JPH10182669A - シラトラン誘導体およびその製造方法 - Google Patents
シラトラン誘導体およびその製造方法Info
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- JPH10182669A JPH10182669A JP35613896A JP35613896A JPH10182669A JP H10182669 A JPH10182669 A JP H10182669A JP 35613896 A JP35613896 A JP 35613896A JP 35613896 A JP35613896 A JP 35613896A JP H10182669 A JPH10182669 A JP H10182669A
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Abstract
有する新規シラトラン誘導体、およびこれを効率的製造
方法を提供する。 【解決手段】 一般式: {R1は同じか異なる水素もしくはC1〜10のアルキ
ル基、R2は水素、C1〜10のアルキル基又は−R4−
Si(OR5)xR6 (3-x)(R4は二価有機基、R5はC1〜
10のアルキル基、R6は置換か非置換の一価炭化水素
基、xは1〜3の整数である。)の一種以上の同じか異
なる基であり、但しR2の一方以上はアルコキシシリル
基含有有機基であり、R3は置換か非置換の一価炭化水
素基、C1〜10のアルコキシ基、グリシドキシアルキ
ル基、オキシラニルアルキル基、アシロキシアルキル基
或いはアミノアルキル基の一種以上の基である。}のシ
ラトラン誘導体、およびアミン化合物とエポキシ基含有
アルコキシシラン化合物、必要に応じて他のアルコキシ
シラン化合物とを反応させるその製造方法。
Description
誘導体、およびその製造方法に関し、詳しくは、一分子
中に1個または2個のアルコキシシリル基を有する新規
なシラトラン誘導体、およびこのようなシラトラン誘導
体を効率よく製造する方法に関する。
シ基、エトキシ基である化合物が知られている。また、
このシラトランを製造する方法としては、オルガノトリ
ヒドロシランとトリエタノールアミンとを反応させる方
法(特開昭53−31689号公報参照)、トリアルコ
キシシランとトリエタノールアミンとを反応させる方法
(米国特許明細書第2953545号、および特開昭6
1−69781号公報参照)が知られている。
コキシシリル基を有するシラトラン誘導体は知られてお
らず、シランカップリング剤や接着促進剤として切望さ
れている。
な新規なシラトラン誘導体について鋭意研究した結果、
本発明に到達した。すなわち、本発明の目的は、一分子
中に1個または2個のアルコキシシリル基を有する新規
なシラトラン誘導体、およびこのような新規なシラトラ
ン誘導体を効率よく製造する方法を提供することにあ
る。
体は、一般式:
素原子数1〜10のアルキル基であり、R2は水素原
子、炭素原子数1〜10のアルキル基、および一般式: −R4−Si(OR5)xR6 (3-x) (式中、R4は二価有機基であり、R5は炭素原子数1〜
10のアルキル基であり、R6は置換もしくは非置換の
一価炭化水素基であり、xは1、2、または3であ
る。)で表されるアルコキシシリル基含有有機基からな
る群から選択される少なくとも一種の同じかまたは異な
る基であり、但し、R2の少なくとも一方はこのアルコ
キシシリル基含有有機基であり、R3は置換もしくは非
置換の一価炭化水素基、炭素原子数1〜10のアルコキ
シ基、グリシドキシアルキル基、オキシラニルアルキル
基、アシロキシアルキル基、およびアミノアルキル基か
らなる群から選択される少なくとも一種の基である。}
で表されるシラトラン誘導体に関する。
法は、一般式: NHy(CR1 2CR1 2OH)(3-y) (式中、R1は同じかまたは異なる水素原子もしくは炭
素原子数1〜10のアルキル基であり、yは1または2
である。)で表されるアミン化合物と一般式:
素原子数1〜10のアルキル基であり、R4は二価有機
基であり、R7は炭素原子数1〜10のアルキル基であ
る。)で表されるエポキシ基含有トリアルコキシシラン
化合物とを反応させてなる、一般式:
素原子数1〜10のアルキル基であり、R8は水素原
子、炭素原子数1〜10のアルキル基、および一般式: −R4−Si(OR10)3 (式中、R4は二価有機基であり、R10は炭素原子数1
〜10のアルキル基である。)で表されるトリアルコキ
シシリル基含有有機基からなる群から選択される少なく
とも一種の同じかまたは異なる基であり、但し、R8の
少なくとも一方はこのトリアルコキシシリル基含有有機
基であり、R9はグリシドキシアルキル基、およびオキ
シラニルアルキル基からなる群から選択される少なくと
も一種の基である。}で表されるシラトラン誘導体の製
造方法に関する。
造方法は、一般式: NHy(CR1 2CR1 2OH)(3-y) (式中、R1は同じかまたは異なる水素原子もしくは炭
素原子数1〜10のアルキル基であり、yは1または2
である。)で表されるアミン化合物と一般式:
素原子数1〜10のアルキル基であり、R4は二価有機
基であり、R6は置換もしくは非置換の一価炭化水素基
であり、R7は炭素原子数1〜10のアルキル基であ
り、xは1、2、または3である。)で表されるエポキ
シ基含有アルコキシシラン化合物と一般式: R11Si(OR12)3 (式中、R11は置換もしくは非置換の一価炭化水素基、
炭素原子数1〜10のアルコキシ基、アシロキシアルキ
ル基、およびアミノアルキル基からなる群から選択され
る少なくとも一種の基であり、R12は炭素原子数1〜1
0のアルキル基である。)で表されるアルコキシシラン
化合物とを反応させてなる、一般式:
素原子数1〜10のアルキル基であり、R13は水素原
子、炭素原子数1〜10のアルキル基、および一般式: −R4−Si(OR15)xR6 (3-x) (式中、R4は二価有機基であり、R6は置換もしくは非
置換の一価炭化水素基であり、R15は炭素原子数1〜1
0のアルキル基であり、xは1、2、または3であ
る。)で表されるアルコキシシリル基含有有機基からな
る群から選択される少なくとも一種の同じかまたは異な
る基であり、但し、R13の少なくとも一方はこのアルコ
キシシリル基含有有機基であり、R14は置換もしくは非
置換の一価炭化水素基、炭素原子数1〜10のアルコキ
シ基、グリシドキシアルキル基、オキシラニルアルキル
基、アシロキシアルキル基、およびアミノアルキル基か
らなる群から選択される少なくとも一種の基である。}
で表されるシラトラン誘導体の製造方法に関する。
に説明する。本発明のシラトラン誘導体は、一般式:
子もしくは炭素原子数1〜10のアルキル基であり、R
1のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、ブチル基、ペンチル基、イソプロピル基、イソブ
チル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基が例示さ
れる。このR1としては、水素原子、メチル基であるこ
とが好ましい。また、上式中のR2は水素原子、炭素原
子数1〜10のアルキル基、および一般式: −R4−Si(OR5)xR6 (3-x) で表されるアルコキシシリル基含有有機基からなる群か
ら選択される少なくとも一種の同じかまたは異なる基で
あり、但し、R2の少なくとも一方はこのアルコキシシ
リル基含有有機基であることが必要である。R2のアル
キル基としては、前記R1のアルキル基と同様の基が例
示される。また、R2のアルコキシシリル基含有有機基
において、式中のR4は二価有機基であり、メチレン
基、エチレン基、メチルメチレン基、プロピレン基、メ
チルエチレン基、ブチレン基、ヘキシレン基、1−メチ
ルペンチレン基、1,4−ジメチルブチレン基等のアル
キレン基;メチレンオキシプロピレン基、メチレンオキ
シペンチレン基等のアルキレンオキシアルキレン基が例
示され、特に、エチレン基、プロピレン基、ブチレン
基、メチレンオキシプロピレン基、メチレンオキシペン
チレン基であることが好ましい。また、式中のR5は炭
素原子数1〜10のアルキル基であり、前記R1のアル
キル基と同様の基が例示され、好ましくは、メチル基、
エチル基である。また、式中のR6は置換もしくは非置
換の一価炭化水素基であり、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基、ペンチル基、イソプロピル基、イソ
ブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のア
ルキル基;フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチ
ル基等のアリール基;ビニル基、アリル基、ブテニル
基、ペンテニル基、ヘキセニル基等のアルケニル基;ベ
ンジル基、フェネチル基等のアラルキル基;クロロメチ
ル基、3−クロロプロピル基、3,3,3−トリフルオ
ロプロピル基、ノナフルオロブチルエチル基等のハロゲ
ン化アルキル基が例示され、好ましくは、メチル基であ
る。また、式中のxは1、2、または3であり、好まし
くは、3である。このようなR2のアルコキシシリル基
含有有機基としては、次のような基が例示される。 −(CH2)2Si(OCH3)3 −(CH2)2Si(OCH3)2CH3 −(CH2)3Si(OC2H5)3 −(CH2)3Si(OC2H5)(CH3)2 −CH2O(CH2)3Si(OCH3)3 −CH2O(CH2)3Si(OC2H5)3 −CH2O(CH2)3Si(OCH3)2CH3 −CH2O(CH2)3Si(OC2H5)2CH3 −CH2OCH2Si(OCH3)3 −CH2OCH2Si(OCH3)(CH3)2 また、上式中のR3は置換もしくは非置換の一価炭化水
素基、炭素原子数1〜10のアルコキシ基、グリシドキ
シアルキル基、オキシラニルアルキル基、アシロキシア
ルキル基、ハロアルキル基、およびアミノアルキル基か
らなる群から選択される少なくとも一種の基であり、R
3の一価炭化水素基としては、前記R6と同様の基が例示
され、R3のアルコキシ基としては、メトキシ基、エト
キシ基、プロポキシ基が例示され、R3のグリシドキシ
アルキル基としては、3−グリシドキシプロピル基が例
示され、R3のオキシラニルアルキル基としては、4−
オキシラニルブチル基、8−オキシラニルオクチル基が
例示され、R3のアシロキシアルキル基としては、アセ
トキシプロピル基、3−メタクリロキシプロピル基が例
示され、R3のアミノアルキル基としては、3−アミノ
プロピル基、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプ
ロピル基が例示される。
ような化合物が例示される。
個または2個のアルコキシシリル基を有しているので、
シランカップリング剤、接着促進剤として有用である。
法を詳細に説明する。前者のシラトラン誘導体の製造方
法は、一般式: NHy(CR1 2CR1 2OH)(3-y) で表されるアミン化合物と一般式:
とを反応させてなることを特徴とする。この反応は、ア
ミン化合物によるエポキシ基含有トリアルコキシシラン
中のエポキシ基の開環反応、この開環反応により生成し
た水酸基とこのアミン化合物の水酸基と別のエポキシ基
含有トリアルコキシシラン中のケイ素原子結合アルコキ
シ基とのアルコキシ基交換反応による環化反応からなる
と推定される。
誘導体の骨格を形成するための原料である。上式中のR
1は同じかまたは異なる水素原子もしくは炭素原子数1
〜10のアルキル基であり、R1のアルキル基として
は、前記と同様のアルキル基が例示される。また、上式
中のyは1または2である。このようなアミン化合物と
しては、2−ヒドロキシエチルアミン、2,2’−ジヒ
ドロキシジエチルアミン、2−ヒドロキシ−2−メチル
−エチルアミンが例示される。
シラン化合物は、本発明のシラトラン誘導体の骨格を形
成するための原料であり、また、本発明のシラトラン誘
導体の一分子中に1個または2個のトリアルコキシシリ
ル基を導入するための原料である。上式中のR1は同じ
かまたは異なる水素原子もしくは炭素原子数1〜10の
アルキル基であり、R1のアルキル基としては前記と同
様のアルキル基が例示される。また、上式中のR4は二
価有機基であり、前記と同様の基が例示される。また、
上式中のR7は炭素原子数1〜10のアルキル基であ
り、前記R1のアルキル基と同様の基が例示される。こ
のようなエポキシ基含有トリアルコキシシラン化合物と
しては、4−オキシラニルブチルトリメトキシシラン、
8−オキシラニルオクチルトリメトキシシラン、3−グ
リシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシド
キシプロピルトリエトキシシラン、グリシドキシメチル
トリメトキシシラン、グリシドキシメチルトリエトキシ
シランが例示される。
に対するエポキシ基含有トリアルコキシシラン化合物の
添加量は限定されないが、副生物の生成を抑え、シラト
ラン誘導体を収率良く得るためには、このアミン化合物
1モルに対して、このアミン化合物中のyが1である場
合には、このエポキシ基含有トリアルコキシシラン化合
物は1.5〜10モルの範囲内であることが好ましく、
さらには、2〜5モルの範囲内であることが好ましく、
また、このアミン化合物中のyが2である場合には、こ
のエポキシ基含有トリアルコキシシラン化合物は2.5
〜20モルの範囲内であることが好ましく、さらには、
3〜10モルの範囲内であることが好ましい。これは、
この製造方法において、このエポキシ基含有トリアルコ
キシシラン化合物をアミン化合物に対して反応の化学量
論前後ないしは過剰量用いることが推奨されることを意
味している。一般に、反応が遅くならない範囲内で過剰
量のエポキシ基含有トリアルコキシシラン化合物を用い
ると、副生物の生成が抑えられるが、過剰量のエポキシ
基含有トリアルコキシシラン化合物が残存してしまう。
この未反応として残ったエポキシ基含有トリアルコキシ
シラン化合物は、必要に応じて、反応後に蒸留等により
シラトラン誘導体から分離して回収することができる。
は、一般式:
子もしくは炭素原子数1〜10のアルキル基であり、R
1のアルキル基としては前記と同様のアルキル基が例示
される。また、上式中のR8は水素原子、炭素原子数1
〜10のアルキル基、および一般式: −R4−Si(OR10)3 で表されるトリアルコキシシリル基含有有機基からなる
群から選択される少なくとも一種の同じかまたは異なる
基であり、但し、R8の少なくとも一方はこのトリアル
コキシシリル基含有有機基である。R8のアルキル基と
しては、前記R1のアルキル基と同様の基が例示され
る。また、R8のトリアルコキシシリル基含有有機基に
おいて、式中のR4は二価有機基であり、前記と同様の
基が例示される。また、式中のR10は炭素原子数1〜1
0のアルキル基であり、前記R1のアルキル基と同様の
基が例示される。この製造方法においては、原料のエポ
キシ基含有トリアルコキシシラン中のR7と、得られる
シラトラン化合物中のR10は同じである場合もあるが、
このシラトラン誘導体を生成する反応中にケイ素原子結
合アルコキシ基のアルコキシ基交換反応を生じるため
に、必ずしも同じとならない場合があり、また、R10の
アルキル基は数種のアルキル基からなる場合がある。こ
のようなR8のトリアルコキシシリル基含有有機基とし
ては次のような基が例示される。 −(CH2)2Si(OCH3)3 −(CH2)3Si(OC2H5)3 −CH2O(CH2)3Si(OCH3)3 −CH2O(CH2)3Si(OC2H5)3 −CH2OCH2Si(OCH3)3 また、上式中のR9はグリシドキシアルキル基、および
オキシラニルアルキル基からなる群から選択される少な
くとも一種の基であり、R9のグリシドキシアルキル基
としては、グリシドキシメチル基、3−グリシドキシプ
ロピル基が例示され、R9のオキシラニルアルキル基と
しては、4−オキシラニルブチル基、8−オキシラニル
オクチル基が例示される。
法を詳細に説明する。後者の製造方法は、一般式: NHy(CR1 2CR1 2OH)(3-y) で表されるアミン化合物と一般式:
般式: R11Si(OR12)3 で表されるアルコキシシラン化合物を反応させることを
特徴とする。この反応は、アミン化合物のエポキシ基含
有アルコキシシラン化合物中のエポキシ基の開環反応、
この開環反応により生成した水酸基とアミン化合物中の
水酸基とアルコキシシラン化合物中のケイ素原子結合ア
ルコキシ基とのアルコキシ基交換反応による環化反応か
らなると推定される。
誘導体の骨格を形成するための原料である。上式中のR
1は同じかまたは異なる水素原子もしくは炭素原子数1
〜10のアルキル基であり、R1のアルキル基として
は、前記と同様のアルキル基が例示される。また、上式
中のyは1または2である。このようなアミン化合物と
しては、前記と同様の化合物が例示される。
ン化合物は、本発明のシラトラン誘導体の一分子中に1
個または2個のアルコキシシリル基を導入するための原
料である。上式中のR1は同じかまたは個となる水素原
子もしくは炭素原子数1〜10のアルキル基であり、R
1のアルキル基としては、前記と同様のアルキル基が例
示される。また、上式中のR4は二価有機基であり、前
記と同様の基が例示される。また、上式中のR6は置換
もしくは非置換の一価炭化水素基であり、前記と同様の
基が例示される。また、上式中のR7は炭素原子数1〜
10のアルキル基であり、前記と同様の基が例示され
る。また、上式中のxは1、2、または3であり、好ま
しくは、3である。このようなエポキシ基含有アルコキ
シシラン化合物としては、4−オキシラニルブチルトリ
メトキシシラン、4−オキシラニルブチルメチルジメト
キシシラン、8−オキシラニルオクチルトリメトキシシ
ラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、
3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、3−グ
リシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−グリ
シドキシプロピルメチルジエトキシシラン、グリシドキ
シメチルトリメトキシシラン、グリシドキシメチルメチ
ルジメトキシシラン、グリシドキシメチルトリエトキシ
シランが例示される。
発明のシラトラン誘導体の骨格を形成するための原料で
ある。上式中のR11は置換もしくは非置換の一価炭化水
素基、炭素原子数1〜10のアルコキシ基、アシロキシ
アルキル基、ハロアルキル基、およびアミノアルキル基
からなる群から選択される少なくとも一種の基であり、
R11の一価炭化水素基としては、前記R3の一価炭化水
素基と同様の基が例示され、R11のアルコキシ基として
は、前記R3のアルコキシ基と同様の基が例示され、R
11のアシロキシアルキル基としては、前記R3のアシロ
キシアルキル基と同様の基が例示され、R11のアミノア
ルキル基としては、前記R3のアミノアルキル基と同様
の基が例示される。また、上式中のR12は炭素原子数1
〜10のアルキル基であり、前記R1のアルキル基と同
様の基が例示される。このようなアルコキシシラン化合
物としては、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシ
ラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシ
シラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキ
シシラン、フェニルトリメトキシシラン、3−メタクリ
ロキシプロピルトリメトキシシラン、3,3,3−トリ
フロロプロピルトリメトキシシラン、ノナフルオロブチ
ルエチルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリ
メトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルト
リメトキシシランが例示される。
に対するエポキシ基含有アルコキシシランとアルコキシ
ラン化合物の添加量は限定されないが、シラトラン誘導
体を収率良く得るためには、このアミン化合物1モルに
対して、このアミン化合物中のyが1である場合には、
このエポキシ基含有アルコキシシラン化合物は0.5〜
10モルの範囲内であることが好ましく、さらには、
0.8〜5モルの範囲内であることが好ましく、また、
このアミン化合物中のyが2である場合には、このエポ
キシ基含有アルコキシシラン化合物は1.5〜20モル
の範囲内であることが好ましく、さらには、1.8〜1
0モルの範囲内であることが好ましく、特には、ほぼ2
モルとなる量であることが好ましい。また、このアルコ
キシシラン化合物の添加量は、アミン化合物1モルに対
して、0.5〜50モルの範囲内であることが好まし
く、さらには、1〜20モルの範囲内であることが好ま
しい。これは、この製造方法において、このアルコキシ
シラン化合物をアミン化合物に対して反応の化学量論前
後ないしは過剰量用いることが推奨されることを意味し
ている。一般に、反応が遅くならない範囲内で過剰量の
アルコキシシラン化合物を用いると、副生物の生成を抑
えられるが、過剰のアルコキシシラン化合物が残存して
しまう。この未反応として残ったアルコキシシラン化合
物は、必要に応じて、反応後に蒸留等によりシラトラン
誘導体から分離して回収することができる。
は、一般式:
子もしくは炭素原子数1〜10のアルキル基であり、R
1のアルキル基としては前記と同様のアルキル基が例示
される。また、上式中のR13は水素原子、炭素原子数1
〜10のアルキル基、および一般式: −R4−Si(OR15)xR6 (3-x) で表されるアルコキシシリル基含有有機基からなる群か
ら選択される少なくとも一種の同じかまたは異なる基で
あり、但し、R13の少なくとも一方はこのアルコキシシ
リル基含有有機基である。R13のアルキル基としては、
前記R1のアルキル基と同様の基が例示される。また、
R13のアルコキシシリル基含有有機基において、式中の
R4は二価有機基であり、前記と同様の基が例示され
る。また、式中のR6は置換もしくは非置換の一価炭化
水素基であり、前記と同様の基が例示される。また、式
中のR15は炭素原子数1〜10のアルキル基であり、前
記R1のアルキル基と同様の基が例示される。この製造
方法においては、原料のエポキシ基含有アルコキシシラ
ン中のR7と、得られるシラトラン誘導体中のR15は同
じである場合もあるが、このシラトラン誘導体を生成す
る反応中にケイ素原子結合アルコキシ基のアルコキシ基
交換反応を生じるために、必ずしも同じとならない場合
があり、また、R15のアルキル基が数種のアルキル基か
らなる場合もある。また、式中のxは1、2、または3
であり、好ましくは、3である。このようなR13のアル
コキシシリル基含有有機基としては、前記R2のアルコ
キシシリル基含有有機基と同様の基が例示される。ま
た、上式中のR14は置換もしくは非置換の一価炭化水素
基、炭素原子数1〜10のアルコキシ基、グリシドキシ
アルキル基、オキシラニルアルキル基、アシロキシアル
キル基、およびアミノアルキル基からなる群から選択さ
れる少なくとも一種の基であり、このようなR14として
は、前記R3と同様の基が例示される。
温もしくは加熱下で進行するが、この反応時間を短縮す
るためには、100℃以下で加熱することが好ましい。
また、本発明の製造方法において、有機溶媒の使用は任
意であり、使用できる有機溶媒としては、ヘキサン、ヘ
プタン、オクタン等の脂肪族炭化水素;トルエン、キシ
レン等の芳香族炭化水素;メタノール、エタノール、イ
ソプロパノール等のアルコール;アセトン、メチルイソ
ブチルケトン等のケトン;ジエチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン等のエーテル;酢酸エチル、酢酸イソアミル
等のエステル;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド等のアミド化合物が例示され、特に、メタノー
ル、エタノール等のアルコールを用いると、この反応時
間を短縮でき、さらに目的のシラトラン誘導体を収率良
く得ることができる。本発明の製造方法において、アル
コールを添加する場合には、この反応中にケイ素原子結
合アルコキシ基のアルコキシ基交換反応を生じるため
に、このアルコールは原料のエポキシ基含有トリアルコ
キシシラン化合物、またはエポキシ基含有アルコキシシ
ラン化合物とアルコキシシラン化合物中のケイ素原子結
合アルコキシ基と同じ炭素原子数のものを用いることが
好ましい。また、本発明の製造方法においてアルコール
を添加する場合には、このアルコールの還流温度で反応
を行うことにより、反応を著しく短縮することができ、
さらに、得られるシラトラン誘導体の収率を向上させる
ことができる。
法を実施例により詳細に説明する。
流冷却管を備えた500mlの4つ口フラスコに、2,
2’−ジヒドロキシジエチルアミン31.5g(0.3
モル)、テトラメトキシシラン91.3g(0.6モ
ル)、および3−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ラン70.9g(0.3モル)を投入して、この系を5
0℃で100時間加熱攪拌した。次に、得られた反応混
合物全量をなす型フラスコに移して、ロータリーエバポ
レーターにより低沸点成分を留去することにより微黄色
透明液体117.9gを得た。この透明液体を29Si−
核磁気共鳴分析および13C−核磁気共鳴分析したとこ
ろ、式:
量が少なくとも90重量%に達していることが確認され
た。
流冷却管を備えた500mlの4つ口フラスコに、2−
ヒドロキシエチルアミン12.2g(0.2モル)、テ
トラエトキシシラン125.0g(0.6モル)、3−
グリシドキシプロピルトリエトキシシラン111.4g
(0.4モル)、およびエタノール30gを投入して、
この系を50℃で100時間加熱攪拌した。次に、得ら
れた反応混合物全量をなす型フラスコに移して、ロータ
リーエバポレーターにより低沸点成分を留去することに
より微黄色透明液体136.5gを得た。この透明液体
を29Si−核磁気共鳴分析および13C−核磁気共鳴分析
したところ、式:
量が少なくとも90重量%に達していることが確認され
た。
流冷却管を備えた500mlの4つ口フラスコに、2−
ヒドロキシエチルアミン12.2g(0.2モル)、メ
チルトリメトキシシラン81.7g(0.6モル)、3
−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン94.5g
(0.4モル)、およびメタノール32.0gを投入し
て、この系をメタノールの還流温度で8時間加熱攪拌し
た。次に、得られた反応混合物全量をなす型フラスコに
移して、ロータリーエバポレーターにより低沸点成分を
留去することにより微黄色透明液体131.7gを得
た。この透明液体を29Si−核磁気共鳴分析および13C
−核磁気共鳴分析したところ、式:
量が少なくとも80%に達していることが確認された。
流冷却管を備えた300mlの4つ口フラスコに、2−
ヒドロキシエチルアミン12.2g(0.2モル)、3
−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン141.8
g(0.6モル)、およびメタノール32.0gを投入
して、この系をメタノールの還流温度で12時間加熱攪
拌した。次に、得られた反応混合物全量をなす型フラス
コに移して、ロータリーエバポレーターにより低沸点成
分を留去することにより微黄色透明液体133.5gを
得た。この透明液体を29Si−核磁気共鳴分析および13
C−核磁気共鳴分析したところ、式:
量が少なくとも95%に達していることが確認された。
に1個または2個のアルコキシシリル基を有する新規な
化合物であり、本発明の製造方法は、このような新規な
シラトラン誘導体を効率よく製造できるという特徴があ
る。
i−核磁気共鳴分析によるスペクトルチャートである。
−核磁気共鳴分析によるスペクトルチャートである。
i−核磁気共鳴分析によるスペクトルチャートである。
−核磁気共鳴分析によるスペクトルチャートである。
i−核磁気共鳴分析によるスペクトルチャートである。
−核磁気共鳴分析によるスペクトルチャートである。
i−核磁気共鳴分析によるスペクトルチャートである。
−核磁気共鳴分析によるスペクトルチャートである。
Claims (4)
- 【請求項1】 一般式: 【化1】 {式中、R1は同じかまたは異なる水素原子もしくは炭
素原子数1〜10のアルキル基であり、R2は水素原
子、炭素原子数1〜10のアルキル基、および一般式: −R4−Si(OR5)xR6 (3-x) (式中、R4は二価有機基であり、R5は炭素原子数1〜
10のアルキル基であり、R6は置換もしくは非置換の
一価炭化水素基であり、xは1、2、または3であ
る。)で表されるアルコキシシリル基含有有機基からな
る群から選択される少なくとも一種の同じかまたは異な
る基であり、但し、R2の少なくとも一方はこのアルコ
キシシリル基含有有機基であり、R3は置換もしくは非
置換の一価炭化水素基、炭素原子数1〜10のアルコキ
シ基、グリシドキシアルキル基、オキシラニルアルキル
基、アシロキシアルキル基、およびアミノアルキル基か
らなる群から選択される少なくとも一種の基である。}
で表されるシラトラン誘導体。 - 【請求項2】 一般式: NHy(CR1 2CR1 2OH)(3-y) (式中、R1は同じかまたは異なる水素原子もしくは炭
素原子数1〜10のアルキル基であり、yは1または2
である。)で表されるアミン化合物と一般式: 【化2】 (式中、R1は同じかまたは異なる水素原子もしくは炭
素原子数1〜10のアルキル基であり、R4は二価有機
基であり、R7は炭素原子数1〜10のアルキル基であ
る。)で表されるエポキシ基含有トリアルコキシシラン
化合物とを反応させてなる、一般式: 【化3】 {式中、R1は同じかまたは異なる水素原子もしくは炭
素原子数1〜10のアルキル基であり、R8は水素原
子、炭素原子数1〜10のアルキル基、および一般式: −R4−Si(OR10)3 (式中、R4は二価有機基であり、R10は炭素原子数1
〜10のアルキル基である。)で表されるトリアルコキ
シシリル基含有有機基からなる群から選択される少なく
とも一種の同じかまたは異なる基であり、但し、R8の
少なくとも一方はこのトリアルコキシシリル基含有有機
基であり、R9はグリシドキシアルキル基、およびオキ
シラニルアルキル基からなる群から選択される少なくと
も一種の基である。}で表されるシラトラン誘導体の製
造方法。 - 【請求項3】 一般式: NHy(CR1 2CR1 2OH)(3-y) (式中、R1は同じかまたは異なる水素原子もしくは炭
素原子数1〜10のアルキル基であり、yは1または2
である。)で表されるアミン化合物と一般式: 【化4】 (式中、 R1は同じかまたは異なる水素原子もしくは炭
素原子数1〜10のアルキル基であり、R4は二価有機
基であり、R6は置換もしくは非置換の一価炭化水素基
であり、R7は炭素原子数1〜10のアルキル基であ
り、xは1、2、または3である。)で表されるエポキ
シ基含有アルコキシシラン化合物と一般式: R11Si(OR12)3 (式中、R11は置換もしくは非置換の一価炭化水素基、
炭素原子数1〜10のアルコキシ基、アシロキシアルキ
ル基、およびアミノアルキル基からなる群から選択され
る少なくとも一種の基であり、R12は炭素原子数1〜1
0のアルキル基である。)で表されるアルコキシシラン
化合物とを反応させてなる、一般式: 【化5】 {式中、R1は同じかまたは異なる水素原子もしくは炭
素原子数1〜10のアルキル基であり、R13は水素原
子、炭素原子数1〜10のアルキル基、および一般式: −R4−Si(OR15)xR6 (3-x) (式中、R4は二価有機基であり、R6は置換もしくは非
置換の一価炭化水素基であり、R15は炭素原子数1〜1
0のアルキル基であり、xは1、2、または3であ
る。)で表されるアルコキシシリル基含有有機基からな
る群から選択される少なくとも一種の同じかまたは異な
る基であり、但し、R13の少なくとも一方はこのアルコ
キシシリル基含有有機基であり、R14は置換もしくは非
置換の一価炭化水素基、炭素原子数1〜10のアルコキ
シ基、グリシドキシアルキル基、オキシラニルアルキル
基、アシロキシアルキル基、およびアミノアルキル基か
らなる群から選択される少なくとも一種の基である。}
で表されるシラトラン誘導体の製造方法。 - 【請求項4】 アルコールの存在下で反応を行うことを
特徴とする、請求項2または3記載のシラトラン誘導体
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35613896A JP4148544B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | シラトラン誘導体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35613896A JP4148544B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | シラトラン誘導体およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10182669A true JPH10182669A (ja) | 1998-07-07 |
JP4148544B2 JP4148544B2 (ja) | 2008-09-10 |
Family
ID=18447531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35613896A Expired - Lifetime JP4148544B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | シラトラン誘導体およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4148544B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0908462A3 (en) * | 1997-10-13 | 1999-11-03 | Dow Corning Toray Silicone Company, Ltd. | Silatrane derivative and curable silicone composition containing same |
EP1002834A1 (en) * | 1998-10-30 | 2000-05-24 | Dow Corning Toray Silicone Company, Ltd. | Silicone rubber composition for composite molding |
EP1045002A1 (en) * | 1999-03-16 | 2000-10-18 | Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. | Silicone rubber composition |
EP0982358A3 (en) * | 1998-08-28 | 2001-04-25 | Dow Corning Toray Silicone Company, Ltd. | Silicone water-based emulsion composition |
EP1108746A1 (en) * | 1999-12-13 | 2001-06-20 | Dow Corning Toray Silicone Company, Ltd. | Silicone rubber composition |
JP2002097273A (ja) * | 2000-09-26 | 2002-04-02 | Dow Corning Toray Silicone Co Ltd | オルガノポリシロキサン、およびその製造方法 |
US7094306B2 (en) | 2001-12-18 | 2006-08-22 | Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. | Photocurable organic polymer composition |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP35613896A patent/JP4148544B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6284861B1 (en) | 1999-12-13 | 2001-09-04 | Dow Corning Toray Silicone, Ltd. | Silicone rubber composition |
JP2002097273A (ja) * | 2000-09-26 | 2002-04-02 | Dow Corning Toray Silicone Co Ltd | オルガノポリシロキサン、およびその製造方法 |
US7094306B2 (en) | 2001-12-18 | 2006-08-22 | Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. | Photocurable organic polymer composition |
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