JPH10184490A - 内燃機関のインジェクタ用コネクタブロック - Google Patents

内燃機関のインジェクタ用コネクタブロック

Info

Publication number
JPH10184490A
JPH10184490A JP34333296A JP34333296A JPH10184490A JP H10184490 A JPH10184490 A JP H10184490A JP 34333296 A JP34333296 A JP 34333296A JP 34333296 A JP34333296 A JP 34333296A JP H10184490 A JPH10184490 A JP H10184490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injector
connector
main trunk
wire harness
connector block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34333296A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3454456B2 (ja
Inventor
Yasutaka Suzuki
泰隆 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP34333296A priority Critical patent/JP3454456B2/ja
Publication of JPH10184490A publication Critical patent/JPH10184490A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3454456B2 publication Critical patent/JP3454456B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、インジェクタ用コネクタブロック
における複数のインジェクタ接続部をそれぞれ対向する
インジェクタと円滑に接続することを目的とする。 【解決手段】 耐熱性合成樹脂材による棒状の主幹部1
にワイヤハーネス用コネクタA0 を設けると共に主幹部
1の延長方向にワイヤハーネス用コネクタA0 と電線B
を介して接続させるインジェクタ接続部A1 〜A3 を設
け、インジェクタ接続部A1 〜A3 を主幹部1の延長方
向に変位可能に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車等の内燃機関
のインジェクタに対して該インジェクタを作動させる電
源を接続するのに用いる内燃機関のインジェクタ用コネ
クタブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4ないし図8において(実公平6−2
9494号)、インジェクタ用コネクタブロックaは、
一端に一体成形したワイヤハーネス用コネクタbを有す
る耐熱硬質樹脂製の棒状の主幹部cに、所要の間隔で必
要数配列された複数のインジェクタ接続部dを有してお
り、主幹部cには、ワイヤハーネス用コネクタbとイン
ジェクタ接続部dのそれぞれにタブ状端子e1 とe2
露出する複数のバスバーeがインサート成形により埋め
込まれている。(図5参照)。
【0003】バスバーeの一端に突設したタブ状端子e
1 はコネクタb内に収納され、中間に分岐導体部e3
介して立設したタブ状端子e2 は、主幹部cと一体に形
成されて側方へ膨出すると共に下方を開口してキャップ
状をなすインジェクタ接続部dのそれぞれの中央内側か
ら露出して下方を臨む姿勢に配列固定されている。そし
て、インジェクタ接続部d内のタブ状端子e2 は、中継
端子挿着孔fの上部から下方に突出して露出しており
(図7参照)、その中継端子挿着孔fに雌型接触部g1
を両側に有する中継端子gを挿着して、該中継端子gの
一側をタブ状端子e2 に接続すると共に、他側をインジ
ェクタhに突設したタブ状端子iに接続することによ
り、インジェクタhに電源を付与している(図6参
照)。なお、符号jは防水用パッキンである。
【0004】各インジェクタ接続部dの両側におけるコ
ネクタブロックaにはカラーkが組み入れられた一対の
締結部lが設けられ、フューエルチューブmに等間隔を
存して連設された各インジェクタhの上面には締結部l
に対応して一対の締結部nが設けられており、インジェ
クタhにインジェクタ接続部dを結合した状態において
締結部l,nをネジpにより固定する(図8参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術にあって
は、バスバーeに中間の分岐導体部e3 を介して立設さ
れたタブ状端子e2 は、インジェクタ用コネクタブロッ
クaのインサート成形時において熱変形により相互のピ
ッチがずれるおそれがあり、硬質材料による主幹部に連
設した複数のインジェクタ接続部d内におけるタブ状端
子e2 は対向する複数のインジェクタhのピッチと同じ
に配列されるように寸法の精度が厳格に要求されている
ところよりして、上記ピッチずれにより一旦インジェク
タ接続部d間のピッチに誤差が生ずるとインジェクタ用
コネクタブロックaをインジェクタh群に対して結合で
きなくなる欠点がある。
【0006】また、上記従来技術にあっては、バスバー
eのタブ状端子e2 は対向するインジェクタhのタブ状
端子iと雌型の中継端子gを介して接続されるので、一
対のタブ状端子e2 、i間の接触箇所は二ヶ所となり、
内燃機関や自動車の走行時の振動等により接触不良を起
こすおそれが増大する。
【0007】本発明はかかる点に着目して為されたもの
であり、インジェクタ用コネクタブロックにおける複数
のインジェクタ接続部間のピッチを修正可能に構成し、
また、該インジェクタ接続部内において雌型端子を設け
てインジェクタのタブ状端子と直接接続することにより
接触箇所を1ヶ所として接触不良のおそれを解消したイ
ンジェクタ用コネクタブロックを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、耐熱性合成樹脂材による略棒状
の主幹部にワイヤハーネス用コネクタを設けると共に該
主幹部の延長方向に該ワイヤハーネス用コネクタと電線
を介して接続される複数のインジェクタ接続部を設け、
該インジェクタ接続部を該主幹部の延長方向に変位可能
に設けて該インジェクタ接続部相互間のピッチを調整し
得る構成を採用し、また、上記インジェクタ接続部に上
記電線に接続された雌型端子を設け、コネクタブロック
をインジェクタと結合した際に該雌型端子がインジェク
タの雄型端子と直接接触する構成を採用した。
【0009】
【作用】インジェクタ用コネクタブロックにおける複数
のインジェクタ接続部を対向するインジェクタと接続す
る際に、インジェクタ接続部を変位させてピッチずれを
修正しつつ接続する。
【0010】また、インジェクタ接続部における雌型端
子を対向するインジェクタの雄型端子と直接接続する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1及び図2において、インジェ
クタ用コネクタブロックAは、耐熱硬質合成樹脂製の棒
状の主幹部1の下側において、一端にワイヤハーネス
(図示せず)から電源の供給を受けるためのワイヤハー
ネス用コネクタA0 を有すると共に、延長方向の他端に
向けて等間隔を存してコネクタ状に下方に開口した3個
のインジェクタ接続部A1 、A2 、A3 を有し、各イン
ジェクタ接続部A1 、A2 、A3はそれぞれ対向する内
燃機関のインジェクタD1 、D2 、D3 に嵌合して接続
される。
【0012】図2に示される如く、主幹部1には電線配
索用凹部2が形成され、該電線配索用凹部2に臨んでワ
イヤハーネス用コネクタA0 の端子収容室3とインジェ
クタ接続部A1 、A2 、A3 の端子収容室4が開口して
いる。複数の電線Bの一端には、ワイヤハーネス用コネ
クタA0 の端子収容室3に収容、係止されるタブ状雄型
端子5が接続され、電線Bの他端には、各インジェクタ
接続部A1 、A2 、A3 の端子収容室4に挿入、係止さ
れる雌型端子6が接続されている。
【0013】主幹部1の一側には、ヒンジ部7aを介し
て蓋体7が開閉自在に設けられ、電線配索用凹部2内に
おいて電源Bのタブ状雄型端子5と雌型端子6を端子収
客室3、4に挿入、係止してワイヤハーネス用コネクタ
0 から各インジェクタ接続部A1 、A2 、A3 に対す
る電源供給可能状態において、蓋体7を閉じて係止孔8
を係止突起9に結合させて固定する。
【0014】各インジェクタ接続部D1 、D2 、D3
主幹部1の底板部10に形成された切欠部10aにおい
て、切欠部10における主幹部1の長手方向の相対向す
る内縁10a1 、10a1 から一体的に延長する斜状の
可撓支持体11、11により宙吊り状態において支持さ
れており、従って各インジェクタ接続部D1 、D2 、D
3 は可撓支持体11、11を介して、主として主幹部1
の長手方向に向けて相互のピッチを調整し得るように変
位可能状態にある。
【0015】各インジェクタ接続部D1 、D2 、D3
おけるコネクタ部12の外周部においてコネクタ嵌合空
間13を介して設けた套体部14の先端において、主幹
部1の長手方向において相対向してインジェクタD1
2 、D3 との嵌合案内突起15が形成されており、各
嵌合案内突起15の内側には主幹部1の長手方向に沿っ
て収容空間13内に円滑に連続するテーパー状嵌合案内
面15aが形成されている。
【0016】従って、インジェクタ接続部A1 、A2
3 と対向するインジェクタD1 、D2 、D3 との結合
時において、インジェクタ接続部D1 、D2 、D3 がず
れている場合には嵌合案内突起15のテーパー状嵌合案
内面15aがインジェクタD 1 、D2 、D3 の先端に衝
合してインジェクタ接続部D1 、D2 、D3 の位置を補
正し、雌型端子6を相手方の雄方端子16と円滑に接続
する。なお、17は防水パッキンである。
【0017】各インジェクタ接続部D1 、D2 、D3
対向するインジェクタD1 、D2 、D3 と結合した状態
において、固定部18をフューエルチューブ19のブラ
ケット20にネジ21により固定する。
【0018】
【発明の効果】本発明は上記した如くに、耐熱性合成樹
脂材による略棒状の主幹部にワイヤハーネス用コネクタ
を設けると共に該主幹部の延長方向に該ワイヤハーネス
用コネクタと電線を介して接続される複数のインジェク
タ接続部を設け、該インジェクタ接続部を該主幹部の延
長方向に変位可能に設けて該インジェクタ接続部相互間
のピッチを調整し得るものであるから、インジェクタ用
コネクタブロックにおける複数のインジェクタ接続部を
対向する複数のインジェクタに対して円滑に接続するこ
とができる。
【0019】また、本発明においては、ワイヤハーネス
用コネクタと各インジェクタ接続部間に電線を配索する
と共に該インジェクタ接続部内に該電線に接続した雌型
端子を設けてインジェクタの雄型端子と接続するもので
あるから、従来から使用されている中継端子を省いて両
端子間の接触箇所を1ヶ所とし、自動車の走行震動時に
おいても安定した電気接続を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる内燃機関のインジェクタ用コネ
クタブロックをインジェクタに対応させて示す斜視図で
ある。
【図2】カバーを開いて電線を分離した状態の内燃機関
のインジェクタ用コネクタブロックの斜視図である。
【図3】図1のX−X線断面図である。
【図4】従来におけるインジェクタ用コネクタブロック
の斜視図である。
【図5】同上の内部に設けられたバスバーの斜視図であ
る。
【図6】同上のインジェクタとの接続部分を分離して示
す斜視図である。
【図7】インジェクタ接続部の断面図である。
【図8】従来における内燃機関のインジェクタ部分とイ
ンジェクタ用コネクタブロックの全体を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
A インジェクタ用コネクタブロッ
ク A0 ワイヤハーネス用コネクタ A1 、A2 、A3 インジェクタ接続部 B 電線 D1 、D2 、D3 インジェクタ 1 主幹部 6 雌型端子 11 可撓支持体 16 雄型端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐熱性合成樹脂材による略棒状の主幹部
    にワイヤハーネス用コネクタを設けると共に該主幹部の
    延長方向に該ワイヤハーネス用コネクタと電線を介して
    接続される複数のインジェクタ接続部を設け、該インジ
    ェクタ接続部を該主幹部の延長方向に変位可能に設けて
    該インジェクタ接続部相互間のピッチを調整し得ること
    を特徴とする内燃機関のインジェクタ用コネクタブロッ
    ク。
  2. 【請求項2】 上記インジェクタ接続部を複数の可撓支
    持体により上記主幹部に設けて成ることを特徴とする請
    求項1に記載の内燃機関のインジェクタ用コネクタブロ
    ック。
  3. 【請求項3】 上記インジェクタ接続部に上記電線に接
    続された雌型端子を設け、コネクタブロックをインジェ
    クタと結合した際に該雌型端子がインジェクタの雄型端
    子と直接接触することを特徴とする請求項1又は2に記
    載の内燃機関のインジェクタ用コネクタブロック。
JP34333296A 1996-12-24 1996-12-24 内燃機関のインジェクタ用コネクタブロック Expired - Fee Related JP3454456B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34333296A JP3454456B2 (ja) 1996-12-24 1996-12-24 内燃機関のインジェクタ用コネクタブロック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34333296A JP3454456B2 (ja) 1996-12-24 1996-12-24 内燃機関のインジェクタ用コネクタブロック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10184490A true JPH10184490A (ja) 1998-07-14
JP3454456B2 JP3454456B2 (ja) 2003-10-06

Family

ID=18360711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34333296A Expired - Fee Related JP3454456B2 (ja) 1996-12-24 1996-12-24 内燃機関のインジェクタ用コネクタブロック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3454456B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6564775B1 (en) 1999-08-03 2003-05-20 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Fuel delivery pipes
KR101320880B1 (ko) * 2012-06-18 2013-10-23 주식회사 유라코퍼레이션 인젝터 커넥터용 프로텍터
JP2021015716A (ja) * 2019-07-12 2021-02-12 矢崎総業株式会社 コネクタ接続構造、及び、ワイヤハーネス

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6564775B1 (en) 1999-08-03 2003-05-20 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Fuel delivery pipes
KR101320880B1 (ko) * 2012-06-18 2013-10-23 주식회사 유라코퍼레이션 인젝터 커넥터용 프로텍터
JP2021015716A (ja) * 2019-07-12 2021-02-12 矢崎総業株式会社 コネクタ接続構造、及び、ワイヤハーネス

Also Published As

Publication number Publication date
JP3454456B2 (ja) 2003-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5030116A (en) Connector block for injectors for internal combustion engine and junction terminal for use with the same connector block
JP2583550B2 (ja) 電磁作動式燃料噴射弁を電気的に接点接続する装置
JP2001244012A (ja) コネクタ
US10290966B2 (en) Joint connector
JPH09106854A (ja) 防水コネクタ用雌端子及び樹脂充填防水コネクタ
JPH09106851A (ja) 防水コネクタ
JP2000251999A (ja) 多極成形コネクタとその製造方法
CN112003057B (zh) 连接器和线束
JPH10184490A (ja) 内燃機関のインジェクタ用コネクタブロック
JP2988610B2 (ja) 内燃機関のインジェクタ用コネクタブロック
JP3026728B2 (ja) 内燃機関のインジェクタ用コネクタブロック
JPH09137761A (ja) 内燃機関のインジェクタ用コネクタブロック
JPH08250245A (ja) コネクタ接続構造
JP4138623B2 (ja) ハーネスプロテクタ
JPH1189052A (ja) 電気接続箱
JP2000082339A (ja) 電線モジュールの屈曲構造
JP3955535B2 (ja) ワイヤーハーネス
JP2001244014A (ja) コネクタ
JPH06310183A (ja) バスバー付コネクタ
JP2840051B2 (ja) 内燃機関のインジェクタ用コネクタブロック
KR200146837Y1 (ko) 컨넥터를 겸한 배선장착용 클립
JPH0541149A (ja) スタータ用マグネツトスイツチ
JP2024031056A (ja) ハウジング、及び、コネクタ
JPH0432175A (ja) ジョイントコネクタ
JP2002233030A (ja) 電気接続箱

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030701

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees