JPH0673202B2 - 光磁気再生装置 - Google Patents

光磁気再生装置

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JPH0673202B2
JPH0673202B2 JP60052962A JP5296285A JPH0673202B2 JP H0673202 B2 JPH0673202 B2 JP H0673202B2 JP 60052962 A JP60052962 A JP 60052962A JP 5296285 A JP5296285 A JP 5296285A JP H0673202 B2 JPH0673202 B2 JP H0673202B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光磁気再生装置に関する。
背景技術 たとえばレーザ光などの光を用いて、記録媒体に情報の
書込み、再生および消去を行なう光記録装置では、高密
度化、大容量化および高速アクセス化が要望されてい
る。光記録装置には、たとえば下記の種類の装置が用い
られている。
記録媒体に微細なピット(穴)列を形成し、該ピット
における光の回折現象を利用し、情報を再生する装置。
記録媒体に屈折率の異なる領域をピット状に形成し、
その反射率または透過率の変化を利用して情報を再生す
る装置。
上述の先行技術で述べた光記録装置では、再生専用と
して用いられるか、または情報の新たな記録は可能であ
っても、記録媒体に記録された情報の消去を行なう機能
を備えた装置は開発されていない。
一方、磁性材料から成る記録媒体を用いた光磁気記録装
置では、記録媒体に記録された情報の消去を容易に行な
うことができる。
第5図は先行技術の光磁気記録再生装置1の系統図であ
る。第5図を参照して光磁気記録再生装置1の構成を説
明する。レーザ光発振装置2から発生されたレーザ光は
コリメートレンズ3によって平行光に変換される。
レーザ光発振装置2から発生された光は、その光軸と垂
直な断面が楕円形であるが、このようなレーザ光は成形
プリズム4によって、大略的に円形断面の光線に変換さ
れる。成形プリズム4からの光は、ビームスプリッタ5
を介して、反射鏡6によってその進行方向を変化され
る。反射鏡6からのレーザ光は、対物レンズ7によって
集光され、記録媒体8に入射される。記録媒体8は、対
物レンズ7に臨み、たとえばガラスなどの光透過性材料
から成る基板9と、基板9に関して対物レンズ7とは反
対側に形成され、たとえば希土類と遷移金属のアモルフ
ァス合金薄膜などから成る記録層10とを含む。
記録媒体8からの反射光は、対物レンズ7および反射鏡
6を介して、ビームスプリッタ5に入射される。ビーム
スプリッタ5は、所定の偏光特性を有し、この偏光特性
に従って、レーザ光発振装置2からのレーザ光と、記録
媒体8からの反射光とをそれぞれ予め定められる割合
で、矢符A1方向に反射する。ビームスプリッタ5からの
光は、ビームスプリッタ11に入射される。ビームスプリ
ッタ11に入射した光の一部は透過して、レンズ12および
シリンドリカルレンズ13を介して、非点収差を有する光
線とされる。シリンドリカルレンズ13からの光は、光検
出器14に入射される。光検出器14では、記録媒体8を希
望する態様に駆動するためのいわゆるトラッキングサー
ボ信号を検出する。
ビームスプリッタ11に入射する光の残余の部分は反射さ
れ、1/2波長板15によってその偏光方向を予め定める態
様に変化され、スポットレンズ16を介して偏光ビームス
プリッタ17に入射される。偏光ビームスプリッタ17は、
入射された光をS偏光とP偏光とに分離し、分離された
各偏光は光検出器18,19に入射される。
レーザ光発振装置2から発生されたレーザ光は、記録媒
体8によって反射される際に、記録層10への情報の記録
の状態に従って、その偏光方向が変化される。したがっ
てこのような反射光の偏光状態に対応して、偏光ビーム
スプリッタ17におけるP偏光およびS偏光のそれぞれの
強度が変化する。したがってこれらのP偏光およびS偏
光の強度に対応した信号をそれぞれ出力する光検出器1
8,19からの出力の差を検出することによって、記録媒体
8に記録された情報を検出する。
発明が解決しようとする問題点 このような先行技術の光磁気記録再生装置1において
は、ビームスプリッタ11、1/2波長板15、スポットレン
ズ16および偏光ビームスプリッタ17を通過する光の光軸
とは、予め定める角度だけずれた位置に、光検出器19を
設けねばならない。したがって偏光ビームスプリッタ17
および光検出器18,19の各位置の調整が困難であるとい
う問題点があった。
したがって本発明は、上述の問題点を解決し、構成が簡
略化されるとともに、性能が格段に向上された光磁気再
生装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、光が照射されることによって2つの偏光成分
が異なる反射光を出す光磁気記録媒体28と、 光磁気記録媒体28に光を照射する光源22と、 前記反射光を集光するレンズ36であって、各偏光成分
を、そのレンズ36から一直線46上の2つの異なる距離L
1,L2の各位置で集束させる光学的異方性を有するレンズ
36と、 前記一直線46上で、一方の前記距離L1の位置に配置さ
れ、前記一直線46を中心とする円板状の第1受光部40
と、第1受光部40と同軸であって第1受光部40から半径
方向に空隙42を有する環状の第2受光部41とを有する光
検出器37と、 第1および第2受光部40,41の出力の差を求める手段と
を含むことを特徴とする光磁気再生装置である。
作 用 本発明に従えば、光磁気記録媒体28には光源22から光が
照射され、その反射光は、2つの偏光成分を有してお
り、その反射光がレンズ36に入射されることによって、
一直線46上で偏光成分に対応した2つの異なる距離L1,L
2で集束され、その一方の距離L1の位置に配置された光
検出器37では、前記一直線46を中心とする円板状の第1
受光部40と、半径方向に空隙42を介して同軸環状の第2
受光部41とで、各偏光成分をそれぞれ受光し、これらの
第1および第2受光部40,41の出力の差を求めることに
よって、光磁気記録媒体28に記録されている磁化の方向
に対応した情報を読出すことができる。
実施例 第1図は本発明の一実施例の光学装置である光磁気記録
再生装置21のブロック図である。第1図を参照して、本
実施例の光磁気記録再生装置21の構成を説明する。光発
生手段であるレーザ光発振装置22から発生されたレーザ
光は、光学系を構成するコリメートレンズ23によって平
行光に変換される。レーザ光発振装置22から発生された
光は、その光軸と垂直な断面が楕円形であるが、このよ
うなレーザ光は成形プリズム24によって、大略的に円形
の光線に変換される。成形プリズム24からの光は、ビー
ムスプリッタ25を介して、反射鏡26によってその進行方
向を変化される。反射鏡26からのレーザ光は、対物レン
ズ27によって集光され、記録媒体28に入射される。記録
媒体28は、対物レンズ21に臨み、たとえばガラスなどの
光透過性材料から成る基板29と、基板29に関して対物レ
ンズ27とは反対側に形成され、たとえば希土類と遷移金
属とのアモルファス合金薄膜などから成る記録層30とを
含む。
記録媒体28からの反射光は、対物レンズ27および反射鏡
26を介して、ビームスプリッタ25に入射される。ビーム
スプリッタ25は、所定の偏光特性を有し、この偏光特性
に従って、レーザ光発振装置22からのレーザ光と、記録
媒体28からの反射光とをそれぞれ予め定められる割合
で、矢符A2方向に反射する。ビームスプリッタ25からの
光は、ビームスプリッタ31に入射される。ビームスプリ
ッタ31に入射した光の一部は透過して、レンズ32および
シリンドリカルレンズ33を介して、非点収差を有する光
線とされる。シリンドリカルレンズ33からの光は、光検
出器34に入射される。光検出器34では、対物レンズ27
を、希望する態様に駆動するためのいわゆるトラッキン
グサーボ信号が検出される。
ビームスプリッタ31に入射する残余の光は反射され、1/
2波長板35によってその偏光方向を予め定める態様に変
化される。またこのような1/2波長板35からの光は集光
手段である光学的異方性を有する集光レンズ36によって
集光され、光検出器37に投射される。
第2図は第1図の集光レンズ36付近の系統図である。前
述したように、1/2波長板35から集光レンズ36に入射さ
れる光は、その偏光方向を集光レンズ36の偏光方向と、
たとえば45度の角度をなすように定められる。したがっ
て光学的異方性を有する集光レンズ36からの光は、集光
レンズ36から、距離L1で集束する光38と、距離L2(L1≠
L2)で集束する光39とに分光される。
このことをもっと詳しく述べると、光学的異方性を有す
るレンズ36は、たとえばLiNbO3および水晶などがあり、
水晶を例にとると、光の波長780nmの場合、水晶の光学
軸方向の屈折n1は1.549であり、光学軸に垂直な方向の
屈折率n2は1.540であり、したがって偏光方向に応じて
第2図の一直線46上の光の集束位置すなわち焦点位置が
異なり、たとえばレンズ36を構成する水晶の光学軸を第
2図の紙面に垂直にすると、光学軸の方向に偏光してい
る光は、距離L1の位置で、また光学軸と垂直な方向に偏
光している光は、距離L2の位置で集束する。
この光38,39のそれぞれの強度は、第1図においてレー
ザ光が記録媒体28によって反射されたときに偏光される
程度に対応する。したがって集光レンズ36から、たとえ
ば距離L1の点における光38,39のそれぞれの強度の差を
測定することによって、レーザ光が投射された記録媒体
28部分の状態を検出することができる。即ち記録媒体28
の記録層30の磁化の方向として記録された情報を読出す
ことができる。
このような光磁記器録再生装置21を用いることによっ
て、第5図を参照して説明した先行技術の光磁気記録再
生装置1における偏光ビームスプリッタ17および光検出
器19が不必要となり、構成を簡略化できる。またビーム
スプリッタ31、1/2波長板35、集光レンズ36および光検
出器37の光軸は、一直線46上に定められる。したがっ
て、このような光磁気記録再生装置21を構成する際の構
成要素相互の位置調整も、容易に行なうことができる。
第3図は第1図の光検出器37を、光軸と平行な方向から
見た正面図である。光検出器37には斜線を施して示す円
板状の受光部40と、受光部40と同軸であって斜線を施し
て示す環状の受光部41とが設けられる。このような光検
出器37を、たとえば集光レンズ36から1/2波長板35とは
反対方向に、距離L1の位置に配置することによって、受
光部40で光38を受光し、受光部41で光39を受光すること
ができる。したがって受光部40,41からは、光38,39の強
度に対応した信号が出力されることができる。すなわち
受光部40は、前記一直線46を中心とする円板状に形成さ
れ、もう1つの受光部41は、前述のように受光部40と同
軸であってその受光部40から半径方向に空隙42を有する
環状に形成され、これら2つの受光部40,41の出力の差
を求めることによって、光磁気記録媒体28に記録された
磁化の方向に対応した情報を読出すことができる。
第4図は本発明の他の実施例の光検出器37の断面図であ
る。本実施例は前述の実施例に類似し、対応する部分に
は同一の参照符を付す。本実施例の注目すべき点は、第
3図を参照して説明した構成の光検出器37において、受
光部40の基板43とは反対側表面に、偏光部材44を設けた
ことである。偏光部材44は、第2図の実線で示される偏
光された光38を通過するような偏光を行なう。したがっ
て本実施例の光検出器37を、第2図の集光レンズ36から
距離L1の点に配置したとき、破線で示される偏光された
光39が受光部40に入射することが防がれる。したがっ
て、このような光検出器37から得られる光38,39に関す
る信号のいわゆるS/N比を向上することができる。
前述の実施例においては、偏光部材44は受光部40の表面
に配置されたが、第2図における破線で示される偏光さ
れた光39が、受光部40に入射することを防ぐことができ
る位置ならば、任意の場所に配置してよい。
効 果 以上のように本発明によれば、光源22から光磁気記録媒
体28に光を照射し、この反射光を、一直線46上でレンズ
36と光検出器37とを配置し、レンズ36は、反射光の2つ
の各偏光成分を、前記一直線46上で2つの異なる距離L
1,L2の各位置で集束させ、その一直線46上で一方の距離
L1の位置に光検出器37を配置し、この光検出器37は、一
直線46を中心とする円板状の第1受光部40と、その第1
受光部40と同軸であって空隙42を有して環状に形成され
た第2受光部41とを有し、これら第1および第2受光部
40,41の出力の差を求めることによって、光磁気記録媒
体28の磁化方向に対応した情報を読出すことができ、し
たがって単一の光検出器37を用いて反射光に含まれる2
つの偏光成分を読出すことができ、構成を簡略化するこ
とができる。しかも本発明によれば、レンズ36と光検出
器37とを前記一直線46上に配置すればよいので、構成を
簡略化することができ、また調整などが簡略化され、性
能の向上を図ることもまた可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の光磁気記録再生装置21のブ
ロック図、第2図は第1図の集光レンズ36付近の系統
図、第3図は第1図の光検出器37の正面図、第4図は本
発明の他の実施例の光検出器37の断面図、第5図は先行
技術の光磁気記録再生装置1のブロック図である。 21……光磁気記録再生装置、22……レーザ光発振装置、
28……記録媒体、35……1/2波長板、36……集光レン
ズ、37……光検出器、44……偏光部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光が照射されることによって2つの偏光成
    分が異なる反射光を出す光磁気記録媒体28と、 光磁気記録媒体28に光を照射する光源22と、 前記反射光を集光するレンズ36であって、各偏光成分
    を、そのレンズ36から一直線46上の2つの異なる距離L
    1,L2の各位置で集束させる光学的異方性を有するレンズ
    36と、 前記一直線46上で、一方の前記距離L1の位置に配置さ
    れ、前記一直線46を中心とする円板状の第1受光部40
    と、第1受光部40と同軸であって第1受光部40から半径
    方向に空隙42を有する環状の第2受光部41とを有する光
    検出器37と、 第1および第2受光部40,41の出力の差を求める手段と
    を含むことを特徴とする光磁気再生装置。
JP60052962A 1985-03-15 1985-03-15 光磁気再生装置 Expired - Fee Related JPH0673202B2 (ja)

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