JPH10182424A - 入浴剤 - Google Patents

入浴剤

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JPH10182424A
JPH10182424A JP8358853A JP35885396A JPH10182424A JP H10182424 A JPH10182424 A JP H10182424A JP 8358853 A JP8358853 A JP 8358853A JP 35885396 A JP35885396 A JP 35885396A JP H10182424 A JPH10182424 A JP H10182424A
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Kochi Prefecture
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚への刺激とか痒み、細菌の増殖を抑えて
アトピー性皮膚炎の治療作用があり、かつ、年間を通し
て家庭で利用することができる入浴剤を提供することを
目的とする。 【解決手段】 単独もしくは2種以上の無機塩類に海水
を添加して作製した入浴剤と、単独もしくは2種以上の
水溶性高分子に海水を添加して作製した入浴剤と、単独
もしくは2種以上の無機塩類と、単独もしくは2種以上
の水溶性高分子の混合物に海水を添加して作製した各入
浴剤を基本構成とし、この基本入浴剤に単独もしくは2
種以上の油脂類にヒノキチオールを溶解した混合物を添
加して作製した入浴剤を提供する。海水としては通常の
表層水もしくは海洋深層水を用いる。この海水の配合割
合は1〜30重量%とし、各基本入浴剤に対するヒノキ
チオールの配合割合は0.001〜0.5重量%とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入浴剤に関し、特に
は無機塩類及び/もしくは水溶性高分子に、海水とヒノ
キチオールを添加したことにより、アトピー性皮膚炎等
に治療作用のある新規な入浴剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各家庭において入浴剤が広く使用されて
おり、古来から知られている菖蒲湯とか柚子湯等に代え
て、近時は特に健康志向とか薬用作用、ストレス解消の
ためのリラックス作用及びサラ湯の皮膚刺激緩和を主た
る効能とする各種入浴剤が市販されている。
【0003】これら従来から知られている通常の入浴剤
は、温泉成分から採取した無機塩類を主として、これに
生薬エキス、油分、着香料、着色料等を配合して乾燥工
程を経て製品化したものが一般的であり、粉末状、顆粒
状、錠剤状又は液体状のものに大別される。これらの中
で錠剤状の入浴剤は湯中で炭酸ガス等を発生する発泡性
を有する製品が主流となっている。また、粉末状の入浴
剤には、多孔質の袋体の中に薬草とか前記温泉から抽出
した成分に香料及び着色料等を封入しておき、袋体ごと
浴槽中に浸漬して揉み出して使用するタイプもある。
【0004】上記に関し、特開平7−17850号公報
には、海藻粉末0・1〜30重量%、海水乾燥物10〜
90重量%、無水ケイ酸0.1〜5重量%を配合した浴
用組成物が開示されている。更に特開平8−11353
0号公報には、死海から得られる海水又はその塩を配合
した浴用組成物が開示されている。
【0005】他方で従来から海水はアトピー性皮膚炎と
か湿疹等の皮膚疾患の治療に有効であり、海水が患部の
殺菌効果と細菌の増殖を抑える効果があるとされてい
て、特に近年ではアトピー性皮膚炎の治療法として海水
入浴法が提唱されている。他の治療法として、サラ湯も
しくは特殊入浴剤を利用した入浴療法も一般に知られて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アトピ
ー性皮膚炎の治療法としての前記海水入浴法は、夏季の
海水浴場で行う以外の方法がないため、季節と場所に限
定条件が生じてしまう上、皮膚に対する海水の刺激が大
きいために万人向きの方法とはいえない問題がある。ま
た、サラ湯を利用した入浴療法は温熱作用によって血行
が促進されるが、これが逆に痒みが増加する原因となる
ことが多い。更に市販の特殊入浴剤を利用した入浴療法
は皮膚に対する刺激が大きいケースがあり、患部の殺菌
効果を期待することができないため細菌の増殖を抑える
ことができず、前記アトピー性皮膚炎の治療法として有
効とはいえない難点がある。
【0007】また、前記特開平7−17850号公報に
示されている海藻粉末と海水乾燥物及び無水ケイ酸を配
合した浴用組成物は、皮膚への刺激性がなく、血行促進
と発汗作用、保温作用がある外、無水ケイ酸を加えたこ
とによって組成物の固結防止効果を持たせているが、こ
の浴用組成物には前記アトピー性皮膚炎の治療効果はな
い。特開平8−113530号公報に示されている死海
から得られる海水又はその塩を配合した浴用組成物は、
荒れ肌を改善して色艶を与え、美肌効果と清浄効果を持
たせているが、死海の海水は通常の海水よりも塩濃度が
約5倍であって本実施例で用いた海水とは異質のもので
あり、しかも入浴剤を作製する場合には乾燥工程を行わ
ないと固体状を保つことができないという問題がある。
【0008】そこで本発明はこのような従来の入浴剤を
改良して、皮膚への刺激、痒み及び細菌の増殖を抑えて
アトピー性皮膚炎の治療作用があり、かつ、皮膚の保湿
効果を有して、年間を通して家庭で利用することができ
る入浴剤を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、単独もしくは2種以上の無機塩類に海水を
添加して作製した入浴剤と、単独もしくは2種以上の水
溶性高分子に海水を添加して作製した入浴剤と、単独も
しくは2種以上の無機塩類と、単独もしくは2種以上の
水溶性高分子の混合物に海水を添加して作製した各入浴
剤を基本構成とし、この基本入浴剤に単独もしくは2種
以上の油脂類にヒノキチオールを溶解した混合物を添加
して作製した入浴剤を提供する。
【0010】前記海水として、通常の表層水又は海洋深
層水を用いる。無機塩類もしくは水溶性高分子に対する
海水の配合割合は1〜30重量%とし、各基本入浴剤に
対するヒノキチオールの配合割合は0.001〜0.5重
量%とする。
【0011】かかる入浴剤は適度の含水比を持つが、乾
燥工程を実施しなくても粉末状もしくは固形状を維持す
ることができる。使用時には皮膚への刺激とか痒みがな
く、海水の持つ皮膚疾患の治療作用と、特に海洋深層水
の持つ皮膚炎に対する治療効果及びヒノキチオールの持
つ抗菌性の向上作用とも相俟って細菌の増殖が抑えら
れ、前記アトピー性皮膚炎の治療効果が発揮される。更
に年間を通して家庭で利用することができる入浴剤が実
現される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明にかかる入浴剤の具体
的な実施例を説明する。即ち、本実施例では単独もしく
は2種以上の無機塩類に海水を添加するか、もしくは単
独もしくは2種以上の水溶性高分子に海水を添加して得
た入浴剤を基本構成とする。尚、無機塩類と水溶性高分
子とを混合して、これに海水を添加してもよい。
【0013】更に他の実施例として、上記基本構成に加
えて、単独もしくは2種以上の油脂類にヒノキチオール
を溶解した混合物を添加して入浴剤を作製する。
【0014】特に海水は通常の表層水の外、詳細は後述
する海洋深層水を採用した。これら海水の水分を蒸発さ
せると、残留物の一部が不溶性物質に変化するため、本
実施例では海水を液体のまま入浴剤の原料とした。従っ
て海水は単に濾過装置により濾過して汚れとか余分な不
純物を除去して清浄化した後、前記単独もしくは2種以
上の無機塩類、もしくは単独もしくは2種以上の水溶性
高分子に添加して入浴剤を作製した。この時の無機塩類
もしくは水溶性高分子に対する海水の配合割合は1〜3
0(重量%,以下単に%と表示する),好ましくは5〜
20%とする。1%未満では効果の発現性が充分ではな
く、30%以上を配合すると入浴剤としての安定性の面
で好ましくない。
【0015】海水の配合割合を約30%とした場合、得
られた入浴剤は若干湿分を含むものの適度の含水比を保
ち、従来のように特に乾燥工程を実施しなくても基本的
に粉末状もしくは固形状を維持することができる。
【0016】一方、ヒノキチオールは抗菌性を高めるた
めに添加するものであるが、このヒノキチオールは海水
中に含まれる種々のイオンと反応して変質するため、海
水に直接混合することは好ましくない。そこで本実施例
では単独もしくは2種以上の油脂類にヒノキチオールを
溶解した後、前記基本構成の入浴剤に配合した。
【0017】このヒノキチオールの配合割合は0.00
1〜0.5%,好ましくは0.01〜0.1%とする。0.
001%未満では抗菌性の効果が弱く、0.5%以上を
配合しても抗菌性の効果は増加せず、高価格となってコ
ストの面で好ましくない。
【0018】更に前記各成分に加えて、生薬エキス,生
薬末,色素,香料,無機顔料,有機酸類,ビタミン類,
多価アルコール類,蛋白分解酵素,金属封鎖剤等を選択
して、適宜配合してもよい。
【0019】具体的な製造方法は以下の通りである。即
ち、原料として海水(表層水)又は海洋深層水と、無機
塩類及び/もしくは水溶性高分子の単独もしくは2種以
上と、ヒノキチオール及び単独もしくは2種以上の油脂
類と、必要に応じて色素,香料とを用意し、各原料を前
記配合割合となるように計量する。この時、油脂類にヒ
ノキチオールを添加して溶解しておく。
【0020】そして混合機としてバートオーミキサー、
ナウターミキサー、万能混合攪拌機、リボンミキサー、
V字型混合機等を利用して先ず無機塩類及び/もしくは
水溶性高分子と色素を混合・攪拌して粉末体を得る。次
に上記粉末体に海水もしくは海洋深層水と、ヒノキチオ
ールを溶解した油脂類と香料とを除々に加え、充分に混
合・攪拌して目的とする入浴剤を得る。混合・攪拌時間
は各粉末体と海水及びヒノキチオールを溶解した油脂類
が均一に混合するのに充分な時間であれば良いが、本実
施例の場合は10分〜120分の時間内で混合・攪拌を
行った。
【0021】得られた入浴剤の所定単位量をラミネート
状の包装体その他の所定の包装体に充填して気密封止す
ることにより、1回ずつの使用に適した分包状の製品が
得られる。
【0022】ここで本実施例で採用した海洋深層水につ
いて説明する。この海洋深層水とは、海面下200メー
トル以上の深海から取水した清浄な海水であり、海洋表
層で見られる風波とか表層温度変化に伴う対流,混合も
生じない環境下にある海水で、地上で使用されている各
種の油類とか化学物質,農薬等の有害物質に起因する海
洋汚染の影響を受けることがない。しかも海水中の溶存
有機物が非常に少なく、かつ、微生物的な観点から極め
て清浄であるという特徴を有している。表1は海洋深層
水と海面下200メートル以内の表層水の水質を測定し
た結果を示している。
【0023】
【表1】
【0024】この海洋深層水の水温は年間平均で10℃
〜12℃という低温であり、有機炭素(TOC)が少な
い上、生菌数は表層海水の1/10〜1/100と少な
く、しかも人体が必要とする多くの天然元素を含んでい
る。従来から海洋深層水の使用方法として、温泉とかプ
ール等の観光目的に利用したり、低温であることに着目
して冷房とか温度差発電等の工業的利用、更には魚類と
か海藻,サンゴの養殖、プランクトンの培養等の水産目
的に利用しようとする試みがなされている。本実施例で
は、上記したように入浴剤の構成成分として海洋深層水
を用いたことが特徴の1つとなっている。
【0025】海洋深層水は表層水に較べて難治性のアト
ピー性皮膚炎に対して治療効果があることが報告されて
いる(野村伊知郎著,海洋深層水によるアトピー性皮膚
炎の治療,「海岸」Vol.34,No2,p7〜p10,1995を参
照)。この海洋深層水は現在世界中でも「ノルウエー
沖」、「ハワイ沖」、「高知県の室戸岬沖」の3ケ所の
みで実用的に取水されている。尚、本実施例で用いた海
洋深層水は、上記室戸岬沖の水深320メートル地点か
ら取水したものである。
【0026】次に本実施例で用いたヒノキチオールにつ
いて説明する。従来から黄色ブドウ球菌はアトピー性皮
膚炎を悪化させる因子の一つとされているが、上記ヒノ
キチオールは黄色ブドウ球菌その他の各種菌に対して抗
菌性を有している。表2は国立衛生試験所大阪支所が行
ったヒノキチオールの各種菌に対する抗菌力を測定した
結果を示している。
【0027】
【表2】
【0028】本実施例で用いた無機塩類としては、硫酸
ナトリウム,炭酸水素ナトリウム,炭酸ナトリウム,セ
スキ炭酸ナトリウム,炭酸カルシウム,炭酸マグネシウ
ム,塩化ナトリウム,塩化カリウム,塩化アンモニウ
ム,硫化カリウム,硫化ナトリウム,硝酸ナトリウム,
硝酸カルシウム,硫酸アンモニウム,硫酸マグネシウ
ム,チオ硫酸ナトリウム,チオ硫酸カルシウム,リン酸
ナトリウム,リン酸水素カルシウム,ミョウバン等があ
る。
【0029】本実施例で用いた水溶性高分子としては、
カルボキシメチルセルロースナトリウム,カルボキシメ
チルセルロース,メチルセルロース,エチルセルロー
ス,ヒドロキシエチルセルロース,ヒドロキシプロピル
セルロース,ポリビニルアルコール,ポリビニルピロリ
ドン,カルボキシビニルポリマー,ポリアクリル酸ソー
ダ,ポリビニルメチルエーテル,ポリエチレンオキシ
ド,アルギン酸塩,アルギン酸プロピレングリコールエ
ステル,キサンタンガム,カラギーナン等がある。
【0030】更にヒノキチオールを溶解する油脂類とし
ては、ホホバ油,スクワラン,オリーブ油,イソプロピ
ルパルミテート,イソプロピルミリステート,ヌカ油,
大豆油,アーモンド油,ヤシ油,パーム油,ヒマワリ
油,アボガド油,流動パラフィン,流動イソパラフィ
ン,オクチルドデカノール等がある。
【0031】表3に本発明を適用した実施例1,2と比
較例1,2について各組成物の配合%を示し、表4には
四つの評価項目に基づいて使用感を評価した結果を示
す。尚、実施例1,2は海水として海洋深層水を採用
し、無機塩類として硫酸ナトリウム,炭酸水素ナトリウ
ムを採用した。水溶性高分子としては、カルボキシメチ
ルセルロースナトリウム(CMC・Naと表示)を採用
し、ヒノキチオールはホホバ油とスクワランに溶解して
から配合した。その他の添加成分として、酸化チタン,
色素,香料を用いた。比較例1,2は海洋深層水に代え
て従来の精製水を用いており、ヒノキチオールは添加さ
れていない。
【0032】
【表3】
【0033】
【表4】
【0034】評価方法は、40℃の湯を約200リット
ル入れた浴槽に上記実施例1,2と比較例1,2の入浴
剤をそれぞれ30グラム投入し、使用者20名が1週間
連続して毎日10分間入浴し、入浴中と入浴後の皮膚の
状態とか感触を評価採点した。評価点は、非常に良い…
4点,良い…3点,普通…2点,変化なし…1点,悪い
…0点とし、各使用者の点数を合計して平均点を算出し
た。
【0035】表4によれば、入浴中の皮膚に対する刺激
は、比較例1,2がそれぞれ2.95点及び3.05点で
あるのに対して本実施例1,2は3.45点及び3.65
点となっていて、刺激の面では明らかに本実施例1,2
の方が良好となっている。更に入浴後の皮膚のしっとり
感とか肌荒れ改善効果、掻痒感に関しても比較例1,2
に較べて実施例1,2の評価点の方がかなり高く、又実
施例1よりも実施例2の方が評価点が高くなっている。
従ってヒノキチオールは油脂類中のスクワランに溶解す
れば好適であることが判明した。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる入浴剤は皮膚への刺激性がなく、掻痒感もないため
万人向きであって、アレルギー体質の人にも利用するこ
とができる。更に、入浴後の感触とか肌荒れ改善効果に
優れている上、海水の持つ皮膚疾患の治療作用と海洋深
層水の持つ皮膚炎に対する治療効果及びヒノキチオール
の持つ抗菌性の向上作用に伴って細菌の増殖が抑えら
れ、従来から難治性であるといわれているアトピー性皮
膚炎に対しても大きな治療効果を発揮することができ
る。
【0037】また、従来の死海から得られる海水を配合
した浴用組成物のように作製時の乾燥工程を実施しなく
ても粉末状もしくは固形状を維持することができるた
め、作製に要する工程が簡略化して製品コストを低減す
ることができる。得られた入浴剤は、従来知られている
海水入浴法によるアトピー性皮膚炎の治療法等のように
季節と場所に限定条件が付されず、年間を通して継続し
て家庭での治療効果を発揮することができる入浴剤が提
供される。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単独もしくは2種以上の無機塩類に海水
    を添加して作製したことを特徴とする入浴剤。
  2. 【請求項2】 単独もしくは2種以上の水溶性高分子に
    海水を添加して作製したことを特徴とする入浴剤。
  3. 【請求項3】 単独もしくは2種以上の無機塩類と、単
    独もしくは2種以上の水溶性高分子の混合物に海水を添
    加して作製したことを特徴とする入浴剤。
  4. 【請求項4】 単独もしくは2種以上の水溶性高分子
    に、海水と、単独もしくは2種以上の油脂類にヒノキチ
    オールを溶解した混合物を添加して作製したことを特徴
    とする入浴剤。
  5. 【請求項5】 単独もしくは2種以上の無機塩類に、海
    水と、単独もしくは2種以上の油脂類にヒノキチオール
    を溶解した混合物を添加して作製したことを特徴とする
    入浴剤。
  6. 【請求項6】 単独もしくは2種以上の無機塩類と、単
    独もしくは2種以上の水溶性高分子の混合物に、海水
    と、単独もしくは2種以上の油脂類にヒノキチオールを
    溶解した混合物を添加して作製したことを特徴とする入
    浴剤。
  7. 【請求項7】 前記入浴剤に対するヒノキチオールの配
    合割合は0.001〜0.5重量%とした請求項4,5又
    は6記載の入浴剤。
  8. 【請求項8】 前記無機塩類として、硫酸ナトリウム,
    炭酸水素ナトリウム,炭酸ナトリウム,セスキ炭酸ナト
    リウム,炭酸カルシウム,炭酸マグネシウム,塩化ナト
    リウム,塩化カリウム,塩化アンモニウム,硫化カリウ
    ム,硫化ナトリウム,硝酸ナトリウム,硝酸カルシウ
    ム,硫酸アンモニウム,硫酸マグネシウム,チオ硫酸ナ
    トリウム,チオ硫酸カルシウム,リン酸ナトリウム,リ
    ン酸水素カルシウム,ミョウバンから選択した単独もし
    くは2種以上を用いた請求項1,3,5又は6記載の入
    浴剤。
  9. 【請求項9】 前記水溶性高分子として、カルボキシメ
    チルセルロースナトリウム,カルボキシメチルセルロー
    ス,メチルセルロース,エチルセルロース,ヒドロキシ
    エチルセルロース,ヒドロキシプロピルセルロース,ポ
    リビニルアルコール,ポリビニルピロリドン,カルボキ
    シビニルポリマー,ポリアクリル酸ソーダ,ポリビニル
    メチルエーテル,ポリエチレンオキシド,アルギン酸
    塩,アルギン酸プロピレングリコールエステル,キサン
    タンガム,カラギーナンから選択した単独もしくは2種
    以上を用いた請求項2,3,4又は6記載の入浴剤。
  10. 【請求項10】 前記ヒノキチオールを溶解する油脂類
    として、ホホバ油,スクワラン,オリーブ油,イソプロ
    ピルパルミテート,イソプロピルミリステート,ヌカ
    油,大豆油,アーモンド油,ヤシ油,パーム油,ヒマワ
    リ油,アボガド油,流動パラフィン,流動イソパラフィ
    ン,オクチルドデカノールから選択した単独もしくは2
    種以上を用いた請求項4,5,6又は7記載の入浴剤。
  11. 【請求項11】 前記海水として、通常の表層水もしく
    は海洋深層水を用いた請求項1,2,3,4,5,6,
    7,8,9又は10記載の入浴剤。
  12. 【請求項12】 無機塩類もしくは水溶性高分子に対す
    る海水の配合割合を1〜30重量%とした請求項1,
    2,3,4,5,6,7,8,9,10又は11記載の
    入浴剤。
  13. 【請求項13】 前記各成分に加えて、生薬エキス,生
    薬末,色素,香料,無機顔料,有機酸類,ビタミン類,
    多価アルコール類,蛋白分解酵素,金属封鎖剤等を選択
    して、適宜配合した請求項1,2,3,4,5,6,
    7,8,9,10,11又は12記載の入浴剤。
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