JP4287535B2 - 扉錠 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室外側でのキーによるシリンダの操作または室内側でのサムターンの操作によって施錠または解錠されると共に、前記シリンダによる施錠又は解錠状態を検知して外出又は在室と判定する外出又は在室判定手段を備えて成る扉錠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば老人ホームでは、入居者が在室しているか外出しているかを管理室で遠隔確認し、かつ、電気やガスメーターの作動状況をも確認して、入居者が在室しているにも拘らず、電気やガスメーターが長時間にわたって作動を停止している場合は、これを通常の生活とは違った異常事態と見做して、即ち、例えば容体が悪くて倒れ込んだような事態と見做して、扉錠を解錠し、救護活動を行うシステムをとっている。
【0003】
この際、入居者の在室又は外出の判定を行うために、扉錠に施錠検知スイッチとスイッチ作動部材とを設けて、室外側でのキーによるシリンダの操作で扉錠が施錠された場合は外出と判定し、この場合、電気やガスメーターが作動を停止していることは当然であって、通常の生活状況と見做し、一方、室内側でのサムターンの操作で扉錠が施錠された場合は在室と判定して、在室でありながら、電気やガスメーターが長時間にわたって作動を停止している場合は、これを異常事態と見做すようにしているのである。
【0004】
このための外出判定手段を備えた扉錠として、キー操作によるシリンダの施錠検知スイッチと、シリンダまたはサムターンによる施解錠の検知スイッチとを備えて、両スイッチからの検知信号に基づいて論理回路により、在室と外出とを電気的に判定するようにしたもの(例えば特開平5−86755号公報を参照)があるが、非常に高価である上に、停電時には論理回路が働かなくて、復電時に正しく在室と外出とを判定できない点で問題があった。
【0005】
そこで本出願人は、上記の不都合を一挙に解消できる扉錠、即ち、高価な論理回路が不要で、かつ、スイッチも1個で済み、しかも、復電時には、在室と外出とを正確に判定できる扉錠を、特開平11−22262号公報によって提案するに至ったのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この提案した扉錠は、論理回路を備える扉錠に比較すれば、大幅なコストダウンを期し得るものの、この扉錠は概略、キーの先端でサムターン側に押動されるシリンダ作動体と、サムターンの係合孔に付勢係合される突出部と挿通孔と凹部とを有するスライダーと、シリンダのキー孔にキーを挿入した時にスライダーが後退して、先端がハブに係合する筒状のサムターン作動体と、シリンダのキー孔にキーを挿入した時にキーの先端部がシリンダ作動体を押動することにより後退されるスライダー棒と、スライダー棒に設けられて、シリンダのキー孔を挿入した時にスライダーを後退させて、スライダーとサムターンとの係合を解除する連結部材と、スライダーに設けられて、シリンダのキー孔へのキー操作時にのみ施錠状態を検出するスイッチとからなり、シリンダによる施錠状態をのみ検知して外出と判定するように構成されているが、構造が複雑である点で改善の余地があった。
【0007】
本発明は、かゝる実情に鑑みて成されたものであって、外出判定のための構造を極端に簡略化して、耐久性にも優れると共に、大幅なコストダウンが達成されるに至った扉錠を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、室外側でのキーによるシリンダの操作または室内側でのサムターンの操作によって施錠または解錠されると共に、前記シリンダによる施錠状態を検知して外出と判定する外出判定手段を備えて成る扉錠において、外出判定手段を施錠検知スイッチとスイッチ作動部材とから構成する一方、前記キーによる施錠操作または解錠操作に連動して回動するハブ作動部材と、サムターンのサムピース軸とを、連動機構によって連動連結し、かつ、クラッチ手段を介してハブ作動部材により回転操作される回転部材の回動によって前記スイッチを作動させて、外出判定の検知を行わせるように構成して成り、サムピース軸の端面部に凹入部を形成すると共に、この凹入部に幅方向でルーズに係入する突出部をハブ作動部材に形成して連動機構を構成する一方、クラッチ手段として、サムピース軸の端部側に、前記凹入部に直交する方向でのスライドに伴って回転部材のクラッチ溝に係入するクラッチ部材を保持させ、かつ、このクラッチ部材にハブ作動部材の突出部を係合させて、ハブ作動部材の回動に伴ってのみクラッチ部材をクラッチ溝の端部に係止させて、回転部材をハブ作動部材の回動に連動させて回転させるように構成して成る点に特徴がある(請求項1)。
【0009】
【0010】
【0011】
或いは、室外側でのキーによるシリンダの操作または室内側でのサムターンの操作によって施錠または解錠されると共に、前記シリンダによる施錠状態のみを検知して外出と判定する外出判定手段を備えて成る扉錠であって、外出判定手段を施錠検知スイッチとスイッチ作動部材とから構成する一方、前記キーによる施錠操作または解錠操作に連動して回動するハブ作動部材と、前記サムターンのサムピース軸とを、連動機構によって連動連結し、かつ、クラッチ手段を介してハブ作動部材により回転操作される回転部材の回動によって前記スイッチを作動させて、在室又は外出判定の検知を行わせるように構成して成り、サムピース軸の端面部に凹入部を形成すると共に、この凹入部に幅方向でルーズに係入する突出部をハブ作動部材に形成して連動機構を構成する一方、クラッチ手段として、サムピース軸の端部側に、前記凹入部に直交する方向での回動に伴って回転部材のクラッチ係止部に係脱するクラッチ部材を保持させ、かつ、このクラッチ部材にハブ作動部材の突出部を係合させて、ハブ作動部材の施錠方向への回動に伴ってクラッチ部材をクラッチ係止部に係止させる一方、ハブ作動部材の解錠方向への回動に伴って、ハブ作動部材の突出部を回転部材に係止させて、回転部材をハブ作動部材の回動に連動させて回転させるように構成して成る(請求項2)。
【0012】
上記の構成によれば、ハブ作動部材とサムピース軸とを連動機構によって一体化させて、扉錠として、これを通常に実施されている扉錠と何ら変わりのない構成にした上で、後は単に、クラッチ手段を介してハブ作動部材により回転操作される回転部材を設けて、この回転部材と錠本体側の固定部材に、スイッチ作動部材と施錠検知スイッチを備えることで、キー操作の施錠時にのみ、施錠検知スイッチを作動させて、外出判定の検知を行わせることができる。
【0013】
従って、本発明によれば、高価な論理回路が不要で、しかも、スイッチも1個で済む上に、復電時には在室と外出とを正確に判定できる扉錠を、構造を極めて簡単なものにして、かつ、耐久性に優れたものにして、安価に提供することができる。
【0014】
また、既存の扉錠であっても、これのサムターンのみを交換することで、この既存の扉錠を、在室又は外出を正確に判定できるものに構成変更することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、外出判定手段を備えた本発明による扉錠の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は扉錠の側面図、図2は一部を破断して示した扉錠の正面図、図3はスイッチ保持ホルダーの一部を展開図示したサムターンの断面図、図4は連動機構と共に示すクラッチ手段の分解斜視図、図5(A)〜(C)はサムターンによる施錠の動作手順を示す説明図、図6(A)〜(C)はシリンダによる施錠の動作手順を示す説明図である。
【0016】
図1及び図2に示すように、本発明による扉錠は、扉1の開放端側に形成の開口孔2に嵌装してビスa止めされる錠本体3と、扉1の室外側の開口孔4を通して錠本体3に連結固定されるシリンダ5と、扉1の室内側の開口孔6を通してシリンダ5と同一軸線で錠本体3に連結固定されるサムターン7とから成り、かつ、サムターン7は、シリンダ5による施錠状態のみを検知して外出と判定する外出判定手段(図3を参照)8を備えている。
【0017】
そして錠本体3は、錠ケース9と、この錠ケース9に枢着されたハブ10と、このハブ10の回動に伴って錠ケース9の出入孔9aから出没されるデッドボルト11と、ハブ10を施錠状態または解錠状態に安定させる方向に付勢させるスプリング12とを備えて成り、キー13による室外側でのシリンダ5の操作、或いは、室内側での摘み14によるサムターン7の操作でハブ10を回動させて、このハブ10を介してデッドボルト11を出没させることで、施錠状態または解錠状態が得られるようになっている。
【0018】
尚、図1及び図2において、図中の15はラッチボルト16に対するレバーハンドルで、本発明は、このラッチボルト16を有しない扉錠にも適用されることは言うまでもない。
【0019】
上記のハブ10には、図2及び図4に示すように、90度に開いた扇状開口の2個を90度の位相で連ねた形状の所謂ハブ孔10Aが形成されており、かつ、このハブ孔10Aには、シリンダ5のフラットな作動体5Aと、後述するサムターン7側の十字状作動体(図3を参照)23aとが、互いに突き合わせ状態で係入されている。
詳しくは、この実施の形態では、解錠姿勢にあるハブ10をキー挿入側から見た状態において、シリンダ5のフラットな作動体5Aの左側下面部5aと右側上面部5bとが、ハブ孔10Aの水平の上向き面部10aと下向き面部10bとに近接するように形成されており、サムターン7の十字状作動体23aは、ハブ孔10Aの水平上向き面部10aと下向き面部10b及び鉛直面部10cに近接するように形成されている。
【0020】
従って、キー13によるシリンダ5の操作で、ハブ10を約90度、施錠方向(キー13側から見て反時計回り方向)に回動させると、このハブ10の回動に連動してデッドボルト11が施錠状態に切り換えられ、かつ、サムターン7も約90度回動して、サムターン7の摘み14が水平姿勢に切り換えられる。
この後にキー13を引き抜くために、キー13によってシリンダ5を元の姿勢に90度戻しても、この間、シリンダ5側の作動体5Aはハブ孔10A内を遊動するだけであることから、ハブ10は何ら回動されず、摘み14も水平姿勢を維持したままとなる。
【0021】
次にサムターン7の構造について説明すると、このサムターン7は、図3及び図4に示すように、錠ケース8に固定的に保持されるホルダー19に、ハブ10側を小径孔bとする貫通孔20をシリンダ5と同一軸線に形成すると共に、小径孔bと大径孔cの一部とに係入するスペーサー21に、ハブ10側を小径にする段付き貫通孔22を形成し、かつ、この段付き貫通孔22に、段部dによって抜け止めを図る状態でハブ作動部材23を挿通させている。
【0022】
そして、ハブ作動部材23は、上記のハブ孔10Aに係入する十字状の作動体23aを端部に備えていて、キー13による施錠操作または解錠操作によるハブ10に連動して回動するように構成されており、このハブ作動部材23に突き合わせるようにして、前記ホルダー19に、摘み14を備えたサムピース軸24を回転可能に装着している。
【0023】
即ち、貫通孔20の大径孔cを閉じる状態の蓋体25に、サムピース軸24の挿通用筒体26を形成して、この筒体26まわりにリング状スペーサー27を嵌合させる一方、サムピース軸24に環状溝eを形成し、かつ、サムピース軸24を筒体26に貫挿させて後に、環状溝eに抜け止めリング28を係止させて、サムピース軸24を蓋体25に対して回転のみ可能に保持させているのであり、この蓋体25を、例えばビス25aによりホルダー19に装着する前に、クラッチ手段29を介してハブ作動部材23により回転操作される回転部材30を貫通孔20内に設けると共に、貫通孔20内において、ハブ作動部材23とサムピース軸24とを連動機構31によって連動連結している。
【0024】
上記の連動機構31は、この実施の形態では、解錠状態で上下方向の溝を形成するように、サムピース軸24の端面部に凹入部32を形成すると共に、この凹入部32に幅方向でルーズに(つまりは幅方向に遊びを有して)係入する突出部33をハブ作動部材23に形成して成る。
【0025】
そして、クラッチ手段29は、サムピース軸24の端部側に対して、それの回動中心から上方に偏らせるようにして、前記凹入部32に直交する方向のスライド溝34を形成すると共に、この溝34内を凹入部32に直交する方向にスライド可能で、かつ、スライドに伴って回転部材30のクラッチ溝35に係入するクラッチ部材36を、スライド溝34に保持させる一方、このクラッチ部材36に係止凹部37を形成して、この係止凹部37にハブ作動部材23の突出部33を係合させて成るもので、クラッチ溝35については、それの両端部f,fが解錠状態でスライド溝34とほゞ面一になるように形成してあり、ハブ作動部材23の回動に伴ってのみ、ハブ作動部材23の突出部33によってクラッチ部材36がクラッチ溝35の一方の端部fに係止するように構成している。
【0026】
ここで、上記構成のサムターン7が備える外出判定手段8は、シリンダ5による施錠状態のみを検知する施錠検知スイッチ(例えば近接スイッチ)17と、このスイッチ17を作動させる例えばマグネットなどのスイッチ作動部材18とから成るもので、前記回転部材30の下部側とホルダー19の内側面部とに、互いに例えば90度の位相を有せしめて凹部h,iを形成して、回転部材30側の凹部hにスイッチ作動部材18を埋め込む一方、ホルダー19側の凹部iに施錠検知スイッチ17を埋め込んでいる。尚、図3において、施錠検知スイッチ17ならびにスイッチ埋め込み凹部iを明確するために、ホルダー19の一部を展開図示している。
【0027】
上記の構成において、室内側でのサムターン7の操作で施錠を行う場合は、図5(A)〜(C)に示すように、摘み14を施錠方向(図示する例では時計回り方向)に約90度回動させると、図5(A)に示す状態から図5(B)に示す過程では、凹入部32とこれにルーズに係入する突出部33との遊びの間で、サムピース軸24のみが回動するのであって、この時、クラッチ部材36は、その係止凹部37に係入するハブ作動部材23の突出部33に当接するので、図5(B)の如く、クラッチ部材36は相対的にクラッチ溝35から逃げるようにスライドする。
【0028】
そして、このままサムピース軸24を回動させると、サムピース軸24は回転部材30を残したままで、凹入部32と突出部33とによる連動機構31を介して、ハブ作動部材23とクラッチ部材36とを一体に回動させるのであって、これによってハブ作動部材23を介してハブ10が回動されることで、デッドボルト11による施錠が行われるのである。
【0029】
この施錠状態では、図5(C)に示すように、回転部材30が回転することがないので、即ち、スイッチ作動部材18が施錠検知スイッチ17を作動させることがないので、外出判定手段8は、室内側でのサムターン7による施錠の在室を判定するのである。
【0030】
この状態で、サムターン7の操作によって解錠を行うと、サムピース軸24ならびにハブ作動部材23は、図5(A)に示す元の解錠姿勢に切り換えられるのであり、かつ、外出判定手段8は、解錠の在室を判定することになる。
【0031】
尚、図5(C)の施錠状態からキー13によるシリンダ5の操作によって解錠すると、ハブ10の回動によってハブ作動部材23が回動され、突出部33によってサムピース軸24が回動され、図5(A)の元の解錠状態となる。
【0032】
一方、室外側でのキー13によるシリンダ5の操作で施錠を行う場合は、図6(A)〜(C)に示すように、キー13の操作によってシリンダ5ひいてはハブ10を施錠方向(図示する例では時計回り方向であるが、室外側でのキー13の操作方向は反時計回り方向である。)に約90度回動させると、この回動に連動してハブ作動部材23が回動し、この際、図6(A)に示す状態から図6(B)に示す過程では、連動機構31の遊びの間でハブ作動部材23のみが回動して、ハブ作動部材23の突出部33がクラッチ部材36を押動することで、図6(B)の如く、クラッチ部材36がスライド溝34に沿ってスライドされて、クラッチ部材36は、その端部がクラッチ溝35の端部fに係入(クラッチ入りの状態)することになる。
【0033】
そして、続いてハブ10によってデッドボルト11が施錠状態に切り換えられる間に、このハブ10の回動に連動してハブ作動部材23が更に回動して、これによってクラッチ部材36がクラッチ溝35の端部fに係止することで、回転部材30は、クラッチ手段29を介してハブ作動部材23と一体に回動するのであり、かつ、サムピース軸24もハブ作動部材23に連動して回動するのであって、デッドボルト11が施錠状態に切り換えられた状態では、図6(C)に示すように、回転部材30も約90度にわたって回転して、スイッチ作動部材18が施錠検知スイッチ17を作動させることで、外出判定手段8は、室外側でのキー13による施錠の在室を判定するのである。
【0034】
この状態で、キー13の操作で解錠を行うために、キー13を解錠方向(時計回り方向)に約90度回動させると、シリンダ5によるハブ10の解錠動作に連動して、先ずは連動機構31の遊びの間でハブ作動部材23のみが回動し、ハブ作動部材23の突出部33がクラッチ部材36をスライドさせて、このクラッチ部材36の端部がクラッチ溝35の端部fに係入する。
【0035】
これに続いてハブ10がデッドボルト11を解錠状態に切り換える間に、クラッチ部材36の端部がクラッチ溝35の端部fに係止して、回転部材30がクラッチ手段29を介してハブ作動部材23と一体に回動すると共に、サムピース軸24もハブ作動部材23に連動して回動することで、デッドボルト11が解錠状態に切り換えられた状態では、サムピース軸24ならびにハブ作動部材23は、図6(A)に示す元の解錠姿勢(クラッチ切りの状態)に切り換えられるのであり、かつ、外出判定手段8は、解錠の在室を判定することになる。
【0036】
上記の構成によれば、サムターン7として、これを連動機構31によって一体化されるハブ作動部材23とサムピース軸24とから構成し、かつ、クラッチ手段29を介して、ハブ作動部材23のみによって回転操作される回転部材30を設けて、この回転部材30と錠本体3側のホルダー19に、スイッチ作動部材18と施錠検知スイッチ17を備えるだけで、室内側でのサムターン7の操作による施錠の在室と室外側でのキー13の操作による施錠の外室とを判定することができる。
【0037】
しかも、シリンダ5の回動で施解錠を確認し、サムターン7の回動では施錠の確認を行わせないので、例えばシリンダ5による施錠状態で停電して復電した際には、施錠状態が確実に確認されるのであり、かつ、復電するまでに、シリンダ5によって解錠操作が行われたとしても、復電した際には解錠状態が確認されるのであって、停電時にシリンダ5を如何に操作しても、復電時には誤作動なく、施錠状態または解錠状態を確実に確認でき、在室又は外出を正確に判定することができる。
【0038】
従って、本発明によれば、高価な論理回路が不要で、しかも、スイッチも1個で済む上に、復電時には在室と外出とを正確に判定できる扉錠を、構造を極めて簡単なものにして、耐久性に優れたものを安価に提供することができる。
【0039】
また、既存の扉錠であっても、これのサムターンのみを交換することで、この既存の扉錠を、在室又は外出を正確に判定できるものに構成変更することができる。
【0040】
特に、外出判定手段8とクラッチ手段29とをシリンダ5に設けるには、シリンダ5の構造上、スペースに制約を受けるため、不可能であると言っても過言ではなく、この点にあって本発明では、スペース的に余裕のあるサムターン7に、外出判定手段8とクラッチ手段29など全てを収納した点にも特徴を有するのである。
【0041】
次に、別の実施の形態によるサムターン7を、図7〜図14に基づいて説明する。ここで、図7はサムターンの断面図、図8は連動機構と共に示すクラッチ手段の分解斜視図、図9(A),(B)〜図11(A),(B)はサムターンによる施錠の動作手順を示す説明図、図12(A),(B)〜図14(A),(B)はシリンダによる施錠の動作手順を示す説明図である。
【0042】
この別の実施の形態によるサムターン7は、図7に示すように、キー13によるシリンダ5の施錠操作または解錠操作に連動して回動するハブ10に連結される点では、図3に示したサムターン7と何ら異なるものではなく、クラッチ手段29の構成が次のように異なるだけのものである。
【0043】
即ち、図7及び図8に示すように、錠ケース9に固定的に保持されるホルダー19に、サムピース軸24の摘み14側を開放した中空部Pと、ハブ10側を小径にした段付き貫通孔41とを形成すると共に、ハブ10のハブ孔(図4を参照)10Aに係入する十字状の作動体23aを端部に備えたハブ作動部材23を、スペーサー42を介して段付き貫通孔41に回動可能に設け、かつ、後述するクラッチ手段29を介してハブ作動部材23により回転操作される板状の回転部材30を、ハブ作動部材23に嵌合保持させている。
【0044】
そして、上記の回転部材30に舌片を連設して、この舌片をスイッチ作動部材18とし、このスイッチ作動部材18と、このスイッチ作動部材18によってON・OFF作動されて、シリンダ5による施錠状態又は解錠状態を検知する施錠検知スイッチ(この実施の形態ではマイクロスイッチ)17とによって、外出判定手段8を構成すると共に、この内の施錠検知スイッチ17を中空部Pの上部にビスj止めし、かつ、中空部Pの摘み14側の開口部の一部を閉じるように、上記のビスjによってL字状のブラケット43を共締めしている。
【0045】
一方、L字状ブラケット43にビスm止めされる蓋体44に、ホルダー19の段付き貫通孔41と同一軸線の貫通孔45を備えたリング部材46を設けて、このリング部材46に、摘み14を備えたサムピース軸24を挿通させると共に、このサムピース軸24とスイッチ作動部材18の突き合わせ端部に、凹入部32と突出部33とを形成して連動機構31を構成し、更に、サムピース軸24とリング部材46との間に、サムピース軸24の摘み14を垂直姿勢と水平姿勢とに位置決めするためのクリック手段47,47を設けると共に、リング部材46の内端面に係止するリング48をサムピース軸24に設けて、サムピース軸24の抜け止めを図っている。
【0046】
尚、上記の回転部材30には、ハブ10のハブ孔10Aと同じ形状の係合孔30Aが形成されていて、この係合孔30Aにハブ作動部材23の突出部33が係入されており、かつ、この実施の形態では、解錠状態で回転部材30をキー挿入側から見た状態において、突出部33の右側上部の面部33aと左側下部の面部33bとが、係合孔30Aの鉛直面部30a,30bに近接する状態に形成されており、後述するクラッチ手段29を備えていない状態では、ハブ作動部材23ならびにサムピース軸24を施解錠方向の何れに回動させても、ハブ作動部材23の突出部33は、係合孔30A内を遊動するだけである。
【0047】
次にクラッチ手段29について説明すると、このクラッチ手段29は、サムピース軸24の端部側に対して、それの回動中心から上方に偏らせるようにして、前記凹入部32に直交する方向のスライド溝34を形成すると共に、この溝34内をスライド可能で、かつ、スライドに伴って回転部材30のクラッチ係止部49に係入する係止片50を有したクラッチ部材36を、サムピース軸24の端部側にピンmまわりで回動可能に保持させている。
【0048】
そして、このクラッチ部材36に、ハブ作動部材23の突出部33の両面に点当接する状態の突起n,nを備えた係止凹部37を形成して、この係止凹部37にハブ作動部材23の突出部33を係合させて成るもので、図9(A)の解錠状態では、回転部材30のクラッチ係止部49と、このクラッチ係止部49に対するクラッチ部材36の係止片50とが互いに相対峙する状態で、この内の係止片50がスライド溝34内に納まっており、かつ、回転部材30のスイッチ作動部材18は、スイッチ作動の待機位置に退避していて、ハブ作動部材23の回動に伴ってのみ、クラッチ部材36が回動して、それの係止片50が回転部材30のクラッチ係止部49に係入するように構成している。
【0049】
上記の構成において、室内側でのサムターン7の操作で施錠を行う場合は、図9(A),(B)〜図11(A),(B)に示すように、摘み14によってサムピース軸24を施錠方向(図示する例では時計回り方向)に回動させると、図9(A),(B)に示す状態から図10(A),(B)に示す過程では、凹入部32とこれにルーズに係入する突出部33との遊びの間で、クラッチ部材36を備えたサムピース軸24のみが回動し、かつ、サムピース軸24の凹入部32がハブ作動部材23の突出部33に係止して後は、図11(A),(B)に示すように、連動機構31を介してサムピース軸24とハブ作動部材23とが一体に回動し、これによってハブ作動部材23を介してハブ10が回動されることで、デッドボルトによる施錠が行われるのである。
【0050】
この間、クラッチ部材36は、ハブ作動部材23の突出部33による回動を一切伴わないことから、即ち、ハブ作動部材23の突出部33は、回転部材30の係合孔30A内を遊動するだけで、回転部材30は回動せず、回転部材30のスイッチ作動部材18が施錠検知スイッチ17を作動させることがないので、外出判定手段8は、室内側でのサムターン7による施錠の在室を判定するのである。
【0051】
この状態で、サムターン7によるシリンダ5の操作によって解錠を行うと、サムピース軸24ならびにハブ作動部材23は、図9(A),(B)に示す元の解錠姿勢に切り換えられるのであり、かつ、外出判定手段8は、解錠の在室を判定することになる。
【0052】
尚、図11(A),(B)の施錠状態からキー13によるシリンダ5の操作によって解錠すると、ハブ10の回動によってハブ作動部材23が回動され、突出部33によってサムピース軸24が回動され、図9(A),(B)の元の解錠状態となる。
【0053】
一方、室外側でのキー13によるシリンダ5の操作で施錠を行う場合は、図12(A),(B)〜図14(A),(B)に示すように、キー13の操作によってシリンダ5ひいてはハブ10を施錠方向(キー13側から見て反時計回り方向)に約90度回動させると、この回動に連動してハブ作動部材23が回動し、この際、図12(A),(B)に示す状態から図13(A),(B)に示す過程では、連動機構31の遊びの間でハブ作動部材23の突出部33のみが回動して、この突出部33がクラッチ部材36の施錠方向側の突起nを押圧して、クラッチ部材36を回動させることで、このクラッチ部材36の係止片50が回転部材30のクラッチ係止部49に係入(クラッチ入りの状態)することになる。
【0054】
そして、これに続くハブ10の施錠動作に連動して、ハブ作動部材23が更に回動することで、ハブ作動部材23は、クラッチ手段29を介して回転部材30を一体に回動するのであり、かつ、サムピース軸24もハブ10の回動によりハブ作動部材23に連動して回動するのであって、デッドボルトが施錠状態に切り換えられた状態では、図14(A),(B)に示すように、回転部材30も約90度にわたって回転して、スイッチ作動部材18が施錠検知スイッチ17を作動させることで、外出判定手段8は、室外側でのキー13による施錠の在室を判定する。
この施錠状態では、解錠状態で鉛直であった回転部材30の係合孔30Aにおける面部30a,30bが、左側の水平上向き面部と右側の下向き面部30bとに姿勢を変更しており、かつ、これらの面部30a,30bに、突出部33の面部33a,33bが近接する状態となっている。
【0055】
従って、この状態で解錠を行うために、キー13を解錠方向(時計回り方向)に約90度回動させると、この回動に伴って、ハブ作動部材23の突出部33が解錠方向側の突起nを押圧して、クラッチ部材36を回動させることで、このクラッチ部材36の係止片50が回転部材30のクラッチ係止部49から抜け出して、クラッチ手段29がクラッチ切りの状態に切り換えられる。
【0056】
一方、キー13によるハブ10の解錠動作に連動して、連動機構31の遊びの間でハブ作動部材23のみが回動すると共に、これに続いて、ハブ10がデッドボルトを解錠状態に切り換える間に、突出部33の面部33a,33bが回転部材30の係合孔30Aにおける面部30a,30bに係止して、ハブ作動部材23と回転部材30とが一体に解錠方向に約90度回動し、かつ、サムピース軸24もハブ作動部材23に連動して回動するのであって、デッドボルトが解錠状態に切り換えられた状態では、サムピース軸24ならびにハブ作動部材23は、図12(A),(B)に示す元の解錠姿勢に切り換えられるのであり、かつ、外出判定手段8は、解錠の在室を判定することになる。
【0057】
別の実施の形態による上記構成のサムターン7にあっても、高価な論理回路が不要で、かつ、スイッチも1個で済む上に、復電時には在室と外出とを正確に判定できる扉錠を、構造を極めて簡単なものにして安価に提供でき、しかも、既存の扉錠についても、これのサムターンのみを交換することで、この既存の扉錠を、在室又は外出を正確に判定できる扉錠に構成変更することができる。
【0058】
尚、上記した各実施の形態では、外出判定手段8の施錠検知スイッチ17として、スイッチ接点が開くことで外出を判定するように、ブレーク接点を用いているが、メーク接点を用いて外出を判定するようにしてもよい。
【0059】
また、図8において、クラッチ部材36を回動可能に保持するためのピンmの挿通孔rを、凹入部32を挟んでその両側に2個設けているが、これはサムターン7を勝手違いに変更可能に構成する上でのことであって、一方の挿通孔rは予備孔となっている。
【0060】
更に、各実施の形態では、電気錠でない一般的な扉錠について説明したが、例えば図15に示す電気錠などのも適用される。
【0061】
図15に示す電気錠は、公知の一例を示したもので、ソレノイド61やハブ10の作動によって、施錠部材62がラッチボルト兼用のデッドボルト11に係脱することで、施錠または解錠されるようにしたものである。
【0062】
即ち、ソレノイド61のプランジャ63に揺動部材64の一端をピン65で連結すると共に、揺動部材64の他端を施錠部材62の一端にピン66にて連結し、施錠部材62の他端の係合部67をデッドボルト11の被係合部68に係脱自在に係合するようにしたものである。尚、図15において、図中の69は施錠部材62によるデッドボルト11の係合部67への係合を安定して行わせるスプリングである。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の扉錠によれば、高価な論理回路が不要で、しかも、スイッチも1個で済む上に、復電時には在室と外出とを正確に判定できる扉錠を、構造を極めて簡単なものにして、耐久性に優れると共に極めて安価に提供することができ、加えて、既存の扉錠についても、これのサムターンのみを、クラッチ手段および外出判定手段を備えたサムターンに交換することで、この既存の扉錠を、在室又は外出を正確に判定できる扉錠に構成変更することができるという極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 扉錠の側面図である。
【図2】 一部を破断して示した扉錠の正面図である。
【図3】 スイッチ保持ホルダーの一部を展開図示したサムターンの断面図である。
【図4】 連動機構と共に示すクラッチ手段の分解斜視図である。
【図5】 (A)〜(C)はサムターンによる施錠の動作手順を示す説明図である。
【図6】 (A)〜(C)はシリンダによる施錠の動作手順を示す説明図である。
【図7】 別の実施の形態によるサムターンの断面図である。
【図8】 連動機構と共に示すクラッチ手段の分解斜視図である。
【図9】 (A),(B)は解錠状態下のクラッチ手段の説明図である。
【図10】 (A),(B)はサムターンによる施錠途中の状態を示すクラッチ手段の説明図である。
【図11】 (A),(B)はサムターンによる施錠状態を示すクラッチ手段の説明図である。
【図12】 (A),(B)は解錠状態下のクラッチ手段の説明図である。
【図13】 (A),(B)はシリンダによる施錠途中の状態を示すクラッチ手段の説明図である。
【図14】 (A),(B)はシリンダによる施錠状態を示すクラッチ手段の説明図である。
【図15】 電気錠を示す側面図である。
【符号の説明】
5…シリンダ、7…サムターン、8…外出判定手段、13…キー、17…施錠検知スイッチ、18…スイッチ作動部材、19…ホルダー(錠本体側の固定部材)、23…ハブ作動部材、24…サムピース軸、29…クラッチ手段、30…回転部材、31…連動機構、32…凹入部、33…突出部、35…クラッチ溝、36…クラッチ部材、49…クラッチ係止部。

Claims (2)

  1. 室外側でのキーによるシリンダの操作または室内側でのサムターンの操作によって施錠または解錠されると共に、前記シリンダによる施錠状態のみを検知して外出と判定する外出判定手段を備えて成る扉錠であって、外出判定手段を施錠検知スイッチとスイッチ作動部材とから構成する一方、前記キーによる施錠操作または解錠操作に連動して回動するハブ作動部材と、前記サムターンのサムピース軸とを、連動機構によって連動連結し、かつ、クラッチ手段を介してハブ作動部材により回転操作される回転部材の回動によって前記スイッチを作動させて、在室又は外出判定の検知を行わせるように構成して成り、サムピース軸の端面部に凹入部を形成すると共に、この凹入部に幅方向でルーズに係入する突出部をハブ作動部材に形成して連動機構を構成する一方、クラッチ手段として、サムピース軸の端部側に、前記凹入部に直交する方向でのスライドに伴って回転部材のクラッチ溝に係入するクラッチ部材を保持させ、かつ、このクラッチ部材にハブ作動部材の突出部を係合させて、ハブ作動部材の回動に伴ってのみクラッチ部材をクラッチ溝の端部に係止させて、回転部材をハブ作動部材の回動に連動させて回転させるように構成して成ることを特徴とする扉錠。
  2. 室外側でのキーによるシリンダの操作または室内側でのサムターンの操作によって施錠または解錠されると共に、前記シリンダによる施錠状態のみを検知して外出と判定する外出判定手段を備えて成る扉錠であって、外出判定手段を施錠検知スイッチとスイッチ作動部材とから構成する一方、前記キーによる施錠操作または解錠操作に連動して回動するハブ作動部材と、前記サムターンのサムピース軸とを、連動機構によって連動連結し、かつ、クラッチ手段を介してハブ作動部材により回転操作される回転部材の回動によって前記スイッチを作動させて、在室又は外出判定の検知を行わせるように構成して成り、サムピース軸の端面部に凹入部を形成すると共に、この凹入部に幅方向でルーズに係入する突出部をハブ作動部材に形成して連動機構を構成する一方、クラッチ手段として、サムピース軸の端部側に、前記凹入部に直交する方向での回動に伴って回転部材のクラッチ係止部に係脱するクラッチ部材を保持させ、かつ、このクラッチ部材にハブ作動部材の突出部を係合させて、ハブ作動部材の施錠方向への回動に伴ってクラッチ部材をクラッチ係止部に係止させる一方、ハブ作動部材の解錠方向への回動に伴って、ハブ作動部材の突出部を回転部材に係止させて、回転部材をハブ作動部材の回動に連動させて回転させるように構成して成ることを特徴とする扉錠。
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