係止されるとともに、凹部21−2の内
部側面に形成された係止部21−2Bに、ツメ42−2
Aが係止されることによって、PDA固定部41の凸部4
3−2およびツメ42−2Aが、凹部21−2に嵌合さ
れ、ロック状態となる。
【0049】以上のようにして、PDA1がカバー3のPDA
固定部41に固定されるため、カバー3に収納した状態
でPDA1を操作する場合にも、PDA1がカバーから脱落す
る恐れはない。
【0050】なお、係止部21−1A,21−1Bおよ
び係止部21−2A,21−2Bは、凹部21−1,2
1−2の内部上面および内部側面にそれぞれ形成される
ものとしたが、これに限らず、例えば、内部下面あるい
は内部の四方面全てに形成するようにしてもよい。
【0051】そして、PDA1をPDA固定部41に固定した
後、ユーザは、カバー3の折り曲げ部50を境に、正面
部3−2をPDA1の本体に沿う方向(PDA1の正面部1A
の方向)に捲り返して、PDA1の正面部1Aをカバー3
の正面部3−2で覆い、さらに、カバー3のベルト部3
−1をPDA1の本体に沿う方向(PDA1の背面部1Bの方
向)に捲り返して、カバー3の背面部3−3Bに設けら
れているベルト係止部49によって係止させる。これに
より、図12に示されるように、PDA1は、脱落するこ
とのないようにPDA固定部41により保持されつつ、カ
バー3に収納される。
【0052】図12Aは、PDA1がカバー3に収納され
た状態の正面図を示し、図12Bは、PDA1がカバー3
に収納された状態の背面図を示している。図12Bに示
されるように、カバー3には、切欠き部3−4が形成さ
れているため、PDA1がカバー3に収納された状態で
も、ジョグダイヤル20が突出され、操作可能になされ
ている。
【0053】ユーザは、カバー3に収納(固定)したま
まの状態で、PDA1を操作する場合、ベルト部3−1を
ベルト係止部49から外し、カバー3の正面部3−2を
PDA1の奥手方向に開くことによって、図13に示され
るように、カバー3とともにPDA1を把持し、PDA1を操
作することができる。PDA1は、その背面部1Bがカバ
ー3の背面部3−3Aに設けられているPDA固定部41
によって固定されており、同図に示されるように、カバ
ー3によって、PDA1の上端部に設けられている赤外線
通信部11、メモリカードスロット12、およびスタイ
ラス収納部14が塞がれることがないため、カバー3に
一部収納した状態でも、PDA1の操作性を維持すること
ができる。
【0054】図14および図15は、PDA1をカバー3
に収納したままの状態でクレードル2に装着した状態を
示す図である。図14は、PDA1をクレードル2に装着
した場合の正面図を示し、図15は、その背面斜視図を
示している。なお、ヒンジ部48の位置を明確にするた
めに、カバー3の背面部3−3A,3−3Bは、ヒンジ
部48を介して、PDA1から遠ざかる方向に大きく回動
されているが、実際には、背面部3−3Bがほぼ垂直に
なる位置で回動が止まりそこで保持される。
【0055】ユーザは、カバー3に収納したままの状態
で、PDA1をパーソナルコンピュータ(図示せず)との
間で各種データを授受させる場合、カバー3の背面部3
−3Bをクレードル2に引っ掛けないようにしながら、
図14に示されるように、PDA1をクレードル2に装着
する。
【0056】PDA1がクレードル2に装着されると、図
15に示されるように、カバー3の背面部3−3Aは、
接合部41Aによって、PDA1から遠ざかる方向に自然
と回動され、カバー3の背面部3−3Bは、ヒンジ部4
8によって、背面部3−3AよりもさらにPDA1から遠
ざかる方向に自然と回動される。その回動は、背面部3
−3A,3−3Bが、自重(自分自身の重さ)によっ
て、ほぼ垂直になったとき、停止される。このように、
背面部3−3A,3−3Bが接合部41Aまたはヒンジ
部48を介して回動自在になされているため、カバー3
に一部収納したままの状態でPDA1をクレードル2に装
着することができる。
【0057】また、PDA1がクレードル2に装着され、
クレードル2に設けられているホットシンクボタン33
が押下されると、表示部17には、パーソナルコンピュ
ータと通信中であることを示す画面(図示せず)が表示
されるため、ユーザは、図16に示されるように、カバ
ー3の正面部3−2をPDA1の奥手方向に開くことによ
って、その通信画面を確認することができる。
【0058】以上のように、PDA1がカバー3に収納さ
れている状態でも、PDA1の操作性を維持することがで
き、また、クレードル2などの周辺機器と接続すること
ができる。
【0059】また、以上においては、PDA1の背面部1
Bの上部に位置するように、凹部21−1,21−2を
設けるようにしたが、本発明はこれに限らず、PDA1が
クレードル2に装着された場合に露出される部分の背面
部1Bであれば、いずれの位置に設けるようにしても構
わない。すなわち、背面部1Bに設けられている凹部2
2より上部であり、かつ、PDA1の上端部に設けられて
いる赤外線通信部11、メモリカードスロット12、お
よびスタイラス収納部14より下部の範囲であれば、い
ずれの位置に凹部21−1,21−2を設けることも可
能である。
【0060】さらにまた、以上においては、カバー3に
収納したままの状態で、PDA1を、有線によりホットシ
ンク処理させるクレードル2に装着する例について説明
したが、これに限らず、例えば、Bluetooth(商標)に
よる無線通信でホットシンク処理を実行させるクレード
ルに、カバー3に収納したままの状態でPDA1を装着す
ることも勿論可能である。
【0061】
【発明の効果】本発明の携帯型情報端末用カバーによれ
ば、携帯型情報端末の正面および背面を覆うとともに、
携帯型情報端末の背面を固定するようにしたので、PDA
がカバーに収納されている状態でも、周辺機器に接続す
ることができ、かつ、PDAの操作性を維持することがで
きる。
【0062】また、本発明の携帯型情報端末によれば、
収納カバーに形成された凸部と嵌合される凹部を設ける
ようにしたので、PDAをカバーに収納した場合、不用意
にPDAがカバーから脱落するのを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】PDAの外観の構成例を示す正面図である。
【図2】PDAの外観の構成例を示す背面図である。
【図3】カバーの構成例を示す図である。
【図4】カバーのPDA固定部付近の拡大図を示す図であ
る。
【図5】PDAをクレードルに装着した状態を示す正面図
である。
【図6】PDAをクレードルに装着した状態を示す側面図
である。
【図7】カバーにPDAを固定させる動作を説明する図で
ある。
【図8】PDAの背面に形成されている凹部を説明する図
である。
【図9】図8に示すA−A線のPDAの一部拡大断面図で
ある。
【図10】図8に示すB−B線のPDAの一部拡大断面図
である。
【図11】図9および図10に示すC−C線のPDAの一
部拡大正面図である。
【図12】PDAがカバーに収納された状態を示す正面図
である。
【図13】PDAがカバーに収納された状態でPDAを操作す
る場合を説明する図である。
【図14】カバーに収納された状態でPDAをクレードル
に装着した状態を示す側面図である。
【図15】カバーに収納された状態でPDAをクレードル
に装着した状態を示す背面斜視図である。
【図16】カバーに収納された状態でPDAをクレードル
に装着した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 PDA,1A 正面部, 1B 背面部, 2 クレ
ードル, 3 カバー, 11 赤外線通信部, 12
メモリカードスロット, 13 メモリカード, 1
4 スタイラス収納部, 15 スタイラス, 16
データ通信部,17 表示部, 18 キー群, 19
電源キー, 20 ジョグダイヤル, 21−1,2
1−2 凹部, 21−1A,21−1B,21−2
A,21−2B 係止部, 22 凹部, 31 デー
タ通信部,32 凸部, 33ホットシンクボタン,
41 PDA固定部, 41A接合部, 42−1,42
−2 スライドレバー, 42−1A,42−2A ツ
メ, 43−1,43−2 凸部, 43−1A,43
−2A 突起部, 46 板金, 47 芯,48 ヒ
ンジ部, 49 ベルト係止部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯型情報端末を収納する携帯型情報端
    末用カバーにおいて、 前記携帯型情報端末の正面を覆う正面部と、 前記携帯型情報端末の背面を覆う、前記正面部に対して
    連続して形成されている背面部と、 前記背面部に設けられている、前記携帯型情報端末を固
    定するための固定部とを備えることを特徴とする携帯型
    情報端末用カバー。
  2. 【請求項2】 前記固定部は、前記携帯型情報端末の背
    面に設けられている凹部に嵌合されることを特徴とする
    請求項1に記載の携帯型情報端末用カバー。
  3. 【請求項3】 前記固定部は、 スライドレバーと、 前記スライドレバーに一体形成されるツメと を有し、 前記携帯型情報端末の背面に設けられている凹部に、前
    記ツメが挿入され、前記スライドレバーが所定方向にス
    ライドされることにより、そのスライドに連動して、前
    記ツメが前記凹部に嵌合されることを特徴とする請求項
    1に記載の携帯型情報端末用カバー。
  4. 【請求項4】 前記背面部は、ヒンジ部を有し、 前記携帯型情報端末用カバーに収納された前記携帯型情
    報端末が周辺機器に接続された場合、前記ヒンジ部を介
    して前記背面部が、前記携帯型情報端末から遠ざかる方
    向に回動されることを特徴とする請求項1に記載の携帯
    型情報端末用カバー。
  5. 【請求項5】 前記背面部と前記正面部の境界に形成さ
    れる折曲げ部をさらに有し、 前記ヒンジ部は、前記折り曲げ部と逆側に形成されるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の携帯型情報端末用カバ
    ー。
  6. 【請求項6】 カバーに収納される携帯型情報端末にお
    いて、前記カバーには、前記携帯型情報端末を固定する
    ための凸部が形成されているものであって、 前記凸部と嵌合される凹部を備えることを特徴とする携
    帯型情報端末。
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