JPH10182388A

JPH10182388A - 口腔用組成物

Info

Publication number: JPH10182388A
Application number: JP8356318A
Authority: JP
Inventors: Masao Ishikawa; 正夫石川; Satoru Iida; 悟飯田
Original assignee: Lion Corp
Current assignee: Lion Corp
Priority date: 1996-12-25
Filing date: 1996-12-25
Publication date: 1998-07-07

Abstract

(57)【要約】【解決手段】下記一般式（１）Ｍ_n+2Ｐ_nＯ_3n+1 （１）（式中、ＭはＮａ又はＫを示し、ｎ≧２である。）で示
される直鎖状の縮合リン酸化合物及び／又は下記一般式
（２）（ＭＰＯ₃）_m （２）（式中、Ｍは上記と同様の意味を示し、ｍ≧３であ
る。）で示される環状の縮合リン酸化合物と、カレーの
抽出物及び／又はトコトリエノールとを併用配合してな
ることを特徴とする口腔用組成物。【効果】本発明によれば、口臭を確実に、しかも長時
間に亘り抑制、除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、優れた口臭発生抑
制・除去効果を有する口腔用組成物に関する。

【０００２】

【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】口臭
は、呼気と共に口腔内より産生される悪臭で、原因成分
としては揮発性硫黄化合物のメチルメルカプタンの関与
が指摘されている。そこで、口臭予防手段としてメチル
メルカプタンに対し高い消臭効果を有する有効成分が天
然物、化学物質中心に探索され多数報告されている（特
開昭５７−２０４２７８号、特開平１−１５３６２０
号、特開平１−２４５４８８号、特開平４−２７８０５
０号、特開平４−２７８０５２号、特開平７−１６３６
４５号、特開平８−９２０５０号、特開平８−９９８５
０号公報）。

【０００３】しかしながら、これらの提案にかかる口臭
防止効果は、その殆どが一過的なものであり、口臭抑制
効果が長時間持続し得るものは少ない。

【０００４】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、口臭発生抑制・除去効果が高く、しかも長時間持続
する口腔用組成物を提供する。

【０００５】

【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結
果、下記一般式（１）Ｍ_n+2Ｐ_nＯ_3n+1 （１）（式中、ＭはＮａ又はＫを示し、ｎ≧２である。）で示
される直鎖状の縮合リン酸化合物及び／又は下記一般式
（２）（ＭＰＯ₃）_m （２）（式中、Ｍは上記と同様の意味を示し、ｍ≧３であ
る。）で示される環状の縮合リン酸化合物に優れた舌苔
除去効果を有することを見出すと共に、これら縮合リン
酸化合物にカレーの抽出物やトコトリエノールを併用す
ることにより、メチルメルカプタンによる口臭を顕著に
抑制し、しかもその効果が長時間に亘り持続し得ること
を知見した。

【０００６】即ち、上記式（１），（２）の直鎖状，環
状の縮合リン酸化合物は、従来から歯石予防効果を有す
ることが知られており、歯石予防有効成分として歯磨等
の口腔用組成物に配合することが行われているが、上記
縮合リン酸化合物に歯石とは全く異なる生理的口臭の主
発生部位である舌表面に形成される垢、即ち舌苔の除去
効果、舌苔の形成抑制効果があることは従来報告されて
おらず、本発明者による新知見であるが、更に上記縮合
リン酸化合物に、カレーの抽出物又はトコトリエノール
を併用することで、口臭を長時間持続して抑制、除去す
る効果に優れていることを見出し、本発明をなすに至っ
たものである。

【０００７】従って、本発明は、上記式（１）の直鎖状
の縮合リン酸化合物及び／又は式（２）の環状の縮合リ
ン酸化合物と、カレーの抽出物及び／又はトコトリエノ
ールとを併用、配合してなることを特徴とする口腔用組
成物を提供する。

【０００８】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の口腔用組成物は、舌苔除去有効成分又は口臭防
止有効成分として、下記一般式（１）Ｍ_n+2Ｐ_nＯ_3n+1 （１）（式中、ＭはＮａ又はＫを示し、ｎ≧２である。）で示
される直鎖状の縮合リン酸化合物及び下記一般式（２）（ＭＰＯ₃）_m （２）（式中、Ｍは上記と同様の意味を示し、ｍ≧３であ
る。）で示される環状の縮合リン酸化合物の１種又は２
種以上を配合する。

【０００９】この場合、ｎはより好ましくは２〜１０
０、更に好ましくは４〜５０の範囲であり、ｍはより好
ましくは３〜５０、更に好ましくは４〜４０である。上
記縮合リン酸化合物として具体的には、ピロリン酸塩、
トリポリリン酸塩、ポリリン酸塩、テトラポリリン酸
塩、トリメタリン酸塩、テトラメタリン酸塩、ペンタポ
リリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、メタリン酸塩、ウル
トラポリリン酸塩などが挙げられ、塩として上記の通り
カリウム、ナトリウムの塩が挙げられる。

【００１０】上記縮合リン酸化合物の配合量は、０．０
５〜５０％（重量％、以下同様）、特に０．１〜２５％
とすることが好ましい。０．０５％より少ないと口臭防
止効果が十分発揮されず、多すぎると使用感を損なう場
合が生じる。

【００１１】一方、本発明で配合されるカレーの抽出物
としては、ムラヤ属ミカン科のカレーの葉、根、樹皮、
花、蕾又は果実を原料とし、これをメタノール、エタノ
ール等のアルコール類、これらの水混合液、酢酸エチ
ル、ヘキサン、クロロホルム、エーテル、水などの極性
溶媒及び非極性溶媒の１種又は２種以上の混合溶媒を用
いて常法に従って抽出した抽出物を用いることができ
る。

【００１２】また、トコトリエノールとしては、α−ト
コトリエノール、β−トコトリエノール、γ−トコトリ
エノールを挙げることができ、これらの合成品を使用し
ても、パーム油、米糠、小麦胚油等のトコトリエノール
含有オイルを使用してもよいが、使用性、配合性の点か
ら、パーム油、米糠、小麦胚油等のトコトリエノール含
有オイルをクロマトグラフィーや分子蒸留等により１０
０％のものとして常法により抽出したα−トコトリエノ
ール、β−トコトリエノール又はγ−トコトリエノール
を用いることが好ましい。

【００１３】上記カレー抽出物及びトコトリエノールの
配合量は、組成物全体の０．００５〜１０％、特に０．
０１〜４％とすることが好ましい。０．００５％より少
ないとその効果を十分に発揮せず、１０％より多いと香
味や使用感等に悪影響を及ぼす場合がある。

【００１４】本発明の口腔用組成物は、練歯磨、液状歯
磨等の歯磨剤、洗口剤、口腔用パスタ、トローチ、チュ
ーインガムなどとして調製、適用されるが、本発明の口
腔用組成物には、その種類、剤型などに応じた成分を配
合することができる。

【００１５】例えば、歯磨の場合は、研磨剤、粘結剤、
粘稠剤、界面活性剤、甘味剤、香料、防腐剤、着色剤等
を配合できる。研磨剤としては、酸化アルミニウム化合
物、第２リン酸カルシウム・２水和物又は無水物、シリ
カゲル、ジルコノシリコネート、無水ケイ酸、アルミノ
シリケート、炭酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、
ケイ酸アルミニウム、不溶性メタリン酸ナトリウム、第
３リン酸マグネシウム、硫酸カルシウム、合成樹脂等の
１種又は２種以上を通常全体の１０〜９０％、特に練歯
磨の場合は１０〜６０％の配合量において配合し得る。

【００１６】また、粘結剤として、カラギーナン、カル
ボキシメチルセルロースナトリウム、アルギン酸ナトリ
ウム等のアルギン酸アルカリ金属塩、ガム類、ポリビニ
ルアルコール、ビーガム等を配合し得る（通常配合量
０．３〜５％）。

【００１７】粘稠剤としては、ソルビット、グリセリ
ン、プロピレングリコール、１，３−ブチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、キシリット、マルチッ
ト、ラクチット等を配合し得る（通常配合量１０〜７０
％）。

【００１８】界面活性剤としては、ソジウムラウリルサ
ルフェート、ラウロイルザルコシネート、α−オレフィ
ンスルフォネート、タウレート、ラウリルモノグリセラ
イドサルフェート、ラウリルモノグリセライドスルフォ
ネート、石鹸等のアニオン活性剤、ラウリン酸ジエタノ
ールアミド、ステアリルモノグリセライド、ショ糖脂肪
酸エステル、ラクトース脂肪酸エステル、ラクチトール
脂肪酸エステル、マルチトール脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレンソルビタンモノステアレート等のノニオン
活性剤、ベタイン型、アミノ酸型等の両性活性剤等を配
合し得る（通常配合量０．５〜７％）。

【００１９】甘味剤としては、サッカリンナトリウム、
ステビオサイド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、
タウマチン、グリチルリチン、ペリラルチン等を配合し
得る。

【００２０】香料としては、ｌ−メントール、カルボ
ン、アネトールやペパーミント油、スペアミント油のほ
か、脂肪族アルコールやそのエステル、テルペン系炭化
水素、フェノールエーテル、アルデヒド、ケトン、ラク
トン等の香料成分、精油を配合し得る。

【００２１】防腐剤としては、パラオキシ安息香酸エス
テル、安息香酸ナトリウム等を配合し得る。

【００２２】練歯磨を製造する場合は、上記成分を適当
量の水と練合することにより製造し得る。

【００２３】なお、このようにして得られた練歯磨組成
物は、アルミニウムチューブ、アルミニウム箔の両面を
プラスチック等でラミネートしたラミネートチューブ、
プラスチックチューブや、ボトル状容器、エアゾール容
器などの所定の容器に収容して使用することができる。

【００２４】また、洗口剤においては、粘稠剤、甘味
剤、香料、ｐＨ調整剤、防腐剤、溶剤などが用いられ、
粘稠剤としては、ソルビット、グリセリン、プロピレン
グリコール、１，３−ブチレングリコール、ポリオキシ
エチレングリコール、キシリット、マルチット、ラクチ
ットなどを配合し得る。甘味剤としては、ステビオサイ
ド、ステビアエキス、レバウディオサイド、ネオヘスペ
リジルジヒドロカルコン、アセスルファム、タウマチ
ン、グリチルリチン、グリチルリチンモノグルコサイ
ド、ヘルナンズルチン、ペリラルチン、サッカリン、サ
ッカリンナトリウム等を配合し得る。香料としては、上
記と同様のものを配合し得る。ｐＨ調整剤としては、ク
エン酸及びその塩類、リン酸及びその塩類、リンゴ酸及
びその塩類、酢酸及びその塩類などの有機酸及びその塩
類等を配合でき、また、メチルパラベン等の防腐剤、エ
タノール、水等の溶剤、その他の成分を配合し製造する
ことができる。

【００２５】更に、マウスウォッシュ、チューインガ
ム、トローチ等においても、従来使用されている成分を
常用量で用い、常法に従って製造することができる。

【００２６】なお、本発明の口腔用組成物には、上記有
効成分に加え、その他の有効成分として、デキストラナ
ーゼ、ムタナーゼ、アミラーゼ、リゾチーム、プロテア
ーゼ、溶菌酵素などの酵素、抗体、第Ｉ錫化合物、クロ
ルヘキシジン塩類、イプシロンアミノカプロン酸、トラ
ネキサム酸、アルミニウムクロルヘキシジルアラントイ
ン、ジヒドロコレステロール、グリチルリチン塩、塩化
ナトリウム、水溶性無機リン酸化合物等を配合し得る。
水溶性無機リン酸化合物としては、正リン酸、ピロリン
酸、ポリリン酸のカリウム塩、ナトリウム塩が例示され
るが、特に上記のカリウム塩が好ましい。

【００２７】

【発明の効果】本発明によれば、口臭を確実に、しかも
長時間に亘り抑制、除去することができる。

【００２８】

【実施例】以下、実験例と実施例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。なお、下記の例で％は重量％を示す。

【００２９】〔実験例〕下記組成の洗口液を調製した。コントロール洗口液ベース（Ｎｏ．１）リン酸ナトリウム０．２％サッカリンナトリウム０．０２エタノール１０．０グリセリン２．０ラウロイルジエタノールアマイド０．５香料０．１水残計１００．０％

【００３０】上記コントロール洗口液に表１に示す縮合
リン酸ナトリウム及び／又は植物抽出物を表１に示す量
添加して洗口液（Ｎｏ．２〜６）を得た。

【００３１】次に、男子パネル１０名により下記方法に
よりヒト口臭除去効果を調べた。口臭除去評価方法まず、各パネルの口腔内気体１０ｍｌをガスタイトシリ
ンジに採集し、該気体中のメチルメルカプタン量をガス
クロマトグラフィーにより分析した。その後、食事を行
い、食事後に下記組成の練歯磨を用いて通常の方法で歯
磨を行うという食事・歯磨サイクルと次の食事・歯磨サ
イクルとの間に上記洗口液約１２ｍｌで３０秒間洗口す
るという処置を１日３回食間に行い、これを７日間継続
した。この間、１日後，３日後，７日後に上記と同様に
してメチルメルカプタン量を測定した。結果を表１に示
す。

【００３２】歯磨処方リン酸水素カルシウム・２水和物４０％グリセリン１０カルボキシメチルセルロースナトリウム０．５ラウリル硫酸ナトリウム０．２サッカリンナトリウム０．１５安息香酸ナトリウム０．２メチルパラベン０．０１香料１精製水残計１００．０％

【００３３】（ガスクロマトグラフィー条件）検出器：ＦＰＤカラム：７ｍ×３．２ｍｍφのテフロンチューブカラムｐｏｌｙｐｈｅｎｙｌｅｔｈｅｒ５ｒｉｎｇ５
％，ｃｈｒｏｍｏｓｏｒｂＷＡＷＤＭＣＳ８０−
１００ｍｅｓｈカラム温度：７０℃ キャリアガム：窒素

【００３４】

【表１】

【００３５】〔実施例１〕チューインガムガムベース４０．０％炭酸カルシウム２．０水飴１５．０粉糖３５．０香料０．５カレー葉エタノール抽出物０．２ピロリン酸ナトリウム２．５水残計１００．０％

【００３６】〔実施例２〕チューインガムガムベース４０．０％炭酸カルシウム２．０水飴１５．０粉糖３５．０香料０．５カレー５０％エタノール抽出物０．１メタリン酸ナトリウム（重合度２０）１．０水残計１００．０％

【００３７】〔実施例３〕チューインガムガムベース４０．０％炭酸カルシウム２．０水飴１５．０粉糖３５．０香料０．５カレー樹皮ヘキサン抽出物０．０５トリポリリン酸ナトリウム２．５水残計１００．０％

【００３８】〔実施例４〕チューインガムガムベース４０．０％炭酸カルシウム２．０水飴１５．０粉糖３５．０香料０．５トコトリエノール０．０５テトラポリリン酸ナトリウム２．０水残計１００．０％

【００３９】〔実施例５〕トローチアラビアゴム６．０％ブドウ糖７０．０ゼラチン３．０ミリストイルサルコシンナトリウム０．１トコトリエノール０．２メタリン酸ナトリウム（重合度４５）３．５香料０．２水残計１００．０％

【００４０】〔実施例６〕トローチアラビアゴム６．０％ブドウ糖７０．０ゼラチン３．０ラウロイルサルコシンナトリウム０．１Ｎ−アセチルムラミダーゼ０．０２カレー葉５０％エタノール抽出物０．１トリポリリン酸ナトリウム２．５香料０．２水残計１００．０％

【００４１】〔実施例７〕トローチアラビアゴム６．０％ブドウ糖７０．０ゼラチン３．０ラウロイルサルコシンナトリウム０．１塩化リゾチーム０．０２トコトリエノール０．１５ポリリン酸ナトリウム１．５香料０．２水残計１００．０％

【００４２】〔実施例８〕トローチアラビアゴム６．０％ブドウ糖７０．０ゼラチン３．０ラウロイルサルコシンナトリウム０．１アミノコート０．１カレー樹皮ヘキサン抽出物０．１トリポリリン酸ナトリウム２．５香料０．２水残計１００．０％

【００４３】〔実施例９〕グミ還元水飴７５．０％ゼラチン３．０クエン酸ナトリウム０．８色素（クチナシ青色素）０．０３カレー葉エタノール抽出物０．１トリポリリン酸ナトリウム２．０香料０．２水残計１００．０％

【００４４】〔実施例１０〕グミ還元水飴８０．０％ゼラチン３．０クエン酸ナトリウム０．８色素（ベニバナ黄色素）０．０３カレー葉のベンゼン抽出残渣エタノール抽出物０．２ピロリン酸ナトリウム２．５香料０．２水残計１００．０％

【００４５】〔実施例１１〕グミ還元水飴７５．０％ゼラチン３．０クエン酸ナトリウム０．８色素（クチナシ青色素）０．０３トコトリエノール０．２メタリン酸ナトリウム（重合度４０）４．０香料０．２水残計１００．０％

【００４６】〔実施例１２〕練歯磨水酸化アルミニウム４３．０％ソルビット２０．０カルボキシメチルセルロースナトリウム２．０ラウリル硫酸ナトリウム０．５ラウロイルサルコシンナトリウム０．３ラウリルリン酸ナトリウム０．２香料１．０カレー５０％エタノール抽出物０．３サッカリンナトリウム０．１メタリン酸ナトリウム（重合度２０）８．０フッ化ナトリウム０．０２水残計１００．０％

【００４７】〔実施例１３〕練歯磨水酸化アルミニウム４３．０％ソルビット２０．０カルボキシメチルセルロースナトリウム２．０ラウリル硫酸ナトリウム０．５ラウロイルサルコシンナトリウム０．３ α−メチル−Ｄ−グルコピラノシド−６−０−アシレート０．２香料１．０カレー葉のベンゼン抽出残渣エタノール抽出物０．２サッカリンナトリウム０．１トリポリリン酸ナトリウム３．５フッ化ナトリウム０．０２水残計１００．０％

【００４８】〔実施例１４〕練歯磨水酸化アルミニウム４０．０％ソルビット２２．０カルボキシメチルセルロースナトリウム２．０ラウリル硫酸ナトリウム０．５ラウロイルサルコシンナトリウム０．３ジ（２−エチルヘキシル）スルホコハク酸ナトリウム０．２香料１．０サッカリンナトリウム０．１トコトリエノール０．１５ピロリン酸ナトリウム２．５モノフルオロリン酸ナトリウム０．０２水残計１００．０％

【００４９】〔実施例１５〕液状歯磨ポリアクリル酸ナトリウム５０．０％グリセリン３０．０香料０．９カレー葉エタノール抽出物０．２サッカリンナトリウム０．１メタリン酸ナトリウム（重合度２０）４．５ α−メチル−Ｄ−グルコピラノシド−６−０−アシレート０．２ラウロイルサルコシンナトリウム０．２水残計１００．０％

【００５０】〔実施例１６〕液状歯磨ポリアクリル酸ナトリウム５０．０％グリセリン３０．０香料０．９サッカリンナトリウム０．１トコトリエノール０．１トリポリリン酸ナトリウム２．５ラウロイルサルコシンナトリウム０．２水残計１００．０％

【００５１】〔実施例１７〕液状歯磨ポリアクリル酸ナトリウム５０．０％グリセリン３０．０香料０．９トコトリエノール０．１サッカリンナトリウム０．１ピロリン酸リチウム２．０ラウロイルサルコシンナトリウム０．２水残計１００．０％

【００５２】〔実施例１８〕マウスウォッシュエタノール２０．０％ソルビット１０．０サッカリンナトリウム０．０８クロルヘキシジン塩酸塩０．００５カレー葉エタノール抽出物０．１メタリン酸ナトリウム（重合度１４）２．５ラウリルジエタノールアマイド０．２ラウロイルサルコシンナトリウム０．３香料０．９水残計１００．０％

【００５３】〔実施例１９〕マウスウォッシュエタノール２０．０％ソルビット１０．０サッカリンナトリウム０．０８クロルヘキシジン塩酸塩０．００５カレー葉のベンゼン抽出残渣エタノール抽出物０．２メタリン酸ナトリウム（重合度４５）２．５ラウリルジエタノールアマイド０．２ラウロイルサルコシンナトリウム０．３香料０．９水残計１００．０％

【００５４】〔実施例２０〕マウスウォッシュエタノール２０．０％ソルビット１０．０サッカリンナトリウム０．０８クロルヘキシジン塩酸塩０．００５トコトリエノール０．１５トリポリリン酸ナトリウム３．５ラウリルジエタノールアマイド０．２ラウロイルサルコシンナトリウム０．３アミノコート（ベタイン）０．１香料０．９水残計１００．０％

【００５５】〔実施例２１〕口中剤エタノール３０．０％ソルビット１５．０サッカリンナトリウム０．３トコトリエノール０．０５トリポリリン酸ナトリウム０．８ラウリルジエタノールアマイド０．２香料２．０水残計１００．０％

【００５６】〔実施例２２〕口中剤エタノール２０．０％グリセリン（８０％）１８．０サッカリンナトリウム０．３カレー葉のベンゼン抽出残渣エタノール抽出物０．１メタリン酸ナトリウム（重合度３０）１．５ラウリルジエタノールアマイド０．２香料２．５水残計１００．０％

【００５７】〔実施例２３〕口中剤エタノール２０．０％グリセリン（８０％）１８．０サッカリンナトリウム０．３カレー葉エタノール抽出物０．１ピロリン酸ナトリウム０．８ラウリルジエタノールアマイド０．２香料２．５水残計１００．０％

【００５８】〔実施例２４〕口中清涼顆粒乳糖５０．０％色素（青色１号）０．０３メタリン酸ナトリウム（重合度４０）２０．０カレー５０％エタノール抽出物０．１香料０．３水残計１００．０％（粉砕，整粒後、一夜４０℃乾燥した顆粒）

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】下記一般式（１）Ｍ_n+2Ｐ_nＯ_3n+1 （１）（式中、ＭはＮａ又はＫを示し、ｎ≧２である。）で示
される直鎖状の縮合リン酸化合物及び／又は下記一般式
（２）（ＭＰＯ₃）_m （２）（式中、Ｍは上記と同様の意味を示し、ｍ≧３であ
る。）で示される環状の縮合リン酸化合物と、カレーの
抽出物及び／又はトコトリエノールとを併用配合してな
ることを特徴とする口腔用組成物。