JPH10184119A - 建具錠 - Google Patents

建具錠

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JPH10184119A
JPH10184119A JP34096096A JP34096096A JPH10184119A JP H10184119 A JPH10184119 A JP H10184119A JP 34096096 A JP34096096 A JP 34096096A JP 34096096 A JP34096096 A JP 34096096A JP H10184119 A JPH10184119 A JP H10184119A
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JP
Japan
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locking
lock
rod
locked
claw
Prior art date
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Pending
Application number
JP34096096A
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English (en)
Inventor
Toshiya Akiba
俊哉 秋葉
Takashi Higuchi
隆 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUMIRIN KENSETSU KK
Sumitomo Forestry Co Ltd
Original Assignee
SUMIRIN KENSETSU KK
Sumitomo Forestry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空き巣等の侵入を困難にすることのできる建
具錠を提供すること。 【解決手段】 一対の引き戸2の一方に被係止部が設け
られ、他方に該被係止部に係止する回動自在な係止部が
設けられており、該係止部に形成されたレバー10を操
作して上記被係止部及び上記係止部により施錠・解錠を
行うようになしてある建具錠において、上記係止部の回
動軸に一端を固定された回動棒11と、該回動棒11の
他端に回動自在に一端が取り付けられた中間棒12と、
該中間棒12の他端に回動自在に基端が取り付けられ且
つ先端に係止爪130が形成された係止棒13と、上記
引き戸2に形成され且つ上記係止爪130に係止される
被係止爪20と、該被係止爪20と上記係止爪130と
の係止を解除させる解除棒140を有する係止解除部1
4とを備えていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建具錠、詳しくは、
空き巣等の侵入を困難にすることのできる建具錠に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、図10に示されるような、い
わゆるクレセントと呼ばれている建具錠1が用いられて
いる。上記建具錠1は、一対の引き戸2,2の一方に被
係止部(図示せず)が設けられ、他方に該被係止部に係
止する回動自在な係止部が設けられており、該係止部に
形成されたレバー10を操作して上記被係止部及び上記
係止部とを係止させることにより施錠・解錠を行うよう
になしてあるものである。
【0003】そして、これらの上記建具錠1には、上記
被係止部と上記係止部との係止状態を二重にロックする
ための二重ロック機構が組み込まれていることが多く、
この二重ロックは、上記レバー10(上記係止部)を固
定してしまうことにより行い、上記建具錠1の側面に配
されたツマミ3によりその操作を行うのが一般的であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な上記建具錠1においては、上記被係止部及び上記係止
部による施錠・解錠を操作する上記レバー10と、これ
らの係止状態の二重ロックを操作する上記ツマミ3とが
同じ場所に設けられているため、空き巣等に侵入される
際に上記建具錠1付近のガラスを壊されると、上記レバ
ー10と上記ツマミ3の双方を操作できてしまう。この
ため、二重ロックすることの効果があまりなく、更なる
改良が求められていた。
【0005】従って、本発明の目的は、空き巣等の侵入
を困難にすることのできる建具錠を提供することにあ
る。
【0006】また、別の問題として、子供のいる家庭に
おいて親がベランダ等に出ている間に子供が誤って上記
建具錠1を施錠してしまい、親がベランダ等に締め出さ
れてしまうことがあるという問題があった。
【0007】従って、本発明の別の目的は、上記目的に
加えて、子供の誤操作による締め出しをも防止すること
のできる建具錠を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、一対の引き戸の一方に被係止部が設けられ、他方に
該被係止部に係止する回動自在な係止部が設けられてお
り、該係止部に形成されたレバーを操作して上記被係止
部及び上記係止部により施錠・解錠を行うようになして
ある建具錠において、上記係止部の回動軸に一端を固定
された回動棒と、該回動棒の他端に回動自在に一端が取
り付けられた中間棒と、該中間棒の他端に回動自在に基
端が取り付けられ且つ先端に係止爪が形成された係止棒
と、上記引き戸に形成され且つ上記係止爪に係止される
被係止爪と、該被係止爪と上記係止爪との係止を解除さ
せる解除棒を有する係止解除部とを備えていることを特
徴とする建具錠を提供することにより、上記目的を達成
したものである。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記被係止爪の上記回動軸側に当接段
部を形成させ、上記係止棒の先端を上記被係止爪方向に
常時付勢させ、施錠操作時に上記係止棒の上端と上記当
接段部とを当接させて上記係止部の回動を抑止し得るよ
うにすると共に、上記解除棒により上記係止棒の上端と
上記当接段部との当接を解除し得るようになしてある、
ことを特徴とする建具錠を提供することにより、上記の
別の目的を達成したものである。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記被係止爪の上記回動軸側を傾斜面
とし、施錠操作時に上記係止棒の先端が上記傾斜面上を
スライドして、該係止棒先端の上記係止爪と上記被係止
爪とを係止させる、ことを特徴とする建具錠を提供する
ものである。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
何れかに記載の発明において、上記中間棒にスプリング
が取り付けられており、該スプリングにより、施錠時の
該中間棒が解錠方向に付勢されるようになしてある、こ
とを特徴とする建具錠を提供するものである。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の建具錠の上記係止解除部は、床からの高さが1.4〜
2.0mとなるように設けられている、ことを特徴とす
る建具の構造を提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の建具錠の第1実施
形態について図面を参照して説明する。図1〜図4は本
実施形態を示しており、図1は施錠前の断面図、図2は
施錠中の断面図、図3は施錠後の断面図、図4は施錠前
の要部拡大断面図である。
【0014】本実施形態の建具錠は、図1及び図4に示
されるように、一対の引き戸2,2の一方に被係止部
(図示せず)が設けられ、他方に該被係止部に係止する
回動自在な係止部が設けられており、該係止部に形成さ
れたレバー10を操作して上記被係止部及び上記係止部
により施錠・解錠を行うようになしてあるものであり、
この点においては図10に示されるような従来の建具錠
1と何ら変わるところはない。
【0015】而して、本実施形態の建具錠は、上記係止
部の回動軸に一端を固定された回動棒11と、該回動棒
11の他端に回動自在に一端が取り付けられた中間棒1
2と、該中間棒12の他端に回動自在に基端が取り付け
られ且つ先端に係止爪130が形成された係止棒13
と、上記引き戸2に形成され且つ上記係止爪130に係
止される被係止爪20と、該被係止爪20と上記係止爪
130との係止を解除させる解除棒140を有する係止
解除部14とを備えている。
【0016】また、本実施形態の建具錠においては、上
記被係止爪20の上記回動軸側に当接段部21を形成さ
せ、上記係止棒13の先端を上記被係止爪20方向に常
時付勢させ、施錠操作時に上記係止棒13の上端と上記
当接段部21とを当接させて上記係止部の回動を抑止し
得るようにすると共に、上記解除棒140により上記係
止棒13の上端と上記当接段部21との当接を解除し得
るようになしてある。
【0017】尚、図1〜図3(及び図5〜図7,図9)
においては、上記係止部の上記レバー10の位置が図中
右下に模式的に示されている。本実施形態の建具錠は、
上記レバー10を下方から上方に回動操作することによ
り上記係止部と上記被係止部とを係止させて施錠するも
のである。
【0018】本実施形態の建具錠を更に詳しく説明す
る。本実施形態においては、上記回動棒11,上記中間
棒12,上記係止棒13及び上記係止解除部14は、上
記引き戸2の枠体内部に組み込まれている。上記レバー
10を有する上記係止部は、上記枠体の側面に回動自在
に取り付けられており、その回動軸と上記回動棒11の
一端とが固定的に結合されている。上記回動棒11は、
上記枠体内でほぼ180°回動させることができる長さ
とされている。
【0019】上記回動棒11の他端には、下方が湾曲さ
れた形態の上記中間棒12が回動自在にピン結合されて
いる。上記中間棒12を湾曲させておくのは、解錠状態
から施錠操作を行う場合に、上記回動棒11の他端の移
動方向と上記中間棒12に作用する力の方向をなるべく
同一方向にした方が、上記回動棒11により上記中間棒
12(及び該中間棒12に結合された上記係止棒13)
を上方に円滑に移動させ易いからである。
【0020】上記中間棒12の他端には、上記係止部及
び上記被係止部から上記係止解除部14までの距離にほ
ぼ等しい長さの直線的形態の上記係止棒13が、回動自
在にピン結合されている。上記係止棒13は、その下方
が室内側に寄り、その上方が室外側に寄るようにして配
されている。
【0021】そして、上記係止棒13の室内側先端に
は、上記係止爪130が形成されている。また、上記係
止棒13の室外側先端には、サスペンション付きローラ
ー131が取り付けられている。上記サスペンション付
きローラー131は、その内部にスプリングが組み込ま
れて上記係止棒13の先端を室内側に付勢すると共に、
内部にローラーが組み込まれて上記枠体との摺動が円滑
になるようにされている。
【0022】上記引き戸2の上記枠体内部には、図4に
示されるように、上記係止部及び上記被係止部による施
錠状態時に、上記係止爪130が係止される上記被係止
爪20が形成されている。本実施形態においては、室内
側から箱状部分を形成させて該箱状部分の室外側表面に
上記被係止爪20を形成させている。上記被係止爪20
の下方が上記当接段部21として形成されており、本実
施形態においては、上記被係止爪20及び上記当接段部
21が直方体形状の凸部として一体的に形成されてい
る。
【0023】また、上記枠体内面の上記サスペンション
付きローラー131との摺動面には、該サスペンション
付きローラー131との摺動を円滑にするためのシート
材23が貼り付けられている。上記シート材23として
は、摩擦抵抗が少なく、耐摩耗性に優れたものが好まし
い。
【0024】上記係止解除部14は、図4に示されるよ
うに、上記解除棒140,上記ボタン141及びスプリ
ング142を備えている。上記係止解除部14は、床か
らの高さが1.4〜2.0mとなるように設けられてい
る。上記解除棒140は、その一端が上記枠体から室内
側に突出され、該突出部分に上記ボタン141が被せら
れて結合されている。上記ボタン141の内部には、上
記スプリング142が配設されており、上記解除棒14
0を室外側に位置するようにさせている。上記解除棒1
40は、上記枠体内の上述した箱状部分に穿孔された一
対の貫通孔に挿入されており、その先端を上記係止棒1
3に対して当接させることができるように進退入可能に
配置されている。
【0025】従って、上記係止解除部14は、上記ボタ
ン141を押すことにより上記解除棒140の先端が上
記係止棒13の先端部分と当接し、該先端部分を室外側
に移動させることができるようになしてあり、特に、上
記係止爪130と上記被係止爪20とが係止している状
態の時は、該先端部分を室外側に移動させてその係止を
解除することができるようになしてある。尚、上記解除
棒140は、上記係止爪130との接触時においても上
記係止棒13の上下動を妨げないように、その室外側先
端が丸められている。
【0026】次に、本実施形態の建具錠を用いる際の手
順を簡単に説明する。上記係止部と上記被係止部とを係
止させて施錠しようとする際に、上記レバー10により
該係止部を回動させると、この回動に伴って、上記回動
棒11がその一端を中心に回動されることになる。上記
回動棒11が回動されると、その他端に結合されている
上記中間棒12を介して上記係止棒13が上方に押し上
げられる。
【0027】上方に押し上げられた上記係止棒13の先
端は、上記当接段部21と当接し、そのままでは上記回
動棒11を回動させることはできないため、施錠は行え
ないいようになっている。上記回動棒11を回動させる
と同時に、上記係止解除部14の上記ボタン141を押
して、上記解除棒140により上記係止棒13の先端を
室外側に移動させる。
【0028】このようにすることで、上記係止棒13の
先端と上記当接段部21との当接を解除させ、上記回動
棒11を回動させて上記係止棒13を上方に移動させ
る。尚、この操作の間、上記サスペンション付きローラ
ー131が上記シート材23上を摺動し、上記係止棒1
3の上方への移動が円滑に行われるようになしてある。
【0029】上記レバー10を上側に回動操作して上記
回動棒11を回動させた状態で、上記ボタン141を押
すのを解除すると、上記解除棒14が上記スプリング1
42の弾性復元力により室内側に移動される。上記解除
棒140が室内側に移動されると、上記係止棒13の先
端が上記サスペンション付きローラー131により室内
側に付勢され、上記係止爪130が上記被係止爪20と
係止される。
【0030】上記レバー10を上側にまで回動させた状
態で、従来の建具錠同様に上記係止部と上記被係止部と
の係止が行われており、これと同時に上述した上記係止
爪130と上記被係止爪20との係止が行われ、二重ロ
ック状態とされる。そして、解錠する場合には、上記ボ
タン141を押して上記解除棒140により上記係止棒
13の先端を室外側に移動させて、上記係止爪130と
上記被係止爪20との係止を解除し、上記レバー10を
操作して上記回動棒11を施錠時とは反対廻りに回動さ
せて、上記中間棒12を介して上記係止棒13を下方に
移動させる。
【0031】上記レバー10をある程度回動させたとこ
ろで上記ボタン141を押すの解除すると、上記解除棒
14が上記スプリング142の弾性復元力により室内側
に移動される。上記レバー10が下側に位置するまで回
動されると、上記係止部と上記被係止部との係止が解除
され、これと同時に上述した上記係止爪130と上記被
係止爪20との係止も解除され、二重ロック状態が解除
される。
【0032】本実施形態の建具錠は上述のように構成さ
れており、本実施形態の建具錠によれば、上記レバー1
0と上記係止解除部14とが離れた位置に形成されてい
るため、空き巣等が上記レバー10付近のガラスだけを
壊したとしても施錠状態を解除することはできない。ま
た、上記係止解除部14は、外部から確認し難い位置に
設けられるため、上記係止解除部14付近のガラスを壊
すことも行い難い。更に、もし万が一上記レバー10付
近と上記係止解除部14付近との双方を壊すことができ
たとしても、その壊した部分から該レバー10と該係止
解除部14とを同時に操作することも行い難い。従っ
て、従来の建具錠に比して、空き巣等の侵入をより一層
困難にすることができる。
【0033】また、本実施形態の建具錠によれば、その
施錠操作時に上記係止解除部14を操作しないと、上記
係止棒13の先端が上記当接段部21に当接して施錠を
行えない。このため、もし仮に上記係止解除部14に子
供の手が届いたとしても、上記レバー10と上記係止解
除部14とを同時に操作しない限り施錠は行われないた
め、子供により誤って施錠が行われてしまうことを防止
することができる。この結果、親がベランダ等に出てい
る間に、子供の誤操作によって締め出されてしまうよう
なことがない。
【0034】尚、本実施形態においては、上記係止解除
部14が1.4〜2.0mの高さに設けられて該係止解
除部14に子供の手が届かないようになしてあり、子供
による誤操作を更に確実に防止し得るようになしてあ
る。この設置高さが、1.4m未満であると、誤動作さ
せてしまう子供の手が届くようになるため、誤動作を確
実に防止するという点から好ましくなくなってしまい、
2.0mを超えると、上記係止解除部14の設置される
位置が高くなり過ぎて大人等による通常の操作自体が行
い難くなってしまう。
【0035】図5〜図8に、本発明の建具錠の第2実施
形態を示す。尚、本実施形態の建具錠は、上述した第1
実施形態の建具錠に準じた構成とされており、上述した
第1実施形態の建具錠と同様の構成には同一の符号を付
してその詳しい説明を省略する。以下には、上述した第
1実施形態の建具錠とは異なる構成部分について詳しく
説明する。
【0036】本実施形態の建具錠においては、上記被係
止爪20の上記回動軸側を傾斜面22とし、施錠操作時
に上記係止棒13の先端が上記傾斜面22上をスライド
して、該係止棒13先端の上記係止爪130と上記被係
止爪20とを係止させるようになしてある。これ以外の
構成については、上述した第1実施形態の建具錠と全く
同一である。
【0037】本実施形態の建具錠は、上述した第1実施
形態の建具錠による「上記レバー10と上記係止解除部
14とを同時に操作しなくては施錠できないために、子
供による誤操作を防止できる」という効果以外は、上述
した第1実施形態の建具錠による効果と同様の効果を有
している。そして、その代わりに本実施形態の建具錠に
よっては、施錠時には上記係止解除部14を操作せずに
簡単に施錠を行うことができるという効果を有してい
る。
【0038】第1実施形態の建具錠と第2実施形態の建
具錠とは、施錠時に上記レバー10と上記係止解除部1
4とを同時に操作しなくてはならないか否かで異なる
が、これらの建具錠が配設される状況を考慮して使い分
けることが好ましい。例えば、人の出入りに用いられる
掃き出し窓のような場合は第1実施形態の建具錠を用
い、誰かを締め出してしまうことのない腰窓のような場
合は第2実施形態の建具錠を用いることが考えられる。
【0039】図9に、本発明の建具錠の第3実施形態を
示す。尚、本実施形態の建具錠は、上述した第1実施形
態の建具錠に準じた構成とされており、上述した第1実
施形態の建具錠と同様の構成には同一の符号を付してそ
の詳しい説明を省略する。以下には、上述した第1実施
形態の建具錠とは異なる構成部分について詳しく説明す
る。
【0040】本実施形態の建具錠においては、上記中間
棒12にスプリング15が取り付けられており、該スプ
リング15により、施錠時の該中間棒12が解錠方向に
付勢されるようになしてある。これ以外の構成について
は、上述した第1実施形態の建具錠と全く同一である。
【0041】本実施形態の建具錠は、上述した上記第1
実施形態の建具錠による上述した効果と同様の効果を有
しており、これらの効果に加えて、解錠時には、上記係
止解除部14の上記ボタン141を押して上記解除棒1
40により上記係止爪130と上記被係止爪20との係
止状態を解除してやるだけで、上記スプリング15の弾
性復元力により自動的に解錠が行われるという効果を有
している。
【0042】本発明の建具錠は、上記実施形態に制限さ
れることはない。例えば、上記実施形態においては、上
記レバー10の上方に上記係止解除部14を設けたが、
上記レバー10の下方に上記係止解除部14を設けても
良い。また、上記サスペンション付きローラー131
を、上記係止棒13側ではなく、上記シート部材23の
貼り付けられている場所に設けて、上記解除棒140と
は反対側から上記解除棒13の先端を付勢させるように
なしても良い。その他の点に関しても、本発明の趣旨を
逸脱しない限り適宜変更が可能である。
【0043】
【発明の効果】本発明の建具錠によれば、空き巣等の侵
入を困難にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建具錠の第1実施形態の施錠前の断面
図である。
【図2】本発明の建具錠の第1実施形態の施錠中の断面
図である。
【図3】本発明の建具錠の第1実施形態の施錠後の断面
図である。
【図4】本発明の建具錠の第1実施形態の施錠前の要部
拡大断面図である。
【図5】本発明の建具錠の第2実施形態の施錠前の断面
図である。
【図6】本発明の建具錠の第2実施形態の施錠中の断面
図である。
【図7】本発明の建具錠の第2実施形態の施錠後の断面
図である。
【図8】本発明の建具錠の第2実施形態の施錠前の要部
拡大断面図である。
【図9】本発明の建具錠の第3実施形態の施錠後の断面
図である。
【図10】従来の建具錠を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 回動棒 12 中間棒 13 係止棒 130 係止爪 14 係止解除部 140 解除棒 15 スプリング 2 引き戸 20 被係止爪 21 当接段部 22 傾斜面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の引き戸の一方に被係止部が設けら
    れ、他方に該被係止部に係止する回動自在な係止部が設
    けられており、該係止部に形成されたレバーを操作して
    上記被係止部及び上記係止部により施錠・解錠を行うよ
    うになしてある建具錠において、 上記係止部の回動軸に一端を固定された回動棒と、該回
    動棒の他端に回動自在に一端が取り付けられた中間棒
    と、該中間棒の他端に回動自在に基端が取り付けられ且
    つ先端に係止爪が形成された係止棒と、上記引き戸に形
    成され且つ上記係止爪に係止される被係止爪と、該被係
    止爪と上記係止爪との係止を解除させる解除棒を有する
    係止解除部とを備えていることを特徴とする建具錠。
  2. 【請求項2】 上記被係止爪の上記回動軸側に当接段部
    を形成させ、上記係止棒の先端を上記被係止爪方向に常
    時付勢させ、施錠操作時に上記係止棒の上端と上記当接
    段部とを当接させて上記係止部の回動を抑止し得るよう
    にすると共に、上記解除棒により上記係止棒の上端と上
    記当接段部との当接を解除し得るようになしてある、請
    求項1に記載の建具錠。
  3. 【請求項3】 上記被係止爪の上記回動軸側を傾斜面と
    し、施錠操作時に上記係止棒の先端が上記傾斜面上をス
    ライドして、該係止棒先端の上記係止爪と上記被係止爪
    とを係止させる、請求項1に記載の建具錠。
  4. 【請求項4】 上記中間棒にスプリングが取り付けられ
    ており、該スプリングにより、施錠時の該中間棒が解錠
    方向に付勢されるようになしてある、請求項1〜3の何
    れかに記載の建具錠。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の建具錠の上記係止解除
    部は、床からの高さが1.4〜2.0mとなるように設
    けられている、ことを特徴とする建具の構造。
JP34096096A 1996-12-20 1996-12-20 建具錠 Pending JPH10184119A (ja)

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JP (1) JPH10184119A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102047518B1 (ko) * 2018-07-25 2019-11-21 경북보건대학교 산학협력단 창문 개폐용 보조기구

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