JP2001236171A - ストラップ部材及びストラップ部材付き携帯型電子機器 - Google Patents
ストラップ部材及びストラップ部材付き携帯型電子機器Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 タッチ式入力部材の小型化、軽量化が課題に
なる。 【解決手段】 携帯型電子機器の筺体にストラップ部材
10が吊元紐11を介して取り付けられ、ストラップ部
材10の端部を予め熱圧着等で接着された後、接着部と
タッチ式入力部材21とがインサート成形により一体的
に形成される。タッチ式入力部材21は、液晶表示部に
直接入力する押圧ペン先部22と指先で挟持する保持部
23より構成される。また、押圧ペン先部22は樹脂部
材、例えば、ポリプロピレンで形成され、保持部23は
金属部材、例えば、SUS材で形成されている。タッチ
式入力部材21とストラップ部材10とを確実に固着で
きるので、タッチ式入力部材の小型化、軽量化が可能と
なる。保持部が金属部材の場合はメッキ処理することに
より装飾性を増すことができる。構造が簡単で安価なス
トラップ一体型タッチペンを提供することが可能であ
る。
なる。 【解決手段】 携帯型電子機器の筺体にストラップ部材
10が吊元紐11を介して取り付けられ、ストラップ部
材10の端部を予め熱圧着等で接着された後、接着部と
タッチ式入力部材21とがインサート成形により一体的
に形成される。タッチ式入力部材21は、液晶表示部に
直接入力する押圧ペン先部22と指先で挟持する保持部
23より構成される。また、押圧ペン先部22は樹脂部
材、例えば、ポリプロピレンで形成され、保持部23は
金属部材、例えば、SUS材で形成されている。タッチ
式入力部材21とストラップ部材10とを確実に固着で
きるので、タッチ式入力部材の小型化、軽量化が可能と
なる。保持部が金属部材の場合はメッキ処理することに
より装飾性を増すことができる。構造が簡単で安価なス
トラップ一体型タッチペンを提供することが可能であ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話、PH
S、ポケットベルなどの携帯通信機器あるいは携帯情報
機器、コンパクトカメラ、携帯用ゲーム機器等のタッチ
式入力手段を備えた液晶表示部と、前記液晶表示部を有
する筺体と、前記液晶表示部に直接入力するためのタッ
チ式入力部材とを有する携帯型電子機器に関する。
S、ポケットベルなどの携帯通信機器あるいは携帯情報
機器、コンパクトカメラ、携帯用ゲーム機器等のタッチ
式入力手段を備えた液晶表示部と、前記液晶表示部を有
する筺体と、前記液晶表示部に直接入力するためのタッ
チ式入力部材とを有する携帯型電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機やPHS端末機器等の
携帯機器は、携帯時の便利性を考慮して、筺体にストラ
ップが取り付けられるように構成されている。この種の
ストラップは、例えば、登録実用新案第3056194
号公報に開示されている。即ち、携帯者の手に引っ掛け
る吊紐と、その吊紐を携帯電話やPHS等の携帯機器の
筺体に取り付けるための吊元紐とで構成されている。前
記吊紐は、幅広な帯紐等でループ状に形成され、吊元紐
は、細く丈夫なリリヤン紐でチチワ状に形成されてい
る。そして、吊紐の両端間に吊元紐の端部を挟んで、そ
の吊紐の両端を接着あるいは縫合するなどして吊紐と吊
元紐とが一体的に結着されている。
携帯機器は、携帯時の便利性を考慮して、筺体にストラ
ップが取り付けられるように構成されている。この種の
ストラップは、例えば、登録実用新案第3056194
号公報に開示されている。即ち、携帯者の手に引っ掛け
る吊紐と、その吊紐を携帯電話やPHS等の携帯機器の
筺体に取り付けるための吊元紐とで構成されている。前
記吊紐は、幅広な帯紐等でループ状に形成され、吊元紐
は、細く丈夫なリリヤン紐でチチワ状に形成されてい
る。そして、吊紐の両端間に吊元紐の端部を挟んで、そ
の吊紐の両端を接着あるいは縫合するなどして吊紐と吊
元紐とが一体的に結着されている。
【0003】上記したストラップ部材の一方の端部を携
帯電話やPHS等の携帯機器の筺体に取り付け、他方の
端部にペン型指示部材を接続した情報入力装置について
の技術が、例えば、特開平10−177447号公報に
開示されている。即ち、ペン型指示部材と筺体とを紐状
部材(ストラップ部材)で接続し、筺体にペン型指示部
材を収納するための収納部を設け、ペン型指示部材を収
納部に収納したときに、筺体を傾けたり振り回しても、
ペン型指示部材が収納部から脱落しない。また、ストラ
ップ部材を吊り紐(ストラップ)として利用できるた
め、情報入力装置の持ち運びが容易になる。
帯電話やPHS等の携帯機器の筺体に取り付け、他方の
端部にペン型指示部材を接続した情報入力装置について
の技術が、例えば、特開平10−177447号公報に
開示されている。即ち、ペン型指示部材と筺体とを紐状
部材(ストラップ部材)で接続し、筺体にペン型指示部
材を収納するための収納部を設け、ペン型指示部材を収
納部に収納したときに、筺体を傾けたり振り回しても、
ペン型指示部材が収納部から脱落しない。また、ストラ
ップ部材を吊り紐(ストラップ)として利用できるた
め、情報入力装置の持ち運びが容易になる。
【0004】しかしながら、上記した従来技術は、筺体
にペン型指示部材を収納する収納部を設けるため筺体自
体が大きくなってしまう。そのため携帯型機器の小型
化、軽量化に問題があった。
にペン型指示部材を収納する収納部を設けるため筺体自
体が大きくなってしまう。そのため携帯型機器の小型
化、軽量化に問題があった。
【0005】最近になり、図6に示す様なストラップ部
材に入力指示部を接続した製品が出現している。図6
は、タッチ式入力部材を有する携帯型電子機器の斜視
図、図7は、図6に示すストラップ入力指示部の拡大斜
視図である。
材に入力指示部を接続した製品が出現している。図6
は、タッチ式入力部材を有する携帯型電子機器の斜視
図、図7は、図6に示すストラップ入力指示部の拡大斜
視図である。
【0006】図6及び図7において、符号1は、携帯電
話やPHS等の携帯型電子機器である。携帯型電子機器
1の筺体2の表面にはタッチ式入力手段を備え、所望部
をペン等で押圧する液晶表示部3が設けられている。こ
の液晶表示部3の接触表面は、可撓性を有するプラスチ
ック板又はプラスチックフィルムが使用さている。前記
筺体2の隅部にストラップ挿通孔4が設けられている。
また、前記液晶表示部3をカバーする蓋体5は蝶番6に
より筺体2に回動自在に軸着されている。
話やPHS等の携帯型電子機器である。携帯型電子機器
1の筺体2の表面にはタッチ式入力手段を備え、所望部
をペン等で押圧する液晶表示部3が設けられている。こ
の液晶表示部3の接触表面は、可撓性を有するプラスチ
ック板又はプラスチックフィルムが使用さている。前記
筺体2の隅部にストラップ挿通孔4が設けられている。
また、前記液晶表示部3をカバーする蓋体5は蝶番6に
より筺体2に回動自在に軸着されている。
【0007】符号10は、前述した幅広な帯紐等でルー
プ状に形成されたストラップ部材で、筺体2の隅部に形
成された前記ストラップ挿通孔4には細くて丈夫なリリ
ヤン紐でチチワ状に形成された吊元紐11が取り付けら
れ、ストラップ部材10と吊元紐11とは止め具12に
より一体的に結着されている。
プ状に形成されたストラップ部材で、筺体2の隅部に形
成された前記ストラップ挿通孔4には細くて丈夫なリリ
ヤン紐でチチワ状に形成された吊元紐11が取り付けら
れ、ストラップ部材10と吊元紐11とは止め具12に
より一体的に結着されている。
【0008】符号13は、入力指示部であり、入力指示
部13は本体14と押圧突起部15と、押圧突起部15
を挿脱する操作レバー16により構成されている。前記
入力指示部13の本体14には前述したストラップ部材
10を挿通するストラップ取付孔17が形成されていて
入力指示部13がストラップ部材10を介して携帯型電
子機器1の筺体2に取着される。更に、前記本体14に
は操作レバー16の摺動をガイドするガイド溝18が形
成されている。
部13は本体14と押圧突起部15と、押圧突起部15
を挿脱する操作レバー16により構成されている。前記
入力指示部13の本体14には前述したストラップ部材
10を挿通するストラップ取付孔17が形成されていて
入力指示部13がストラップ部材10を介して携帯型電
子機器1の筺体2に取着される。更に、前記本体14に
は操作レバー16の摺動をガイドするガイド溝18が形
成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た携帯型電子機器の入力指示部は、本体に設けたストラ
ップ取付孔にストラップを挿通して入力指示部をストラ
ップに取り付ける構造のために、入力指示部は固定され
ることなく自由に動く。このことは、入力操作の際に本
体の一部を指先で挟持して操作しなければならない。本
体部を指先で挟持するのにある程度の大きさを必要とす
る。更に、押圧突起部を挿脱するのに操作レバーの摺動
機構を備える複雑な構造のためコストアップになると同
時に入力指示部が大きく、且つ、重くなり、携帯型電子
機器の携帯に邪魔になる。入力指示部の小型化、軽量化
が課題になった。
た携帯型電子機器の入力指示部は、本体に設けたストラ
ップ取付孔にストラップを挿通して入力指示部をストラ
ップに取り付ける構造のために、入力指示部は固定され
ることなく自由に動く。このことは、入力操作の際に本
体の一部を指先で挟持して操作しなければならない。本
体部を指先で挟持するのにある程度の大きさを必要とす
る。更に、押圧突起部を挿脱するのに操作レバーの摺動
機構を備える複雑な構造のためコストアップになると同
時に入力指示部が大きく、且つ、重くなり、携帯型電子
機器の携帯に邪魔になる。入力指示部の小型化、軽量化
が課題になった。
【0010】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、その目的は、入力時の押圧力により液晶表示部の表
面にキズを付けることなく、タッチ式入力部材とストラ
ップ部材とを確実に結着することにより、タッチ式入力
部材の小型化、軽量化を図り、安価で携帯性に優れたス
トラップ部材及びストラップ部材付き携帯型電子機器を
提供するものである。
り、その目的は、入力時の押圧力により液晶表示部の表
面にキズを付けることなく、タッチ式入力部材とストラ
ップ部材とを確実に結着することにより、タッチ式入力
部材の小型化、軽量化を図り、安価で携帯性に優れたス
トラップ部材及びストラップ部材付き携帯型電子機器を
提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるストラップ部材は、タッチ式入力手
段を備えた液晶表示部を有する携帯型電子機器に装着可
能なストラップ部材であって、前記ストラップ部材には
前記液晶表示部に直接入力するためのタッチ式入力部材
がインサート成形により一体的に形成されていることを
特徴とするものである。
に、本発明におけるストラップ部材は、タッチ式入力手
段を備えた液晶表示部を有する携帯型電子機器に装着可
能なストラップ部材であって、前記ストラップ部材には
前記液晶表示部に直接入力するためのタッチ式入力部材
がインサート成形により一体的に形成されていることを
特徴とするものである。
【0012】また、前記ストラップ部材のタッチ式入力
部材側の端部は予め接着された後、前記ストラップ部材
と前記タッチ式入力部材とがインサート成形により一体
的に形成されていることを特徴とするものである。
部材側の端部は予め接着された後、前記ストラップ部材
と前記タッチ式入力部材とがインサート成形により一体
的に形成されていることを特徴とするものである。
【0013】また、前記タッチ式入力部材は、前記液晶
表示部に直接入力操作する押圧ペン先部と指先で挟持す
る保持部とよりなり、前記ストラップ部材と前記タッチ
式入力部材の保持部とを一体的に固着したことを特徴と
するものである。
表示部に直接入力操作する押圧ペン先部と指先で挟持す
る保持部とよりなり、前記ストラップ部材と前記タッチ
式入力部材の保持部とを一体的に固着したことを特徴と
するものである。
【0014】また、前記タッチ式入力部材を構成する押
圧ペン先部は樹脂部材で形成されると共に前記保持部は
金属部材で形成され、前記両部材は一体的に固着されて
いることを特徴とするものである。
圧ペン先部は樹脂部材で形成されると共に前記保持部は
金属部材で形成され、前記両部材は一体的に固着されて
いることを特徴とするものである。
【0015】また、本発明におけるストラップ部材付き
携帯型電子機器は、前記タッチ式入力手段を備えた液晶
表示部を有し、前記液晶表示部に直接入力するためのタ
ッチ式入力部材をストラップ部材に設けたストラップ部
材付き携帯型電子機器であって、前記ストラップ部材に
は前記液晶表示部に直接入力操作するためのタッチ式入
力部材がインサート成形により一体的に形成されている
ことを特徴とするものである。
携帯型電子機器は、前記タッチ式入力手段を備えた液晶
表示部を有し、前記液晶表示部に直接入力するためのタ
ッチ式入力部材をストラップ部材に設けたストラップ部
材付き携帯型電子機器であって、前記ストラップ部材に
は前記液晶表示部に直接入力操作するためのタッチ式入
力部材がインサート成形により一体的に形成されている
ことを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の携帯
型電子機器について説明する。図1は、本発明の第1の
実施の形態に係わる携帯型電子機器のストラップ一体型
タッチペンの斜視図、図2は図1のA部(インサート成
形部)の拡大断面図である。図において、符号20は、
ストラップ一体型タッチペンであり、ストラップ一体型
タッチペン20は、タッチ式入力部材21を一方の端部
に結着した幅広な帯紐等でループ状に形成されたストラ
ップ部材10と、筺体に形成されたストラップ挿通孔に
取り付けられた細くて丈夫なリリヤン紐でチチワ状に形
成された吊元紐11と、前記ストラップ部材10の他方
の端部と吊元紐11を連結する止め具12とにより構成
されている。
型電子機器について説明する。図1は、本発明の第1の
実施の形態に係わる携帯型電子機器のストラップ一体型
タッチペンの斜視図、図2は図1のA部(インサート成
形部)の拡大断面図である。図において、符号20は、
ストラップ一体型タッチペンであり、ストラップ一体型
タッチペン20は、タッチ式入力部材21を一方の端部
に結着した幅広な帯紐等でループ状に形成されたストラ
ップ部材10と、筺体に形成されたストラップ挿通孔に
取り付けられた細くて丈夫なリリヤン紐でチチワ状に形
成された吊元紐11と、前記ストラップ部材10の他方
の端部と吊元紐11を連結する止め具12とにより構成
されている。
【0017】前記ストラップ部材10の一方の端部、即
ち、タッチ式入力部材21側の端部同士を図2に示す様
に重ね合わせ、予め熱圧着等の手段で接着した後、前記
ストラップ部材10の接着部10aとタッチ式入力部材
21とがインサート成形により一体的に形成されてい
る。
ち、タッチ式入力部材21側の端部同士を図2に示す様
に重ね合わせ、予め熱圧着等の手段で接着した後、前記
ストラップ部材10の接着部10aとタッチ式入力部材
21とがインサート成形により一体的に形成されてい
る。
【0018】前記タッチ式入力部材21は、押圧ペン先
部22と指先で挟持する保持部23とより構成され、保
持部23の端部はストラップ部材10に固着されてい
る。前記タッチ式入力部材21の材質は、押圧ペン先部
22で液晶表示部の表面を押圧した際にその表面にキズ
が着かないように、例えば、ポリプロピレン樹脂が用い
られている。
部22と指先で挟持する保持部23とより構成され、保
持部23の端部はストラップ部材10に固着されてい
る。前記タッチ式入力部材21の材質は、押圧ペン先部
22で液晶表示部の表面を押圧した際にその表面にキズ
が着かないように、例えば、ポリプロピレン樹脂が用い
られている。
【0019】以上述べた構成によるストラップ一体型タ
ッチペン20は、ストラップ部材10の端部は接着され
ているのでタッチ式入力部材21とインサート成形する
際にストラップ部材10の端部同士がずれないで接着さ
れているので、確実に位置決めされた状態で固着され
る。そのためタッチ式入力部材21がストラップ部材1
0に対して自由に動くことがないので、ストラップ部材
10におけるタッチ式入力部材21近傍のつまみ部10
bとタッチ式入力部材21を一緒に指先で挟持し、安定
した状態で確実に入力操作を行うことができる。つま
り、タッチ式入力部材21を大きくする必要がない。従
って、タッチ式入力部材の小型化が可能である。また、
前述した様に押圧ペン先部22で液晶表示部の表面を押
圧しても押圧部は樹脂のため表面にキズを付けることは
ない。従って、タッチ式入力部材21は構造が簡単で、
且つ、小型化、軽量化することができ、インサート成形
のため安価に生産することができる。
ッチペン20は、ストラップ部材10の端部は接着され
ているのでタッチ式入力部材21とインサート成形する
際にストラップ部材10の端部同士がずれないで接着さ
れているので、確実に位置決めされた状態で固着され
る。そのためタッチ式入力部材21がストラップ部材1
0に対して自由に動くことがないので、ストラップ部材
10におけるタッチ式入力部材21近傍のつまみ部10
bとタッチ式入力部材21を一緒に指先で挟持し、安定
した状態で確実に入力操作を行うことができる。つま
り、タッチ式入力部材21を大きくする必要がない。従
って、タッチ式入力部材の小型化が可能である。また、
前述した様に押圧ペン先部22で液晶表示部の表面を押
圧しても押圧部は樹脂のため表面にキズを付けることは
ない。従って、タッチ式入力部材21は構造が簡単で、
且つ、小型化、軽量化することができ、インサート成形
のため安価に生産することができる。
【0020】図3は、本発明の第2の実施の形態に係わ
る携帯型電子機器のストラップ一体型タッチペンの斜視
図である。図3において、タッチ式入力部材31は2体
構造で、樹脂部材、例えば、ポリプロピレンで形成され
た押圧ペン先部32と、金属部材、例えば、SUS材で
形成された保持部33とより構成され、保持部33に押
圧ペン先部32を固着して一体化し、ストラップ部材1
0の端部を熱圧着等で接着した後、その接着部を保持部
33の端部に挿入しカシメることによって確実に嵌着さ
せる。ストラップ一体型タッチペン30のその他の構成
は前述した第1の実施の形態と同様であるので説明は省
略する。
る携帯型電子機器のストラップ一体型タッチペンの斜視
図である。図3において、タッチ式入力部材31は2体
構造で、樹脂部材、例えば、ポリプロピレンで形成され
た押圧ペン先部32と、金属部材、例えば、SUS材で
形成された保持部33とより構成され、保持部33に押
圧ペン先部32を固着して一体化し、ストラップ部材1
0の端部を熱圧着等で接着した後、その接着部を保持部
33の端部に挿入しカシメることによって確実に嵌着さ
せる。ストラップ一体型タッチペン30のその他の構成
は前述した第1の実施の形態と同様であるので説明は省
略する。
【0021】以上述べた構成によるストラップ一体型タ
ッチペン30は、第1の実施の形態と同様に、指先で挟
持するのに持ち易く、安定した状態で確実に持つて入力
操作を行うことができる。また、液晶表示部の表面を押
圧しても表面にキズを付けるたことはない。タッチ式入
力部材31を小型化、軽量化することができる。また、
金属部材よりなる保持部33にメッキ等により所望の表
面処理を施すことにより装飾性を増すことができる。
ッチペン30は、第1の実施の形態と同様に、指先で挟
持するのに持ち易く、安定した状態で確実に持つて入力
操作を行うことができる。また、液晶表示部の表面を押
圧しても表面にキズを付けるたことはない。タッチ式入
力部材31を小型化、軽量化することができる。また、
金属部材よりなる保持部33にメッキ等により所望の表
面処理を施すことにより装飾性を増すことができる。
【0022】図4は、ストラップ部材付き携帯型電子機
器の斜視図である。図において、符号40は携帯型電子
機器で、筺体の一方の側面に外部電子機器との接続用コ
ネクタ43を有し、表面に液晶表示部44と前記コネク
タ43と反対側の表面にキー操作部45を配置してい
る。前記携帯型電子機器40の筺体のコーナ側壁部41
に形成されているストラップ挿通孔42にストラップ部
材10の吊元紐11が取り付けられている。携帯型電子
機器40は、ストラップ一体型タッチペン20を使用し
て、液晶表示部44から直接入力操作することが可能で
あり、また、ストラップ一体型タッチペン20を使用せ
ずにキー操作部45より入力操作することも可能なよう
になっている。
器の斜視図である。図において、符号40は携帯型電子
機器で、筺体の一方の側面に外部電子機器との接続用コ
ネクタ43を有し、表面に液晶表示部44と前記コネク
タ43と反対側の表面にキー操作部45を配置してい
る。前記携帯型電子機器40の筺体のコーナ側壁部41
に形成されているストラップ挿通孔42にストラップ部
材10の吊元紐11が取り付けられている。携帯型電子
機器40は、ストラップ一体型タッチペン20を使用し
て、液晶表示部44から直接入力操作することが可能で
あり、また、ストラップ一体型タッチペン20を使用せ
ずにキー操作部45より入力操作することも可能なよう
になっている。
【0023】図5は、ストラップ部材付き携帯型電子機
器ケースの斜視図である。図において、符号50は、前
述した携帯型電子機器40を収納するケース体で、ケー
ス体50は、携帯型電子機器40の液晶表示部44に対
応する位置に表示開口部53が配設され、ケース体50
の側面に前記携帯型電子機器40を挿入する挿入口54
が設けられている。前記ケース体50のコーナ側壁部5
1に形成されているストラップ挿通孔52に前記ストラ
ップ部材10の吊元紐11が取り付けられている。ケー
ス体50の上面には表示開口部53が形成されているの
で、携帯型電子機器40をケース体50に収納した状態
でも、ストラップ一体型タッチペン20によって液晶表
示部44に直接入力操作することが可能である。
器ケースの斜視図である。図において、符号50は、前
述した携帯型電子機器40を収納するケース体で、ケー
ス体50は、携帯型電子機器40の液晶表示部44に対
応する位置に表示開口部53が配設され、ケース体50
の側面に前記携帯型電子機器40を挿入する挿入口54
が設けられている。前記ケース体50のコーナ側壁部5
1に形成されているストラップ挿通孔52に前記ストラ
ップ部材10の吊元紐11が取り付けられている。ケー
ス体50の上面には表示開口部53が形成されているの
で、携帯型電子機器40をケース体50に収納した状態
でも、ストラップ一体型タッチペン20によって液晶表
示部44に直接入力操作することが可能である。
【0024】上記した様に、本発明におけるストラップ
部材10を直接携帯型電子機器40に取り付けるか、又
は携帯型電子機器40をケース体50に収納した状態で
ケース体50にストラップ部材10を取り付けることに
より、安定した状態で入力操作ができるストラップ部材
付き携帯型電子機器が実現される。
部材10を直接携帯型電子機器40に取り付けるか、又
は携帯型電子機器40をケース体50に収納した状態で
ケース体50にストラップ部材10を取り付けることに
より、安定した状態で入力操作ができるストラップ部材
付き携帯型電子機器が実現される。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わるス
トラップ部材及びストラップ部材付き携帯型電子機器に
よれば、タッチ式入力部材とストラップ部材とを確実に
固着できるので、タッチ式入力部材を小型化してもスト
ラップ部材とタッチ式入力部材とを一緒に指先で挟持で
き入力操作が容易である。よって、小型のタッチ式入力
部材を備えたストラップ部材を提供することができる。
また、タッチ式入力部材の構造が簡単なためストラップ
部材付き携帯型電子機器を安価に提供することができ
る。
トラップ部材及びストラップ部材付き携帯型電子機器に
よれば、タッチ式入力部材とストラップ部材とを確実に
固着できるので、タッチ式入力部材を小型化してもスト
ラップ部材とタッチ式入力部材とを一緒に指先で挟持で
き入力操作が容易である。よって、小型のタッチ式入力
部材を備えたストラップ部材を提供することができる。
また、タッチ式入力部材の構造が簡単なためストラップ
部材付き携帯型電子機器を安価に提供することができ
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わるストラップ
一体型タッチペンの斜視図である。
一体型タッチペンの斜視図である。
【図2】図1のA部の拡大断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係わるストラップ
一体型タッチペンの斜視図である。
一体型タッチペンの斜視図である。
【図4】図1のストラップ部材を携帯型電子機器に取り
付けた状態の斜視図である。
付けた状態の斜視図である。
【図5】図1のストラップ部材を携帯型電子機器を収納
するケース体に取り付けた状態の斜視図である。
するケース体に取り付けた状態の斜視図である。
【図6】従来例に係わるタッチ式入力部材を有する携帯
型電子機器の斜視図である。
型電子機器の斜視図である。
【図7】図6に示すストラップ入力指示部の拡大斜視図
である。
である。
1 携帯型電子機器 2 筺体 3 液晶表示部 4 ストラップ挿通孔 10 ストラップ部材 10a 接着部 10b つまみ部 11 吊元紐 12 止め具 20、30 ストラップ一体型タッチペン 21、31 タッチ式入力部材 22、32 押圧ペン先部 23、33保持部 40 携帯型電子機器 41、51 コーナ側壁部 42、52 ストラップ挿通孔 43 コネクタ 44 液晶表示部 45 キー操作部 50 ケース体 53 表示開口部 54 挿入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/02 G06F 1/00 313Z 1/11 H04B 7/26 V
Claims (5)
- 【請求項1】 タッチ式入力手段を備えた液晶表示部を
有する携帯型電子機器に装着可能なストラップ部材であ
って、前記ストラップ部材には前記液晶表示部に直接入
力するためのタッチ式入力部材がインサート成形により
一体的に形成されていることを特徴とするストラップ部
材。 - 【請求項2】 前記ストラップ部材のタッチ式入力部材
側の端部は予め接着された後、前記ストラップ部材と前
記タッチ式入力部材とがインサート成形により一体的に
形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスト
ラップ部材。 - 【請求項3】 前記タッチ式入力部材は、前記液晶表示
部に直接入力操作する押圧ペン先部と指先で挟持する保
持部とよりなり、前記ストラップ部材と前記タッチ式入
力部材の保持部とを一体的に固着したことを特徴とする
請求項1または2に記載のストラップ部材。 - 【請求項4】 前記タッチ式入力部材を構成する押圧ペ
ン先部は樹脂部材で形成されると共に前記保持部は金属
部材で形成され、前記両部材は一体的に固着されている
ことを特徴とする請求項3に記載のストラップ部材。 - 【請求項5】 前記タッチ式入力手段を備えた液晶表示
部を有し、前記液晶表示部に直接入力するためのタッチ
式入力部材をストラップ部材に設けたストラップ部材付
き携帯型電子機器において、前記ストラップ部材には前
記液晶表示部に直接入力操作するためのタッチ式入力部
材がインサート成形により一体的に形成されていること
を特徴とするストラップ部材付き携帯型電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000043720A JP2001236171A (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | ストラップ部材及びストラップ部材付き携帯型電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000043720A JP2001236171A (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | ストラップ部材及びストラップ部材付き携帯型電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001236171A true JP2001236171A (ja) | 2001-08-31 |
Family
ID=18566589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000043720A Pending JP2001236171A (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | ストラップ部材及びストラップ部材付き携帯型電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001236171A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006075346A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Nintendo Co Ltd | ポインティング部材を備えたストラップ |
JP2006309500A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Wacom Co Ltd | 位置指示器、及び、リモコン装置 |
WO2014032282A1 (zh) * | 2012-08-31 | 2014-03-06 | Chuang Hsin-Hung | 触控吊饰 |
-
2000
- 2000-02-22 JP JP2000043720A patent/JP2001236171A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4619070B2 (ja) * | 2004-09-09 | 2011-01-26 | 任天堂株式会社 | ポインティング部材を備えたストラップ |
JP2006309500A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Wacom Co Ltd | 位置指示器、及び、リモコン装置 |
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