JPH10186813A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH10186813A JPH10186813A JP8350641A JP35064196A JPH10186813A JP H10186813 A JPH10186813 A JP H10186813A JP 8350641 A JP8350641 A JP 8350641A JP 35064196 A JP35064196 A JP 35064196A JP H10186813 A JPH10186813 A JP H10186813A
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- Japan
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- corona charger
- charger
- image forming
- electrostatic
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 静電潜像が形成される像担持体を帯電する一
次帯電器の現像剤等による汚染を防止し、良好な一次帯
電を行い、良好な画像を提供すること。 【解決手段】 像担持体１を一次帯電用コロナ帯電器４
により帯電し、該像担持体に露光手段５により静電潜像
を形成し、該静電潜像を現像手段６により現像するよう
にした画像形成装置において、装置外からの外気を集塵
用コロナ帯電器１６及びフィルタ１６、１７、１８を介
して一次帯電用コロナ帯電器に導き該一次帯電用コロナ
帯電器を清浄化し、一次帯電器による帯電不良を防止
し、良好な画像を形成可能とする。
次帯電器の現像剤等による汚染を防止し、良好な一次帯
電を行い、良好な画像を提供すること。 【解決手段】 像担持体１を一次帯電用コロナ帯電器４
により帯電し、該像担持体に露光手段５により静電潜像
を形成し、該静電潜像を現像手段６により現像するよう
にした画像形成装置において、装置外からの外気を集塵
用コロナ帯電器１６及びフィルタ１６、１７、１８を介
して一次帯電用コロナ帯電器に導き該一次帯電用コロナ
帯電器を清浄化し、一次帯電器による帯電不良を防止
し、良好な画像を形成可能とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コロナ帯電器を用
いて感光体を帯電し、該感光体上に露光手段により潜像
画像を形成するようにした画像形成装置に関するもので
ある。
いて感光体を帯電し、該感光体上に露光手段により潜像
画像を形成するようにした画像形成装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、コロナ帯電器としてコロナ放電器
を用い、電子写真感光体等の感光体表面を均一帯電し、
その一部に露光を照射し静電潜像を形成する画像形成装
置においては、上記コロナ放電器の汚れによって感光体
上の帯電にムラが生じると画像濃度にムラが生じてしま
い、画像不良になる場合がある。
を用い、電子写真感光体等の感光体表面を均一帯電し、
その一部に露光を照射し静電潜像を形成する画像形成装
置においては、上記コロナ放電器の汚れによって感光体
上の帯電にムラが生じると画像濃度にムラが生じてしま
い、画像不良になる場合がある。
【０００３】また、従来、画像形成装置で用いられてい
る定着装置から発生するオイルミスト等によりコロナ放
電器が汚染されると、簡単な清掃では取りきれないた
め、定着装置周辺の空気が帯電器方向に送られるように
構成されている場合は、画像ムラが発生しやすくなる。
そこで、特開昭６３−５３５７２号公報には、定着器上
方から帯電器方向へ流れる流路の途中に電気集塵器を設
けたものが提案されている。
る定着装置から発生するオイルミスト等によりコロナ放
電器が汚染されると、簡単な清掃では取りきれないた
め、定着装置周辺の空気が帯電器方向に送られるように
構成されている場合は、画像ムラが発生しやすくなる。
そこで、特開昭６３−５３５７２号公報には、定着器上
方から帯電器方向へ流れる流路の途中に電気集塵器を設
けたものが提案されている。
【０００４】また、従来帯電器内に微粒子やオイルミス
ト等が入り込まないように、画像形成装置に外気を吹き
込むようにした画像形成装置も提案されている。
ト等が入り込まないように、画像形成装置に外気を吹き
込むようにした画像形成装置も提案されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
では、ＡＣコロナ放電による集塵であるため、十分な集
塵が困難であること、また、帯電器周辺の気流について
も特に改善がなされていないため、現像装置やクリーニ
ング装置から発生する微粒子が帯電器内に入り込み帯電
ワイヤーを汚すおそれもあった。また、従来、帯電器内
に微粒子やオイルミスト等が入り込まないように画像形
成装置の帯電器に外気を吹き込むようにした画像形成に
おいては、外気が粉塵やオイルミストやたばこの煙り等
で汚れていた場合にはワイヤーが汚れてしまうという問
題点があった。
では、ＡＣコロナ放電による集塵であるため、十分な集
塵が困難であること、また、帯電器周辺の気流について
も特に改善がなされていないため、現像装置やクリーニ
ング装置から発生する微粒子が帯電器内に入り込み帯電
ワイヤーを汚すおそれもあった。また、従来、帯電器内
に微粒子やオイルミスト等が入り込まないように画像形
成装置の帯電器に外気を吹き込むようにした画像形成に
おいては、外気が粉塵やオイルミストやたばこの煙り等
で汚れていた場合にはワイヤーが汚れてしまうという問
題点があった。
【０００６】本発明の目的は、外気を帯電器に吹き込む
ようにした画像形成装置の外気取り入れ口に電気集塵の
ためのコロナ帯電器を設け、外気を清浄にしてから感光
体を均一帯電する帯電器に吹き込むようにすることによ
り、帯電器の帯電ムラが長期にわたって発生しない画像
形成装置を作ることを目的とする。
ようにした画像形成装置の外気取り入れ口に電気集塵の
ためのコロナ帯電器を設け、外気を清浄にしてから感光
体を均一帯電する帯電器に吹き込むようにすることによ
り、帯電器の帯電ムラが長期にわたって発生しない画像
形成装置を作ることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本出願に係る第１の発明は、像担持体を一次帯電用
コロナ帯電器により帯電し、該像担持体に露光手段によ
り静電潜像を形成し、該静電潜像を現像手段により現像
するようにした画像形成装置において、装置外からの外
気を集塵用コロナ帯電器及びフィルタを介して一次帯電
用コロナ帯電器に導き該一次帯電用コロナ帯電器を清浄
化するようにしたことを特徴とする。
に、本出願に係る第１の発明は、像担持体を一次帯電用
コロナ帯電器により帯電し、該像担持体に露光手段によ
り静電潜像を形成し、該静電潜像を現像手段により現像
するようにした画像形成装置において、装置外からの外
気を集塵用コロナ帯電器及びフィルタを介して一次帯電
用コロナ帯電器に導き該一次帯電用コロナ帯電器を清浄
化するようにしたことを特徴とする。
【０００８】本出願に係る第２の発明は、像担持体を一
次帯電用コロナ帯電器により帯電し、該像担持体に露光
手段により静電潜像を形成し、該静電潜像を現像手段に
より現像するようにした画像形成装置において、装置外
から該一次帯電用コロナ帯電器に外気を導くダクトと、
該ダクト内の空気を送風するファンと、該ダクト内に設
けられた集塵用コロナ帯電器と、該集塵用コロナ帯電器
に付設された静電又は導電性フィルタを有し、該ダクト
からクリーンな空気を送風して一次帯電用コロナ帯電器
を清浄化するようにしたことを特徴とする。
次帯電用コロナ帯電器により帯電し、該像担持体に露光
手段により静電潜像を形成し、該静電潜像を現像手段に
より現像するようにした画像形成装置において、装置外
から該一次帯電用コロナ帯電器に外気を導くダクトと、
該ダクト内の空気を送風するファンと、該ダクト内に設
けられた集塵用コロナ帯電器と、該集塵用コロナ帯電器
に付設された静電又は導電性フィルタを有し、該ダクト
からクリーンな空気を送風して一次帯電用コロナ帯電器
を清浄化するようにしたことを特徴とする。
【０００９】本出願に係る第３の発明は、前記集塵用コ
ロナ帯電器の上流側に静電フィルターが、下流側に導電
性フィルター及び静電フィルターが設けれていることを
特徴とする。
ロナ帯電器の上流側に静電フィルターが、下流側に導電
性フィルター及び静電フィルターが設けれていることを
特徴とする。
【００１０】本出願に係る第４の発明は、前記一次帯電
用コロナ帯電器のシールド板にダクトからの空気を通過
させる開口が設けられていることを特徴とする。
用コロナ帯電器のシールド板にダクトからの空気を通過
させる開口が設けられていることを特徴とする。
【００１１】本出願に係る第５の発明は、前記集塵用コ
ロナ帯電器には、画像形成に用いられる他用途の高圧発
生装置からの電圧が印加されることを特徴とする。
ロナ帯電器には、画像形成に用いられる他用途の高圧発
生装置からの電圧が印加されることを特徴とする。
【００１２】本出願に係る第６の発明は、前記集塵用コ
ロナ帯電器、静電又は導電性フィルターは、ユニット化
され、互いに独立して交換可能とされたことを特徴とす
る。
ロナ帯電器、静電又は導電性フィルターは、ユニット化
され、互いに独立して交換可能とされたことを特徴とす
る。
【００１３】
（第１の実施形態）図１は、本発明の画像形成装置の１
実施形態の概略断面図である。図において１は電子写真
感光体等の感光体ドラム、２はクリーニング装置、３は
前露光装置、４は感光体ドラムを均一帯電する帯電器、
５は像担持体としての感光体ドラムを露光し静電潜像を
形成するためのレーザビーム等の光学系、６は前記潜像
を現像材であるトナーにより現像する現像器、７はその
現像器内のトナーが薄層コートされたマグネットローラ
ー、８は転写材を転写部に導く転写ガイド、９は感光体
ドラムの現像像を転写材に転写する転写帯電器、１０は
転写材を感光体ドラム１から分離する分離帯電器、１１
は転写材を定着装置１２に搬送する搬送ベルト、１２ａ
は定着器の加熱ローラーである。以上のような各種画像
形成要素がケーシングＣＡ内に収納されて画像形成装置
が構成される。
実施形態の概略断面図である。図において１は電子写真
感光体等の感光体ドラム、２はクリーニング装置、３は
前露光装置、４は感光体ドラムを均一帯電する帯電器、
５は像担持体としての感光体ドラムを露光し静電潜像を
形成するためのレーザビーム等の光学系、６は前記潜像
を現像材であるトナーにより現像する現像器、７はその
現像器内のトナーが薄層コートされたマグネットローラ
ー、８は転写材を転写部に導く転写ガイド、９は感光体
ドラムの現像像を転写材に転写する転写帯電器、１０は
転写材を感光体ドラム１から分離する分離帯電器、１１
は転写材を定着装置１２に搬送する搬送ベルト、１２ａ
は定着器の加熱ローラーである。以上のような各種画像
形成要素がケーシングＣＡ内に収納されて画像形成装置
が構成される。
【００１４】帯電器４は、シールド板４Ａ及び絶縁ブロ
ック２７、２８を有し、シールド板内部に放電ワイヤー
が張設され、その上部には、図１の紙面に対し垂直方向
にみて手前から奥に向けて、スリット状又は適宜形状の
開口部４Ｂ（図２）が設けられており、その開口部上方
から後述のようにして外気が帯電器内に吹き込まれるよ
うになっている。１３は、ケーシングＣＡ外から外気を
吸入し、帯電器にクリーンな空気を吹き込むための送風
装置であり、概略次の構成を有する。即ち該装置１３
は、ケーシングＣＡの外部から帯電器４に空気を導くダ
クトＤＣを有し、該ダクトＤＣ中に、シロッコファン等
の送風ファン、そして、静電防塵フィルター１５、集塵
コロナ帯電器１６、集塵フィルター１７、静電防塵フィ
ルター１８が設けられている。１５の静電フィルターは
やや繊維密度が低く、木綿、羊毛、ビニルアコール繊
維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、メーメックス、
コーネクス（商品名）、ガラス繊維、フッ素樹脂繊維、
ノボロイド繊維等が用いられる。また、１８の静電フィ
ルターは、静電フィルタ１５と同様の上記材料が採用さ
れるが、静電フィルタ１５よりもやや密度が高く、繊維
径も小さい。また、静電フィルタは、極細ガラス繊維
（外径１μｍ以下）を長さ１ｍ以下の紙状フィルターと
しこれを適宜折り畳み使用したり、ＨＥＰＡフィルター
あるいはＵＬＰＡフィルターを用いてもよい。
ック２７、２８を有し、シールド板内部に放電ワイヤー
が張設され、その上部には、図１の紙面に対し垂直方向
にみて手前から奥に向けて、スリット状又は適宜形状の
開口部４Ｂ（図２）が設けられており、その開口部上方
から後述のようにして外気が帯電器内に吹き込まれるよ
うになっている。１３は、ケーシングＣＡ外から外気を
吸入し、帯電器にクリーンな空気を吹き込むための送風
装置であり、概略次の構成を有する。即ち該装置１３
は、ケーシングＣＡの外部から帯電器４に空気を導くダ
クトＤＣを有し、該ダクトＤＣ中に、シロッコファン等
の送風ファン、そして、静電防塵フィルター１５、集塵
コロナ帯電器１６、集塵フィルター１７、静電防塵フィ
ルター１８が設けられている。１５の静電フィルターは
やや繊維密度が低く、木綿、羊毛、ビニルアコール繊
維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、メーメックス、
コーネクス（商品名）、ガラス繊維、フッ素樹脂繊維、
ノボロイド繊維等が用いられる。また、１８の静電フィ
ルターは、静電フィルタ１５と同様の上記材料が採用さ
れるが、静電フィルタ１５よりもやや密度が高く、繊維
径も小さい。また、静電フィルタは、極細ガラス繊維
（外径１μｍ以下）を長さ１ｍ以下の紙状フィルターと
しこれを適宜折り畳み使用したり、ＨＥＰＡフィルター
あるいはＵＬＰＡフィルターを用いてもよい。
【００１５】図２は、前記送風装置１３を上方から見た
図である。１９の外気取り入れ口から入った空気は、ク
ロスフローファン１４によって手前から奥全域にわたっ
て均一な空気の流れを作る。２０はクロスフローファ
ン、２０Ａはその駆動モーター、２１はファンの羽であ
る。１６のコロナ帯電器は、例えば手前と奥に配置され
る絶縁ブロック２２と２３の上下を導電性アース板が挟
み、両アース板の間を前後（図１における左右方向）に
空気が流れるような形態に構成されている。
図である。１９の外気取り入れ口から入った空気は、ク
ロスフローファン１４によって手前から奥全域にわたっ
て均一な空気の流れを作る。２０はクロスフローファ
ン、２０Ａはその駆動モーター、２１はファンの羽であ
る。１６のコロナ帯電器は、例えば手前と奥に配置され
る絶縁ブロック２２と２３の上下を導電性アース板が挟
み、両アース板の間を前後（図１における左右方向）に
空気が流れるような形態に構成されている。
【００１６】放電ワイヤー２４が両アース板の中に張ら
れ電圧印加端子２４Ａに接続されている。またこの電圧
印加端子２４Ａには、高圧ケーブルを通じて高圧電源３
１から６〜１０ｋＶが印加される。放電ワイヤー２４
は、タングステンワイヤーやステンレス（ＳＵＳ）ワイ
ヤー等が用いられるが、表面に金メッキ膜厚（０．３〜
１．５μｍ）を施したタングステンワイヤーや白金クラ
ットワイヤー（白金膜厚３．０μｍ）等を用いてもよ
い。
れ電圧印加端子２４Ａに接続されている。またこの電圧
印加端子２４Ａには、高圧ケーブルを通じて高圧電源３
１から６〜１０ｋＶが印加される。放電ワイヤー２４
は、タングステンワイヤーやステンレス（ＳＵＳ）ワイ
ヤー等が用いられるが、表面に金メッキ膜厚（０．３〜
１．５μｍ）を施したタングステンワイヤーや白金クラ
ットワイヤー（白金膜厚３．０μｍ）等を用いてもよ
い。
【００１７】１７は導電性のフィルターで、例えばステ
ンレスワイヤーでできた金属繊維を支持部材につめ込ん
だ形のフィルターになっている。導電性フィルター１７
には、電源２５から−５００Ｖ程度の電圧が印加され、
１６のコロナ帯電器によって帯電された微粒子を吸着す
る。この電圧印加は、３３のスイッチにより制御され
る。導電性フィルター１７の下流にはさらに静電防塵フ
ィルター１８が設けられ、このフィルターを通過した空
気が帯電器４に吹き込まれる。３２は高圧電源３０，３
１、モーター２０Ａ等をコントロールするコントローラ
ーである。
ンレスワイヤーでできた金属繊維を支持部材につめ込ん
だ形のフィルターになっている。導電性フィルター１７
には、電源２５から−５００Ｖ程度の電圧が印加され、
１６のコロナ帯電器によって帯電された微粒子を吸着す
る。この電圧印加は、３３のスイッチにより制御され
る。導電性フィルター１７の下流にはさらに静電防塵フ
ィルター１８が設けられ、このフィルターを通過した空
気が帯電器４に吹き込まれる。３２は高圧電源３０，３
１、モーター２０Ａ等をコントロールするコントローラ
ーである。
【００１８】前記送風装置による送風や帯電器の放電タ
イミングは、集塵用帯電器１６への電圧印加と送風ファ
ン２０のモーター２０Ａの回転を、帯電器４の放電開始
よりも所要時間前に行い、帯電器４内の空気をクリーン
にしてから放電開始するようにすることが好ましい。ま
た画像形成工程終了後、４の帯電器の放電終了後も一定
期間、２０のファンの回転と１６の集塵用帯電器への電
圧印加を行ってもよい。また、１６のコロナ帯電器に印
加させる電圧は＋６〜＋１０ｋＶであり、帯電器４に印
加する電圧も＋６〜＋１０ｋＶである。このように同一
極性とすることにより（＋）に帯電した粒子は、帯電器
４のワイヤーには付着しにくくなる。
イミングは、集塵用帯電器１６への電圧印加と送風ファ
ン２０のモーター２０Ａの回転を、帯電器４の放電開始
よりも所要時間前に行い、帯電器４内の空気をクリーン
にしてから放電開始するようにすることが好ましい。ま
た画像形成工程終了後、４の帯電器の放電終了後も一定
期間、２０のファンの回転と１６の集塵用帯電器への電
圧印加を行ってもよい。また、１６のコロナ帯電器に印
加させる電圧は＋６〜＋１０ｋＶであり、帯電器４に印
加する電圧も＋６〜＋１０ｋＶである。このように同一
極性とすることにより（＋）に帯電した粒子は、帯電器
４のワイヤーには付着しにくくなる。
【００１９】また、電気集塵器の下流にさらに高密度の
静電フィルターを取り付けたので、電気集塵器からの飛
散粒子も下流のフィルターで取り除くことができる。
静電フィルターを取り付けたので、電気集塵器からの飛
散粒子も下流のフィルターで取り除くことができる。
【００２０】（実施形態３）前記実施形態において、ク
リーンな空気を送り込む送風装置のフィルター等の各要
素は一体的に構成されているが、本実施形態では、各フ
ィルター、帯電器をそれぞれ独立したユニットにして交
換を容易な形にすることで、メンテナンス性が向上させ
る。図３は、各要素をユニット化した例を示す。ユニッ
トになっているのは、１５の静電フィルター、１６の帯
電器、１７の導電性フィルター、そして１８の静電フィ
ルターである。それぞれのユニットは、図中矢印Ａ，
Ｂ，Ｃ，Ｄで示す方向に移動可能で、抜き差しすること
ができる。１５，１８の静電フィルターは、金属あるい
は樹脂枠に不織布や紙状フィルターがはさみ込まれるよ
うな形をしている。また、１６の帯電器も高圧コネクタ
ー３４についた電極バネ３５が、帯電器１６の高圧端子
３６と接触して給電するようになっており、帯電器はユ
ニットとして差し込むことで給電される。消耗しやすい
部分をユニット化し交換あるいは洗浄することで、帯電
器の性能を高めることができる。
リーンな空気を送り込む送風装置のフィルター等の各要
素は一体的に構成されているが、本実施形態では、各フ
ィルター、帯電器をそれぞれ独立したユニットにして交
換を容易な形にすることで、メンテナンス性が向上させ
る。図３は、各要素をユニット化した例を示す。ユニッ
トになっているのは、１５の静電フィルター、１６の帯
電器、１７の導電性フィルター、そして１８の静電フィ
ルターである。それぞれのユニットは、図中矢印Ａ，
Ｂ，Ｃ，Ｄで示す方向に移動可能で、抜き差しすること
ができる。１５，１８の静電フィルターは、金属あるい
は樹脂枠に不織布や紙状フィルターがはさみ込まれるよ
うな形をしている。また、１６の帯電器も高圧コネクタ
ー３４についた電極バネ３５が、帯電器１６の高圧端子
３６と接触して給電するようになっており、帯電器はユ
ニットとして差し込むことで給電される。消耗しやすい
部分をユニット化し交換あるいは洗浄することで、帯電
器の性能を高めることができる。
【００２１】（その他の実施形態）前記実施形態におい
て、高圧電源３１やバイアス電源２５は別に独立に設け
たが、画像形成装置内で他の目的に用いられる電源、例
えば電源３０と兼用して用いることも可能である。図１
における転写帯電器９には、１次帯電器４と同様に５〜
１０ｋＶの電圧が印加されているが、この両者の電源を
共用とすることも可能である。この転写帯電器は、４の
１次帯電器ほど画像に影響がないため一定電圧として使
用し、１６の帯電器に用いることができる。また、バイ
アス電源２５として７のマグネットローラーに印加する
交流現像バイアスを整流して用いることも可能である。
その他、分離帯電器１０のシールド板の一部を他の部分
と切り離して電気的に独立させ、該独立した一部にバリ
スターと抵抗を接続し、バイアス電源２５の代用とする
こともできる。このように電源を兼用としたり、画像形
成装置の別の部分で使用されているバイアスを用いるよ
うにすることでコストの低減を図ることができる。
て、高圧電源３１やバイアス電源２５は別に独立に設け
たが、画像形成装置内で他の目的に用いられる電源、例
えば電源３０と兼用して用いることも可能である。図１
における転写帯電器９には、１次帯電器４と同様に５〜
１０ｋＶの電圧が印加されているが、この両者の電源を
共用とすることも可能である。この転写帯電器は、４の
１次帯電器ほど画像に影響がないため一定電圧として使
用し、１６の帯電器に用いることができる。また、バイ
アス電源２５として７のマグネットローラーに印加する
交流現像バイアスを整流して用いることも可能である。
その他、分離帯電器１０のシールド板の一部を他の部分
と切り離して電気的に独立させ、該独立した一部にバリ
スターと抵抗を接続し、バイアス電源２５の代用とする
こともできる。このように電源を兼用としたり、画像形
成装置の別の部分で使用されているバイアスを用いるよ
うにすることでコストの低減を図ることができる。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外部の空気をコロナ放電器及び静電もしくは導電フィル
タを経て画像形成装置内の一次帯電器に導くようにした
ので、汚れた外気も十分にクリーンにして一次帯電器を
清浄化し、該帯電器による感光体の帯電を良好に行い良
質な画像を形成することができる。
外部の空気をコロナ放電器及び静電もしくは導電フィル
タを経て画像形成装置内の一次帯電器に導くようにした
ので、汚れた外気も十分にクリーンにして一次帯電器を
清浄化し、該帯電器による感光体の帯電を良好に行い良
質な画像を形成することができる。
【００２３】また、前記コロナ放電器及びフィルター部
をユニット化することにより、装置のメンテナンスが容
易となる。また、画像形成装置内の別用途の電源を前記
コロナ放電器及びフィルター部の電源とすることにより
製造コストの上昇も抑制することができる。
をユニット化することにより、装置のメンテナンスが容
易となる。また、画像形成装置内の別用途の電源を前記
コロナ放電器及びフィルター部の電源とすることにより
製造コストの上昇も抑制することができる。
【図１】本発明に係る画像形成装置の１実施形態の概略
断面図。
断面図。
【図２】図１における画像形成装置の送風部の上面図。
【図３】本発明の画像形成装置の他の実施形態を示す上
面図。
面図。
１…感光ドラム ２…クリーナー ３…前露光 ４…１次帯電器 ５…画像露光 ６…現像器 ７…マグネットローラー ８…転写ガイド ９…転写帯電器 １０…分離帯電
器 １１…搬送ベルト １２…定着装置 １２ａ…定着ローラー １３…吸気部 １４…クロスフローファン １５…静電フィ
ルター １６…帯電器 １７…導電性フ
ィルター １８…静電フィルター １９…吸気入口 ２０…モーター ２１…ファンの
羽 ２２…絶縁ブロック ２３…絶縁ブロ
ック ２４…放電ワイヤー ２５…バイアス
電源 ２６…高圧給電部 ２７…絶縁ブロ
ック ２８…絶縁ブロック ２９…放電ワイ
ヤー ３０…高圧電源 ３１…高圧電源 ３２…コントローラー
器 １１…搬送ベルト １２…定着装置 １２ａ…定着ローラー １３…吸気部 １４…クロスフローファン １５…静電フィ
ルター １６…帯電器 １７…導電性フ
ィルター １８…静電フィルター １９…吸気入口 ２０…モーター ２１…ファンの
羽 ２２…絶縁ブロック ２３…絶縁ブロ
ック ２４…放電ワイヤー ２５…バイアス
電源 ２６…高圧給電部 ２７…絶縁ブロ
ック ２８…絶縁ブロック ２９…放電ワイ
ヤー ３０…高圧電源 ３１…高圧電源 ３２…コントローラー
Claims (6)
- 【請求項１】 像担持体を一次帯電用コロナ帯電器によ
り帯電し、該像担持体に露光手段により静電潜像を形成
し、該静電潜像を現像手段により現像するようにした画
像形成装置において、装置外からの外気を集塵用コロナ
帯電器及びフィルタを介して一次帯電用コロナ帯電器に
導き該一次帯電用コロナ帯電器を清浄化するようにした
ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項２】 像担持体を一次帯電用コロナ帯電器によ
り帯電し、該像担持体に露光手段により静電潜像を形成
し、該静電潜像を現像手段により現像するようにした画
像形成装置において、装置外から該一次帯電用コロナ帯
電器に外気を導くダクトと、該ダクト内の空気を送風す
るファンと、該ダクト内に設けられた集塵用コロナ帯電
器と、該集塵用コロナ帯電器に付設された静電又は導電
性フィルタを有し、該ダクトからクリーンな空気を送風
して一次帯電用コロナ帯電器を清浄化するようにしたこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項３】 前記集塵用コロナ帯電器の上流側に静電
フィルターが、下流側に導電性フィルター及び静電フィ
ルターが設けれていることを特徴とする請求項１又は２
記載の画像形成装置。 - 【請求項４】 前記一次帯電用コロナ帯電器のシールド
板にダクトからの空気を通過させる開口が設けられてい
ることを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載の
画像形成装置。 - 【請求項５】 前記集塵用コロナ帯電器には、画像形成
に用いられる他用途の高圧発生装置からの電圧が印加さ
れることを特徴とする請求項１乃至４のいずれかに記載
の画像形成装置。 - 【請求項６】 前記集塵用コロナ帯電器、静電又は導電
性フィルターは、ユニット化され、互いに独立して交換
可能とされたことを特徴とする請求項１乃至５のいずれ
かに記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8350641A JPH10186813A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8350641A JPH10186813A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10186813A true JPH10186813A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18411862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8350641A Pending JPH10186813A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10186813A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002374441A (ja) * | 2001-06-13 | 2002-12-26 | Mitsubishi Electric Corp | 車窓内センサ |
| JP2005352076A (ja) * | 2004-06-09 | 2005-12-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置および像担持体ユニット |
| US7460809B2 (en) | 2005-07-06 | 2008-12-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Air processing apparatus and image forming system |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP8350641A patent/JPH10186813A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002374441A (ja) * | 2001-06-13 | 2002-12-26 | Mitsubishi Electric Corp | 車窓内センサ |
| JP2005352076A (ja) * | 2004-06-09 | 2005-12-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置および像担持体ユニット |
| JP4631318B2 (ja) * | 2004-06-09 | 2011-02-16 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置および像担持体ユニット |
| US7460809B2 (en) | 2005-07-06 | 2008-12-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Air processing apparatus and image forming system |
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