JPH10181163A - 印刷システム - Google Patents

印刷システム

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JPH10181163A
JPH10181163A JP8345511A JP34551196A JPH10181163A JP H10181163 A JPH10181163 A JP H10181163A JP 8345511 A JP8345511 A JP 8345511A JP 34551196 A JP34551196 A JP 34551196A JP H10181163 A JPH10181163 A JP H10181163A
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JP8345511A
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Inventor
Shinya Watanabe
晋哉 渡邉
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のジョブがキューイングされている給紙
トレイを持つプリンタの用紙切れの予告を確実に行える
ようにする。 【解決手段】 ネットワークプリンタ1の給紙手段1b
に収容された記録用紙1cの用紙枚数は、用紙枚数入力
手段1aにより入力され、プリントサーバ2の用紙枚数
格納手段2aに送られ、そこで格納される。印刷必要枚
数算出手段2bは、ホストコンピュータ3a等から印刷
指示がなされる毎に、その印刷指示されたジョブを解析
し、印刷に必要となる印刷必要枚数を算出する。使用可
能枚数算出手段2cは、用紙枚数格納手段2aに格納さ
れている用紙枚数と印刷必要枚数とから、ジョブ終了後
の使用可能枚数を算出する。そして、使用可能枚数が0
以下の場合には、用紙切れ予告手段2dが、用紙切れを
起こすジョブの印刷指示を出したホストコンピュータ3
nに対して、用紙切れの予告を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷指示されたジョ
ブの印刷データを記録用紙に印刷して出力する印刷シス
テムに関し、特に複数のジョブを連続して実行すること
のできる印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】コピー機やコンピュータ用のプリンタ等
の印刷装置では、給紙装置にセットされた記録用紙の有
無を検知するセンサを用いて用紙切れの判断を行い、ユ
ーザに対して記録用紙の補給を促すようになっている。
しかし、この方式では、印刷処理中に用紙切れになるこ
とが多く、その都度処理が中断してしまい、処理効率が
悪くなるという問題がある。また、ユーザは、用紙切れ
の時期を知ることができないので、印刷処理が終了する
まで監視していなくてはならない。
【0003】そこで、従来、給紙装置に収容されている
残り枚数と、入力されたジョブの実行に必要な印刷枚数
とを比較し、ジョブを実行する前に用紙切れが発生する
か否かを判断することにより、用紙切れによる処理の中
断を回避する方式がある。例えば、特開平7−3293
91号公報では、給紙装置内に収容されている残り枚数
を検知する手段を用いて給紙装置内の収容枚数を検知
し、入力されたジョブの実行に必要な必要枚数を算出
し、給紙装置内の用紙枚数と必要枚数とを比較し、用紙
切れの発生の予告を行う技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平7−3
29391号公報の技術では、給紙装置内の収容枚数
と、実行しようとしているジョブのみの必要枚数とを比
較しているため、ジョブが複数キューイングされて処理
待ちとなるような場合には、処理待ちとなっているジョ
ブに対しての用紙切れの判断ができなかった。このた
め、用紙切れの予告ということでは不完全であった。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、実行待ちの状態のジョブに対しても、用紙切
れの予告を確実に行うことのできる印刷システムを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、印刷指示されたジョブの印刷データを記
録用紙に印刷して出力する印刷システムにおいて、前記
記録用紙を収容し、印刷時に給紙する給紙手段と、前記
給紙手段に収容された用紙枚数を入力する用紙枚数入力
手段と、前記入力された用紙枚数を格納する用紙枚数格
納手段と、前記印刷指示がなされる毎に前記印刷指示さ
れたジョブを解析し、印刷に必要となる印刷必要枚数を
算出する印刷必要枚数算出手段と、前記用紙枚数格納手
段に格納されている用紙枚数と前記印刷必要枚数とから
前記ジョブ終了後の使用可能枚数を算出する使用可能枚
数算出手段と、前記使用可能枚数が用紙切れと判断され
る値の場合には、用紙切れの予告を行う用紙切れ予告手
段と、前記使用可能枚数が用紙切れでないと判断される
値の場合には、前記用紙枚数格納手段内の用紙枚数を前
記使用可能枚数に変更する用紙枚数変更手段と、を有す
ることを特徴とする印刷システムが提供される。
【0007】このような印刷システムでは、給紙手段が
記録用紙を収容し、印刷時に給紙する。給紙手段に収容
された用紙枚数が用紙枚数入力手段により入力される
と、用紙枚数格納手段が格納する。印刷必要枚数算出手
段は、印刷指示がなされる毎に印刷指示されたジョブを
解析し、印刷に必要となる印刷必要枚数を算出する。
【0008】使用可能枚数算出手段は、用紙枚数格納手
段に格納されている用紙枚数と印刷必要枚数とから、ジ
ョブ終了後の使用可能枚数を算出する。そして、使用可
能枚数が用紙切れと判断される値、例えば0以下の場合
には、用紙切れ予告手段が用紙切れの予告を行う。一
方、使用可能枚数が用紙切れでないと判断される値の場
合、例えば1以上の場合には、用紙枚数変更手段が、用
紙枚数格納手段内の用紙枚数を使用可能枚数に変更す
る。
【0009】これにより、複数のジョブの印刷指示が重
なっても、各ジョブの印刷で必要な印刷必要枚数の累積
がなされ、この累積値と用紙枚数との関係から用紙切れ
が判断され、確実に用紙切れの予告がなされる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一形態を図面を参
照して説明する。図1は本発明の第1の形態の印刷ネッ
トワークの機能の概念図である。プリントサーバ2に
は、図示されていないネットワークを介して、ネットワ
ークプリンタ1と、複数のホストコンピュータ3a〜3
nが接続されている。ネットワークプリンタ1の給紙手
段1bには、記録用紙1cが収容されており、給紙手段
1bは、この記録用紙1cを印刷時に給紙する。給紙手
段1bに収容された記録用紙1cの用紙枚数は、用紙枚
数入力手段1aにより入力され、プリントサーバ2の用
紙枚数格納手段2aに送られ、そこで格納される。
【0011】印刷必要枚数算出手段2bは、ホストコン
ピュータ3a等から印刷指示がなされる毎に、その印刷
指示されたジョブを解析し、印刷に必要となる印刷必要
枚数を算出する。使用可能枚数算出手段2cは、用紙枚
数格納手段2aに格納されている用紙枚数と印刷必要枚
数とから、ジョブ終了後の使用可能枚数を算出する。そ
して、使用可能枚数が0以下の場合には、用紙切れ予告
手段2dが、用紙切れを起こすジョブの印刷指示を出し
たホストコンピュータ、例えばホストコンピュータ3n
に対して、用紙切れの予告を行う。
【0012】一方、使用可能枚数が1以上の場合には、
用紙枚数変更手段2eが、用紙枚数格納手段2a内の用
紙枚数を、新たに算出された使用可能枚数に変更する。
図2は本発明の第1の形態の印刷ネットワークの構成を
示すブロック図である。プリントサーバ10には、ロー
カルエリアネットワーク(LAN)20を介してホスト
コンピュータ30,31等や、ネットワークプリンタ4
0,41等が接続されている。ホストコンピュータ3
0,31からは、ジョブの印刷指示がプリントサーバ1
0に対して送られる。
【0013】ネットワークプリンタ40には、コントロ
ールパネル401が設けられている。このコントロール
パネル401では、複数の給紙トレイ402にそれぞれ
セットされた記録用紙の用紙枚数が、利用者によって入
力される。給紙トレイ402には、サイズセンサ402
aが設けられており、給紙トレイ402にセットされた
記録用紙のサイズを検出する。記録用紙のサイズおよび
用紙枚数は、記録用紙が給紙トレイ402にセットされ
た際に、プリントサーバ10に送られる。なお、ネット
ワークプリンタ41の構成については、ネットワークプ
リンタ40とほぼ同じなので、ここでは説明を省略す
る。
【0014】プリントサーバ10には、サーバ制御部1
1が設けられており、このサーバ制御部11によって、
プリントサーバ10全体を制御する。ジョブ入力部12
には、ホストコンピュータ30等から送られたジョブが
一時的に格納される。プリンタステータス受信部13
は、ネットワークプリンタ40等から送られた記録用紙
のサイズ、用紙枚数等のデータを受け取り、それぞれデ
ータPsize,Prem として、レジスタ14のテーブルに
格納する。
【0015】図3はレジスタ14内のテーブルの一例を
示す図である。レジスタ14のテーブル14aには、L
AN20に接続されているネットワークプリンタ41等
のプリンタ名と、各プリンタに設置されているトレイ
と、各トレイにセットされている記録用紙のサイズおよ
び用紙枚数とが格納されている。
【0016】図2に戻り、ジョブコントローラ15は、
ホストコンピュータ30,31等からジョブが送られる
と、ジョブを解析することにより、印刷に必要な印刷必
要枚数を算出する。そして、その印刷必要枚数と、レジ
スタ14のテーブルに格納された用紙枚数Prem とを比
較して、使用可能枚数を算出する。この使用可能枚数が
残っていれば、プリントジョブキュー16にそのジョブ
データを送る。プリントジョブキュー16に送られたジ
ョブは、順次蓄積される。そして、先頭のジョブから順
に読み出され、ジョブ送信部17を介して、指定された
ネットワークプリンタ40等に送られ、そこで印刷され
る。
【0017】一方、使用可能枚数が残らない場合には、
ジョブコントローラ15は、ジョブを送ったホストコン
ピュータに対して、用紙切れの予告を送る。図4はジョ
ブコントローラ15の第1の形態に係わる機能の構成を
示すブロック図である。まず、各ホストコンピュータか
ら送られたジョブは、ジョブ入力部12のジョブ入力キ
ュー12aにキューイングされる。キューイングされる
ジョブの印刷のアトリビュートには、印刷する記録用紙
のサイズ、印刷するページ数、コピー部数等の様々な指
定がなされている。これらの指定は、通常、ジョブデー
タの先頭に付加されたり、ジョブファイルとして存在し
ている。
【0018】ジョブコントローラ15の必要枚数算出手
段151は、ジョブ入力キュー12aにキューイングさ
れたジョブを解析し、そのジョブを送ったホストコンピ
ュータにより指定されたネットワークプリンタ、印刷す
る記録用紙のサイズを読み取り、印刷に要する印刷必要
枚数を算出する。また、必要枚数算出手段151は、指
定された記録用紙のサイズをPsize、算出した印刷必要
枚数をPreq として、一時的に保存する。
【0019】使用可能枚数算出手段152は、レジスタ
14のテーブル14aを参照し、指定されたネットワー
クプリンタの給紙トレイに、指定された用紙サイズP
sizeの記録用紙がセットされているか否かを判断し、セ
ットされていなければ、ジョブ制御部154を介して、
ジョブを送ったホストコンピュータに対して、用紙セッ
トを要求する。一方、セットされていれば、テーブル1
4aに格納されている用紙枚数Prem と、印刷必要枚数
req とを使用して、次式(1)に基づいて使用可能枚
数Puse を算出する。
【0020】Puse =Prem −Preq ・・・(1) このとき、使用可能枚数Puse とは、ジョブが終了した
ときに残る用紙枚数を表しており、Puse が正のときに
は余裕枚数を表し、Puse が負のときには不足枚数を表
すことになる。
【0021】比較器153は、使用可能枚数Puse が正
であるか否かを判断する。正であれば、テーブル14a
の対応する給紙トレイの用紙枚数Prem を使用可能枚数
us e の値に更新する。そして、ジョブ制御部154
が、ジョブを送ったホストコンピュータに対して、ジョ
ブをキューイングすることを通知する。また、同時に、
プリントジョブキュー16に設けられた複数のキュー1
〜Nのうち、印刷指定されたネットワークプリンタに対
応するキューにキューイングする。
【0022】一方、比較器153において使用可能枚数
use が負であると判断された場合には、用紙枚数P
rem の変更は行われない。また、このとき、ジョブ制御
部154は、ジョブを送ったホストコンピュータに対し
て、記録用紙の補給の要求を行う。
【0023】次に、このような構成の本形態の印刷シス
テムにおけるジョブ送信からキューイングまでの具体的
な処理について説明する。図5は第1の形態の印刷シス
テムにおけるジョブ送信からキューイングまでの具体的
な処理を示すフローチャートである。 〔S1〕ホストコンピュータ30等から印刷指示を受け
たジョブをプリントサーバ10側で受信する。 〔S2〕受信したジョブをジョブ入力部12のジョブ入
力キュー12aに一時的にキューイングする。 〔S3〕ジョブのアトリビュート、すなわち、印刷する
記録用紙のサイズ、印刷するページ数、コピー部数等の
解析を行い、印刷に要する印刷必要枚数を算出する。そ
して、指定された記録用紙のサイズをPsize、算出した
印刷必要枚数をP req として、一時的に保存する。 〔S4〕レジスタ14のテーブル14aを参照して、ジ
ョブで指定されたネットワークプリンタの給紙トレイに
セットされている記録用紙のサイズや用紙枚数を読み取
る。 〔S5〕ジョブで指定されたネットワークプリンタに、
使用可能な給紙トレイがあるか否かを判断し、あればス
テップS7に進み、なければステップS6に進む。 〔S6〕後述する用紙セットルーチンを実行してステッ
プS4に戻る。 〔S7〕後述するキューイングルーチンを実行する。
【0024】図6は図5のステップ6の用紙セットルー
チンの具体的な処理を示すフローチャートである。 〔S11〕ジョブを送ったホストコンピュータに対し
て、プリントサーバ10から用紙セット要求の通知を行
う。通知を受けたホストコンピュータ側では、自身の表
示画面上に用紙セット要求の画面を表示する。
【0025】図7は用紙セット要求の画面の表示例を示
す図である。ここでは、例えばホストコンピュータ30
の表示画面301上で表示されているものとする。この
用紙セット要求の画面301aでは、ユーザに対して、
記録用紙のセットを促すとともに、入力されたジョブの
名前、ジョブデータを出力するネットワークプリンタの
名前、印刷する枚数、印刷する用紙の種類等のデータも
表示する。
【0026】図6に戻り、 〔S12〕ネットワークプリンタからのデータに基づい
て、用紙セットが終了したか否かを判断し、終了すれば
ステップS13に進み、しなければステップS12を繰
り返す。 〔S13〕プリントサーバ10側で、ネットワークプリ
ンタ側からセットされた記録用紙のサイズPsize、およ
び用紙枚数Prem を受信する。 〔S14〕レジスタ14の内容を更新する。
【0027】図8は図5のステップ7のキューイングル
ーチンの具体的な処理を示すフローチャートである。 〔S21〕図5のステップS3で算出した印刷必要枚数
req と、レジスタ14のテーブル14aに格納されて
いる対応するネットワークプリンタの給紙トレイの用紙
枚数Prem とから、前述の式(1)に基づいて、使用可
能枚数Puse を算出する。 〔S22〕使用可能枚数Puse が正であるか否かを判断
し、正であればステップS24に進み、正でなければス
テップS23に進む。 〔S23〕後述の用紙補給ルーチンを実行して、ステッ
プS21に戻る。 〔S24〕レジスタ14の対応するネットワークプリン
タの用紙枚数Prem をステップS21で算出した使用可
能枚数Puse の値に更新する。 〔S25〕ジョブを送ったホストコンピュータに対し
て、プリントサーバ10からキューイングの通知を行
う。通知を受けたホストコンピュータ側では、自身の表
示画面上にキューイング通知の画面を表示する。
【0028】図9はキューイング通知の画面の表示例を
示す図である。ここでは、例えばホストコンピュータ3
0の表示画面301上で表示されているものとする。こ
のキューイング通知の画面301bでは、ユーザに対し
て、入力されたジョブのキューイングの実行を通知する
とともに、入力されたジョブの名前、ジョブデータを出
力するネットワークプリンタの名前、余裕枚数等のデー
タも表示する。
【0029】図8に戻り、 〔S26〕プリントサーバ10側で、プリントジョブキ
ュー16に対象のジョブをキューイング処理する。
【0030】図10は図8のステップS23の用紙補給
ルーチンの具体的な処理を示すフローチャートである。 〔S31〕用紙切れ予告の画面表示を行う。
【0031】図11は用紙切れ予告の画面の表示例を示
す図である。ここでは、例えばホストコンピュータ30
の表示画面301上で表示されているものとする。この
用紙切れ予告の画面301cでは、ユーザに対して、入
力されたジョブの実行中に用紙切れが発生することを予
告するとともに、入力されたジョブの名前、ジョブデー
タを出力するネットワークプリンタの名前、印刷する枚
数、印刷する用紙の種類等のデータも表示する。このよ
うな用紙切れ予告の画面301cの表示を受けて、ユー
ザ側では、印刷するネットワークプリンタの給紙トレイ
に記録用紙の補給を行うとともに、その補給枚数Padd
を入力する。この補給枚数Padd はプリントサーバ10
に送られる。
【0032】図10に戻り、 〔S32〕記録用紙の補給がなされたか否かを判断し、
補給されればステップS33に進み、されなければステ
ップS32を繰り返す。 〔S33〕補給枚数Padd を受信する。 〔S34〕レジスタ14の使用する給紙トレイに対応し
たテーブルの用紙枚数P rem の値に補給枚数Padd を加
算し、その加算した値を新たに用紙枚数Prem として更
新する。
【0033】以後、図5のステップS1から再び実行を
繰り返し、ホストコンピュータ30等から印刷指示され
たジョブを次々と受信し、プリントジョブキュー16内
の出力するネットワークプリンタ40等に対応するキュ
ーに振り分けてキューイングを行う。その一方で、プリ
ントサーバ10は、ネットワークプリンタ40等が印刷
可能な状態のときに、プリントジョブキュー16からジ
ョブを読み出してネットワークプリンタ40等に送信
し、そこで印刷を行う。
【0034】このように、本形態では、印刷指示される
全てのジョブに対して、用紙切れの判断を行うようにし
たので、実行待ちのジョブに対しても、用紙切れの予告
を行うことができ、ジョブの実行中に用紙切れが発生す
ることを確実に防止することができる。したがって、ユ
ーザは、ジョブが実行終了するまでネットワークプリン
タの状態を監視する必要がなくなり、作業効率が向上す
る。
【0035】なお、本形態では、給紙トレイ402等に
セットされる記録用紙の用紙枚数や、補給枚数の入力
を、コントロールパネル401等を介してユーザによっ
て行うようにしたが、ネットワークプリンタに用紙枚数
を検知するセンサを設けて、自動的に検知できるように
してもよい。
【0036】次に、本発明の第2の形態について説明す
る。ただし、ハードウェアの基本構成については、第1
の形態とほぼ同じである。図12は第2の形態における
ジョブ送信からキューイングまでの具体的な処理を示す
フローチャートである。 〔S41〕ホストコンピュータ30等から印刷指示を受
けたジョブをプリントサーバ10側で受信する。 〔S42〕受信したジョブをジョブ入力部12のジョブ
入力キュー12aに一時的にキューイングする。 〔S43〕ジョブのアトリビュート、すなわち、印刷す
る記録用紙のサイズ、印刷するページ数、コピー部数等
の解析を行い、印刷に要する印刷必要枚数を算出する。
そして、指定された記録用紙のサイズをPsize、算出し
た印刷必要枚数をPreq として、一時的に保存する。 〔S44〕レジスタ14のテーブル14aを参照して、
ジョブで指定されたネットワークプリンタの給紙トレイ
にセットされている記録用紙のサイズや用紙枚数を読み
取る。
【0037】〔S45〕ジョブで指定されたネットワー
クプリンタに、使用可能な給紙トレイがあるか否かを判
断し、あればステップステップS48に進み、なければ
ステップS46に進む。 〔S46〕レジスタ14のテーブル14aを参照して、
ジョブで指定されたネットワークプリンタ以外のネット
ワークプリンタのデータを検索する。 〔S47〕後述するジョブ転送変更ルーチンを実行す
る。 〔S48〕ステップS43で算出した印刷必要枚数P
req と、レジスタ14のテーブル14aに格納されてい
る対応するネットワークプリンタの給紙トレイの用紙枚
数Prem とから、前述の式(1)に基づいて、使用可能
枚数Puse を算出する。
【0038】〔S49〕使用可能枚数Puse が正である
か否かを判断し、正であればステップS50に進み、正
でなければステップS46に進む。 〔S50〕レジスタ14の対応するネットワークプリン
タの用紙枚数Prem をステップS48で算出した使用可
能枚数Puse の値に更新する。 〔S51〕ジョブを送ったホストコンピュータに対し
て、プリントサーバ10からキューイングの通知を行
う。通知を受けたホストコンピュータ側では、自身の表
示画面上に、図9で示したキューイング通知の画面を表
示する。 〔S52〕プリントサーバ10側で、プリントジョブキ
ュー16に対象のジョブをキューイング処理する。
【0039】図13は図12のステップS47のジョブ
転送変更ルーチンの具体的な処理を示すフローチャート
である。 〔S61〕ジョブで指定されたネットワークプリンタ以
外のネットワークプリンタに、使用可能な給紙トレイが
あるか否かを判断し、あればステップS62に進み、な
ければステップS67に進む。 〔S62〕レジスタ14の新たに選択されたネットワー
クプリンタに対応するテーブルに格納されている用紙枚
数Prem を用いて、使用可能枚数Puse を算出する。 〔S63〕算出された使用可能枚数Puse が正であるか
否かを判断し、正であればステップS64に進み、正で
なければステップS61に戻る。
【0040】〔S64〕新しく選択されたネットワーク
プリンタでの印刷を実行することを決定し、このネット
ワークプリンタに対応するテーブルに格納されている用
紙枚数Prem の値をステップS62で算出された使用可
能枚数Puse の値に更新する。 〔S65〕ジョブの転送先を変更したことをジョブを送
ったホストコンピュータに対して通知する。通知された
ホストコンピュータでは、その表示画面上にジョブの転
送先変更通知の画面が表示される。
【0041】図14はジョブの転送先変更通知の画面の
表示例を示す図である。ここでは、例えばホストコンピ
ュータ30の表示画面301上で表示されているものと
する。このジョブの転送先変更通知の画面301dで
は、ユーザに対して、入力されたジョブの転送先が変更
されたことを通知するとともに、入力されたジョブの名
前、ジョブデータを出力するネットワークプリンタの名
前、余裕枚数、等のデータも表示する。
【0042】図13に戻り、 〔S66〕プリントサーバ10側で、プリントジョブキ
ュー16内の転送先のネットワークプリンタに対応する
キューにジョブをキューイング処理する。 〔S67〕ジョブがプリントサーバ10に送られた段階
で指定されたネットワークプリンタに、記録用紙を補給
することにより使用可能となる給紙トレイがあるか否か
を判断し、あればステップS68に進み、なければステ
ップS69に進む。 〔S68〕図10で示した用紙補給ルーチンを実行す
る。実行後は、図12のステップS44に戻る。 〔S69〕図6で示した用紙セットルーチンを実行す
る。実行後は、図12のステップS44に戻る。
【0043】このように、本形態では、最初に指定され
たネットワークプリンタの給紙トレイが使用可能でない
場合には、他のネットワークプリンタにジョブを転送し
てそこで印刷するようにしたので、ユーザの手を煩わせ
ることなく、用紙切れによる印刷処理の中断を防止する
ことができる。また、ネットワークに接続された複数の
プリンタを効率よく使用することができる。
【0044】次に、本発明の第3の形態について説明す
る。前述の第2の形態では、ホストコンピュータ30等
から送られたジョブを必要に応じて他のネットワークプ
リンタに転送する場合、LAN20上の全てのネットワ
ークプリンタに対して転送を許可していた。しかし、こ
の場合には、ユーザの意にそぐわないネットワークプリ
ンタが選択されることがある。そこで、本形態では、ジ
ョブの転送を許可するネットワークプリンタをユーザ側
で選択できるようにするとともに、その優先順位も設定
できるようにする。本形態のハードウェアの基本構成に
ついては、第1の形態および第2の形態とほぼ同じであ
る。ただし、プリントサーバ10には、新たに、優先順
位レジスタが設けられる。
【0045】次に、第3の形態の具体的な処理について
説明する。図15は第3の形態の印刷システムにおける
ジョブ送信からキューイングまでの具体的な処理を示す
フローチャートである。 〔S71〕ホストコンピュータ30等から印刷指示を受
けたジョブをプリントサーバ10側で受信し、受信した
ジョブをジョブ入力部12のジョブ入力キュー121a
に一時的にキューイングする。 〔S72〕ジョブを送ったホストコンピュータの表示画
面上で、ジョブの転送の優先順位入力のための優先順位
画面を表示させる。
【0046】図16は優先順位画面の表示例を示す図で
ある。ここでは、例えばホストコンピュータ30の表示
画面301上で表示されているものとする。この優先順
位画面301eでは、プリンタリストとして、ジョブの
転送を許可するネットワークプリンタのプリンタ名、プ
リンタ番号(Number)、優先順位(Priori
ty)、用紙残量、設置位置等が表示される。また、優
先順位の変更入力部も表示され、ユーザは、この優先順
位を指示に従って書き換えることができる。
【0047】図15に戻り、 〔S73〕優先順位画面上で設定された優先順位データ
をプリントサーバ10側で読み込んで、図17に示すよ
うな優先順位レジスタ18に格納する。 〔S74〕ジョブのアトリビュート、すなわち、印刷す
る記録用紙のサイズ、印刷するページ数、コピー部数等
の解析を行い、印刷に要する印刷必要枚数を算出する。
そして、指定された記録用紙のサイズをPsize、算出し
た印刷必要枚数をPreq として、一時的に保存する。 〔S75〕レジスタ14のテーブル14aを参照して、
ジョブで指定されたネットワークプリンタの給紙トレイ
にセットされている記録用紙のサイズや用紙枚数を読み
取る。
【0048】〔S76〕ジョブで指定されたネットワー
クプリンタに、使用可能な給紙トレイがあるか否かを判
断し、あればステップステップS78に進み、なければ
ステップS77に進む。 〔S77〕後述する優先処理ルーチンを実行する。 〔S78〕ステップS74で算出した印刷必要枚数P
req と、レジスタ14のテーブル14aに格納されてい
る対応するネットワークプリンタの給紙トレイの用紙枚
数Prem とから、前述の式(1)に基づいて、使用可能
枚数Puse を算出する。
【0049】〔S79〕使用可能枚数Puse が正である
か否かを判断し、正であればステップS80に進み、正
でなければステップS77に進む。 〔S80〕レジスタ14の対応するネットワークプリン
タの用紙枚数Prem をステップS78で算出した使用可
能枚数Puse の値に更新する。 〔S81〕ジョブを送ったホストコンピュータに対し
て、プリントサーバ10からキューイングの通知を行
う。通知を受けたホストコンピュータ側では、自身の表
示画面上に、図9で示したキューイング通知の画面を表
示する。 〔S82〕プリントサーバ10側で、プリントジョブキ
ュー16に対象のジョブをキューイング処理する。
【0050】図18は図15のステップS77の優先処
理ルーチンの具体的な処理を示すフローチャートであ
る。 〔S91〕プリントサーバ10内で使用する優先順位の
変数Pri=1とする。 〔S92〕優先順位レジスタ18を参照して、優先順位
riのネットワークプリンタの存在を確認する。 〔S93〕優先順位Pri番目のネットワークプリンタが
登録されているか否かを判断し、登録されていればステ
ップS95に進み、登録されていなければステップS9
4に進む。
【0051】〔S94〕図6で示した用紙セットルーチ
ンを実行する。実行終了後は、図15のステップS75
に戻る。 〔S95〕レジスタ14のテーブル14aを参照して、
優先順位Pri番目に登録されているネットワークプリン
タを選択する。そして、選択したネットワークプリンタ
の給紙トレイにセットされている記録用紙のサイズや用
紙枚数を読み取る。 〔S96〕選択したネットワークプリンタに、使用可能
な給紙トレイがあるか否かを判断し、あればステップS
97に進み、なければステップS99に進む。 〔S97〕ステップS78と同様の方法で使用可能枚数
use を算出する。 〔S98〕使用可能枚数Puse が正であるか否かを判断
し、正であれば本ルーチンを終了し、正でなければステ
ップS99に進む。 〔S99〕Pri=Pri+1とし、ステップS92に戻
る。
【0052】このように、本形態では、ジョブの転送を
許可するネットワークプリンタをユーザ側で選択できる
ようにしたので、ユーザが希望するプリンタのみで印刷
が実行される。また、優先順位を設定できるようにした
ので、より希望にかなった印刷実行が可能となる。
【0053】次に、本発明の第4の形態について説明す
る。図19は本発明の第4の形態の機能の概念を示すブ
ロック図である。本形態のネットワークプリンタ4に
は、印刷中の障害の発生を検出する障害検出手段4aが
設けられている。そして、障害の発生により不必要に用
紙を消費した場合、その消費した不要消費枚数を不要消
費枚数検出手段4bが検出し、プリントサーバ5に送
る。これを受けたプリントサーバ5は、その障害処理手
段5aが、レジスタ5bに格納されているネットワーク
プリンタ4の用紙枚数データに基づいて、用紙切れを予
測する。そして、印刷を再開した場合に用紙切れが発生
すると判断した場合には、障害処理手段5aは、用紙切
れが予測されるネットワークプリンタの給紙トレイを使
用中または使用予定のホストコンピュータ6に対して、
用紙切れの予告を通知する。
【0054】次に、本発明の第4の形態の具体的な処理
について説明する。本形態のハードウェアの基本構成は
第1の形態とほぼ同じであり、印刷開始、までのプロセ
スもほぼ同じとする。ただし、ネットワークプリンタ4
0等には、それぞれ障害発生時の不要消費枚数を検出す
る機能が設けられている。
【0055】図20は本発明の第4の形態におけるネッ
トワークプリンタ側の具体的な処理を示すフローチャー
トである。 〔S101〕通常の印刷処理を実行する。 〔S102〕障害が発生したか否かを判断し、障害が発
生すればステップS103に進み、発生しなければステ
ップS102を繰り返す。 〔S103〕プリントサーバ10に対して障害の発生を
通知する。 〔S104〕障害処理のために不必要に消費した不要消
費枚数を検出する。 〔S105〕プリントサーバ10側からの要求に応じ
て、不要消費枚数を通知する。 〔S106〕ユーザによってネットワークプリンタの障
害が解除されたか否かを判断し、解除されればステップ
S107に進み、されなければステップS106を繰り
返す。 〔S107〕印刷を再開する。
【0056】次に、プリントサーバ10側の具体的な処
理について説明する。図21は本発明の第4の形態にお
けるプリントサーバ10側の具体的な処理を示すフロー
チャートである。 〔S111〕ネットワークプリンタから障害発生の通知
を受信する。 〔S112〕障害が発生したネットワークプリンタにキ
ューイングされているジョブを送ったホストコンピュー
タに対して障害の発生を通知する。 〔S113〕障害が発生したネットワークプリンタに対
して、不要消費枚数のデータの通知を要求する。 〔S114〕不要消費枚数を受信できたか否かを判断
し、受信できればステップS115に進み、できなけれ
ばステップS114を繰り返す。 〔S115〕レジスタ14のテーブル14aに格納され
た、障害の発生したネットワークプリンタの給紙トレイ
の用紙枚数Prem から、不要消費枚数Pjam を引き算
し、その値を使用可能枚数Puse とする。 〔S116〕使用可能枚数Puse が正の値であるか否か
を判断し、正であればステップS117に進み、正でな
ければステップS118に進む。 〔S117〕レジスタ14のテーブル14aの対応する
用紙枚数Prem の値をステップS115で算出した使用
可能枚数Puse の値に更新する。 〔S118〕後述の障害処理ルーチンを実行する。
【0057】図22は図21のステップS118の障害
処理ルーチンの具体的な処理を示すフローチャートであ
る。 〔S121〕プリントジョブキュー16において、障害
の発生しているネットワークプリンタのキューに最後に
キューイングされたジョブから順にファイルを調べ、障
害発生時に使用していた給紙トレイを使用する予定とな
っているジョブを検索する。 〔S122〕ステップS121の検索により該当するジ
ョブがあるか否かを判断し、あればステップS123に
進み、なければステップS125に進む。 〔S123〕障害の発生しているネットワークプリンタ
の給紙トレイを使用する予定となっているジョブを送っ
たホストコンピュータに対して、用紙切れ予告の通知を
行う。 〔S124〕図10と同じ手順の用紙補給ルーチンを実
行する。 〔S125〕障害の発生しているネットワークプリンタ
で現在印刷実行中のジョブを送ったホストコンピュータ
に対して、用紙切れ予告の通知を行う。 〔S126〕図10と同じ手順の用紙補給ルーチンを実
行する。
【0058】このように、本形態では、障害発生時に不
必要に消費した用紙枚数を考慮して使用可能枚数を算出
し直すようにしたので、予定外に記録用紙が消費され、
障害解除後の印刷実行中に用紙切れが発生してしまう場
合でも、それを予測することができる。次に、本発明の
第5の形態について説明する。
【0059】本形態では、前述の第4の形態において、
障害の発生したネットワークプリンタでの印刷のためす
でにキューイングされているジョブが、その実行途中で
用紙切れとなると判断された場合に、そのジョブを他の
ネットワークプリンタに転送するものである。
【0060】図23は本発明の第5の形態の機能の概念
を示す図である。ここでは、例えば、レジスタ14のテ
ーブル14aに格納されているプリンタ名aaaのネッ
トワークプリンタで障害が発生し、そのときに使用して
いた給紙トレイT1で6枚の不要消費枚数Pjam の用紙
を消費し、対応するテーブルの用紙枚数Prem1が2枚で
あるとする。プリントジョブキュー16内でのプリンタ
aaaに対応するキューをQ1とする。
【0061】このとき、使用可能枚数Puse を算出する
と−4(<0)となるので、キューQ1内に用紙切れが
発生するジョブが含まれていることがわかる。そこで、
キューQ1の中からトレイT1を使用するジョブを検索
する。なお、図では、キューQ1,Q2ともに、右側か
ら順にジョブがキューイングされているものとする。こ
こで、最後にキューイングされたジョブからキューQ1
内を検索していくと、ジョブJ5が該当することがわか
る。
【0062】ジョブJ5を転送するためのプリンタとし
て、プリンタ名bbbのネットワークプリンタが選択さ
れたとすると、それに対応するキューQ2がジョブJ5
の転送先のキューになる。ジョブJ5をキューQ2に転
送したときには、プリンタaaaの給紙トレイT1の使
用可能枚数Puse を新たに算出する必要がある。このと
き、ジョブJ5の印刷必要枚数Preq が5枚なので、使
用可能枚数Puse =−4+5=1となる。よって、ジョ
ブJ5の転送後は、キューQ1内には用紙切れが発生す
るジョブはキューイングされていないことがわかる。そ
こで、レジスタ14のテーブル14aの対応する用紙枚
数Prem1の値を使用可能枚数Puse の値1に更新する。
【0063】一方、ジョブJ5が転送されたキューQ2
では、テーブル14a対応する用紙枚数Prem2からジョ
ブJ5の印刷必要枚数Preq =5を減算し、その値を用
紙枚数Prem2として更新する。この例では、用紙枚数P
rem2が50枚あるので、新たな用紙枚数Prem250−5
=45となる。
【0064】次に、本形態の具体的な処理について説明
する。ただしハードウェアの基本構成は、第1の形態と
ほぼ同じである。図24は本発明の第5の形態における
プリントサーバ側の具体的な処理を示すフローチャート
である。なお、このフローチャートは、図21で示した
処理におけるステップS118の障害処理ルーチンの代
わりとなるものである。すなわち、図21のステップS
116の判断において、障害の発生したネットワークプ
リンタで使用されている給紙トレイを使用するジョブ
に、用紙切れが発生すると判断された場合に実行され
る。
【0065】〔S131〕障害の発生したネットワーク
プリンタにおいて、障害発生時に使用されていた給紙ト
レイを使用するジョブを、対応するキューから検索す
る。このとき、キュー内の最後にキューイングされたジ
ョブから順に検索する。 〔S132〕ステップS131の検索の結果、該当する
ジョブがあるか否かを判断し、あればステップS134
に進み、なければ、現在実行中のジョブに用紙切れが発
生すると判断して、ステップS133に進む。 〔S133〕現在実行中のジョブを送ったホストコンピ
ュータに対して用紙補給の要求を行うための用紙補給ル
ーチンを実行する。この具体的な処理内容は、図10で
示したものとほぼ同じである。 〔S134〕ステップS131で検索されたジョブを転
送対象ジョブとして選択し、このジョブのデータから印
刷必要枚数Preq を算出する。
【0066】〔S135〕プリントサーバ10内のレジ
スタ14のテーブル14aを参照し、転送対象ジョブを
実行することの可能なネットワークプリンタを検索す
る。 〔S136〕ステップS135の検索の結果、実行可能
なネットワークプリンタがるか否かを判断し、あればス
テップS137に進み、なければステップS133に進
む。 〔S137〕検索されたネットワークプリンタを転送先
プリンタとして選択し、それに対応するキューに転送対
象ジョブを転送してキューイングする。 〔S138〕転送対象ジョブが取り出されたキューに対
応するネットワークプリンタの障害発生時に算出された
使用可能枚数Puse と、転送対象ジョブの印刷必要枚数
req とを加算し、新たな使用可能枚数Puse を算出す
る(Puse =Pus e +Preq )。また、この一方で、転
送対象ジョブの転送先のキューに対応するネットワーク
プリンタの、テーブル14a上の用紙枚数Prem から、
転送対象ジョブの印刷必要枚数Preq を減算し、その減
算値を新たな用紙枚数Prem として更新する(Prem
rem −Preq )。 〔S139〕ステップS138で算出した使用可能枚数
use の値が正であるか否かかを判断し、正であればス
テップS140に進み、0以下であればステップS13
1に戻る。 〔S140〕レジスタ14の障害発生時に使用されてい
た給紙トレイに対応するテーブルの用紙枚数Prem の値
をステップS138で算出した使用可能枚数Pus e の値
に書き換えて更新する。
【0067】このように、本形態では、障害発生時に不
必要に記録用紙が消費され、障害前に用紙切れでなかっ
たジョブに用紙切れが予測される場合には、そのジョブ
を他のネットワークプリンタに転送するようにしたの
で、用紙切れによる処理の中断を避けることができると
ともに、ネットワークプリンタを効率よく使用すること
が可能となる。
【0068】次に、本発明の第6の形態について説明す
る。図25は本発明の第6の形態の機能の概念を示す図
である。本形態では、第5の形態と基本的には同じ処理
であり、プリントジョブキュー16内の各キューに格納
されるジョブデータとして、各ジョブの受け付け時間も
格納する。図の例では、図23と同様に、障害の発生し
たネットワークプリンタのプリンタ名をaaaとして、
それに対応するキューをQ1とする。そして、ジョブの
転送先のネットワークプリンタのプリンタ名をbbbと
し、それに対応するキューをQ2とする。
【0069】ここで、転送対象のジョブをジョブJ5と
すると、キューQ1にキューイングされているジョブJ
5のファイルを参照すると、ジョブJ5の受け付け時間
は9時20分であることがわかる。次いで、転送先のキ
ューQ2にキューイングされているジョブを、例えば最
後にキューイングされたものから順に参照し、各受け付
け時間とジョブJ5の受け付け時間とを比較する。より
具体的には、最新のジョブJ7の受け付け時間は9時3
0分なので、ジョブJ5のほうが先に受け付けられたこ
とがわかる。
【0070】次いで、ジョブJ7よりも一つ前にキュー
イングされているジョブJ4の受け付け時間は9時18
分なので、ジョブJ5よりも先に受け付けられたことが
わかる。よって、ジョブJ7とジョブJ4との間にジョ
ブJ5をキューイングする。こうすることにより、障害
の発生のため、他のネットワークプリンタに転送された
ジョブであっても、最初に受け付けられた時間の順に印
刷を実行することができる。よって、待ち時間を短縮で
きる。
【0071】なお、この受け付け時間に関する処理以外
の部分は、図23で説明した機能とほぼ同じなので、こ
こでは説明を省略する。図26はこのような第6の形態
における転送処理の手順を示すフローチャートである。 〔S151〕転送先のキュー内にキューイングされてい
るジョブの数を算出する。 〔S152〕転送先のキュー内に最新のものからQ
count 番目にキューイングされているジョブの受け付け
時間と、転送対象のジョブの受け付け時間とを比較す
る。 〔S153〕転送対象のジョブの受け付け時間のほうが
早いか否かを判断し、早ければステップS154に進
み、遅ければステップS155に進む。 〔S154〕Qcount =Qcount +1とする。 〔S155〕転送対象のジョブを転送先のキュー内に最
新のものからQcount 番目の位置にキューイングする。
【0072】次に、本発明の第7の形態について説明す
る。前述の第6の形態において、ホストコンピュータか
ら指示されたネットワークプリンタ、またはネットワー
ク上のジョブの転送を許可された全てのネットワークプ
リンタにおいて、印刷すべき記録用紙がセットされてい
る給紙トレイを持つネットワークプリンタがない場合に
は、何れかのネットワークプリンタの給紙トレイに、印
刷指示された記録用紙をユーザの手によって入れ替える
必要がある。
【0073】しかし、このとき、記録用紙を入れ替えた
給紙トレイを使用する予定のジョブがすでにキューイン
グされていると、そのジョブは、少なくともそのネット
ワークプリンタでの印刷ができなくなってしまう。本形
態は、これを解決するためのものである。
【0074】図27は本発明の第7の形態の機能の概念
を示す図である。プリントサーバ7の印刷実行手段7a
は、プリントジョブキュー7bにキューイングされたジ
ョブを解析し、それぞれで指定されたネットワークプリ
ンタ8にジョブを送り、そこで印刷する。プリントジョ
ブキュー7bにキューイングされたジョブが使用する予
定の給紙トレイは、テーブル書き換え手段7eによって
変更禁止テーブル7cに書き込まれ、登録されている。
【0075】図28は変更禁止テーブル7cの一例を示
す図である。変更禁止テーブル7cには、各ネットワー
クプリンタのプリンタ名と、指定されている給紙トレイ
名と、それを指定しているジョブ名が格納されている。
【0076】図27に戻り、変更禁止テーブル7cに登
録されている給紙トレイは、禁止制御手段7dによっ
て、セットされている記録用紙の変更が禁止されてい
る。全ての給紙トレイが変更禁止テーブル7cに登録さ
れて変更禁止になっているときに、給紙トレイの記録用
紙を変更する必要のあるジョブが入力されると、プリン
トジョブキュー7bにキューイングされるとともに、禁
止解放待ちジョブとして、禁止制御手段7dによって禁
止解放待ちキュー7fにキューイングされる。そして、
禁止が解放された給紙トレイができたとき、禁止制御手
段7dは、解放された給紙トレイを指定するジョブを送
ったホストコンピュータ9に対して、解放された給紙ト
レイの記録用紙を変更するように促す。これにより、ユ
ーザ側は、希望の記録用紙を給紙トレイにセットでき、
印刷を行うことができる。
【0077】ジョブの実行が終了すると、テーブル書き
換え手段7eは、終了したジョブを変更禁止テーブル7
cから抹消する。次に、本形態の具体的な処理について
説明する。ただし、ハードウェアの基本構成は、第1の
形態とほぼ同じである。
【0078】図29は第7の形態におけるプリントサー
バ側の具体的な処理を示すフローチャートである。 〔S161〕ホストコンピュータ30等から印刷指示を
受けたジョブをプリントサーバ10側で受信する。 〔S162〕受信したジョブをジョブ入力部のジョブ入
力キュー12aに一時的にキューイングする。 〔S163〕ジョブのアトリビュート、すなわち、印刷
する記録用紙のサイズ、印刷するページ数、コピー部数
等の解析を行い、印刷に要する印刷必要枚数を算出す
る。そして、指定された記録用紙のサイズをPsize、算
出した印刷必要枚数をPreq として、一時的に保存す
る。 〔S164〕レジスタ14のテーブル14aを参照し
て、ジョブで指定されたネットワークプリンタの給紙ト
レイにセットされている記録用紙のサイズや用紙枚数を
読み取る。 〔S165〕ジョブで指定されたネットワークプリンタ
に、使用可能な給紙トレイがあるか否かを判断し、あれ
ばステップS166に進み、なければステップS167
に進む。 〔S166〕後述する変更禁止登録ルーチンを実行す
る。 〔S167〕後述する禁止解放待ち登録ルーチンを実行
する。
【0079】図30は図29のステップS166の変更
禁止登録ルーチンの具体的な処理を示すフローチャート
である。 〔S171〕図8で示したキューイングルーチンを実行
して、入力されたジョブのキューイングを行う。このと
き、キューイングの時刻データも記録される。 〔S172〕選択された給紙トレイが変更禁止テーブル
7cに登録されているか否かを判断し、登録されていれ
ばステップS173に進み、されていなければステップ
S174に進む。 〔S173〕変更禁止テーブル7cにすでに登録されて
いる給紙トレイのジョブ名を、新たにキューイングされ
たジョブ名に書き換える。 〔S174〕変更禁止テーブル7cに登録されていない
給紙トレイが使用予約されたので、その給紙トレイとジ
ョブの名前を新規に登録する。
【0080】図31は図29のステップS167の禁止
解放待ち登録ルーチンの具体的な処理を示すフローチャ
ートである。 〔S181〕レジスタ14のテーブル14aを参照し
て、他のネットワークプリンタにおいて、対象のジョブ
の印刷に必要な記録用紙がセットされた給紙トレイを検
索する。 〔S182〕ステップS181の検索の結果、使用可能
な給紙トレイがあるか否かを判断し、あればステップS
183に進み、なければステップS185に進む。 〔S183〕図30で示した変更禁止登録ルーチンを実
行する。 〔S184〕図14で一例を示した転送先変更通知画面
を、ジョブを送ったホストコンピュータで表示させる。 〔S185〕変更禁止テーブル7cを参照して、変更禁
止の登録がなされていない給紙トレイを検索する。 〔S186〕ステップS185の検索の結果、変更禁止
の登録がなされていない給紙トレイがあるか否かを判断
し、あればステップS187に進み、なければステップ
S188に進む。 〔S187〕図6で示した用紙セットルーチンを実行し
て、図29のステップS164に戻る。 〔S188〕入力されたジョブを禁止解放待ちジョブと
して、変更禁止テーブル7cに登録する。 〔S189〕変更禁止テーブル7cを参照し、最も早く
変更禁止が解放される給紙トレイを検出し、その給紙ト
レイに対応するキューを選択する。 〔S190〕選択されたキューに、入力されたジョブを
キューイングする。 〔S191〕ジョブの印刷に必要な記録用紙がセットさ
れておらず、現在記給紙トレイの変更が禁止されている
ことを、ジョブを送ったホストコンピュータに対して通
知する。このとき、最も早く変更禁止が解放されるジョ
ブがキューイングされている順番を求め、そのデータを
ホストコンピュータに送信する。これを受けたホストコ
ンピュータ側では、変更禁止データ画面を表示する。
【0081】図32は変更禁止データ画面の一例を示す
図である。ここでは、例えばホストコンピュータ30の
表示画面301上で表示されているものとする。この変
更禁止データ画面301fでは、現在給紙トレイの変更
が禁止されていることや、何個のジョブの終了後に変更
が可能になるか等のデータが表示される。
【0082】次に、変更禁止の解放に係わる処理につい
て説明する。図33は変更禁止の解放処理を示すフロー
チャートである。 〔S201〕キューの先頭にキューイングされているジ
ョブをネットワークプリンタに転送する。 〔S202〕印刷の終了を待ち、終了すればステップS
203に進み、しなければステップS202を繰り返
す。 〔S203〕印刷を終了したジョブが変更禁止テーブル
7cに登録されているか否かを判断し、されていればス
テップS204に進み、されていなければ本フローチャ
ートを終了し、次のジョブの実行に移る。 〔S204〕印刷終了したジョブが使用していた給紙ト
レイを変更禁止テーブル7cから抹消し、変更禁止を解
放する。 〔S205〕禁止解放待ちキュー7fに解放待ちジョブ
として登録されているジョブがあるか否かを判断し、あ
ればステップS206に進み、なければ本フローチャー
トを終了し次のジョブの実行に移る。 〔S206〕禁止解放待ちしているジョブで使用されて
いる用紙サイズを求め、変更禁止から解放された給紙ト
レイに、ジョブで必要とされている記録用紙をセットす
ることをホストコンピュータ側に促す。これを受けたホ
ストコンピュータ側では、変更禁止解放画面を表示す
る。
【0083】図34は変更禁止解放画面の一例を示す図
である。ここでは、例えばホストコンピュータ30の表
示画面301上で表示されているものとする。この変更
禁止データ画面301gでは、ジョブ名、ネットワーク
プリンタ名、印刷する枚数等のデータに加え、変更禁止
が解放されたことを表示する。また、同時に、ジョブで
必要とされている記録用紙のセットを促す。
【0084】図33に戻り、 〔S207〕記録用紙がセットされたか否かを判断し、
セットされればステップS208に進み、されなければ
ステップS207を繰り返す。 〔S208〕セットされた給紙トレイとそのジョブを変
更禁止テーブル7cに登録する。
【0085】このように、本形態では、すでにキューイ
ングされているジョブで指定された給紙トレイの変更を
禁止し、禁止解放状態になったときにその通知をユーザ
側にするようにしたので、使用する予定の給紙トレイの
記録用紙が、ジョブの実行終了前に入れ替えられること
が防止できる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、収容さ
れた用紙枚数を格納し、印刷指示がなされる毎に印刷指
示されたジョブを解析し、印刷に必要となる印刷必要枚
数を算出し、用紙枚数と印刷必要枚数とから、ジョブ終
了後の使用可能枚数を算出し、そして、使用可能枚数が
用紙切れと判断される値、例えば0以下の場合には、用
紙切れ予告手段が用紙切れの予告を行う一方、使用可能
枚数が用紙切れでないと判断される値の場合、例えば1
以上の場合には、用紙枚数格納手段内の用紙枚数を使用
可能枚数に変更するようにしたので、複数のジョブの印
刷指示が重なっても、各ジョブの印刷で必要な印刷必要
枚数の累積がなされ、この累積値と用紙枚数との関係か
ら用紙切れが判断できる。よって、用紙切れの予告を確
実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の形態の印刷ネットワークの機能
の概念図である。
【図2】本発明の第1の形態の印刷ネットワークの構成
を示すブロック図である。
【図3】レジスタ内のテーブルの一例を示す図である。
【図4】ジョブコントローラの第1の形態に係わる機能
の構成を示すブロック図である。
【図5】第1の形態の印刷システムにおけるジョブ送信
からキューイングまでの具体的な処理を示すフローチャ
ートである。
【図6】図5のステップ6の用紙セットルーチンの具体
的な処理を示すフローチャートである。
【図7】用紙セット要求の画面の表示例を示す図であ
る。
【図8】図5のステップ7のキューイングルーチンの具
体的な処理を示すフローチャートである。
【図9】キューイング通知の画面の表示例を示す図であ
る。
【図10】図8のステップS23の用紙補給ルーチンの
具体的な処理を示すフローチャートである。
【図11】用紙切れ予告の画面の表示例を示す図であ
る。
【図12】第2の形態におけるジョブ送信からキューイ
ングまでの具体的な処理を示すフローチャートである。
【図13】図12のステップS47のジョブ転送変更ル
ーチンの具体的な処理を示すフローチャートである。
【図14】ジョブの転送先変更通知の画面の表示例を示
す図である。
【図15】第3の形態の印刷システムにおけるジョブ送
信からキューイングまでの具体的な処理を示すフローチ
ャートである。
【図16】優先順位画面の表示例を示す図である。
【図17】優先順位レジスタ内のデータの一例を示す図
である。
【図18】図15のステップS77の優先処理ルーチン
の具体的な処理を示すフローチャートである。
【図19】本発明の第4の形態の機能の概念を示すブロ
ック図である。
【図20】本発明の第4の形態におけるネットワークプ
リンタ側の具体的な処理を示すフローチャートである。
【図21】本発明の第4の形態におけるプリントサーバ
側の具体的な処理を示すフローチャートである。
【図22】図21のステップS118の障害処理ルーチ
ンの具体的な処理を示すフローチャートである。
【図23】本発明の第5の形態の機能の概念を示す図で
ある。
【図24】本発明の第5の形態におけるプリントサーバ
側の具体的な処理を示すフローチャートである。
【図25】本発明の第6の形態の機能の概念を示す図で
ある。
【図26】第6の形態における転送処理の手順を示すフ
ローチャートである。
【図27】本発明の第7の形態の機能の概念を示す図で
ある。
【図28】本発明の第7の形態の変更禁止テーブルの一
例を示す図である。
【図29】第7の形態におけるプリントサーバ側の具体
的な処理を示すフローチャートである。
【図30】図29のステップS166の変更禁止登録ル
ーチンの具体的な処理を示すフローチャートである。
【図31】図29のステップS167の禁止解放待ち登
録ルーチンの具体的な処理を示すフローチャートであ
る。
【図32】変更禁止データ画面の一例を示す図である。
【図33】変更禁止の解放処理を示すフローチャートで
ある。
【図34】変更禁止解放画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ネットワークプリンタ 1a 用紙枚数入力手段 1b 給紙手段 1c 記録用紙 2 プリントサーバ 2a 用紙枚数格納手段 2b 印刷必要枚数算出手段 2c 使用可能枚数算出手段 2d 用紙切れ予告手段 2e 用紙枚数変更手段 3a〜3n ホストコンピュータ 10 プリントサーバ 11 サーバ制御部 14 レジスタ 14a テーブル 15 ジョブコントローラ 16 プリントジョブキュー 20 ローカルエリアネットワーク(LAN) 30,31 ホストコンピュータ 40,41 ネットワークプリンタ 401 コントロールパネル 402 給紙トレイ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷指示されたジョブの印刷データを記
    録用紙に印刷して出力する印刷システムにおいて、 前記記録用紙を収容し、印刷時に給紙する給紙手段と、 前記給紙手段に収容された用紙枚数を入力する用紙枚数
    入力手段と、 前記入力された用紙枚数を格納する用紙枚数格納手段
    と、 前記印刷指示がなされる毎に前記印刷指示されたジョブ
    を解析し、印刷に必要となる印刷必要枚数を算出する印
    刷必要枚数算出手段と、 前記用紙枚数格納手段に格納されている用紙枚数と前記
    印刷必要枚数とから前記ジョブ終了後の使用可能枚数を
    算出する使用可能枚数算出手段と、 前記使用可能枚数が用紙切れと判断される値の場合に
    は、用紙切れの予告を行う用紙切れ予告手段と、 前記使用可能枚数が用紙切れでないと判断される値の場
    合には、前記用紙枚数格納手段内の用紙枚数を前記使用
    可能枚数に変更する用紙枚数変更手段と、 を有することを特徴とする印刷システム。
  2. 【請求項2】 前記印刷時に障害が発生したときに不必
    要に消費した不要消費枚数を算出する不要消費枚数算出
    手段と、前記不要消費枚数と前記用紙枚数格納手段に格
    納されている用紙枚数とから前記使用可能枚数を新たに
    算出する第2の使用可能枚数算出手段と、前記新たに算
    出された使用可能枚数を新たな用紙枚数として前記用紙
    枚数格納手段に格納する第2の用紙枚数格納手段と、前
    記新たに算出された使用可能枚数が用紙切れと判断され
    る値の場合には、用紙切れの予告を行う用紙切れ予告手
    段と、を有することを特徴とする請求項1記載の印刷シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 印刷指示されたジョブの印刷データを記
    録用紙に印刷して出力する印刷システムにおいて、 ネットワーク上で接続され、前記記録用紙を収容し印刷
    時に給紙する給紙手段と、前記給紙手段に収容された用
    紙枚数を検出する用紙枚数検出手段と、を有する複数の
    ネットワークプリンタと、 前記入力された各ネットワークプリンタの給紙手段の用
    紙枚数を格納する用紙枚数格納手段と、前記印刷指示が
    なされる毎に前記印刷指示されたジョブを解析し、印刷
    に必要となる印刷必要枚数を算出する印刷必要枚数算出
    手段と、前記用紙枚数格納手段に格納されている用紙枚
    数と前記印刷必要枚数とから前記ジョブ終了後の使用可
    能枚数を算出する使用可能枚数算出手段と、前記使用可
    能枚数が用紙切れと判断される値の場合には、他のネッ
    トワークプリンタに前記ジョブを転送する転送手段と、
    を有するプリントサーバと、 を有することを特徴とする印刷システム。
  4. 【請求項4】 前記ジョブを転送可能なネットワークプ
    リンタの一覧を表示する一覧表示手段と、前記転送先の
    ネットワークプリンタとその優先順位を指定する優先順
    位指定手段と、前記ジョブの転送先を前記優先順位に従
    って選択する転送先選択手段と、を有することを特徴と
    する請求項3記載の印刷システム。
  5. 【請求項5】 前記印刷時に障害が発生したときに不必
    要に消費した不要消費枚数を算出する不要消費枚数算出
    手段と、前記不要消費枚数と前記用紙枚数格納手段に格
    納されている用紙枚数とから前記使用可能枚数を新たに
    算出する第2の使用可能枚数算出手段と、前記新たに算
    出された使用可能枚数を新たな用紙枚数として前記用紙
    枚数格納手段に格納する第2の用紙枚数格納手段と、前
    記新たに算出された使用可能枚数が用紙切れと判断され
    る値の場合には、他のネットワークプリンタに前記ジョ
    ブを転送する第2の転送手段と、を有することを特徴と
    する請求項3記載の印刷システム。
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