JPH10187260A - シフトレバー装置 - Google Patents
シフトレバー装置Info
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- JPH10187260A JPH10187260A JP34790796A JP34790796A JPH10187260A JP H10187260 A JPH10187260 A JP H10187260A JP 34790796 A JP34790796 A JP 34790796A JP 34790796 A JP34790796 A JP 34790796A JP H10187260 A JPH10187260 A JP H10187260A
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- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
うに組み付け、かつ、組み付け性の良いシフトレバー装
置を提供する。 【解決手段】 デテントプレート10に長孔10c を形成し
て合成樹脂製吸音パッド14のロケーティング部14b を嵌
着させ、ロケーティング部14b の表面に複数の円弧状に
形成したロケーティング穴14a を設け、操作レバー2に
設けたボール9と係合させ、吸音パッド14の下縁溝14f
をデテントプレート10の下縁より突出させて操作レバー
2に設けたデテントピン8と係合させる。また、デテン
トプレート10の長孔10c にテーパ面10d を形成し、ロケ
ーティング部14b の表面端部に設けたフランジ14e をテ
ーパ面10d に重ねてねじ止めする。操作レバー2を動か
すことによって、吸音パッド14にデテントピン8やロケ
ーティング用ボール9が当たり、衝突音が減少する。
Description
のにおいて、AT(オートマチック)車、CVT(連続
変速制御)車等では操作レバーとロック機構と複数の走
行ポジションを備えたシフトレバー装置が設けられてい
る。操作レバーはロック機構を解除して作動させると複
数の走行ポジションにおいて安定に停止するようになっ
ている。本発明はこのようなシフトレバー装置に関する
ものである。
はシフトレバー装置の操作レバーにロック機構が設けら
れている。ロックを解除して操作レバーを動かすと、ロ
ック用のデテントピンや走行ポジション用のボールが共
に移動し、操作レバーは当初の走行ポジションから次の
走行ポジションに移行する。このときにデテントピンお
よびボールは係合部または収容部に当たって停止し、操
作レバーはこの位置に留まることになる。
を図5に示して説明する。図6に示すように、シフトレ
バー装置1は回動自在な操作レバー2が設けられ、操作
レバー2は先端に把手3が備えられ、解除ボタン4が組
み込まれている。また、操作レバー2の基部はハウジン
グ5の側壁に設けたシャフト軸6に連結され、操作レバ
ー2の内部には、解除ボタン4の操作により降下させる
ことのできるロッド7が収容されている。また、図7に
示すように、ロッド7に取り付けられたデテントピン8
は操作レバー2に形成された長孔2aから突出し、上下動
可能にされており、また、操作レバー2には、該レバー
軸に直交してボックス12に収容され、かつ、移動可能な
球状のロケーティング用ボール9を備えている。
面を形成させており、上面にデテントプレート10が立設
されている。そして、操作レバー2はデテントプレート
10に沿って回動できるように設置され、デテントプレー
ト10にシフトロック用ソレノイド11が操作レバー2に向
けて取り付けられている。図7に示すように、デテント
プレート10は走行ポジション用の複数個のロケーティン
グ孔10a が円弧状に配列され、その下方に凹凸状のポジ
ション溝10b を形成している。複数のロケーティング孔
10a は図7において左からP,R,N,D,2,Lのポ
ジションとなっており、P(パーキング)とR(後方発
進)との間は間隔を広くしている。ポジション溝10b は
デテントピン8と係合し、ロケーティング孔10a にボー
ル9が係合し操作レバー2が固定されている状態におい
て、操作レバー2の回動を阻止するようにしている。
トピン8を下げ、操作レバー2を動かすとロケーティン
グ用のボール9がロケーティング孔10a から次のロケー
ティング孔10a へ移り、解除ボタン4を離すとデテント
ピン8が上方に動いてポジション溝10b に当たり、操作
レバー2がロックされる。
レバー装置1の内部において、操作レバー2を動かすと
ロケーティング用のボール9がロケーティング孔10a を
移動するときに衝突音(カチャカチャ等の音)を発生さ
せる。また、デテントピン8を他のポジションに変更し
たときにも、デテントピン8が戻ってデテントプレート
10のポジション溝10b に当たり、音が発生する。これら
の音は車内の騒音となり、また、デテントプレート10の
摩耗の虞もでてくる。このため、ゴム性弾性体でデテン
トプレートおよびデテントピン等の接触部分を覆うこと
(実開昭64-39517号公報参照)や、段差を有する当接面
を合成樹脂成形体で構成し、これをデテントプレートの
ポジション溝に装着すること(実開昭63-118622 号公報
参照)が提案されている。
ントピン8等をコーティングあるいはデテントプレート
10に合成樹脂を接着することは部品形状が複雑なため煩
雑な作業となり、作業時間も延長され、能率が悪いもの
である。
低減させるように組み付け、かつ、組み付け性の良いシ
フトレバー装置を提供することを目的とする。
するために、操作レバーをデテントプレートに沿って回
動自在に設けると共に、前記操作レバーに上下動可能な
デテントピンおよび前記操作レバー軸に直交して外方向
に付勢されるボールを備え、前記デテントピンを規制す
る凹凸状のポジション溝を板側面に形成すると共に、前
記操作レバーのポジションを決める複数のロケーティン
グ凹部を板表面に形成した合成樹脂製吸音パッドを、前
記デテントプレートの前記操作レバーの回動する経路に
臨ませ、かつ、前記ボールが前記ロケーティング凹部に
係合し、前記デテントピンが前記ポジション溝に係合可
能な位置に取り付けたことを特徴とする。
ポジション溝より後退した位置にデテントプレートの周
端部を形成したことを特徴とする。また、デテントプレ
ートに長手方向に長孔を穿設すると共に、該長孔の表面
縁部にテーパ面を形成させ、ロケーティング部の複数の
ロケーティング凹部に沿った表面端部にフランジを設
け、前記テーパ面に前記フランジが重なるようにして前
記ロケーティング部を前記長孔に嵌着させたことを特徴
とする。
作レバーを動かすことによって発生する音(衝突音)を
軽減させようとするものであり、可動部が当たる箇所に
合成樹脂製の吸音パッドを取り付け、可動部が吸音パッ
ドに当たるようにしている。したがって、可動部の動作
範囲を吸音パッドで規制することができるので、吸音パ
ッドに可動部であるデテントピンやロケーティング用ボ
ールの係合形状を形成させ、デテントプレートに装着す
る。これにより、デテントプレートにはデテントピンや
ロケーティング用ボールの係合形状は作らず、吸音パッ
ドを容易に取り付けられる形状とする。
説明する。シフトレバー装置1は図1に示すように、操
作レバー2からデテントピン8が突出し、操作レバー2
にボール9を収容するボックス12が溶着されている。デ
テントピン8はデテントプレート10のポジション溝10b
に臨んで上下動可能にされている。また、ボール9はボ
ックス12に収容されたスプリング13により外方向に付勢
され、デテントプレート10に装着された板状の吸音パッ
ド14のロケーティング穴14a に係合されている。
レート10には吸音パッド14が2本のねじ15で取り付けら
れるようになっており、デテントプレート10には吸音パ
ッド14のロケーティング部14b を嵌着する長孔10c が長
手方向に開けられ、長孔10cの上縁の表面側にはテーパ
面10d が形成されている。また、長孔10c の下方位置に
は凹凸状のポジション溝10b が並行に形成されており、
吸音パッド14を取り付けるねじ孔10e が開けられてい
る。
ド14はロケーティング部14b の下部にポジション部14c
を備え、ポジション部14c にねじ孔14d が開けられてい
る。ロケーティング部14b にはデテントプレート10に嵌
着する側の表面に、前述したロケーティング穴(ロケー
ティング凹部)14a が複数個円弧状に切削されて設けら
れ、それぞれ、P,R,N,D,2,Lのポジションと
対応させている。また、ロケーティング部14b の前記表
面上縁はデテントプレート10と厚み方向において重なる
ようにフランジ14e を設け、かつ、ロケーティング部14
b とポジション部14c とはデテントプレート10の厚さ分
だけ段差aをつけ、デテントプレート10の表面とロケー
ティング部14b の表面が一致するようになっている。ま
た、ポジション部14c の下縁は凹凸状の溝14f が形成さ
れている。
ート10に吸音パッド14を取り付け、ロケーティング部14
b を長孔10c に嵌着させることにより、ポジション部10
c の下縁溝14f がデテントプレート10の凹凸状のポジシ
ョン溝10b より突出し、ねじ孔10e ,14d が整合する。
また、ロケーティング部14b のフランジ14e が長孔10c
の上縁に形成したテーパ面10d に重なって密着される
(図1参照)。また、実施例のシフトレバー装置1は図
5に示すように、N,D,2のポジション間を解除ボタ
ンを押さずにセレクトできるようにされ、吸音パッド14
のD位置に凹部を形成してノックを感じさせるようにし
て操作レバーによる操作を容易にさせている。また、デ
テントプレート10とのポジションは対応させている。な
お、吸音パッド14にデテントピン8が当たるので、デテ
ントプレート10の従来のD部の切込加工を省略できる
(図5の2点鎖線で示す)。
置1は、図1に示すように、操作レバー2に装備したボ
ール9が吸音パッド14のロケーティング穴14a と係合
し、デテントピン8がポジション溝10b より突出した吸
音パッド14の下縁溝14f と当たることになる。なお、吸
音パッド14のデテントプレート10への取り付けは、ね
じ、かしめ、またはリベット等を使用することができ
る。
り、ボール9は吸音パッド14のロケーティング穴14a か
ら移動して次のロケーティング穴14a へ滑り落ち、停止
する。この際、ボール9の衝撃が小さくなるので発生す
る音は小さい。同様に、デテントピン8はデテントプレ
ート10に装着した吸音パッド14の下縁溝14f に当たるの
で、衝撃は小さくなり発生する音も小さくなる。また、
取付構造においても、図1に示すように、吸音パッド14
のフランジ14e がデテントプレート10のテーパ面10d 上
に重なってねじ止めされているので、ロケーティングの
ボール9が吸音パッド14を押圧した状態であっても、吸
音パッド14がデテントプレート10から外れることがな
く、吸音パッド14に掛かる押圧荷重をテーパ面10d に拡
散することができる。
あり、デテントプレートに吸音パッドを簡単に取り付け
ることができる。また、デテントプレートのテーパ面に
吸音パッドのフランジがボール側に重なり、吸音パッド
はデテントプレートに堅固に支持されているので、ロケ
ーティング用ボールが吸音パッドを押圧しても、吸音パ
ッドの脱落は防止され、また、デテントピンが吸音パッ
ドを押圧しても、吸音パッドがデテントプレートに嵌着
されているので位置ずれを起こすことがない。したがっ
て、ロケーティング用ボールおよびデテントピンが吸音
パッドに係合することにより、ロケーティングのボール
が当たる音を低減することができると同時にデテントピ
ンの当たる音も低減することができる。
断面図である。
置関係を示す平面図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 操作レバーをデテントプレートに沿って
回動自在に設けると共に、前記操作レバーに上下動可能
なデテントピンおよび前記操作レバー軸に直交して外方
向に付勢されるボールを備え、 前記デテントピンを規制する凹凸状のポジション溝を板
側面に形成すると共に、前記操作レバーのポジションを
決める複数のロケーティング凹部を板表面に形成した合
成樹脂製吸音パッドを、前記デテントプレートの前記操
作レバーの回動する経路に臨ませ、かつ、前記ボールが
前記ロケーティング凹部に係合し、前記デテントピンが
前記ポジション溝に係合可能な位置に取り付けたことを
特徴とするシフトレバー装置。 - 【請求項2】 吸音パッドの凹凸状のポジション溝より
後退した位置にデテントプレートの周端部を形成したこ
とを特徴とする請求項1記載のシフトレバー装置。 - 【請求項3】 デテントプレートに長手方向に長孔を穿
設すると共に、該長孔の表面縁部にテーパ面を形成さ
せ、ロケーティング部の複数のロケーティング凹部に沿
った表面端部にフランジを設け、前記テーパ面に前記フ
ランジが重なるようにして前記ロケーティング部を前記
長孔に嵌着させたことを特徴とする請求項1記載のシフ
トレバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34790796A JP3650901B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | シフトレバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34790796A JP3650901B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | シフトレバー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10187260A true JPH10187260A (ja) | 1998-07-14 |
JP3650901B2 JP3650901B2 (ja) | 2005-05-25 |
Family
ID=18393422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34790796A Expired - Fee Related JP3650901B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | シフトレバー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3650901B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002228937A (ja) * | 2001-02-06 | 2002-08-14 | Hamamatsu Photonics Kk | 顕微鏡のレボルバのクリック機構 |
JP2002267914A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-18 | Hamamatsu Photonics Kk | 光学部品のクリック機構 |
JP2014113985A (ja) * | 2012-12-12 | 2014-06-26 | Tokai Rika Co Ltd | シフト装置 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP34790796A patent/JP3650901B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002228937A (ja) * | 2001-02-06 | 2002-08-14 | Hamamatsu Photonics Kk | 顕微鏡のレボルバのクリック機構 |
JP4627374B2 (ja) * | 2001-02-06 | 2011-02-09 | 浜松ホトニクス株式会社 | 顕微鏡のレボルバのクリック機構 |
JP2002267914A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-18 | Hamamatsu Photonics Kk | 光学部品のクリック機構 |
JP4560225B2 (ja) * | 2001-03-14 | 2010-10-13 | 浜松ホトニクス株式会社 | 光学部品のクリック機構 |
JP2014113985A (ja) * | 2012-12-12 | 2014-06-26 | Tokai Rika Co Ltd | シフト装置 |
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