JPH10184061A - 機械式地下立体駐車場 - Google Patents

機械式地下立体駐車場

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Publication number
JPH10184061A
JPH10184061A JP35786396A JP35786396A JPH10184061A JP H10184061 A JPH10184061 A JP H10184061A JP 35786396 A JP35786396 A JP 35786396A JP 35786396 A JP35786396 A JP 35786396A JP H10184061 A JPH10184061 A JP H10184061A
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JP
Japan
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parking
underground
lift
main
parking room
Prior art date
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Pending
Application number
JP35786396A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetoshi Koga
重利 古賀
Eitaro Yoshitomi
英太郎 吉富
Masaki Tanifuji
正樹 谷藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Filing date
Publication date
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで建設できる比較的小規模の機械式
地下立体駐車場およびその構築方法を提供する。 【解決手段】 平面視16角形の筒状に形成され、構造
躯体として仮設山留めを兼ねる連続地中壁10を有す
る。連続地中壁10を地中に構築し、その内部に底版1
2と内壁14を構築し、さらに8つの中柱16を8角形
状に構築する。内壁14と各中柱16の間に放射方向に
主駐車室18を設け、各主駐車室18の側部に副駐車室
60を設置し、車両の搬送機構70を設ける。また、各
中柱16にターンテーブル付きリフト20を昇降可能に
設置する。ターンテーブル付きリフト20により主駐車
室18に格納した車両を搬送機構70によって副駐車室
60に格納し、この副駐車室60に格納した車両を搬送
機構70によって主駐車室18に搬送し、ターンテーブ
ル付きリフト20により出庫する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の搬送手段を
備えて車両を地下空間に収容する機械式地下立体駐車場
に関し、特に駐車台数を約80台程度の収容規模に限定
した機械式地下立体駐車場に適用して有効なものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の機械式地下立体駐車場は、駐車台
数の規模を例えば200台以上と多くの収容を対象とし
て建設され、その全体構造は、平面視で長方形に構築さ
れているものが主である。また、このような地下立体駐
車場における地下構造物の構築方法としては、まず、大
規模な仮設山留め構造により地盤を掘削して地下駐車場
の構造躯体を構築している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような機械式地下立体駐車場では、最終的には地下駐車
場の構成要素とならない仮設の山留め壁を構築しなけれ
ばならず、そのため全体として建設費用が非常に高額と
なっている。その結果、1台当たりの建設費用が高くな
り、駐車台数が200台や300台といった規模の大き
い駐車場でないと、事業採算をとることは困難である。
しかし、過密化した都市部では駐車スペースを確保する
ことが難しく、地下駐車場、特に比較的小規模の機械式
地下立体駐車場に対するニーズが極めて高い。そこで本
発明の目的は、低コストで建設できる比較的小規模の機
械式地下立体駐車場を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、車両の搬送手段を備えて車両を地下空間に収
容する機械式地下立体駐車場であって、地下立体駐車場
の全地階にわたって連続する筒形状を有し、仮設山留め
と本設構造躯体とを兼用する連続地中壁と、前記連続地
中壁の内部に設けられる地下空間の底面に構築される底
版と、前記連続地中壁の内周面に構築される内壁と、前
記底版上に立設される複数の中柱であって、互いに前記
連続地中壁の軸芯位置より等間隔の放射方向に分散配置
される中柱と、各中柱に設けられた上下方向のガイド部
材と、前記ガイド部材にガイドされて上下方向に移動す
るターンテーブル付きリフトと、前記内壁と前記中柱と
の間に、上下に間隔をおいた複数の水平面内で、それぞ
れ複数配置される横架材と、前記横架材上に設けられ、
前記リフトに対して放射方向に配置された複数の主駐車
室と、前記横架材上に設けられ、前記各主駐車室の側部
に配置された副駐車室と、前記主駐車室と副駐車室との
間で車両の搬送する搬送機構とを設けたことを特徴とす
る。
【0005】また本発明は、前記複数の中柱が平面視等
辺多角形状に配置され、多角形に各辺に対応して各主駐
車室を配設したことを特徴とする。また本発明は、前記
連続地中壁および内壁が、前記複数の中柱による多角形
状の2倍の辺を有する平面視等辺多角形状に形成され、
前記連続地中壁および内壁の各辺のうち1つおきの辺に
対応して前記各主駐車室を配設し、残りの辺に対応して
前記各副駐車室を配設したことを特徴とする。また本発
明は、前記ターンテーブルが、各主駐車室に対して車両
を入出庫する駆動ローラユニットを有し、駆動ローラユ
ニットが、複数の駆動ローラと、これら駆動ローラを支
持するフレームとを有していることを特徴とする。
【0006】また本発明は、前記各主駐車室が、前記タ
ーンテーブルに対して車両を入出庫する駆動ローラユニ
ットを有し、前記駆動ローラユニットが、複数の駆動ロ
ーラと、これら駆動ローラを支持するフレームとを有し
ていることを特徴とする。また本発明は、前記搬送機構
が、横架材上で主駐車室から副駐車室にかけて移動可能
に配置された移動台と、前記移動台の上に支持された昇
降機構と、前記昇降機構によって片持ち構造で支持され
た櫛歯状のリフト部材とを有し、前記リフト部材が、主
駐車室の駆動ローラの間隙部に挿入配置され、前記昇降
機構によって駆動ローラの上方に上昇移動することによ
り、駆動ローラ上の車両を持ち上げて、主駐車室と副駐
車室との間で搬送するようにしたことを特徴とする。ま
た本発明は、前記移動台が、横架材上に設けられたガイ
ド部に沿って移動するものであることを特徴とする。
【0007】また本発明は、前記各主駐車室の駆動ロー
ラユニットが、前記駆動ローラユニットの下側に設けた
駆動機構により駆動されるとともに、前記副駐車室側に
位置したフレームにリフト部材を挿入するための間隙部
を形成し、前記副駐車室側から前記フレームの間隙部よ
り駆動ローラ間にリフト部材を挿入配置し、このリフト
部材を昇降することにより、駆動ローラ上の車両を持ち
上げるようにしたことを特徴とする。また本発明は、前
記リフト部材が、駆動ローラ上の車両の前輪と後輪に対
応する位置に分散して配設されていることを特徴とす
る。また本発明は、前記リフト部材の一部が、車輪の円
弧形状に沿って配設されていることを特徴とする。また
本発明は、前記リフト部材の上面に滑り止め部材を設け
ていることを特徴とする。
【0008】また本発明は、前記各主駐車室が、横架材
上に設置される枠フレームによって、上下2段に構成さ
れ、上下の各段に前記駆動ローラユニットが配置され、
かつ、各段に対応して前記ターンテーブル付きリフトを
昇降し、車両の入出庫を行うとともに、前記主駐車室の
各段に対応してそれぞれ前記搬送機構を配設し、上下2
段の副駐車室を構成したことを特徴とする。また本発明
は、前記各主駐車室のいくつかを、副駐車室への車両の
入出庫の際に他の車両を待避させて入出庫経路を確保す
るための待避スペースに用いるようにしたことを特徴と
する。また本発明は、隣接する主駐車室と副駐車室との
間隙部に前記ターンテーブル付きリフト用のカウンタウ
エイトを設けたことを特徴とする。
【0009】以上のような本発明の機械式地下立体駐車
場においては、筒形状の連続地中壁によって、仮設山留
めと本設構造躯体とを兼用したことで、地下構造物を経
済的に構築することができる。特に、放射状に配置され
る主駐車室に対応して連続地中壁を多角形状に形成する
ことで、仮設支保工も不要となり、放射状の主駐車室を
容易に構築することができる。また、中央に配置したタ
ーンテーブル付きリフトと、その周囲に放射状に配置さ
れた主駐車室とによって、車両の入出庫を迅速に行うこ
とができる。そして、主駐車室の側部に副駐車室を設
け、搬送機構によって主駐車室の車両を収容できるよう
にしたことから、放射状に配置された主駐車室と主駐車
室との間のスペースを有効に利用して車両の収納庫を構
成することができ、駐車場の収容効率を向上することが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明による機械式地下立
体駐車場の実施の形態例について説明する。図1は、本
発明における機械式地下立体駐車場の全体構造を示す垂
直断面図であり、図2は、前記機械式地下立体駐車場の
地階部分の構造を示す水平断面図である。本例の機械式
地下立体駐車場は、地上1階、地下4階建であり、地下
1階から4階に駐車室を設けたものである。そして、地
下1階は、その半分を消火設備や電気機械設備を設けた
設備室および管理室2としており、それ以外のスペース
によって1台分の待避マスと9台分の車両を収容可能で
ある。また、地下2階および地下3階で、各階2台分の
待避マスと30台ずつの車両を収容可能であり、地下4
階で、1台分の待避マスと15台の車両を収容可能であ
る。したがって、本例の地下立体駐車場では、合計90
台分の駐車室規模となっているが、後述するように、入
出庫の際に搬送経路を開けるため6台分の駐車室を待避
マスとして使用することから、実際の収容台数は84台
となる。
【0011】また、本例の地下立体駐車場は、構造躯体
として仮設山留めを兼ねた連続地中壁10を有する。こ
の連続地中壁10は、図2に示すように、平面視形状が
16角形の筒状に形成されたものであり、地下立体駐車
場の全地階にわたって連続し、さらに下方に構築されて
いる。また、連続地中壁10の内部の地下空間には、そ
の底部に底版12が構築され、また、連続地中壁10の
内周面には内壁14が構築されている。内壁14は、連
続地中壁10の形状に対応する16角形に形成されてい
る。
【0012】また、底版12の上には、連続地中壁10
の軸芯位置より等間隔の放射方向に分散配置された8つ
の中柱16が設けられている。すなわち、各中柱16
は、全体として平面視で等辺六角形の各コーナ部に配置
されており、それぞれ主駐車室18の入出口を構成する
ための間隔で配置されているものである。そして、内壁
14と中柱16の間には、鉄筋コンクリート梁26およ
び鉄骨梁28が架設されており、これら梁26、28上
に各階の床が構築されている。そして、地下2階、3階
の各床上には、枠フレーム30が配置され、上下2段の
主駐車室18が構成されている。また、地下1階、4階
には、1段の主駐車室18が設けられる。
【0013】各主駐車室18は、図2に示すように、中
柱16と内壁14との間に8方向の放射状に設けられて
いる。すなわち、各中柱16の間隙部分が各主駐車室1
8の入出口となっており、また、各主駐車室18の後面
は、上述のように16角形の内壁14の各辺のうちの1
つおきの辺に対応するように配置されている。また、各
主駐車室18の左側部には、それぞれ副駐車室60が配
置されている。これら副駐車室60には、それぞれの主
駐車室18に収容された車両が、後述する搬送機構70
によって搬送されて収容されるようになっている。
【0014】図3は、主駐車室18と搬送機構70の構
造を示す平面図であり、図4は、主駐車室18の上に車
両を格納した状態を示す平面図である。また、図5は、
主駐車室18の上に車両を格納した状態を示す正面図で
あり、図6は、搬送機構70によって主駐車室18から
副駐車室60に車両を搬送する状態を示す正面図であ
る。また、図7は、搬送機構70の構成を示す平面図で
あり、図8は、搬送機構70の上に車両を支持した状態
を示す平面図である。さらに、図9は、搬送機構70に
よって車両を支持した状態を示す側面図である。各主駐
車室18は、車両の入出庫を行うための2種類の駆動ロ
ーラ群34、62より構成される駆動ローラユニット3
2を有している。第1の駆動ローラ群34は、まっすぐ
な円柱状のローラ34Aを互いに密接して配置したもの
であり、主駐車室18の前方部と中間部と後方部の3箇
所に配置されている。これら駆動ローラ群34の各ロー
ラ34Aは、その両端部が連続的なフレームブロック3
6Aによって軸支されている。
【0015】また、第2の駆動ローラ群62は、真ん中
に縮径部を有するローラ62Aを互いに所定間隔おきに
配置したものであり、上述した各第1の駆動ローラ群3
4の中間の2箇所に配置されている。すなわち、第2の
駆動ローラ群62は、車両の前輪と後輪にほぼ対応する
位置に設けられている。そして、第2の駆動ローラ群6
2の各ローラ62Aは、真ん中の縮径部と副駐車室60
側の端部とが、それぞれ独立したフレームブロック36
Bによって軸支されており、副駐車室60と反対側の端
部が連続的なフレームブロック36Aによって軸支され
ている。すなわち、第2の駆動ローラ群62は、各ロー
ラ62Aの間に、後述する搬送機構70のリフト部材7
2を挿入するための間隙を形成した櫛歯型の構造のもの
であり、この櫛歯構造においてローラ62Aの十分な支
持強度を得るために、各ローラ62Aの真ん中をフレー
ムブロック36Cで支持して補強するものである。
【0016】また、図5に示すように、主駐車室18の
床上には、駆動モータ64が設けられおり、その駆動力
は、駆動チェーン66Aを介して駆動シャフト68に伝
達される。駆動シャフト68は、駆動ローラユニット3
2の下面に各ローラ34A、62Aと平行に配置されて
おり、この駆動シャフト68の駆動は、図3乃至図5に
示すように、駆動チェーン66Bを介して各ローラ34
A、62Aに伝達される。なお、駆動ローラユニット3
2は、図5に示すように、主駐車室18の床上に片持ち
構造で形成されたフレーム基板32A上に設けられてお
り、このフレーム基板32Aの下面には、副駐車室60
側に開口した空隙スペースが形成され、後述する搬送機
構70の移動台74が配置されるようになっている。
【0017】搬送機構70は、図5および図6に示すよ
うに、主駐車室18から副駐車室60にかけて同一平面
上に形成された床を移動する移動台74と、この移動台
74に設けられた昇降機構76と、この昇降機構76に
片持ち構造で支持されて昇降制御されるリフト部材72
とを有する。移動台74は、下面に複数の駆動輪74A
を有し、この駆動輪74Aは、移動台74に設けた駆動
モータ(図示省略)によって主駐車室18および副駐車
室60の床上に設けられた4本のガイドレール78に沿
って走行するようになっている。したがって、移動台7
4は、主駐車室18のフレーム基板32Aの下面に配置
される最も前進した位置から、副駐車室60側に完全に
退いた位置まで水平移動することができる。
【0018】リフト部材72は、図3及び図7に示すよ
うに、それぞれ上述した第2の駆動ローラ群62の各ロ
ーラ62Aの間に挿入される複数のリフト片72A、7
2Bを有し、全体として櫛歯状に形成されている。具体
的には、車両の前輪部分に対応して5本のリフト片72
Aが設けられ、後輪部分に対応して9本のリフト片72
Bが設けられている。なお、図9に示すように、前輪側
の5本のリフト片72Aは、車輪の下面を確実に保持す
るために、車輪の円弧形状に合わせて円弧軌跡上に配置
されている。一方、後輪側の9本のリフト片72Bは、
後方の2つのリフト片72Bが車輪の円弧形状に沿う軌
跡上に配置されている。すなわち、このリフト部材72
では、車両の前輪を5本のリフト片72Aで完全に保持
するとともに、後輪を9本のリフト片72Bで受けるこ
とで、長さの異なる車両を安定して保持できるようにな
っている。また、各リフト片72A、72Bの上面に
は、図8に示すように、車両の各車輪に対応する位置に
滑り止め部80が設けられている。
【0019】昇降機構76は、図7及び図9に示すよう
に、各リフト片72A、72Bを分担して支持する油圧
ジャッキ76A〜76Dより構成されている。そして、
図6に示すように、上述した駆動ローラユニット32の
各ローラ62A間に挿入された各リフト片72A、72
Bを、駆動ローラユニット32の下方位置から上方位置
に上昇させることにより、この駆動ローラユニット32
上に配置された車両を持ち上げ、移動台74の移動によ
って副駐車室60側に移動する。また、車両を完全に副
駐車室60側に移動した後は、各リフト片72A、72
Bを最下降位置に下げて、油圧ジャッキ76A〜76D
を非作動状態とする。これにより、車両を副駐車室60
に格納した状態となり、出庫時まで待機する。そして、
出庫時には、再び油圧ジャッキ76A〜76Dを作動さ
せて、リフト片72A、72Bを上昇させて車両を持ち
上げ、移動台74を主駐車室18側に移動し、車両を駆
動ローラユニット32の上面に配置した後、各リフト片
72A、72Bを下降させ、車両を駆動ローラユニット
32上に置く。このようにして、搬送機構70により、
主駐車室18と副駐車室60との間で車両の入出庫を行
う。なお、以上のような搬送機構70は、地下2階およ
び地下3階では、上述した枠フレーム30による上下2
段の各主駐車室18に対応して、上下2段に設けられて
いる。すなわち、この場合には、枠フレーム30によっ
て格段の駐車室18及び副駐車室60の床が構成され、
この床上にガイドレール78が設けられ、搬送機構70
が設置されている。
【0020】また、図1、図2において、各中柱16の
内側には、ターンテーブル付きリフト20をガイドする
ためのガイド受けレール22が設けられており、これら
ガイド受けレール22に沿ってターンテーブル付きリフ
ト20が昇降するようになっている。ガイド受けレール
22は円柱形に形成されており、リフト20側に設けた
スライドガイド24の円弧溝部と嵌合するようになって
いる。すなわち、リフト20は、平面視8角形状に形成
され、8つのコーナ部にスライドガイド24を有してお
り、各スライドガイド24が中柱16に設けた8つのガ
イド受けレール22によってスライド自在に支持されて
いる。なお、リフト20の昇降をガイドする具体的構成
としては、本例のようなガイド受けレール22とスライ
ドガイド24の組み合わせに限らず、適宜変形が可能で
ある。
【0021】また、リフト20は、リフト吊り天井20
Aとリフト底版20Bとをスライドガイド24で連結し
たものであり、リフト吊り天井20Aが吊りワイヤ(図
示省略)によって吊り下げられている。そして、リフト
20は、図2に示すカウンタウエイト56によってバラ
ンスされ、吊りワイヤを地上階に設けた駆動設備(図示
省略)によって駆動制御されることで、各主駐車室18
に対応する高さ位置に昇降制御されるようになってい
る。また、リフト底版20Bの上面には、ターンテーブ
ル40が設けられている。これは円板状のテーブル40
をリフト底版20Bの上面で回転自在に支持し、このテ
ーブル40を油圧モータ等の駆動装置(図示省略)によ
って回転駆動するものである。また、テーブル40の上
面には、車両を主駐車室18に入出庫するための駆動ロ
ーラユニット42が設けられている。この駆動ローラユ
ニット42は、車両の入出庫方向に並列に配設された複
数の駆動ローラ44と、これら駆動ローラ44を支持す
るフレーム46と、各駆動ローラ44を正転または逆転
方向に駆動する駆動機構(図示省略)とを有する。
【0022】また、このターンテーブル40では、車両
の入出庫時に、駆動ローラユニット42を主駐車室18
側に前進させて駆動ローラユニット42と主駐車室18
との間隙を短縮するとともに、ターンテーブル40の回
転時には、駆動ローラユニット42を後退させて主駐車
室18より離間させ、ターンテーブル40を支障なく回
転できるようにしている。上述のような各主駐車室18
側の駆動ローラユニット32とターンテーブル40側の
駆動ローラユニット42との間には、固定ローラ50が
配置され、車両の入出庫を補助するようになっている。
この固定ローラ50は、前記各中柱16の各主駐車室1
8の出入口に対応する位置であって、各駆動ローラユニ
ット32、42の駆動ローラ34、44と対応する高さ
位置に架設されている。
【0023】また、このような機械式地下立体駐車場の
地上階は入出庫バース52となり、顧客の車の受け渡し
を行う上屋54を構築する。また、各階の主駐車室18
以外のスペースは、リフト用のカウンタウエイト56の
シャフトとして使用し、さらにその他の部分は、設備機
器用の部屋に使用する。
【0024】以上のような機械式地下立体駐車場を建設
する場合には、まず、連続地中壁10を構築した後、こ
の連続地中壁10の土砂を掘削して地下空間を形成し、
この地下空間の底面に底版12を構築し、連続地中壁の
内周面に内壁14を構築し、さらに底版12上に各中柱
14を構築して構造躯体を完成する。次いで、中柱14
に沿ってガイド受けレール22を取付け、ターンテーブ
ル付きリフト20を設置する。そして、各地階の床上
に、主駐車室18の駆動ローラユニット32や搬送機構
70を配置して各駐車室18、60を完成する。
【0025】次に、以上のような機械式地下立体駐車場
においては、空き駐車室の状態をコンピュータによって
管理しながら、主駐車室18および副駐車室60への入
出庫を行う。そして、新たな車両を格納する場合には、
空き状態の副駐車室60から優先的に車両を格納してい
く。この際、車両をリフト20を経て主駐車室18に格
納し、この主駐車室18に格納した車両を、ただちに搬
送機構70によって副駐車室60に自動的に搬送収納す
ることにより、迅速に収納作業を完了できる。また、例
えば図2に示す各主駐車室18のうちの1つを待避マス
18Aとして確保しておく。そして、副駐車室60から
車両を出庫する際には、この副駐車室60に対応する主
駐車室18に既に車両が格納されている場合、まず、こ
の主駐車室18の車両をリフト20を経て退避マス18
Aに移動した後、副駐車室60の車両を主駐車室18お
よびリフト20を経て出庫する。この後、退避マス18
Aに移動した車両を主駐車室18に戻し、さらに空にな
った副駐車室60へ格納しておく。なお、以上のような
入出庫処理は、コンピュータ制御によりパズル式に待避
マスを利用して管理する。
【0026】以上のように、本例の機械式地下立体駐車
場においては、16角形の筒状に形成された連続地中壁
10によって、仮設山留めと本設構造躯体とを兼用した
ことで、地下構造物を経済的に構築することができる。
特に、放射状に配置される主駐車室18に対応して連続
地中壁10を多角形状に形成することで、仮設支保工も
不要となり、放射状の主駐車室18および副駐車室60
を容易に構築できる。また、これにより工期も短縮する
ことができる。また、中央に配置したターンテーブル付
きリフト20と、その周囲に放射状に配置された主駐車
室18とにより、車両の入出庫を迅速に行うことができ
る。また、搬送機構70によって、主駐車室18から副
駐車室60への車両の入出庫を迅速に行うことができ
る。また、中央に配置したターンテーブル付きリフト2
0を用いて、各駐車室18、60の床や搬送機構を構築
でき、効率的に作業できる。
【0027】また、放射方向に配置された各主駐車場1
8の間のスペースを利用して、副駐車場60を設置し、
ここに車両を格納できるようにしたので、限られた面積
の範囲で、駐車場の収容効率を向上することができる。
さらに、残ったスペースを利用してリフト用のカウンタ
ウエイト56の配置したり、その他の設備機器用の部屋
に使用できるので、全体としてコンパクトな構造とする
ことが可能となる。
【0028】なお、以上の例は、中柱16を8角形に配
置し、連続地中壁10および内壁14を16角形に形成
したが、他の多角形状にしてもよい。また、外周は円筒
形で内周だけを多角形に形成した連続地中壁を用いた
り、円筒形の連続地中壁に、多角形状の内壁を形成する
ようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る機械
式地下立体駐車場では、仮設山留めと本設構造躯体とを
兼用する筒形状の連続地中壁を設け、この連続地中壁の
内部地下空間に、前記連続地中壁の軸芯位置より互いに
等間隔の放射方向に分散配置された複数の中柱を配設
し、各中柱にガイド部材を介してターンテーブル付きリ
フトを設置するとともに、前記連続地中壁の内壁と中柱
との間に放射方向に多段状に主駐車室を設け、さらにこ
の主駐車室の側部に副駐車室を設け、前記ターンテーブ
ル付きリフトのターンテーブルによって、各主駐車室に
車両の入出庫を行うとともに、主駐車室に格納された車
両を搬送機構によって副駐車室に格納するようにした。
【0030】したがって、筒形状の連続地中壁によって
仮設山留めと本設構造躯体とを兼用したため、地下構造
物を経済的に構築することができ、小規模の地下駐車場
としても事業採算をとることができる。よって、都市部
の密集地においても小さいスペースで地下駐車場を建設
することが可能となる。また、放射状に配設した主駐車
室の側部にさらに副駐車室を設置し、この副駐車室に搬
送機構によって主駐車室の車両を収容できるようにした
ことから、放射状に配置された主駐車室と主駐車室との
間のスペースを有効に利用して車両の収納庫を構成する
ことができ、限られた面積の範囲で、駐車場の収容効率
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における機械式地下立体駐車場の全体構
造を示す垂直断面図である。
【図2】図1に示す機械式地下立体駐車場の地階の構造
を示す水平断面図である。
【図3】図1に示す機械式地下立体駐車場の主駐車室と
搬送機構の構造を示す平面図である。
【図4】図1に示す機械式地下立体駐車場の主駐車室の
上に車両を格納した状態を示す平面図である。
【図5】図1に示す機械式地下立体駐車場の主駐車室の
上に車両を格納した状態を示す正面図である。
【図6】図1に示す機械式地下立体駐車場の搬送機構に
よって主駐車室から副駐車室に車両を搬送する状態を示
す正面図である。
【図7】図1に示す機械式地下立体駐車場の搬送機構の
構成を示す平面図である。
【図8】図1に示す機械式地下立体駐車場の搬送機構の
上に車両を支持した状態を示す平面図である。
【図9】図1に示す機械式地下立体駐車場の搬送機構に
よって車両を支持した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
10 連続地中壁 12 底版 14 内壁 16 中柱 18 主駐車室 20 ターンテーブル付きリフト 22 ガイド受けレール 24 スライドガイド 26、28 梁 30 枠フレーム 32、42 駆動ローラユニット 34、62 駆動ローラ群、 34A、62A、44 駆動ローラ 40 ターンテーブル 60 副駐車室、 64 駆動モータ 66A、66B 駆動チェーン、 68 駆動シャフト、 70 搬送機構 72 リフト部材 72A、72B リフト片 74 移動台 76 昇降機構 78 ガイドレール

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の搬送手段を備えて車両を地下空間
    に収容する機械式地下立体駐車場であって、 地下立体駐車場の全地階にわたって連続する筒形状を有
    し、仮設山留めと本設構造躯体とを兼用する連続地中壁
    と、 前記連続地中壁の内部に設けられる地下空間の底面に構
    築される底版と、 前記連続地中壁の内周面に構築される内壁と、 前記底版上に立設される複数の中柱であって、互いに前
    記連続地中壁の軸芯位置より等間隔の放射方向に分散配
    置される中柱と、 各中柱に設けられた上下方向のガイド部材と、 前記ガイド部材にガイドされて上下方向に移動するター
    ンテーブル付きリフトと、 前記内壁と前記中柱との間に、上下に間隔をおいた複数
    の水平面内で、それぞれ複数配置される横架材と、 前記横架材上に設けられ、前記リフトに対して放射方向
    に配置された複数の主駐車室と、 前記横架材上に設けられ、前記各主駐車室の側部に配置
    された副駐車室と、 前記主駐車室と副駐車室との間で車両の搬送する搬送機
    構と、 を設けたことを特徴とする機械式地下立体駐車場。
  2. 【請求項2】 前記複数の中柱は平面視等辺多角形状に
    配置され、多角形に各辺に対応して各主駐車室を配設し
    た請求項1記載の機械式地下立体駐車場。
  3. 【請求項3】 前記連続地中壁および内壁は、前記複数
    の中柱による多角形状の2倍の辺を有する平面視等辺多
    角形状に形成され、前記連続地中壁および内壁の各辺の
    うち1つおきの辺に対応して前記各主駐車室を配設し、
    残りの辺に対応して前記各副駐車室を配設した請求項2
    記載の機械式地下立体駐車場。
  4. 【請求項4】 前記ターンテーブルは、各主駐車室に対
    して車両を入出庫する駆動ローラユニットを有し、駆動
    ローラユニットは、複数の駆動ローラと、これら駆動ロ
    ーラを支持するフレームとを有している請求項1乃至3
    のいずれか1項記載の機械式地下立体駐車場。
  5. 【請求項5】 前記各主駐車室は、前記ターンテーブル
    に対して車両を入出庫する駆動ローラユニットを有し、
    前記駆動ローラユニットは、複数の駆動ローラと、これ
    ら駆動ローラを支持するフレームとを有している請求項
    1乃至4のいずれか1項記載の機械式地下立体駐車場。
  6. 【請求項6】 前記搬送機構は、横架材上で主駐車室か
    ら副駐車室にかけて移動可能に配置された移動台と、前
    記移動台の上に支持された昇降機構と、前記昇降機構に
    よって片持ち構造で支持された櫛歯状のリフト部材とを
    有し、前記リフト部材は、主駐車室の駆動ローラの間隙
    部に挿入配置され、前記昇降機構によって駆動ローラの
    上方に上昇移動することにより、駆動ローラ上の車両を
    持ち上げて、主駐車室と副駐車室との間で搬送するよう
    にした請求項5記載の機械式地下立体駐車場。
  7. 【請求項7】 前記移動台は、横架材上に設けられたガ
    イド部に沿って移動するものである請求項6記載の機械
    式地下立体駐車場。
  8. 【請求項8】 前記各主駐車室の駆動ローラユニット
    は、前記駆動ローラユニットの下側に設けた駆動機構に
    より駆動されるとともに、前記副駐車室側に位置したフ
    レームにリフト部材を挿入するための間隙部を形成し、
    前記副駐車室側から前記フレームの間隙部より駆動ロー
    ラ間にリフト部材を挿入配置し、このリフト部材を昇降
    することにより、駆動ローラ上の車両を持ち上げるよう
    にした請求項6または7記載の機械式地下立体駐車場。
  9. 【請求項9】 前記リフト部材は、駆動ローラ上の車両
    の前輪と後輪に対応する位置に分散して配設されている
    請求項6乃至8のいずれか1項記載の機械式地下立体駐
    車場。
  10. 【請求項10】 前記リフト部材の一部は、車輪の円弧
    形状に沿って配設されている請求項6乃至9のいずれか
    1項記載の機械式地下立体駐車場。
  11. 【請求項11】 前記リフト部材の上面に滑り止め部材
    を設けている請求項6乃至10のいずれか1項記載の機
    械式地下立体駐車場。
  12. 【請求項12】 前記各主駐車室は、横架材上に設置さ
    れる枠フレームによって、上下2段に構成され、上下の
    各段に前記駆動ローラユニットが配置され、かつ、各段
    に対応して前記ターンテーブル付きリフトを昇降し、車
    両の入出庫を行うとともに、前記主駐車室の各段に対応
    してそれぞれ前記搬送機構を配設し、上下2段の副駐車
    室を構成した請求項1乃至11のいずれか1項記載の機
    械式地下立体駐車場。
  13. 【請求項13】 前記各主駐車室のいくつかを、副駐車
    室への車両の入出庫の際に他の車両を待避させて入出庫
    経路を確保するための待避スペースに用いるようにした
    請求項1乃至12のいずれか1項記載の機械式地下立体
    駐車場。
  14. 【請求項14】 隣接する主駐車室と副駐車室との間隙
    部に前記ターンテーブル付きリフト用のカウンタウエイ
    トを設けた請求項1乃至13のいずれか1項記載の機械
    式地下立体駐車場。
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