JPH10183857A - ロックウールパネル - Google Patents
ロックウールパネルInfo
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- JPH10183857A JPH10183857A JP34420796A JP34420796A JPH10183857A JP H10183857 A JPH10183857 A JP H10183857A JP 34420796 A JP34420796 A JP 34420796A JP 34420796 A JP34420796 A JP 34420796A JP H10183857 A JPH10183857 A JP H10183857A
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- Japan
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- rock wool
- reinforcing
- panel
- resin
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のように枠組みした金属フレームなしに
補強できて安価にできると共に軽量化でき、さらに厚さ
を薄くできるロックウールパネルを提供する。 【解決手段】 ロックウールボード１の表面に折り曲げ
可能な表層シート２を貼る。ロックウールボード１の端
部手前に設けた折り曲げ溝３で端部の折り返し部４を裏
側に折り返すと共に金属や樹脂にて形成せる断面コ字状
の補強兼連結材５を折り返し部４全体を覆うように被嵌
して折り返し部４と補強兼連結材５を接着剤６で接着す
る。そしてロックウールボード１の両端を折り返し部４
と補強兼連結材５で補強できると共に補強兼連結材５を
用いて連結できるようにする。
補強できて安価にできると共に軽量化でき、さらに厚さ
を薄くできるロックウールパネルを提供する。 【解決手段】 ロックウールボード１の表面に折り曲げ
可能な表層シート２を貼る。ロックウールボード１の端
部手前に設けた折り曲げ溝３で端部の折り返し部４を裏
側に折り返すと共に金属や樹脂にて形成せる断面コ字状
の補強兼連結材５を折り返し部４全体を覆うように被嵌
して折り返し部４と補強兼連結材５を接着剤６で接着す
る。そしてロックウールボード１の両端を折り返し部４
と補強兼連結材５で補強できると共に補強兼連結材５を
用いて連結できるようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロックウールボー
ドを用いてパネル化したロックウールパネルの構造に関
するものである。
ドを用いてパネル化したロックウールパネルの構造に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、システムバス等の壁材としてロ
ックウールボードや石綿セメント板等の無機質板を使用
する場合、素材そのものの強度（剛性）がない上、脆い
ため、直接連結して施工できない。このため、従来、図
１４に示すようにロックウールボード１または石綿セメ
ント板の裏面側に枠組みした金属フレームａを接着剤で
張り付けて壁パネルを形成し、隣り合う壁パネルを連結
するとき金属フレームａ同士をねじ具ｂで連結するよう
にしている。
ックウールボードや石綿セメント板等の無機質板を使用
する場合、素材そのものの強度（剛性）がない上、脆い
ため、直接連結して施工できない。このため、従来、図
１４に示すようにロックウールボード１または石綿セメ
ント板の裏面側に枠組みした金属フレームａを接着剤で
張り付けて壁パネルを形成し、隣り合う壁パネルを連結
するとき金属フレームａ同士をねじ具ｂで連結するよう
にしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
では、枠組みした金属フレームａを裏打ちして剛性を持
たせなければならなく、部材が高価になると共に重量も
重くなり、またパネルそのものの厚さも厚くなるという
問題がある。本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、従来のように枠組みした金属フレームなしに補
強できて安価にできると共に軽量化でき、さらに厚さを
薄くできるロックウールパネルを提供することを課題と
する。
では、枠組みした金属フレームａを裏打ちして剛性を持
たせなければならなく、部材が高価になると共に重量も
重くなり、またパネルそのものの厚さも厚くなるという
問題がある。本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、従来のように枠組みした金属フレームなしに補
強できて安価にできると共に軽量化でき、さらに厚さを
薄くできるロックウールパネルを提供することを課題と
する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のロックウールパネルＡは、ロックウールボー
ド１の表面に折り曲げ可能な表層シート２を貼り、ロッ
クウールボード１の端部手前に設けた折り曲げ溝３で端
部の折り返し部４を裏側に折り返すと共に金属や樹脂に
て形成せる断面コ字状の補強兼連結材５を折り返し部４
全体を覆うように被嵌して折り返し部４と補強兼連結材
５を接着剤６で接着して成ることを特徴とする。ロック
ウールボード１の両端を折り返し部４と補強兼連結材５
で補強できると共に補強兼連結材５を用いて連結できる
ものであって、従来のような枠組みした金属フレームを
なくすことができて安価にでき、軽量化でき、さらに厚
さを薄くできる。またロックウールパネルＡの端面が表
層シート２で覆われるために木口からの湿気や水分の浸
入を防止することができ、またロックウールパネルＡの
木口同士を突き合わせて密着させることで、コーキング
材を用いたりしなくても水の浸入を防止することができ
る。
に本発明のロックウールパネルＡは、ロックウールボー
ド１の表面に折り曲げ可能な表層シート２を貼り、ロッ
クウールボード１の端部手前に設けた折り曲げ溝３で端
部の折り返し部４を裏側に折り返すと共に金属や樹脂に
て形成せる断面コ字状の補強兼連結材５を折り返し部４
全体を覆うように被嵌して折り返し部４と補強兼連結材
５を接着剤６で接着して成ることを特徴とする。ロック
ウールボード１の両端を折り返し部４と補強兼連結材５
で補強できると共に補強兼連結材５を用いて連結できる
ものであって、従来のような枠組みした金属フレームを
なくすことができて安価にでき、軽量化でき、さらに厚
さを薄くできる。またロックウールパネルＡの端面が表
層シート２で覆われるために木口からの湿気や水分の浸
入を防止することができ、またロックウールパネルＡの
木口同士を突き合わせて密着させることで、コーキング
材を用いたりしなくても水の浸入を防止することができ
る。
【０００５】また補強兼連結材５からねじ取り付け用の
連出片７が一体に連出されていることを特徴とすること
も好ましい。この場合、連出片７を用いて隣合うロック
ウールパネルＡ同士をねじで容易に連結することができ
る。また端面に溝９を設けて防水手段が取り付けられる
ようになっていることを特徴とすることも好ましい。こ
の場合、ロックウールパネルＡの端面に容易に防水手段
を取り付けて容易に防水することができる。
連出片７が一体に連出されていることを特徴とすること
も好ましい。この場合、連出片７を用いて隣合うロック
ウールパネルＡ同士をねじで容易に連結することができ
る。また端面に溝９を設けて防水手段が取り付けられる
ようになっていることを特徴とすることも好ましい。こ
の場合、ロックウールパネルＡの端面に容易に防水手段
を取り付けて容易に防水することができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】まず、図１乃至図５に示す実施の
形態について述べる。図１はロックウールパネルＡの断
面図であり、図２乃至図４はロックウールパネルＡを製
造する工程を示すものである。ロックウールパネルＡの
主体となるロックウールボード１はロックウールを澱
粉、フェノール樹脂等の樹脂をバインダーとして成形し
たものである。このロックウールボード１はフェノール
樹脂のような補強用樹脂を含浸させて形成した樹脂含浸
補強ロックウールボードであってもよい。補強用樹脂を
含浸させるとき、全体に補強用樹脂を含浸させたもので
も、部分的に樹脂を含浸させて形成した柱状樹脂含浸部
を全面に多数点在させるものでもよい。かかるロックウ
ールボード１は例えば、厚さが１２ｍｍで幅が９００ｍ
ｍで長さが１８００ｍｍで、密度が５００Ｋｇ／ｍ3 で
ある。そして図２（ａ）に示すロックウールボード１の
表面に折り曲げ可能な表層シート２が図２（ｂ）のよう
に全面に亙るように貼り合わせられる。この表層シート
２は塩化ビニル、ポリエステル等の樹脂シート、紙、不
織布等の繊維シート、ステンレス箔等の金属箔シート、
及びそれらの複合体がある。かかる表層シート２として
は防水性のあるものが望ましい。例えば具体的にはポリ
エステルと塩化ビニルの複合シートで厚さ１００μのも
のがある。
形態について述べる。図１はロックウールパネルＡの断
面図であり、図２乃至図４はロックウールパネルＡを製
造する工程を示すものである。ロックウールパネルＡの
主体となるロックウールボード１はロックウールを澱
粉、フェノール樹脂等の樹脂をバインダーとして成形し
たものである。このロックウールボード１はフェノール
樹脂のような補強用樹脂を含浸させて形成した樹脂含浸
補強ロックウールボードであってもよい。補強用樹脂を
含浸させるとき、全体に補強用樹脂を含浸させたもので
も、部分的に樹脂を含浸させて形成した柱状樹脂含浸部
を全面に多数点在させるものでもよい。かかるロックウ
ールボード１は例えば、厚さが１２ｍｍで幅が９００ｍ
ｍで長さが１８００ｍｍで、密度が５００Ｋｇ／ｍ3 で
ある。そして図２（ａ）に示すロックウールボード１の
表面に折り曲げ可能な表層シート２が図２（ｂ）のよう
に全面に亙るように貼り合わせられる。この表層シート
２は塩化ビニル、ポリエステル等の樹脂シート、紙、不
織布等の繊維シート、ステンレス箔等の金属箔シート、
及びそれらの複合体がある。かかる表層シート２として
は防水性のあるものが望ましい。例えば具体的にはポリ
エステルと塩化ビニルの複合シートで厚さ１００μのも
のがある。
【０００７】このように表層シート２を貼った後、図３
（ａ）（ｂ）（ｃ）に示すようにロックウールボード１
の端部に表層シート２を残して断面略Ｖ字状の折り曲げ
溝３が穿設される。この折り曲げ溝３はロックウールボ
ード１の長手方向の端部及び短手方向の端部の両方に穿
設される。また折り曲げ溝３は２条平行に形成され、折
り曲げ部８と折り返し部４が形成される。このように折
り曲げ溝３を穿設した後、図４（ａ）のように折り返し
部４の全面及び折り曲げ溝３に接着剤６が塗布される。
この接着剤としては例えばエポキシ系接着剤がある。補
強兼連結材５は樹脂、金属にて断面略コ字状に形成して
ある。この補強兼連結材５の材料の具体的な例としては
例えば亜鉛鋼板で厚さ０．８ｍｍのものがある。この補
強兼連結材５は折り返し部４の全面を覆うように被嵌さ
れ、折り曲げ溝３で直角に曲げて折り返し部４が折り返
されると共に接着剤６で接着された図４（ｂ）（ｃ）、
図１に示すようなロックウールパネルＡが形成される。
このロックウールパネルＡは例えばシステムバスの壁面
を構成する壁パネルとして用いられるものであって、複
数のロックウールパネルＡが図５に示すように並べられ
ると共にロックウールパネルＡの端面同士が突き合わせ
られ、隣合うロックウールパネルＡ同士の補強兼連結材
５間が結合具１０で結合される。
（ａ）（ｂ）（ｃ）に示すようにロックウールボード１
の端部に表層シート２を残して断面略Ｖ字状の折り曲げ
溝３が穿設される。この折り曲げ溝３はロックウールボ
ード１の長手方向の端部及び短手方向の端部の両方に穿
設される。また折り曲げ溝３は２条平行に形成され、折
り曲げ部８と折り返し部４が形成される。このように折
り曲げ溝３を穿設した後、図４（ａ）のように折り返し
部４の全面及び折り曲げ溝３に接着剤６が塗布される。
この接着剤としては例えばエポキシ系接着剤がある。補
強兼連結材５は樹脂、金属にて断面略コ字状に形成して
ある。この補強兼連結材５の材料の具体的な例としては
例えば亜鉛鋼板で厚さ０．８ｍｍのものがある。この補
強兼連結材５は折り返し部４の全面を覆うように被嵌さ
れ、折り曲げ溝３で直角に曲げて折り返し部４が折り返
されると共に接着剤６で接着された図４（ｂ）（ｃ）、
図１に示すようなロックウールパネルＡが形成される。
このロックウールパネルＡは例えばシステムバスの壁面
を構成する壁パネルとして用いられるものであって、複
数のロックウールパネルＡが図５に示すように並べられ
ると共にロックウールパネルＡの端面同士が突き合わせ
られ、隣合うロックウールパネルＡ同士の補強兼連結材
５間が結合具１０で結合される。
【０００８】次に図６及び図７に示す実施の形態につい
て述べる。本例も上記例と同じ方法で製造されるのであ
るが、補強兼連結材５に一体に連出片７を連出してある
点だけが異なる。断面コ字状の補強兼連結材５の一片の
端部から直角に外に突出する連出片７を設けてあり、連
出片７に長孔状の取り付け孔７ａを穿設してある。この
連出片７を有する補強兼連結材５は接着剤６を介して折
り返し部４に被嵌され、図６（ｂ）のように折り返して
接着される。このように形成されたロックウールパネル
Ａが図７に示すように並べられ、隣合うロックウールパ
ネルＡの連出片７同士が対応させられると共に連出片７
の取り付け孔７ａ同士を対応させ、ビス１１ａとナット
１１ｂよりなるねじ具１１を取り付け孔７ａに挿通して
これらを締結して連結している。この場合、連出片７同
士を連結できるようになっているために連結が容易にで
きる。
て述べる。本例も上記例と同じ方法で製造されるのであ
るが、補強兼連結材５に一体に連出片７を連出してある
点だけが異なる。断面コ字状の補強兼連結材５の一片の
端部から直角に外に突出する連出片７を設けてあり、連
出片７に長孔状の取り付け孔７ａを穿設してある。この
連出片７を有する補強兼連結材５は接着剤６を介して折
り返し部４に被嵌され、図６（ｂ）のように折り返して
接着される。このように形成されたロックウールパネル
Ａが図７に示すように並べられ、隣合うロックウールパ
ネルＡの連出片７同士が対応させられると共に連出片７
の取り付け孔７ａ同士を対応させ、ビス１１ａとナット
１１ｂよりなるねじ具１１を取り付け孔７ａに挿通して
これらを締結して連結している。この場合、連出片７同
士を連結できるようになっているために連結が容易にで
きる。
【０００９】次に図８に示す実施の形態について述べ
る。本例の場合、上記図１乃至図４で示す例で述べたも
のと同様の工程でロックウールパネルＡを形成した後、
折り曲げ部８の部分である端面に断面略Ｔ字状の溝９を
穿設してあり、この溝９に防水部材１２をはめ込んで取
り付けることができるようになっている。防水部材１２
は水密性があり、且つある程度弾性のある材料にて形成
されており、例えばウレタン樹脂、アスファルト・ゴム
混合発泡成形体にて形成されている。図９、図１０は上
記ロックウールパネルＡをシステムバスの壁パネルとし
て用い、ロックウールパネルＡを接続する構造を示すも
のである。本例では防水部材１２は断面略十字状に形成
されており、図９（ａ）、図１０（ａ）のように隣合う
ロックウールパネルＡの間に防水部材１２が介在され、
図９（ｂ）、図１０（ｂ）（ｃ）に示すように防水部材
１２が隣合うロックウールパネルＡの溝９に嵌合される
と共に隣合うロックウールパネルＡの端面同士が突き合
わせられる。そして隣合うロックウールパネルＡの補強
兼連結材５間に連結板１３が配置され、連結板１３から
補強兼連結材５を介して折り返し部４にビス１４が打入
されて隣合うロックウールパネルＡが連結される。この
ようにロックウールパネルＡを接続すると、隣合うロッ
クウールパネルＡの端面間で表層シート２同士が突き合
わせられると共に防水部材１２でシールされ、端面間に
コーキング材を介在したりしなくてもロックウールボー
ド１への水の浸入を防止することができる。
る。本例の場合、上記図１乃至図４で示す例で述べたも
のと同様の工程でロックウールパネルＡを形成した後、
折り曲げ部８の部分である端面に断面略Ｔ字状の溝９を
穿設してあり、この溝９に防水部材１２をはめ込んで取
り付けることができるようになっている。防水部材１２
は水密性があり、且つある程度弾性のある材料にて形成
されており、例えばウレタン樹脂、アスファルト・ゴム
混合発泡成形体にて形成されている。図９、図１０は上
記ロックウールパネルＡをシステムバスの壁パネルとし
て用い、ロックウールパネルＡを接続する構造を示すも
のである。本例では防水部材１２は断面略十字状に形成
されており、図９（ａ）、図１０（ａ）のように隣合う
ロックウールパネルＡの間に防水部材１２が介在され、
図９（ｂ）、図１０（ｂ）（ｃ）に示すように防水部材
１２が隣合うロックウールパネルＡの溝９に嵌合される
と共に隣合うロックウールパネルＡの端面同士が突き合
わせられる。そして隣合うロックウールパネルＡの補強
兼連結材５間に連結板１３が配置され、連結板１３から
補強兼連結材５を介して折り返し部４にビス１４が打入
されて隣合うロックウールパネルＡが連結される。この
ようにロックウールパネルＡを接続すると、隣合うロッ
クウールパネルＡの端面間で表層シート２同士が突き合
わせられると共に防水部材１２でシールされ、端面間に
コーキング材を介在したりしなくてもロックウールボー
ド１への水の浸入を防止することができる。
【００１０】また図１１（ａ）はロックウールパネルＡ
を防水パン１４の上のフランジ１４ａの上に載置する部
分のシール構造を示すものであり、ロックウールパネル
Ａの下端の溝９に断面略Ｔ字状の防水部材１２を嵌め込
んで取り付けてあり、フランジ１９の上面に突設した突
起部１５を防水部材１２の凹部１６に嵌合してある。図
１１（ｂ）はロックウールパネルＡを天井パネル１７の
下面に当接してシールする部分のシール構造を示すもの
であり、ロックウールパネルＡの上端の溝９に断面略Ｔ
字状の防水部材１２を嵌め込み、防水部材１２を天井パ
ネル１７の下面に当接してある。そして天井パネル１７
の端部から垂下した垂下片１７ａからビス１８を補強兼
連結材５を介して折り返し部４に打入してある。
を防水パン１４の上のフランジ１４ａの上に載置する部
分のシール構造を示すものであり、ロックウールパネル
Ａの下端の溝９に断面略Ｔ字状の防水部材１２を嵌め込
んで取り付けてあり、フランジ１９の上面に突設した突
起部１５を防水部材１２の凹部１６に嵌合してある。図
１１（ｂ）はロックウールパネルＡを天井パネル１７の
下面に当接してシールする部分のシール構造を示すもの
であり、ロックウールパネルＡの上端の溝９に断面略Ｔ
字状の防水部材１２を嵌め込み、防水部材１２を天井パ
ネル１７の下面に当接してある。そして天井パネル１７
の端部から垂下した垂下片１７ａからビス１８を補強兼
連結材５を介して折り返し部４に打入してある。
【００１１】次に図１２に示す実施の形態について述べ
る。本例の場合、補強連結材５に連出片７を設けてあ
り、ロックウールパネルＡの端面に溝９を設けて溝９に
防水部材１２をはめ込むことができるようになってい
る。この構造のもので隣合うロックウールパネルＡを接
続する場合、図１３（ａ）に示すように防水部材１２を
介して隣合うロックウールパネルＡの端面を突き合わ
せ、隣合う連出片７同士を対向させ、これらの間に図１
３（ｂ）に示すようにビス１１ａとナット１１ｂよりな
るねじ具１１を締結してある。
る。本例の場合、補強連結材５に連出片７を設けてあ
り、ロックウールパネルＡの端面に溝９を設けて溝９に
防水部材１２をはめ込むことができるようになってい
る。この構造のもので隣合うロックウールパネルＡを接
続する場合、図１３（ａ）に示すように防水部材１２を
介して隣合うロックウールパネルＡの端面を突き合わ
せ、隣合う連出片７同士を対向させ、これらの間に図１
３（ｂ）に示すようにビス１１ａとナット１１ｂよりな
るねじ具１１を締結してある。
【００１２】
【発明の効果】本発明は叙述のようにロックウールボー
ドの表面に折り曲げ可能な表層シートを貼り、ロックウ
ールボードの端部手前に設けた折り曲げ溝で端部の折り
返し部を裏側に折り返すと共に金属や樹脂にて形成せる
断面コ字状の補強兼連結材を折り返し部全体を覆うよう
に被嵌して折り返し部と補強兼連結材を接着剤で接着し
ているので、ロックウールボードの両端を折り返し部と
補強兼連結材で補強できると共に補強兼連結材を用いて
連結できるものであって、従来のような枠組みした金属
フレームをなくすことができて安価にでき、軽量化で
き、さらに厚さを薄くできるものであり、またロックウ
ールパネルの端面が表層シートで覆われるために木口か
らの湿気や水分の浸入を防止することができるものであ
り、またロックウールパネルを接続するときロックウー
ルパネルの木口同士を突き合わせて密着させることで、
コーキング材を用いたりしなくても水の浸入を防止する
ことができるものである。
ドの表面に折り曲げ可能な表層シートを貼り、ロックウ
ールボードの端部手前に設けた折り曲げ溝で端部の折り
返し部を裏側に折り返すと共に金属や樹脂にて形成せる
断面コ字状の補強兼連結材を折り返し部全体を覆うよう
に被嵌して折り返し部と補強兼連結材を接着剤で接着し
ているので、ロックウールボードの両端を折り返し部と
補強兼連結材で補強できると共に補強兼連結材を用いて
連結できるものであって、従来のような枠組みした金属
フレームをなくすことができて安価にでき、軽量化で
き、さらに厚さを薄くできるものであり、またロックウ
ールパネルの端面が表層シートで覆われるために木口か
らの湿気や水分の浸入を防止することができるものであ
り、またロックウールパネルを接続するときロックウー
ルパネルの木口同士を突き合わせて密着させることで、
コーキング材を用いたりしなくても水の浸入を防止する
ことができるものである。
【００１３】また本発明の請求項２の発明は、請求項１
において、補強兼連結材からねじ取り付け用の連出片が
一体に連出されているので、連出片を用いて隣合うロッ
クウールパネル同士をねじで容易に連結することができ
るものである。また本発明の請求項３の発明は、請求項
１または請求項２において、端面に溝を設けて防水手段
が取り付けられるようになっているので、ロックウール
パネルの端面に容易に防水手段を取り付けて容易に防水
することができるものである。
において、補強兼連結材からねじ取り付け用の連出片が
一体に連出されているので、連出片を用いて隣合うロッ
クウールパネル同士をねじで容易に連結することができ
るものである。また本発明の請求項３の発明は、請求項
１または請求項２において、端面に溝を設けて防水手段
が取り付けられるようになっているので、ロックウール
パネルの端面に容易に防水手段を取り付けて容易に防水
することができるものである。
【図１】本発明のロックウールパネルの一例の断面図で
ある。
ある。
【図２】同上のロックウールパネルを製造する工程を説
明する説明図である。
明する説明図である。
【図３】同上のロックウールパネルを製造する工程を説
明する説明図である。
明する説明図である。
【図４】同上のロックウールパネルを製造する工程を説
明する説明図である。
明する説明図である。
【図５】同上のロックウールパネルを施工した状態の斜
視図である。
視図である。
【図６】同上の他例を示し、（ａ）は分解断面図、
（ｂ）は組み立てた状態の断面図である。
（ｂ）は組み立てた状態の断面図である。
【図７】同上のロックウールパネルを施工した状態の一
部切欠斜視図である。
部切欠斜視図である。
【図８】同上の他例のロックウールパネルを示し、
（ａ）は断面図、（ｂ）は斜視図である。
（ａ）は断面図、（ｂ）は斜視図である。
【図９】同上のロックウールパネルを連結する状態を示
す断面図であり、（ａ）は連結する前で、（ｂ）は連結
後の状態を示す。
す断面図であり、（ａ）は連結する前で、（ｂ）は連結
後の状態を示す。
【図１０】同上のロックウールパネルを連結する状態を
説明する斜視図であり、（ａ）は連結する前で、（ｂ）
は連結後の状態で、（ｃ）は連結の後の要部を拡大した
ものである。
説明する斜視図であり、（ａ）は連結する前で、（ｂ）
は連結後の状態で、（ｃ）は連結の後の要部を拡大した
ものである。
【図１１】（ａ）はロックウールパネルを施工するとき
下端をシールする構造を示す断面図であり、（ｂ）はロ
ックウールパネルを施工するとき上端をシールする構造
を示す断面図である。
下端をシールする構造を示す断面図であり、（ｂ）はロ
ックウールパネルを施工するとき上端をシールする構造
を示す断面図である。
【図１２】同上のさらに他例を示し、（ａ）は断面図、
（ｂ）は斜視図である。
（ｂ）は斜視図である。
【図１３】同上のロックウールパネルを連結する状態を
示す断面図であり、（ａ）は連結する前で、（ｂ）は連
結後の状態である。
示す断面図であり、（ａ）は連結する前で、（ｂ）は連
結後の状態である。
【図１４】従来例を示し、（ａ）は分解斜視図、（ｂ）
は断面図である。
は断面図である。
Ａ ロックウールパネル １ ロックウールボード ２ 表層シート ３ 折り曲げ溝 ４ 折り返し部 ５ 補強兼連結材 ６ 接着剤 ７ 連出片 ９ 溝
Claims (3)
- 【請求項１】 ロックウールボードの表面に折り曲げ可
能な表層シートを貼り、ロックウールボードの端部手前
に設けた折り曲げ溝で端部の折り返し部を裏側に折り返
すと共に金属や樹脂にて形成せる断面コ字状の補強兼連
結材を折り返し部全体を覆うように被嵌して折り返し部
と補強兼連結材を接着剤で接着して成ることを特徴とす
るロックウールパネル。 - 【請求項２】 補強兼連結材からねじ取り付け用の連出
片が一体に連出されていることを特徴とする請求項１記
載のロックウールパネル。 - 【請求項３】 端面に溝を設けて防水手段が取り付けら
れるようになっていることを特徴とする請求項１または
請求項２記載のロックウールパネル
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34420796A JP3261325B2 (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | ロックウールパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34420796A JP3261325B2 (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | ロックウールパネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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