JP3520076B2 - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀系抗菌剤を含有
する着色防止機能を有する皮膚外用剤に関する。また、
本発明は、銀系抗菌剤及びプリン塩基より選ばれた一種
類以上の成分を含有してなる着色防止機能を有する皮膚
外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】銀・ゼオライトが抗菌効果を奏すること
は、古くから公知(昭和12年8月12日台湾発明協会より
出願された特許第128654号;「殺菌性を有する硬水軟化
剤の製造法」)であり、各種製品に銀系抗菌剤を配合し
たり、あるいは銀系抗菌剤によって各種製品を処理する
ことは汎用されている。これら銀系抗菌剤の需要の拡大
にともなって、銀系抗菌剤の開発が積極的に行われてお
り、その製造あるいは使用に関する技術は、数多く報告
されている(特開昭59-133235号公報、特開昭60-100504
号公報)。
【0003】しかしながら、銀系抗菌剤は、有用な抗菌
剤ではあるが、これらの銀系抗菌剤を使用した場合に、
製品が着色汚染する問題がクローズアップされ、銀系抗
菌剤を使用したときの製品の着色を防止する技術が研究
されている。例えば、ゼオライトの一部にアンモニウム
イオンで交換する方法も提案されている(特開昭63-265
958号公報、特開平1-24860号公報)も知られている。し
かし、これらの技術において、銀系抗菌剤をプラスチッ
クなどに配合するとある程度プラスチックの着色は防止
させるが、銀イオンの影響により中身が着色することが
ある。また、銀系抗菌剤を含む水性媒体を担体に支持さ
せて清拭に用いた場合や銀系抗菌剤を含む化粧料を肌に
直接塗布した場合には、残存着色及び発色着色が大きな
問題となっている。例えば、銀系抗菌剤を含む水性媒体
を、不織布、紙などのシート状基材に担持させて使用し
た場合に、使用後に残留する銀系抗菌剤が肌や衣服など
に付着し、褐色ないし黄色に着色してその防止はきわめ
て難しかったが、本発明者らは、銀系抗菌剤をシート状
基材に担持させたときの着色防止の改善は既に出願した
(特願2001-280377号)。
【0004】銀系抗菌材の特徴は、細菌真菌の抗菌ヒス
トグラフの幅が広く、各種の細菌に有効であること、人
体に安全であること、耐性菌を生じないこと、環境汚染
に安全とされていることなどから皮膚外用剤としてウェ
ット製品、パップタイプ製品によりベビー用、介護用、
化粧用などへの利用が期待されているが、現実には、上
述するように残留による発色あるいは銀系抗菌剤自体の
発色によって、肌や衣類を褐色や黄色に着色汚染するた
めに、化粧製品などの肌と直接接するような製品への使
用では着色問題がネックであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】銀系抗菌剤は、化粧料
の分野では、腋臭、体臭の防臭に優れた効果を発揮し、
しかもアクネ菌に対しても有効であり、身体への使用に
は安全性の上で問題がなく、特に携帯用製品への用途も
期待されているが、現実には著しい着色の問題がある。
そこで、本発明では、銀系抗菌剤を化粧品などの携帯用
製品への用途に使用しても着色や汚染の問題のない使用
法の開発を課題とする。
【0006】本発明者らは、銀系抗菌剤は、湿潤状態に
置くと、水に解離した銀イオンが抗菌機能において絶大
な効果を発揮するが、一方では銀イオンが会合したり、
酸化したりして褐色ないし黄色に着色し、その着色の度
合いは、水系に存在する銀イオン量に依存して、銀系抗
菌剤が水系で解離して溶出する銀イオンの量は、水系に
存在する塩などのイオンの影響を受けて大きく変化する
ことに着目した。
【0007】銀系抗菌剤を水性媒体に配合して皮膚外用
剤などの製品にした場合に、着色や汚染の問題のない、
銀系抗菌剤の化粧品への利用における問題解決を図った
が、銀系抗菌剤を化粧品などの皮膚外用剤に配合した場
合に、これに含まれる配合成分の影響あるいは含有され
る空気の影響などによって銀系抗菌剤より解離した銀イ
オンによる着色の程度が大きく左右され、場合によって
は着色防止が困難になるので、これを防ぐためには銀系
抗菌剤が水系で解離して溶出する銀イオンの量の調整の
必要のあることがわかった。そこで、本発明では、銀系
抗菌剤を含有される皮膚外用剤において、残在着色及び
発色着色の問題の生じない皮膚外用剤を提供することを
課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
以下の基本的な構成によって解決することができた。 (1)(A)銀系抗菌剤100重量部と、(B)プリン塩基
類、ピリミジン塩基類より選ばれた1種又は2種以上の
銀イオン捕捉剤10 80 重量部からなることを特徴とする
水性媒体、化粧料成分及び汗による着色防止機能を有す
皮膚外用剤。 (2)さらに真球度40以上の球状粉粒体10〜1000重量部
の割合で使用することを特徴とする(1)の水性媒体、
化粧料成分及び汗による着色防止機能を有する皮膚外用
剤。 (3)銀系抗菌剤が、銀ゼオライト、銀アパタイト、銀
リン酸ジルコニウム、銀ガラス又は無機物コーティング
酸化銀より選ばれることを特徴とする(1)又は(2)
に記載の水性媒体、化粧料成分及び汗による着色防止機
能を有する皮膚外用剤。
【0009】上述するように銀・ゼオライトを抗菌剤と
して化粧料などの皮膚外用剤に配合したときに、銀系抗
菌剤から解離した、抗菌効果を有する銀イオンの濃度領
域と着色を惹起する銀イオンの濃度領域とが重複してい
る。このため有効な抗菌効果を発揮させようとすると着
色が避けられなかったが、本発明者らは、銀・ゼオライ
トのこれらの着色の原因について、鋭意研究した。その
結果、銀系抗菌剤を皮膚外用剤に配合した場合の着色原
因として、例えば(1)水性媒体に配合することで銀イオ
ンが解離して酸化銀又は銀の会合などにより着色を生ず
る外に、(2)水性媒体に配合して不織布のようなシート
状基材に担持させた場合には溶存酸素や空気量の影響に
よるものか着色が顕著であった。その他の着色原因とし
て、(3)化粧料成分と銀・ゼオライトの相互作用による
着色があり、例えば制汗剤として多用されているアルミ
ニウロムクロロハイドレートと銀・ゼオライトの併用に
よる着色、あるいは(4)銀・ゼオライトと人体の汗との
作用による着色の挙げられることを見出した。そこで、
本発明では、着色レベルは(2)が最も高く、上記原因(2)
に対する着色防止ができれば、原因(1)についても有効
であり、さらには、原因(3)や(4)に対しても有効である
ことを解明し、本発明に至った(なお、原因(2)につ
いての着色防止効果は、上述するように既に特願2001-2
80377号として出願済みである)。以下に、本発明にお
いて、上記着色レベルの最も高い(2)についての着色防
止の技術を説明する。
【0010】本発明では、銀・ゼオライトの着色におい
ては、銀・ゼオライトが水系で解離したときの銀イオン
の濃度が、抗菌性に有効な濃度領域Aと、着色を生ずる
濃度領域Bが存在し、この濃度領域を意識的に活用する
ことが着想の基本である。すなわち、抗菌性に有効な濃
度領域Aは、抗菌力に有効な銀イオンの1ppm 以上の濃
度範囲であるが、着色を生ずる濃度領域Bは、40ppm 以
上の濃度範囲にあることから、水系において解離する銀
イオンの濃度が、1〜40ppm の間で抗菌性に有効で着色
しない領域Cが存在する。水系において銀ゼオライト10
00ppmから解離する銀イオンの濃度は、40〜600ppmにわ
たって変動するが、この変動要因としては、水系の酸化
銀の生成又は銀イオンの吸着などによる銀イオン濃度の
低減、金属塩による銀の解離度への影響、界面活性剤の
影響、温度の影響などがあり、銀の置換量や銀ゼオライ
トの使用量を調節して領域Cに相当する銀イオンに設定
しても、銀イオンが低下して抗菌力を経時的に保持する
ことができなくなる。
【0011】着色を生ずる濃度の上記領域Bでは、着色
防止の対策が当然ながら必要となってくるが、銀イオン
の濃度で着色しない領域Cに相当する銀イオン量を保つ
ためには、抗菌性に有効な濃度の領域Aより着色を生ず
る濃度の領域Bの銀イオン量を化学的に捕捉することが
できれば、汚染の防止が可能となる。換言すれば、抗菌
には有効で、且つ解離する銀イオンの濃度で、着色しな
い領域としての領域Cの銀イオン濃度を存在させること
により抗菌効果を発揮し、着色はしない。銀置換量の低
下又は該抗菌剤の使用量の低減により銀イオン濃度を領
域Cに調節することはできるが、この場合、経時的又は
系の変化により銀イオンの低下を補うことができないの
で、結果的に抗菌性が得られない。
【0012】上記着色を生ずる濃度の領域Bの銀イオン
の捕捉には、弱い付着が好ましく、解離する銀イオンの
濃度で着色しない中間の領域Cの銀イオンが消費された
際には、補足されている銀イオンが出てきて上記領域C
に供給されることが抗菌効果の持続性に有効である。銀
系抗菌剤の銀への反応性の高い、例えばSH基をマスキン
グするするような強力な結合による捕捉では、銀系抗菌
剤の本来有する抗菌力が低下する。
【0013】銀イオンの濃度で着色しない領域Bにおい
ては、銀イオンの抗菌作用がないか、又は経時的に抗菌
効果が持続しないし、一方、銀イオン濃度を増加した領
域Aでは、銀イオンによる抗菌効果は著しいが、着色の
問題が生じるので、上述するように、プリン塩基又はピ
リミジン塩基を添加すると、仮に銀イオンの増加の場合
(領域A)でも、銀イオンによる抗菌効果が持続して、
着色が抑制される。すなわち、プリン塩基などが銀イオ
ンと緩やかに錯体を形成し、銀イオンの濃度を一定領域
に保ち、持続的に銀イオン濃度を領域Cに維持すること
が可能となる。
【0014】本発明では、上記するような条件を満た
す、銀イオンを捕捉する化合物として、プリン塩基、ピ
リミジン塩基が適当であり、特に自体遊離の塩基又はDN
A、RNAなどの構成成分であるプリン塩基もしくはピリミ
ジン塩基類より選ばれた少なくとも一成分を銀系抗菌剤
に配合することによって着色防止機能を飛躍的に改善す
ることができる。
【0015】本発明によれば、銀系抗菌剤を含む皮膚外
用剤において、銀・ゼオライト100重量部に対して、上
記核酸成分のプリン塩基もしくはピリミジン塩基より選
ばれた成分1〜100重量部を銀イオンの捕捉成分として
使用することにより、銀イオンによってもたらされる着
色が防止され、着色レベルの最も高い上記着色原因(2)
においても、顕著な着色防止に有効であることがわかっ
た。さらに、制汗剤に多用されているアルミニウムクロ
ロハイドレートなどを併用しても着色が防止され、人体
の汗に接しても着色が防止されることもわかった。ま
た、化粧料におけるパラベンの代替としても使用するこ
とができる。
【0016】本発明の基本構成は、上述するようにシー
ト状基材に対して、皮膚外用剤において、(A)銀系抗菌
剤100重量部と、(B)プリン塩基もしくはピリミジン塩基
より選ばれたより銀イオン捕捉剤1種以上の銀イオン捕
捉剤を、銀系抗菌剤100重量部に対して、1〜100重量
部、好ましくは10〜80重量部、更に好ましくは30〜60重
量部使用する。銀・ゼオライト100重量部に対して、1
重量部以下では、上記着色を生ずる濃度の領域Bの銀イ
オンの捕捉が、不十分で着色防止効果が得られない。ま
た、上記銀捕捉剤の配合が100重量部以上の配合になる
と、解離する銀イオンの濃度で着色しない中間の領域C
の銀イオンまでを捕捉することにより、抗菌性が低下す
るので好ましくないので、その効果を最も適切に発揮す
るのが、1〜100重量部である。また、銀系抗菌剤と銀
イオン捕捉剤は、皮膚外用剤100重量%に対して、0.01
〜10.0 重量%、好ましくは0.10〜3.0重量%使用すれば
よい。0.01重量%以下では、抗菌効果が得られない。さ
らに、10.0重量%以上の配合量では、抗菌効果はなんら
変わらない。
【0017】上記プリン塩基類もしくはピリミジン塩基
類は、遊離塩基を有する化合物、あるいはRNA、DNAを構
成するアデニン、グアニン、シトシン、チミン、ウラシ
ルを挙げることができる。本発明で、上記水性媒体中に
おいて使用する着色防止剤は、エアゾール、パウダー、
プレスドパウダーやクリームなどで通常使用されている
ものを用いることができるが、特に腋臭防止剤、てんか
粉、育毛剤、歯磨き、浴用剤、化粧品(シャンプー、リ
ンス、化粧品、クリーム乳液類、石鹸など)、レクタル
洗浄剤、レデイス洗浄剤のような皮膚外用剤における着
色防止が顕著である。
【0018】銀・ゼオライト抗菌剤を含む皮膚外用剤の
肌に対する感触では、ざらざらしていて使用部位によっ
ては不快感を感ずる。これはゼオライトの結晶が正四角
形をしているためである。この不快感を解消して快適に
するには真球度40以上の粉粒体を銀・ゼオライト抗菌剤
100重量部に対して10〜1000重量部の割合で用いる。銀
・ゼオライト抗菌剤を含む皮膚用外用剤の肌に対するゼ
オライトの表面粗さによるざらざら感を解消するために
顕微鏡により投影球度を求めて真球度40以上の微小粉粒
体を使用するのが効果的である。微小の球状粉粒体は、
粒子径1〜40μ、平均粒径3〜20μのもので、粉粒体の
全体が多孔質のものでもよいし、内部が中空で、外側部
分が多孔質のカプセル状のものでもよい。上記微小の球
状粉粒体は、皮膚外用剤において、銀・ゼオライト抗菌
剤100重量部にたいして10〜1000重量部の割合で用い
る。10重量部以下では、ゼオライトの正立方体の間に平
滑効果を得るには量的に不足してざらざら感が解消でき
ない。また、1000重量部、すなわち銀系抗菌剤量の10倍
量以上を使用することは、皮膚外用剤として本来の性質
が失われることとなり、好ましくない。また、本発明で
は、銀・ゼオライト抗菌剤及びプリン塩基類やピリミジ
ン塩基類などの銀イオン捕捉剤及び/又は」真球度40以
上の球状粉粒体は、上記2〜3成分の合計量で皮膚外用
剤中に0.01〜10.0重量%含有されるように使用する。
【0019】微小の球状粉粒体は、材質的には、水に不
溶性で、それ自体吸着能や保湿性の優れたもので、無機
質あるいは有機質のものであればよい。無機質のもので
あれば、例えば、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウ
ム、ケイ酸アルミニウムなどのケイ酸金属塩、炭酸カル
シウム、炭酸コバルトなどの炭酸金属塩、酸化コバル
ト、酸化鉄などの金属酸化物、水和酸化鉄のような金属
水酸化物などである。また、有機質は、合成樹脂の微小
球体のものが適当で、例えばモノマー液に炭酸カルシウ
ム粉末を投入し、撹拌混合して、パール重合などにより
球状ビーズを形成した後、酸液に得られた球状ビーズを
浸漬して炭酸カルシウム粉末を溶出除去して製造したも
のなどを用いることができる。
【0020】本発明の銀系抗菌剤としては、銀ゼオライ
ト(ゼオミック;登録商標、シナネン株式会社、バクテ
キラー;登録商標、カネボウ株式会社)、銀アパタイト
(アパサイダー;登録商標、サンギ株式会社)、銀リン
酸ジルコニウム(ノバロン;登録商標、東亜合成株式会
社)、銀ガラス(抗菌性コンポジットガラス;登録商
標、興亜硝子株式会社)、無機物コーティング酸化銀
(MicroFreeAMP;登録商標;Dupont)を用いて着色防止
効果を得ることができる。本発明で、上記の着色防止に
有効な化合物は、水系における銀・ゼオライトの着色、
化粧料成分と銀・ゼオライトによる着色、例えば制汗剤
として用いられる各種アルミニウム化合物、アルミニウ
ムクロロハイドレートと銀・ゼオライトによる着色。更
に汗と銀・ゼオライトによる着色などを防止することが
できる。水性媒体としては、精製水、防臭化粧料、口腔
用化粧料、ボディ化粧料、美顔化粧料に有効であり、エ
アゾール、パウダー、クリーム、ローションにおいて効
果がある。
【0021】本発明の皮膚外用剤は、腋臭防止剤、てん
か粉、育毛剤、歯磨き、浴用剤、化粧品(シャンプー、
リンス、化粧水、クリーム乳液類、石鹸など)、レクタ
ル洗浄剤、レデイス洗浄剤をにおいて製品としても使用
においても、本来の抗菌力を損ねることなく、着色する
ことなく、しかも衛生面においても安心できる。本発明
は、特に腋臭体臭の防止に有効であり、口腔用としては
口臭気の除去、虫歯の予防、歯槽膿漏の予防、寝たきり
患者の肺炎の予防などに有効であり、浴用では浴水の雑
菌除去と皮膚の安全に有効である。微小の球状粉粒体を
銀系抗菌剤に併用すると、上述するように、ゼオライト
などの立方体結晶によるざらざら感を修正し、皮膚のさ
らさら感が得られる。本発明で使用する真球度40以上の
微小粉粒体の材質は、無機質であっても、有機質であっ
てもいずれにおいても使用することができる。
【0022】従来使用されてきたパラベン類、塩化ベン
ザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、グルコン酸クロル
ヘキシジンなどは人体に有害性を指摘されていたが、代
替技術がなく、緊急避難的に採用されていたが、人体に
安全な本発明にシフトすることが有効である。本発明は
銀、ゼオライトの着色防止に有効であるが、銀アパタイ
ト系抗菌剤、銀珪酸アルミニウム系抗菌剤にも適用する
ことができる。本発明は、皮膚外用剤として銀イオンを
用いる抗菌剤の着色防止に有効であるが、皮膚外用剤を
収納する容器又は包装材の全部又は皮膚外用剤に接する
一部に上記組み合わせの添加物を含有させることによっ
て着色することなく、中身の皮膚外用剤を細菌や真菌に
よる汚染を防止することができる。
【0023】本発明で用いる高分子粘剤には、ジェラン
ガム、カラギーナン、PVA 、ポリ酢酸ビニール、CMC 、
ポリアクリルアミド、アルギン酸、寒天、ポリアクリル
酸、ポリメタアクリル酸、ペクチン、ゼラチン、プルラ
ンなどが挙げられる。また、保湿剤としては、グリセリ
ン、ジグリセリン、ポリグリセリン、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、
プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、尿素
又はキトサン・コラーゲンなどがある。
【0024】本発明による銀抗菌剤と核酸成分の塩基類
より選ばれたものを含有する着色防止機能を有する皮膚
外用剤として有効であることは上記の通りであるが、上
記添加剤の組み合わせで、皮膚外用剤のプラスチック容
器又は包装材の全体もしくは一部に存在せしめることに
より、容器自体の着色を防止すると共に容器から出る銀
イオンの影響によって中身の皮膚外用剤が着色するのを
防止することができる。この場合に配合する塩基は、耐
熱性の点でピリン塩基類は適当でなく、ピリミジン塩基
類の使用が好ましい。本発明の上記添加剤の組み合わせ
は、容器又は包装材の素材であるプラスチックの他に
紙、ゴム、建材などに用いることができる。
【0025】実施例により具体的に説明する。本発明で
は、本発明の配合による着色防止効果を確認するため
に、脇臭防止剤、てんか粉、育毛剤、練り歯磨き、浴用
剤、化粧品(収斂化粧水)、レクタル洗浄剤などにおい
て、着色防止効果をテストした。
【0026】
【実施例1】腋臭防止剤(パウダースプレー)
【本発明例1】 ───────────────────────── アルミニウムクロロハイドレート 30.0% 無水珪酸粉粒体 25.0% ミリスチン酸イソプロピル 22.0% ジメチルポリシロキサン 15.0% ソルビタン脂肪酸エステル 6.0% ゼオミックAJー10N 1.0 (銀・ゼオライト抗菌剤 、登録商標;シナネン(株)
製品) グアニジンモノフォスフェイト 1.0% ─────────────────────────
【0027】
【比較例1】 ───────────────────────── アルミニウムクロロハイドレート 30.0% 無水珪酸粉粒体 25.0% ミリスチン酸イソプロピル 22.0% ジメチルポリシロキサン 15.0% ソルビタン脂肪酸エステル 6.0% ゼオミックAJー10N 1.0% (銀・ゼオライト抗菌剤 、登録商標;シナネン(株)
製品) ─────────────────────────
【0028】比較例1の脇臭防止製品では、製造の翌日
には製品自体が黄色く着色し、使用すると下着を汚染し
た。本発明例1の脇臭製品は、40℃で、3ヶ月の加速試
験を行った後でも、製品自体の着色は認められなかっ
た。なお、本発明例1の腋臭防止剤は、脇臭に限らず、
体臭防止剤としても同等の効果を発揮することがわかっ
た。
【0029】
【実施例2】てんか粉
【本発明例2A】 ───────────────────────── タルク 92.0% 亜鉛華 3.0% ステアリン酸マグネシウム 3.0% ゼオミックAW 1.0% (銀・ゼオライト抗菌剤 、登録商標;シナネン(株)
製品) アデニン 0.5% グアニン 0.5% ─────────────────────────
【0030】
【本発明例2B】 ───────────────────────── タルク 82.0% 亜鉛華 3.0% ステアリン酸マグネシウム 3.0% ゼオミックAW 1.0% (銀・ゼオライト抗菌剤 、登録商標;シナネン(株)
製品) アデニン 0.5% グアニン 0.5% シリカ粉末(真球度70、粒子径5〜10μ)10.0% ─────────────────────────
【0031】
【比較例2】 ───────────────────────── タルク 93.0% 亜鉛華 3.0% ステアリン酸マグネシウム 3.0% ゼオミックAW 1.0% (銀・ゼオライト抗菌剤 、登録商標;シナネン(株)
製品) ─────────────────────────
【0032】比較例2のてんか粉は、製造の翌日には製
品が黄色く着色した上に、ベビーパウダーとして使用す
ると下着を汚染した。これに対して本発明例2Aの製品
は、40℃で、3ヶ月の加速試験を行った後でも着色は認
められず、黄変することのない抗菌力を有するてんか粉
として使用が可能であることがわかった。また、本発明
例2Bの製品は、上記効果に加えて、銀系抗菌剤による
肌のざらざら感がなく、平滑快適感を得ることができ
た。
【0033】
【実施例3】育毛剤
【本発明3】 ───────────────────────── パントテニルエチルエーテル 0.1% 酢酸D1−α−トコフェロール 0.1% I−メントール 0.1% カンフル 0.1% トウガラシチンキ 0.5% PO−硬化ヒマシ油 0.5% ジカプロリル酸ピリドキシン 0.05% 1.3−ブチレングリコール 3.0% クワエキス 1.0% トウキエキス 0.2% プラセンタエキス 0.5% クエン酸 0.02% クエン酸ナトリウム 0.1% 変性アルコール 30.0% ノバロン 0.8% (登録商標、銀リン酸ジルコニウム、東亜合成(株))
シトシン 0.4% チミン 0.4% 精製水 62.13% ─────────────────────────
【0034】
【比較例3】 ───────────────────────── パントテニルエチルエーテル 0.1% 酢酸D1−α−トコフェロール 0.1% メントール 0.1% カンフル 0.1% トウガラシチンキ 0.5% PO−硬化ヒマシ油 0.5% ジカプロリル酸ピリドキシン 0.05% 1.3−BG 3.0% クワエキス 1.0% トウキエキス 0.2% プラセンタエキス 0.5% クエン酸 0.02% クエン酸ナトリウム 0.1% 変性アルコール 30.0% 銀燐酸ジルコニウム 0.8% (登録商標、銀リン酸ジルコニウム、東亜合成(株)) 精製水 62.93% ─────────────────────────
【0035】比較例3の育毛剤は、製造の翌日には製品
が黄色く着色し、経時的に着色はますますひどくなっ
た。これに対して、本発明例3の育毛剤製品は40℃で、
3ヶ月の加速試験を行った後でも着色は認められなかっ
た。なお、本発明例3の育毛剤は、育毛効果に加えて、
頭皮部分のかゆみが止まる効果も有していた。
【0036】
【実施例4】練り歯磨き
【本発明例4】 ───────────────────────── 第二リン酸カルシウム・2水塩 45.0% 無水ケイ酸 2.0% グリセリン 15.0% CMC 1.0% ラウリル硫酸ナトリウム 1.5% サッカリンナトリウム 0.5% ゼオミックAW 1.0% (銀・ゼオライト抗菌剤 、登録商標;シナネン(株)製品) ウラシル 0.4% グアニン 0.3% 精製水 33.7% ─────────────────────────
【0037】
【比較例4】 ───────────────────────── 第二リン酸カルシウム・2水塩 45.0% 無水ケイ酸 2.0% グリセリン 15.0% CMC 1.0% ラウリル硫酸ナトリウム 1.5% サッカリンナトリウム 0.1% ゼオミックAW 1.0% (銀・ゼオライト抗菌剤 、登録商標;シナネン(株)製品) 精製水 34.4% ─────────────────────────
【0038】比較例例4の練り歯磨きは、製造の翌日に
は既に製品自体が黄色く着色し、経時的に着色は加速さ
れた。本発明例4の練り歯磨き製品は、40℃で、3ヶ月
の加速試験を行った後でも着色は認められなかった。さ
らに、本発明の練り歯磨きは、口臭気の除去、虫歯の予
防、歯槽膿漏の予防、寝たきり患者の肺炎の予防などに
有効な歯磨きとして有用であることが確認できた。
【0039】
【実施例5】浴用剤
【本発明例5】 ───────────────────────── 硫酸ナトリウム 45.0% 炭酸水素ナトリウム 22.5% 炭酸ナトリウム 8.0% コハク酸 22.0% アパサイダー 6.0% (登録商標、銀アパタイト、サンギ(株)) アデノシン・ジフォスフェイト 1.0% ─────────────────────────
【0040】
【比較例5】 ───────────────────────── 硫酸ナトリウム 45.0% 炭酸水素ナトリウム 23.5% 炭酸ナトリウム 8.0% コハク酸 22.0% 銀アパタイト 1.5% (登録商標、銀アパタイト、サンギ(株)) ─────────────────────────
【0041】比較例例5の浴用剤は、浴中に添加する
と、浴水液が時間と共に着色した。一方、本発明例5の
浴用剤は、浴中に添加しても、着色することはなく、浴
後の人体の着色汚れも全くなかった。また、着色防止効
果は、翌日になっても浴水の着色がなく、さらに洗濯に
残り湯を用いても洗濯物を汚染することはなかった。
【0042】
【実施例6】化粧品(収れん化粧水)
【本発明例6A】 ───────────────────────── ジプロピレングリコール 1.0% ソルビット 1.0% POE(20)オレイルアルコールエーテル 1.0% スルホ石炭亜鉛 0.2% クエン酸 0.1% ゼオミックAW 1.0% (銀・ゼオライト抗菌剤 、登録商標;シナネン(株)
製品) グアニジン・ジフォスフェイト 0.4% アデノシン・モノフォスフェイト 0.4% 精製水 95.1% ─────────────────────────
【0043】
【本発明例6B】 ───────────────────────── ジプロピレングリコール 1.0% ソルビット 1.0% POE(20)オレイルアルコールエーテル 1.0% スルホ石炭亜鉛 0.2% クエン酸 0.1% ゼオミックAW 1.0% グアニジン・ジフォスフェイト 0.4% アデノシン・モノフォスフェイト 0.4% 有機シリコーン粉末(真球度80、粒子径10〜60μ) 5.0% 精製水 90.1% ─────────────────────────
【0044】
【比較例6】 ───────────────────────── ジプロピレングリコール 1.0% ソルビット 1.0% POE(20)オレイルアルコールエーテル 1.0% スルホ石炭亜鉛 0.2% クエン酸 0.1% ゼオミックAW 1.0% (銀・ゼオライト抗菌剤 、登録商標;シナネン(株)
製品) 精製水 95.7% ─────────────────────────
【0045】比較例6の収斂化粧品は、製造の翌日に製
品自体が黄色く着色した。これに対して本発明例6Aの
製品は、40℃で、3ヶ月の加速試験を行った後、製品自
体に着色は、認められず、肌に塗っても着色は全くなか
った。また、本発明例6Bの収斂化粧品は、上記着色防
止効果の上に、球状の粉粒体の使用によって、ゼオライ
トによる肌のざらざら感が全くなくなった。
【0046】
【実施例7】レクタル洗浄剤
【本発明例7A】 ───────────────────────── N−ラウリル−L−グルタミン酸− トリエタノールアミン(30%) 0.1% ミリスチン酸トリエタノールアミン 0.1% プロピレングリコール 5.0% ゼオミックAW 1.5% (銀・ゼオライト抗菌剤 、登録商標;シナネン(株)製品) アデノシン・トリフォスフェイト 1.0% 精製水 92.3% ─────────────────────────
【0047】
【本発明例7B】 ───────────────────────── N−ラウリル−L−グルタミン酸− トリエタノールアミン(30%) 0.1% ミリスチン酸トリエタノールアミン 0.1% プロピレングリコール 5.0% ゼオミックAW 1.5% (銀・ゼオライト抗菌剤 、登録商標;シナネン(株)製品) アデノシン・トリフォスフェイト 1.0%ナイロン 粉末(真球度70、粒子径5〜50μ) 4.0% [ナイロンハ゜ウタ゛ーSP-500東レ(株)製品 ] 精製水 88.3% ─────────────────────────
【0048】
【比較例7】 ───────────────────────── N−ラウリル−L−グルタミン酸− トリエタノールアミン(30%) 0.1% ミリスチン酸トリエタノールアミン 0.1% プロピレングリコール 5.0% ゼオミックAW 1.5% (銀・ゼオライト抗菌剤 、登録商標;シナネン(株)製品) 精製水 93.3% ─────────────────────────
【0049】比較例7のレクタル製品は、は製造の翌日
には製品が黄色く着色した。本発明例7Aの製品は、40
℃で、3ヶ月の加速試験を行った後でも着色は認められ
なかった。また、本発明例7Bの製品では、実施例6と
同様に肌へのざらざら感が全くなかった。さらに、類似
の処方によりレデイス洗浄剤についても同様に着色防止
効果を得ることができた。
【0050】
【実施例8】 てんか粉 ───────────────────────── タルク 92.0% 亜鉛華 3.0% ステアリン酸マグネシウム 3.0% ゼオミックAW 1.0% (銀・ゼオライト抗菌剤 、登録商標;シナネン(株)製品) ヨウ化カリ 1.0% ─────────────────────────
【0051】実施例8のてんか粉は、40℃で、3ヶ月の
加速試験を行った後でも着色は認められず、黄変するこ
とのない抗菌力を有するてんか粉として使用が可能であ
ったが、ヨウ化カリを加えないてんか粉は、製造の翌日
には製品が黄色く着色した上に、ベビーパウダーとして
使用すると下着を汚染した
【0052】
【本発明の効果】本発明によれば、銀系抗菌剤を含む皮
膚外用剤において、銀・ゼオライト100重量部に対し
て、上記核酸成分のプリン塩基もしくはピリミジン塩基
より選ばれた成分1〜100重量部を銀イオンの捕捉成分
として使用することにより、銀イオンによってもたらさ
れる着色が著しく防止される。また、真球度40以上の微
小の粉粒体を10〜1000部加えて、2〜3成分合計量で、
外用剤に0.01〜10重量%程度配合することによって、着
色防止改善効果とともに肌に対するざらざら感を解消す
ることができる。さらに、上記剤の組み合わせは、皮膚
外用剤自体に添加するだけでけでなく、皮膚外用剤を収
納する容器や包装材の全部又は一部に含有せしめても同
等の効果を発揮する。本発明において、着色防止効果の
発揮される皮膚外用剤としては、腋臭防止剤、てんか
粉、育毛剤、歯磨き、浴用剤、化粧品(シャンプー、リ
ンス、化粧品、クリーム乳液類、石鹸など)、レクタル
洗浄剤、レデイス洗浄剤などがある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 興司 大阪府大阪市東淀川区西淡路6丁目3番 41号 株式会社タイキ淡路工場内 (56)参考文献 特開 平7−101821(JP,A) 特開 平8−92051(JP,A) 特開 平8−26955(JP,A) 特開 平5−193927(JP,A) 特開 平10−158537(JP,A) 特開 平10−87430(JP,A) 特開2000−247822(JP,A) 特開2000−16904(JP,A) 特開2000−136107(JP,A) 特開 平9−183707(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)銀系抗菌剤100重量部と、(B)プ
    リン塩基類、ピリミジン塩基類より選ばれた1種又は2
    種以上の銀イオン捕捉剤10〜80重量部とからなることを
    特徴とする皮膚外用剤の水性媒体、化粧料成分及び汗に
    よる着色防止方法
  2. 【請求項2】 さらに真球度40以上の球状粉粒体10〜10
    00重量部の割合で使用することを特徴とする請求項1記
    載の皮膚外用剤の水性媒体、化粧料成分及び汗による着
    色防止方法
  3. 【請求項3】 銀系抗菌剤が、銀ゼオライト、銀アパタ
    イト、銀リン酸ジルコニウム、銀ガラス又は無機物コー
    ティング酸化銀より選ばれることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の皮膚外用剤の水性媒体、化粧料成分及び
    汗による着色防止方法
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