JPH10186135A - 偏光素子及びこれを利用した光学ピックアップ - Google Patents

偏光素子及びこれを利用した光学ピックアップ

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JPH10186135A
JPH10186135A JP8350452A JP35045296A JPH10186135A JP H10186135 A JPH10186135 A JP H10186135A JP 8350452 A JP8350452 A JP 8350452A JP 35045296 A JP35045296 A JP 35045296A JP H10186135 A JPH10186135 A JP H10186135A
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JP
Japan
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light
prism
refractive index
optical
prisms
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JP8350452A
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English (en)
Inventor
Noriaki Nishi
紀彰 西
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏光素子や複屈折プリズム等を構成する上
で、従来にない光学材料から形成することができ、材料
の選択の幅を増やすとともに、このような素子を利用し
た光学ピックアップ及び光ディスク装置を提供するこ
と。 【解決手段】 光学的性質が屈折率nx,ny,nzの
屈折率楕円体で表される二軸性結晶で構成されており、
この三つの屈折率nx,ny,nzのうちの二つが近似
している、偏光素子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏光子,位相子,
複像偏光子等の偏光素子と、これを利用した光磁気ディ
スク(MO)等の信号を記録及び/又は再生するための
光学ピックアップ、及び光ディスク装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、偏光素子は、入射する偏光の方
向に対して、異なる屈折率を有することにより、非偏光
から偏光を分離したり、光の偏光状態を検出するための
光学素子であって、従来、光学設計の容易なことから、
一軸性結晶が広く使用されている。このような偏光素子
としては、最も基本的な偏光子や位相子と、これらの複
合素子である複像偏光子等の種々のものが知られてい
る。このうち、複像偏光子として、ウォラストンプリズ
ムや3ビームウォラストンプリズムがあり、これらを用
いた光磁気ディスク記録再生用の光学ピックアップが一
般に利用されるようになってきている。
【0003】このような偏光素子は、従来一軸性結晶と
して水晶から構成されているが、例えば直径64mmの
所謂ミニディスク(MD)等、光磁気ディスクの小型化
・高密度化に伴って、光学ピックアップ自体の小型化が
要求されることにより、屈折率差がより大きい例えばL
N(LiNbO3:ニオブ酸リチウム)等から構成され
るようになってきている。これにより、より大きな光線
分離が得られるので、光学ピックアップ全体が小型に構
成されることになる。
【0004】さらに、このようなLNから成るウォラス
トンプリズムを使用した光学ピックアップにおいては、
ウォラストンプリズムにより、光磁気ディスクからのM
O信号を含む戻り光ビームを分離することにより、分離
した各光ビームをそれぞれ光検出器の対応する受光部に
導いて、各光ビームの検出を行なう。これにより、各受
光部からの検出信号に基づいて、光磁気ディスクのグル
ーブに記録された再生信号(RF信号)及びアドレス信
号が、検出されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の光学ピックアップにおいては、光学ピックア
ップの小型化に伴い、LNから成るウォラストンプリズ
ムによる戻り光の分離が比較的小さくなってしまうこと
から、光検出器の各受光部の位置が高精度で調整される
必要があり、組立コストが高くなってしまうという問題
があった。そこで、一軸結晶であるLN等に限らず、他
の光学材料を用いて、光学ピックアップで使用される複
像偏光素子,あるいは他の偏光子や位相子等の偏光素子
等を得られるようになれば、材料の選択の幅が広くな
り、光学性能の向上やコスト低減等をはかる上で、さら
なる可能性を追求できる。
【0006】本発明は、以上の点に鑑み、偏光素子や複
屈折プリズム等を構成する上で、従来にない光学材料か
ら形成することができ、材料の選択の幅を増やすととも
に、このような素子を利用した光学ピックアップ及び光
ディスク装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、光学的性質が屈折率nx,ny,nzの屈折率楕
円体で表される二軸性結晶で構成されており、この三つ
の屈折率nx,ny,nzのうちの二つが近似してい
る、偏光素子により、達成される。
【0008】また、上記目的は、二つのプリズムを固定
することにより構成されていて、一方のプリズムは、光
学的性質が屈折率nx,ny,nzの屈折率楕円体で表
される二軸性結晶で構成されており、この三つの屈折率
nx,ny,nzのうちの二つが近似している、複屈折
プリズムによっても、達成される。
【0009】さらに、上記二つのプリズムにおける双方
のプリズムは、光学的性質が屈折率nx,ny,nzの
屈折率楕円体における三つの屈折率軸方位で表される二
軸性結晶で構成されており、この三つの屈折率nx,n
y,nzのうちの二つが近似しているように構成されて
いてもよい。
【0010】複屈折性を示す結晶の光学的性質を説明す
るための屈折率楕円体の一例を図20に示す。屈折率楕
円体は主値が主屈折率nx,ny,nzの楕円体であ
る。OA1,OA2は主光軸であり、屈折率楕円体の主
軸X,Y,Zの方向は、この図では屈折率軸方位nx,
ny,nz(nx軸,ny軸,nz軸)に一致してい
る。
【0011】尚、本発明の発明者は、対象となる二軸結
晶において、この3つの屈折率nx,ny,nzのうち
の2つの屈折率が近似している材料を選択すると、あた
かも一軸結晶のように扱うことができることを見いだし
た。したがって、本明細書においては、この互いに近似
した屈折率軸方位を便宜的にn1軸,n2軸とし、その
互いに近似した屈折率をn1,n2と呼ぶこととする。
また、他の2つと一致しない屈折率を有する屈折率軸方
位をn3またはn3軸とし、その屈折率をnzと呼ぶこ
ととする。このため、このように呼称する3つの屈折率
軸方位n1,2b,n3は、一般に結晶構造の性質を説
明する際に使用する際に用いられるものと相違する場合
がある。
【0012】上記構成によれば、偏光素子が、n1軸及
びn2軸に関してほぼ同じ屈折率を有していて、これら
二つの屈折率軸方位がそろっている二軸性結晶から構成
されているので、近似的にひとつの屈折率軸方位として
扱える。このため、このような二軸結晶は、近似的に一
軸性結晶とほぼ同様の光学特性を有することになる。
【0013】従って、従来は一軸結晶しか用いられなか
った光学素子にこのような二軸結晶を用いることがで
き、材料の選択の幅が拡がる。この結果、従来多く用い
られていた例えばLN等に代えて、KTP等を用いるこ
とが可能となり、このようなものを選択することで、偏
光の分離角を大きくすることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1乃至図20を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例で
あるから、技術的に好ましい種々の限定が付されている
が、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を
限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られる
ものではない。
【0015】図1は、本発明による偏光素子としてのウ
ォラストンプリズムを組み込んだ光学ピックアップを備
えた光ディスク装置を示している。図1において、光デ
ィスク装置10は、光磁気ディスク11を回転駆動する
駆動手段としてのスピンドルモータ12と、光学ピック
アップ20、その駆動手段としての送りモータ14,光
磁気ディスク11に対して情報記録を行なうための磁気
ヘッド15を備えている。ここで、スピンドルモータ1
2は、システムコントローラ16及びサーボ制御回路1
8により駆動制御され、所定回転数で回転される。
【0016】また、光学ピックアップ20は、この回転
する光磁気ディスク11の信号記録面に対して光を照射
して、記録時には、信号変復調器及びECC17からの
信号に基づいて、記録磁気ヘッド15と共に、信号の記
録を行なうと共に、再生時には、この信号記録面からの
戻り光を検出するために、信号変復調器及びECC17
に対して戻り光に基づく再生信号を出力する。これによ
り、信号変復調器及びECC17の信号復調部にて復調
された記録信号は、ECC(エラーコレクション)部を
介して誤り訂正され、例えばコンピュータのデータスト
レージ用の場合には、インターフェースを介して、外部
コンピュータ等に送出される。これにより、外部コンピ
ュータ等は、光磁気ディスク11に記録された信号を、
再生信号として受け取ることができるようになってい
る。また、光ディスク装置が例えばオーディオ用の場合
には、D/A,A/D変換器のD/A変換部でデジタル
/アナログ変換され、オーディオ信号を得るようになっ
ている。
【0017】上記光学ピックアップ20には、例えば光
磁気ディスク11上の所定の記録トラックまで移動させ
るための送りモータ14が接続されている。スピンドル
モータ12の制御と、送りモータ14の制御と、光学ピ
ックアップ20の対物レンズを保持する二軸アクチュエ
ータのフォーカシング方向及びトラッキング方向の制御
は、それぞれサーボ制御回路18により行なわれる。
【0018】図2(a)は、上記光ディスク装置10に
組み込まれた光学ピックアップの第一の実施形態を示し
ている。図2において、光学ピックアップ20は、光源
としての半導体レーザ素子21から出射される光ビーム
の光路中に順次に配設された、光分離手段としてのビー
ムスプリッタ22,平行光変換手段としてのコリメータ
レンズ23及び光集束手段としての対物レンズ24と、
ビームスプリッタ22による分離光路中に順次に配設さ
れた、ウォラストンプリズム25,平凹レンズ26及び
光検出器27とから構成されている。
【0019】ここで、上記対物レンズ24を除く各光学
素子、即ち半導体レーザ素子21,ビームスプリッタ2
2,コリメータレンズ23,ウォラストンプリズム2
5,平凹レンズ26及び光検出器27は、光学ピックア
ップ20に設けられたガイド(図示せず)に沿って、光
磁気ディスク11の半径方向に移動可能に支持された光
学ベース(図示せず)に、それぞれ固定保持されてい
る。
【0020】上記半導体レーザ素子21は、半導体の再
結合発光を利用した発光素子であり、所定のレーザ光を
出射する。
【0021】ビームスプリッタ22は、その偏光分離膜
22aが光軸に対して45度傾斜した状態で配設された
偏光ビームスプリッタであり、半導体レーザ素子21か
らの光ビームと光磁気ディスク11の信号記録面からの
戻り光を偏光分離する。即ち、半導体レーザ素子21か
らの光ビームの一部は、ビームスプリッタ22の偏光分
離膜22aを透過し、戻り光ビームの一部は、ビームス
プリッタ22の偏光分離膜22aで反射されるようにな
っている。
【0022】コリメータレンズ23は、凸レンズであっ
て、ビームスプリッタ22からの光ビームを平行光に変
換する。
【0023】対物レンズ24は、凸レンズであって、コ
リメータレンズ23からの平行光ビームを、回転駆動さ
れる光磁気ディスク11の信号記録面の所望の記録トラ
ック上に集束させる。ここで、対物レンズ24は、図示
しない二軸アクチュエータにより、二軸方向即ちフォー
カシング方向及びトラッキング方向に移動可能に支持さ
れている。
【0024】ウォラストンプリズム25は、例えば貼り
合わせプリズムにより構成されており、光磁気ディスク
11からの戻り光ビームを分割して、複数の光ビームを
出射するものである。平凹レンズ26は、戻り光学系の
倍率を大きくし、スポットの分離を確保するものであ
る。
【0025】光検出器27は、図(b)に示すように、
ビームスプリッタ22で反射され、ウォラストンプリズ
ム25及び平凹レンズ26を介して偏光分離されて入射
する二つの戻り光ビームに対して、それぞれ受光部27
a,27bを有するように構成されている。図示の場
合、受光部27a,27bは、それぞれ二分割されてお
り、これにより、各分割部の出力信号差から、アドレス
信号が、受光部27a,27bの出力信号差から光磁気
信号が得られるようになっている。
【0026】図3は、上記ウォラストンプリズム25の
構成例を示している。図3において、ウォラストンプリ
ズム25は、二つの三角柱状のプリズム25a,25b
を貼り合わせることにより、構成されており、プリズム
25a,25bは、それぞれ二軸性結晶、例えばKTP
(KTiOPO4 )から成る。プリズム25a,25b
の互いに対向する貼り合わせ面は、入射光の光軸に垂直
な面に対してθだけ傾斜していると共に、この貼り合わ
せ面と反対側の入射面及び出射面は、入射光の光軸に対
して垂直になるように形成されている。
【0027】尚、ところで、各プリズム25a,25b
は、一方のn1軸と他方のn3軸が互いに平行に、且つ
一方のn3軸と他方のn1軸が互いに平行になるように
配置できる。あるいは一方のn2軸と他方のn3軸が互
いに平行に、且つ一方のn3軸と他方のn1軸が互いに
平行になるように、配設できる。このようにすると、偏
光分離角の比較的大きなウォラストンプリズムが構成さ
れることになる。
【0028】また、各プリズム25a,25bは、一方
のn1軸と他方のn2軸が互いに平行に、且つ一方のn
2軸と他方のn3軸が互いに平行になるように、あるい
は一方のn2軸と他方のn1軸が互いに平行に、且つ一
方のn1軸と他方のn3軸が互いに平行になるように、
配設されている。これにより、偏光分離角の比較的小さ
なウォラストンプリズムが構成されることになる。この
ように、二軸性結晶を用いて、二つのプリズムを構成す
ることにより、これらが同一の材料であっても、偏光分
離角の異なるウォラストンプリズムを得ることができ
る。
【0029】このような構成のウォラストンプリズム2
5に対して、入射光及び出射光の偏光方向は、入射側か
ら見て図6に示すようになる。
【0030】また、上記各プリズム25a,25bは、
それぞれ常光線及び異常光線に対して、異なる屈折率を
有する。例えば上述したKTPから成るプリズムの場
合、入射光の波長λを780nmとすると、常光線に対
する屈折率no=1.7507となり、異常光線に対す
る屈折率ne=1.8448である。従って、ウォラス
トンプリズム25の上述した傾斜角度θに対して、入射
光うち常光線が例えば図3にて上側に角度δ1だけ屈折
し、異常光線が下側に角度δ2だけ屈折することにな
る。かくして、全体として、ウォラストンプリズム25
により分離される常光線及び異常光線の分離角δは、図
9に示すように、例えば傾斜角度θが30度のとき、分
離角δは約6度となる。
【0031】これに対して、プリズム25a,25b
が、水晶から構成されている場合には、入射光の波長λ
780nmにて、常光線に対する屈折率no=1.53
8646231となり、異常光線に対する屈折率ne=
1.547570696である。従って、ウォラストン
プリズム25の上述した傾斜角度θに対して、ウォラス
トンプリズム25により分離される常光線及び異常光線
の分離角δは、図7に示すように、例えば傾斜角度θが
30度のとき、分離角δは約0.6度となる。
【0032】また、プリズム25a,25bが、一軸性
結晶であるLNから構成されている場合には、入射光の
波長λ780nmにて、常光線に対する屈折率no=
2.258となり、異常光線に対する屈折率ne=2.
178である。従って、ウォラストンプリズム25の上
述した傾斜角度θに対して、ウォラストンプリズム25
により分離される常光線及び異常光線の分離角δは、図
8に示すように、例えば傾斜角度θが30度のとき、分
離角δは約5度となる。
【0033】かくして、プリズム25a,25bが二軸
性結晶KTPから構成されている場合、水晶の場合に比
較して大幅に偏光分離角δを大きくすることが可能であ
ると共に、一軸性結晶であるLNと同等以上の比較的大
きな偏光分離角δが得られることになる。つまり、ウォ
ラストンプリズム25の上述した傾斜角度θが同じであ
れば、偏光分離角が大きくなり、偏光分離角が等しくす
るのであれば、その分ウォラストンプリズム25の上述
した傾斜角度θが小さくなる。
【0034】本実施形態による光学ピックアップ20を
組み込んだ光ディスク装置10は、以上のように構成さ
れており、次のように動作する。先づ、光ディスク装置
10のスピンドルモータ12が回転することにより、光
磁気ディスク11が回転駆動される。そして、光学ピッ
クアップ20が、光磁気ディスク11の半径方向に移動
されることにより、対物レンズ24の光軸が、光磁気デ
ィスク11の所望のトラック位置まで移動されることに
より、アクセスが行なわれる。
【0035】この状態にて、光学ピックアップ20に
て、半導体レーザ素子21からの光ビームは、ビームス
プリッタ22を透過し、コリメータレンズ23により平
行光に変換される。そして、この平行光ビームは、対物
レンズ24を介して、光磁気ディスク11の信号記録面
に集束される。光磁気ディスク11からの戻り光は、再
び対物レンズ24,コリメータレンズ23を介して、ビ
ームスプリッタ22に入射する。そして、ビームスプリ
ッタ22の偏光分離膜22aで反射され、ウォラストン
プリズム25及びマルチレンズ26を介して、光検出器
27に結像する。これにより、光検出器27の検出信号
に基づいて、光磁気ディスク11の記録信号が再生され
る。
【0036】その際、信号変復調器及びECC17は、
光検出器27からの検出信号により、トラッキングエラ
ー信号を検出すると共に、非点収差法によりフォーカシ
ングエラー信号を検出する。そして、サーボ制御回路1
8は、システムコントローラ16を介して、図示しない
二軸アクチュエータをサーボ制御して、対物レンズ24
が、フォーカシング方向に移動調整され、フォーカシン
グが行なわれると共に、トラッキング方向に移動調整さ
れて、トラッキングが行なわれる。
【0037】この場合、ウォラストンプリズム25は、
各プリズム25a,25bが二軸性結晶例えばKTPに
より構成されているので、比較的大きな偏光分離角δが
得られることになる。従って、同じ偏光分離角δを得る
のであれば、各プリズム25a,25bそしてウォラス
トンプリズム25が従来より小型,薄型に且つ軽量に構
成されることになり、光学ピックアップそして光ディス
ク装置全体が小型且つ軽量に構成されることになる。
【0038】図10は、本発明による複屈折プリズム
(ロションプリズム)の第二の実施形態を組み込んだ光
学ピックアップを示している。図10において、光学ピ
ックアップ30は、図2に示した光学ピックアップ20
におけるウォラストンプリズム25の代わりに、同様の
複屈折プリズムによって構成されたロションプリズム3
1が備えられている点でのみ異なる構成である。
【0039】このロションプリズム31は、図11に示
すように、二つの三角柱状のプリズム31a,31bを
貼り合わせることにより、構成されており、プリズム3
1a,31bは、それぞれ二軸性結晶からなり、特に例
えばKTP(KTiOPO4)が選択される。プリズム
31a,31bの互いに対向する貼り合わせ面は、光軸
に垂直な面に対してθだけ傾斜していると共に、この貼
り合わせ面と反対側の入射面及び出射面は、光軸に対し
て垂直になるように形成されている。また、プリズム3
1aは、KTPの三つの屈折率軸方位のうち、n3軸が
光軸と平行に延びるように、構成されている。他方、プ
リズム31bは、KTPの三つの屈折率軸方位のうち、
n3軸が光軸に垂直に、図11においては斜め45度に
延びるように、構成されている。尚、上記プリズム31
a,31bは、そのn1軸同士が互いに平行に、且つ一
方のn2軸と他方のn3軸が互いに平行になるように、
配設され、あるいはそのn2軸同士が互いに平行に、且
つ一方のn1軸と他方のn3軸が互いに平行になるよう
に、配設されている。
【0040】このような構成のロションプリズム31に
対して、入射光及び出射光の偏光方向は、入射側から見
て図12に示すようになる。
【0041】従って、上記各プリズム31a,31b
は、前述したように、それぞれ常光線及び異常光線に対
して、異なる屈折率を有する。これにより、ロションプ
リズム31の上述した傾斜角度θに対して、入射光のう
ち常光線がプリズム31a,31bを直進すると共に、
異常光線が下側に角度δだけ屈折することになる。
【0042】この場合、ロションプリズム31は、各プ
リズム31a,31bが二軸性結晶例えばKTPにより
構成されているので、比較的大きな偏光分離角δが得ら
れることになる。従って、同じ偏光分離角δを得るので
あれば、各プリズム31a,31bそしてロションプリ
ズム31がLNを用いるより小型,薄型に且つ軽量に構
成されることになり、光学ピックアップそして光ディス
ク装置全体が小型且つ軽量に構成されることになる。
【0043】図13は、本発明による複屈折プリズムの
第三の実施形態を組み込んだ光学ピックアップを示して
いる。図13(a)において、光学ピックアップ40
は、図2に示した光学ピックアップ20と比較して、半
導体レーザ素子21とビームスプリッタ22との間の光
路中に、グレーティング41が設けられている。また、
ウォラストンプリズム25の代わりに、後述するように
構成された3本ビームに偏光分離するウォラストンプリ
ズム42と、光検出器27の代わりに、図3(b)に示
すように、このグレーティング41により分割された各
光ビームに対応してそれぞれ受光部を有する光検出器4
3が備えられている点でのみ異なる構成である。
【0044】上記光検出器43は、この場合、グレーテ
ィング41により分割された3つの光ビームに関する光
磁気ディスク11からの戻り光に対して、それぞれ3ビ
ームウォラストンプリズム42により偏光分離された各
光ビームに対して受光部を有するように構成されてい
る。これにより、各受光部からの検出信号に基づいて、
光磁気信号(MO信号)や、プッシュプル法により、ア
ドレス信号が得られ、また3スポット法によりトラッキ
ングエラー信号が、さらに非点収差法によりフォーカス
エラー信号が、それぞれ得られるようになっている。
【0045】ウォラストンプリズム41は、図14に示
すように、二つの三角柱状のプリズム41a,41bを
貼り合わせることにより、構成されている。プリズム4
1a,41bは、それぞれ二軸性結晶、例えばKTP
(KTiOPO4 )からなる。プリズム41a,41b
の互いに対向する貼り合わせ面は、光軸に垂直な面に対
してθだけ傾斜していると共に、この貼り合わせ面と反
対側の入射面及び出射面は、光軸に対して垂直になるよ
うに形成されている。
【0046】ここで、プリズム41bは、KTPの三つ
の屈折率軸方位のうち、n3軸が光軸に垂直に、且つ上
記傾斜方向に延びるように、構成されている。他方、プ
リズム41aは、KTPの三つの屈折率軸方位のうち、
n3軸が光軸に垂直に、且プリズム41bのn3軸と4
5度の角度をなすように、構成されている。尚、上記プ
リズム41a,41bは、好ましくは、そのn1軸また
はn2軸及びn3軸による面が互いに平行に、且n1軸
同士またはn2軸同士及びn3軸同士が、それぞれ互い
に45度の角度をなすように、配設されている。
【0047】このような構成のウォラストンプリズム4
1に対して、入射光の偏光方向は、入射側から見て図1
5に示すようになる。即ち、入射光の偏光方向は、プリ
ズム41bのn3軸に対して直角に、且プリズム41a
のn3軸に対して45度の角度をなすように、設定され
ている。これにより、入射偏光のうち、プリズム41a
内で分離された常光線及び異常光線は、それぞれプリズ
ム41b内で、常光線及び異常光線に分離されることに
なる。
【0048】ここで、プリズム41a内の常光線がプリ
ズム41bで異常光線に分離された光線oeと、プリズ
ム41a内の異常光線がプリズム41bで常光線に分離
された光線eoとは、それぞれ単独で屈折して、分離さ
れる。これに対して、プリズム41a内の常光線がプリ
ズム41bで常光線に分離された光線ooと、プリズム
41a内の異常光線がプリズム41bで異常光線に分離
された光線eeとは、それぞれ直進することになり、互
いに重なって一つの光ビームとなる。かくして、ウォラ
ストンプリズム41が所謂3ビームウォラストンプリズ
ムとして作用することになり、入射光は、3つの光ビー
ムに偏光分離されることになる。
【0049】この場合、ウォラストンプリズム41は、
各プリズム41a,41bが二軸性結晶例えばKTPに
より構成されているので、上記光線oe,eoについて
は、比較的大きな偏光分離角が得られることになる。従
って、同じ偏光分離角を得るのであれば、各プリズム4
1a,41bそしてウォラストンプリズム41が従来よ
り小型,薄型に且つ軽量に構成されることになり、光学
ピックアップそして光ディスク装置全体が小型且つ軽量
に構成されることになる。
【0050】図16は、図2に示した光学ピックアップ
20で使用されるウォラストンプリズム25の代わりに
使用される、複像偏光子50を示している。図16にお
いて、複像偏光子50は、二軸性結晶、例えばKTPか
ら成る平行平板から構成されている。ここで、複像偏光
子50は、例えば入射光の偏光方向に対して垂直な方向
に傾斜して配設されている。さらに、複像偏光子50
は、好ましくは、その3つの屈折率軸方位のうち、n1
軸及びn3軸が、図17に示すように、それぞれ傾斜方
向に関して45度の角度をなすように、配置されてい
る。これにより、最大の偏光分離角が得られることにな
る。この場合、複像偏光子50は、二軸性結晶例えばK
TPにより構成されているので、比較的大きな偏光分離
角が得られることになる。従って、同じ偏光分離角を得
るのであれば、各複像偏光子50自体が従来より小型,
薄型に且つ軽量に構成されることになり、光学ピックア
ップそして光ディスク装置全体が小型且つ軽量に構成さ
れることになる。
【0051】図18は、図2に示した光学ピックアップ
20で使用されるウォラストンプリズム25の代わりに
使用される、複像偏光子51を示している。図18にお
いて、複像偏光子51は、二軸性結晶、例えばKTPか
ら成る楔型プリズムから構成されている。ここで、複像
偏光子51は、入射面が、入射光の偏光方向に対して垂
直な方向に傾斜していると共に、出射面が、光軸に対し
て垂直になるように、配設されている。
【0052】この場合、複像偏光子51は、二軸性結晶
例えばKTPにより構成されているので、比較的大きな
偏光分離角が得られることになる。従って、同じ偏光分
離角を得るのであれば、各複像偏光子51自体が従来よ
り小型,薄型に且つ軽量に構成されることになり、光学
ピックアップそして光ディスク装置全体が小型且つ軽量
に構成されることになる。
【0053】図19は、図2に示した光学ピックアップ
20で使用されるウォラストンプリズム25の代わりに
使用される、複像偏光子52を示している。図19にお
いて、複像偏光子52は、二軸性結晶、例えばKTPか
ら成る三角柱状のプリズムから構成されている。さら
に、複像偏光子52は、入射面が、入射光の偏光方向に
対して垂直な方向に傾斜していると共に、出射面が、光
軸に対して垂直になるように、配設されており、さら
に、この出射面が光検出器27の表面に接触するよう
に、光検出器27と一体に構成されている。
【0054】この場合、複像偏光子52は、二軸性結晶
例えばKTPにより構成されているので、比較的大きな
偏光分離角が得られることになる。従って、同じ偏光分
離角を得るのであれば、各複像偏光子52自体が従来よ
り小型,薄型に且つ軽量に構成されることになり、光学
ピックアップそして光ディスク装置全体が小型且つ軽量
に構成されることになる。さらに、複像偏光子52は、
光検出器27と一体に構成されていることにより、複像
偏光子52と光検出器27との位置合わせが不要とな
り、組立が容易に行なわれ、コストが低減されることに
なる。
【0055】図20は、図11に示したロションプリズ
ム31の代わりに使用される、複像偏光子53を示して
いる。図20において、複像偏光子53は、二つの三角
柱状のプリズム53a及び53bから構成されている。
また、一方のプリズム、例えば入射側のプリズム53a
が、等方性媒質、例えばガラスから成り、他方のプリズ
ム、例えば出射側のプリズム53bが、二軸性結晶、例
えばKTPから成る三角プリズムから構成されている。
さらに、上記プリズム53bは、その入射側の傾斜面5
3cが、入射光の偏光方向に対して垂直な方向に傾斜し
ている。これにより、最大の偏光分離角が得られるよう
になっている。
【0056】この場合、複像偏光子50は、二軸性結晶
例えばKTPにより構成されているので、比較的大きな
偏光分離角が得られることになる。従って、同じ偏光分
離角を得るのであれば、各複像偏光子53自体が従来よ
り小型,薄型に且つ軽量に構成されることになり、光学
ピックアップそして光ディスク装置全体が小型且つ軽量
に構成されることになる。
【0057】上記実施形態による光ディスク装置10及
び光学ピックアップ20においては、二軸性結晶として
KTPを使用した場合について説明したが、これに限ら
ず、ウォラストンプリズム,ロションプリズム等の複屈
折プリズムや他の偏光素子が、3つの屈折率軸方位に関
して、二つの軸方位の屈折率がほぼ同じであるような他
の二軸性結晶により構成されていてもよいことは明らか
である。
【0058】また、上記実施形態においては、ウォラス
トンプリズム,ロションプリズム等の複屈折プリズムや
複像偏光子について説明したが、これに限らず、偏光を
分離するために使用される他の偏光子や移相子を含む偏
光素子に本発明を適用し得ることは明らかである。
【0059】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、偏
光素子や複屈折プリズム等を構成する上で、従来にない
光学材料から形成することができ、材料の選択の幅を増
やすとともに、このような素子を利用した光学ピックア
ップ及び光ディスク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による複屈折プリズムを組み込んだ光デ
ィスク装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1の光ディスク装置における光学ピックアッ
プの構成を示す概略側面図及び光検出器の拡大斜視図で
ある。
【図3】図2の光学ピックアップにおける複屈折プリズ
ムの第一の実施形態(ウォラストンプリズム)の構成を
示す拡大側面図である。
【図4】図3のウォラストンプリズムの入射面を示す概
略図である。
【図5】図3のウォラストンプリズムの出射面を示す概
略図である。
【図6】図3のウォラストンプリズムの入射光及び出射
光の偏光方向を示す概略図である。
【図7】従来の水晶から成るウォラストンプリズムの場
合の貼り合わせ面の傾斜角度θと偏光分離角δとの関係
を示すグラフである。
【図8】従来のLNから成るウォラストンプリズムの場
合の貼り合わせ面の傾斜角度θと偏光分離角δとの関係
を示すグラフである。
【図9】図3のKTPから成るウォラストンプリズムの
場合の貼り合わせ面の傾斜角度θと偏光分離角δとの関
係を示すグラフである。
【図10】本発明による複屈折プリズムの第二の実施形
態(ロションプリズム)を組み込んだ光学ピックアップ
の構成を示す概略側面図及び光検出器の拡大斜視図であ
る。
【図11】図10の光学ピックアップにおけるロション
プリズムの構成を示す拡大側面図である。
【図12】図11のロションプリズムの入射光及び出射
光の偏光方向を示す概略図である。
【図13】本発明による複屈折プリズムの第三の実施形
態(3ビームウォラストンプリズム)を組み込んだ光学
ピックアップの構成を示す概略側面図及び光検出器の拡
大斜視図である。
【図14】図10の光学ピックアップにおける3ビーム
ウォラストンプリズムの構成を示す拡大側面図である。
【図15】図14の3ビームウォラストンプリズムの入
射光及び出射光の偏光方向を示す概略図である。
【図16】本発明による複像偏光子の第一の実施形態を
示す概略側面図である。
【図17】図16の複像偏光子の入射光及び出射光の偏
光方向を示す概略図である。
【図18】本発明による複像偏光子の第二の実施形態を
示す概略側面図である。
【図19】本発明による複像偏光子の第三の実施形態を
示す概略側面図及び光検出器の平面図である。
【図20】本発明による複像偏光子の第四の実施形態を
示す概略側面図である。
【図21】屈折率楕円体の一例を示す図である。
【符号の簡単な説明】
10・・・光ディスク装置、11・・・光磁気ディス
ク、12・・・スピンドルモータ、14・・・送りモー
タ、15・・・磁気ヘッド、16・・・システムコント
ローラ、17・・・信号変復調器及びECC、18・・
・サーボ制御回路、20・・・光学ピックアップ、21
・・・半導体レーザ素子、22・・・ビームスプリッ
タ、23・・・コリメータレンズ、24・・・対物レン
ズ、25・・・ウォラストンプリズム、26・・・マル
チレンズ、27,43・・・光検出器、30,40・・
・光学ピックアップ、31・・・ロションプリズム、4
1・・・グレーティング、42・・・3ビームウォラス
トンプリズム、50,51,52,53・・・複像偏光
子。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的性質が屈折率nx,ny,nzの
    屈折率楕円体で表される二軸性結晶で構成されており、
    この三つの屈折率nx,ny,nzのうちの二つが近似
    していることを特徴とする偏光素子。
  2. 【請求項2】 二つのプリズムを固定することにより構
    成されていて、 一方のプリズムは、光学的性質が屈折率nx,ny,n
    zの屈折率楕円体で表される二軸性結晶で構成されてお
    り、この三つの屈折率nx,ny,nzのうちの二つが
    近似していることを特徴とする複屈折プリズム。
  3. 【請求項3】 二つのプリズムを固定することにより構
    成されていて、 双方のプリズムは、光学的性質が屈折率nx,ny,n
    zの屈折率楕円体で表される二軸性結晶で構成されてお
    り、この三つの屈折率nx,ny,nzのうちの二つが
    近似していることを特徴とする複屈折プリズム。
  4. 【請求項4】 一方のプリズムの三つの屈折率軸方位の
    うち、互いに屈折率が近似していない一つの屈折率に対
    応する軸方位が、光の入射する面の法線に平行に、且つ
    他方のプリズムの三つの屈折率軸方位のうち、互いに屈
    折率が近似していない一つの屈折率に対応する軸方位
    が、前記法線に垂直に配設されていることを特徴とする
    請求項3に記載の複屈折プリズム。
  5. 【請求項5】 各プリズムの三つの屈折率軸方位のう
    ち、互いに屈折率が近似していない一つの屈折率に対応
    した軸方位が光の入射する面の法線に垂直に、且つ互い
    に垂直に配設されていることを特徴とする請求項3に記
    載の複屈折プリズム。
  6. 【請求項6】 各プリズムの三つの屈折率軸方位のう
    ち、互いに屈折率が近似している二つの屈折率に対応す
    る軸方位のうちのどちらかと、これら以外の屈折率軸方
    位とから成る平面が互いに平行に、且つ各プリズムの互
    いに屈折率が近似している二つの屈折率軸方位同士、及
    びこれら以外の屈折率軸方位同士が互いに45度の角度
    をなすように配設されていることを特徴とする請求項3
    に記載の複屈折プリズム。
  7. 【請求項7】 光ビームを出射する光源と、 この光源から出射された光ビームを光ディスクの信号記
    録面上に集束させる光集束手段と、 前記光源と光集束手段との間に配設された光分離手段
    と、 この光分離手段で分離された光ディスクの信号記録面か
    らの戻り光ビームを偏光分離する偏光分離手段と、 偏光分離手段で偏光分離された各光ビームを受光する受
    光部を有する光検出器とを含んでおり、 前記光分離手段が、二つの二軸性結晶から成るプリズム
    を貼り合わせた複屈折プリズムから構成されていること
    を特徴とする光学ピックアップ。
  8. 【請求項8】 光源から出射した光ビームを、光ディス
    クの信号記録面上に集束する光集束手段と、 光ディスクの信号記録面からの戻り光ビームを偏光分離
    手段により偏光分離して受光する受光部を有する光検出
    手段と、 前記光集束手段を移動可能な駆動手段と、 前記光検出手段の受光部からの信号に基づいて生成され
    たサーボ信号を、前記駆動手段に供給するサーボ手段と
    を含んでおり、 前記光分離手段が、二つの二軸性結晶から成るプリズム
    を貼り合わせた複屈折プリズムから構成されていること
    を特徴とする光ディスク装置。
JP8350452A 1996-12-27 1996-12-27 偏光素子及びこれを利用した光学ピックアップ Abandoned JPH10186135A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6557390B2 (en) 2001-05-11 2003-05-06 Wilson Tool International, Inc. Press brake assemblies, tool holder apparatuses, and components thereof
CN111221135A (zh) * 2020-03-19 2020-06-02 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 用于光束偏振匀滑的系统和方法

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US6557390B2 (en) 2001-05-11 2003-05-06 Wilson Tool International, Inc. Press brake assemblies, tool holder apparatuses, and components thereof
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