JPH10179345A - 平型ショーケースの風よけボード - Google Patents
平型ショーケースの風よけボードInfo
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- JPH10179345A JPH10179345A JP35617096A JP35617096A JPH10179345A JP H10179345 A JPH10179345 A JP H10179345A JP 35617096 A JP35617096 A JP 35617096A JP 35617096 A JP35617096 A JP 35617096A JP H10179345 A JPH10179345 A JP H10179345A
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- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
投資(金型の製作費)が高価となり、成型された風よけ
ボードも高価とならざるを得ない。そのため、樹脂成形
金型を利用する工程を要せずに、設備投資を抑え、極め
て安価に製作でき、かつ少量生産のショーケースにも対
応できる平型ショーケースの風よけボードを提供する。 【解決手段】 風よけボード10を、平板の両端を押し
狭めて湾曲状に形成した透明カバー8と、ショーケース
1の開口上縁5に置くだけでフィットするワイヤー架台
6に別体化して製作し、樹脂成形金型を使用する工程を
なくした。そして、両者を透明カバー8の弾発力を利用
して係合させ、あるいは接着させて一体組立てをするよ
うにした。
Description
の食品を保冷・陳列する平型ショーケースに係り、特に
販売店舗の外気の影響を受けないために設けられ安価に
製作された平型ショーケースの風よけボードに関する。
等のセルフサービス方式の食品販売店では、冷蔵食品や
冷凍食品の陳列に、上部を開放した平型の冷凍・冷蔵シ
ョーケースがよく用いられている。図9はその一例を示
すもので、平型のオープンショーケース21は、一般
に、上部開放の箱形に形成された商品陳列部22と、こ
の商品陳列部22を適度の高さに保つ台座部23とから
構成され、台座部23内に、冷凍機構成機器24を収納
している。また、商品陳列部22と台座部23との間に
は、冷気の循環ダクト25を形成し、該ダクト25内
に、冷却器26や送風機27を配設している。この循環
ダクト25の両端は、冷気吹出口28と冷気吸込口29
とに連続しており、冷却器26で冷却された空気は、冷
気吹出口28から商品陳列部22内に吹出して商品陳列
部内を所定の冷却温度に保持し、冷気吸込口29から循
環ダクト25に吸い込まれて、送風機27の作用でこの
経路を循環する。
や出入口からの外気の侵入による風が、直接、平型ショ
ーケース庫内に入って、庫内温度(即ち、冷却性能)に
影響を与える問題があった。そこで、本出願人は、既
に、実用新案登録第3015116号(従来例の図8,
9にも示すように)において、商品陳列部22の上方開
口部30に、ドーム状の透明材からなるフード31(本
発明のボードに相当する)を、ショーケースの開口上縁
に嵌合により着脱自在に取付けて、上記問題の解消を計
っている。なお、32は、前後左右の各辺に設けられた
商品取出口である。
ドーム状の透明樹脂(アクリルあるいは塩化ビニル)製
のフード31は、その下縁部に嵌合部33を持ち、ドー
ム状に立ち上げた部位の前後左右に商品取出口32を有
する等、形状が複雑なため、製作にカット治具と、樹脂
成形金型を利用する工程等が必須で、成型金型等が高価
であり、結局、製作個数の多くない、この種のフード3
1が高価となる致命的な問題点があった。
で、その目的とするところは、樹脂成形金型を利用する
工程を要しない、設備投資を抑えた、極めて安価に製作
でき、少量生産のショーケースにも対応できる平型ショ
ーケースの風よけボードを提供することにある。
め、本発明の平型ショーケースの風よけボードにおいて
は、上部に商品出し入れ用の開口部が設けられ、該開口
部に冷却空気のエアカーテンが形成される平型ショーケ
ースであって、前記開口部を覆うべく、ショーケースの
開口上縁に、一体型の透明なドーム状のボードを着脱自
在に取り付けた平型ショーケースの風よけボードにおい
て、前記ボードを、平板状の透明カバーと、ショーケー
スの開口上縁に置くだけでフィットするワイヤー架台と
に、それぞれ別体化して製作し、且つ、前記平板状の透
明カバーを押し狭めて湾曲させ、その状態で透明カバー
の両端部をワイヤー架台に弾発係合させ、これら両者を
一体に組み立てたことを特徴としている。
ー架台の係合面に両面テープ等の接着手段を介在させる
こともできる。この接着手段により、確実・強固な組立
が可能となる。そして、前記ワイヤー架台としては、四
囲の枠状ワイヤーと、その両端の前後方向に溶着され、
その裏面に前記透明カバーとの接着面を有するカバー押
さえとからなる構造のものが、シンプルで望ましい。ま
た、ワイヤー架台の枠状ワイヤーは、その両端側の中途
部からショーケースの庫内側に向けて、わずかに低くな
るように傾斜部を持たせると、設置場所の手摺りレール
形状にとらわれず、安定した設置ができ、好ましい。
金型を利用する工程を必要としないので、設備投資を抑
え、極めて安価に風よけボードを製作することができ
る。
態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明
の風よけボードを取り付けたショーケースのボードの分
解斜視図である。
れ用の開口部2を有する平型ショーケースで、従来と同
様に開口部2に冷却空気のエアカーテンを形成し、商品
収納部(陳列部)3の冷蔵又は冷凍食品を保冷してい
る。開口部2の四囲には、透明なガラス等からなる風防
板4が立設され、風防板4の上部(ショーケース1の開
口上縁)に上部レール5が設けられている。6は、ワイ
ヤー架台で、前記ショーケース1の左右両端の上部レー
ル5,5に、その左右両端が載置されるように構成され
ている(勿論、後述する枠状ワイヤー6aの傾斜部6c
の作用による。)
ル5a,5aに、庫内側に低い段を設けたもので、ワイ
ヤー架台6がずれにくく、セットしやすい最も好適なも
のである。また、図3に示すショーケース1bは、上部
レール5b,5bが、曲率状(半円状)のもので、この
形状のものにも簡単にセットできる。更に、図示しない
が、ショーケースの上部レール5,5が四角いものや、
その他いろいろの形状に対して、ワイヤ架台6はセット
可能である。
9を設け、湾曲形状で、前記ワイヤー架台6に接着等に
より取り付けられる。即ち、別体化された透明カバー8
と、ワイヤー架台6とを組立てることにより、風よけボ
ード10が形成される。
る。図4は、透明カバー8の平面図で、素材は平板状を
呈したアクリル樹脂である。前面側に半円状の切込み8
aがあるのは、前述した商品取出口9を形成させるため
である。透明カバー8は、組立て時、平板の左右両端を
押し狭めて、湾曲状にして組立てられる。
正面断面図で、ワイヤー架台6は、四囲を約8mmの丸
棒で棒状に形成した枠状ワイヤー6aと、左右両端に沿
って枠状ワイヤー6aを包み込むように形成されるカバ
ー押さえ6bとにより構成される。このカバー押さえ6
bは左右両端の枠状ワイヤー6aの端部内側に溶接され
ている。そして、ワイヤー架台6の枠状ワイヤー6a
は、その左右両端側の中途部から、中央側に向けて、わ
ずかに低くなるように傾斜部6c,6cを持っている。
接合構造を示す断面図である。この図に示すように、ワ
イヤー架台6のカバー押え6bの立ち上り部6dの裏面
と、透明カバー8の端部の間には、約1.2mm厚で、
幅約12mmの強力両面テープ11等の接着手段が設け
られ、カバー押え6bと透明カバー8を不動に接着して
いる。
いてワイヤー架台6と透明カバー8を接着しているが、
単に、透明カバー8の端部をワイヤー架台6のカバー押
え6bの裏側に押し狭めて挟み込み、その透明カバー8
の復元力(弾発力)により係合して組み立てることも可
能である。また、本発明の風よけボードは、店舗の設置
場所により必要ない場合もあるが、着脱が容易であるた
め、適宜設置場所に応じて使い分けることができる。そ
の為、店舗のレイアウトの変更等に柔軟に対処できる。
ョーケースの風よけボードによれば、次のような効果を
奏する。 (1)透明ボードの製作には、カット治具と樹脂成形金
型が必要であったが、本発明は樹脂成形金型を必要とし
ないため、設備投資を抑えることができ、製品コストが
安価である。 (2)透明ボードの取り付けは、そのワイヤー架台の形
状を工夫したことにより前後左右にずれない。また、取
付治具等を使用せず置くだけのため、着脱が容易であ
る。 (3)透明ボードには取付枠等を付けていないため、上
方からの見通しがよい。 (4)ワイヤー架台の枠状ワイヤーの形状を、その両端
側の中途部からショーケース庫内側に向けて、わずかに
低くなるように傾斜部を持たせたので、ショーケースの
上部レールの丸いもの・四角いもの・その他色々な形状
に対して、適合できるようになった。 (5)庫外の外気(店舗内)の影響を受けなくしたの
で、ショーケースの冷却性能を良好に維持することがで
きると共に、店舗のレイアウト変更に、柔軟に対処する
ことができる。
スのボードの分解斜視図である。
スの典型例1aを示す正面断面説明図である。
スの典型例1bを示す正面断面説明図である。
図である。
面図である。
面断面図である。
を示す一部正面断面図である。
面断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 上部に商品出し入れ用の開口部が設けら
れ、該開口部に冷却空気のエアカーテンが形成される平
型ショーケースであって、前記開口部を覆うべく、ショ
ーケースの開口上縁に、一体型の透明なドーム状のボー
ドを着脱自在に取り付けた平型ショーケースの風よけボ
ードにおいて、 前記ボードを、平板状の透明カバーと、ショーケースの
開口上縁に置くだけでフィットするワイヤー架台とに、
それぞれ別体化して製作し、且つ、 前記平板状の透明カバーを押し狭めて湾曲させ、その状
態で透明カバーの両端部をワイヤー架台に弾発係合さ
せ、これら両者を一体に組み立てたことを特徴とする平
型ショーケースの風よけボード。 - 【請求項2】 前記透明カバーの両端とワイヤー架台の
係合面に両面テープ等の接着手段を介在させたことを特
徴とする請求項1記載の平型ショーケースの風よけボー
ド。 - 【請求項3】 前記ワイヤー架台は、四囲の枠状ワイヤ
ーと、その両端の前後方向に溶着され、その裏面に前記
透明カバーとの接着面を有するカバー押さえとからなる
ことを特徴とする請求項1記載の平型ショーケースの風
よけボード。 - 【請求項4】 前記ワイヤー架台の枠状ワイヤーは、そ
の両端側の中途部からショーケースの庫内側に向けて、
わずかに低くなるように傾斜部を持つことを特徴とする
請求項1,2又は3記載の平型ショーケースの風よけボ
ード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35617096A JP3859028B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 平型ショーケースの風よけボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35617096A JP3859028B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 平型ショーケースの風よけボード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10179345A true JPH10179345A (ja) | 1998-07-07 |
JP3859028B2 JP3859028B2 (ja) | 2006-12-20 |
Family
ID=18447691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35617096A Expired - Fee Related JP3859028B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 平型ショーケースの風よけボード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3859028B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20150351272A1 (en) * | 2012-12-21 | 2015-12-03 | Continental Automotive Gmbh | Electro-Optical Display With A Transparent Cover |
CN108716809A (zh) * | 2018-05-23 | 2018-10-30 | 海信容声(广东)冷柜有限公司 | 一种冷柜通用箱体组件及冷柜 |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP35617096A patent/JP3859028B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20150351272A1 (en) * | 2012-12-21 | 2015-12-03 | Continental Automotive Gmbh | Electro-Optical Display With A Transparent Cover |
US9955602B2 (en) * | 2012-12-21 | 2018-04-24 | Continental Automotive Gmbh | Electro-optical display with a transparent cover |
CN108716809A (zh) * | 2018-05-23 | 2018-10-30 | 海信容声(广东)冷柜有限公司 | 一种冷柜通用箱体组件及冷柜 |
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---|---|
JP3859028B2 (ja) | 2006-12-20 |
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