JPH10184883A - 自動変速機のアップシフト制御装置 - Google Patents

自動変速機のアップシフト制御装置

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JPH10184883A
JPH10184883A JP8339233A JP33923396A JPH10184883A JP H10184883 A JPH10184883 A JP H10184883A JP 8339233 A JP8339233 A JP 8339233A JP 33923396 A JP33923396 A JP 33923396A JP H10184883 A JPH10184883 A JP H10184883A
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pressure
valve
fastening element
accumulator
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1の締結要素を解放し第2の締結要素を締
結してアップシフト後のギヤ位置を達成する自動変速機
のアップシフト制御装置において、アップシフト時、エ
ンジン負荷に対応して良好な変速品質を確保すること。 【解決手段】 エンジン負荷相当圧と第2の締結要素b
の入り圧とを作動信号圧とし、両者の差圧が設定差圧と
なったらアキュムレータcの背圧を供給側からドレーン
側に切り換えるアキュムレータ背圧制御バルブfと、ア
キュムレータ背圧制御バルブfに第2の締結要素bの入
り圧をかけるかドレーン側に切り換えるタイミングバル
ブhと、パワーオフによるアップシフト判断時、アップ
シフト開始から第2の締結要素bのピストンストローク
時間相当よりやや短い時間だけ一時的にタイミングバル
ブhをドレーン側に切り換え、その後、タイミングバル
ブhを第2の締結要素bの入り圧連通側に切り換える指
令をバルブ制御アクチュエータgに出力するアキュムレ
ータ背圧制御手段iと、を備えた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機のアッ
プシフト制御装置、特にアップシフト過渡期における解
放側の締結要素のアキュムレータ背圧制御技術に属す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動変速機の変速制御装置として
は、特開平5−248526号公報に記載の装置が知ら
れている。
【0003】この公報の第5図には、図12に示すよう
に、ロークラッチ50が解放され図外のバンドブレーキ
28が締結される3速から4速へのアップシフト時、ア
キュムレータ背圧と4速アプライ圧とを作動信号圧と
し、両者の差圧が設定差圧(例えば、ΔP=0.5kg/c
m2)となったらロークラッチ50のロークラッチアキュ
ムレータ83の背圧を供給側からドレーン側に切り換え
るロークラッチシーケンスバルブ90が示されている。
【0004】したがって、アキュムレータ背圧がある程
度高圧であるアクセル踏み込み状態での3−4アップシ
フト時には、図13に示すように、バンドブレーキ28
のサーボピストンストロークが終了した直後にロークラ
ッチシーケンスバルブ90がドレーン側に切り換えら
れ、ロークラッチ圧の低下と4速アプライ圧の上昇とが
最適なタイミングで行なわれることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の変速制御装置にあつては、アキュムレータ背圧が低
圧である3−4アップシフト時には、図14に示すよう
に、バンドブレーキ28のサーボピストンストロークが
終了する前の早期タイミングにてロークラッチシーケン
スバルブ90がドレーン側に切り換えられ、ロークラッ
チ50とバンドブレーキ28が共に解放状態となること
で、エンジンの空吹きを招く。
【0006】本発明が解決しようとする課題を下記の列
挙する。
【0007】課題1は、パワーオフ・アップシフト時、
アップシフト開始域でのアクセル踏み込みによるエンジ
ン空吹きの防止しながら、伝達トルクの引きや変速間延
び感を防止するアップシフト制御装置を提供することに
ある。
【0008】課題2は、パワーオン極低エンジン負荷域
でのアップシフト時、エンジン空吹きの発生がない良好
な変速品質を確保しながら、必要以上に引き込みショッ
クが長くなるのを防止するアップシフト制御装置を提供
することにある。
【0009】課題3は、パワーオン極低エンジン負荷域
を除くエンジン負荷域でのアップシフト時、エンジン空
吹き変速を確実に防止しながら、トルク引き込みや棚外
れショックを防止するアップシフト制御装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(解決手段1)上記課題1の解決手段1(請求項1)
は、図1のクレーム対応図に示すように、締結されてい
た第1の締結要素aから油圧を抜くと共に解放されてい
た第2の締結要素bへ油圧を入れてアップシフト後のギ
ヤ位置を達成する自動変速機のアップシフト制御装置に
おいて、アップシフト時かどうかを判断するアップシフ
ト判断手段cと、アクセル踏み込み操作領域のパワーオ
ン時かアクセル足離し領域のパワーオフ時かどうかを判
断するパワーオンオフ判断手段jと、エンジン負荷を検
出するエンジン負荷検出手段dと、アップシフトにより
解放される第1の締結要素aへの油路の途中に設けられ
たアキュムレータeと、エンジン負荷相当圧と第2の締
結要素の入り圧とを作動信号圧とし、両者の差圧が設定
差圧となったらアキュムレータeの背圧を供給側からド
レーン側に切り換えるアキュムレータ背圧制御バルブf
と、バルブ制御アクチュエータgの信号によってアキュ
ムレータ背圧制御バルブfに第2の締結要素bの入り圧
をかけるかドレーン側に切り換えるタイミングバルブh
と、パワーオフによるアップシフト判断時、アップシフ
ト開始から第2の締結要素bのピストンストローク時間
相当よりやや短い時間だけ一時的にタイミングバルブh
をドレーン側に切り換え、その後、タイミングバルブh
を第2の締結要素bの入り圧連通側に切り換える指令を
バルブ制御アクチュエータgに出力するアキュムレータ
背圧制御手段iと、を備えていることを特徴とする。
【0011】(解決手段2)上記課題2の解決手段2
(請求項2)は、図1のクレーム対応図に示すように、
請求項1記載の自動変速機のアップシフト制御装置にお
いて、前記アキュムレータ背圧制御手段iを、パワーオ
ン極低エンジン負荷域でのアップシフト判断時、アップ
シフト開始から第2の締結要素bのピストンストローク
時間相当よりやや長い時間、あるいは、検出されるギヤ
比が変速開始ギヤ比となるまで、一時的にタイミングバ
ルブhをドレーン側に切り換え、その後、タイミングバ
ルブhを第2の締結要素bの入り圧連通側に切り換える
指令をバルブ制御アクチュエータgに出力する手段とし
たことを特徴とする。
【0012】(解決手段3)上記課題3の解決手段3
(請求項3)は、請求項1または請求項2記載の自動変
速機のアップシフト制御装置において、前記アキュムレ
ータ背圧制御手段iを、極低エンジン負荷域を除くパワ
ーオンエンジン負荷領域でのアップシフト判断時、アッ
プシフト開始から第2の締結要素bのピストンストロー
ク時間相当よりやや短い時間だけ一時的にタイミングバ
ルブhをドレーン側に切り換え、その後、タイミングバ
ルブhを第2の締結要素bの入り圧連通側に切り換える
指令をバルブ制御アクチュエータgに出力する手段とし
たことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)実施の形態1は、解決手段1〜解決手
段3に対応する自動変速機のアップシフト制御装置であ
る。
【0014】まず、実施の形態1のアップシフト制御装
置が適用された自動変速機の全体概略を説明する。
【0015】図2は自動変速機の動力伝達機構を示すス
ケルトン図である。
【0016】図2において、INは入力軸、OUTは出
力軸、FPGはフロント遊星ギヤ、RPGはリヤ遊星ギ
ヤであり、フロント遊星ギヤFPGは、第1サンギヤS
1と第1リングギヤR1と第1ピニオンP1と第1ピニ
オンキャリヤC1を有し、リヤ遊星ギヤRPGは、第2
サンギヤS2と第2リングギヤR2と第2ピニオンP2
と第2ピニオンキャリヤC2を有する。
【0017】上記ギヤトレーンを用い前進4速・後退1
速の変速段を得る締結要素として、リバースクラッチR
EV/C(以下、R/C)、ハイクラッチHIGH/C
(以下、H/C)、2−4ブレーキ2-4/B、ロークラッ
チLOW/C(以下、L/C)、ロー&リバースブレー
キL&R/B、ローワンウェイクラッチLOW O.W.C が設
けられている。
【0018】前記第1サンギヤS1は、第1回転メンバ
M1及びリバースクラッチR/Cを介して入力軸INに
連結されていると共に、第1回転メンバM1及び2−4
ブレーキ2-4/Bを介してケースKに連結されている。
【0019】前記第1キャリヤC1は、第2回転メンバ
M2及びハイクラッチH/Cを介して入力軸INに連結
されていると共に、第3回転メンバM3及びロー&リバ
ースブレーキL&R/Bを介してケースKに連結されて
いる。また、第1キャリヤC1は、第3回転メンバM3
及びロークラッチL/Cを介して第2リングギヤR2に
連結されている。尚、ロー&リバースブレーキL&R/
Bとは並列配置でローワンウェイクラッチLOW O.W.C が
設けられている。
【0020】前記第1リングギヤR1は、第4回転メン
バM4を介して第2キャリヤC2に直結され、されに、
第2キャリヤC2には出力軸OUTが直結されている。
【0021】前記第2サンギヤS2は、入力軸INに直
結されている。
【0022】なお、この動力伝達機構の特徴は、4−3
ダウンシフト時に変速ショックのない掛け替えタイミン
グを得るために採用されていたワンウェイクラッチと、
このワンウェイクラッチの採用に伴いエンジンブレーキ
を確保するために必要とされる油圧締結によるクラッチ
とを廃止し、締結要素の数を削減することで小型軽量化
を達成した点にある。
【0023】図3は上記動力伝達機構により前進4速・
後退1速の変速段を得る締結論理を示す図である。
【0024】第1速(1st)は、ロークラッチL/C
の油圧締結と、ロー&リバースブレーキL&R/Bの油
圧締結(エンジンブレーキレンジ選択時)もしくはロー
ワンウェイクラッチLOW O.W.C の機械締結(加速時)に
より得られる。すなわち、第2サンギヤ入力、第2リン
グギヤ固定、第2キャリヤ出力となる。
【0025】第2速(2nd)は、ロークラッチL/C
と2−4ブレーキ2-4/Bの油圧締結により得られる。す
なわち、第2サンギヤ入力、第1サンギヤ固定、第2キ
ャリヤ出力となる。
【0026】第3速(3rd)は、ハイクラッチH/C
とロークラッチL/Cの油圧締結により得られる。すな
わち、第2リングギヤと第2サンギヤの同時入力、第2
キャリヤ出力となる(変速比=1)。
【0027】第4速(4th)は、ハイクラッチH/C
と2−4ブレーキ2-4/Bの油圧締結により得られる。す
なわち、第1キャリヤ及び第2サンギヤ入力、第1サン
ギヤ固定、第2キャリヤ出力によるオーバドライブ変速
段となる。
【0028】後退速(Rev)は、リバースクラッチR
EV/Cとロー&リバースブレーキL&R/Bの油圧締
結により得られる。すなわち、第1,第2サンギヤ入
力、第1キャリヤ固定、第2キャリヤ出力となる。
【0029】尚、2−4ブレーキ2-4/Bは、多板クラッ
チと同様な構造による多板ブレーキである。
【0030】図4は上記変速段のうちDレンジ1速〜4
速の自動変速を達成するための締結要素とコントロール
バルブ部と電子制御部を示す制御システム図である。
【0031】図4には締結要素として、ロークラッチL
/Cと、2−4ブレーキ2-4/Bと、ハイクラッチH/C
が設けられている。
【0032】図4のコントロールバルブ部には、シフト
バルブ(A)1と、シフトバルブ(B)2と、アキュム
コントロールバルブ(A)3と、アキュムコントロール
バルブ(B)4と、ロークラッチタイミングバルブ5
と、ロークラッチシーケンスバルブ6と、2−4ブレー
キタイミングバルブ7と、2−4ブレーキシーケンスバ
ルブ8と、ロークラッチアキュムレータ9と、2−4ブ
レーキアキュムレータ10と、ハイクラッチアキュムレ
ータ11が設けられている。
【0033】前記シフトバルブ(A)1及びシフトバル
ブ(B)2は、シフトソレノイド(A)21及びシフト
ソレノイド(B)22の作動に応じて1速〜4速(O
D)の各変速段での油路切り替えを行なう。
【0034】前記アキュムコントロールバルブ(A)3
は、ライン圧デューティソレノイド23により作り出さ
れるソレノイド圧PSOLAの大きさに応じてライン圧PL
を減圧しアキュムコントロール圧(A)PACCMA を調圧
する。尚、ライン圧デューティソレノイド23により作
り出されるソレノイド圧PSOLAは、図外のプレッシャレ
ギュレータバルブにより作り出されるライン圧PL の信
号圧となるモディファイヤ圧を調圧するプレッシャモデ
ィファイヤバルブへも導かれる。
【0035】前記アキュムコントロールバルブ(B)4
は、2-4/Bデューティソレノイド24により作り出され
るソレノイド圧PSOLBの大きさに応じてライン圧PL を
減圧しアキュムコントロール圧(B)PACCMB を調圧す
る。
【0036】前記ロークラッチタイミングバルブ5は、
ロークラッチタイミングソレノイド25がOFFの時に
信号圧油路をドレーン側とし、ONの時に油圧発生によ
り信号圧油路を連通側とする切り換えバルブである。
【0037】前記ロークラッチシーケンスバルブ6は、
4速へのシフトアップ時または4速からのシフトダウン
時にロークラッチアキュムレータ9の背圧制御を行な
う。
【0038】前記2−4ブレーキタイミングバルブ7
は、2−4ブレーキタイミングソレノイド26がOFF
の時に信号圧油路をドレーン側とし、ONの時に油圧発
生により信号圧油路を連通側とする切り換えバルブであ
る。
【0039】前記2−4ブレーキシーケンスバルブ8
は、3速へのシフトアップ時または3速からのシフトダ
ウン時の2−4ブレーキアキュムレータ10の背圧制御
を行なう。
【0040】前記ロークラッチアキュムレータ9は、そ
の背圧室にロークラッチシーケンスバルブ6を介してア
キュムコントロール圧(A)PACCMA が導かれ、ローク
ラッチL/Cの締結・解放を滑らかにする。
【0041】前記2−4ブレーキアキュムレータ10
は、その背圧室に2−4ブレーキシーケンスバルブ8を
介してアキュムコントロール圧(B)PACCMB が導か
れ、2−4ブレーキ2-4/Bの締結・解放を滑らかにす
る。
【0042】前記ハイクラッチアキュムレータ11は、
その背圧室にアキュムコントロール圧(A)PACCMA が
そのまま導かれ、ハイクラッチH/Cの締結・解放を滑
らかにする。
【0043】図4の電子制御部には、A/Tコントロー
ルユニット20からの駆動指令に応じて油圧を制御する
アクチュエータとして、シフトソレノイド(A)21
と、シフトソレノイド(B)22と、ライン圧デューテ
ィソレノイド23と、2-4/Bデューティソレノイド24
と、ロークラッチタイミングソレノイド25と、2-4/B
タイミングソレノイド26が設けられている。
【0044】また、A/Tコントロールユニット20へ
入力情報をもたらす情報源として、スロットル開度を検
出するスロットルセンサ27と、車速を検出する車速セ
ンサ28と、タービン回転を検出するタービンセンサ2
9と、油温を検出する油温センサ30と、他のセンサ・
スイッチ類31が設けられている。
【0045】ここで、Dレンジ時に1速〜4速を自動的
に変速する変速制御は、図6に示すような変速点特性モ
デル図と検出されたスロットル開度及び車速に基づき、
アップシフトあるいはアップシフトの変速線を横切った
時に変速指令が出され、この変速指令により次に移行す
るギヤ位置が決定され、決定されたギヤ位置を得るべく
図5に示すシフトソレノイド作動表にしたがってA/T
コントロールユニット20からシフトソレノイド(A)
21とシフトソレノイド(B)22に対しONまたはO
FFの指令を出すことで制御される。
【0046】次に、作用を説明する。
【0047】[2−3アップシフトの電子制御作動]図
7は2−4ブレーキ2-4/B(第1の締結要素aに相当)
が解放されハイクラッチH/C(第2の締結要素bに相
当)が締結される2−3アップシフト時にA/Tコント
ロールユニット20で行なわれるアップシフト制御作動
の流れを示すフローチャートである(アキュムレータ背
圧制御手段iに相当)。
【0048】まず、図7のステップ70において、2−
3アップシフト時かどうかが判断される。この判断は、
図6に示す変速点モデル特性上で2−3アップシフト線
を横切って2−3アップシフト指令信号の出力により判
断される。(アップシフト判断手段cに相当)。尚、2
−3アップシフト時であると判断されると、判断時から
の経過時間にをあらわすタイマ値Tを増加する処理がな
され、スロットル開度TH等の必要とする入力情報が読
み込まれる。
【0049】ステップ71では、シフトソレノイド
(A)21への指令がOFFのままで、シフトソレノイ
ド(B)22への指令がONからOFFに切り換えられ
る。
【0050】ステップ72では、パワーオン時かパワー
オフ時かどうかが判断される(パワーオンオフ判断手段
jに相当)。この判断は、例えば、検出されるスロット
ル開度THがゼロもしくはゼロに近い極低開度以下であ
るとパワーオフ時であり、それ以外はパワーオン時であ
ると判断される。
【0051】ステップ73では、スロットルセンサ27
(エンジン負荷検出手段dに相当)検出されるスロット
ル開度THが設定スロットル開度THO(例えば、TH
O=1/16等の低開度域の値)を超えているかどうか
が判断される。
【0052】このステップ72,73の判断により、パ
ワーオフ判断時にはステップ74〜ステップ79のパワ
ーオフ時制御(1) が行なわれ、パワーオン時で極低開度
域の時にはステップ80〜ステップ85のパワーオン極
低開度制御(2) が行なわれ、パワーオン時で低〜高開度
域の時にはステップ86〜ステップ91のパワーオン低
〜高開度制御(3) が行なわれる。
【0053】ここで、ステップ72,73では、パワー
オンオフ判断とエンジン負荷判断とを個別に行なう例を
示したが、図8に示すように、スロットル開度THと車
速VSPによる二次元マップを作成しておき、パワーオフ
時制御(1) かパワーオン極低開度制御(2) かパワーオン
低〜高開度制御(3) かを併せて同時に判断するようにし
ても良い。尚、図8(イ) ,(ロ) はスロットル開度THの
大きさのみによる判断マップであり、図8(ハ) ,(ニ) は
車速VSPが高車速であるほどスロットル開度THのしき
い値を高める判断マップである。
【0054】ステップ74,80,86では、2-4/Bタ
イミングソレノイド26に対してON指令からOFF指
令に切り換える指令が出力される。
【0055】ステップ75,81,87では、変速開始
からのタイマ値Tが第1設定タイマ値T1,第2設定タ
イマ値T2,第3設定タイマ値T3以上かどうかが判断
され、T≧T1,T≧T2T≧T3の条件を満足するま
でOFF指令が維持される。ここで、第1設定タイマ値
T1及び第3設定タイマ値T3は、ハイクラッチH/C
のピストンストローク時間相当よりやや短い時間に設定
される。
【0056】また、第2設定タイマ値T2は、ハイクラ
ッチH/Cのピストンストローク時間相当よりやや長い
時間に設定される。
【0057】尚、ステップ81でのタイマ値判断に代
え、検出されるギヤ比が変速開始ギヤ比G’(図10参
照)となったかどうかのギヤ比判断にしても良い。
【0058】ステップ76,82,88では、ステップ
75,81,87でYESと判断されると、2-4/Bタイ
ミングソレノイド26に対してOFF指令からON指令
に切り換える指令が出力される。
【0059】ステップ77,83,89では、ライン圧
デューテイソレノイド23と2-4/Bデューテイソレノイ
ド24に対し変速時アキュムレータ圧制御が行なわれる
(図9,図10,図11参照)。
【0060】ステップ78,84,90では、変速開始
からのタイマ値Tが予め設定されている変速終了タイマ
値T0以上であるかどうかが判断される。
【0061】ステップ79,85,91では、ステップ
78,84,90でYESと判断されると、ライン圧デ
ューテイソレノイド23と2-4/Bデューテイソレノイド
24に対し変速時アキュムレータ圧制御から通常制御に
復帰する指令が出力される。尚、ロークラッチタイミン
グソレノイド25に対してはON指令が出力されてい
る。
【0062】[アキュムレータ背圧制御作用]2−3ア
ップシフトの変速判断がなされると、シフトソレノイド
(B)22への指令がONからOFFに切り換えられ、
ハイクラッチH/Cへの油路がドレーン側からDレンジ
圧供給側に切り換えられ、2−4ブレーキ2-4/Bへの油
路がDレンジ圧供給側からドレーン側に切り換えられ
る。
【0063】そして、変速過渡期のハイクラッチH/C
と2−4ブレーキ2-4/Bの変速油圧制御はいずれもアキ
ュムレータ背圧制御により行なわれ、一方のハイクラッ
チH/Cのアキュムレータ背圧制御は、アキュムコント
ロール圧(A)PACCMA を作り出すライン圧デューテイ
ソレノイド23によりなされ、他方の2−4ブレーキ2-
4/Bのアキュムレータ背圧制御は、アキュムコントロー
ル圧(B)PACCMB を作り出す2-4/Bデューテイソレノ
イド24と、2-4/Bタイミングバルブ7を切り換える2-
4/Bタイミングソレノイド26によりなされる。
【0064】*パワーオフ時制御 図9に示すタイムチャートに基づいてパワーオフ時の2
−3アップシフト制御作用について説明する。
【0065】踏み込み状態からの足離し(THが2/8
→0/8)、あるいは、足離し状態のままで(THが0
/8→0/8)の2−3アップシフト時、入れ圧である
ハイクラッチ圧PH/C は、ハイクラッチH/Cのアキュ
ムレータ背圧制御により、図9に示すように、棚圧特性
により上昇し、抜き圧である2−4ブレーキ圧P2-4/B
は、2−4ブレーキ2-4/Bのアキュムレータ背圧制御に
より、図9に示すように、背圧が確保される変速開始か
ら第1設定タイマ値T1までの間は棚圧特性を示し、そ
の後、背圧ドレーンに伴って急激に低下する特性を示
す。
【0066】2−4ブレーキ2-4/Bのアキュムレータ背
圧制御について説明する。
【0067】まず、変速開始から第1設定タイマ値T1
の間は、2-4/Bタイミングソレノイド26に対し一時的
にOFF指令が出力され、2-4/Bタイミングバルブ7は
ドレーン側に固定され、2−4ブレーキシーケンスバル
ブ8(アキュムレータ背圧制御バルブfに相当)へは作
動信号圧が供給されず、2−4ブレーキシーケンスバル
ブ8は背圧供給側にロックされたたままとなり、2−4
ブレーキアキュムレータ10(アキュムレータeに相
当)にはアキュムコントロール圧(B)PACCMBが供給
される。
【0068】そして、第1設定タイマ値T1を経過する
と、2-4/Bタイミングソレノイド26に対しON指令が
出力され、2-4/Bタイミングバルブ7は作動信号圧供給
側に固定され、2−4ブレーキシーケンスバルブ8には
作動信号圧であるハイクラッチ圧PH/C が供給され、2
−4ブレーキシーケンスバルブ8はその特性に従って背
圧ドレーン側に切り換えられ、2−4ブレーキアキュム
レータ10の背圧が抜かれる。
【0069】よって、変速開始から第1設定タイマ値T
1の間は、2−4ブレーキ2-4/Bの締結が保持されてい
る2速状態であるため、変速開始直後に運転者がアクセ
ル踏み込み操作を行なっても、エンジンの空吹きが防止
される。
【0070】ちなみに、変速開始域で2-4/Bタイミング
ソレノイド26への指令を逆にON指令とすると、2−
4ブレーキシーケンスバルブ8へ作動信号圧が供給され
ることで、変速開始直後に2−4ブレーキシーケンスバ
ルブ8が切り換えられ、背圧ドレーンにより2−4ブレ
ーキ圧P2-4/B は、図9のP2-4/B 1点鎖線特性に示す
ように急激に低下する。このため、変速開始域では2−
4ブレーキ圧P2-4/Bもハイクラッチ圧PH/C も締結容
量がほとんどなくニュートラル状態に近い状態となり、
変速開始直後に運転者がアクセル踏み込み操作を行なっ
た場合、エンジンの空吹きが発生する。
【0071】また、第1設定タイマ値T1の経過後は、
2−4ブレーキ圧P2-4/B が急激に低下し早期のギヤ比
変化により変速が進行するし、エンジン回転数NE も早
期に低下するし、伝達トルクTQ はギヤ比変化に伴って
徐々に高まり、その後、いくぶん低下する特性となり、
伝達トルクの引き込みや変速間延び感のない良好な変速
品質によるアップシフトが達成される。
【0072】すなわち、パワーオフ時においては、自ら
エンジンが空吹くことがなく、2−4ブレーキシーケン
スバルブ8の切り換え機能を働かせても問題ない。逆
に、2−4ブレーキシーケンスバルブ8の切り換えを禁
止し、背圧供給側に固定した場合、2−4ブレーキ圧P
2-4/B は、図9のP2-4/B 点線特性に示すようになり、
エンジン回転数NE の低下がt1 時間遅れ、伝達トルク
TQ の引き込みが生じるし、ギヤ比の低下も遅れて変速
間延び感が生じる問題点が現われる。
【0073】*パワーオン極低開度制御 図10に示すタイムチャートに基づき、パワーオン時
で、且つ、スロットル開度が極低開度域での2−3アッ
プシフト制御作用について説明する。
【0074】わずかな踏み込み状態のままで(THが1
/16→1/16)、2−3アップシフトの変速時、入れ圧
であるハイクラッチ圧PH/C は、ハイクラッチH/Cの
アキュムレータ背圧制御により、図10に示すように、
棚圧特性を示し、抜き圧である2−4ブレーキ圧P2-4/
B は、2−4ブレーキ2-4/Bのアキュムレータ背圧制御
により、図10に示すように、背圧が確保される変速開
始から第2設定タイマ値T2までの間は棚圧特性を示
し、その後、背圧ドレーンに伴って急激に低下する特性
を示す。
【0075】2−4ブレーキ2-4/Bのアキュムレータ背
圧制御について説明する。
【0076】まず、変速開始から第2設定タイマ値T2
の間は、2-4/Bタイミングソレノイド26に対し一時的
にOFF指令が出力され、2-4/Bタイミングバルブ7は
ドレーン側に固定され、2−4ブレーキシーケンスバル
ブ8へは作動信号圧が供給されず、2−4ブレーキシー
ケンスバルブ8は背圧供給側にロックされたたままとな
り、2−4ブレーキアキュムレータ10にはアキュムコ
ントロール圧(B)PACCMB が供給される。
【0077】そして、第2設定タイマ値T2を経過する
と、2-4/Bタイミングソレノイド26に対しON指令が
出力され、2-4/Bタイミングバルブ7は作動信号圧供給
側に固定され、2−4ブレーキシーケンスバルブ8には
作動信号圧であるハイクラッチ圧PH/C が供給され、2
−4ブレーキシーケンスバルブ8はその特性に従って背
圧ドレーン側に切り換えられ、2−4ブレーキアキュム
レータ10の背圧が抜かれる。
【0078】よって、変速開始から第2設定タイマ値T
2の間は、2−4ブレーキ2-4/Bの締結を保持し、第2
設定タイマ値T2を経過するとすみやかに2−4ブレー
キ2-4/Bを解放する方向に制御されるため、変速中は2
−4ブレーキシーケンスバルブ8の切り換え機能を生か
したままとするソレノイドON制御と比べた場合、エン
ジン空吹きの発生がない良好な変速品質が確保される
し、また、変速中は2−4ブレーキシーケンスバルブ8
の切り換え機能を殺し背圧を保持したままとするソレノ
イドOFF制御と比べた場合、必要以上に引き込みショ
ックが長くなるのが防止される。
【0079】すなわち、2−4ブレーキシーケンスバル
ブ8の切り換え機能を生かしたままであると、図10の
点線特性に示すように、ピストンストロークが終了する
前の早期タイミングにて2−4ブレーキシーケンスバル
ブ8がドレーン側に切り換えられて2−4ブレーキ2-4/
BとハイクラッチH/Cが共に解放状態(ニュートラル
状態)となることにより、クラッチピストンストローク
が終わってハイクラッチH/Cの締結容量が発生するま
での時間t2 の域でエンジンの空吹きが発生し、このエ
ンジン空吹きに伴って引き込みショックが発生する。
【0080】また、変速中は2−4ブレーキシーケンス
バルブ8の切り換え機能を殺し背圧を保持したままとす
ると、2−4ブレーキ2-4/Bの抜き圧低下が図10の1
点鎖線ブレーキ圧特性に示すようにハイクラッチH/C
が締結容量を持つまで待たれることになり、エンジン回
転数NE の空吹きによる上昇がないし、エンジン空吹き
に伴う伝達トルクTQ の引き込みも抑えられる。しか
し、変速間延びとなり、図10の1点鎖線トルク特性に
示すように必要以上に長い引き込みショックとなる。
【0081】そこで、本願発明では、エンジンの空吹き
防止と引き込みショックの低減との両立を図るべく第2
設定タイマ値T2を境としてソレノイドOFF制御から
ON制御へと切り換える背圧制御を採用した。
【0082】*パワーオン低〜高開度制御 図11に示すタイムチャートに基づき、パワーオン時
で、且つ、スロットル開度が低〜高開度域での2−3ア
ップシフト制御作用について説明する。
【0083】例えば、アクセル踏み込み状態のままで
(THが1/8→1/8)、2−3アップシフト時、入
り圧であるハイクラッチ圧PH/C は、ハイクラッチH/
Cのアキュムレータ背圧制御により、図11に示すよう
に、棚圧特性を示し、抜き圧である2−4ブレーキ圧P
2-4/B は、2−4ブレーキ2-4/Bのアキュムレータ背圧
制御により、図11に示すように、背圧が確保される変
速開始から2−4ブレーキシーケンスバルブ8の切り換
え時期までの間は棚圧特性を示し、その後、背圧ドレー
ンに伴って急激に低下する特性を示す。
【0084】まず、変速開始から第3設定タイマ値T3
の間は、2-4/Bタイミングソレノイド26に対し一時的
にOFF指令が出力され、2-4/Bタイミングバルブ7は
ドレーン側に固定され、2−4ブレーキシーケンスバル
ブ8へは作動信号圧が供給されず、2−4ブレーキシー
ケンスバルブ8は背圧供給側にロックされたたままとな
り、2−4ブレーキアキュムレータ10にはアキュムコ
ントロール圧(B)PACCMB が供給される。
【0085】そして、第3設定タイマ値T3を経過する
と、2-4/Bタイミングソレノイド26に対しON指令が
出力され、2-4/Bタイミングバルブ7は作動信号圧供給
側に固定され、2−4ブレーキシーケンスバルブ8には
作動信号圧であるハイクラッチ圧PH/C が供給され、2
−4ブレーキシーケンスバルブ8はその特性に従って背
圧ドレーン側に切り換えられ、2−4ブレーキアキュム
レータ10の背圧が抜かれる。
【0086】よって、変速開始から第3設定タイマ値T
3の間は、2−4ブレーキ2-4/Bの締結が保持されてい
るため、ハイクラッチH/Cのピストンストローク時に
異常圧(ピストン引っかかり等)が発生したような場合
や、低温時のようにコントロールバルブの内圧がクラッ
チの末端圧より一瞬高くなり、これにより2−4シーケ
ンスバルブが切り替わって、2−4ブレーキ圧P2-4/B
が低下することはない。つまり、変速中は2-4/Bタイミ
ングソレノイド26にON指令を出力し、2−4ブレー
キシーケンスバルブ8の切り換え機能を生かしたままと
する制御の場合、ハイクラッチH/Cのピストンストロ
ーク時に異常圧が発生したような場合、間違って2−4
ブレーキシーケンスバルブ8が作動し、2−4ブレーキ
圧P2-4/B が早期に低下し、エンジンの空吹き変速とな
ってしまう。
【0087】そして、第3設定タイマ値T3を経過する
と、2-4/Bタイミングソレノイド26に対しON指令の
出力され、2-4/Bタイミングバルブ7は2−4ブレーキ
シーケンスバルブ8に作動信号圧であるハイクラッチ圧
PH/C を供給する側に切り換えられるため、2−4ブレ
ーキシーケンスバルブ8は、アキュムコントロール圧
(A)PACCMA とハイクラッチ圧PH/C との差圧ΔPが
設定差圧となると、2−4ブレーキアキュムレータ10
にアキュムコントロール圧(B)PACCMB を供給する側
からドレーンする側へと切り換わる。すなわち、パワー
オン時でスロットル開度THが極低開度でない時には、
アキュムコントロール圧(A)PACCMA がスロットル開
度THの大きさに応じた圧力レベルであるため、変速判
断からクラッチピストンストロークを経過した後、ハイ
クラッチ圧PH/C との差圧ΔPが設定差圧となり、2−
4ブレーキアキュムレータ10の背圧がドレーンされる
ことになる。
【0088】よって、クラッチピストンストロークの経
過直後である最適な時期にギヤ比が2−4ブレーキ圧の
低下に伴って低下して変速が進行するし、エンジン回転
数NE も2−4ブレーキ圧P2-4/B の低下に伴って低下
するし、伝達トルクTQ は2−4ブレーキシーケンスバ
ルブ8の切り換え直後に一時的に低下するものの変動幅
は小さいものとなり、2−4ブレーキシーケンスバルブ
8の切り換えにより狙いの良好な変速品質によるアップ
シフトが達成される。
【0089】すなわち、パワーオン時で、且つ、スロッ
トル開度が低〜高開度域での2−3アップシフト時に2
−4ブレーキシーケンスバルブ8の切り換えをピストン
ストロークよりも長い時間禁止した場合、図11の点線
特性に示すように、2−4ブレーキ圧P2-4/B の抜き棚
圧の低下が2−4ブレーキシーケンスバルブ8の切り換
え時点からt3 の時間経過するまで遅れることになり、
この間においてエンジン回転数NE の上昇に伴い伝達ト
ルクTQ の引き込みが発生するし、場合によっては、変
速終了時期がアキュムレータ棚圧終了時期よりも遅くな
り、棚はずれショックとなる。
【0090】また、2−4ブレーキシーケンスバルブ8
の切り替え機能を生かしたままだと一点鎖線のように異
常圧でシーケンスバルブ8がドレーン側に切り替わり空
吹きを生じることとなる。
【0091】次に、効果を説明する。
【0092】(1)アキュムコントロール圧PACCMA と
ハイクラッチH/Cへのハイクラッチ圧PH/C とを作動
信号圧とし、両者の差圧が設定差圧ΔPとなったら2−
4ブレーキアキュムレータ10の背圧を供給側からドレ
ーン側に切り換える2−4ブレーキシーケンスバルブ8
と、パワーオフによる2−3アップシフト判断時、アッ
プシフト開始からハイクラッチH/Cのピストンストロ
ーク時間相当よりやや短い第1設定タイマ値T1だけ一
時的に2-4/Bタイミングバルブ7をドレーン側に切り換
え、その後、2-4/Bタイミングバルブ7を2−4ブレー
キシーケンスバルブ8の作動信号圧であるハイクラッチ
圧PH/C を連通側に切り換える指令を2-4/Bタイミング
ソレノイド26に出力するアキュムレータ背圧制御を行
なう装置としたため、2−3パワーオフ・アップシフト
時、アップシフト開始域でのアクセル踏み込みによるエ
ンジン空吹きの防止しながら、伝達トルクの引きや変速
間延び感を防止するアップシフト制御装置を提供するこ
とができる。
【0093】(2)パワーオン極低エンジン負荷域での
2−3アップシフト判断時、アップシフト開始からハイ
クラッチH/Cのピストンストローク時間相当よりやや
長い第2設定タイマ値T2だけ一時的に2-4/Bタイミン
グバルブ7をドレーン側に切り換え、その後、2-4/Bタ
イミングバルブ7を2−4ブレーキシーケンスバルブ8
の作動信号圧であるハイクラッチ圧PH/C を連通側に切
り換える指令を2-4/Bタイミングソレノイド26に出力
するアキュムレータ背圧制御を行なう装置としたため、
パワーオン極低エンジン負荷域でのアップシフト時、エ
ンジン空吹きの発生がない良好な変速品質を確保しなが
ら、必要以上に引き込みショックが長くなるのを防止す
るアップシフト制御装置を提供することができる。
【0094】(3)極低エンジン負荷域を除くパワーオ
ンエンジン負荷領域でのアップシフト判断時、アップシ
フト開始からハイクラッチH/Cのピストンストローク
時間相当よりやや短い第3設定タイマ値T3だけ一時的
に2-4/Bタイミングバルブ7をドレーン側に切り換え、
その後、2-4/Bタイミングバルブ7を2−4ブレーキシ
ーケンスバルブ8の作動信号圧であるハイクラッチ圧P
H/C を連通側に切り換える指令を2-4/Bタイミングソレ
ノイド26に出力するアキュムレータ背圧制御を行なう
装置としたため、パワーオン極低エンジン負荷域を除く
エンジン負荷域でのアップシフト時、エンジン空吹き変
速を確実に防止しながら、トルク引き込みや棚外れショ
ックを防止するアップシフト制御装置を提供することが
できる。
【0095】(その他の実施の形態)実施の形態1で
は、2−3アップシフトの例を示したが、ロークラッチ
L/Cが解放され、2−4ブレーキ2-4/Bが締結される
3−4アップシフトの場合にも適用することができる。
この場合、ロークラッチアキュムレータ9の背圧がロー
クラッチシーケンスバルブ6(アキュムレータ背圧制御
バルブ)により制御されることになる。また、自動変速
機が5速の場合には4−5アップシフトの場合にも本発
明のアップシフト制御を適用することができる。
【0096】実施の形態1では、デューティソレノイド
としてライン圧デューティソレノイド23と2-4/Bデュ
ーティソレノイド24の2つを用いるシステム例を示し
たが、アキュムレータ圧を制御するデューティソレノイ
ドとして少なくとも一つのデューティソレノイドが設け
られたシステムにも適用することができる。
【0097】実施の形態1では、Dレンジ位置の場合に
ついて説明したが、2−3アップシフトが行なわれる他
のマニュアルレンジ位置の時にも適用でき、この場合、
Dレンジ位置の時とマニュアルレンジ位置の時とで極低
エンジン負荷領域の判断しきい値をマニュアルレンジで
領域拡大するように設定しても良い。
【0098】実施の形態1では、エンジン負荷検出手段
としてスロットルセンサを用いる例を示したが、エンジ
ン吸気圧センサ等を用いても良い。
【0099】パワーオンオフを判断するにあたっては、
スロットル開度,車速,エンジン回転数,タービン回転
数,油温,ギヤ位置,レンジ位置,エンジン吸入空気質
量等の1つあるいは複数の組み合わせを用いて判断する
ようにしても良い。
【0100】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、締結さ
れていた第1の締結要素から油圧を抜くと共に解放され
ていた第2の締結要素へ油圧を入れてアップシフト後の
ギヤ位置を達成する自動変速機のアップシフト制御装置
において、エンジン負荷相当圧と第2の締結要素の入り
圧とを作動信号圧とし、両者の差圧が設定差圧となった
らアキュムレータの背圧を供給側からドレーン側に切り
換えるアキュムレータ背圧制御バルブと、バルブ制御ア
クチュエータの信号によってアキュムレータ背圧制御バ
ルブに第2の締結要素の入り圧をかけるかドレーン側に
切り換えるタイミングバルブと、パワーオフによるアッ
プシフト判断時、アップシフト開始から第2の締結要素
のピストンストローク時間相当よりやや短い時間だけ一
時的にタイミングバルブをドレーン側に切り換え、その
後、タイミングバルブを第2の締結要素の入り圧連通側
に切り換える指令をバルブ制御アクチュエータに出力す
るアキュムレータ背圧制御手段と、を備えた手段とした
ため、パワーオフ・アップシフト時、アップシフト開始
域でのアクセル踏み込みによるエンジン空吹きの防止し
ながら、伝達トルクの引きや変速間延び感を防止するア
ップシフト制御装置を提供することできるという効果が
得られる。
【0101】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の自動変速機のアップシフト制御装置において、ア
キュムレータ背圧制御手段を、パワーオン極低エンジン
負荷域でのアップシフト判断時、アップシフト開始から
第2の締結要素のピストンストローク時間相当よりやや
長い時間、あるいは、検出されるギヤ比が変速開始ギヤ
比となるまで、一時的にタイミングバルブをドレーン側
に切り換え、その後、タイミングバルブを第2の締結要
素の入り圧連通側に切り換える指令をバルブ制御アクチ
ュエータに出力する手段としたため、上記効果に加え、
パワーオン極低エンジン負荷域でのアップシフト時、エ
ンジン空吹きの発生がない良好な変速品質を確保しなが
ら、必要以上に引き込みショックが長くなるのを防止す
るアップシフト制御装置を提供することを達成すること
ができる。
【0102】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
または請求項2記載の自動変速機のアップシフト制御装
置において、アキュムレータ背圧制御手段を、極低エン
ジン負荷域を除くパワーオンエンジン負荷領域でのアッ
プシフト判断時、アップシフト開始から第2の締結要素
のピストンストローク時間相当よりやや短い時間だけ一
時的にタイミングバルブをドレーン側に切り換え、その
後、タイミングバルブを第2の締結要素の入り圧連通側
に切り換える指令をバルブ制御アクチュエータに出力す
る手段としたため、上記効果に加え、パワーオン極低エ
ンジン負荷域を除くエンジン負荷域でのアップシフト
時、エンジン空吹き変速を確実に防止しながら、トルク
引き込みや棚外れショックを防止するアップシフト制御
装置を提供することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動変速機のアップシフト制御装置を
示すクレーム対応図である。
【図2】実施の形態1の油圧制御装置が適用された自動
変速機の動力伝達機構を示すスケルトン図である。
【図3】実施の形態1の油圧制御装置が適用された自動
変速機の締結論理表を示す図である。
【図4】実施の形態1のアップシフト制御装置が適用さ
れた油圧制御部及び電子制御部を示す全体システム図で
ある。
【図5】実施の形態1の油圧制御装置のシフトソレノイ
ド作動表を示す図である。
【図6】実施の形態1の油圧制御装置の変速点特性モデ
ルの一例を示す図である。
【図7】実施の形態1のA/Tコントロールユニットに
より行なわれる2−3アップシフト制御作動の流れを示
すフローチャートである。
【図8】パワーオンオフ判断とエンジン負荷判断とを併
せて行なう判断マップの例を示す図である。
【図9】実施の形態1のパワーオフ状況での2−3アッ
プシフト時における制御指令,油圧,ギヤ比,伝達トル
ク等の各過渡特性を示すタイムチャートである。
【図10】実施の形態1のパワーオン・極低開度状況で
の2−3アップシフト時における制御指令,油圧,ギヤ
比,伝達トルク等の各過渡特性を示すタイムチャートで
ある。
【図11】実施の形態1のパワーオン・低〜高開度状況
での2−3アップシフト時における制御指令,油圧,ギ
ヤ比,伝達トルク等の各過渡特性を示すタイムチャート
である。
【図12】従来の自動変速機のアップシフト制御装置を
示す概略図である。
【図13】従来装置でのパワーオン・低〜高開度状況で
の2−3アップシフト時におけるエンジン回転数特性及
びクラッチ油圧過渡特性を示すタイムチャートである。
【図14】従来装置でのパワーオン・極低開度状況での
2−3アップシフト時におけるエンジン回転数特性及び
クラッチ油圧過渡特性を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
a 第1の締結要素 b 第2の締結要素 c アップシフト判断手段 d エンジン負荷検出手段 e アキュムレータ f アキュムレータ背圧制御バルブ g バルブ制御アクチュエータ h タイミングバルブ i アキュムレータ背圧制御手段 j パワーオンオフ判断手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16H 63:12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 締結されていた第1の締結要素から油圧
    を抜くと共に解放されていた第2の締結要素へ油圧を入
    れてアップシフト後のギヤ位置を達成する自動変速機の
    アップシフト制御装置において、 アップシフト時かどうかを判断するアップシフト判断手
    段と、 アクセル踏み込み操作領域のパワーオン時かアクセル足
    離し領域のパワーオフ時かどうかを判断するパワーオン
    オフ判断手段と、 エンジン負荷を検出するエンジン負荷検出手段と、 アップシフトにより解放される第1の締結要素への油路
    の途中に設けられたアキュムレータと、 エンジン負荷相当圧と第2の締結要素の入り圧とを作動
    信号圧とし、両者の差圧が設定差圧となったらアキュム
    レータの背圧を供給側からドレーン側に切り換えるアキ
    ュムレータ背圧制御バルブと、 バルブ制御アクチュエータの信号によってアキュムレー
    タ背圧制御バルブに第2の締結要素の入り圧をかけるか
    ドレーン側に切り換えるタイミングバルブと、パワーオ
    フによるアップシフト判断時、アップシフト開始から第
    2の締結要素のピストンストローク時間相当よりやや短
    い時間だけ一時的にタイミングバルブをドレーン側に切
    り換え、その後、タイミングバルブを第2の締結要素の
    入り圧連通側に切り換える指令をバルブ制御アクチュエ
    ータに出力するアキュムレータ背圧制御手段と、 を備えていることを特徴とする自動変速機のアップシフ
    ト制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動変速機のアップシフ
    ト制御装置において、 前記アキュムレータ背圧制御手段を、パワーオン極低エ
    ンジン負荷域でのアップシフト判断時、アップシフト開
    始から第2の締結要素のピストンストローク時間相当よ
    りやや長い時間、あるいは、検出されるギヤ比が変速開
    始ギヤ比となるまで、一時的にタイミングバルブをドレ
    ーン側に切り換え、その後、タイミングバルブを第2の
    締結要素の入り圧連通側に切り換える指令をバルブ制御
    アクチュエータに出力する手段としたことを特徴とする
    自動変速機のアップシフト制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の自動変速
    機のアップシフト制御装置において、 前記アキュムレータ背圧制御手段を、極低エンジン負荷
    域を除くパワーオンエンジン負荷領域でのアップシフト
    判断時、アップシフト開始から第2の締結要素のピスト
    ンストローク時間相当よりやや短い時間だけ一時的にタ
    イミングバルブをドレーン側に切り換え、その後、タイ
    ミングバルブを第2の締結要素の入り圧連通側に切り換
    える指令をバルブ制御アクチュエータに出力する手段と
    したことを特徴とする自動変速機のアップシフト制御装
    置。
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