JPH10184058A - 車輌用エレベータの車輌位置検出装置 - Google Patents
車輌用エレベータの車輌位置検出装置Info
- Publication number
- JPH10184058A JPH10184058A JP35081296A JP35081296A JPH10184058A JP H10184058 A JPH10184058 A JP H10184058A JP 35081296 A JP35081296 A JP 35081296A JP 35081296 A JP35081296 A JP 35081296A JP H10184058 A JPH10184058 A JP H10184058A
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- JP
- Japan
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- vehicle
- receiver
- projector
- infrared rays
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外部からの光による受光器の誤動作を防止す
る車輌用エレベータの車輌位置検出装置。 【解決手段】 かご側板３、４に、投光器５および受光
器６を具備しためじ２１、２２を介設し、このめじ２
１、２２により、乗り場側から受光器に向かって差し込
む光２０をさえぎる遮蔽体を構成したものである。
る車輌用エレベータの車輌位置検出装置。 【解決手段】 かご側板３、４に、投光器５および受光
器６を具備しためじ２１、２２を介設し、このめじ２
１、２２により、乗り場側から受光器に向かって差し込
む光２０をさえぎる遮蔽体を構成したものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌用エレベータ
の車輌位置検出装置に関する。
の車輌位置検出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は車輌用エレベータの乗りかご内側
面図、図３は従来の車輌位置検出装置を備えた車輌用エ
レベータの乗りかご内横断面図である。これら図２およ
び図３において、１は昇降路内を上下し車輌２を行き先
階に運ぶための乗りかご１が設けられている。
面図、図３は従来の車輌位置検出装置を備えた車輌用エ
レベータの乗りかご内横断面図である。これら図２およ
び図３において、１は昇降路内を上下し車輌２を行き先
階に運ぶための乗りかご１が設けられている。
【０００３】このような車輌用エレベータに備えられる
車輌位置検出装置は、例えば赤外線式検知装置からな
り、一方のかご側板３に設置される投光器５と、他方の
かご側板４に設置される受光器６とを有する。これらの
投光器５および受光器６は図２に示すように、乗りかご
内１に乗り込んできた車輌２の停止位置に設置され、前
記投光器５および受光器６間に介在する車輌を検知する
ようになっている。
車輌位置検出装置は、例えば赤外線式検知装置からな
り、一方のかご側板３に設置される投光器５と、他方の
かご側板４に設置される受光器６とを有する。これらの
投光器５および受光器６は図２に示すように、乗りかご
内１に乗り込んできた車輌２の停止位置に設置され、前
記投光器５および受光器６間に介在する車輌を検知する
ようになっている。
【０００４】上述した投光器５は図３に示すように、一
方のかご側板３に取り付けられ、他方のかご側板４と対
向する開口７を有するケース８と、開口７に装着される
透光板、例えばアクリル板９と、ケース８に内蔵される
プリント基板１０と、このプリント基板１０上に等間隔
で配列される複数の受光体、例えばダイオード１１と、
このダイオード１１にプリント基板１０を介して一端が
接続される配線１２とからなっている。同様に、上述し
た受光器６は、他方のかご側板４に取り付けられ、一方
のかご側板３と対向する開口１３を有するケース１４
と、開口１３に装着される透光板、例えばアクリル板１
５と、ケース１４に内蔵されるプリント基板１６と、こ
のプリント基板１６上に装着され、ダイオード１１と対
向する複数の受光体１７と、この受光体１７にプリント
基板１６を介して一端が接続される配線１８とからなっ
ている。
方のかご側板３に取り付けられ、他方のかご側板４と対
向する開口７を有するケース８と、開口７に装着される
透光板、例えばアクリル板９と、ケース８に内蔵される
プリント基板１０と、このプリント基板１０上に等間隔
で配列される複数の受光体、例えばダイオード１１と、
このダイオード１１にプリント基板１０を介して一端が
接続される配線１２とからなっている。同様に、上述し
た受光器６は、他方のかご側板４に取り付けられ、一方
のかご側板３と対向する開口１３を有するケース１４
と、開口１３に装着される透光板、例えばアクリル板１
５と、ケース１４に内蔵されるプリント基板１６と、こ
のプリント基板１６上に装着され、ダイオード１１と対
向する複数の受光体１７と、この受光体１７にプリント
基板１６を介して一端が接続される配線１８とからなっ
ている。
【０００５】このように構成された車輌用エレベータの
車輌位置検出装置では、投光器５のダイオード１１から
アクリル板９を介して受光器６に向け赤外線１９が投射
され、この赤外線１９がアクリル板１５を透過して受光
器６に入るので、受光体１７で赤外線１９を検出するよ
うになっている。そして、車輌２が正規の停止位置に移
動してきた時に、前記の赤外線１９がさえぎられて、少
なくとも一部の受光体１７で前記の赤外線１９を検出し
ないため受光器６から検知信号を出力する。
車輌位置検出装置では、投光器５のダイオード１１から
アクリル板９を介して受光器６に向け赤外線１９が投射
され、この赤外線１９がアクリル板１５を透過して受光
器６に入るので、受光体１７で赤外線１９を検出するよ
うになっている。そして、車輌２が正規の停止位置に移
動してきた時に、前記の赤外線１９がさえぎられて、少
なくとも一部の受光体１７で前記の赤外線１９を検出し
ないため受光器６から検知信号を出力する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した車
輌用エレベータの車輌位置検出装置では、図３に示すよ
うに、例えば車輌のヘッドライト等の光２０が乗り場側
から受光器６に向かって差し込んだ場合、前記の光２０
がアクリル板１５に当たって受光器６内に入り、受光体
１７が投光器５から投射された光として誤認し、その結
果、受光器６が誤って動作することが懸念されていた。
輌用エレベータの車輌位置検出装置では、図３に示すよ
うに、例えば車輌のヘッドライト等の光２０が乗り場側
から受光器６に向かって差し込んだ場合、前記の光２０
がアクリル板１５に当たって受光器６内に入り、受光体
１７が投光器５から投射された光として誤認し、その結
果、受光器６が誤って動作することが懸念されていた。
【０００７】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、乗り場側から差し込む光によ
り受光器の誤動作を防止することのできる車輌用エレベ
ータの車輌位置検出装置を提供することにある。
に鑑みてなされたもので、乗り場側から差し込む光によ
り受光器の誤動作を防止することのできる車輌用エレベ
ータの車輌位置検出装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上述した本発明の目的
は、昇降路内を昇降し、車輌を運ぶための車輌用エレベ
ータにおいて、前記車輌を運ぶための乗りかご内に進入
してきた、前記車輌の位置を検知する投光器および受光
器を設けた車輌用エレベータの車輌位置検出装置におい
て、前記受光器に向かって差し込む光をさえぎる遮蔽体
を介設した構成とすることにより達成される。
は、昇降路内を昇降し、車輌を運ぶための車輌用エレベ
ータにおいて、前記車輌を運ぶための乗りかご内に進入
してきた、前記車輌の位置を検知する投光器および受光
器を設けた車輌用エレベータの車輌位置検出装置におい
て、前記受光器に向かって差し込む光をさえぎる遮蔽体
を介設した構成とすることにより達成される。
【０００９】上記構成によれば、乗り場側から受光器に
向かって光が差し込んだ場合、この光はかご側板に介設
される遮蔽体によりさえぎられる。これによって、受光
器が投光器から投射された光として誤認することがなく
て済むため、乗り場側から差し込む光による受光器の誤
動作を防止できる。
向かって光が差し込んだ場合、この光はかご側板に介設
される遮蔽体によりさえぎられる。これによって、受光
器が投光器から投射された光として誤認することがなく
て済むため、乗り場側から差し込む光による受光器の誤
動作を防止できる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
１、図２により説明する。
１、図２により説明する。
【００１１】図１は本発明の一実施形態の車輌位置検出
装置を備えた車輌用エレベータの乗りかご内横断面図で
ある、図２は本発明の車輌位置検出装置が適用される車
輌用エレベータの乗りかご内側面図。なお、図１におい
て前述した図３に示すものと同等のものには同一符号を
付してある。すなわち、１は乗りかご、２は車輌、３、
４はかご側板、５は投光器、６は受光器、７は開口、８
はケース、９はアクリル板、１０はプリント基板、１１
はダイオード、１２は配線、１３は開口、１４はケー
ス、１５はアクリル板、１６はプリント基板、１７は受
光体、１８は配線、１９は赤外線、２０は光である。
装置を備えた車輌用エレベータの乗りかご内横断面図で
ある、図２は本発明の車輌位置検出装置が適用される車
輌用エレベータの乗りかご内側面図。なお、図１におい
て前述した図３に示すものと同等のものには同一符号を
付してある。すなわち、１は乗りかご、２は車輌、３、
４はかご側板、５は投光器、６は受光器、７は開口、８
はケース、９はアクリル板、１０はプリント基板、１１
はダイオード、１２は配線、１３は開口、１４はケー
ス、１５はアクリル板、１６はプリント基板、１７は受
光体、１８は配線、１９は赤外線、２０は光である。
【００１２】図１に示す本実施形態の車輌位置検出装置
は、前述した図３に示す従来のものと比べて、一対の投
光器５および受光器６に加えて、一方のかご側板３にめ
じ２１が、他方のかご側板４にはめじ２２を備えてい
る。
は、前述した図３に示す従来のものと比べて、一対の投
光器５および受光器６に加えて、一方のかご側板３にめ
じ２１が、他方のかご側板４にはめじ２２を備えてい
る。
【００１３】上述しためじ２１、２２にはそれぞれ投光
器５および受光器６が具備されており、このめじ２１、
２２は、乗り場側から受光器に向かって差し込む車輌の
ヘッドライト等の光２０をさえぎる遮蔽体を構成してい
る。
器５および受光器６が具備されており、このめじ２１、
２２は、乗り場側から受光器に向かって差し込む車輌の
ヘッドライト等の光２０をさえぎる遮蔽体を構成してい
る。
【００１４】このように構成した実施形態では、受光器
６の受光体１７が乗り場側から差し込む光２０を投光器
５から投射された光として誤認することがなくて済むの
で、前記の光２０による受光器６の誤動作を防止するこ
とができる。さらに、この実施形態では、乗り場側から
差し込む車輌ヘッドライト等の光２０をさえぎる遮蔽体
を構成するめじ２２に具備されている受光器６が、かご
側板表面より乗かごの外側に突出することから、乗り場
側から斜めに差し込む光車輌のヘッドライト等の光２０
をも確実にさえぎることができる。
６の受光体１７が乗り場側から差し込む光２０を投光器
５から投射された光として誤認することがなくて済むの
で、前記の光２０による受光器６の誤動作を防止するこ
とができる。さらに、この実施形態では、乗り場側から
差し込む車輌ヘッドライト等の光２０をさえぎる遮蔽体
を構成するめじ２２に具備されている受光器６が、かご
側板表面より乗かごの外側に突出することから、乗り場
側から斜めに差し込む光車輌のヘッドライト等の光２０
をも確実にさえぎることができる。
【００１５】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明では、
受光器が乗り場側から差し込む光を投光器から投射され
た光として誤認することがなくて済み、乗り場側から差
し込む光による受光器の誤動作を防止できる。
受光器が乗り場側から差し込む光を投光器から投射され
た光として誤認することがなくて済み、乗り場側から差
し込む光による受光器の誤動作を防止できる。
【図１】本発明の一実施形態の車輌位置検出装置を備え
た車輌用エレベータの乗りかご内横断面図である。
た車輌用エレベータの乗りかご内横断面図である。
【図２】車輌用エレベータの乗りかご内側面図である。
【図３】従来の車輌位置検出装置を備えた車輌用エレベ
ータの乗りかご内横断面図である。
ータの乗りかご内横断面図である。
１ 乗りかご ２ 車輌 ３、４ かご側板 ５ 投光器 ６ 受光器 ７ 開口 ８ ケース ９ アクリル板 １０ プリント基板 １１ ダイオード １２ 配線 １３ 開口 １４ ケース １５ アクリル板 １６ プリント基板 １７ 受光体 １８ 配線 １９ 赤外線 ２０ 光 ２１、２２ めじ
フロントページの続き (72)発明者 山本 耕司 東京都千代田区神田錦町１丁目６番地 株 式会社日立ビルシステム内
Claims (1)
- 【請求項１】 昇降路内を昇降し、車輌を運ぶための車
輌用エレベータにおいて、前記車輌を運ぶための乗りか
ご内に進入してきた、前記車輌の位置を検知する投光器
および受光器を設けた車輌用エレベータの車輌位置検出
装置において、前記受光器に向かって差し込む光をさえ
ぎる遮蔽体を介設したことを特徴とする車輌用エレベー
タの車輌位置検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35081296A JPH10184058A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 車輌用エレベータの車輌位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35081296A JPH10184058A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 車輌用エレベータの車輌位置検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10184058A true JPH10184058A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18413050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35081296A Pending JPH10184058A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 車輌用エレベータの車輌位置検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10184058A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012241360A (ja) * | 2011-05-17 | 2012-12-10 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 機械式駐車場 |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP35081296A patent/JPH10184058A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012241360A (ja) * | 2011-05-17 | 2012-12-10 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 機械式駐車場 |
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