JP2001324251A - 平型オープンショーケース - Google Patents

平型オープンショーケース

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JP2001324251A
JP2001324251A JP2000143475A JP2000143475A JP2001324251A JP 2001324251 A JP2001324251 A JP 2001324251A JP 2000143475 A JP2000143475 A JP 2000143475A JP 2000143475 A JP2000143475 A JP 2000143475A JP 2001324251 A JP2001324251 A JP 2001324251A
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Tomoyuki Umagami
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Nakano Refrigerators Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の平型オープンショーケースの冷気吸込
口は、上下方向の上方が開口部となっているため、冷気
の吸い込み時、湿度が高い外気を巻き込んで侵入させて
しまい、冷却器に霜が多量に付き、冷却持続時間が少な
くなってしまっていた。 【解決手段】 冷気吸込口2を、その上部位置の上下方
向の開口部を外板2bを折曲げて遮断し、この外板2b
の折曲部先端と内板2aの上端との間に形成される水平
方向の開口部4から、冷気を吸い込むようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上部開放の箱形に
形成した商品陳列部の四周上部を風防透明板で囲った平
型オープンショーケースであって、特にその冷気吸込口
を改良した平型オープンショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットなどのセルフサービ
ス方式の食品販売店では、冷蔵食品や冷凍食品等の陳列
に、上部を開放した平型の冷凍・冷蔵オープンショーケ
ースがよく用いられている。
【0003】図4及び図5はその一例を示すもので、平
型のオープンショーケース21は、上部が開放したの箱
形の商品陳列部22と、該商品陳列部22を適度な高さ
に保持する台座部23とから構成されており、台座部2
3内には、冷凍機構成機器35が収納されている。ま
た、商品陳列部22四周の側壁24は、上部の風防板が
ガラス等の透明板24aで、下部が断熱機能を有するパ
ネル24bで形成されており、透明板24aの上端部及
び両側端部は、四隅部に設けられた支柱25と上部レー
ル26とにより保持されている。
【0004】更に、商品陳列部22の底板部22aは、
二重構造に形成されており、冷却器27と送風機28と
を備えた冷気の循環ダクト29が設けられている。この
循環ダクト29の両端は、冷気吹出口30と冷気吸込口
31とに連通しており、冷却器27で冷却された空気
は、冷気吹出口30から商品陳列部22内に吹出して商
品陳列部内を所定の冷却温度に保持し、冷気吸込口31
から循環ダクト29内に吸い込まれて、送風機28の作
用でこの経路を循環する。
【0005】そして、従来の冷気吹出口31は、側壁内
面に平行に立設したアクリル等の透明合成樹脂等の透明
材料からなる吸込口フェンス33と側壁24との間に形
成された冷気通路34の上端に、上方が開口した状態で
設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の冷気
吸込口31は、上下方向の上方が開口部となっているた
め、冷気の吸い込み時、湿度が高い外気を巻き込んで侵
入させてしまい、冷却器27に霜が多量に付くという問
題点があった。従って、デフロストに時間を要し、冷却
持続時間が少なくなってしまっていた。また、従来の吸
込口フェンス33は、吸込口パンチング孔直下の吸込口
ダクトと商品陳列部の間の仕切板にネジ止めされていた
ため、簡単に取り外すことができず、吸込口近傍のゴミ
等の清掃がし難かった。更に、ケースの冷却運転が進行
し、正規の吸込口パンチング孔が霜で目詰まりした時、
この吸込口パンチング孔から冷気が吸い込まれなくな
り、冷却器に冷気の風が流れなくなり、低圧カットが頻
繁に起こってケースの運転が停止してしまう問題があっ
た。
【0007】本発明は上記の点に鑑み創案されたもの
で、外気の侵入を極力抑え、冷却器のデフロスト時間を
少なくすると共に、冷気吸込口の着脱が容易でゴミ等の
清掃が簡単であり、且つ、ケースの冷却運転が進行し
て、吸込口パンチング孔が霜で目詰まりしても低圧カッ
トが生じないようにした平型のオープンショーケースを
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明においては、上部開放の箱形に形成した商品
陳列部の四周上部を風防透明板で囲うと共に、一側に冷
気を他側に向かって吹き出す冷気吹出口を、他側に冷気
吸込口を有する平型オープンショーケースにおいて、前
記冷気吸込口を、その上部位置の上下方向の開口部を外
板を折曲げて遮断し、該外板の折曲部先端と内板の上端
の間に形成される水平方向の開口部から冷気を吸い込む
ようにした吸込口キットで構成したことを特徴としてい
る。また、前記吸込口キットは、逆L字状の外板と平板
状の内板を、それらの間の数箇所をスペーサで固着して
形成したもので、内板の下端は、ケースに設けられた固
定レールに差し込み可能に、外板より下方に長くなって
いることを特徴とし、更に、前記吸込口キットは、透明
体で形成されていることを特徴としている。また、前記
ケースの固定レール下部の仕切板に、冷気吸い込み用の
パンチング孔を穿設したことを特徴とし、正規の吸込口
パンチング孔が目詰まりした場合に、この仕切板のパン
チング孔から冷気を吸い込み可能としている。
【0009】上記構成を採用したことにより、上方向か
ら吸い込まれようとする外気を極力抑えて、水平方向,
下部方向から吸い込まれる冷気を多くすることができ、
外気に比べ湿度の低い空気が流れ込むため、冷却器に霜
が付きにくく、冷却持続が延びる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の平型オー
プンショーケースの断面側面図、図2は本発明の平型オ
ープンショーケースの冷気吸込口の構造を示す一部断面
側面図、図3は同じく冷気吸込口の構造を示す分解斜視
図である。なお、従来と同一構成部材には同符号を付し
説明は省略する。
【0011】図1乃至図3に示すように、本発明の平型
オープンショーケース1の透明な冷気吸込口2の構造
は、風防透明板3とは別体となり、平板状の内板2aと
逆L字状の外板2bとの間に、アクリル等の透明な合成
樹脂のスペーサ2c,2c…で、数箇所固着されキット
2K化されて形成されている。このスペーサ2cを固着
する手段としては、接着、溶着、ビス止め等の手段が考
えられる。そして、該キット2Kは、従来の冷気吸込口
の上部位置の上下方向の開口部を外板2bの折曲部で遮
断し、外板2bの折曲部先端と内板2aの上端との間に
形成される水平方向の開口部4から冷気を吸い込むよう
にしている。キット2Kの内板2aの両側端は、ケース
1の支柱に設けられたブラケット5のガイド6に案内さ
れるように挟まれ、同じく内板2aの下端が、ケース1
に設けられた固定レール7に差し込まれることによっ
て、ちょうど内板2aと外板2bが吸込口パンチング孔
8,8・・・を跨いで着座するように、位置決め固定され
る。即ち、内板2aの下端は、外板2bの下端より若干
下方に長くなっている。
【0012】また、本発明の平型オープンショーケース
1は、前記ケース1の固定レール7の下部の吸込口ダク
トと商品陳列部22との間の仕切板9に、冷気吸込用の
パンチング孔10,10・・・が多数穿設されている。こ
のパンチング孔10,10・・・は、正規の吸込口パンチ
ング孔8,8・・・が霜で目詰まりした時、冷気が吸い込
まれるようになっていて、ケース1の低圧カットを防止
する役目がある。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の平型オー
プンショーケースによれば、次のような効果を奏する。 (1)冷気吸込口を吸込口キットで構成し、その上部位
置の上下方向の開口部をキットの外板を折曲げて遮断
し、この外板の折曲部先端とキットの内板の上端との間
に形成される水平方向の開口部から冷気を吸い込むよう
にしたので、上方向から吸い込まれようとする外気を極
力抑えて、水平方向,下部方向から吸い込まれる冷気を
多くすることができる。この結果、外気の吸い込みを減
らし、湿度の低い空気が流れ込むため、冷却器に霜が付
きにくく、デフロスト時間を減らし、冷却持続が延びる
ことになる。 (2)吸込口キットは、逆L字状の外板と平板状の内板
を、それらの間の数箇所をスペーサで固着して形成した
もので、吸込口キットのケースへの固定は、内板の外板
の下方より長くなっている下端を、ケースに設けられた
固定レールに差し込んで固定する。この為、キットの脱
着が容易で、清掃がしやすい。 (3)吸込口キットは透明体なので、冷却性能を保った
まま、庫内の商品が外からも良く見える。 (4)ケースの固定レール下部の仕切板に、冷気吸い込
み用のパンチング孔を設けたので、正規の吸込口パンチ
ング孔が霜で目詰まりした時、この冷気吸い込み用のパ
ンチング孔から冷気が吸い込まれるようになり(通常の
時にはほとんど冷気を吸い込まない)、冷却器には常時
一定の風を流すことができて、低圧カットが起こりにく
くなる。従って、ケースの運転停止が頻繁に起こる事態
は避けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平型オープンショーケースの断面側面
図である。
【図2】本発明の平型オープンショーケースの冷気吸込
口の構造を示す一部断面側面図である。
【図3】本発明の平型オープンショーケースの冷気吸込
口の構造を示す分解斜視図である。
【図4】従来の平型オープンショーケースの断面側面図
である。
【図5】従来の平型オープンショーケースの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 平型オープンショーケース 2 冷気吸込口 2a 内板 2b 外板 2c スペーサ 2K 吸込口キット 3 風防透明板 4 開口部 5 ブラケット 6 ガイド 7 固定レール 8 吸込口パンチング孔 9 仕切板 10 パンチング孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部開放の箱形に形成した商品陳列部の
    四周上部を風防透明板で囲うと共に、一側に冷気を他側
    に向かって吹き出す冷気吹出口を、他側に冷気吸込口を
    有する平型オープンショーケースにおいて、 前記冷気吸込口を、その上部位置の上下方向の開口部を
    外板を折曲げて遮断し、該外板の折曲部先端と内板の上
    端との間に形成される水平方向の開口部から冷気を吸い
    込むようにした吸込口キットで構成したことを特徴とす
    る平型オープンショーケース。
  2. 【請求項2】 前記吸込口キットは、逆L字状の外板と
    平板状の内板を、それらの間の数箇所をスペーサで固着
    して形成したもので、内板の下端は、ケースに設けられ
    た固定レールに差し込み可能に、外板より下方に長くな
    っていることを特徴とする請求項1記載の平型オープン
    ショーケース。
  3. 【請求項3】 前記吸込口キットは、透明体で形成され
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載の平型オー
    プンショーケース。
  4. 【請求項4】 前記ケースの固定レール下部の仕切板
    に、冷気吸い込み用のパンチング孔を穿設したことを特
    徴とする請求項1,2又は3記載の平型オープンショー
    ケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014134296A (ja) * 2013-01-08 2014-07-24 Fuji Electric Co Ltd 冷気循環式平型ショーケース

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